JPH042158B2 - - Google Patents

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JPH042158B2
JPH042158B2 JP61202428A JP20242886A JPH042158B2 JP H042158 B2 JPH042158 B2 JP H042158B2 JP 61202428 A JP61202428 A JP 61202428A JP 20242886 A JP20242886 A JP 20242886A JP H042158 B2 JPH042158 B2 JP H042158B2
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JP
Japan
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pipe
ductile
pipes
piping
branch
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JP61202428A
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JPS6360395A (ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この発明は分岐管や空気弁など各種弁等、被接
続体の接続が必要に応じて適宜可能な推進工法用
ダクタイル管に関するものである。
(2) 従来の技術 推進工法に用いるダクタイル管は、推進の円滑
化を図るためにその外周面がそれぞれ面一となつ
ていることが好ましい。そのため、ダクタイル管
としては第4図に示すように、鉄製管体51に鉄
筋コンクリート52を外装したダクタイル管50
が従来から用いられている。そして、推進に際し
てはダクタイル管50の後行管の先端挿口側に設
けたフランジ53に、先行管の後端受口側の端面
を突き合せて、推力の伝達を行なつている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところで、前記のようにして推進され、第5図
のように或る区間配管されたダクタイル管50に
おいて、発進坑Aと到達坑Dの途中であるB,C
の地点に例えば分岐管60を接続する必要が生じ
たときは、B,Cの地点に前記坑A,Dと同規模
の作業用立坑B,Cを掘削し、該立坑B,C内で
そのダクタイル管50における、分岐管60の接
続該当箇所に分岐用の開口を設けるなどの作業を
行なうことになる。
しかしながら、従来のダクタイル管50は、前
記のように鉄筋コンクリート52を外装している
ため、作業の前にこのコンクリート52を解体し
て撤去しなければならず、作業が煩雑となり容易
でなく、しかも作業に時間を要することから、工
期が長くなつて、工費が増大するのに加え、前記
解体作業に際し、管体51に傷がつくことが多
い。したがつて、前記のような鉄筋コンクリート
52を外装したダクタイル管50では、一旦、配
管を終えると、事実上、分岐管60の接続ができ
なかつた。
一方、分岐管60の接続該当箇所が配管前に判
明している場合には、前記の大きな立坑A,B,
C,Dを発進坑又は到達坑としてダクタイル管5
0を推進配管し、この配管の際に立坑B,Cで適
宜の接続管を介して分岐管60を接続することに
より、可能である。しかしながら、この場合には
立坑B,Cを掘削したまま、配管作業終了まで維
持しておく必要があり、いずれにしても工期が長
くなつて交通等に支障を及ぼす等の問題点があつ
た。
そこで、この発明は分岐管等の接続該当箇所が
配管前に判明している場合は勿論のこと、配管後
においても、鉄筋コンクリートを外装したダクタ
イル管において、該コンクリートを解体すること
なく、迅速、かつ経済的に分岐管等の被接続体の
接続ができるようにすることを技術的課題とす
る。
(4) 問題点を解決するための手段 前記技術的課題を解決するために、この発明は
次のような技術的手段を採つたことを特徴とす
る。すなわち、鉄製管体に鉄筋コンクリートを外
装した複数のダクタイル管の先行管と後行管との
間に、外周面がダクタイル管の外周面とほぼ面一
に形成された鉄製継ぎ輪を、その先端を先行管の
後端に、かつ後端を後行管の先端にそれぞれ接合
して、被接続体の接続該当箇所に配設したことで
ある。
したがつて、この発明によれば、被接続体の接
続に際し、被接続体の接続該当箇所に位置する鉄
製継ぎ輪に、被接続体と接続する分岐用の開口を
設けるなどの簡単な作業を行なうだけで、ダクタ
イル管の被接続体を迅速に接続することが可能と
なり、従来のような推進工法によつて配管された
ダクタイル管においても、外装コンクリートの解
体作業を行なうことなく被接続体の接続ができ
る。
(5) 発明の効果 前記のようにこの発明の接続方法ではダクタイ
ル管の先行管と後行管との間に鉄製継ぎ輪を接合
するため、該継ぎ輪を介して、鉄筋コンクリート
を外装したダクタイル管において、該外装コンク
リートを解体することなく、ダクタイル管の配管
前後を問わず迅速、かつ経済的に被接続体を接続
することができるのに加え、接続に際して立坑を
設ける場合には、継ぎ輪のある限られた範囲でよ
いため、発進坑や到達坑のような大規模の立坑を
設置しなくてよく、小規模な作業用立坑で充分で
ある。また、被接続体の接続可能な継ぎ輪を所定
間隔で複数接続すれば、一定区間の配管後、及び
配管完成後においても容易に適合分岐が可能にな
るとともに、該部分において継手曲げ角度、及び
伸縮を大きくとることが可能となり、不同沈下や
地震などで地盤が変動してもこれに順応すること
ができ、しかも比較的大きなカーブ推進でもその
推進が可能となつて、ダクタイル管の配管ができ
る等の優れた効果がある。
(6) 実施例 第1図において1は鉄製継ぎ輪で、その継ぎ輪
1は鉄製管体11に鉄筋コンクリート12を外装
した複数のダクタイル管10の先行管と後行管と
の間に、推力伝達部としての両端部をダクタイル
管10のフランジ13に突き合せて配設されてい
る。継ぎ輪1の外周面はダクタイル管10の外周
面と面一に形成され、また継ぎ輪1の内周面の中
央部には必要に応じてダクタイル管10の挿口1
5の先端部が当接可能に半径方向内方に突出した
環状突部2,2′が、所定の間隔Mで設けられて
いる。前記間隔M内における円周方向任意の位置
の管壁3が、例えば分岐管と接続される分岐用の
開口などが形成されるようになつており、その形
成が容易に行なえるよう該管壁3部の厚さがやや
薄肉となつている。図において2点鎖線は、開口
と、該開口に取付けられる分岐用サドルを示した
ものである。
継ぎ輪1の環状突部2,2′より端部側におい
てダクタイル管10の挿口15と対向する内周面
は、該挿口15が嵌挿される受口4,4′に形成
されている。受口4,4′には係合突部6,6′を
有する周溝5,5′が形成され、シール用ゴム輪
8,8′が係合突部6,6′に係合して嵌装されて
いる。尚、ダクタイル管10において、14はフ
ランジ13を補強するリブを示す。
したがつて、前記のような継ぎ輪1を接続した
ダクタイル管10における推進に際しては、ダク
タイル管10の後行管のフランジ13から継ぎ輪
1の一端部へ、さらに継ぎ輪1の他端部からダク
タイル管10の先行管のフランジ13へというよ
うに推力を伝達する。
このようなダクタイル管10の継ぎ輪1を介在
させて行なう推進工法において、推進距離が短い
場合や、既設管内配管に用いるため伝達推力が小
さくてもすむ場合には、ダクタイル管10のフラ
ンジ13と継ぎ輪1の端部による推力伝達に代
え、継ぎ輪1の長さを短くして、A部に示すよう
に突部2,2′にダクタイル管10の挿口15の
側端部が突き合うようにして推力を伝達するよう
にしてもよい。この場合、挿口15の先端部の形
状を鎖線のように端面が大きくなるようにすると
よい。このような伝達手段にすることにより、管
材料費の低減化を図ることができる。尚、曲げ配
管に際しては、例えば突部2,2′と挿口15の
間に図示しないくさび状のスペーサを介在させて
推進伝達を行なう。従つて、曲げ可能部が増し、
従来の曲げ配管より大きな曲げ配管が可能とな
る。
第2,3図は前記継ぎ輪1を用いたダクタイル
管10の配管例を示したもので、第2図の例では
両端部に挿口が形成された適宜の長さの両挿ダク
タイル管10の先行管と後行管との間に継ぎ輪1
が配管されている。
第3図の例では両挿ダクタイル管10に、さら
に一端に挿口が形成され、他端に受口が形成され
て従来から用いている受挿ダクタイル管20を組
合せ、この受挿ダクタイル管20と両挿ダクタイ
ル管10との間に継ぎ輪1が配管されている。
次に、前記のように継ぎ輪1を所定間隔ごとに
接続して配管されたダクタイル管10,20に例
えば分岐管を接続する作業について説明する。
まず、分岐管と最も近くにある継ぎ輪1の位置
を、管路図調査、磁気探知、試掘などで求める。
求めた後、該継ぎ輪1が位置する周囲を、発進坑
Aや到達坑Dより小規模な作業用立坑を掘削して
設ける。掘削後、継ぎ輪1の管壁3における円周
方向任意の位置に分岐用の開口を穿設し、ねじ切
り加工するか、またはサドル分水栓を取付ける。
その後、開口のねじ部、またはサドル分水栓に分
岐管を接続したうえ、前記掘削範囲を含む作業用
立坑を埋戻す。これによつて、作業が終了し、ダ
クタイル管10,20に分岐管が接続された状態
となる。尚、前記作業用立坑内での分岐管接続作
業を簡便化し、作業時間を短縮するため、前もつ
て開口部を穿設してねじ切りした継ぎ輪を、開口
部に栓を装着して配管するようにしてもよい。
前記において、ダクタイル管10,20の推進
配管前から分岐管の位置が判明している場合に
は、推進時に発進坑からダクタイル管10,20
の長さを、適宜の長さのダクタイル管を用いて調
整し、分岐管の接続該当箇所に継ぎ輪1が位置す
るようにしてもよい。
また、空気弁など各種弁を接続する場合には、
前記開口を継ぎ輪1の管頂に穿設することが多い
ので、掘削は該管頂が現われるところまでで充分
である。
尚、前記において継ぎ輪1の構造は一例を示し
たにすぎず、ダクタイル管と受口、挿口が逆にな
つたものでもよいなどその設計は適宜に変更する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す要部拡大断
面図、第2,3図は同上の継ぎ輪を用いたダクタ
イル管の配管例を示す断面図、第4図は従来例を
示す要部拡大断面図、第5図は同上のものにおい
て分岐管を接続する方法を説明するための概略平
面図である。 1……鉄製継ぎ輪、2,2′……環状突部、3
……管壁、4,4′……受口、5,5′……周溝、
8,8′……シール用ゴム輪、10,20……ダ
クタイル管、11……管体、12……鉄筋コンク
リート、13……フランジ、14……補強リブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄製管体に鉄筋コンクリートを外装した複数
    のダクタイル管の先行管と後行管との間に、外周
    面がダクタイル管の外周面とほぼ面一に形成され
    た鉄製継ぎ輪を、その先端を先行管の後端に、か
    つ後端を後行管の先端にそれぞれ接合して、被接
    続体の接続該当箇所に配設したことを特徴とする
    推進工法用ダクタイル管。
JP61202428A 1986-08-28 1986-08-28 推進工法用ダクタイル管 Granted JPS6360395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61202428A JPS6360395A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 推進工法用ダクタイル管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61202428A JPS6360395A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 推進工法用ダクタイル管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360395A JPS6360395A (ja) 1988-03-16
JPH042158B2 true JPH042158B2 (ja) 1992-01-16

Family

ID=16457347

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61202428A Granted JPS6360395A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 推進工法用ダクタイル管

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JPS6360395A (ja) 1988-03-16

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