JPH04214199A - 管式熱交換器用洗浄体捕集装置 - Google Patents

管式熱交換器用洗浄体捕集装置

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JPH04214199A
JPH04214199A JP3057067A JP5706791A JPH04214199A JP H04214199 A JPH04214199 A JP H04214199A JP 3057067 A JP3057067 A JP 3057067A JP 5706791 A JP5706791 A JP 5706791A JP H04214199 A JPH04214199 A JP H04214199A
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duct
cooling water
collection
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Katsumoto Otake
大嶽 克基
Yoshio Sumiya
住谷 吉男
Yasuo Fujitani
藤谷 康男
Shigeo Oda
繁夫 織田
Tokunori Matsushima
松嶋 徳紀
Toshihiko Kaneko
俊彦 金子
Takuya Sasaki
卓也 佐々木
Makoto Yanagihara
誠 柳原
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Hitachi Machinery and Engineering Ltd
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28GCLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
    • F28G1/00Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances
    • F28G1/12Fluid-propelled scrapers, bullets, or like solid bodies

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却水中にスポンジボ
ールなどの洗浄体を投入して熱交換器の伝熱管内を洗浄
したのち、該洗浄体を捕集する管式熱交換器用洗浄体捕
集装置に係り、とくに高い回収性能を得るのに好適な管
式熱交換器用洗浄体捕集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の管式熱交換器用洗浄体捕集装置は
、たとえば特開昭58−186411号公報に記載され
ているように、捕集格子の下部に収集容器とし、斜めに
延びた収集容器端壁の範囲に案内部材を設け、該案内部
材の幅が、上記収集容器側壁の間隔より狭く、かつ清掃
部材出口の方に向くように構成し、冷却水流から清掃部
材を分離するものが提案されている。
【0003】また、たとえば実開昭62−192098
号公報に記載されているように、格子の下流端に集めら
れた洗浄体を、上流側に吸引する洗浄体抽出管を捕集格
子によって挾まれる空間に設置するように構成したもの
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の従来技術は
、上流側からの偏流に対し、円筒形のケーシングの入口
側に偏流を整流するものがないので、洗浄体が格子に付
着・停滞して洗浄体を安定して捕集することが困難とな
る問題があった。
【0005】また、一時的に、大量の異物などが流入し
たとき、案内部材と収容容器側壁との間で、異物などを
遮断することができないので、異物などがその下方に位
置し、上方に向って開口している洗浄体抽出管の開口部
を閉塞し、洗浄体の回収性能(洗浄体の回収率)が低下
するという問題があった。
【0006】上記後者の従来技術は、上流側からの偏流
に対し胴の入口側に偏流を整流にするものがないので洗
浄体が格子に付着・停滞して洗浄体を安定して捕集する
ことが困難となる問題があった。
【0007】また、一時的に、大量の異物などが流入し
たとき、異物などを遮断するものがないので、異物など
がその上方に位置し、下方に向って開口している洗浄体
抽出管の開口部を閉塞し、洗浄体の回収性能が低下する
という問題があった。
【0008】本発明の目的は、洗浄体を安定して捕集し
、たとえ大量の異物などが流入しても、異物などが洗浄
体抽出管の開口部を閉塞することがなく、洗浄体を高い
回収率で回収可能とする管式熱交換器用洗浄体捕集装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷却水中に投入された洗浄体を捕集する
ため、冷却水通路内に上流側が拡開するようにV形状に
配置された捕集格子と、該捕集格子によって捕集された
洗浄体を冷却水通路外に抽出するための洗浄体抽出管を
備えた管式熱交換器用洗浄体捕集装置において、上流か
らの偏流を整流するため、上記捕集格子間の冷却水通路
を、分割する整流部材と、該整流部材の下流側端部に固
定され、上記洗浄体を上記冷却水通路と仕切られた内部
を通って上記洗浄体抽出管内に誘導する誘導部材と、該
誘導部材に下流側先端が固定され、その先端開口部が下
流側に向って該誘導部材内に開口する洗浄体抽出管とを
設けたものである。
【0010】また、上記捕集格子は、揺動自在に構成さ
れたものである。
【0011】また、上記誘導部材は、上記整流部材の下
流側端部に最も下流側に位置する中央部が固定され、そ
の両側を斜上流方向に延び上記中央部に上記洗浄体抽出
管の下流側先端が下流方向に向って開口するように固定
するベーンと、該ベーンの下流側に上記洗浄体よりも大
きく、異物などよりも小さい間隔でほぼ平行に形成され
たダクトとから構成されたものである。
【0012】また、上記ベーンおよび上記ダクトは、そ
の両側幅方向を先端に行くにともなって幅広に構成され
たものである。
【0013】また、上記該誘導部材は、上記整流部材の
下流側端部に固定され、下流側を開口する箱形状に形成
し、その上流側の底部が中央で最も上流側に位置すると
ともにその両側を斜下流方向に傾斜し、上記底部の中央
に先端部が下流方向に向って開口する洗浄体抽出管を固
定する逆吸い込み箱と、該逆吸い込み箱の下流側端面と
上記洗浄体よりも大きく、異物などよりも小さい間隔で
平行に形成されたダクトとから構成されたものである。
【0014】また、上記誘導部材は、上記逆吸い込み箱
と、上記ダクトとの間に、上記逆吸い込み箱内に向って
開口する噴射水管を設けたものである。
【0015】また、上記逆吸い込み箱は、その幅方向下
流側先端部の外側に固定され、先端部が上記捕集格子に
向って延びる出張りを設けたものである。
【0016】また、上記誘導部材は、上記逆吸い込み箱
と、上記ダクトとの間に、上記洗浄体を上記逆吸い込み
箱内に導くための整流板を設けたものである。
【0017】また、上記目的を達成するために、本発明
は、冷却水中に投入された洗浄体を捕集するため、冷却
水通路内に上流側が拡開するようにV形状に配置された
捕集格子と、該捕集格子によって捕集された洗浄体を冷
却水通路外に抽出するための洗浄体抽出管を備えた管式
熱交換器用洗浄体捕集装置において、冷却水通路の大き
さに応じて複数の室に分割する仕切板と、上記各室内に
上流側から流入した洗浄体を捕集する複数の捕集格子と
、各捕集格子間の冷却水通路を分割する複数の整流部材
と、該複数の整流部材の下流側端部に固定され、上記洗
浄体を上記冷却水通路と仕切られた内部を通って上記洗
浄体抽出管内に誘導する誘導部材と、該誘導部材に下流
側先端が固定され、その先端開口部が下流に向って該誘
導部材内に開口する複数の洗浄体抽出管とを設けたもの
である。
【0018】また、上記誘導部材を形成するベーンと、
ダクトのうち、一方のベーンは、上記複数の洗浄体抽出
管の下流側先端部が下流側に位置するように、波形状に
構成されたものである。
【0019】また、上記ダクトは、上記複数の洗浄体抽
出管の下流側先端開口と対向する位置が下流側に位置す
るように波形状に構成されたものである。
【0020】
【作用】第1の発明は、上記側からの冷却水の偏流に対
して捕集格子間の冷却水通路を分割する整流部材により
整流にし、該整流された流線にそうて洗浄体を流すので
、該洗浄体はV形状に配置された捕集格子に付着・停滞
することなく捕集格子にそうて下流側に流すことができ
る。また、洗浄体が下流側に配置された誘導部材により
誘導されて洗浄体抽出管の下流側先端より流入するさい
、該洗浄体抽出管の先端開口部が下流に向って開口して
いるので、該開口が異物などによって閉塞するのを防止
することができる。
【0021】したがって、上流側からの冷却水の偏流に
対し、冷却水中の洗浄体を安定して捕集することができ
、かつ、一時的に大量の異物が流入しても洗浄体抽出管
の先端開口部を異物などによって閉塞することなく洗浄
体を洗浄体抽出管内に流入することができ、洗浄体の回
収性能を高めることができる。
【0022】第2の発明は、上記捕集格子を揺動自在に
構成しているので、該捕集格子を容易に清掃することが
できる。
【0023】第3の発明は、上記誘導部材を、上記整流
部材の下流側端部に最も下流側に位置する中央部が固定
され、その両側を斜上流側に延びるベーンと、該ベーン
の下流側に上記洗浄体の球径よりも大きく、比較的大な
き異物などよりも小さい間隔でほぼ平行に形成されたダ
クトとから構成されているので、異物などは、上記ベー
ンと、上記捕集格子との間で捕捉され、上記洗浄体のみ
を上記ベーンと、上記ダクトとの間隔内に流すことがで
き、これによって、上記洗浄体抽出管の先端開口部が異
物などによって閉塞することなく該洗浄体抽出管に流入
することができ、さらに上記洗浄体の回収性能を高める
ことができる。
【0024】第4の発明は、上記ベーンおよび上記ダク
トの両側幅方向を先端に行くにともなって幅広に構成し
たので、上記捕集格子の長さを容易に決定することがで
き、これによって、上記捕集格子の下流側と上記ダクト
の両側幅方向との固定および、上記ベーンの幅方向端面
との間隔量の決定を容易に行うことができる。
【0025】第5の発明は、上記誘導部材は、逆吸い込
み箱と、ダクトにて構成され、上記逆吸い込み箱は、下
流側を上記ダクトに向って下流の方向に開口する箱形状
に形成され、その底部は、上記洗浄体抽出管の先端開口
部を固定する中央部が最も上流側に位置し、その両側が
斜下流側に傾斜している。そして該逆吸い込み箱の下流
側端部と上記ダクトとの間には、上記洗浄体よりも大き
く、異物などより小さい平行な間隔に形成しているので
、一時的に大量の異物などが上流側の冷却水通路に流入
しても、上記捕集格子と上記逆吸い込み箱との間で捕促
され、上記洗浄体のみ上記逆吸い込み格子と、上記ダク
トの間隔を通って上記洗浄体抽出管内に流入することが
できる。また底部の両端が斜下流方向に傾斜しているの
で、内部に流入した上記洗浄体を効率的に上記洗浄体抽
出管内に流入させることができる。したがって上記洗浄
体の回収性能をさらに高めることができる。
【0026】第6の発明は、上記逆吸い込み箱と、上記
ダクトとの間に、上記逆吸い込み箱に向って開口する噴
射水管を設けたので、上記逆吸い込み箱と、上記ダクト
との間に流入した上記洗浄体を上記噴射水管からの噴射
水によるエゼクタ効果により、高速で上記洗浄体抽出管
内に吸引することができ、これによって洗浄体の回収性
能をさらに高めることができる。
【0027】第7の発明は、上記逆吸い込み箱の幅方向
下流側先端部の外側に、先端部が上記捕集格子に向って
延びる出張りを設けたので、該出張り部により上記ダク
トとの間での剥離強制対流の発生が促進され、これによ
って上記洗浄体を効果的に逆吸い込み箱へ巻き込みと同
時に吸い上げられ、上記洗浄体の回収性能をさらに高め
ることができる。
【0028】第8の発明は、上記逆吸い込み箱と、上記
ダクトとの間に上記洗浄体を上記逆吸い込み箱内に導く
ための整流板を設けたので、上記第7の発明と同様の剥
離強制対流の発生が促進され、上記洗浄体の回収性能を
さらに高めることができる。第9の発明は、冷却水通路
の大きさに応じて仕切板での複数の室に分割し、各室を
上記第1の発明と同様な構成にしたので、装置を小形化
することができる。第10の発明は、上記誘導部材を形
成するベーンと、ダクトのうち、上記ベーンを、上記複
数の洗浄体抽出管の下流側先端部が下流側に位置するよ
うに波形状に構成しているので、上記ベーンの製作を容
易にすることができる。
【0029】第11の発明は、上記ダクトを上記複数の
洗浄体抽出管の下流側先端開口部と対向する位置が下流
側に位置するように波形状に構成したので、上記ダクト
の製作を容易することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図1乃至図6
について説明する。これらの図に示すように、本発明の
洗浄体捕集装置は、主として、円筒形状をした胴体1と
、捕集格子2と、洗浄体抽出管4と、整流部材5と、誘
導部材を形成するダクト3とベーン6とから構成されて
いる。
【0031】つぎに上記各部材について詳細に説明する
。上記胴体1は、図示しない復水器からの冷却水配管に
接続されるようにフランジ1aが溶接などにて1体に固
定されてい。また上記胴体1の軸心には洗浄体抽出管4
が設置されており、該洗浄体抽出管4は上流側を直角方
向に曲げて先端部を胴体1の外方位置に突出し、先端部
に図示しない循環系統に接続するためのフランジ4aを
固定し、下流側先端部を上記ベーン6と上記ダクト3と
の間隔内に下流に向って開口部7を形成している。上記
ダクト3は、図6に示すように2個で1対をなし、それ
ぞれ断面をL形状に形成され、それぞれ中央部の最も下
流側に位置する部分を上記洗浄体抽出管4の下流側開口
部7に対向し、その両側を斜上流方向に向って延びると
ともに幅方向を先端に行くに伴はって幅広に形成し、幅
方向両端部をそれぞれ上記捕集格子2の下流側先端部に
固定されている。なお、上記ダクト3の両側を先端に行
くに伴なって幅広に形成した理由は、該ダクト3の両側
が斜上方向に向って延びているので該ダクト3の両側幅
方向を同一幅で形成すると、上記捕集格子2の長さを決
定することが容易にできず、それによって該ダクト3の
両側幅方向端面と捕集格子2の下流側先端部とを固定す
ることが困難であるからである。上記整流部材5は、上
記捕集格子2間に挟まれる空間に、冷却水通路をほぼ2
分割するように上記胴体1の軸心方向に位置し、両端部
を上記垂直平板10に固定され、中央部に上記洗浄体抽
出管4を固定している。上記ベーン6は、上記整流部材
5の下流側に固定され、上記ダクト3と間隔を有するよ
うに両側を上記ダクト3と同一角度で斜上流方向に向っ
て延びるとともに幅方向を先端に行くに伴なって幅広に
形成し、最先端部を上記垂直平板10に固定されている
。なお上記間隔は洗浄体Sの球径よりも大きくするとと
もに比較的大きな流入異物たとえば冷却水流出管からの
脱落貝よりも小さく形成されている。またベーン6の両
側幅方向端面と、捕集格子2の下流側先端部とは一定の
間隙を有するように形成されている。上記捕集格子2は
、2個で1対をなし、それぞれ多数の棧を冷却水の流れ
と直角な方向に所定の間隙をもって並置し、下流側をダ
クト3の幅方向両端部と固定され、ベーン6の両側幅方
向端面と所定の間隙をもって対向し、上流側端部が図2
に実線にて示す位置に達したときに上記胴体1の内周面
にほぼ接するように形成されている。また上記捕集格子
2は多数の棧を一体に保持するための軸8が設置されて
おり、該軸8は一端部を上記胴体1に回転自在に支持さ
れ、他端部を上記胴体1を貫通してその先端部にハンド
ル9を固定している。
【0032】つぎに洗浄体捕集方法について説明する。
【0033】復水器の伝熱管内を通過し、清掃を終了し
た洗浄体Sを混入する冷却水は、冷却水流出管を経て胴
体1の上流側より流入すると、洗浄体Sはあらかじめハ
ンドル9を回動して図2に示す実線位置まで揺動した捕
集格子2に衝突し、傾斜した棧にそうて重力で下降しダ
クト3に落下する。
【0034】しかるのち、洗浄体Sはダクト3の両側傾
斜面にそうてベーン6との間隔内を移動して中央の最下
流側位置に達すると、開口部7を経て洗浄体抽出管4内
に吸上げられ、洗浄体抽出管4内を通って所定位置に捕
集される。
【0035】また、冷却水流出管から一時的に大量の異
物などが流入した場合、ベーン6の両側幅方向端部と捕
集格子2の下流側端部との間隙よりも大きい異物のとき
には、ベーン6と捕集格子2との間に捕促され、洗浄体
Sのみがダクト3内に流入したのち、洗浄体抽出管4を
通って所定の位置に捕集される。
【0036】つぎに本発明の他の一実施例であるダクト
を示す図7について説明する。
【0037】図7に示す本実施例におけるダクト3は、
断面が中央を凹部とする円弧状をなし、洗浄体Sが円弧
内に転動し易くして洗浄体抽出管に確実に捕捉しうるよ
うに構成されている。
【0038】つぎに本発明のさらに他の一実施例を示す
図8乃至図11について説明する。
【0039】図8乃至図11に示す実施例においては、
胴31の直径D2 が大きいため、前記図1乃至図6に
示す実施例と同一構成にした場合、捕集格子および胴体
長さが巨大化するので、装置の構成を小形化するのに適
用されるものである。
【0040】図8乃至図11に示すように、胴体31内
中心部を仕切板30にて半円状をした2個の室41に分
割し、各室41内にはさらに中央線Mを挟んで対向する
2個で1対の捕集格子32A ,32B を軸38を中
心にして揺動自在に設置している。上記中央線M上には
、整流部材35が設置されている。該整流部材35は、
その中央部に洗浄体抽出管34を固定し、幅方向両端部
を垂直平板40に固定している。また上記整流部材35
は、その下流側端面にベーン36を固定している。該ベ
ーン36は、上記洗浄体抽出管34の下流先端開口部3
7の取付位置が下流側に位置するように波形状に形成さ
れ、その両端部を上記垂直平板40に固定され、下流側
には、上記洗浄体Sの球径よりも大きく、比較的大きな
異物よりも小い間隔をもってダクト33を設置している
。 該ダクト33は、上記洗浄体抽出管34の下流側先端開
口部37と対向する位置が下流側に位置するように上記
ベーン36と平行に波形状に形成され、その両側の幅方
向両端部を上記捕集格子32A ,32B の下流先端
部に固定されている。なお、洗浄体捕集方法については
、前記図1乃至図6に示す実施例と同一であるから、こ
れの説明を省略する。
【0041】つぎに、本発明の他の一実施例を示す図1
2乃至図16について説明する。これらの図に示す実施
例は、前記図1乃至図6に示す実施例と比較し、該誘導
部材を形成する逆吸い込み箱106と、ダクト103が
相違し、その他はほぼ同一であるから、上記逆吸い込み
箱106と、上記ダクト103を中心にして説明する。
【0042】上記逆吸い込み箱106は、整流部材10
5の下流側に固定され、下流側には、上記ダクト103
と対向する開口部107を有し、上流側には、上記整流
部材105の下流側に固定される底部を有する幅方向が
一定幅の断面箱形状に形成されている。上記底部は、洗
浄体抽出管104の下流側先端をその開口部が下流側の
方向に向くように固定する中央部が最も上流側に位置し
、その両側が斜下流方向に傾斜しこの傾斜により上記ダ
クト103との間に流入した図12に対して左右方向全
体の洗浄体Sを上記洗浄体抽出管104の下流側開口部
107へ流入を誘導させる助けをしている。また、上記
逆吸い込み箱106の下端面と、上記ダクト103との
間には、上記洗浄体Sの球径よりも大きくするとともに
、比較的大きな流入異物たとえば、冷却水流出管からの
脱落具よりも小さい間隔が形成されている。さらに、上
記逆吸い込み箱106の幅方向端面と、上記捕集格子1
02の下流側との間には、所定の間隙を保持し、上記洗
浄体Sのみが通過しうるようにしている。上記ダクト1
03は、図6に示すように、2個で1対を成し、それぞ
れ断面をL形状に形成され、それぞれを上記逆吸い込み
箱106の下流側先端開口部107と対向し、水平方向
に一定幅で延び、それぞれ上記捕集格子102の下流側
先端に固定されている。また上記ダクト103は、図7
に示すように、断面が中央をU部とする円弧状にし、洗
浄体Sが円弧内を転動し易くして逆吸い込み箱106内
に確実に捕捉するように構成することもできる。
【0043】つぎに洗浄体捕集方法について説明する。
【0044】復水器の伝熱管内を通過し、清掃を終了し
た洗浄体Sを混入する冷却水は、冷却水流出管を経て胴
体101の上流側より流入すると、洗浄体Sは、あらか
じめハンドル109を回動して図13に示す実線位置ま
で揺動した捕集格子102に衝突し、傾斜した棧にそっ
て下流に向かう流体力により下降し、ダクト103に落
下する。しかるのち、洗浄体Sは、ダクト103と、逆
吸い込み箱106の下流側先端部との間隔内に流入し、
開口部107を経て逆吸い込み箱106内に吸い上げら
れ、洗浄体抽出管104内を通って所定位置に捕集され
る。
【0045】また、冷却水流管から一時的に大量の異物
などが流入した場合、逆吸い込み箱106の幅方向端部
と捕集格子102との間隙よりも大きい異物については
、逆吸い込み箱106と、捕集格子102との間に捕捉
され、洗浄体Sのみがダクト103内に流入したのち、
開口部107を経て逆吸い込み箱106内に吸い上げら
れ、洗浄体抽出管104を通って所定の位置に捕集され
る。
【0046】つぎに、図17乃至図21に示す実施例に
おいては、前記図8乃至図11に示す実施例と同一の理
由から胴13(内を仕切板130にて複数(図で2個)
の室141に分割し、各室141内に前記図12乃至図
16と同一構成をした洗浄体捕集装置が設けられた場合
である。したがって、図示のみで、構成および洗浄体捕
集方法についての説明は省略する。
【0047】つぎに、本発明の他の一実施例である図2
1乃至図23について説明する。これらの図に示す実施
例においては、上記胴体101および上記ダクト103
に固定され、先端部が上記洗浄体抽出管104内に向っ
て上流側に開口する噴射水管111を設けている。した
がって、本実施例においては、上記逆吸い込み箱106
に流入した洗浄体Sを、上記噴射水管111からの噴射
水流によって高速で上記洗浄体抽出管104内に吸引さ
せることができる。なお、上記噴射水管111に使用す
る噴射水は、洗浄体循環ラインの循環ポンプ出口から分
岐した噴射水あるいは、上記胴体101の上流側の冷却
水配管から分岐し、昇圧した冷却水のいずれでも良い。
【0048】つぎに、本発明の逆吸い込み箱の他の一実
施例を示す図24および図25について説明する。図2
4に示すように、本実施例による逆吸い込み箱106は
、その幅方向の下流側先端の外側面に固定され、先端部
が上記捕集格子102の下流側に向って延びる出張り1
12を設けている。
【0049】したがって、図25に示すように、上流か
らの冷却水が上記出張り112の先端の突出により渦巻
状に変化し、該出張り112の下流側での剥離強制対流
の発生を促進され、これによって、上記洗浄体Sが効果
的に上記逆吸い込み箱106内に巻き込みと同時に吸い
上げられるので、回収性能をさらに高めることができる
【0050】つぎに、本発明の他の一実施例を示す図2
6および図27について説明する。図26に示すように
、本実施例は、上記逆吸い込み箱106と上記ダクト1
03との間の幅方向中央部に、両端部を垂直平板(図示
せず)に固定された平板状の整流板113を設けている
【0051】したがって、図27に示すように、上流か
ら、上記逆吸い込み箱106の幅方向両端面と、捕集格
子102の下流側との間隙を通過する冷却水が上記整流
板113により、前記図25の場合と同様に上記逆吸い
込み箱106と、上記ダクト103との間で剥離強制対
流の発生を促進され、これによって、上記洗浄体Sが効
果的に上記逆吸い込み箱106内に巻き込みと同時に吸
い上げられるので、回収性能をさらに高めることができ
る。
【0052】一方、発明者の実験結果によれば、洗浄体
の抽出方式が本発明のように、上流側すなわち上方に吸
い上げる方式と、従来技術のように、下流側すなわち下
方に吸う方式の洗浄体回収限界を表わす特性を比較する
と、図28に示すように、流速比(洗浄体抽出管流速/
胴体入口流速)の関係は、上方に吸い上げる方式の方が
下方に吸う方式よりも洗浄体回収可能域が広範囲である
【0053】また、図21および図22に示す実施例で
は、上記洗浄体を上方に抽出するさいに、噴射水管11
1から水を噴射しているので、噴射水流によるエゼクタ
ー効果により、上記洗浄体Sは、高速で上記洗浄体抽出
管104に吸引されるため、洗浄体回収性能をより高め
ることができる。
【0054】また、図24乃至図26に示すように、出
張り112もしくは整流板113を設けることにより、
上記洗浄体Sが効果的に上記逆吸い込み箱へ巻き込みと
同時に吸い上げられるため、上記洗浄体Sの回収性能を
より高めることができる。
【0055】以上のように、本発明は、上記整流部材と
、下流側先端を下流の方向に向って開口する上記洗浄体
抽出管に上記洗浄体を流入するための誘導部材とを同時
に備えたものであるから、高い洗浄体回収性能を得るこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、上記説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0057】第1の発明によれば、上流側からの偏流に
対し、流線を整流することができるので、洗浄体は、整
流された流線にそうて流入し、これによって、洗浄体が
捕集格子に付着・停滞することなく高い回収性能(高回
収率)を得ることができる。
【0058】また、上流側から一時的に大量の異物など
が流入しても、洗浄体抽出管の下流側先端が下流方向に
向って開口しているので、異物などにより閉塞すること
がなく、洗浄体のみを洗浄体抽出管内に吸い上げること
ができる。
【0059】第2の発明によれば、捕集格子が揺動自在
に構成されているので、該捕集格子を容易に清掃するこ
とができる。
【0060】第3の発明によれば、上記誘導部材を、上
記整流部材の下流側端部に最も下流側に位置する中央部
が固定され、その両側を斜上流側に延び上記中央部に上
記洗浄体抽出管の下流側先端が下流方向に向って開口す
るように固定するベーンと、該ベーンの下流側に上記洗
浄体の球径よりも大きく、比較的大きな異物などよりも
小さい間隔でほぼ平行に形成されたダクトとから構成さ
れているので、異物などは、上記ベーンの幅方向端面と
上記捕集格子との管で捕捉され、上記洗浄体のみが上記
ベーンと、上記ダクトとの間を傾斜面にそうて中央に誘
導されたのち、上記洗浄体抽出管ないに流入する。その
ため、上記洗浄体抽出管の先端開口部が異物などによっ
て閉塞することなく、上記洗浄体の回収性能を高めるこ
とができる。
【0061】第4の発明によれば、上記ベーンと、上記
ダクトの両側幅方向を先端に行くにともなって幅広く構
成したので、上記捕集格子の長さを容易に決定すること
ができ、これによって、上記捕集格子の下流側と上記ダ
クトの幅方向端面との固定および上記ベーンとの幅方向
端面との間隔の決定を容易に行うことができる。
【0062】第5図の発明によれば、上記誘導部材を、
逆吸い込み箱とダクトにて構成し、上記逆吸い込み箱の
下流側を上記ダクトに向って下流の方向に開口し、かつ
上記ダクトとの間に所定の間隔を設けているので、異物
などが上記間隔で捕捉され、上記洗浄体のみを効率的に
上記洗浄体抽出管内に流入することができる。
【0063】第6の発明よれば、上記逆吸い込み箱と上
記ダクトとの間に、上記逆吸い込み箱内に向って開口す
る噴射水管を設けたので、上記洗浄体を該噴射水管から
の噴射水流によるエゼクタ効果により高速で上記洗浄体
抽出管内に流入させることができ、これによって上記洗
浄体の回収性能をさらに高めることができる。
【0064】第7の発明は、上記逆吸い込み箱の幅方向
下流側先端部の外側に先端部が上記捕集格子に向って延
びる出張りを設けたので、上記逆吸い込み箱と上記ダク
トとの間での剥離強制対流の発生が促進され、上記洗浄
体が効果的に上記逆吸い込み箱へ巻き込みと同時に吸い
上げられ、上記洗浄体の回収性能をさらに高めることが
できる。
【0065】第8の発明によれば、上記逆吸い込み箱と
、上記ダクトとの間に、上記洗浄体を上記巻き込み箱内
を導くための整流板を設けたので、上記逆吸い込み箱と
、上記ダクトとの間での剥離強制対流の発生が促進され
、上記洗浄体が効果的に上記洗浄体の回収性能をさらに
高めることができる。
【0066】第9の発明によれば、冷却水通路の大きさ
に応じて仕切板で複数の室に分類し、各室を上記第1の
発明と同様な構成にしたもので、装置を小形化すること
ができる。
【0067】第10の発明によれば、上記ベーンは、上
記複数の洗浄体抽出管の下流側先端部が下流側に位置す
るように波形状に構成されているので、上記ベーンの製
作を容易にすることができる。
【0068】第11の発明によれば、上記ダクトは、上
記複数の洗浄体抽出管の下流側先端開口部と対向する位
置が下流側に位置するように波形状に構成されているの
で、上記ダクトの製作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視断面図である。
【図4】図1のC−C矢視断面図である。
【図5】図1の一部破截斜視図である。
【図6】ダクトを示す拡大斜視図である。
【図7】ダクトの他の一実施例を示す拡大斜視図である
【図8】本発明の他の一実施例を示す縦断面図である。
【図9】図8のE−E矢視断面図である。
【図10】図8のF−F矢視断面図である。
【図11】図8の横断面図である。
【図12】本発明の他の一実施例を示す縦断面図である
【図13】図12のA−A矢視断面図である。
【図14】図12のB−B矢視断面図である。
【図15】図12のC−C矢視断面図である。
【図16】図12の一部破截斜視図である。
【図17】本発明のさらに他の一実施例を示す縦断面図
である。
【図18】図17のE−E矢視断面図である。
【図19】図17のF−F矢視断面図である。
【図20】図17の横断面図である。
【図21】本発明のさらに他の一実施例を示す縦断面図
である。
【図22】図21のH−H矢視断面図である。
【図23】図21の一部破截断面図である。
【図24】本発明のさらに他の一実施例を示す断面図で
ある。
【図25】図24の動作説明図である。
【図26】本発明のさらに他の一実施例を示す縦断面図
である。
【図27】図26の動作説明図である。
【図28】本発明の整流部材有無による洗浄体回収限界
を示す特性図である。
【図29】洗浄体抽出方式の相違による洗浄体回収限界
を示す特性図
【符号の説明】
1,101…胴体、2,102…捕集格子、3,103
…ダクト、4,104…洗浄体抽出管、5,105…整
流部材、6…ベーン、7,107…開口部、8,108
…捕集格子軸、10,110…ハンドル、30,130
…仕切板、41,141…冷却水通路,106…逆吸い
込み箱、111…噴射水管、113…整流板。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  冷却水中に投入された洗浄体を捕集す
    るため、冷却水通路内に上流側が拡開するようにV形状
    に配置された捕集格子と、該捕集格子によって捕集され
    た洗浄体を冷却水通路外に抽出するための洗浄体抽出管
    を備えた管式熱交換器用洗浄体捕集装置において、上流
    からの偏流を整流にするため、上記捕集格子間の冷却水
    通路を分割する整流部在と、該整流部材の下流側端部に
    固定され、上記洗浄体を上記冷却水通路と仕切られた内
    部を通って上記洗浄体抽出管内に誘導する誘導部材と、
    該誘導部材に下流側先端が固定され、その先端開口部が
    下流側に向って開口する洗浄体抽出管とを設けたことを
    特徴とする管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
  2. 【請求項2】  上記捕集格子は、揺動自在に構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の管式熱交換器用洗浄
    体捕集装置。
  3. 【請求項3】  上記誘導体部材は、上記整流部材の下
    流側端部に、最も下流側に位置する中央が固定され、そ
    の両側を斜上流方向にのび、上記中央部に上記洗浄体抽
    出管の下流側先端が下流方向に向って開口するように固
    定したベーンと、該ベーンの下流側に上記洗浄体よりも
    大きく、異物などよりも小さい間隔でほぼ平行に形成さ
    れたダクトから構成されたことを特徴とする請求項1記
    載の管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
  4. 【請求項4】  上記ベーンおよび上記ダクトは、その
    両側幅方向を先端に行くにともなって幅広く構成された
    ことを特徴とする請求項3記載の管式熱交換器用洗浄体
    捕集装置。
  5. 【請求項5】  上記誘導部材は、上記整流部材の下流
    側端部に固定され、下流側を開口する箱形状に形成し、
    その上流側の底部が中央で最も上流側に位置するととも
    にその両側の斜下流方向に傾斜し、上記底部の中央に先
    端部が下流方向に向って開口する上記洗浄体抽出管を固
    定する逆吸い込み箱と、該逆吸い込み箱の下流側端面と
    上記洗浄体より大きく、異物などよりも小さい間隔で平
    行に形成されたダクトとから構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の管式交換器用洗浄体捕集装置。
  6. 【請求項6】  上記誘導部材は、上記逆吸い込み箱と
    、上記ダクトとの間に、上記吸い込み箱内に向って上流
    側に開口する噴射水管を設けたことを特徴とする請求項
    5記載の管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
  7. 【請求項7】  上記逆吸い込み箱は、その幅方向下流
    側先端部の外側に固定され、先端部が上記捕集格子に向
    って延びる出張りを設けたことを特徴とする請求項5記
    載の管式熱交換用洗浄体捕集装置。
  8. 【請求項8】  上記誘導部材は、上記逆吸い込み箱と
    上記ダクトとの間に、上記洗浄体を上記逆吸い込み箱内
    に導くための整備板を設けたことを特徴とする請求項5
    記載の管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
  9. 【請求項9】  冷却水中に投入された洗浄体を捕集す
    るため、冷却水通路内に上流側が拡開するようにV形状
    に配置された捕集格子と、該捕集格子によって捕集され
    た洗浄体を冷却水通路外に抽出するための洗浄体抽出管
    を備えた管式熱交換器用洗浄体捕集装置において、上流
    からの偏流を整流にするため、上記冷却水通路の大きさ
    に応じて複数の室に分割する仕切板と、上記各室内に上
    流側から流入した洗浄体を捕集する複数の補修格子と、
    各捕集格子間の各冷却水通路を分割する複数の整流部材
    と、該複数の整流部材の下流側端部に固定され、上記洗
    浄体を上記冷却水通路を仕切られた内部を通って上記洗
    浄体抽出管内に誘導する誘導部材と、該誘導部材に下流
    側先端が固定され、その先端が下流の方向に向って開口
    している複数の洗浄体抽出管とを設けたことを特徴とす
    る管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
  10. 【請求項10】  上記誘導部材を形成するベーンと、
    ダクトのうち、一方のベーンは、上記複数の洗浄体抽出
    管の下流側先端部が下流側に位置するように波形状に構
    成されたことを特徴とする請求項9記載の管状熱交換器
    用洗浄体捕集装置。
  11. 【請求項11】  上記ダクトは、上記複数の洗浄体抽
    出管の下流側先端開口と対向する位置が下流側に位置す
    るように波形状に構成されたことを特徴とする請求項9
    記載の管式熱交換器用洗浄体捕集装置。
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