JPH08317377A - カメラ制御システム - Google Patents

カメラ制御システム

Info

Publication number
JPH08317377A
JPH08317377A JP7121012A JP12101295A JPH08317377A JP H08317377 A JPH08317377 A JP H08317377A JP 7121012 A JP7121012 A JP 7121012A JP 12101295 A JP12101295 A JP 12101295A JP H08317377 A JPH08317377 A JP H08317377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
connection
control system
management device
cameras
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7121012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3604766B2 (ja
Inventor
Eiji Kato
英二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12101295A priority Critical patent/JP3604766B2/ja
Priority to US08/630,132 priority patent/US6122005A/en
Priority to EP96302606A priority patent/EP0738076B1/en
Priority to DE69626060T priority patent/DE69626060T2/de
Publication of JPH08317377A publication Critical patent/JPH08317377A/ja
Priority to HK98113112A priority patent/HK1012144A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3604766B2 publication Critical patent/JP3604766B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LANに接続する複数のカメラのどれでも、
同じLANに接続するコンピュータから遠隔操作できる
ようにする。 【構成】 LAN10にそれぞれカメラ16,18を管
理するカメラ管理装置12,14と、カメラ操作装置2
0,22が接続する。カメラ操作装置20のユーザがカ
メラ16を操作したいとき、管理装置12に接続要求を
出す。管理装置12はカメラ16が他のカメラ操作装置
により操作されていなければ、接続許可信号を返信す
る。接続許可信号を受信したカメラ操作装置20は、管
理装置12との間に論理的な通信チャネルを設定する。
以後、カメラ操作装置20のユーザは操作手段46によ
りカメラ16のパン、チルト及びズームを操作できる。
操作者が、接続しているカメラとの接続の切断を指示入
力すると、カメラ操作装置20の通信制御装置40が、
接続しているカメラとの接続を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ制御システムに
関し、より具体的には、1以上のカメラの任意のカメラ
を遠隔制御するカメラ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パン/チルト機能及び/又はズーム機能
を具備する複数のカメラを各所に配置し、センター又は
任意の箇所の操作装置とこれらカメラを通信回線で結
び、任意のカメラを遠隔操作できるようにした従来のカ
メラ制御システムでは、ビデオ/音声信号を伝達するケ
ーブルの他に、カメラ制御/状態信号を伝達する制御信
号線が必要であった。
【0003】カメラ制御/状態信号を変調してビデオ/
音声信号に重畳する方式も知られているが、論理的には
別々の通信チャネルを設けているのと同じである。
【0004】また、必要時に映像/音声及び制御信号の
ための通信路を確立して、任意のカメラを遠隔制御する
カメラ制御システムは、LAN(ローカル・エリア・ネ
ットワーク)などのコンピュータ・ネットワーク上で実
施されるビデオ会議システムで採用されている。ビデオ
会議システムでは、各端末で入力される映像/音声と、
各種の制御情報を同じネットワークを介して相互に伝送
でき、また、任意の相手のカメラを遠隔操作できるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】映像/音声のための専
用ケーブルを配設するカメラ制御システムは、遠隔操作
の対象となるカメラの台数が少ない場合、設置場所を変
更することが少ない場合、及び、固定的な場所から遠隔
操作する場合には、有効であるが、これらの何れかの条
件が満たされないときには、非常に使い勝手が悪くな
る。映像/音声ケーブルの配設に多大なコストがかか
り、設置場所の変更が非常に面倒だからである。
【0006】例えば、カメラの設置場所の変更にともな
う映像/音声ケーブルの引き直しは非常に面倒であり、
時に、不可能である。また、N台のカメラと、これらの
カメラを遠隔操作するM台の操作装置がある場合、N×
M本の映像/音声ケーブルを設置しなければならない。
【0007】また、ビデオ会議システムでは、遠隔操作
できるカメラは、会議参加者の端末に接続する少数のカ
メラであり、任意の箇所のカメラの映像(及び音声)を
自在に視聴したいという要望を満たすものではない。
【0008】本発明は、複数のカメラを、複数の操作手
段の何れからも自在に遠隔操作できるカメラ制御システ
ムを提示することを目的とする。
【0009】本発明はまた、複数のカメラと1台以上の
操作手段をデータ・ネットワークで相互に接続し、1台
以上の操作手段の何れからでも任意のカメラを遠隔操作
できるカメラ制御システムを提示することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラ制御
システムは、撮影方位及び倍率の何れかを外部制御自在
な1台以上のカメラを管理する1台以上のカメラ管理装
置と、1台以上のカメラ操作装置とからなるカメラ・シ
ステムにおいて、カメラ操作を希望するカメラ操作装置
と操作対象のカメラとの間の通信路をカメラ操作の希望
に応じて設定することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段により、例えば、LANなどに複数の
カメラを接続しておき、同じLANに接続したコンピュ
ータから任意のカメラを遠隔操作でき、任意のカメラを
映像を取得できるようになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。
【0014】である。10はイーサネット(商標)から
なるLANであり、複数のカメラ管理装置12,14が
接続する。カメラ管理装置12,14には、それぞれに
ビデオ・カメラ16,18が接続される。ビデオ・カメ
ラ16,18には、音声入力用のマイクを装備されるこ
ともある。LAN10にはまた、カメラ16,18を遠
隔操作する複数のカメラ操作装置20,22が接続す
る。
【0015】詳細は後述するが、カメラ管理装置12,
14は、カメラ操作装置20,22からのカメラ制御信
号に従いそれぞれの管理下にあるビデオ・カメラ16,
18の撮影方位(パン/チルト)及びズームを制御し、
その映像(及び音声)を制御信号の供給元に転送する。
【0016】カメラ管理装置12は、LAN10を介し
た任意のカメラ操作装置20,22との接続及びデータ
通信を制御する通信制御装置30、転送すべき映像/音
声データを含む種々のデータを記憶する記憶装置32、
ビデオ・カメラ16の撮影方位及び倍率を制御し、カメ
ラ16からの映像/音声データを記憶装置32を介して
通信制御装置30に供給するカメラ制御装置34、及
び、ビデオ・カメラ16をカメラ制御装置34に接続す
るインターフェース36からなる。カメラ管理装置14
も、カメラ管理装置12と同じ構成からなる。
【0017】カメラ操作装置20は、LAN10を介し
た任意のカメラ管理装置12,14との接続及びデータ
通信を制御する通信制御装置40、転送されてきた映像
/音声データを含む種々のデータを記憶する記憶装置4
2、操作対象のカメラを選択するためのカメラ選択手段
44、カメラ選択手段44により選択された1つのカメ
ラのパン、チルト及びズームを操作する操作手段46、
カメラ選択手段44による選択及び操作手段46による
操作を管理し、制御のための情報を制御対象のカメラを
管理するカメラ管理装置との間で遣り取りする操作管理
手段48、受信した映像を表示するディスプレイ・モニ
タ50、並びに、受信した音声を音響出力するスピーカ
52を具備する。カメラ操作装置22も、カメラ操作装
置20と同じ構成からなる。
【0018】なお、カメラ操作装置20,22は、実質
的には、パーソナル・コンピュータ又はワークステーシ
ョンからなり、カメラ選択手段44、操作手段46及び
操作管理手段48からなる部分は、そのコンピュータ等
で、グラフィカル・ユーザ・インターフェース上に設定
されるイメージ要素又は選択メニュー等と、これらを操
作又は選択するマウスなどのポインティング・デバイス
と、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示す
ると共に、このポインティング・デバイスの操作又は選
択を処理するプログラム・ソフトウエアにより実現され
る。
【0019】図1では、2台のカメラ管理装置12,1
4と2台のカメラ操作装置20,22を図示している
が、3台以上のカメラ管理装置をLAN10に接続で
き、同様に、3台以上のカメラ操作装置をLAN10に
接続できることは明らかである。
【0020】図2は、図1で操作手段46と表記されて
いるカメラ操作画面であり、モニタ50に表示される。
カメラ操作画面60には、水平方向の回転を指示するパ
ン・ボタン62,64、上下方向の回転を指示するチル
ト・ボタン66,68、正面位置に復帰させるホーム・
ボタン70、望遠方向へのズームを指示する望遠ボタン
72及び広角方向へのズームを指示する広角ボタン74
からなる操作ボタンがある。矩形枠76は、操作対象の
カメラの画角を最広角にして、最大限にパン及びチルト
させることで撮影可能な撮影可能範囲を示し、矩形枠7
8は現在のパン角、チルト角及びズーム値による現在の
撮影範囲を、撮影可能範囲76内での相対位置で示す。
【0021】図3は、図1でカメラ選択手段44と表記
されている操作対象のカメラを選択するカメラ選択画面
であり、これもモニタ50に表示される。「接続」のプ
ルダウン・メニュー80は接続と切断の項目を具備す
る。「接続」メニューの選択によるプルダウン・メニュ
ー80の表示と共に、又はカメラ・リストの表示メニュ
ー(図示せず)の選択に応じて、選択可能な全てのカメ
ラのリストを示すカメラ・テーブル82が表示される。
【0022】カメラ・テーブル82は、個々のカメラを
分りやすく表示する名称などと、接続相手のカメラ管理
装置12,14を一意に識別する識別情報とを組にして
保持している。本実施例では、カメラ管理装置12,1
4とカメラ操作装置20,22がLAN10を介して接
続されているので、IPアドレスをこの識別情報とす
る。カメラ名とそのカメラ管理装置のIPアドレスは、
記憶装置42に予め格納されている。
【0023】カメラ・テーブル82に表示される何れか
1つのカメラを選択した状態で、「接続」プルダウン・
メニュー80の「接続」を選択すると、そのカメラがL
AN10を介して操作可能になり、且つそのカメラの映
像がモニタ50の図示しない映像ウインドウに表示され
る。
【0024】カメラ・テーブル82に表示されたカメラ
の内で、既に接続済みの1つのカメラを選択した状態
で、「接続」プルダウン・メニュー80の「切断」を選
択すると、そのカメラの操作権が他のカメラ操作装置に
解放され、そのカメラの映像はモニタ50に表示されな
くなる。
【0025】図4乃至図10に示すフローチャートを参
照して、本実施例の動作を説明する。図4〜図6はカメ
ラ操作装置20,22の動作フローチャート、図7〜図
10はカメラ管理装置12,14の動作フローチャート
を示す。
【0026】図4は、カメラ選択時の動作フローチャー
トである。ここでは、操作者が、カメラ操作装置20を
使用するとする。操作者がカメラ選択手段44により、
接続可能なカメラを選択すると、操作管理手段48は、
カメラ操作装置20が現在、他のカメラに接続中である
かどうかを調べ(S1)、接続中の場合には、その接続
を切断してもよいかどうかを操作者に確認する(S
2)。操作者が切断しない指示を入力すると(S3)、
そのまま終了し、切断の指示を入力すると、操作管理手
段48は、通信制御装置40に指示して接続中のカメラ
との通信路を切断させる(S4)。通信制御装置40
は、切断処理として、具体的には、通信相手の通信制御
装置に切断を通知してから、論理通信チャネルを解放又
は閉鎖する。
【0027】選択されたカメラ以外に接続していない場
合(S1)、又は、他のカメラに接続していても、切断
した場合(S4)、選択されたカメラへの接続要求を、
選択されたカメラを管理するカメラ管理装置に送出し、
応答を待つ(S5)。ここでは、カメラ管理装置12が
管理するカメラ16に接続要求するとする。接続要求を
受けたカメラ管理装置12の通信制御装置30は、指定
されたカメラが既に他のカメラ操作装置によって操作さ
れているかどうかを判断し、他のカメラ操作装置によっ
て操作されている場合にはビジー信号を返送し、操作さ
れていない場合には、接続許可信号を返送する。
【0028】接続要求を送ったカメラ管理装置12から
の返答がビジー信号であるか、又は、一定期間内に応答
が無い場合、カメラ操作装置20は、接続が失敗したと
して、その旨を表示し(S7)、終了する。他方、接続
許可の応答があった場合(S6)、通信制御装置40
は、論理的な通信チャネルを設定し(S8)、操作対象
のカメラの状態パラメータをカメラ管理装置12に要求
し、取得する(S9)。取得された状態パラメータを使
って、操作管理手段48は、カメラ操作画面60を表示
する(S10)。これは、撮影可能範囲枠76内で、操
作対象のカメラの向き(パン/チルト)とズームの現在
の状態を示す撮影範囲枠78を正しく位置させるためで
ある。なお、操作対象のカメラの撮影可能範囲を示す情
報は、予め各カメラから徴収されているものとする。
【0029】図5は、カメラ操作の動作フローチャート
である。操作者が、カメラ操作画面60の何れかの操作
ボタン62〜74を押すと、図1の操作管理手段48
は、まず、どれかのカメラと接続済みであるかどうかを
判断し(S11)、未接続の場合には、その旨を表示し
て終了する(S12)。接続済みの場合、操作されたボ
タンに対応するカメラ制御コマンドを、設定されている
通信チャネルを介して、接続中のカメラ管理装置に送信
する(S13)。操作対象のカメラの動作後の状態パラ
メータを取得して(S14)、カメラ操作画面60の撮
影範囲枠78を更新する(S15)。
【0030】図6は、切断時の動作フローチャートであ
る。操作者が、図3に示すカメラ選択/切断画面で切断
を選択すると、カメラ操作管理手段48は、どこかのカ
メラ又はカメラ管理装置と接続中であるかどうかを判断
する(S21)。接続中の場合は、相手のカメラ管理装
置の通信制御装置に切断要求を出し(S22)、設定さ
れている論理通信チャネルを解放又は閉鎖する(S2
3)。接続中でなければ(S21)、その旨を表示し、
終了する。
【0031】図7は、カメラ操作装置(例えば、装置2
0)から接続要求があった時のカメラ管理装置(例え
ば、装置12)の動作フローチャートである。LAN1
0上のカメラ操作装置から接続要求があると、カメラ管
理装置20は、既に接続中であるかを判断する(S3
1)。接続中の場合(S31)、ビジー信号を返信し
て、終了し(S32)、接続可能である場合(S3
1)、接続許可を応答し(S33)、通信制御装置30
に論理的な通信チャネルを設定させる(S34)。
【0032】図8は、カメラの状態パラメータ要求に対
するカメラ管理装置の動作フローチャートである。カメ
ラ操作装置からカメラの状態パラメータが要求される
と、カメラ制御装置34は、カメラ・インタフェース3
6を介してカメラ16に状態パラメータ要求コマンドを
送って、現在値を取得し(S41)、取得した現在値
を、状態パラメータを要求したカメラ操作装置に返信す
る(S42)。
【0033】初回の接続時には、全パラメータを取得し
て送信する必要があるが、パン/チルト又はズーム操作
を行なった後などでは、変更されたパラメータのみを取
得し、送信するのが効果的である。また、カメラの状態
を取得した後に、接続相手のカメラ操作装置が入れ替わ
ったような場合には、前回取得したパラメータは有効で
あるので、これを記憶装置32に記憶しておき、カメラ
16から状態パラメータを取得せずに、記憶装置32の
記憶値で代替してもよい。
【0034】図9は、カメラ制御コマンドに対するカメ
ラ管理装置の動作フローチャートである。カメラ操作装
置からカメラ制御コマンドが送られて来ると、カメラ制
御装置34は、カメラ・インタフェース36を介して、
これをカメラ16に転送する(S51)。これにより、
カメラ16は指定された状態に駆動される。カメラ16
からの応答に操作後の状態パラメータが含まれる場合
は、それを記憶装置32に保存し、含まれない場合は、
状態パラメータ要求コマンドをカメラ16に送って取得
し、記憶装置32に保存する(S52)。カメラ制御コ
マンドの実行終了後、記憶装置32に記憶される状態パ
ラメータと共にコマンド終了を、カメラ操作装置に返信
する(S53)。
【0035】ここでは、カメラ操作装置が、操作対象の
カメラの制御コマンド系に適合したカメラ制御コマンド
をカメラ管理装置に送信するとしたが、カメラ製品によ
って制御コマンド体系が異なるのが普通であり、ネット
ワーク上には異なるカメラ製品が接続されるのが一般的
である。このような場合、カメラ操作装置からカメラ管
理装置へは、抽象化又は正規化された制御コマンドを送
信し、各カメラ管理装置のカメラ制御装置が、それぞれ
に接続するカメラに適合する制御コマンドに翻訳又は変
換すればよい。
【0036】図10は、切断要求に対するカメラ管理装
置の動作フローチャートである。切断要求があると、カ
メラ管理装置の通信制御装置30は通信チャネルを閉鎖
するなどの切断処理を実行する(S61)。
【0037】説明を省略しているが、ビデオ/音声信号
は、LAN10上を圧縮符号化されて伝送する。即ち、
カメラ管理装置12,14は、送信しようとするビデオ
/音声信号を圧縮符号化して、LAN10に出力し、カ
メラ操作装置20,22は、LAN10からの圧縮ビデ
オ/音声信号を伸長して、モニタ50及びスピーカ52
に印加する。
【0038】本実施例では、カメラ管理装置12,14
とカメラ操作装置20,22をイーサネット(商標)の
LANで接続しているとしているが、このかわりにIS
DNや公衆電話回線で接続されていてもよいことは明ら
かである。この場合、カメラ管理装置12,14を一意
に識別する情報として、電話番号を使用できる。
【0039】本実施例では、カメラ管理装置とカメラ操
作装置とを別々の装置として記述しているが、これを例
えば1台のパーソナル・コンピュータ又はワークステー
ションに組み込めることは明らかである。この場合、L
ANを経由するまでもなく、パーソナル・コンピュータ
又はワークステーションの入出力インタフェース、例え
ばシリアル・ポートにビデオ・カメラを接続すれば、そ
の入出力インターフェースを論理的な通信チャネルとし
てオープンし、割り当てることにより、LAN経由の場
合と同様に動作させることができる。
【0040】昨今のパーソナル・コンピュータには、ビ
デオ会議に備えて、ビデオ・カメラ(及びマイク)を備
えたものが多い。そのようなコンピュータをLAN接続
している場合、自身のコンピュータをカメラ操作装置と
して使用し、他のコンピュータをカメラ管理装置として
使用できることも、明らかである。
【0041】本実施例では、カメラ管理装置とカメラ操
作装置を論理的に接続した際、カメラの現在状態(パ
ン、チルト及びズーム)にカメラ操作画面の撮影範囲枠
78の表示を合わせるものとしたが、これを特定の初期
化処理により合致させるようにしてもよい。
【0042】カメラ管理装置とカメラ操作装置を一度接
続してから切断するときに、切断時点でのカメラ状態
(パン、チルト及びズーム)を記憶装置32及び/又は
記憶装置42に記憶しておき、次の接続時に、前回切断
時のカメラ状態になるようにカメラを制御すると共に、
カメラ操作画面60の撮影範囲枠78を表示するように
してもよい。複数のカメラ操作装置がある場合、同じカ
メラに再び接続する間に、他のカメラ操作装置が接続し
てカメラ操作していることがありうる。このように前回
の切断時のカメラ状態を記憶しておき、再び接続したと
きに、同じカメラ状態に制御するようにすると、違和感
無く、カメラ操作を継続できる。
【0043】上記実施例では、ひとつのカメラ管理装置
に一台のカメラしか接続されていないが、複数のカメラ
を接続してもよいことは明らかである。単に、最も処理
負担の重いビデオ信号の処理能力の問題である。
【0044】図11は、その変更例の概略構成ブロック
図を示す。112は、LAN10に接続し、2台のビデ
オ・カメラ114,116を管理するカメラ管理装置で
ある。カメラ管理装置112は、それぞれ、通信制御装
置30及び記憶装置32と同様の通信制御装置120及
び記憶装置122を具備し、更に、2台以上のカメラを
制御する能力を有するカメラ制御装置124と、カメラ
制御装置124にカメラ114,116をそれぞれ接続
するためのカメラ・インターフェース126,128を
具備する。その他の構成要素で、図1と同じ要素には同
じ符号を付してある。
【0045】このように1台のカメラ管理装置112が
複数のカメラ114,116を管理する場合、操作対象
のカメラを特定するには、カメラ管理装置の他に、その
カメラ管理装置で管理される複数のカメラの内のどのカ
メラかを特定する情報を加えればよい。
【0046】勿論、カメラ管理装置112の通信制御装
置120が、管理するカメラ114,116の台数分の
論理通信チャネルを設定できる場合には、異なるカメラ
に対する複数のカメラ操作装置からの接続要求に同時に
対応できるようになる。
【0047】同様に、カメラ操作装置20,22に関し
ても、複数のカメラを同時に操作できるように機能拡張
するのが容易であることは明らかである。
【0048】上記各実施例では、一旦、あるカメラを操
作できるようになったカメラ操作装置がそのカメラを明
示的に解放しない限り、他のカメラ操作装置は、そのカ
メラを遠隔操作できない。このような弊害は、図12に
示すように、カメラ管理装置及び/又はカメラ操作装置
ににタイムアウト監視装置130,132を設けて、何
れかのカメラ操作装置による操作の独占を一定期間に限
定すればよい。タイムアウト監視装置130,132
は、接続中のカメラに関して、設定変更、並びに回転及
びズームなどの操作が新たに行なわれてからの時間経過
を計測し、それが予め定められた時間を越えた場合に、
カメラ管理装置のカメラ制御装置又はカメラ操作装置の
操作管理手段に、当該カメラの接続を強制的に切断させ
る。
【0049】タイムアウトの時間を比較的短く設定する
と、頻繁に自動切断が起きることになり、その度に接続
の操作を再度行なうのは繁雑である。これを回避するに
は、カメラ操作装置の記憶装置42に、前回接続してい
たカメラを特定する情報を記録し、図13に示すよう
に、カメラ操作画面上に、再接続の対象カメラを表示す
る欄140と、再接続を指示するボタン142を設け
る。これにより、タイムアウトで自動切断されたカメラ
に対して、そのカメラが現在、他のカメラ操作装置によ
って占有されていないならば、ワンタッチで再接続でき
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、遠隔操作可能な複数のビデオ・カ
メラと、少なくとも1台のカメラ操作装置が通信回線を
介して接続するシステムで、簡単な操作で任意のカメラ
を選択し、カメラ操作できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 カメラ操作画面の一例である。
【図3】 カメラ・テーブルと接続/切断メニューの一
例である。
【図4】 カメラ操作装置のカメラ選択時の動作フロー
チャートである。
【図5】 カメラ操作装置のカメラ操作の動作フローチ
ャートである。
【図6】 カメラ操作装置の切断時の動作フローチャー
トである。
【図7】 カメラ操作装置からの接続要求に対するカメ
ラ管理装置の動作フローチャートである。
【図8】 カメラ状態パラメータ要求に対するカメラ管
理装置の動作フローチャートである。
【図9】 カメラ制御コマンドに対するカメラ管理装置
の動作フローチャートである。
【図10】 切断要求に対するカメラ管理装置の動作フ
ローチャートである。
【図11】 本発明の変更実施例の概略構成ブロック図
である。
【図12】 本発明の別の変更実施例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図13】 図12に示す実施例のカメラ操作画面例で
ある。
【符号の説明】
10:LAN 12,14:カメラ管理装置 16,18:ビデオ・カメラ 20,22:カメラ操作装置 30:通信制御装置 32:記憶装置 34:カメラ制御装置 36:カメラ・インターフェース 40:通信制御装置 42:記憶装置 44:カメラ選択手段 46:操作手段 48:操作管理手段 50:モニタ 52:スピーカ 60:カメラ操作画面 62,64:パン・ボタン 66,68:チルト・ボタン 70:ホーム・ボタン 72:望遠ボタン 74:広角ボタン 76:撮影可能枠 78:撮影範囲枠 80:「接続」プルダウン・メニュー 82:カメラ・テーブル 112:カメラ管理装置 114,116:ビデオ・カメラ 120:通信制御装置 122:記憶装置 124:カメラ制御装置 126,128:カメラ・インターフェース 130,132:タイムアウト監視装置 140:再接続カメラ表示欄 142:再接続ボタン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影方位及び倍率の何れかを外部制御自
    在な1台以上のカメラを管理する1台以上のカメラ管理
    装置と、1台以上のカメラ操作装置とからなるカメラ・
    システムにおいて、カメラ操作を希望するカメラ操作装
    置と操作対象のカメラとの間の通信路をカメラ操作の希
    望に応じて設定することを特徴とするカメラ制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 カメラ操作を終了後の所定操作に応じ
    て、カメラ操作装置と操作対象のカメラとの接続を切断
    する請求項1に記載のカメラ制御システム。
  3. 【請求項3】 所定時間の間、カメラ操作が行なわれな
    かった時に接続を自動切断する請求項1又は2に記載の
    カメラ制御システム。
  4. 【請求項4】 上記カメラ管理装置が、上記所定時間の
    経過検出と接続の解除を行なう手段を具備する請求項1
    乃至3の何れか1項に記載のカメラ制御システム。
  5. 【請求項5】 上記カメラ操作装置が、上記所定時間の
    経過検出と接続の解除を行なう手段を具備する請求項1
    乃至3の何れか1項に記載のカメラ制御システム。
  6. 【請求項6】 上記カメラ操作装置は、上記所定時間の
    経過による自動切断の際に、接続していたカメラを特定
    する情報を記憶し、再接続のための暗黙値とする請求項
    3乃至5の何れか1項に記載のカメラ制御システム。
  7. 【請求項7】 接続した後、カメラ操作を開始する前
    に、接続したカメラの撮影方位及びズーム情報を含む状
    態情報をカメラ管理装置からカメラ操作装置に送り、カ
    メラ操作装置上の操作のための表示をカメラの状態と合
    致させる請求項1乃至6の何れか1項に記載のカメラ制
    御システム。
  8. 【請求項8】 接続した後、操作を開始する前に、カメ
    ラの状態及び、カメラ操作装置上の操作のための表示を
    共に初期化し、合致させる請求項1乃至6の何れか1項
    に記載のカメラ制御システム。
  9. 【請求項9】 何れかのカメラに接続する際、その接続
    が初回でない場合には、接続後、カメラ操作を開始する
    前に、カメラ操作装置から前回当該カメラに接続してい
    た時の位置/ズーム情報を当該カメラのカメラ管理装置
    に送り、カメラ操作装置上の操作のための表示とカメラ
    の状態とを合致させる請求項1乃至6の何れか1項に記
    載のカメラ制御システム。
JP12101295A 1995-04-14 1995-05-19 カメラ制御装置及びカメラ制御装置の制御方法 Expired - Fee Related JP3604766B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12101295A JP3604766B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 カメラ制御装置及びカメラ制御装置の制御方法
US08/630,132 US6122005A (en) 1995-04-14 1996-04-10 Camera control system having list of camera names updated in accordance with frequency of use and other ease of use features
EP96302606A EP0738076B1 (en) 1995-04-14 1996-04-12 Camera control system and method of controlling same
DE69626060T DE69626060T2 (de) 1995-04-14 1996-04-12 Kamerakontrollsystem und Kontrollmethode davon
HK98113112A HK1012144A1 (en) 1995-04-14 1998-12-10 Camera control system and method of controlling same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12101295A JP3604766B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 カメラ制御装置及びカメラ制御装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08317377A true JPH08317377A (ja) 1996-11-29
JP3604766B2 JP3604766B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=14800625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12101295A Expired - Fee Related JP3604766B2 (ja) 1995-04-14 1995-05-19 カメラ制御装置及びカメラ制御装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3604766B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10164419A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Canon Inc カメラ制御装置及び方法
JPH1127650A (ja) * 1997-06-20 1999-01-29 Quanyou Computer Co Ltd ネットワーク接続用画像入力装置及びランアドオンボックス
KR100482838B1 (ko) * 2002-08-14 2005-04-14 엘지전자 주식회사 감시용 디지털 비디오 레코더에서의 제어 데이터 설정방법
JP2005286925A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Saxa Inc カメラ撮影領域情報の登録方法
US6988131B2 (en) 1997-12-08 2006-01-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and network system using the same
US7054916B2 (en) 1997-12-08 2006-05-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and network system using the same
JP2010124074A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Fujinon Corp 操作装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10164419A (ja) * 1996-11-29 1998-06-19 Canon Inc カメラ制御装置及び方法
JPH1127650A (ja) * 1997-06-20 1999-01-29 Quanyou Computer Co Ltd ネットワーク接続用画像入力装置及びランアドオンボックス
US6988131B2 (en) 1997-12-08 2006-01-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and network system using the same
US7054916B2 (en) 1997-12-08 2006-05-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and network system using the same
KR100482838B1 (ko) * 2002-08-14 2005-04-14 엘지전자 주식회사 감시용 디지털 비디오 레코더에서의 제어 데이터 설정방법
JP2005286925A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Saxa Inc カメラ撮影領域情報の登録方法
JP4507665B2 (ja) * 2004-03-30 2010-07-21 サクサ株式会社 電話機位置情報の登録方法
JP2010124074A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Fujinon Corp 操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3604766B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7116357B1 (en) Camera monitoring system
US7079177B2 (en) Remote control system and access control method for information input apparatus with limitation by user for image access and camemremote control
EP0837605B1 (en) Camera control system
US6580451B2 (en) Communication apparatus, image processing apparatus, communication method, and image processing method
JP3581560B2 (ja) カメラ制御システムおよびコンピュータ端末およびそれらの制御方法およびそれらの制御を実行するプログラムを記憶した記憶媒体
JP3809309B2 (ja) カメラ制御システム及びカメラ制御方法及び記憶媒体
JP3689447B2 (ja) カメラ制御システム及び方法
JPH09506217A (ja) 適応型テレビ会議システム
US6911999B2 (en) Camera control system
JP4095325B2 (ja) 画像配信方法およびその動作処理を実行するプログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体、および画像配信装置および画像受信装置
JPH08317377A (ja) カメラ制御システム
JP3666942B2 (ja) カメラ制御システム及びその動作処理方法
KR19980070511A (ko) 무인 자동 계약 접수 시스템
JP2013243599A (ja) テレビ会議システム
JP3726724B2 (ja) テレビ会議システム
JP3563787B2 (ja) カメラ装置の制御システム、カメラシステム管理方法、及び管理装置
JP3287382B2 (ja) カメラ制御システム及び方法
JPH0998331A (ja) カメラ制御システム
JPH09266548A (ja) カメラ制御システムおよび装置、およびカメラ制御方法およびメモリ
JP3969751B2 (ja) カメラ制御システム、カメラ操作装置及びカメラ操作方法
JP3658076B2 (ja) カメラ制御システム及びその映像表示方法
JPH09289635A (ja) 通信装置及び通信方法
JPH09181952A (ja) カメラ制御システムおよび画像入力装置
US20060098091A1 (en) Surveillance system for remotely controlling camera through monitor and method thereof
JPH08265729A (ja) 映像配送システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees