JPH04216167A - 画像伝送装置自動切替え制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は，自動機監視センタのオ
ペレータが営業店の画像を自動監視センタのモニタに表
示する際，現在画像表示中の営業店に対して切断操作を
行うことなく，新たな営業店に対する接続操作のみで自
動的に表示画像が切り替わるようにした画像伝送装置自
動切替え制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】図６は，従来技術の説明図である。キャ
ッシュディスペンサーなどの自動取引装置が置かれた営
業店１４ａ，１４ｂの画像伝送装置１５と，自動機監視
センタ１０とは，公衆網などの通信網で接続されている
。自動機監視センタ１０では，コンソール１１から制御
装置６０に対し営業店接続指令を出すことにより，所望
する営業店１４ａに置かれた画像伝送装置１５からの画
像を，モニタ１３に表示することができるようになって
いる。

【０００３】現在，営業店Ａをモニタ１３に表示してい
るときに，その同じモニタ１３に他の営業店Ｂを表示さ
せたい場合には，オペレータは，制御装置６０へ一旦営
業店Ａに対する切断指令を出し，営業店Ａの切断通知を
制御装置６０から受けてから，新たな営業店Ｂの接続指
令を出す必要がある。すなわち，従来の技術では，既に
モニタ１３に表示中の画像がある場合，図６に示すよう
に，表示中の画像に対して切断操作を行った後，新たに
表示したい営業店の画像伝送装置１５に対して接続操作
を行う必要がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】以上のように，営業店
の画像を切り替えたいときに，従来の技術では，一旦切
断操作を行わなければならず，オペレータの操作回数が
多くなって，マンマシンインタフェース（ＭＭＩ）が悪
いという問題があった。また，切断／接続操作を行って
いる間，モニタ１３はニュートラル状態（画像未伝送状
態）になり，効率のよい監視ができないという問題があ
った。

【０００５】本発明は上記問題点の解決を図り，新たな
営業店に対する接続操作のみで自動的に表示画像が切り
替わる手段を提供し，操作性を向上させるとともに，効
率のよい監視を可能とすることを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】図１は，本発明の原理説
明図である。図中，１０は自動取引装置を遠隔地で通信
網を介して監視する自動機監視センタ，１１はキーボー
ド・ディスプレイなどからなるコンソール，１２はＣＰ
Ｕおよびメモリを備えた制御装置，１３は監視のための
画像を表示するモニタ，１４ａ，１４ｂは自動取引装置
（図示省略）が設置されている営業店，１５は監視カメ
ラからの入力画像を自動機監視センタ１０へ伝送する画
像伝送装置を表す。

【０００７】本発明では，自動機監視センタ１０の制御
装置１２は，コンソール１１からの画像の表示指令に対
し，画像を表示するモニタ１３が使用中であるか否かを
調べる。モニタ１３が使用中でなければ，従来技術と同
様に，画像伝送装置１５ヘ接続要求を送り，そこから送
られた画像をモニタ１３に表示する。

【０００８】モニタ１３に既に表示中の画像があって，
モニタ１３が使用中である場合には，そのモニタ１３に
接続されている画像伝送装置１５に切断要求を自動送信
し，切断要求の送信先である画像伝送装置１５からの切
断完了通知受信後に，表示すべき画像を送る画像伝送装
置１５の接続を行い，指令された画像伝送装置１５から
伝送される画像を表示するよう制御する。

【０００９】

【作用】例えば，モニタ１３には，営業店Ａ（１４ａ）
の画像伝送装置１５から送られた画像が表示されている
とする。オペレータが，コンソール１１から営業店Ｂ（
１４ｂ）に対して接続指令を行うと，本発明に係る制御
装置１２は，モニタ１３が使用中であるか否かを調べ，
使用中であるので，自動的に営業店Ａ切断／営業店Ｂ接
続の制御を行う。これにより，モニタ１３の表示は，営
業店Ａの画像から営業店Ｂの画像に切り替わる。

【００１０】営業店の画像を切り替えたいとき，切断操
作を行うことなく切り替えができるため，オペレータの
操作回数が少なくなる。また，切断／接続の操作時間の
ロスによるモニタの遊び時間がなくなる。

【００１１】

【実施例】図２は，本発明が適用されるシステム構成図
，図３および図４は，本発明の一実施例動作説明図であ
る。図２において，図１と同符号のものは図１に示すも
のに対応する。２０は集中監視制御システム，２１は画
像を受信してモニタ１３に表示する受信装置，２２は各
営業店に設置される端末アダプタ，２３は自動取引装置
，２４は画像伝送機能を持つ制御装置，２５は画像の送
信装置，２６はスピーカ，２７は監視のための画像を入
力する監視カメラ，２８はＩＳＤＮ網を表す。制御装置
２４および送信装置２５が，図１に示す画像伝送装置１
５に対応する。

【００１２】集中監視制御システム２０において，オペ
レータがコンソール１１から指令を入力すると，制御装
置１２は，各営業店１４ａ，１４ｂとの接続／切断制御
を行う。接続された営業店の監視カメラ２７で捉えた画
像は，ＩＳＤＮ網２８を介して，受信装置２１へ送信さ
れ，指定されたモニタ１３に表示されるようになってい
る。

【００１３】その制御のために，制御装置１２は，内蔵
するメモリに図３および図４に示すような画像情報管理
テーブル３０を作成し，各営業店に設置されている画像
伝送装置の状態を管理する。

【００１４】図３の（イ）に示す画像情報管理テーブル
３０は，モニタＭ１に営業店Ａ，モニタＭ２に営業店Ｄ
の画像を表示中であり，営業店Ｂ，営業店Ｃは未接続状
態であることを示している。この状態で，コンソール１
１から，表示先モニタ指定をＭ１とする営業店Ｂ接続指
令が入力されると，モニタＭ１に既に画像表示中の営業
店があるか否かを，画像情報管理テーブル３０をサーチ
することにより判断する。

【００１５】この例では，既に画像表示中の営業店（営
業店Ａ）があるので，図３の（ロ）に示すように，指令
内容をメモリバッファ３１にメモし，画像情報管理テー
ブル３０の状態を以下のように書き換える。営業店Ａ：
モニタＭ１表示中→モニタＭ１切断中営業店Ｂ：未接続
　　　　　　　　　　→モニタＭ１仕掛中そして，営業
店Ａに対して切断要求を送信する。

【００１６】営業店Ａ切断完了の通知を受信したならば
，該当モニタＭ１に関して仕掛中の営業店があるか否か
を，画像情報管理テーブル３０をサーチすることにより
，判断する。仕掛中の営業店（営業店Ｂ）がある場合，
図４の（イ）に示すように，メモリバッファ３１に退避
しておいた指令内容を復元し，画像情報管理テーブル３
０の状態を以下のように書き換える。営業店Ａ：モニタ
Ｍ１切断中→未接続営業店Ｂ：モニタＭ１仕掛中→モニ
タＭ１接続中そして，営業店Ｂに対して接続要求を送信
する。

【００１７】営業店Ｂからの接続完了通知があったなら
ば，図４の（ロ）に示すように，画像情報管理テーブル
３０の状態を，「モニタＭ１接続中」から「モニタＭ１
表示中」に書き換え，オペレータに対して営業店Ｂ接続
通知を送信する。

【００１８】図５は，図１に示す制御装置１２の制御フ
ローである。例えば，処理５０により，営業店Ｂの画像
をモニタＭ１に表示する指令を受信する。この指令は，
コンソール１１のメニュー選択により行われる。処理５
１により，画像情報管理テーブル３０を調べ，モニタＭ
１が使用中でなければ，処理６１へ移る。モニタＭ１が
使用中であれば，処理５２により，図３の（ロ）に示す
ように，メモリバッファ３１への指令内容の退避および
画像情報管理テーブル３０の更新を行う。そして，処理
５３により，使用中の営業店（営業店Ａ）に対して，切
断要求を送信する。

【００１９】処理５４により，使用中の営業店からの切
断完了通知を受信する。受信したならば，画像情報管理
テーブルを参照し，処理５５により，モニタＭ１につい
て仕掛中であるかどうかを判断する。仕掛中でなければ
，処理６０へ移る。モニタＭ１が仕掛中であれば，処理
５６により営業店Ｂに接続要求を送信するとともに，処
理５７によりメモリバッファ３１および画像情報管理テ
ーブル３０を更新する。処理５８によって，営業店Ｂか
ら接続完了通知を受信したならば，画像情報管理テーブ
ル３０をさらに更新し，処理５９により，コンソール１
１へ接続完了通知を送信する。以上により，営業店Ｂへ
の表示指令の処理を完了する。

【００２０】処理５５の判定において，モニタＭ１が仕
掛中でない場合，処理６０によりコンソール１１へ切断
完了通知を送信し，処理を終了する。処理５１の判定に
おいて，モニタＭ１が使用中でない場合，処理６１によ
って営業店Ｂに接続要求を送信する。処理６２により，
営業店Ｂから接続完了通知を受信したならば，処理６３
によって，コンソール１１へ接続完了通知を送信する。 以上により，営業店Ｂへの表示指令の処理を完了する。

【００２１】なお，図２に示すシステムにおいて，各営
業店１４ａ，１４ｂ，…には，複数の監視カメラ２７が
あってもよく，また，自動機監視センタ１０において，
モニタ１３の画面を分割することにより，１台のモニタ
１３に対して，複数の画像を表示可能とすることもでき
る。

【００２２】

【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
オペレータは，ある営業店の画像を表示させたいと思っ
た場合に，モニタが使用中であってもその切断操作を省
略でき，操作回数が少なくなるため，マンマシンインタ
フェースが向上する。また，切断操作から接続操作まで
のモニタの遊び時間がなくなるため，効率のよい監視が
可能になり，監視システムとしての能力もアップする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図である。

【図２】本発明が適用されるシステム構成図である。

【図３】本発明の一実施例動作説明図である。

【図４】本発明の一実施例動作説明図である。

【図５】図１に示す制御装置の制御フローである。

【図６】従来技術の説明図である。

【符号の説明】

１０　　　　自動機監視センタ １１　　　　コンソール １２　　　　制御装置 １３　　　　モニタ１４ａ，１４ｂ　　　　営業店１５
　　　　画像伝送装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　伝送された画像を表示するモニタ（１
   ３）およびそのモニタ（１３）への表示指令を制御する
   制御装置（１２）を備えた自動機監視センタ（１０）と
   ，自動取引装置およびその設置場所に設置された画像伝
   送装置（１５）とを通信網により接続し，複数の自動取
   引装置の監視を行う集中監視制御システムにおける画像
   伝送装置自動切替え制御方法であって，前記自動機監視
   センタ（１０）の制御装置（１２）は，ある画像伝送装
   置（１５）への表示指令に対し，表示対象のモニタ（１
   ３）が使用中であるか否かを調べ，表示対象のモニタ（
   １３）が使用中である場合には，そのモニタ（１３）に
   接続されている画像伝送装置（１５）に切断要求を自動
   送信し，切断要求の送信先である画像伝送装置（１５）
   からの切断完了通知受信後に，表示すべき画像を送る画
   像伝送装置（１５）の接続を行い，指令された画像伝送
   装置（１５）から伝送される画像を表示するよう制御す
   ることを特徴とする画像伝送装置自動切替え制御方法。