JP3095734B2 - ボイラ蒸気管のスケール捕集装置 - Google Patents

ボイラ蒸気管のスケール捕集装置

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敏浩 佐藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラからの蒸気
をタービンへ導く蒸気配管内で、蒸気主流に彎曲経路又
は分岐・転向経路を与えて混入スケールを分離するスケ
ール捕集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンに導入される蒸気にはボイ
ラの管壁等から剥離した酸化鉄等のスケールが混入して
おり、このスケールがノズル翼や動翼等の壁面に衝突す
ることによって侵食を生じ、タービン性能が低下するば
かりではなく、機器のトラブルの原因となる。
【0003】したがって、蒸気中に混在するスケールの
除去は、蒸気タービンプラントの重要課題である。稼働
中の蒸気タービンプラントにおけるスケール除去装置の
一つとして、蒸気タービン入口側の蒸気管内にスケール
捕捉スクリーンを設けたものがある。
【0004】また、他の従来の装置として、図9に示す
ように、蒸気主流04が垂直下降管01から水平分岐管
02に急転向するよう屈折部を形成して配置した管路に
おいて、垂直下降管下方にスケール溜まりの管状のポケ
ット03を設け、蒸気中のスケール05をその慣性力と
蒸気の主流04が急転向時に生じる遠心力によって分離
するようにしたボイラの蒸気配管のスケール捕集装置が
用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したようにスケー
ル捕捉スクリーンを用いた装置では、捕捉スクリーンの
表面積を大きく設定しても稼働中の目詰りが問題であ
り、稼働時間に比例する圧力損失の増加は避けられな
い。
【0006】また図9に示した蒸気配管のスケール捕集
装置では、垂直下向管01から水平分岐管02へ向かう
蒸気主流04の乱れによって、ポケット03の内部の非
定常な流れ04′はポケット03の中心軸まわりに旋回
し、一旦分離されたスケール05がポケット03の内部
で激しく動き、再び主流に混入してしまい捕集効率が低
下するばかりではなく、ポケット03の底部に断続的に
衝突するためポケット03の底部でのエロージョンの原
因となっていた。
【0007】本発明は、ボイラからの蒸気をタービンへ
導く蒸気配管内で、蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向
経路を与えて混入スケールを分離するスケール捕集装置
において、スケール捕集効率が高く、しかも圧力損失の
小さいスケール捕集装置を提供することを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、蒸気主流が鉛直下降管から水平分岐管へ急
転向するよう配管され、その鉛直下降管の水平分岐点を
こえる延長上に設けた深さ2.5dを有する管状のポケ
ット内に、底部から管軸に平行な1.5dの高さをもつ
互いに直交する2枚の邪魔板を装着した構造のスケール
捕集装置を提供する(dは配管直径)
【0009】このように本発明によるスケール捕集装置
では、深さ2.5dをもつ管状のポケット内をポケット
底部から鉛直管軸方向に仕切る1.5dの高さをもつ互
いに直交する2枚の邪魔板を設置することにより、管状
のポケット内での中心軸まわりに旋回する流れが生じな
いため、分離したスケールの激しい動きがなくなり、再
び蒸気主流に混入することもなく、また、ポケット内で
の流速が遅くなり、ポケットの底部でのエロージョンを
防止することができる。
【0010】また、本発明は、前記課題を解決するた
め、ボイラからの蒸気をタービンへ導く蒸気配管内で、
蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を与えて混入ス
ケールを分離するスケール捕集装置において、蒸気主流
が鉛直下降管から水平分岐管へ急転向するよう配管さ
れ、前記鉛直下降管の水平分岐点をこえる延長上に設け
た管状のポケットがスケール堆積部を構成しており、更
に、前記スケール堆積部はスケール回収器に接続されて
いるとともに、前記スケール堆積部の始端および終端に
それぞれ開閉弁が設けられているとともに、前記スケー
ル堆積部の上部に開閉弁を介して補助蒸気管が接続され
ている構成のボイラ蒸気管のスケール捕集装置を提供す
る。
【0011】このように、始端および終端に開閉弁を設
けたスケール堆積部を設けたものとすることによって、
捕集されたスケールをこのスケール堆積部に溜め、始端
および終端の開閉弁を操作することにより、機器の運転
を停止することなく、スケール堆積部に溜まったスケー
ルをスケール回収器に回収することができる。また、ス
ケール堆積部に集められたスケールをスケール回収器に
回収する際、補助蒸気管から補助蒸気をスケール堆積部
に導いてパージし、スケールの詰まりを防止することが
できる
【0012】また、本発明は、前記課題を解決するため
次の構成をもつボイラ蒸気管のスケール捕集装置を提供
する。すなわち、ほぼ水平な直線上に配管した蒸気管の
中間に、曲率半径R1 ,曲り角度θ1 の第1の曲管と、
これと連結する下向直管と、続いて連結する曲率半径R
2 ,曲り角度θ2 の第2の曲管によって、前記水平配管
の下方に設けた水平管路とを接続する。
【0013】この水平管路は直管部と上向角度γの上向
分岐管を有しており、その直管部は続いて曲率半径
4 ,曲り角度90°の第4の曲管から垂直に下降した
管状のポケットに連結し、他方、前記上向分岐管は曲率
半径R3 ,曲り角度θ3 の第3の曲管によって前記蒸気
管に接続する。
【0014】なお、前記した曲率半径、曲り角度につい
ては、1.5d<R1 ,R2 ,R3,R4 <2.5dで
あり、60°<θ1 ,θ2 ,θ3 <90°とし、γ=6
0°とする(但し、dは配管直径)とともに、前記上向
分岐管の分岐点後流側から前記第4の曲管の中間位置ま
での管路内に仕切板を装着する
【0015】このスケール捕集装置においては、鉛直方
向に距離を置く2本の水平配管の間に、まず下向直管か
ら水平管路へ急転向する第2の曲管によって、蒸気主流
に混入したスケールは曲管の外周側へ寄せられ、そのま
ま水平管路へ入る。水平管路では直管部の先は、第4の
90°曲管を経て末端を閉鎖したポケットへ入るため、
蒸気の流れはほとんど無く、蒸気の主流は、急転向して
上向分岐管へ向うが、ここでも蒸気中に残っていたスケ
ールは慣性力によってポケットの方向へ向う。
【0016】スケール捕集装置とタービンとの距離が長
ければ長いほど、その間でスケールが発生するが、以上
説明したスケール捕集装置は、タービンに近い位置に設
置できるため、スケールの少ない蒸気をタービンに導く
ことができる。
【0017】蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を
与えて混入スケールを分離・捕集する装置における重要
な課題は、捕集効率と圧力損失の兼合いである。図6は
曲管の曲率半径を(1.5〜2.5)dとしたときの曲
り角度θと圧力損失PL の関係を示しており、設計上許
容される圧力損失は曲り角度θが90°以下であること
が判る。また、図7は、曲り角度θとスケールの捕集効
率ηS の関係を示しており、蒸気流が急転向するほど効
率が良いことが判るが、最低許容値は曲り角度θが60
°にあることを示している。
【0018】この図6,図7から、蒸気主流が流れる蒸
気管の直径をdとし、スケール捕集装置を構成する曲管
の曲率半径Rを1.5d<R<2.5としたとき、圧
力損失PL とスケール捕集効率ηS を実用範囲内に設定
するには曲り角度θを60°<θ<90°とすればよい
ことが判る。
【0019】なお、このスケール捕集装置において、前
記上向分岐管の直前の水平管路の内壁上部に、前記水平
管路の頂部から中心部に向かって膨らんでいる突起物を
設けた構成を採用すると、下向直管より流れて来た蒸気
主流がこの突起物に衝突して蒸気主流に含まれているス
ケールは上向分岐管に流れる蒸気から効率よく分離でき
るものとなって好ましい。
【0020】また、このスケール捕集装置においては、
その上向分岐管の分岐点の後流側から第4の90°曲管
の中間点近辺までの管内に、同管路の底部からd/3の
高さの位置に仕切板を装着するのが好ましい。すなわ
ち、このスケール捕集装置では、その第2の曲管によっ
て分離されたスケールは、前記した水平管路の下側を流
れるが、上向分岐管の入口近辺で再び舞上る恐れがあ
り、この舞上りをその仕切板で抑えてポケットへ導くこ
とができて好ましいのである。
【0021】更にまた、このスケール捕集装置において
も、前記したように始端および終端に開閉弁を設けると
ともにスケール堆積部に開閉弁を介して補助蒸気管を接
することによって、捕集されたスケールをこのスケー
ル堆積部に溜め、始端および終端の開閉弁を操作するこ
とにより、機器の運転を停止することなく、スケール堆
積部に溜まったスケールをスケール回収器に回収するこ
とができるものとなって好ましい。また、スケール堆積
部に集められたスケールをスケール回収器に回収する際
に、補助蒸気管から補助蒸気をスケール堆積部に導いて
パージすると、スケールの詰まりを防止することができ
る。また、スケール堆積部をスケール回収器に接続する
とともにスケール堆積部の始端と終端にそれぞれ開閉弁
を設けた構成にすると、これらの開閉弁を操作して機器
の運転中もスケールをスケール回収器に回収することが
できて好ましい
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスケール捕集
装置を図1〜図8に示した実施の形態に基づいて具体的
に説明する。
【0023】(第1実施形態)まず、図1,図2に示し
た第1実施形態によるスケール捕集装置について説明す
る。この第1実施形態によるスケール捕集装置では、そ
の鉛直下降管1,水平分岐管2及び管状のポケット3に
ついては図8に示した従来技術によるスケール捕集装置
と同様に構成しているが、管状のポケット3内に管軸に
平行な邪魔板6を取付けている。
【0024】管状のポケット3は水平分岐管2の下方、
管径Dの約2.5倍の深さがあり、邪魔板6はその底部
から管径Dの1.5倍の高さとし、図2のように直交す
る2枚の板としている。
【0025】この第1実施形態によるスケール捕集装置
では、ポケット3内に設けた2枚の邪魔板6のためポケ
ット3内で中心軸まわりの旋回流を生じないため、分離
したポケット内のスケールが激しい動きをすることがな
く、従って蒸気主流に再混入することがない。
【0026】(第2実施形態)次に、図3,図4に示し
た第2実施形態によるスケール捕集装置について説明す
る。図1、図2に示した第1実施形態によるスケール捕
集装置では一カ所の屈折部で蒸気主流を鉛直下降流から
水平流に急転向させているのに対して、図3に示した第
2実施形態の装置では、複数個所の急転向部で構成して
いる。
【0027】図3は、ほぼ水平な軸線8上にある第1の
水平管10と第2の水平管11の間に設けたスケール捕
集装置を示すものであり、曲率半径R1 を管径dに対し
てR 1 ≒1.5dとし、曲り角度をθ1 =60°とした
第1の曲管12に連結した下向直管13とその端縁から
第1の水平軸線8の下方にある第2の水平軸線9を管軸
とする水平管路15へ接続するR2 =R1 ,θ2 =θ1
の第2の曲管14を連結している。
【0028】前記水平管路15には、そのほぼ中間から
上向角度γの上向分岐管16があり、この上向分岐管1
6と前記の第2の水平管11とをつなぐ第3の曲管17
は、R3 =R2 =R1 であり、θ3 =θ2 =θ1 として
おり、したがって、前記上向角度γはγ=θ3 である。
【0029】この分岐点7以後の水平管路15の末端に
は、曲率半径R4 ,曲り角ψ=90°の第4の曲管18
を連結し、続いて鉛直下降する管状のポケット3を取付
けている。また、前記分岐点7以後の水平管路15と直
角曲管18の内部には第2の水平管軸9よりやや下側に
仕切板19を取付けており、図4は、そのIV−IV矢視図
である。
【0030】図中、30は突起物で、上向分岐管16の
直前の水平管路15の内壁上部に設けられ、水平管路1
5の中心部に向かって膨らんでいる。下向直管13より
流れてきた蒸気主流4がこの突起物30に衝突すると、
蒸気主流4中のスケールを効率良く分離できる。蒸気P
は突起物30の表面に沿って上向分岐管16へ導かれ、
スケールSはそのまま直角曲管18を経て鉛直に下降し
てポケット3に導かれる。或いは、下向直管13より流
れてきた蒸気主流4が突起物30に衝突し、更にその勢
いで水平管路15の下部に衝突して蒸気Pははね返り上
向分岐管16へ導かれ、スケールSはそのまま直角曲管
18を経て鉛直に下降してポケット3に導かれる。
【0031】なお、突起物30は、中空材、中実材、板
材などで形成され、また、1個だけでなく流れ方向に複
数個配設することもできる。このスケール捕集装置によ
れば、先に図6及び図7を参照して説明したようにスケ
ールは慣性力により効率的に管状のポケット3へ分離さ
れる。
【0032】(第3実施形態)次に、図5に示した第3
実施形態によるスケール捕集装置について説明する。こ
の実施形態では、本発明によるスケール捕集装置におけ
る管状のポケットに対し、捕集されたスケール等を排出
する機構を設けたものである。
【0033】図5において、20はパラレルスライド弁
等の開閉弁、21はスケール排出弁兼ドレン弁、22は
開閉弁20とスケール排出弁兼ドレン弁21との間に設
けられたスケール堆積部であって、パイプによって構成
されている。スケール排出弁兼ドレン弁21はドレン弁
とスケール排出弁の両方の役割をするので、エロージョ
ンとスケールの噛み込み防止のため、、スケールの溜ま
るポケット部が無く、かつ、開弁時にスケールがストレ
ートに排出されるステライト盛加工したY形玉形弁など
を採用するのが好ましい。
【0034】23は接続部で、スケール捕集装置におけ
る管状のポケット3とスケール堆積部22との間を接続
する。開閉弁20は、この接続部23とスケール堆積部
22との間に介在されている。水平分岐管2と接続部2
3の間にはウオーミングライン24が接続されている。
また、スケール堆積部22の上部には補助蒸気母管(図
示していない)に接続された補助蒸気管25が開閉弁2
6を介して接続されている。スケール堆積部22の下部
に設けられたスケール排出弁兼ドレン弁21はスケール
回収器27へ接続されている。
【0035】図5の装置は以上のように構成されてお
り、この装置によるスケール捕集操作は次のように行な
われる。プラント運転時は、開閉弁20は開、スケール
排出弁兼ドレン弁21は閉としてスケール捕集装置を働
かせ、鉛直下降管1を流れて来た蒸気主流中のスケール
は、管状のポケット部3に捕集され、開閉弁20を通っ
てスケール堆積部22に堆積される。スケール堆積部2
2に集められたスケールは、開閉弁20を閉、スケール
排出弁兼ドレン弁21を開として、スケール回収器27
に回収される。
【0036】このとき、スケールの詰まり等が生じない
よう、補助蒸気管25の開閉弁26を開けて補助蒸気を
スケール堆積部22へ導いてパージする。スケール排出
弁兼ドレン弁21はこのようにスケール排出弁として働
くが、ドレン弁の役割も果たすものであって、ユニット
の起動、停止時にはスケール排出弁兼ドレン弁21を開
とする。
【0037】ユニットがDSS運用を行なうものの場合
は、スケール排出弁兼ドレン弁21を毎日開閉してスケ
ールを毎日排出するが、DSS運用を行なわないユニッ
トの場合は、3日に1回程度の間隔でスケールの排出を
行なう。図5に示した第3実施形態の装置におけるスケ
ール排出操作の手順を、まとめると次のとうりとなる。
【0038】1)開閉弁20を閉め、スケール排出装置
を系統から隔離する。
【0039】2)スケール排出弁兼ドレン弁21を開
き、スケール堆積部22に堆積したスケールを内圧によ
り排出する。
【0040】3)開閉弁26を開き、スケール堆積部2
2に残ったスケールを補助蒸気により排出する。
【0041】4)スケールの排出後、更に数分間は補助
蒸気を流してポケット部等にスケールが残留しないよう
にするとともに、スケール排出装置内に流入した空気を
排出する。
【0042】5)スケール排出弁兼ドレン弁21を閉
め、スケール堆積部22に内圧を保持させる。
【0043】6)開閉弁26を閉め、補助蒸気の供給を
停止する。
【0044】7)開閉弁20を開き、スケール排出装置
を系統に復帰させる。
【0045】以上の手順によって、ユニット運転中にス
ケールを排出できるが、この排出間隔は、当初は3日に
1回程度とし、回収されるスケールの量を見ながら、除
々に長くしてゆく。
【0046】(第4実施形態)図5に示したものは、図
1、図2に示した第1実施形態によるスケール捕集装置
における管状のポケット3に対して捕集スケール等を排
出する機構を設けたものであるが、図3、図4に示した
第2実施形態によるスケール捕集装置における管状のポ
ケット3に対して同様の排出機構を設けたものを第4実
施形態として図8に示してある。
【0047】図8に見られるように、図3、図4に示し
た第2実施形態によるスケール捕集装置が接続部23を
介して、始端と終端にそれぞれ開閉弁20とスケール排
出弁兼ドレン弁21を設けたスケール堆積部22に接続
されている。スケール堆積部22はスケール回収器27
に接続されている。図8において、既に説明した構成部
分については、同じ符号を付してあり、それらについて
の説明は省略する。
【0048】このように、本第4実施形態によるスケー
ル捕集装置においても、捕集されたスケールをスケール
堆積部22に溜め、始端及び終端の開閉弁20およびス
ケール排出弁兼ドレン弁21を操作することにより、機
器の運転を停止することなく、スケール堆積部22に溜
まったスケールをスケール回収器27に回収することが
できる。
【0049】なお、スケール捕集装置は主蒸気管に設置
するため、通常運転中は超臨界圧となりドレン発生の懸
念はないが、スケール堆積部22は基本的には殆ど流れ
の無いデッドゾーンとなるため、熱放散による温度分布
が発生する。この温度差を極力少なくするため、図5に
示すようにウオーミングライン24を設置している。ス
ケール排出弁兼ドレン弁21は、起動、停止時には他の
ドレン弁と同様に運用し、主蒸気管のドレンを排出す
る。
【0050】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず、特許請求の範囲に示す本発明の範囲で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
【0051】例えば、図5に示す第3実施形態、及び図
8に示す第4実施形態では、スケール堆積部22に残っ
たスケールを補助蒸気により排出するために補助蒸気母
管からの補助蒸気を利用しているが、これは補助空気に
変えてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスケ
ール捕集装置では鉛直下降管の水平分岐点を越える延長
上に設けた管状のポケット内に邪魔板を設けた構成とす
ることによってポケット内の旋回流を防ぎ、ポケット内
にスケールを効率よく分離することができる。
【0053】また、他の本発明によるスケール捕集装置
は、特定形状の第1,第2、第3の曲管および上向分岐
管等によって構成することにより蒸気中のスケールを慣
性力によって管状のポケットへ効果的に分離することが
できる。
【0054】蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を
与えてボイラから混入したスケールを分離するスケール
捕集装置の課題は、スケール捕集効率の向上であり、圧
力損失の低減であったが、本発明によって、その両立す
ることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスケール捕集装置
の縦断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るスケール捕集装置
の縦断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】本発明の第3実施形態に係るスケール捕集装置
の縦断面図。
【図6】曲管の曲り角度と圧力損失の関係を示すグラ
フ。
【図7】曲管の曲り角度とスケールの捕集効率を示すグ
ラフ。
【図8】本発明の第4実施形態に係るスケール捕集装置
の縦断面図。
【図9】従来のスケール捕集装置を概念的に示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 鉛直下降管 2 水平分岐管 3 管状のポケット 4 蒸気主流 5 捕集したスケール 6 邪魔板 7 分岐点 8 第1の水平な軸線 9 第2の水平な軸線 10 第1の水平管 11 第2の水平管 12 第1の曲管 13 下向直管 14 第2の曲管 15 水平管路 16 上向分岐管 17 第3の曲管 18 直角曲管 19 仕切板 20 開閉弁 21 スケール排出弁兼ドレン弁 22 スケール堆積部 23 接続部 24 ウオーミングライン 25 補助蒸気管 26 開閉弁 27 スケール回収器 30 突起物 P 蒸気 S スケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 昭広 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82 号 九州電力株式会社内 (72)発明者 中島 英作 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82 号 九州電力株式会社内 (72)発明者 佐藤 敏浩 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重 工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 菅 啓史 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重 工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 高田 政治 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株 式会社長崎造船所内 (72)発明者 倉ケ崎 六夫 長崎市飽の浦町1番1号 株式会社菱研 テック内 (56)参考文献 特開 平8−28208(JP,A) 特開 平9−158706(JP,A) 特開 昭58−202312(JP,A) 特開 平6−320055(JP,A) 特開 昭62−288800(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 25/00 F01K 21/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラからの蒸気をタービンへ導く蒸気
    配管内で、蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を与
    えて混入スケールを分離するスケール捕集装置におい
    て、蒸気主流が鉛直下降管から水平分岐管へ急転向する
    よう配管され、前記鉛直下降管の水平分岐点をこえる延
    長上に深さ2.5dを有する管状のポケットを具備し、
    同ポケットの底部から管軸に平行な1.5dの高さを有
    する互いに直交する2枚の邪魔板を装着したことを特徴
    とするボイラ蒸気管のスケール捕集装置(但しd:配管
    直径)。
  2. 【請求項2】 ボイラからの蒸気をタービンへ導く蒸気
    配管内で、蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を与
    えて混入スケールを分離するスケール捕集装置におい
    て、蒸気主流が鉛直下降管から水平分岐管へ急転向する
    よう配管され、前記鉛直下降管の水平分岐点をこえる延
    長上に設けた管状のポケットがスケール堆積部を構成
    し、前記スケール堆積部はスケール回収器に接続されて
    おり、更に、前記スケール堆積部の始端および終端にそ
    れぞれ開閉弁が設けられているとともに、前記スケール
    堆積部の上部に開閉弁を介して補助蒸気管が接続されて
    いることを特徴とするボイラ蒸気管のスケール捕集装
    置。
  3. 【請求項3】 ボイラからの蒸気をタービンへ導く蒸気
    配管内で、蒸気主流に彎曲経路又は分岐・転向経路を与
    えて混入スケールを分離するスケール捕集装置におい
    て、ほぼ水平に配管した蒸気管の中間に、曲率半径
    1 ,曲り角度θ1の第1の曲管と、これと連結する下
    向直管と、次に連結する曲率半径R2 ,曲り角度θ2
    第2の曲管によって、前記水平配管の下方に設けた水平
    管路に接続し、この水平管路には直管部と上向角度γの
    上向分岐管があり、その直管部は続いて曲率半径R4
    曲り角度90°の第4の曲管から鉛直に下降した管状の
    ポケットに連結し、他方前記上向分岐管は、曲率半径R
    3 ,曲り角度θ3 の第3の曲管によって、前記蒸気管に
    接続してなるスケール捕集装置を設け、ここに、1.5
    d<R1 ,R2 ,R3 ,R4 <2.5dであり60°<
    θ1 ,θ2 ,θ3 <90°とし、γ=60°とするとと
    もに、前記上向分岐管の分岐点後流側から前記曲り角度
    90°の第4の曲管の中間点付近までの管路内に仕切板
    を装着したことを特徴とするボイラ蒸気管のスケール捕
    集装置(但しd:配管直径)。
  4. 【請求項4】 請求項3のボイラ蒸気管のスケール捕集
    装置において、前記上向分岐管の直前の前記水平管路の
    内壁上部に、前記水平管路の頂部から中心部に向かって
    膨らんでいる突起物を設けたボイラ蒸気管のスケール捕
    集装置。
  5. 【請求項5】 請求項3のボイラ蒸気管のスケール捕集
    装置において、前記上向分岐管の分岐点後流側から前記
    曲り角度90°の第4の曲管の中間点近辺までの管路内
    に、同管路の底部からd/3の高さの位置に仕切板を装
    着したボイラ蒸気管のスケール捕集装置。
  6. 【請求項6】 請求項3のボイラ蒸気管のスケール捕集
    装置において、鉛直に下降したポケットが前記スケール
    堆積部を構成しており、更に前記スケール堆積部の始端
    および終端にそれぞれ開閉弁が設けられるとともに、前
    記スケール堆積部に開閉弁を介して補助蒸気管が接続さ
    れていることを特徴とするボイラ蒸気管のスケール捕集
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項4のボイラ蒸気管のスケール捕集
    装置において、鉛直に下降したポケットが前記スケール
    堆積部を構成しており、更に前記スケール堆積部はスケ
    ール回収器に接続されているとともに、前記スケール堆
    積部の始端および終端にそれぞれ開閉弁が設けられてい
    ることを特徴とするボイラ蒸気管のスケール捕集装置
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