JPH0421392B2 - - Google Patents

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JPH0421392B2
JPH0421392B2 JP57006827A JP682782A JPH0421392B2 JP H0421392 B2 JPH0421392 B2 JP H0421392B2 JP 57006827 A JP57006827 A JP 57006827A JP 682782 A JP682782 A JP 682782A JP H0421392 B2 JPH0421392 B2 JP H0421392B2
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JP
Japan
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time axis
signal
clock
phase
error
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JP57006827A
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JPS58124385A (ja
Inventor
Yoshimichi Ootsuka
Juichi Ninomya
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
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Publication of JPS58124385A publication Critical patent/JPS58124385A/ja
Publication of JPH0421392B2 publication Critical patent/JPH0421392B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation
    • H04N9/896Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビデオテープレコーダVTRから再
生した場合など、テレビジヨン映像信号に含まれ
る時間軸誤差を補正して標準化された信号とし、
例えば他のテレビジヨン映像信号と適正な位相関
係をもつて混合し得るようにする時間軸補正装置
に関し、特に、VTR再生信号等に含まれる時間
軸誤差を迅速に検出して高精度の補正を行ない得
るようにしたものである。
この種時間軸補正装置、すなわち、いわゆるタ
イムベースコレクタTBCの基本的な動作原理と
しては、時間軸補正を施すべきテレビジヨン映像
信号をアドレス制御可能のデイジタルもしくはア
ナログ形のバツフアメモリに一旦書込んで読出す
際に書込み側および読出し側のタイミングをそれ
ぞれ独立に制御することにより、それぞれ適切な
タイミングにて書込みおよび読出しを行なうこと
にある。しかして、従来のこの種時間軸補正装置
においては、上述した動作原理に忠実に、書込み
側と読出し側とそれぞれ独立したサンプリングク
ロツク系を備え、書込み側のサンプリングクロツ
ク系はVTR再生映像信号から分離抽出した水平
同期信号、すなわち、いわゆるテープHに位相ロ
ツクさせ、また、読出し側のサンプリングクロツ
ク系は、例えば局内同期盤から供給する水平同期
信号、すなわち、いわゆる基準Hに位相ロツクさ
せている。読出しクロツクを位相ロツクする基準
Hは例えば水晶発振器出力に基づいて一定不変の
位相を有しているのに反し、書込みクロツクを位
相ロツクするテープHは、その位相自体がVTR
のテープや回転ヘツドの速度の変動などにより変
動しているがために、位相ロツクループPLLを
用いて所要の位相ロツクを行なつていた。したが
つて、従来のこの種時間軸補正装置においては、
かかるPLLがフイードバツク制御を行なうがた
めに応答がおそく、VTR再生信号を入手してか
らクロツクに位相ロツクがかかるまでに遅れを生
じ、その時間軸誤差補正を迅速、的確に行なえな
い、という欠点があつた。すなわち、例えば、
VTRにおけるビデオヘツドの切換え時に対応し
て一般に生じやすい再生画像の捻れ、すなわち、
いわゆるスキユー現象のような大きい時間軸誤差
の変化がある場合に対して十分に即応して迅速に
対処することができず、また、業務用ヘリカル
VTRを、いわゆるシンクヘツド等の補助ヘツド
を用いずに単一の回転ヘツドをもつて構成した場
合に、磁気テープと回転ヘツドとが接触し得ない
信号欠落期間、すなわち、いわゆるヘツドプラン
キング期間の直後に再生される映像信号に対して
は、この期間テープHが一部欠落しているため書
込みクロツクの位相ロツクが完了せず、迅速に時
間軸誤差を検出して的確に補正することが困難で
あり、従来装置における位相ロツクループPLL
を用いたサンプリングクロツクの再生は、応答速
度および安定性の面で極めて不利な欠点となつて
いた。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、バツフアメモリに対する映像信号の書込みと
読出しとにそれぞれ用いるクロツク信号のタイミ
ングの相互関係を適切に調整することによつて映
像信号の時間軸補正を行なうにあたり、従来のよ
うに応答が遅く不安定な位相ロツクループPLL
を用いて書込み用クロツク信号を再生することな
く、書込み用クロツク信号は読出し用クロツク信
号をそのまま使用し、したがつて、従来のように
テープHと書込み用クロツク信号とを同期させる
までの時間の遅れを生ずることなく、映像信号の
入来、あるいは、大きい時間軸誤差の急激な発生
にも即応して、テープHの入来時点から直ちに時
間軸補正を行ない得るようにした時間軸補正装置
を提供することにある。
しかして、本発明は、所定方式のテレビジヨン
映像信号と局内の基準となる所定の同期信号およ
びクロツク信号との時には所定の位相関係が存在
すべきものであることに着目し、入力映像信号中
のテープHおよび基準の同期信号によるバツフア
メモリへの書込みおよび読出し制御、および、水
晶発振器出力などにより安定に形成した読出し用
クロツク信号により、時間軸補正を施すべき入力
映像信号をサンプリングしてそのサンプル位相と
所定の位相とのずれ、すなわち、入力映像信号の
時間軸誤差を遅滞なく検出し、その時間軸誤差に
応じて映像信号にタイミング補正を施すことによ
つてこの種時間軸補正装置を構成するようにした
ものである。
すなわち、本発明時間軸補正装置は、入力テレ
ビジヨン映像信号中の水平走査周期の参照信号を
用いて検出した時間軸誤差を時間軸制御手段に印
加して当該入力テレビジヨン映像信号に含まれる
前記時間軸誤差を除去する時間軸補正装置におい
て、前記時間軸制御手段を、前記入力テレビジヨ
ン映像信号に対して、それぞれ、少なくともクロ
ツク単位の書込み読出し制御可能にした時間軸制
御メモリ並びにクロツク単位のシフト制御可能に
したシフトレジスタの少なくとも一方と所定のク
ロツク信号位相に対応したサンプル位相でサンプ
ル可能にしたサンプル手段とにより構成し、前記
水平走査周期の参照信号の順次の前記サンプル位
相によるサンプル値の前記時間軸誤差が零のとき
に零となる組合わせにより前記時間軸誤差を検出
するとともに、前記入力テレビジヨン映像信号か
ら分離した前記水平走査周期の前記参照信号およ
び基準の水平走査周期信号に応じてそれぞれ制御
する前記時間軸制御メモリの書込みおよび読出
し、並びに、前記時間軸誤差のうち、クロツク単
位の当該時間軸誤差に応じて制御する前記シフト
レジスタのシフトの少なくとも一方と、所定周期
および所定位相のクロツク信号をクロツク周期に
満たない当該時間軸誤差に応じて位相変調した変
調クロツク信号による前記サンプル手段の制御と
により、前記入力テレビジヨン映像信号の時間軸
を補正することを特徴とするものである。
以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳
細に説明する。
上述のような動作原理に基づく特徴を有する本
発明時間軸補正装置における時間軸誤差補正の基
本的動作としては、上述のような動作原理によつ
て検出した入力映像信号の時間軸誤差を、水平走
査周期Hと対比して論ずべき程度に大きい時間軸
誤差、画素周期に相当するクロツク周期の単位に
て論ずべき数クロツク周期程度の大きさの時間軸
誤差およびクロツク周期以下の小さい時間軸誤差
の3段階に区分し、各段階の大きさの時間軸誤差
をそれぞれつぎのようにして補正する。
(1) テープHなど入力映像信号中の水平同期信号
を検出し、そのテープH等の検出の都度、時間
軸補正系をリセツトすることにより、水平走査
周期Hと対比して論ずべき程度に大きい時間軸
誤差を概略補正する。
(2) 前述した本発明による時間軸誤差検出の動作
原理に基づき、読出し用標準クロツク信号を用
い、検出したテープH等を基準にして、カラー
バースト信号の正弦波形もしくは所定の低域
波特性により歪ませた水平同期パルス波形等、
既知の入力参照信号波形をサンプリングしてサ
ンプル位相と標準方式に基づく所定位相とを比
較して検出した時間軸誤差のうち、数クロツク
周期程度の大きさの時間軸誤差を、シフトレジ
スタによる可変遅延を用いてクロツク周期の単
位で補正する。
(3) 上述した(1),(2)の段階の補正後に残留したク
ロツク周期以下の小さい時間軸誤差を、例えば
時間軸補正をデイジタル映像信号の形態にて行
なう場合にはデイジタル信号化、アナログ信号
化のために使用される時間軸に対してサンプリ
ング機能を有するA−D変換器、D−A変換器
などにおいてその駆動用クロツク信号のタイミ
ングをその残留時間軸誤差に応じて位相変調す
るなどして適切に調整することによつて補正す
る。
なお、上述した3段階の時間軸補正は、時間軸
誤差を上述した3段階に明確に区分し得る限りに
おいては、任意の順序にて行なうことができる。
上述したように、本発明による映像信号の時間
軸補正は、その全回路系統をテープHにロツクし
たクロツク信号を用いることなく、局内標準のク
ロツク信号などにより駆動して、極めて迅速、的
確に行なうことができる。したがつて、時間軸補
正のための制御のみならず、被補正映像信号をも
デイジタル信号とすればその全回路系統をデイジ
タル化することも可能である。かかる本発明時間
軸補正装置の回路構成の一例を第1図に示す。図
示の構成例においては、アナログ−デイジタル変
換器1にて、局内標準クロツク信号により同期制
御したクロツク発生器15からの画素周期のサン
プリングクロツク信号により、例えばVTR再生
信号等の入力映像信号を標本化して、デイジタル
映像信号を形成し、映像遅延器2および同期分離
器9に並列に供給する。その同期分離回路9にて
テープH等の入力水平同期信号を分離抽出してバ
ーストフラグ発生器10に供給し、前述した動作
原理に基づく時間誤差検出のためのタイミングの
基準とすべきバーストフラグを発生させ、時間軸
誤差検出器6に供給する。その時間軸誤差検出器
6において前述の動作原理に基づき詳細に後述す
るようにして検出した時間軸誤差信号をサンプリ
ングクロツク周期単位の大きい誤差成分と1サン
プリングクロツク周期以下の小さい誤差成分とに
区分して、前者のスタート点制御器11に供給す
るとともに、後者をクロツク位相変調器7に供給
する。しかして、サンプリングクロツク周期単位
の大きい時間軸誤差の補正は、前述したデイジタ
ル映像信号をシフトレジスタに供給して適切なシ
フトステツプから取出すことにより可変遅延を施
して補正することもできるが、第1図示の構成例
のように、時間軸補正用メモリに対するデイジタ
ル映像信号の書込みスタート点をその時間軸誤差
の大きさに応じて制御することにより、テープH
等に可変遅延を施しても等価な補正をすることが
できる。なお、クロツク発生器15からのサンプ
リングクロツク信号により駆動するテープH遅延
器14は、時間軸誤差検出器6における時間軸誤
差検出による時間遅れを補償し、時間軸誤差が検
出された後、再生テープHを書込みスタート点制
御器11に入力させるためのものである。また、
第1図示の構成例は、後述する他の構成例におい
ても同様であるが、全回路系統をデイジタル化し
てあるので、そのデイジタル回路の各構成要素
が、図示のように、クロツク発生器15からのサ
ンプリングクロツク信号の制御のもとに動作する
ことについては、逐一の説明を省略する。
一方、映像遅延器2においては、デイジタル映
像信号における水平ブランキング期間内の信号成
分がメモリ3の0番地に書込まれるようにするた
めにデイジタル映像信号を適切に遅延させ、テー
プH遅延器14におけると同様に、時間軸誤差検
出器6による時間軸誤差検出の時間遅れを補償す
るためのものであり、また、メモリ制御器12
は、書込みスタート点制御器11からの書込みス
タート点制御信号によりメモリ3の書込みアドレ
スをリセツトし、メモリ3の0番地には、つね
に、水平ブランキング期間内における同一タイミ
ング位置の信号成分が書込まれ、以下、順次に1
番地、2番地、…と書込みアドレスの番地の増加
に伴つて、メモリアドレスとデイジタル画像信号
成分の水平タイミング位置とを1対1に対応させ
る。メモリ3からの読出しの制御については、読
出しスタート点制御器13により局内標準水平駆
動パルスHDを適切に遅延させて、時間軸補正出
力映像信号が局内同期盤の同期信号と位相同期す
るようにしたものを読出しスタート制御信号とし
てメモリ3に印加することにより、書込みの制御
と同様に、その読出しスタート制御信号によりメ
モリ3の読出しアドレスをリセツトし、メモリ3
の0番地から順次に、1番地、2番地、3番地、
…とデイジタル画像成分を読出すようにする。さ
らに、クロツク位相変調器8は、時間軸誤差検出
出力信号のうち1サンプリングクロツク周期以下
の誤差成分を、メモリ8内において生ずる時間遅
れを補償するための時間軸誤差遅延器7を介して
受入れ、クロツク発生器115からの局内標準同
期信号に位相同期したサンプリングクロツク信号
をその時間軸誤差成分により位相変調することに
より、時間軸誤差を大略補正したデイジタル画像
信号に残留する1サンプリングクロツク周期以下
の時間軸誤差に精密に合致させたタイミングの駆
動用クロツク信号を形成してタイミング回路4お
よびデイジタル−アナログ変換器5に供給する。
しかして、タイミング回路4は、デイジタル−ア
ナログ変換器5を駆動させるクロツクに位相変調
がかかつているために、この位相変調量に合わせ
てデイジタル画像信号を遅延させるもので、精密
に遅延させる必要はなく、デイジタル−アナログ
変換器で映像信号をミスラツチしない程度でよ
い。
以上のようにして、デイジタル−アナログ変換
器5の出力を本発明時間軸補正装置の補正出力映
像信号として取出す。
第1図示の構成例においては、以上の回路動作
により、時間軸誤差をほぼ完全に補正して、局内
標準同期盤の制御のもとに他のテレビジヨン映像
信号との混合、切換えを任意に行ない得るように
した時間軸補正出力映像信号を得ることができ
る。
しかして、第1図示の構成例においては、入力
映像信号の時間軸誤差を、サンプリングクロツク
周期を単位とする大きい誤差成分と1サンプリン
グクロツク周期以下の小さい誤差成分とに区分
し、前者をシフトレジスタからの読出しタイミン
グを適切に調整することによつて補正するととも
に、後者の精密な補正は、補正出力映像信号を取
出すデイジタル−アナログ変換器の駆動用クロツ
ク信号として、局内標準同期信号にロツクしたク
ロツク信号にその時間軸誤差に応じた位相変調を
与えたものとすることにより行なつている。した
がつて、画像のサンプリングク構造が垂直方向に
揃つていないため、デイジタル回路に構成した本
発明時間軸補正装置の補正出力映像信号を、デイ
ジタル映像信号の形態のままにて直接に取出し、
他のデイジタル化映像機器にそのままの形態にて
供給する場合には、双方のサンプリングクロツク
のタイミングにずれを生ずるので甚だ不都合とな
る。しかして、かかるサンプリングクロツクのタ
イミングずれによる不都合は、前述した1サンプ
リングクロツク周期以下の小さい時間軸誤差成分
の補正を、第1図示の構成例におけるように、出
力側のデイジタル−アナログ変換器5にては行な
わず、入力側のアナログ−デイジタル変換器1に
おいて、大きい時間軸誤差成分の補正に先立つて
上述したと同様にして行なうようにすれば、サン
プリング構造を垂直方向に揃えることができ、時
間軸補正出力のデイジタル映像信号をそのまま他
のデイジタル化映像機器に直接に供給することが
できる。
上述のように、1サンプリングクロツク周期以
下の小さい時間軸誤差補正を入力側のアナログ−
デイジタル変換器において、さらに、フイードホ
ワード制御により行なつた場合における本発明時
間軸補正装置の回路構成の例を第2図に示す。し
かして、第2図示の構成例は、その大部分が第1
図示の構成例におけると同様に構成してあるの
で、回路動作の説明は割愛し、相違している部分
のみについて説明すると、第2図示の構成例の第
1図示の構成例との大きい相違点は、その入力側
に2個のアナログ−デイジタル変換器1および
1′を併置している点である。しかして、一方の
アナログ−デイジタル変換器1は、局内標準クロ
ツク信号に位相同期したクロツク発生器15から
のサンプリングクロツク信号によつて動作し、そ
の変換出力デイジタル映像信号を同期分離器9に
供給して、本発明の動作原理による時間軸誤差検
出に用いるテープH等の入力水平同期信号の分離
抽出以降を第1図示の構成例におけると同様に行
なうようにしてあり、検出した時間軸誤差をサン
プリングクロツク周期単位の大きい誤差成分と1
サンプリングクロツク周期以下の小さい誤差成分
とに区分し、前者をシフトレジスタによる可変遅
延を用いて補正しているところまでは第1図示の
構成例におけると同様である。しかしながら、後
者の1サンプリングクロツク周期より小さい時間
軸誤差成分の補正を入力側のアナログ−デイジタ
ル変換器1′にて行なつている点が第1図示の構
成例とは著しく相違している。すなわち、このア
ナログ−デイジタル変換器1′においては、1サ
ンプリングクロツク周期より小さい時間軸誤差の
補正を施しつつ入力アナログ画像信号をデイジタ
ル化し、そのデイジタル映像信号を、第1図示の
構成におけると同様の映像遅延器2に先立つてタ
イミング回路4に供給している。そのタイミング
回路4においては、そのデイジタル画像信号を局
内標準同期信号にロツクした局内標準クロツク信
号のタイミングに合わせるために、第1図示の構
成例におけると同様の回路構成によつて同様の作
用をなすもので、これによつて、デイジタル入力
映像信号が、局内標準クロツク信号に合うため、
メモリへの書込み、読出しはどちらも局内標準ク
ロツク信号のタイミングで行なうことができる。
また、デイジタル−アナログ変換器5を駆動す
るクロツクも、局内標準クロツク信号であり、第
1図示の構成例におけると同様の大きい時間軸誤
差補正を施した時間軸補正出力画像信号は、デイ
ジタル−アナログ変換器5に供給する前におい
て、すでに、第1図示の構成例につき問題とした
サンプリング構造の垂直方向における不揃いは生
ぜず、他のデイジタル化映像機器に対して時間軸
補正出力デイジタル画像信号を直接に供給するこ
とができる。
なお、第2図示の構成例においては、上述した
ように入力側にて2個のアナログ−デイジタル変
換器1および1′を用いたが、そのうち、アナロ
グ−デイジタル変換器1は専ら時間軸誤差の検出
に用い、また、アナログ−デイジタル変換器1′
は専ら微小時間軸誤差の補正に用いてある。しか
しながら、時間軸誤差の検出は、後述するように
水平ブランキング期間内に終了するのに対し、時
間軸誤差の補正は映像期間のみに行なうものであ
るから、この点に着目して水平ブランキング期間
と映像期間とにて切換え使用すれば、第2図示の
構成例における入力側のアナログ−デイジタル変
換器を1個のみとすることができる。すなわち、
入力側に1個のアナログ−デイジタル変換器を配
設し、後述するようにして時間軸誤差検出を行な
う水平ブランキング期間にはクロツク発生器15
からの局内標準クロツク信号を供給し、また、時
間軸誤差補正を行なう映像期間にはクロツク位相
変調器8からの位相変調サンプリングクロツク信
号を供給するようにして切換え使用することがで
きる。
上述のような回路構成の変更を施した本発明時
間軸補正装置の構成例を第3図に示す。第3図示
の構成例においては、入力側にアナログ−デイジ
タル変換器1のみを設けたほかは、第2図示の構
成例におけると同様に構成するとともに、入力側
にクロツク切換器17および時間軸誤差切換器1
8並びにクロツク切換制御器16を追加して設
け、クロツク切換器17においては、アナログ−
デイジタル変換器1およびタイミング回路4に供
給するサンプリングクロツク信号を、水平ブラン
キング期間にはクロツク発生器15からの局内標
準サンプリングクロツク信号とし、また、映像期
間にはクロツク位相変調器8からの位相変調サン
プリングクロツク信号とするようにしてクロツク
切換えを行ない、一方、時間軸誤差切換器18に
おいては、水平ブランキング期間にはタイミング
回路4に画素タイミング補正の根拠として供給す
る時間軸誤差信号成分を零とし、また、映像期間
には前述した微小時間軸誤差成分とするようにし
て時間軸誤差切換えを行ない、さらに、クロツク
切換制御器16においては、テープHなど入力画
像信号の水平同期信号から水平ブランキング信号
を形成し、上述のような切換えを行なうための切
換制御信号として各切換器17および18に印加
する。
つぎに、第1図乃至第3図に示した本発明時間
軸補正装置の構成例に共通に使用した各構成要素
についてそれぞれ詳細に説明する。
まず、時間軸誤差検出器6について説明する
と、本発明による時間軸誤差検出の動作原理は、
前述したように、所定方式のテレビジヨン映像信
号と局内標準クロツク信号との間に存在する所定
の位相関係に基づき、入力映像信号を局内標準ク
ロツク信号にてサンプリングし、そのサンプル位
相と所定位相とのずれに基づいて入力映像信号の
時間軸誤差を遅滞なく検出し得るようにすること
にあり、標準方式テレビジヨン映像信号の受信時
における色信号の復号と全く同様の動作原理に基
づくものであり、テープH等の入力水平同期信号
もしくはその水平同期信号に一定の遅延を施して
形成したバーストフラグ信号を基準にして入力映
像信号波形中における既知の所定信号波形をサン
プリングして互いに直交位相の関係を保つべき2
個の信号成分を算出し、その直交2成分の比をと
つて逆正接を算出し、その逆正接の値から、テー
プHなどの入力水平同期信号を基準にしたサンプ
リング位相角を求め、そのサンプリング位相角を
時間量に換算することにより、テープH等の入力
水平同期信号を基準にして、引続く画像期間にお
いてもほぼそのまま保持されるものと認め得る時
間軸誤差を水平ブランキング期間内において遅滞
なく迅速に検出し得るようにしたものである。
かかる動作原理に基づき、標準クロツク信号に
対して所定の位相関係を有すべき既知の信号波形
としてカラーバースト信号を用いた場合における
本発明による時間軸誤差検出の態様の例を第4図
に示す。図示のカラーバースト信号波形は、標準
クロツク信号の周波数がカラーバースト周波数の
4倍に等しいとしたときの例であり、図示の例に
おいては、カラーバースト信号をなす正弦波形の
1サイクルを4点にてサンプリングし、その各サ
ンプルレベルをx1,o,x2,o,x3,o,x4,oとする。な
お、添字nはカラーバースト信号中のn番目の正
弦波をサンプリングしたものであることを示すも
のである。しかして、カラーバースト信号の振幅
をAとし、その直流レベルをBとし、さらに、サ
ンプルレベルx1,oのサンプリング点における位相
をθとすると、各サンプリング点における上述の
各サンプルレベルはつぎのように表わされる。
x1,o=B+Asinθ (1) x2,o=B+Asin(θ+90゜)=B+Acosθ (2) x3,o=B+Asin(θ+180゜)=B−Asinθ(3) x4,o=B+Asin(θ+270゜)=B−Acosθ(4) ここで、正確に互いに逆位相となるべき2サン
プルレベルの差、すなわち、x1,o(1)とx3,o(3)との
差、およびx2,o(2)とx4,o(4)との差を求めるとつぎ
のようになる。
x1,o−x3,o=2Asinθ (5) x2,o−x4,o=2Acosθ (6) かかるサンプルレベル差(5),(6)をカラーバース
ト信号全体について、もしくは、過渡現象の影響
を除去するために前後両端部を切捨てた中央部の
みのカラーバースト信号についてそれぞれ積分す
れば、互いに直交する位相を有すべきつぎのよう
な2信号成分が得られる。
Isin= 〓n (x1,o−x3,o) (7) Icos= 〓n (x2,o−x4,o) (8) かかる直交2成分Isin(7)とIcos(8)との比をとつ
て逆正接を求めると、図示のカラーバースト信号
波形に対するサンプリング位相角、すなわち、時
間軸誤差を算出することができる。なお、上述し
た最先のサンプリング点におけるサンプル位相θ
がθ=0であるときには時間軸誤差は零であると
し、かかる時間軸誤差零の状態を中心にしてサン
プル位相θが変化し得る値の範囲は−180゜〜+
180゜であるとすると、この最先のサンプル位相θ
にて表わすカラーバースト信号のサンプリング位
相角はつぎのようになる。
このサンプリング位相角を時間量に変換するに
は、カラーバースト周波数が標準クロツク周波数
の1/4であるから、位相角90゜を1クロツク周期と
みなして換算することができ、したがつて、(9)式
により±2クロツク周期に相当する時間量の範囲
の時間軸誤差を検出することができる。
上述のように、カラーバースト信号を対象とし
て標準クロツク信号のみにより入力画像信号の時
間軸誤差を検出するようにした本発明による時間
軸誤差検出器の構成例を第5図に示す。図示の構
成例においては、シフトレジスタ19を局内標準
クロツク信号により駆動し、シフトレジスタ19
に直列に供給した入力デイジタル画像信号をクロ
ツク周期の位相間隔にて並列に取出して各Dフリ
ツプフロツプ20−1〜20−4にそれぞれ供給
し、入力カラーバースト信号の各サイクル毎に4
個のサンプリング点について求めた4相のデイジ
タル画像レベル信号x1,o,x2,o,x3,o,x4,oを複数
サイクル期間に亘つて繰返し取出す。かかる複数
サイクル分のサンプルデータを、減算器21−
1,21−2に導いて得た減算出力を加算器22
−1,22−2およびDフリツプフロツプ23−
1,23−2の組合わせにより構成した1対の積
分器に供給して前述の式(7),(8)に従つた積分を施
し、その積分値を1対のラツチ回路24−1,2
4−2に供給する。その1対のラツチ回路24−
1,24−2においては、入力画像信号中のカラ
ーバースト信号における少なくとも中央部の複数
サイクル期間に対応したパルス幅を有するように
適切に形成したバーストフラグパルスを外部から
前縁検出器26および後縁検出器27に供給して
検出したバーストフラグパルスの後縁にて上述の
積分値を一旦ラツチしたうえで、直交2成分信号
として逆正接器25に導き、前述の式(9)に従い、
直交2成分信号の逆正接として時間軸誤差信号を
取出す。なお、上述の前縁検出器26にて検出し
たバーストフラグパルスの前縁パルスは、上述の
積分器を構成するDフリツプフロツプ23−1,
23−2を水平走査周期毎にクリアするととも
に、局内標準クロツク信号を1/4に分周してカラ
ー副搬送波周波数すなわちカラーバースト信号の
周波数に等しいクロツク周波数を有する1/4クロ
ツク信号を形成する1/4分周器28をバーストフ
ラグの前縁にてリセツトして、各Dフリツプフロ
ツプ20−1〜20−4および23−1,23−
2を駆動する上述の1/4クロツク信号を発生させ
る。また、逆正接器25は、例えば、実際に生じ
得る範囲の上述した直交2成分信号のあらゆる組
合わせに対応する逆正接値を予め記憶させたリー
ドオンリメモリROMを用いて簡単に構成するこ
とができる。
しかして、上述したように入力画像信号中の既
知の信号波形と局内標準クロツク信号との間の相
対位相の適正値からのずれ、すなわち、位相誤差
に基づく時間軸誤差の検出にあたつては、入力画
像信号中にカラーバースト信号が含まれていれ
ば、上述のように、カラーバースト信号を対象と
して本発明による時間軸誤差検出を行なうのが好
適であるが、入力画像信号中にカラーバースト信
号が含まれていない場合には、テープHなどの水
平同期パルスの信号波形を対象として上述したと
同様の位相誤差に基づく時間軸誤差検出を行なう
こともでき、かかる場合における位相誤差検出の
態様の例を第6図a〜cに示す。図示の曲線は入
力画像信号を既知の所定の通過帯域特性を有する
低域通過波器に導いて所定の傾斜をもたせて適
切になまらせた水平同期パルスの立上りの部分の
みを示したものであり、かかる信号波形を局内標
準クロツク信号に位相同期したサンプリングクロ
ツクにて標本化したときに、入力画像信号の局内
標準クロツク信号に対する時間軸誤差が零の場合
には、同図aに示すように3サンプリング点が立
上り信号波形の傾斜部分にほぼ位置するようにし
て水平同期パルスをなまらせるものとする。すな
わち、3サンプリング点におけるサンプルレベル
を順次にx1,x2,x3としたとき、時間軸誤差零の
場合にはレベルx2を示す2番目のサンプリング点
が同図aに示すように傾斜部分の中央に位置して
水平同期パルスの立上りタイミングを示すものと
する。しかして、3サンプリング点について隣接
点との間のサンプルレベルの差分の比Rはつぎの
ようになる。
R=x3−x2/x2−x1 (10) このレベル差分の比を時間量に換算すれば前述
の例におけると同様に入力画像信号の時間軸誤差
を求めることができ、第6図aに示すように3サ
ンプリング点相互間のレベル差が等しく、R=1
となれば時間軸誤差は零となり、また、同図bに
示すようにx3−x2>x2−x1となつてR>1のとき
には進み位相、同図cに示すようにx3−x2<x2
x1となつてR<1のときには遅れ位相、としてそ
れぞれ時間軸誤差を算出することができる。
上述のように入力画線信号中の水平同期パルス
を対象とした本発明による時間軸誤差検出器の構
成例を第7図に示す。図示の構成においては、時
間軸誤差を検出すべき入力デイジタル画像信号
を、所定の通過帯域特性を有する低域通過フイル
タ29に供給して上述のように所定の傾斜をもつ
てその水平同期パルス波形をなまらせたうえで、
シフトレジスタ19に直列に供給し、第6図につ
き前述した3サンプルレベルを並列に取出してラ
ツチ回路24−1〜24−3に供給し、同期分離
器9およびテープH遅延器14により適切なタイ
ミングにて取出したテープH等の水平同期パルス
の後縁にて一旦ラツチした後に、減算器21−
1,21−2および時間軸変換器30により上述
の(10)式に従つてサンプルレベル差の比Rを算出
し、さらに、時間量に換算して時間軸誤差を求め
る。なお、この時間軸変換器30は、前述の構成
例における逆正接器25と同様に、所用のデータ
を格納したリードオンメモリを用いて簡単に構成
することができる。また、入力画像信号からテー
プH等の水平同期パルスを分離抽出する回路系統
におけるテープH遅延器14は、時間軸誤差検出
の対象とする入力画像信号の低減通過フイルタ2
9による時間遅れを補償するためのものである。
つぎに、上述のようにして検出した時間軸誤差
に基づいて入力画像信号に施す時間軸補正の態様
について詳述する。
まず、サンプリングクロツク周期単位にて論ず
べき大きい時間軸誤差の補正については、書込み
と読出しとのタイミングの調整により入力画像信
号の時間軸を補正するためのメモリ装置に対する
書込みスタート点をクロツク周期単位の時間軸誤
差成分の大きさに応じて制御し、可変遅延を施す
ことによつて達成することができる。かかる態様
の時間軸補正を行なうようにした回路構成の例を
第8図に示す。図示の回路構成においては、テー
プH等の入力水平同期パルス列をシフトレジスタ
19に直列に供給して、そのシフトレジスタ19
における1サンプリングクロツク間隔の中間段を
並列にデータセレクタ31に接続し、それら中間
段から得られる遅延パルスのうち、中間の遅延量
を有する遅延パルスを中心の適正タイミングを有
するものとして、適切な遅延量の範囲にてサンプ
リングクロツク周期単位のタイミング補正を施し
た遅延パルスをデータセレクタ31により選択抽
出する。
つぎに、1サンプリングクロツク周期より小さ
い時間軸誤差の補正は、第1図乃至第3図につき
前述したように、本発明時間軸補正装置における
入力側のアナログ−デイジタル変換器もしくは出
力側におけるデイジタル−アナログ変換器によつ
て行なうのが好適であり、いずれにおいても、変
換器を駆動するクロツク信号、特にサンプリング
クロツク信号に補正すべき微小時間軸誤差成分に
応じて位相変調を施すことにより達成する。かか
るクロツク位相変調器8の構成例を第9図乃至第
11図に示す。なお、図示の例は、いずれも、サ
ンプリングクロツク周期より小さい時間量の微小
時間軸誤差成分を4ビツトにて2値化した場合に
おける回路構成を示したものであるが、ビツト数
を任意に設定して微小時間軸誤差成分を所望ビツ
ト数に2値化し得るものであること勿論である。
まず、第9図に示す例はクロツク位相変調器8
を並列型に構成したものであり、サンプリングク
ロツク周期を16等分した時間長の遅延量をそれぞ
れ有する15個のクロツク遅延素子33−1〜33
−15を直列に接続して、各クロツク遅延素子の
入出力端子に中間タツプをそれぞれ設けてデータ
セレクタ31に並列に接続し、バツフア増幅器3
2を介してそのクロツク遅延素子直列回路33に
供給した局内標準クロツク信号に等量の遅延を順
次に施した標準クロツク周期の遅延クロツク信号
を並列にデータセレクタ31に供給する。そのデ
ータセレクタ31には、4ビツトにて2値化した
上述の微小時間軸誤差成分を別途印加してあり、
その誤差量に対応した遅延量を有する遅延クロツ
ク信号を選択して取出し、位相変調クロツク信号
とする。
つぎに、第10図に示す例はクロツク位相変調
器8を直列型に構成したものであり、微小時間軸
誤差成分を表わす2値符号と等しいビツト数の自
然2進符号における順次のビツトに対応して順次
に重み付けを施した遅延量を有する4個のクロツ
ク遅延素子、すなわち、1/16周期クロツク遅延素
子33、1/8周期クロツク遅延素子34、1/4周期
クロツク遅延素子35および1/2周期クロツク遅
延素子36を、例えば遅延量の大きい順に、それ
ぞれデータセレクタ31−1〜31−4を後置し
て縦続接続し、各遅延素子による遅延量の総計を
サンプリングクロツク周期に等しくする。また、
各データセレクタ31には4ビツトにて2値符号
化した前述の微小時間軸誤差成分の各ビツトを印
加してある。かかる構成の直列回路にバツフア増
幅器32を介して供給した標準周期のサンプリン
グクロツク信号は、微小時間軸誤差成分の時間量
に応じた各データセレクタ31の選択動作によ
り、順次のビツトにそれぞれ対応した各クロツク
遅延素子を径由し、もしくは、短絡して順次に後
段に送られ、位相変調クロツク信号として取出さ
れる。
つぎに、第11図に示す例はクロツク位相変調
器8を直並列型に構成したものであり、サンプリ
ングクロツク周期の1/4の遅延量にそれぞれ重み
付けした3個のクロツク遅延素子35−1〜35
−3を直列に接続して各入出力端子を中間タツプ
としてデータセレクタ31−1に並列に接続して
第9図示の並列型と同様に構成したものを、サン
プリングクロツク周期の1/16の遅延量にそれぞれ
重み付けした3個のクロツク遅延素子33−1〜
33−3およびデータセレクタ31−2により同
様に構成したものに縦続接続して直並列回路を構
成し、各データセレクタ31に並列に印加した前
述の2値符号化微小時間軸誤差成分により制御し
て、バツフア増幅器32を介して供給した標準サ
ンプリングクロツク信号に第9図示の並列型およ
び第10図示の直列型と同様の遅延を施して形成
した位相変調クロツク信号を取出す。
上述のようにして形成した位相変調クロツク信
号により駆動して入力画像信号に含まれる前述し
た微小時間軸誤差成分の補正を行なうようにした
第1図乃至第3図に示した構成例におけるデイジ
タル−アナログ変換器5もしくはアナログ−デイ
ジタル変換器1,1′には、タイミング回路4を
前置もしくは後置してそれぞれの変換入力もしく
は変換出力のデイジタル画像信号のタイミングを
修正し、その変換入出力デイジタル画像信号と局
内標準クロツク信号とのタイミング合わせを行な
うようにしているが、かかる作用をなすタイミン
グ回路4の構成例を第12図に示す。図示の構成
においては、2個のDフリツプフロツプ20−1
と20−2との間に、局内標準クロツク信号の周
期の1/2の遅延量を有する1/2周期クロツク遅延素
子36を挿入し、あるいは、その間を短絡する接
続の切換えを行なうデータ切換器37を前述した
2値符号化微小時間軸誤差成分の最上位ビツト信
号により制御するとともに、各Dフリツプフロツ
プ20−1および20−2をそれぞれ駆動するク
ロツク信号1およびクロツク信号2の位相の違い
によるデイジタル画像信号のミスタイミングを防
いでいる。すなわち、第1図示の構成列における
ように、入力画像信号に含まれる微小時間軸誤差
の補正を出力側のデイジタル−アナログ変換器5
にて行なう場合には、クロツク信号1を局内標準
クロツク信号とするとともにクロツク信号2を位
相変調クロツク信号とし、また、第2図および第
3図に示した構成例におけるように、上述した微
小時間軸誤差の補正を入力側のアナログ−デイジ
タル変換器1,1′にて行なう場合には、各クロ
ツク信号1および2を上述とは逆のものとする。
しかして、各Dフリツプフロツプ20−1,20
−2においては、入力デイジタル画像信号をそれ
ぞれに供給してあるクロツク信号1および2によ
りラツチし、しかも、両者間のタイミングずれが
甚しい場合には両者間に1/2クロツク周期の遅延
を施すことにより、図示の構成によるタイミング
回路12においては、互いに異なるクロツク信号
にてそれぞれ作動している入力系と出力系とのデ
イジタル画像信号のタイミングを合わせるように
してある。
しかして、これまでの説明においては、画像信
号に含まれる時間軸誤差の補正を、すべて、フイ
ードフオワード制御のの形態にて行なうようにし
たが、この例に限ることなく、フイードバツク制
御の形態にても同様に時間軸誤差補正を行なうこ
とができる。かかるフイードバツク制御を行なう
ようにした場合における本発明時間軸補正装置の
構成例を第13図に示す。図示の構成例において
は、第3図示の構成例と概略類似した全体構成に
おいて、同期分離器9、時間軸誤差補正兼水平同
期位置変調器39およびクロツク位相変調器8を
積分器38を介して帰還ループを構成している
が、この帰環ループは、従来装置におけるように
駆動用クロツク信号に対する位相ロツクループ
PLLの作用をなすものではなく、図から明らか
なとおり、この帰還ループを駆動するクロツク信
号はすべてクロツク発生器15からループ接続と
は独立して供給されており、何らロツク作用を受
けてはいない。すなわち、第13図示の構成例
は、フイードバツク制御の形態をなすとはいえ、
基本的構成としては、第3図示あるいは第2図示
の構成例に準ずるものであり、ある位相を有する
クロツク信号が存在し、そのクロツク信号によつ
て入力画像信号にサンプリングを施して標本化す
ることにより、前述した本発明による動作原理に
基づいてある量の時間軸誤差が検出されたものと
すると、第3図乃至第2図に示した構成例におい
ては、上述のある位相を有するクロツク信号が装
置全体を駆動するクロツク信号、すなわち、局内
標準クロツク信号であり、時間軸補正はこの局内
標準クロツク信号の位相を基準として、その局内
標準クロツク信号に時間軸誤差に対応した位相変
調を施すことによつて時間軸補正を行なうように
してある。これと同様に考えれば、第13図示の
構成例におけるある位相を有するクロツク信号と
は、時間軸補正の対象としている現水平走査期間
の直前におけるすでに時間軸補正を施した水平走
査期間の画像信号をサンプリングしたクロツク信
号であり、その時間軸補正済みのクロツク信号に
よつて行なう時間軸誤差の検出および補正は、直
前の水平走査周期における画像信号をサンプリン
グしたクロツク信号の位相を基準として時間軸誤
差を検出するとともに、その時間軸誤差によりそ
のクロツク信号を位相変調することである。した
がつて、直前の水平走査期間における時間軸補正
に使用した時間軸補正制御信号に現水平走査期間
において上述のようにして検出した時間軸誤差を
加算もしくは減算すればよいことになり、かかる
加算もしくは減算による時間軸誤差の累算を上述
した積分器38によつて行なつている。換言すれ
ば、現水平走査周期の画像信号に時間軸誤差が含
まれていなければ、先行水平走査期間に用いた時
間軸補正制御信号に何ら変更を施すことなく引続
いて使用することができ、また、現水平走査期間
の画像信号に時間軸誤差が含まれておれば、その
時間軸誤差に応じて時間軸を補正することができ
る。
しかして、第1図乃至第3図および第13図に
示した本発明時間軸補正装置の構成例において
は、いずれも、入力画像信号の順次の水平走査期
間の始端、水平消去期間において、カラーバース
ト信号もしくは水平同期信号を参照信号として時
間軸誤差検出および補正を行なつた後は、引続く
画像期間においても、時間軸誤差量にはほとんど
変化がないものとみなして、水平走査期間の始端
において行なつた時間軸補正の状態をその水平走
査期間中そのまま保持するようにしており、例え
ばVTRのテープ速度の一定偏差等によつて画像
期間においても連続して直線的に生ずる時間軸誤
差量の変化は無視し、かかる時間軸誤差量の連続
した直線的変化を修正するようにしたいわゆる速
度誤差補正は省略してあるが、かかる画像期間中
における誤差量の変化を補正する速度誤差補正を
も本発明による前述した時間軸補正に併用し得る
こと勿論である。例えば第1図示の構成例にかか
る速度誤差補正を併用するようにした場合におけ
る本発明時間軸補正装置の要部の構成例を第14
図に示す。図示の要部の構成においては、例えば
時間軸誤差検出器6により検出した時間軸誤差信
号をDフリツプフロツプ20に供給して、画像信
号中の水平同期信号もしくはこれに関連した信
号、例えば読出しスタート点制御信号の印加に応
じてラツチする。したがつて、Dフリツプフロツ
プ20の入出力両端子間には連続して直線的に変
化する相隣る水平走査期間それぞれの始端におけ
る時間軸が同時に現われるので、それらの時間軸
誤差量を内挿回路41に供給して直線的に重みを
変化させた両者間の直線内挿を施したものをクロ
ツク位相変調器8に印加して局内標準クロツク信
号にその内挿誤差量に応じた位相変調を施し、か
かる位相変調クロツク信号を、第1図示の構成例
おけると同様にタイミング回路4およびデイジタ
ル−アナログ変換器5に供給する。なお、それら
のタイミング回路4およびデイジタル−アナログ
変換器に順次に供給する入力デイジタル画像信号
は、内挿回路41による時間遅れを補償するため
の1H遅延線40を介して供給するようにする。
また、図示のように構成する速度誤差補正回路
は、いずれの構成による本発明装置においても出
力側のデイジタル−アナログ変換器の直前に挿入
し、特に、第1図示の構成例においては、クロツ
ク位相変調器8およびタイミング回路4を前述し
た時間軸誤差補正と上述した速度誤差補正との双
方に2系統縦続接続することになるが、それぞれ
単一のクロツク位相変調器8およびタイミング回
路4を双方に共用することもできる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、VTRから再生した画像信号等の入力画像信
号の時間軸が有する誤差を、従来、メモリ素子に
対する書込みと読出しとに用いるクロツク信号の
タイミングを異ならせることによつて補正してい
たのに対し、読出し用の局内標準クロツク信号の
みを用いて同様の時間軸誤差補正を行なつている
ので、従来のように書込み用クロツク信号とテー
プH等の入力画像信号の水平同期信号との位相同
期に時間を要することなく、テープH等の入力水
平同期信号が検出されれば、遅滞なく、即刻、時
間軸誤差の検出およびその補正を行なつて、局内
標準クロツク信号に位相同期した適正な時間軸を
有する画像信号を迅速かつ的確に得ることができ
る。すなわち、時間軸補正のためのメモリ素子に
対する書込み用クロツク信号および読出し用クロ
ツク信号に同一発生源からのクロツク信号を共通
に使用しているのでメモリ制御が極めて容易であ
るとともに、装置内の信号処理を、それらのクロ
ツク信号により画像信号を標本化して行なうので
あるから、すべてデイジタル処理によつて行なう
ことができ、したがつて、極めて高度の安定性お
よび忠実性を容易に得ることができる。特に、第
1図示の構成例等に用いた本発明の動作原理によ
る時間軸誤差の検出は、複数サイクルのカラーバ
ースト波形について繰返し検出した時間軸誤差量
を累積してその誤差検出を確実に行ない得る利点
が得られる。
上述したように、本発明時間軸補正装置は、時
間軸誤差の発生に対する応答速度が極めて速く、
高品位カラーテレビジヨン信号の記録再生に用い
るVTRに併用する時間軸補正装置として極めて
好適であり、理想的ともいえる。また、輝度信
号・色信号分離記録再生方式においては、再生信
号中に時間軸誤差が残存しても、輝度信号中の残
存時間誤差が再生画像の水平方向における微細な
位置ずれとなつて現われるに過ぎず、再生色信号
の残存時間軸誤差は全く無視することができるの
に対し、輝度信号と色信号とを複合多重した複合
カラーテレビジヨン信号をそのまま信号形態にて
記録再生する方式において再生複合信号中に残存
する時間軸誤差は搬送色信号の位相回転、すなわ
ち、色位相のずれとなつて現われ、再生カラー画
質を劣化させることになる。したがつて、輝度信
号・色信号分離記録再生方式においては、本発明
による時間軸補正を施せば、前述した速度誤差補
正の併用は不要であるが、輝度・色複合信号方式
においては、上述した残存時間軸誤差による再生
カラー画質の劣化を避けるために、本来、高品位
カラーテレビジヨン信号記録再生用VTRに併用
することを目途として広帯域、高安定性の時間軸
補正を行ない得るようにした本発明時間軸補正装
置ではあるが、現行標準方式のカラーテレビジヨ
ン信号を記録再生する場合であつても、輝度・色
複合方式のカラー画像信号を対象とする限りにお
いては、残存時間軸誤差を軽減するための速度誤
差補正を併用する必要がある。
なお、本発明時間軸補正装置は、上述した
VTRからの再生画像信号のみならず、ビデオデ
イスク装置やフレームシンクロナイザ等にも適切
な変更を施して同様に適用し、同様の効果を挙げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明時間軸補正装置の構成例を示す
ブロツク線図、第2図は同じくその他の構成例を
示すブロツク線図、第3図は同じくそのさらに他
の構成例を示すブロツク線図、第4図は本発明に
よる時間軸誤差検出の態様を示す信号波形図、第
5図は本発明による時間軸誤差検出器の構成例を
示すブロツク線図、第6図a,b,cは本発明に
よる時間軸誤差検出の他の態様を順次に示す信号
波形図、第7図は本発明による時間軸誤差検出器
の他の構成例を示すブロツク線図、第8図は本発
明によるメモリ書込みスタート点制御器の構成例
を示すブロツク線図、第9図は本発明によるクロ
ツク位相変調器の構成例を示すブロツク線図、第
10図は同じくその他の構成例を示すブロツク線
図、第11図は同じくそのさらに他の構成例を示
すブロツク線図、第12図は本発明によるタイミ
ング回路の構成例を示すブロツク線図、第13図
は本発明時間軸補正装置のさらに他の構成例を示
すブロツク線図、第14図は本発明による速度誤
差補正装置の構成例を示すブロツク線図である。 1,1′…アナログ−デイジタル変換器、2…
映像遅延器、3…メモリ素子、4…タイミング回
路、5…デイジタル−アナログ変換器、6…時間
軸誤差検出器、7…時間軸誤差遅延器、8…クロ
ツク位相変調器、9…同期分離器、10…バース
トフラグ発生器、11…書込みスタート点制御
器、12…メモリ制御器、13…読出しスタート
点制御器、14…テープH遅延器、15…クロツ
ク発生器、16…クロツク切換制御器、17…ク
ロツク切換器、18…時間軸誤差切換器、19…
シフトレジスタ、20,20−1〜20−4,2
3,23−1,23−2…Dフリツプフロツプ、
21,21−1,21−2…減算器、22,22
−1,22−2…加算器、24,24−1〜24
−3…ラツチ回路、25…逆正接器、26…前縁
検出器、27…後縁検出器、28…1/4分周器、
29…低域通過フイルタ、30…時間軸変換器、
31,31−1〜31−4…データセレクタ、3
2…バツフア増幅器、33,33−1〜33−1
5…1/16周期クロツク遅延素子、34…1/8周期
クロツク遅延素子、35,35−1〜35−3…
1/4周期クロツク遅延素子、36…1/2周期クロツ
ク遅延素子、37…データ切換器、38…積分
器、39…テープH位置変換器、40…1H遅延
器、41…内挿回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力テレビジヨン映像信号中の水平走査周期
    の参照信号を用いて検出した時間軸誤差を時間軸
    制御手段に印加して当該入力テレビジヨン映像信
    号に含まれる前記時間軸誤差を除去する時間軸補
    正装置において、前記時間軸制御手段を、前記入
    力テレビジヨン映像信号に対して、それぞれ、少
    なくともクロツク単位の書込み読出し制御可能に
    した時間軸制御メモリ並びにクロツク単位のシフ
    ト制御可能にしたシフトレジスタの少なくとも一
    方と所定のクロツク信号位相に対応したサンプル
    位相でサンプル可能にしたサンプル手段とにより
    構成し、前記水平走査周期の参照信号の順次の前
    記サンプル位相によるサンプル値の前記時間軸誤
    差が零のときに零となる組合わせにより前記時間
    軸誤差を検出するとともに、前記入力テレビジヨ
    ン映像信号から分離した前記水平走査周期の参照
    信号および基準の水平走査周期信号に応じてそれ
    ぞれ制御する前記時間軸制御メモリの書込みおよ
    び読出し、並びに、前記時間軸誤差のうち、クロ
    ツク単位の当該時間軸誤差に応じて制御する前記
    シフトレジスタのシフトの少なくとも一方と、所
    定周期および所定位相のクロツク信号をクロツク
    周期に満たない当該時間軸誤差に応じて位相変調
    した変調クロツク信号による前記サンプル手段の
    制御とにより、前記入力テレビジヨン映像信号の
    時間軸を補正することを特徴とする時間軸補正装
    置。 2 特許請求の範囲第1項記載の時間軸補正装置
    において、前記水平走査周期の参照信号を前記入
    力テレビジヨン映像信号中の水平走査周期信号と
    したことを特徴とする時間軸補正装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の時間軸補正装置
    において、前記水平走査周期の参照信号を前記入
    力テレビジヨン映像信号中のカラーバースト信号
    としたことを特徴とする時間軸補正装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の時間軸補正装置
    において、時間軸制御をPCM化したテレビジヨ
    ン映像信号に対して行なうとともに、前記サンプ
    ル手段をPCM用のD/A変換器としたことを特
    徴とする時間軸補正装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の時間軸補正装置
    において、時間軸制御をPCM化したテレビジヨ
    ン映像信号に対して行なうとともに、前記サンプ
    ル手段をPCM用のA/D変換器としたことを特
    徴とする時間軸補正装置。
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