JPH04214713A - 熱可塑性エラストマー - Google Patents

熱可塑性エラストマー

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JPH04214713A
JPH04214713A JP3020876A JP2087691A JPH04214713A JP H04214713 A JPH04214713 A JP H04214713A JP 3020876 A JP3020876 A JP 3020876A JP 2087691 A JP2087691 A JP 2087691A JP H04214713 A JPH04214713 A JP H04214713A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は熱可塑性ポリウレタン、ポリエー
テルエステルおよびポリエーテルアミドより成る群から
選択される熱可塑性エラストマーであって、ジオール構
成分としてポリエーテルポリカルボナートジオールから
誘導される新規なエラストマーに関するものである。本
発明はまたこのタイプの熱可塑性エラストマーを必須の
構成材料として製造された成形体に関するものである。
【0002】熱可塑性ポリウレタン、ポリエーテルエス
テルおよびポリエーテルアミドより構成される群から選
択される熱可塑性エラストマーは、種々の目的の成形体
製造のための産業分野、例えば自動車製造産業、製靴産
業において必要とされる。
【0003】
【従来技術】ポリエーテルポリオールあるいはポリエス
テルポリオールは、このような熱可塑性エラストマーに
おける軟質相としてこれまで一般的に使用されて来た。 例えば米国特許4423205号および4456745
号は、環式カルボナートから得られるポリカルボナート
ジオールを使用してRIM法によるポリウレタンの製造
方法に開示している。また狭い分子量分布を有するポリ
(テトラメチレンエーテル)グリコールから製造される
ポリウレタンは、ヨーロッパ特許出願公開167292
号公報に記載されている。ジオール構成分としてポリエ
ーテルポリカルボナートジオールを有するポリウレタン
は、米国特許4463141号明細書に記載されている
が、ここで使用されるポリオキシテトラメチレンジオー
ルの数平均分子量(Mn)は500より大きい。芳香族
構造単位を有するポリエーテルポリカルボナートジオー
ルは、西独特許出願公開2726416号公報に記載さ
れており、ヨーロッパ特許出願公開335416号はカ
ルボナート変性ポリオキシテトラメチレングリコールお
よびその製造方法を開示している。
【0004】しかしながら、これらエラストマーはいず
れも対加水分解安定性、機械的特性、油吸収性および光
学的特性において必ずしも十分に満足し得るものではな
い。そこで本発明の目的は、改善された一連の諸特性を
備えた、熱可塑性ポリウレタン、ポリエーテルエステル
およびポリエーテルアミドより成る群から選択される熱
可塑性エラストマーを提供することである。
【0005】
【発明の要約】しかるに上述の目的は、熱可塑性のポリ
ウレタン、ポリエーテルエステル及びポリエーテルアミ
ドより成る群から選択される熱可塑性エラストマーであ
って、ジオール構成分としてポリエーテルポリカルボナ
ートジオールから誘導され、使用されるこのポリエーテ
ルポリカルボナートジオールがホスゲン、C1−C4ア
ルキル基を有するジアルキルカルボナートもしくはC2
−C4アルキレンブリッジを有する環式カルボナートあ
るいはこれらの混合物と、以下の混合物、すなわち(a
1)150から500の数平均分子量(Mn)を有する
10から100モル%のポリオキシテトラメチレンジオ
ール、および (a2)C2−C8アルキレン基を有する、上記(a1
)とは異なるポリオキシアルキレンジオール、炭素原子
2から14個を有する脂肪族アルカンジオール、炭素原
子3から14個を有する脂環式アルカンジオールもしく
は炭素原子2あるいは3個を有するアルキレンオキシド
あるいはこれらの混合物0から90モル%の混合物との
反応生成物であることを特徴とするエラストマーにより
達成されることが本発明者らにより見出された。
【0006】
【発明の構成】この新規の熱可塑性エラストマーのジオ
ール構成分は、ポリエーテルポリカルボナートジオール
から誘導されるが、この化合物は、ポリオキシテトラメ
チレンジオール(ポリテトラヒドロフランあるいはポリ
オキシテトラメチレンエーテルグリコールとも称される
)を、あるいは必要に応じて他のジオールとの混合物を
、カルボナート構成分としてのホスゲン、C1−C4ア
ルキル基を有するジアルキルカルボナートもしくはC2
−C4アルキレンブリッジを有する環式カルボナートあ
るいはこれらの混合物と反応することにより得られる。
【0007】ポリオキシテトラメチレンジオール(a1
)は150から500、好ましくは150から400の
数平均分子量(Mn)を有する。これは公知の方法でテ
トラヒドロフランを触媒重合させて得られる。
【0008】必要に応じてこのポリオキシテトラメチレ
ンジオール(a1)と、他のジオール(a2)との混合
物を使用し得る。(a1)と異なるポリオキシアルキレ
ンジオールとしては、C2−C8アルキレン基、ことに
C2−C4アルキレン基を有するものが適当である。比
較的高い分子量、ことに650から2000の数平均分
子量(Mn)を有するものが好ましい。ことに適当なジ
オール(a2)は2から14個の炭素原子を有する直鎖
もしくは分枝アルカンジオール、ことにエタンジオール
、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール
、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール
、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオー
ルおよび1,8−オクタンジオールが好ましい。また炭
素原子3から15個を有する脂環式ジオール、ことに1
,4−ジヒドロキシシクロヘキサン及び1,4−ジヒド
ロキシメチルシクロヘキサンならびにエチレンオキシド
およびプロピレンオキシドを使用することもできる。上
記ジオール(a2)の混合物を使用することも可能であ
る。
【0009】ポリオキシテトラメチレンジオール(a1
)と上述した他のジオール(a2)との混合物は10か
ら100モル%、ことに50から100モル%のポリオ
キトテトラメチレンジオール(a1)を含有する。
【0010】好ましいカルボナート構成分はC1−C4
アルキル基を有するジアルキルカルボナート、ことにジ
メチルカルボナート、ジエチルカルボナートおよびジプ
ロピルカルボナートである。C2−C4アルキレンブリ
ッジを有する環式カルボナートとしては、エチレンカル
ボナート、1,2−プロピレンカルボナート、1,3−
プロピレンカルボナートが好ましい。またホスゲンおよ
び上述カルボナートの混合物をカルボナート構成分とし
て使用することも可能である。
【0011】ポリオキシテトラメチレンジオール(a1
)および必要に応じてさらに他のジオール(a2)のカ
ルボナート構成分に対する割合は、ポリエーテルポリカ
ルボナートジオールの所望の分子量および使用されるカ
ルボナートに応じて変えられる。
【0012】場合によっては使用されたカルボナートの
若干のものが反応過程で失われるために大量のカルボナ
ートを使用しなければならないことがある。ホスゲンの
場合、その過剰量をどの程度とするかは、形成される塩
酸で駆出されるホスゲン量に依存し、ことに好ましいジ
アルキルカルボナートの場合、使用されたカルボナート
がエステル交換において生成するアルコールと共沸混合
物を形成するか否かに依存するが、一般的に0.5から
50モル%、ことに5から35モル%の過剰量が使用さ
れる。
【0013】(a1)の、場合により(a2)との混合
物のカルボナート構成分との反応は触媒の存在下に行わ
れるのが好ましい。
【0014】使用される触媒は、慣用のエステル交換触
媒、例えばテトライソプロピルオルトチタナート、ジブ
チル錫酸化物、ジブチル錫ラウナート、ジルコニウム(
IV)アセチルアセトナート、アルカリ金属アルコラー
ト、例えばナトリウムメチラート、カリウムメチラート
、ナトリウムエチラート、カリウムエチラートなどが好
ましい。触媒使用量は、出発材料全量に対して0.00
1から2%、ことに0.01から0.5%である。
【0015】反応構成分は触媒と共に加熱沸騰されるの
が好ましく、ジアルキルカルボナートが使用される場合
には、形成されるアルコールあるいはカルボナートとア
ルコールの共沸混合物は蒸留により除去され得る。エス
テル交換は一般的に20から250℃、ことに40から
200℃の温度で生起する。ホスゲンを使用する場合の
温度は、0から100℃、ことに20から80℃になさ
れる。この場合、塩基、例えばピリジンもしくはトリエ
チルアミンを反応干与体に添加して生成塩酸を中和する
のが好ましい。
【0016】触媒としてアルカリ金属アルコラートが使
用される場合には、反応温度は20から150℃、こと
に40から80℃が好ましく、触媒は酸、例えば燐酸で
中和して、相当する酸とのアルカリ金属塩沈澱を濾過に
より除去される。
【0017】触媒としてテトライソプロピルオルトチタ
ナートが使用される場合には、反応温度は40から25
0℃、ことに100から200℃が好ましく、過剰触媒
は反応終了後に例えば燐酸を添加して非活性化され得る
【0018】反応は大気圧下に、あるいは減圧もしくは
加圧して行われ得る。0.1か5ミリバールの減圧は反
応末期に行われ、比較的低沸点の最終残渣を除去する。 反応は比較的低沸点構成分がもはや留去されない時点で
終了せしめられる。
【0019】生成ポリエーテルポリカルボナートジオー
ルは350から12000、ことに500から6000
の数平均分子量(Mn)を有する。
【0020】熱可塑性ポリウレタン、ポリエーテルエス
テル及びポリエーテルアミドは、それ自体この分野の技
術者に周知の慣用方法で製造され得る。すなわち、上述
したように軟質相のためのジオール構成分として、カル
ボナート構成分と化合物(a1)及び場合によりさらに
化合物(a2)とを反応させることにより得られるポリ
エーテルポリカルボナートジオールが使用される。この
それ自体公知の方法のさらに詳細な点については、必要
であれば冒頭に引用した諸文献を参照され度い。
【0021】熱可塑性ポリウレタンについては、上記ポ
リエーテルポリカルボナートジオールを、周知の態様で
、有機イソシアナート及び連鎖延長剤と反応させる。 これはワンショット法(すなわち3反応構成分全部を同
時に反応させる)及びプレポリマー法(すなわちポリエ
ーテルポリカルボナートジオールとポリイソシアナート
のプレポリマーを連鎖延長剤と反応させる)のいずれに
よってもよい。
【0022】ポリイソシアナートとしては、熱可塑性ポ
リウレタン製造のために慣用されているすべてのポリイ
ソシアナート、例えばジフェニルメタン−4,4′−ジ
イソシアナート、トルイレン−2,4−ジイソシアナー
ト、トルイレン−2,6−ジイソシアナート、ナフタレ
ン−ジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナー
ト、イソホロンジイソシアナート、2−(3−イソシア
ナートプロピル)−シクロヘキシルイソシアナートおよ
び核水素添加ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシア
ナートあるいはこれらの混合物が使用される。
【0023】使用される連鎖延長剤も、同様に周知のも
ので熱可塑性ポリウレタン製造のために慣用されている
化合物であって、例えばジオール、ジアミン、ジチオー
ル、メルカプトアルコール、アミノアルコール、C2−
C9アルキル基を有するチオールあるいはこれらの混合
物が使用される。ことにエチレングリコール、1,3−
プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7
−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,
9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、2−ブ
テン−1,4−ジオール、2−ブテン−1,4−ジオー
ル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−アミノプロパノール−1あるいは3−アミノ−
2,2′−ジメチルプロパノールが好ましい。さらにC
3−C14シクロアルキル基を有し、C1−C4アルキ
ル基で置換されていてもよいジオール、ジアミンおよび
ジチオールおよびこれらの混合物も使用され得る。好ま
しいのはシクロヘキサンジメタノールである。またヒド
ロキノン、レゾルシン、p−クレゾール、p−アミノフ
ェノール、2,7−ジヒドロキシナフタレン、4,4′
−ジヒドロキシビフェノールおよび4,5−ビス−(ヒ
ドロキシメチル)−2−メチルイミダゾールのような芳
香族化合物およびヘテロ環式化合物も使用され得る。
【0024】ポリイソシアナート、ポリエーテルポリカ
ルボナートジオール及び連鎖延長剤の反応条件も公知で
あり、一般に50から300℃の温度で反応せしめられ
る。
【0025】ポリエーテルエステルおよびポリエーテル
アミドの製造方法は、例えばChimica28、9(
1974)の544頁以下およびJ.Macromol
、Sci、A1(4)(1967)の617−625頁
に記載されている。
【0026】本発明による新規の熱可塑性エラストマー
は、透明であり、良好な油膨潤耐性および秀れた機械特
性を有する。
【0027】
【実施例】以下の実施例に示されるOH数および数平均
分子量(Mn)の測定は以下のようにして行われた。
【0028】まず数平均分子量(Mn)は、OH数(M
n=112200/OH数)から算出された。OH数は
PSA法により電位差滴定で測定された。
【0029】
【実施例1】 ポリエーテルポリカルボナートジオールの製造(a)M
n=242を有するポリオキシテトラメチレンジオール
1,750g(7.23モル)と、ジエチルカルボナー
ト743g(6.3モル)を、テトライソプロピルオル
トチタナート12.5g(0.5%)と共に加熱し、沸
騰させた。生成エタノールは充填高さ25cm、5mm
ステンレススチールネットを充填体として含有する蒸留
カラムにおいて、大気圧下、還流速度4:1で未反応ジ
エチルカルボナートで留去された。反応は180℃で行
われ、比較的低沸点の構成分を0.3ミリバール(30
Pa)の減圧下において除去した。
【0030】 収量=1912g Mn=64 OH数=64 (b)ポリエーテルポリカルボナートジオールを製造す
るため、上記(a)と同様にしてMn=242のポリオ
キシテトラメチレンジオール2000g(8.3モル)
、ジエチルカルボナート743g(6.3モル)および
テトライソプロピルオルトチタナート13.7g(0.
5%)を使用した。
【0031】 収量=2162g Mn=975 OH数=115 (c)対比実験として、Mn=649のポリオキシテト
ラメチレンジオール2925g(4.5モル)、ジエチ
ルカルボナート372g(3.15モル)およびテトラ
イソプロピルオルトチタナート16.5g(0.5%)
を上記(a)項におけると同様にして反応させた。
【0032】 収量=3007g Mn=1968 OH数=57
【0033】
【実施例2】 熱可塑性ポリウレタンの製造 特殊のポリエーテルポリカルボナートジオール(あるい
は下表の対比実験2dにおけるポリオキシテトラメチレ
ンジオール)(触媒は燐酸の添加により非活性化された
)を110℃、2ミリバールで1時間乾燥し、ブタンジ
オールを添加して、混合物を70℃に加熱し、65℃に
加熱されたジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアナ
ート溶融体を撹拌しながら添加した。
【0034】下表1は出発材料、その使用量及び得られ
た熱可塑性ウレタンの特性を要約して示す。
【0035】油膨潤度は100℃における15日間貯蔵
後におけるASTM−3による油吸収度による。
【0036】すべてのタイプの樹脂が59から60(D
IN53505)のショア硬さDを有する。
【0037】引張り強さはDIN53455により測定
される。
【0038】
【表1】 上記したところにより、本発明による新規の熱可塑性エ
ラストマーが、Mn=649のポリオキシテトラメチレ
ンジオールを基礎とするポリエーテルポリカルボナート
ジオールに対して、改善された良好な油膨潤耐性、引張
り強さ、光学特性(透明性)を、またMn=1979の
ポリオキシテトラメチレンジオールを基礎とする対応熱
可塑性ポリウレタンに対して、著しく改善された油膨潤
耐性および透明性を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性のポリウレタン、ポリエーテ
    ルエステル及びポリエーテルアミドより成る群から選択
    される熱可塑性エラストマーであって、ジオール構成分
    としてポリエーテルポリカルボナートジオールから誘導
    され、使用されるこのポリエーテルポリカルボナートジ
    オールがホスゲン、C1−C4アルキル基を有するジア
    ルキルカルボナートもしくはC2−C4アルキレンブリ
    ッジを有する環式カルボナートあるいはこれらの混合物
    と、以下の混合物、すなわち (a1)150から500の数平均分子量(Mn)を有
    する10から100モル%のポリオキシテトラメチレン
    ジオール、および (a2)C2−C8アルキレン基を有する、上記(a1
    )とは異なるポリオキシアルキレンジオール、炭素原子
    2から14個を有する脂肪族アルカンジオール、炭素原
    子3から14個を有する脂環式アルカンジオールもしく
    は炭素原子2あるいは3個を有するアルキレンオキシド
    あるいはこれらの混合物0から90モル%の混合物との
    反応生成物であることを特徴とするエラストマー。
JP03020876A 1990-02-16 1991-02-14 熱可塑性エラストマー Expired - Lifetime JP3128140B2 (ja)

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