JPH04213594A - クレーン車のウインチ駆動装置 - Google Patents

クレーン車のウインチ駆動装置

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Publication number
JPH04213594A
JPH04213594A JP6761891A JP6761891A JPH04213594A JP H04213594 A JPH04213594 A JP H04213594A JP 6761891 A JP6761891 A JP 6761891A JP 6761891 A JP6761891 A JP 6761891A JP H04213594 A JPH04213594 A JP H04213594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planetary gear
gear
winch
carrier
winch drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6761891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Komatsu
小松 光昭
Katsuichi Kawada
川田 勝一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd, Komatsu MEC Corp filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP6761891A priority Critical patent/JPH04213594A/ja
Publication of JPH04213594A publication Critical patent/JPH04213594A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は都市土木等せまい場所
での作業が多いクレーン車に関し,ウインチを搭載した
旋回体の旋回半径を小さくすることが望まれるので,ウ
インチ駆動装置を小形化するのに有効である。
【0002】
【従来の技術】従来のクレーン車用ウインチ駆動装置の
要部断面図を図5に示す。図において,aは油圧モータ
,bは減速装置,cはカウンタバランスバルブであり,
減速装置bの出力をドライブシャフトdによって受けて
ウインチドラムeが回転する。そしてクラッチハブfと
一体のウインチクラッチアッセンブリgによって動力は
断続される。hはウインチブレーキアッセンブリ,iは
ブラケット,jはブッシュ,kはベアリングリテーナで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウインチ駆
動装置においては,該装置の全長L′(図5参照)が長
くなり,ウインチを搭載した旋回体の旋回半径が大きく
なって,クレーン車が狭い場所での作業をやりにくいと
いう大きい問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は上記
問題を解消するためになされたものであって,減速装置
をウインチドラムの内部に配設する手段を設けることに
よってウインチ駆動装置の全長を大幅に短縮したもので
ある。そして上記減速装置をウインチドラムの内部に配
設する手段としては,2段の遊星歯車列から成る減速装
置,及び1段の遊星歯車列から成る減速装置の2手段を
提供するものである。
【0005】
【実施例】次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1実施例の要部断面図,図2は同じく第
1実施例の歯車列説明図である。図において油圧モータ
20からの動力は第1サンギヤ1へ伝達され,第1サン
ギヤ1には複数個の第1プラネタリギヤ2が噛み合い,
第1プラネタリギヤ2は第1プラネタリギヤピン3上に
設けられたベアリング4にて支承され,該第1プラネタ
リギヤ2は,クラッチ装置40に結合されたクラッチハ
ブ12とスプライン結合等で連結されたリングギヤ6と
噛み合うようになっている。そしてリングギヤ6は,複
数個の第2プラネタリギヤ8と噛み合い,該第2プラネ
タリギヤ8は,第2プラネタリギヤピン9上に設けられ
たベアリング10にて支承され,さらに該第2プラネタ
リギヤ8は第2サンギヤ7と噛み合い,該第2サンギヤ
7は,第1プラネタリギヤピン3を連結する第1キャリ
ア5にスプライン結合等で連結される。また第2プラネ
タリギヤピン9を連結する第2キャリア11は,ウイン
チドラム30にボルト等で締結されたカバー17のスプ
ライン部27を介して,ウインチドラム30と結合され
ている。以下においては,歯車列1,2,6及び第1キ
ャリア5から成る遊星歯車装置を第1遊星歯車列と記し
,歯車列7,8,6及び第2キャリア11から成る遊星
歯車装置を第2遊星歯車列と記す。なお,第1及び第2
遊星歯車列におけるリングギヤ6は歯数が相違しても差
支えないので,図2においては符号を6′と付してある
。そして第1及び第2遊星歯車列から成る減速装置をウ
インチドラム30の内部に配設することがこの第1実施
例の特徴である。そしてクラッチハブ12上にはスプラ
イン結合等によりリングギヤ6の回転を固定,開放する
クラッチ装置40が配設され,またウインチドラム30
には該ウインチドラム30を制動,解放するブレーキ装
置50が設けられている。13はウインチドラム支軸,
14,15,15′はベアリング,17はカバー,18
は油圧モータ固定ブラケット,19は固定部材,21は
支軸である。またL1 は全長を示す。
【0006】次に作動について説明する。油圧モータ2
0から第1サンギヤ1へ入った入力は,第1遊星歯車列
においてリングギヤ6を固定したと考えれば,第1キャ
リア5からの出力となり,この出力は第2サンギヤ7か
ら第2遊星歯車列への入力となるので,リングギヤ6を
固定したと考えれば第2キャリア11からの出力となっ
てカバー17を介してウインチドラム30を回転させる
。そこでクラッチ装置40を作動してクラッチを入れれ
ばクラッチハブ12は固定されるので,リングギヤ6が
固定することになり,ウインチドラム30は回転する。
【0007】上記第1実施例は油圧モータ20が高速の
場合に適したものであるが,低速油圧モータの場合は次
の第2実施例である1段遊星歯車列によるものが適して
いる。図3は第2実施例の要部断面図,図4は同じく第
2実施例の歯車列説明図である。図において,油圧モー
タ70からの動力はサンギヤ61へ伝達され,サンギヤ
61には複数個のプラネタリギヤ62が噛み合い,プラ
ネタリギヤピン63上に設けられたベアリング64にて
支承される。またプラネタリギヤピン63を連結するキ
ャリア65は,ウインチドラム30にボルト等で締結さ
れたカバー17のスプライン部27を介して,ウインチ
ドラム30と結合されている。そしてプラネタリギヤ6
2は,クラッチ装置40に結合されたクラッチハブ67
とスプライン結合等で連結されたリングギヤ66と噛み
合うようになっている。以下においては歯車列61,6
2,66及びキャリア65から成る遊星歯車装置を1段
遊星歯車列と記す。そしてクラッチハブ67上にはスプ
ライン結合等によりリングギヤ66の回転を固定,解放
するクラッチ装置40が配設され,また,ウインチドラ
ム30には,該ウインチドラム30を制動,解放するブ
レーキ装置50が設けられていることは上記第1実施例
と同様である。L2 は全長を示す。また,図1におけ
ると同様の部品は図3においても同じ符号を付して説明
は省略する。
【0008】次に作動について説明する。油圧モータ7
0からサンギヤ61へ入った入力は1段遊星歯車列にお
いてリングギヤ66を固定したと考えれば,キャリア6
5からの出力となってカバー17を介してウインチドラ
ム30を回転させる。そこでクラッチ装置40を作動し
てクラッチを入れればクラッチハブ67は固定されるの
で,リングギヤ66が固定することになり,ウインチド
ラム30は回転する。
【0009】すなわち上記第1,第2実施例共,2段ま
たは1段の遊星歯車列から成るコンパクトな減速装置を
ウインチドラムの内部に配設することにより,ウインチ
駆動装置の全長を大幅に短くすることを可能にしたもの
である。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上詳述したようにして成る
ので,ウインチ駆動装置の減速装置がウインチドラム内
に収まり,その分ウインチ駆動装置の全長が短くなるの
で,ウインチを搭載した旋回体の旋回半径が大幅に小さ
くなって,クレーン車が狭い場所で作業をするのを極め
て容易にするという大きい効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の要部断面図である。
【図2】同じく第1実施例の歯車列説明図である。
【図3】第2実施例の要部断面図である。
【図4】同じく第2実施例の歯車列説明図である。
【図5】従来のクレーン車用ウインチ駆動装置の要部断
面図である。
【符号の説明】
1  第1サンギヤ 2  第1プラネタリギヤ 3  第1プラネタリギヤピン 5  第1キャリア 6  リングギヤ 7  第2サンギヤ 8  第2プラネタリギヤ 9  第2プラネタリギヤピン 11  第2キャリア 12  クラッチハブ 61  サンギヤ 62  プラネタリギヤ 63  プラネタリギヤピン 65  キャリア 67  クラッチハブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クレーン車のウインチ駆動装置におい
    て,減速装置をウインチドラムの内部に配設する手段と
    して,ウインチ駆動モータ出力軸を第1サンギヤに連結
    した第1遊星歯車列と,該第1遊星歯車例の第1プラネ
    タリギヤを連結した第1キャリアを第2サンギヤに連結
    し,第2プラネタリギヤを連結した第2キャリアをウイ
    ンチドラムに固定し,第1プラネタリギヤと噛み合うリ
    ングギヤを第2プラネタリギヤに噛み合わせた第2遊星
    歯車列と,該リングギヤをクラッチハブに連結して成る
    ことを特徴とする,クレーン車のウインチ駆動装置。
  2. 【請求項2】  上記請求項1における減速装置をウイ
    ンチドラムの内部に配設する手段として,ウインチ駆動
    モータ出力軸をサンギヤに連結し,リングギヤをクラッ
    チハブに固定し,プラネタリギヤを連結したキャリアを
    ウインチドラムに連結して成る1段遊星歯車列から構成
    したことを特徴とする,クレーン車のウインチ駆動装置
JP6761891A 1990-03-12 1991-03-08 クレーン車のウインチ駆動装置 Pending JPH04213594A (ja)

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JP6761891A JPH04213594A (ja) 1990-03-12 1991-03-08 クレーン車のウインチ駆動装置

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JP5800090 1990-03-12
JP2-58000 1990-03-12
JP6761891A JPH04213594A (ja) 1990-03-12 1991-03-08 クレーン車のウインチ駆動装置

Publications (1)

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JPH04213594A true JPH04213594A (ja) 1992-08-04

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JP6761891A Pending JPH04213594A (ja) 1990-03-12 1991-03-08 クレーン車のウインチ駆動装置

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