JPH04215315A - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JPH04215315A
JPH04215315A JP2302217A JP30221790A JPH04215315A JP H04215315 A JPH04215315 A JP H04215315A JP 2302217 A JP2302217 A JP 2302217A JP 30221790 A JP30221790 A JP 30221790A JP H04215315 A JPH04215315 A JP H04215315A
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bipolar transistor
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base
level shift
emitter
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Shigeru Kagawa
香川 茂
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レベル変換回路に関し、特に、直流レベルを
変換するレベルシフト回路の回路構成に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のレベルシフト回路には、抵抗における電
圧降下や、ダイオードにおける電圧降下を利用した回路
が用いられている。
従来のレベルシフト回路の一例として、抵抗を用いたレ
ベルシフト回路の回路図を第4図(a)に示す。
第4図(a)において、入力端子1に印加される入力電
圧をVI、出力端子2に出力される出力電圧をVO、抵
抗R1及びR2の抵抗値をそれぞれR1及びR2とする
と、 となり、VIがVOにレベルシフトされる。
従来のレベルシフト回路の他の例として、ダイオードに
おける電圧降下を利用したレベルシフト回路の回路図を
第4図(b)に示す。
第4図(b)において、入力端子1に入力される入力電
圧をVI、出力端子2に出力される出力電圧をVO、ダ
イオードD1のアノード・カソード間電圧をVAKとす
ると、出力電圧VOは、VO=VI−VAK となり、VIがVOにレベルシフトされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のレベルシフト回路は、以下に述べるよう
な欠点を持っている。
先ず、第4図(a)に示す、抵抗による電圧降下を利用
したレベルシフト回路には、出力のインピーダンスが高
く、利得が低下するという欠点がある。
一方、第4図(b)に示す、ダイオードにおける電圧降
下を利用したレベルシフト回路では、上述のような利得
の低下はないものの、ダイオードの電流・電圧特性が温
度によって変化するため、出力電圧VOが温度によって
変化してしまうという欠点がある。
すなわち、従来のレベルシフト回路では、出力電圧の利
得特性と温度特性とを両立させることができないという
欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のレベルシフト回路は、 ベースに基準電圧が入力され、エミッタが第1の定電流
源を介して接地され、コレクタがカレントミラー回路の
入力に接続される第1のバイポーラトランジスタと、 エミッタが前記第1のバイポーラトランジスタのエミッ
タに接続され、ベースが第2の定電流源を介して接地さ
れ、コレクタが電源電圧供給端子に接続される第2のバ
イポーラトランジスタと、エミッタホロワ接続された出
力のバイポーラトランジスタと、 前記出力バイポーラトランジスタのエミッタと前記第2
のバイポーラトランジスタのベースとの間に所望のレベ
ルシフト量に等しい電位差を生ずる手段とを有すること
を特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の回路構成を示す回路
図である。
なお、以後の説明では、バイポーラトランジスタのこと
を単にトランジスタと記すこととする。
第1図において、NPNトランジスタQ1とQ2、PN
PトランジスタQ3とQ4並びにダイオードD2及び抵
抗R4は、全帰還型差動増幅器4を構成している。
定電流源3とNPNトランジスタQ5、Q6及びQ7は
カレントミラーによる定電流回路を構成している。
NPNトランジスタQ8と抵抗R5とは、出力段のエミ
ッタホロア回路を構成している。
端子1、2及び5はそれぞれ入力端子、出力端子及び電
源供給端子である。
次に、この第1の実施例の動作について説明する。
第1図において、NPNトランジスタQ6とQ7のエミ
ッタの面積比を2:1に設計すると、それぞれのトラン
ジスタのコレクタ電流の比も2:1となり、全帰還型差
動増幅器4の負帰還動作により、NPNトランジスタQ
1のベース、すなわち入力端子1とNPNトランジスタ
Q2のベースとが同電位になる。
この場合、入力端子1からNPNトランジスタQ2のベ
ースまでの温度特性は、NPNトランジスタQ1及びQ
2のベース・エミッタ間電圧の温度特性でキャンセルさ
れるので、0となる。
従って、入力端子1の電位をVI、NPNトランジスタ
Q2のベース電位をVB2、ダイオードD2の順方向電
圧をVBED、NPNトランジスタQ8のベース・エミ
ッタ間電圧をVBE8、NPNトランジスタQ7のコレ
クタ電流をIC7、抵抗R4の抵抗値をR4、出力端子
2の電位をVOとすると、 となる。
ところが、ここで、 であるから、 となりレベルシフト量はIC7・R4となる。
(1)式には、ダイオードやトランジスタのPN接合の
順方向電圧が含まれていないので、出力電圧VOの温度
特性は0となる。
又、出力段がエミッタホロア回路で構成されているので
、出力端子2は低インピーダンスとなる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第2図は、第2の実施例の回路図である。
本実施例においては、第1図に示す第1の実施例に対し
て、全帰還型差動増幅器4のダイオードD2を取り除き
、出力段を2段接続のエミッタホロア回路で構成してい
る。
この場合、前段のエミッタホロア回路のトランジスタQ
9と、後段のエミッタホロア回路のトランジスタQ10
とは、互いに反対導電型のトランシスタであるものとす
る。
上述のような構成の第2の実施例においては、NPNト
ランジスタQ2のベース電位をVB2、NPNトランジ
スタQ8及びPNPトランジスタQ10のベース・エミ
ッタ間電圧を、それぞれ、VBE8及びVBE0とする
と、 となる。
ところが、第1の実施例と同様に であるので、 となり、第1の実施例と同様の効果が得られる。
なお、この第2の実施例では、2段接続のエミッタホロ
ア回路のトランジスタとして、前段にNPNトランジス
タを、後段にPNPトランジスタを用いたが、各々のト
ランジスタの導電型を逆にしても同様の効果が得られる
ことは明らかである。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
第3図は第3の実施例の回路図である。
この第3の実施例は、第1及び第2の実施例に対して、
出力段のトランジスタQ12のエミッタから、抵抗R4
を介してトランジスタQ2のベースに帰還をかける構成
になっている。
上述のような構成の第3の実施例においては、トランジ
スタQ2のベスー電位をVB2とすると、となる。
ところが、第1の実施例と同様に であるので、 となって、第1の実施例と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、出力段をエミッ
タホロア回路で構成し、このエミッタホロア回路の出力
と、全帰還型差動増幅器の逆相入力端子との間の電位差
を、ダイオード又はトランジスタを含む回路によって、
所望のレベルシフト量に等しい電位差にすることによっ
て、温度特性が良好で、且つ、低インピーダンスのレベ
ルシフト出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図
は、本発明の第2の実施例を示す回路図、第3図は、本
発明の第3の実施例を示す回路図、第4図(a)及び(
b)は、従来のレベルシフト回路を示す回路図である。 1…入力端子、2…出力端子、3…定電流源、4…全帰
還型差動増幅器、5…電源供給端子。 代理人 弁理士 内原晋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに基準電圧が入力され、エミッタが
    第1の定電流源を介して接地され、コレクタがカレント
    ミラー回路の入力に接続される第1のバイポーラトラン
    ジスタと、 エミッタが前記第1のバイポーラトランジスタのエミッ
    タに接続され、ベースが第2の定電流源を介して接地さ
    れ、コレクタが電源電圧供給端子に接続される第2のバ
    イポーラトランジスタと、エミッタホロワ接続された出
    力のバイポーラトランジスタと、 前記出力バイポーラトランジスタのエミッタと前記第2
    のバイポーラトランジスタのベースとの間に所望のレベ
    ルシフト量に等しい電位差を生ずる手段とを有すること
    を特徴とするレベルシフト回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のレベルシフト回路において
    、 前記出力のバイポーラトランジスタにはNPNバイポー
    ラトランジスタを用い、 前記電位差発生手段が直列に接続された抵抗とダイオー
    ドとからなり、 前記出力バイポーラトランジスタのベースが前記カレン
    トミラー回路の出力に接続され、且つ、前記抵抗とダイ
    オードとの直列回路を介して前記第2のバイポーラトラ
    ンジスタのベースに接続されていることを特徴とするレ
    ベルシフト回路。
  3. 【請求項3】請求項1記載のレベルシフト回路において
    、 前記電位差発生手段が、前記出力バイポーラトランジス
    タとは反対導電型のバイポーラトランジスタとこの反対
    導電型バイポーラトランジスタのベースに接続された抵
    抗とからなり、 前記反対導電型バイポーラトランジスタが前記電源電圧
    供給端子と接地端子との間にエミッタホロワ接続され、 前記出力バイポーラトランジスタのベースが前記反対導
    電型バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、 前記反対導電型バイポーラトランジスタのベースが前記
    カレントミラー回路の出力に接続され、且つ、前記抵抗
    を介して前記第2のバイポーラトランジスタのベースに
    接続されていることを特徴とするレベルフト回路。
  4. 【請求項4】請求項1記載のレベルシフト回路において
    、 前記出力のバイポーラトランジスタにはNPNバイポー
    ラトランジスタを用い、 前記電位差発生手段が、前記出力バイポーラトランジス
    タのエミッタと前記第2のバイポーラトランジスタのベ
    ースとの間に接続された抵抗からなり、 前記出力バイポーラトランジスタのベースが前記カレン
    トミラー回路の出力に接続され、且つ、第3の定電流源
    を介して接地されていることを特徴とするレベルシフト
    回路。
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