JPH04212626A - 車両ルーフ - Google Patents

車両ルーフ

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Publication number
JPH04212626A
JPH04212626A JP2749291A JP2749291A JPH04212626A JP H04212626 A JPH04212626 A JP H04212626A JP 2749291 A JP2749291 A JP 2749291A JP 2749291 A JP2749291 A JP 2749291A JP H04212626 A JPH04212626 A JP H04212626A
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JP
Japan
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vehicle
vehicle roof
roof according
frame
emergency release
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Application number
JP2749291A
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English (en)
Inventor
Potsupere Gebuharuto
ゲブハルト ポッペレ
Puremu Berunharuto
ベルンハルト プレム
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Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikyo Webasto Co Ltd filed Critical Daikyo Webasto Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/08Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
    • B60J7/16Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel
    • B60J7/1628Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment
    • B60J7/1635Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position non-foldable and rigid, e.g. a one-piece hard-top or a single rigid roof panel for covering the passenger compartment of non-convertible vehicles
    • B60J7/1642Roof panels, e.g. sunroofs or hatches, movable relative to the main roof structure, e.g. by lifting or pivoting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J9/00Devices not provided for in one of main groups B60J1/00 - B60J7/00
    • B60J9/02Entrance or exit closures other than windows, doors, or in roofs, e.g. emergency escape closures in vehicle bottom

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、大形車、バスな
どのための車両ルーフに関する。
【0002】
【従来の技術】フレームを挿入できるルーフ開口部を固
定ルーフ面に設けた上述の種類の車両ルーフは、198
8年10月14日出願の本出願人の西ドイツ特許出願P
3835018 から知り得る。ルーフ開口部は、カバ
ーによって開閉できる。カバーは、回転軸受および昇降
装置を介して、車両縦軸線に直角な2つの軸線のまわり
に、ルーフ開口部に挿入されたフレームに関して昇降で
きる。更に、非常脱出間隙を形成するためカバーと車両
に固定のフレームとを分離できる非常解ロック装置が設
けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、緊急時、で
きる限り僅かな力で、怪我の危険性のないよう、できる
限り大きい開口範囲を非常脱出間隙として形成しなけれ
ばならない。このため、車両縦軸線の方向へ延びる縦梁
に作動機構を設置する。この作動機構は、カバーを担持
し、昇降運動の実施に役立つ。同時に、縦梁は、ルーフ
フレームにカバーおよび作動機構を着脱自在に保持する
のに役立つ。
【0004】この場合、緊急時、フレームによって定め
られる大きい非常脱出開口が得られるよう、縦梁および
作動機構をフレームから分離し、更に、緊急時、作動機
構およびカバーを射出する。非常作動のため、対向する
双方の回転軸受範囲に設けた、縦梁およびフレームの対
応するロック装置を解除しなければならず、従って、緊
急時、非常解ロックの操作が複雑となる。
【0005】従って、本発明の目的は、上述の問題点を
排除して、車両ルーフの全構造を複雑とすることなく内
外から本質的に簡単に非常作動できる。特に、大形車、
バスなどのための、車両ルーフを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】固定ルーフ面に設けてあ
って、回転軸受および昇降装置を介して車両縦軸線に直
角な2つの軸線のまわりにルーフ開口部に挿入されたフ
レームに関して昇降できるカバーによって開閉できるル
ーフ開口部と、非常脱出間隙の形成のためカバーと車両
に固定のフレームとを分離できる非常解ロック装置とを
有する、特に、大形車、バスなどのための、車両ルーフ
において、非常解ロック装置が、車内または車外から作
動できる共通の作動装置を介して双方の回転軸受の範囲
においてフレームからカバーを分離することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】この非常解ロック装置14の作動態様を図1〜
図3を参照しながら以下に詳細に説明する。基本位置(
図示してない)では、回転軸受7,8 の支持ボルト1
2は、カバー6 に固定された支持台9 の開孔11を
通過する。この基本位置において、車内の換気または排
気のため、公知の態様でカバー6 を各種の上昇位置に
移行できる。
【0008】さて、緊急時、ルーフ脱出間隙または車両
ルーフ1 のフレーム4 によって形成された開口を完
全に解放したい場合は、矢印で示した如く、レバー15
の当該端に車内または車外から張力を加える。車内から
作動するには、レバー15を把持ディスク20の形に構
成し、一方、車外から作動するには、ルーフ基面から突
出するレバー15の他端に把持部材21を設ける。この
把持部材21は、1つまたは複数の指で把持部材21を
把持し、次いで、レバー15に張力を加え得るよう構成
してある。
【0009】非常解ロック装置14を上述の如く作動し
、負荷した場合、レバー15は、車外または車内からの
張力の作用によって、水平軸線16のまわりに回転され
、この回転運動時、カム装置17のカム18は、支持ボ
ルト12の当該の凹み13に係合し、約45°の角度範
囲のカム18の回転中、上記支持ボルトを真直ぐに駆動
するので、支持ボルト12は、支持台9 の開孔11か
ら解放される。
【0010】既述の如く、対向する別の回転軸受18は
、回転軸受17と同一に構成してある。もちろん、この
軸受には、独立の非常解ロック装置は配してなく、支持
ボルト12の運動は、2つのボーデンワイヤ部分23の
形に構成された引張装置22を介して対向する支持ボル
ト12に伝達されるので、上記支持ボルトは、回転軸受
7 の支持ボルト12の運動時に直ちに駆動され、同じ
く、回転軸受8 の別の支持台9 の開孔11から引出
される。
【0011】図1から明らかな如く、引張装置22の形
の駆動装置は、2つのボーデンワイヤ部分23を有する
ので、対向する回転軸受7,8 の2つの対向する支持
ボルトは、ボーデンワイヤ部分23を介して相互に駆動
結合される。即ち、本発明に係る非常解ロック装置14
の場合、双方の回転軸受7,8 のすべての支持ボルト
12は、本質的に同時に関連の開孔11から外されるの
で、カバー6 およびこのカバーに取付けた支持台9 
をフレーム4 から迅速且つ確実に分離できる。
【0012】もちろん、図示の実施例の代わりに、対向
する回転軸受8 のために唯一つの引張要素または運動
伝達要素を設けた形式の引張装置22または別の駆動装
置を設けることができる。
【0013】
【実施例】好ましい実施例を示す添付の図面を参照して
以下に本発明を詳細に説明する。図面において、同一の
または類似の部材には同一の参照符号を付した。図1、
図2、図3を参照して、概ね1 で示した車両ルーフの
第1実施例を説明する。詳細に図示してない大形車 (
例えば、バスなど)の固定ルーフ面2 には、フレーム
4 を挿入したルーフ開口部3 が設けてある。車両縦
軸線は5 で示し鎖線で表した。ルーフ開口部3は、対
向する両端をそれそれ回転軸受7,8 によってフレー
ム4 に旋回自在に軸支したカバー6 によって開閉で
きる。
【0014】カバー6 は、昇降装置( 図示してない
)によって回転軸受7,8 を介して複数の上昇位置に
置くことができる。双方の回転軸受7,8 は、本質的
に同一に構成してあるので、1つの軸受だけ、即ち、軸
受7 だけを詳細に説明する。回転軸受7 はカバー6
 に固定してあってフレーム4 の関連の凹み10に導
入できる支持台9 を含む。支持台9 の自由端には、
ピンまたは支持ボルト12を通す開孔11が設けてある
ので、カバー6 は、支持台9 と共働して支持ボルト
12のまわりに旋回自在なよう軸支される。
【0015】図示の実施例の場合、回転軸受7 は、そ
れぞれ凹み13を有する2つの支持ボルト12を有する
。非常解ロックおよび非常脱出間隙の解放のため、概ね
14で示した非常解ロック装置が設けてある。非常解ロ
ック装置14は、ほぼ水平な軸線16のまわりに回転自
在なようフレーム4 に軸支したL字レバー15を有す
る。このL字レバー15は、上記非常解ロック装置14
の作動取手を形成する。
【0016】更に、レバー15の水平軸線16の範囲に
は、レバー15に空転しないよう結合されたカム装置1
7が設けてある。カム装置17は、当概の支持ボルトの
凹み13に係合して上記支持ボルトを駆動し、カバー6
 を支持台9 とともに解放するため上記支持ボルトを
開孔11から引出すカム18を有する。特に、図2、図
3を参照して、カム18の構造詳細および支持ボルト1
2の凹み13との共働について説明する。カム18は、
図3から明らかな如く、特に、凹み13に均一に導入で
きるよう一端に傾斜面19を有する。カム18の形状は
、カム18の周面を介して対向する外縁まで軸線方向へ
延びるよう選択されており、従って、羽根状に構成され
たカム18の両端の間において、支持ボルト12は、支
持台9 の端部の開孔11から解放されるのに十分な所
定ストロークだけ縦方向へ駆動される。
【0017】図4に、盗難防止機構24を示した。盗難
防止機構24は、フレーム4 に摺動自在または回転自
在に支持した補助ロック装置25から構成されている。 ロック要素26は、フレーム4 の2つの係止位置に置
くことができる。ロック要素26のヘッド端は、図4の
ロック位置ではL字レバー25の部分に背面から係合す
るよう構成されているので、上記レバーは、非作動の基
本位置に確実に保持される。図4の矢印方向へロック要
素26を駆動すれば、上記ロック要素へヘッド端はレバ
ー15から解放され、上述の如く、非常解ロック装置1
4を作動して非常脱出間隙を解放できる。
【0018】詳細に示してないが、盗難防止機構として
役立つ補助ロック装置25を車両のセンターロック設備
に結合できるので、ロック要素26は自動的に、車両の
閉鎖時、図4のロック位置に置かれ、車両の閉鎖時、解
ロック位置に置かれ、従って、補足の操作を行わずに非
常解ロック装置14を迅速に作動できる。図5は、本発
明に係る車両ルーフの第2実施例を概ね1’で示した。 先行実施例と同一のまたは類似の部材は、同一の参照記
号で示し、詳細には説明しない。車両ルーフ1’の場合
、回転軸受7’,8’ は、昇降装置によってフレーム
4 から分離される。各回転軸受7’,8’,は、支持
台9’を有する。各支持台9’は、ホルダ31の受容開
口32に係合できる2つの突出する係合ホゾ30を有す
る。
【0019】ホルダ31の各受容開口32は、部分33
および部分34を有するよう構成されている。受容開口
32の部分33は、係止ホゾ30の外径にほぼ対応する
径を有する。部分34は、より小さい径を有し、当該の
係止ホゾ30に設けた周縁ミゾ35に嵌合する。係止ホ
ゾ30によって支持台9’およびホルダ31を固定した
場合、受容開口32の上記部分34は係止ホゾ30の周
縁ミゾ35に係合するので、支持台はホゾ31に確実に
固定される。
【0020】図5の実施例の場合、非常解ロック装置1
4’ としてホルダ31が、真直ぐに可動なようフレー
ム4 に案内されている。更に、ホルダ31には、非常
解ロック装置14’ の作動取手37の対応する歯列と
共働する歯列36が設けてある。作動取手37は、車両
縦軸線にほぼ直角な軸線のまわりに回転自在であり、車
外からの作動のための把持部材38と、車内からの作動
のための把持部材39とを含む。ホルダ31は、駆動装
置40を介して、ホルダに対向する回転軸受8’に駆動
連結される。駆動装置として、フレーム4 に方向変更
ロール41のまわりに案内された引張ロープ42が設け
てある。
【0021】上記非常解ロック装置14’ を以下に詳
細に説明する。作動取手37の把持部材38または39
を回転すると、ホルダ31は、作動取手39およびホル
ダ31の歯列36を介して真直ぐに摺動され、かくして
、受容開口32の部分33は係止ホゾ30と同列となり
、支持台9’は、カバー6 とともに、ホルダ31から
外れる。同時に、引張ロープ42を介して、同時に、対
向する回転軸受8’の対応するホルダ31も駆動され、
上記回転軸受に配した支持台も関連のホルダ31から解
放されるので、双方の回転軸受7’,8’ が外され、
カバー6 をフレーム4 から取外すことができる。 かくして、フレーム4 の内部開口によって形成される
非常脱出間隙が解放される。
【0022】図示してないが、上記実施例の非常解ロッ
ク装置14’ にも、上述の補助ロック装置を有する対
応する盗難防止機構を配することができる。図6に、非
常解ロック装置14” の実施例を示した。図1に示し
た非常解ロック装置14に対する本質的差異は、圧力を
加えることによって非常解ロック装置14” を作動す
ると云う点にある。図1と同様、図6の基本位置にバネ
45によって保持されたL字レバー15’ が設けてあ
る。カム装置17’ として、回転軸受7”の支持ボル
ト12’ の対応する凹み13’ と共働する羽根状カ
ム18’ がレバー回転軸線16’ の範囲に各側に設
けてある。
【0023】矢印で示した如く、非常解ロック装置14
” の内側の把持部材20’ に負荷するか、外側の負
荷部材21’ に圧力を加えると、レバー15’ が水
平軸線16’ のまわりに旋回され、支持ボルト12’
 が、凹み10’ および支持台 (図示してない) 
の対応する開口から引出される。 次いで、支持台を結合したカバー( 図示してない)は
、非常解ロック装置14” の作動装置において、フレ
ーム4 から分離し、取外すことができる。
【0024】もちろん、本発明は、上述の実施例に限定
されるものではなく、本発明の枠内において、必要に応
じて各種の設計変更が可能である。更に、例えば、圧力
を加えて作動する非常解ロック装置と外部から張力を加
えて作用する非常解ロック装置とを組合せることができ
る。更に、図示の引張装置とは異なる駆動装置を設ける
ことができる。これは、車種に依存する車両ルーフの所
望の要求および条件に依存する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、緊急時 (例えば、車
内の火災時、事故時) 、乗員が車両から出るためのま
たは車外から救助を行うための非常脱出間隙を車内また
は車外から迅速に開けることができる。この簡単な非常
解ロックによって、パニックが起きた場合も、車両ルー
フを迅速且つ確実に解放できる。
【0026】本発明の有利な実施例にもとづき、非常解
ロック装置は1つの回転軸受の近傍に設け、フレームに
案内した駆動装置を介して、別の回転軸受において分離
を行う。駆動装置しては、例えば、ルーフフレームに案
内され、分離のため別の回転軸受の範囲において作動装
置の運動を非常解ロック装置に伝達できるロープドライ
ブまたはボーデンワイヤを使用できる。即ち、手動で車
内または車外から非常解ロックを行うことができる。
【0027】緊急でない場合に、例えば、非常解ロック
装置を車外から作動して、車内に立入るのを阻止するた
め、共通の作動装置には、盗難防止機構(例えば、補助
ロック装置)を配する。盗難防止機構として役立つ上記
ロック装置は、車両のセンターロック設備に結合できれ
ば合目的的であり、かくして、車両の閉鎖時および車両
の停止時、ロック装置が盗難防止機構に自動的に係合さ
れ、非常脱出間隙の開放が不可能となる。一方、車両の
走行時には、上記センターロック設備が解ロックされる
ので、盗難防止機構を解ロックせずに、非常解ロック装
置の作動装置を常に直ちに作動できる。
【0028】本発明の好ましい第1実施例の場合、非常
解ロック装置は、回転軸受および昇降装置をフレームか
ら分離する。このため、回転軸受は、支持台を介してフ
レームに保持し、フレームには、支持台を着脱自在に固
定したホルダを可動なよう案内する。この場合、支持台
は、ホルダの受容開口と係合する係止ボゾを有すること
ができ、作動レバーは、非常解ロック装置として、歯列
を介してホルダと共働する。この場合、作動レバーの回
転運動時、ホルダが縦方向へ解離位置に走行されるよう
設計する。車両ルーフの非常解ロック装置の上記実施例
の場合、作動レバーと回転軸受の支持台のホルダとの歯
車結合によって、僅かな力で非常作動を行うことができ
、この場合、関連の軸受を含む全昇降装置およびカバー
を射出できる。
【0029】対向する別の回転軸受のホルダは、フレー
ムに方向変更ロールのまわりに案内したロープドライブ
を介して駆動するのが好ましく、かくして、軸受はフレ
ームに同一の態様で構成でき、しかも、唯一の作動装置
によって双方の回転軸受をフレームから分離できる。本
発明に係る車両ルーフの別の実施例の場合、非常解ロッ
ク装置がフレームの回転軸受を分離する。この場合、即
ち、緊急時の分離はフレームの回転軸受の範囲において
行われ、このため、好ましくは回転軸受の支持ボルトを
形成し、共通の作動装置によって解ロック位置に置くこ
とができる関連のピンを設けるのが好ましい。即ち、こ
の実施例の場合、非常解ロックのため、回転軸受のため
の独立の補助機構部材が不要であるよう、双方の回転軸
受の支持ボルトをフレームの当該の支持個所から分離す
るのが好ましい。
【0030】作動取手として、ほぼ水平な軸線、即ち、
車両ルーフの平面内にある軸線のまわりに旋回自在のL
字状レバーを設けるのが好ましい。このレバーには、好
ましくは、回転軸受のピンまたは支持ボルトと共働して
、回転軸受のピンまたは支持ボルトを縦方向へ摺動させ
、フレームの関連の受容開口から解ロック位置に真直ぐ
に摺動させ得るカム装置が設けてある。かくして、非常
解ロック時、解離すべき関連部材の作動ストロークを最
大限に短縮でき、従って、非常脱出間隙を最大限に迅速
に解放できる。
【0031】別の回転軸受のピンまたは支持ボルトは、
第1回転軸受のピンまたは支持ボルトの運動結合のため
のロープドライブを介して駆動または案内される。即ち
、別の回転軸受の分離は、非常解ロック装置および作動
装置を設けた範囲の回転軸受の分離と本質的に同時に行
われる。この場合、車両縦軸線に関して1つの側にある
回転軸受のピンまたは支持ボルトが1つの運動ユニット
を形成するよう設計するので、対向するピンまたは支持
ボルトを駆動する2つの引張要素を設ける。かくして、
運動路を短縮でき、駆動装置を閉回路内で非常解ロック
装置に導く必要はない。
【0032】カム装置として、当該のピンまたは支持ボ
ルトの凹みに係合するカムを設けるのが好ましい。この
カムは、L字レバーとともに上記L字レバーの旋回軸に
回転自在に軸支してあり、支持ボルトの凹みと共働する
よう構成されている。このため、カムは、凹みと共働す
る係合側に傾斜面を有することができ、次いで、カム周
面を越えて対向壁まで軸線方向へ延びる。即ち、レバー
を作動、負荷してカムおよびカム装置を回転すると、関
連の支持ボルトは、フレームに関して真直ぐ摺動される
【0033】作動取手のレバーは単一に構成するのが好
ましい。この場合、車内からの作動時にはレバーの一端
が負荷され、車外からの作動時には他端が負荷される。 かくして、非常解ロック装置が簡単となる。何故ならば
、車内および車外からの作動のために別個の作動取手を
必要としないからである。好ましい第1実施例の場合、
非常解ロックのため、車内および車外からレバーに張力
を加える。別の実施例にもとづき、レバーおよびその軸
受は、双方の非常作動の場合にレバーに圧力を加えなけ
ればならないよう構成できる。即ち、車両ルーフの本発
明に係る非常解ロック装置の場合、所望のより簡単な非
常作動方式を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る車両ルーフの第1実施例の斜視図
(この場合、カバーはフレームから分離した状態にある
)である。
【図2】回転軸受のピンまたは支持ボルトとの共働を示
すための非常作動装置のカム装置の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】車両ルーフの盗難防止機構の略図である。
【図5】本発明に係る車両ルーフの第2実施例の略斜視
図(この場合、回転軸受の軸受台は、非常ロックによっ
てフレームから分離されている)である。
【図6】作動取手に車内および車外から張力を加える形
式の非常解ロック装置を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1  車両ルーフ 2  固定ルーフ面 3  ルーフ開口部 4  フレーム 6  カバー 7  回転軸受 8  回転軸受 14  非常解ロック装置 15  作動装置

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定ルーフ面(2) に設けてあって
    、回転軸受(7)(8)(7’)(8’)(7”)およ
    び昇降装置を介して車両縦軸線に直角な2つの軸線のま
    わりにルーフ開口部に挿入されたフレーム(4) に関
    して昇降できるカバー(6) によって開閉できるルー
    フ開口部(3) と、非常脱出間隙の形成のためカバー
    (6) と車両に固定のフレーム(4) とを分離でき
    る非常解ロール装置(14)(14’)(14”)とを
    有する、特に、大形車、バスなどのための、車両ルーフ
    (1)(1’) において、非常解ロック装置(14)
    (14’)(14”)が、車両または車外から作動でき
    る共通の作動装置(15)(15’)(33)(34)
     を介して双方の回転軸受(7)(8)(7’)(8’
    )(7”)の範囲においてカバー(6) をフレーム(
    4) から分離することを特徴とする車両ルーフ。
  2. 【請求項2】  非常解ロック装置(14)(14’)
    (14”)が、1つの回転軸受(7)(7’)(7”)
     の近傍に設けてあり、別の回転軸受(8)(8’) 
    の分離は、フレーム(4) に案内した駆動装置(22
    )(23)(40)を介して行われることを特徴とする
    請求項1項記載の車両ルーフ。
  3. 【請求項3】  駆動装置(22)(23)(40)が
    、ロープドライブ(42)などから成ることを特徴とす
    る請求項第2項記載の車両ルーフ。
  4. 【請求項4】  駆動装置がボーデンワイヤ(23)か
    ら成ることを特徴とする請求項第2項記載の車両ルーフ
  5. 【請求項5】  共通の作動装置を車外から作動するた
    めの作動取手(15)(15’)(37) には、盗難
    防止機構(24)が配してあることを特徴とする請求項
    第1〜4項の1つに記載の車両ルーフ。
  6. 【請求項6】  盗難防止機構(24)が、補助ロック
    装置(25)から成ることを特徴とする請求項第5項記
    載の車両ルーフ。
  7. 【請求項7】  盗難防止機構(24)として役立つロ
    ック装置(25)が、センターロック設備に結合されて
    いることを特徴とする請求項第6項記載の車両ルーフ。
  8. 【請求項8】  非常解ロック装置(14’) が、回
    転軸受および昇降装置をフレーム(4) から分離する
    ことを特徴とする請求項第1〜7項の1つに記載の車両
    ルーフ。
  9. 【請求項9】  回転軸受として役立つ支持台(9’)
    が、フレーム(4)に真直ぐに可動なよう案内したホル
    ダ(31)に着脱自在に取付け得ることを特徴とする請
    求項第8項記載の車両ルーフ。
  10. 【請求項10】  着脱自在の取付のため、支持台(9
    ’)から突出する係止ホゾ(30)が、ホルダ(31)
    の受容開口(32)に係合することを特徴とする請求項
    第9項記載の車両ルーフ。
  11. 【請求項11】  各受容開口(32)が、係止ホゾ(
    30)の外径にほぼ対応する径の大きい部分(33)と
    、固定位置において各係止突起(30)に設けた深い周
    面ミゾ(35)と係合する径の小さい部分(34)とを
    含むことを特徴とする請求項第10項記載の車両ルーフ
  12. 【請求項12】  非常解ロック装置(14’) が、
    作動レバー(37)の回転運動によってホルダ(31)
    が縦方向へ解離位置に走行されるようホルダ(31)の
    歯列と係合するセクタ歯車(36)を担持し車外または
    車内から負荷できる作動レバー(37)を有することを
    特徴とする請求項8〜11項の1つに記載の車両ルーフ
  13. 【請求項13】  別の回転軸受(8’)のホルダ(3
    1)が、フレーム(4) に方向変更ロール(41)の
    まわりに案内された引張ロープ(42)を介して駆動さ
    れることを特徴とする請求項第12項記載の車両ルーフ
  14. 【請求項14】  非常解ロック装置(14)が、フレ
    ーム(4) の回転軸受(7)(8)を分離することを
    特徴とする請求項第1〜7項の1つに記載の車両ルーフ
  15. 【請求項15】  非常解ロック装置(14)(14’
    ) が、各回転軸受(7)(8)(7”)に配され、共
    通の作動取手(15)(15’) によって解ロック位
    置に置き得る2つのピン(12)(12’) を有する
    ことを特徴とする請求項第14項記載の車両ルーフ。
  16. 【請求項16】  作動取手が、ほぼ水平な軸線(16
    )(16’) のまわりに旋回自在なL字レバー(15
    )(15’) を含み、上記レバーには、1つの回転軸
    受(7)(8)(7”)に配したピン(12)(12’
    ) と共働するカム装置(17)(17’) が設けて
    あることを特徴とする請求項第15項記載の車両ルーフ
  17. 【請求項17】  ピン(12)(12’) が、カム
    装置(17)(17’) によって駆動されて解ロック
    位置に縦方向へ摺動できることを特徴とする請求項第1
    6項記載の車両ルーフ。
  18. 【請求項18】  作動取手(15)(15’) によ
    って負荷できるピン(12)(12’) が、引張装置
    (22)を介して、別の回転軸受(8) に配した双方
    のピンに駆動結合されていることを特徴とする請求項第
    14〜17項の1つに記載の車両ルーフ。
  19. 【請求項19】  作動取手を介して負荷できる各ピン
    (12)(12’)が、独立の引張要素(23)を介し
    て、別の回転軸受(8) の対向するピン(12)(1
    2’) に駆動結合されていることを特徴とする請求項
    第18項記載の車両ルーフ。
  20. 【請求項20】  カム装置(17)(17’) が、
    各ピン(12)(12’) の凹み(13)(13’)
     に係合するカム(18)(18’) を有することを
    特徴とする請求項第16〜19項の1つに記載の車両ル
    ーフ。
  21. 【請求項21】  カム(18)が、凹み(13)との
    係合側に傾斜面(19)を有し、周面を介して対向する
    外縁まで軸線方向へ延びるよう構成されていることを特
    徴とする請求項第20項記載の車両ルーフ。
  22. 【請求項22】  カム(18)(18’) が、羽根
    状に構成され、約45°の角度範囲にわたって延びるこ
    とを特徴とする請求項第21項記載の車両ルーフ。
  23. 【請求項23】  作動取手(15)(15’) の1
    つのレバー端が、車内からの作動時に負荷され、別のレ
    バー端が、車外からの作動時に負荷されることを特徴と
    する請求項第16〜22項の1つに記載の車両ルーフ。
  24. 【請求項24】  車内または車外からの作動のためレ
    バー(15)に張力を加え得ることを特徴とする請求項
    第23項記載の車両ルーフ。
  25. 【請求項25】  車内または車外からの作動のためレ
    バー(15’) に圧力を加え得ることを特徴とする請
    求項第23項記載の車両ルーフ。
  26. 【請求項26】  回転軸受(7)(8)(7”)に配
    したピン(12)(12’) が、フレーム(4) の
    回転軸受(7)(8)(7”)の支持ボルトであること
    を特徴とする請求項第15〜24項の1つに記載の車両
    ルーフ。
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