JPH04211281A - 電子写真プリント装置 - Google Patents

電子写真プリント装置

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JPH04211281A
JPH04211281A JP3027580A JP2758091A JPH04211281A JP H04211281 A JPH04211281 A JP H04211281A JP 3027580 A JP3027580 A JP 3027580A JP 2758091 A JP2758091 A JP 2758091A JP H04211281 A JPH04211281 A JP H04211281A
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photoreceptor
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ambient temperature
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Toshiyuki Ichikawa
俊幸 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体を帯電、露光、
現像、転写してプリント動作を行う電子写真プリント装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な電子写真プリント装置は、光導
電性物質で構成される感光体の表面を均一に帯電し、入
力画像情報に対応して照射される光で感光体表面を選択
的に露光することにより静電潜像を形成し、この静電潜
像に対して感光体表面に付着するトナーを供給すること
により静電潜像を現像して顕像化させる。一方、用紙を
帯電してその静電引力により顕像化されたトナー像を感
光体表面から用紙に転写させる。そして転写後、用紙は
トナー像を熱および圧力により用紙に定着する定着処理
を受けて排出され、感光体は静電吸引に対抗してその表
面に残ったトナーを除去するクリーニング処理と不要な
電荷を除去する除電処理を受ける。
【0003】ところでEEH(edge emitte
r array head)タイプの電子写真プリント
装置は、一列にアレイされた端面発光素子で構成され、
感光体に隣接して配置されるラインヘッドを有し、これ
ら発光素子を選択的に駆動することにより感光体をライ
ン単位に露光する。この端面発光素子としては、例えば
発光ダイオード、半導体レーザ、EL(electro
luminescence ) 素子が用いられる。発
光ダイオードおよび半導体レーザはその周辺温度に依存
した出力特性を有し、プリント動作において出力を一定
に保つよう周辺温度の変化に応じて制御される。 これに対してEL素子はその周辺温度にほとんど依存し
ない出力特性を有し、発光ダイオードあるいは半導体レ
ーザが受けるような制御を受けない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
子写真プリント装置では、たとえ発光素子の出力が一定
に保たれても、印字品質が劣化することがある。これは
除電効果が感光体の周辺温度により変化するために起き
る。例えば感光体の周辺温度が低いとき、不要電荷が感
光体から完全に除去されず、これが帯電時において感光
体の電位を上昇させ、感光体の感度を低下させる。この
感光体感度の低下は、感光体表面上に描かれる静電潜像
の線素を細くし、印字された文字や図面を不鮮明にする
【0005】そこで本発明は、感光体の周辺温度が変化
しても良好な印字品質を維持できる電子写真プリント装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体と、こ
の感光体の表面を帯電する帯電手段と、静電潜像を形成
するために感光体の帯電表面を選択的に露光する露光手
段と、この露光手段により形成された静電潜像を現像す
るために感光体表面に付着する現像剤を供給する現像手
段と、用紙を帯電し現像された像を用紙に転写する転写
手段と、像転写後に感光体表面に残された不要な電荷を
除去してこの感光体表面を再び帯電可能にする除電手段
と、感光体の周辺温度を測定する温度検出手段と、この
温度検出手段によって測定された温度が複数の連続する
温度レンジのどの温度レンジに属するかを検出し、検出
された温度レンジが高いほど露光量を少なくするよう露
光手段を制御すると共にその検出温度レンジ内において
測定温度が高いほど現像剤供給量を少なくするよう現像
手段を制御する制御手段を設けたものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明装置においては、感光
体の周辺温度が温度検出手段により測定され、この温度
がどの温度レンジに属するかが制御手段により検出され
る。制御手段は検出温度レンジが高いほど露光量を少な
くするよう露光手段を制御すると共に検出温度レンジ内
において測定温度が高いほど現像剤供給量を少なくする
よう現像手段を制御する。すなわち感光体の感度が周辺
温度の変化に伴って変化したとき感光体の露光量が制御
される。しかしこの制御では感光体の感度変化を大まか
に補償できるが、感度変化を充分に補償することができ
ない。そこで現像剤の供給量が検出温度レンジ内におい
て測定温度が高いほど低減され、これが露光量の調整で
補償できなかった感光体感度の変化を補償する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は電子写真プリント装置の内部構造を
示すもので、1は上部が回動により開放できるキャビネ
ットである。このキャビネット1の略中央に配置され時
計回り方向に回転する感光ドラム2、およびこの感光ド
ラム2および各種機構を駆動する駆動モータ3を設けて
いる。
【0010】前記感光ドラム2の周囲には、帯電部4、
露光ユニット5、現像器6、転写部7、クリーニング装
置9、除電装置10が電子写真プロセスによってプリン
ト動作を行なうために配置されている。
【0011】前記感光ドラム2は光導電性物質で構成さ
れる感光体表面を有している。前記帯電部4は感光ドラ
ム2の感光体表面を均一に帯電し、前記露光ユニット5
は入力画像情報に対応して照射される光で選択的に露光
することにより感光体表面上に静電潜像を形成し、前記
現像器6はこの静電潜像に対応して感光体表面に付着す
るトナーを供給することにより静電潜像を現像し、前記
転写部7は用紙を帯電してその静電引力によりトナー像
を感光体表面から用紙に転写し、前記クリーニング装置
9は転写後静電吸引に対抗して感光体表面に残ったトナ
ーを除去し、前記除電装置10は再び帯電体表面を帯電
できるように転写後不要な電荷を感光体表面から除去す
るようになっている。
【0012】この電子写真プリント装置はさらに除電部
8、用紙カセット11、ピックアップローラ12、定着
器13、排紙ローラ14Aおよび14B、ファンモータ
15、直流電源装置16、開放検出スイッチ17、およ
び温度センサ18を設けている。
【0013】前記用紙は前記用紙カセット11に重ねて
収容され、前記ピックアップローラ12により所定のタ
イミングで一枚ずつ取り出され、搬送路PHを介して前
記転写部7に供給されるようになっている。
【0014】前記除電部8は感光ドラム2の下に位置す
る前記転写部7に隣接して配置され、その転写部7によ
って帯電された用紙を転写後除電するようになっている
【0015】用紙はこの後トナー像を熱および圧力によ
り用紙に定着するために前記定着器13に供給され、さ
らに前記排紙ローラ14Aおよび14Bによってキャビ
ネット1の上面に排出されるようになっている。
【0016】前記排紙ローラ14Aおよび14B、ピッ
クアップローラ12は前記駆動モータ3の駆動力により
作動されるようになっている。前記ファンモータ15は
キャビネット1の内部の熱を外部に放出し、前記開放検
出スイッチ17はキャビネット1の上部が開放されたこ
とを検出するようになっている。前記温度センサ18は
感光ドラム2に隣接して設けられ、その感光表面の周辺
温度を検出するようになっている。
【0017】図2は回路構成を示し、プリント動作の制
御に必要な各種データ処理を行なうマイクロプロセッサ
21、このマイクロプロセッサ21の制御プログラムを
格納するROM(リード・オンリー・メモリ)22、外
部のホストコンピュータから送られる画像情報および各
種コマンドを含むマイクロプロセッサ21の入出力デー
タを一時的に格納するRAM(ラムダム・アクセス・メ
モリ)23、後述の周辺回路をマイクロプロセッサ21
に接続するためのI/Oポート24を設けている。前記
マイクロプロセッサ21はROM22、RAM23、I
/Oポート24とバスライン25を介して接続されてい
る。
【0018】前記I/Oポート24には、モータドライ
ブ回路26、露光ユニット5、高圧電源回路27、トナ
ーセンサ回路30、オペーレーションパネル31、用紙
センサ32、温度測定部33、ファンモータ15、イン
タフェース34及びディップスイッチ35が接続されて
いる。
【0019】前記モータドライブ回路26は駆動モータ
3を駆動制御し、前記高圧電源回路27は帯電部4、現
像器6及び転写部7に高電圧を供給するようになってい
る。前記トナーセンサ回路30は現像器6内に設けられ
るトナーエンプティセンサ28およびトナーフルセンサ
29から出力信号を取り込み、前記オペーレーションパ
ネル31はプリント動作の制御に必要な情報を入力する
ために操作されるようになっている。
【0020】前記用紙センサ32は搬送中の用紙の位置
を検出し、前記温度測定部33は前記温度センサ18を
設けている。前記開放検出スイッチ17は24Vの電力
を直流電源装置16から露光ユニット5、モータドライ
ブ回路26、高圧電源回路27及びファンモータ15に
供給する電源ラインに挿入され、前記キャビネット1の
上部が開放したときにこの電力供給を遮断するようにな
っている。前記現像器6におけるトナーの供給量は前記
高圧電源回路27から現像器6に印加されるバイアス電
圧に応じて調整可能であり、このバイアス電圧は前記I
/Oポート24を介してマイクロプロセッサ21により
制御されるようになっている。
【0021】図3は前記露光ユニット5の構造を詳細に
示すもので、この露光ユニット5は露光制御回路51、
EEH(edge emitter array he
ad) 52、ブロックドライバ53及びコモンドライ
バ54で構成されている。前記露光制御回路51はブロ
ックドライバ53およびコモンドライバ54を制御し、
ブロックドライバ53およびコモンドライバ54は協同
して前記EEH52を駆動するようになっている。前記
EEH52は前記感光ドラム2に近接して配置されてい
る。
【0022】前記EEH52は図4に示すように、感光
ドラム2の感光体表面をライン単位に露光するために一
列にアレイされたEL(electrolumines
cence ) 素子71と、これらEL素子71を選
択的に発光させるために設けられたブロック電極CH及
びコモン電極CMとで構成されている。
【0023】前記各EL素子71は図5に示すようなコ
モン信号及びブロック信号の供給により発光するように
なっている。コモン信号は最大値+260Vおよび最小
値−232Vの交流電圧パルスであり、ブロック信号は
振幅が0〜+28Vの直流電圧パルスである。これらE
L素子の出力、すなわち感光ドラム表面の露光量はブロ
ック信号と共に供給されるコモン信号の交流電圧パルス
数を増減することにより変更可能になっている。
【0024】前記露光制御回路51はマイクロプロセッ
サ21から供給される1ライン分の画像情報および露光
量指定データを受け取る毎にこれらを前記EEH52に
よる露光用の露光制御データに変換するようになってい
る。前記ブロックドライバ53は露光制御データが供給
される毎にブロック電極CHにブロック信号を順次供給
し、前記コモンドライバ54はブロック信号がこの露光
制御データに応じて特定されるEL素子のブロック電極
CHに供給される間にこれらEL素子のコモン電極CM
にコモン信号を順次供給するようになっている。この露
光制御データは露光量指定データ対応したパルス数指定
データを含み、このデータがコモンドライバ54からコ
モン電極CMに供給されるコモン信号の交流電圧パルス
数を2個から4個のうちのいずれかに決定する。前記E
L素子71の出力はこの交流電圧パルス数が2個、3個
、および4個のときそれぞれ0.2mW、0.25mW
、0.3mWに設定される。
【0025】図6は前記温度測定部33の構成を示すも
ので、この温度測定部33は抵抗61及びツェナーダイ
オード62の直列回路が前記直流電源回路16から5V
の電圧が供給される電源端子間に接続され、演算増幅器
64の非反転入力端子(+) が抵抗63を介して前記
抵抗61及びツェナーダイオード62の接続点に接続さ
れると共に前記温度センサ18を介して接地され、前記
演算増幅器64の反転入力端子(−) が抵抗66を介
してその演算増幅器64の出力端子に接続されると共に
抵抗65を介して接地されている。前記温度センサ18
は例えば温度変化に応じて内部抵抗が変化するサーミス
タで構成されている。
【0026】前記演算増幅器64の出力端子はA/D変
換器67の入力端子VINに接続され、このA/D変換
器67の出力端子OUT及びクロック端子CLKが前記
I/Oポート24と接続されている。すなわち、演算増
幅器64が温度センサ18の抵抗値に応じて決まる非反
転入力電圧を増幅し、A/D変換器67が演算増幅器6
4の出力電圧をクロック周期でA/D変換する。このA
/D変換器67の出力信号はI/Oポート24を介して
マイクロプロセッサ21に供給される。
【0027】次にこの電子写真プリント装置のプリント
動作を説明する。
【0028】プリント動作が開始されると、感光ドラム
2が回転し、帯電部4、露光ユニット5、現像器6、転
写部7、クリーニング装置9、除電装置10により順次
処理される。帯電部4が感光ドラム表面を均一に帯電す
ると、この帯電表面が露光ユニット5のEEH52から
入力画像情報に対応して照射される光で走査され選択的
に露光される。この露光により、静電潜像が感光ドラム
表面上に形成されると、現像器6が感光ドラム表面にト
ナーを供給する。このトナーは静電潜像に対応して感光
ドラム表面に付着し、この静電潜像をトナー像として顕
像化する。
【0029】転写部7は給紙カセット11から供給され
る用紙を帯電し、その静電引力によりトナー像を感光ド
ラム表面から用紙に転写させる。転写後、クリーニング
装置9が静電吸引に対抗して感光ドラム表面に残ったト
ナーを除去し、除電装置10が不要な電荷を感光ドラム
表面から除去する。除電後、感光ドラム2は再び帯電可
能な状態になる。
【0030】用紙は転写後、除電部8、定着器13によ
り除電および定着処理を受け、排紙ローラ14A及び1
4Bにより外部に排出される。
【0031】このような動作において、EEH52のE
L出力および現像器6のバイアス電圧は、プリントされ
る画像を構成するドットの径を300ドット/インチの
プリント密度において標準的な85μmに維持するため
に温度センサ18によって測定される感光ドラム表面の
周辺温度に基づいて調整される。
【0032】図7において、一点鎖線は無電荷状態から
帯電された感光ドラム表面の電位を表わし、点線は転写
後除電された感光ドラム表面の電位を表わす。感光ドラ
ム表面の除電効率は感光ドラム2の周辺温度の低下によ
り悪化し、これが除電後の電位を高くし、その感度を低
下させる。もしプリント動作がこのような状態で続けら
れると、その結果不鮮明な画像が用紙にプリントされて
しまう。
【0033】このため、マイクロプロセッサ21は各プ
リント動作において感光ドラム表面の帯電に先立って温
度センサ18により測定された周辺温度を読み取り、こ
の測定温度が0℃以上12℃未満の第1温度レンジ、1
2℃以上22℃未満の第2温度レンジ、22℃以上35
℃未満の第3温度レンジのいずれに属するかを検出する
。もしいずれの範囲にも属さない場合にはエラーにする
【0034】マイクロプロセッサ21は測定温度が第1
温度レンジに属するとき第1露光量指定データ、第2温
度レンジに属するとき第2露光量指定データ、第3温度
レンジに属するときに第3露光量指定データを露光制御
回路51に供給する。露光制御回路51は第1露光量指
定データ、第2露光量指定データ、および第3露光量指
定データにそれぞれ対応してコモンドライバ54からE
EH52にコモン信号として供給される交流電圧パルス
の数を4個、3個、および2個に設定し、EEH52の
EL出力をこの交流電圧パルス数に応じて図8に示すよ
うに0.3mW、0.25mW、および0.2mWに設
定する。すなわち、EEH52のEL出力は測定温度が
属する温度レンジが高い程低減されるように調整され、
図7に実線で示すように0℃以上12℃未満の第1温度
レンジにおいて0.3mWに設定され、12℃以上22
℃未満の第2温度レンジにおいて0.25mWに設定さ
れ、22℃以上35℃未満の第3温度レンジにおいて0
.2mWに設定される。
【0035】この実施例のEL素子では、感光ドラム表
面の周辺温度が17℃のとき、ドットが85μm径でプ
リントされる。もし、EL素子の出力が常に一定である
とすると、ドット径は図9に示すように周囲温度の上昇
により増大し、周囲温度の低下により減少する。周囲温
度が35℃まで上昇すると、ドット径が237ドット/
インチのプリント密度に相当する107μmになる。ま
た、周囲温度が0℃まで低下すると、ドット径が400
ドット/インチのプリント密度に相当する63μmにな
る。しかし、EL出力は上述したように0.3mW、0
.25mW、0.2mWのいずれかに調整されるため、
ドット径の変化は図10に示すように85μmを中心に
した範囲に限定される。
【0036】さらに、マイクロプロセッサ21は高圧電
源回路27から現像器6に印加されるバイアス電圧を図
12に示すように調整し、各温度レンジ内において測定
温度が高い程トナー供給量を減少させる。これは、EL
出力の段階的な調整によって補償できないドット径の変
化をさらに微調整し、ドット径を図11に示すようにほ
ぼ85μmに維持する。
【0037】このように感光体2の感度が周辺温度の変
化に伴って変化しても露光量の調整及びトナー供給量の
調整の両調整によって確実に補償できることになり、印
字品質の劣化を確実に防止できる。換言すれば感光体2
の周辺温度が変化しても常に良好な印字品質を維持でき
ることになる。
【0038】しかもEL出力を3段階に調整するのみで
ほぼ均一なドット径を得ることができるので、EL出力
を無段階に調整する必要がなく調整制御が簡単である。
【0039】なお、この発明は上述した実施例に限られ
ず、発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能で
ある。実施例では、EL素子の出力がコモン信号として
コモン電極に供給される交流電圧パルスの数を変更する
ことにより調整されるようになっているが、この調整を
例えばブロック電極に供給される直流電圧パルスの電圧
レベルを変更することによっても行なうことができる。 また、上述の実施例の感光ドラムは違うタイプの感光体
に変更することもできる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、感
光体の周辺温度が変化しても良好な印字品質を維持でき
る電子写真プリント装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す内部構造図。
【図2】同実施例における回路ブロック図。
【図3】同実施例における露光ユニットの構成を詳細に
示す図。
【図4】同実施例における発光ヘッドの構造を詳細に示
す図。
【図5】同実施例におけるEL素子に印加される電圧の
波形を示す図。
【図6】同実施例における温度測定部の構成を詳細に示
す図。
【図7】同実施例における感光ドラムの周辺温度とドラ
ム表面電位及びEL素子の出力の関係を示すグラフ。
【図8】同実施例におけるコモンドライバから発生され
る交流電圧パルスの数とEL素子の出力との関係を示す
グラフ。
【図9】同実施例においてEL素子出力が一定のときに
EL素子によりプリントされるドット径と感光ドラム表
面の周辺温度との関係を示すグラフ。
【図10】同実施例においてEL素子出力が調整される
場合にEL素子によりプリントされるドット径と感光ド
ラム表面の周辺温度との関係を示すグラフ。
【図11】同実施例においてトナー供給量及びEL素子
出力の両方が調整される場合にEL素子によりプリント
されるドット径と感光ドラム表面の周辺温度との関係を
示すグラフ。
【図12】同実施例においてトナー供給量を決定するた
めに現像器に供給されるバイアス電圧と感光ドラム表面
の周辺温度との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
2…感光体ドラム、4…帯電部、5…露光ユニット、6
…現像器、7…転写部、10…除電装置、18…温度セ
ンサ、21…マイクロプロセッサ、51…露光制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体と、この感光体の表面を帯電す
    る帯電手段と、静電潜像を形成するために前記感光体の
    帯電表面を選択的に露光する露光手段と、この露光手段
    により形成された静電潜像を現像するために感光体表面
    に付着する現像剤を供給する現像手段と、用紙を帯電し
    現像された像を用紙に転写する転写手段と、像転写後に
    感光体表面に残された不要な電荷を除去してこの感光体
    表面を再び帯電可能にする除電手段と、前記感光体の周
    辺温度を測定する温度検出手段と、この温度検出手段に
    よって測定された温度が複数の連続する温度レンジのど
    の温度レンジに属するかを検出し、検出された温度レン
    ジが高いほど露光量を少なくするよう前記露光手段を制
    御すると共にその検出温度レンジ内において測定温度が
    高いほど現像剤供給量を少なくするよう前記現像手段を
    制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子写真プ
    リント装置。
  2. 【請求項2】  露光手段は、エレクトロルミネッセン
    ス素子のアレイからなり、そのアレイに印加される電気
    信号をパルス信号とし、そのパルス信号数の変更により
    出力レベルを調整することを特徴とする請求項1記載の
    電子プリント写真装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333955A (ja) * 1994-06-13 1995-12-22 Nec Corp 画像記録装置
US8385768B2 (en) * 2007-04-18 2013-02-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that measures temperatures at a first location and a second location different from the first location in a longitudinal direction of a photoconductor, and that changes an exposure at a third location between the first and second locations based on respective temperature of or near the surface of the photo conductor at the first and second locations, and corresponding image forming method

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JPH07333955A (ja) * 1994-06-13 1995-12-22 Nec Corp 画像記録装置
US8385768B2 (en) * 2007-04-18 2013-02-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that measures temperatures at a first location and a second location different from the first location in a longitudinal direction of a photoconductor, and that changes an exposure at a third location between the first and second locations based on respective temperature of or near the surface of the photo conductor at the first and second locations, and corresponding image forming method

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