JPH04210493A - 電気めっき装置 - Google Patents

電気めっき装置

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JPH04210493A
JPH04210493A JP40174790A JP40174790A JPH04210493A JP H04210493 A JPH04210493 A JP H04210493A JP 40174790 A JP40174790 A JP 40174790A JP 40174790 A JP40174790 A JP 40174790A JP H04210493 A JPH04210493 A JP H04210493A
Authority
JP
Japan
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plating
liquid
soln
plating solution
duct
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Pending
Application number
JP40174790A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kato
一夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04210493A publication Critical patent/JPH04210493A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001N
【産業上の利用分野]本発明は、鋼帯等の被めっき材表
面に金属を連続的にめっきするための電気めっき装置に
係り、特に液保持型水平めっきセルを使用する電気めっ
き装置において、めっき液が劣化するのを防止する技術
に関するものである。 [0002] 【従来の技術】自動車や家電品等に用いる金属板には亜
鉛めっきを施したものが多く使用されているが、このめ
っきは電気めっきによるものが多い。また、近年亜鉛等
のめっきを施した金属板表面に、塗装性向」二の見地か
ら鉄系の金属を電気めっきしたものが多く使用されてい
る。 [O003]このような電気めっきには、液保持型水平
めつきセルが使用される(例えば特公昭50−8020
号公報)。この水平めっきセルの例を図3に示す。図3
において、めっき液は図示省略しためつき液循環タンク
から送液ポンプにより電気めっき装置の給液ヘッダ4に
給液され、給液ヘッダ4のノズルより鋼帯等の被めっき
材1(以下ストリップという)の進行方向矢印Xに対し
て逆方向矢印Y向きに吐出され、上下に配置された電極
5゜5の間を通過した後、電極5,5端部より流出し、
通電ロール2、バックアップロール3により堰止められ
て液受槽6中に流下し、さらに戻り配管7を経て循環タ
ンクに返送されるようにな−)でいる。8は下電極5の
取付フレームを示す。 [0004]この場合、めっき液は電極5.5とストリ
ップ1との間を通過する際に、めっき金属イオンを補給
するとともに、電極5,5間で発生しためつき外観を損
う原因となるガスを排出する作用も行っており、所定の
電極間流速(流量)が得られるように給液ヘッダ4の吐
出流量が決められている。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】鉄系金属の電気めっき
を行う場合は従来より、めっき液の鉄イオン濃度を管理
するうえで、次のような問題がある。すなわち、鉄系め
っきにおいてはめっき品質を確保するために、めっき液
中に含まれているめっきに供するFe2”濃度、および
Fe24′が酸化されることによって生ずるFe3”濃
度を所定の値に管理する必要があるが、従来より問題と
なっているFeイオン濃度管理上の外乱要因として、め
っき液循環中にFe2゛が空気と接触することにより酸
化されてFe3+に変わる、いわゆる空気酸化がある。 この空気酸化が大量に発生するとFe’−が減少し、F
e3・が増加することから、現状では鉄イオン濃度を管
理するうえで、濃度維持のために余分の薬剤を補給した
り、Fe3+をFe2’に還元するために、電解還元装
置等の高価な設備を設けて対応しているのが実状である
。 [0006N  特に、図3に示す如き液保持型水平め
っきセルを使用する場合には、電極5,5間を通過した
めっき液が、通電ロール2、バックアップロール3によ
り堰止められて液受槽6中に流下する際に大量(二空気
を巻き込み、液受槽6内のめっき液中に大量の気泡9が
混入する。そのため、前述の空気酸化が著しく活発とな
り、めっき液の劣化が促進されて問題となっている。 [00073本発明は、前記電極間から流出しためつき
液が液受槽に流下する際に生じる大量の空気の巻き込み
を防止し、液受槽内のめっき液中に混入する気泡の発生
を抑制可能な電気めっき装置を提供することを目的とす
る。 [00083
【課題を解決するための手段]本発明の電気めっき装置
は、鋼帯等の被めっき材に金属を連続的にめっきするた
めの液保持型水平めっきセルを用いる電気めっき装置に
おいて、前記めっきセルの上下電極間より流出するめつ
き液が液受槽に流下する経路に、下部が前記液受槽内の
めっき液中に浸漬され、かつこの下部に、めっき液の液
位を前記被めっき材のパスライン近傍に維持するための
めっき液排出量制限機構を備えた液溜めダクトを設置し
て、前述従来の技術における課題を解決した。 [00091 【作用1本発明の電気めっき装置は、液保持型水平めつ
きセルの上下電極間から流出するめつき液が液受槽に流
下する経路に液溜めダクI−を設置しである。そしてこ
の液溜めダクトは、その下部を液受槽内のめつき液中に
浸漬されており、さらにこの下部には、めっき液の液位
をストリップのパスライン近傍に維持するためのめっき
液排出量制限機構を取付けた。このように構成すること
により、液溜めダクト内のめっき液は、常に充満状態を
維持(7続けることが可能となり、めっき液が液溜めダ
クトを流下する際に空気を巻き込むことがない。従って
、めっき液中に大量の気泡が混入することがなくなり、
めっき液の劣化を極力抑制することが可能となる。 [00103 【実施例]本発明による電気めっき装置の実施例を図1
および図2に示す。図1は液保持型水平めつきセル近傍
の構成を示す側面断面図であり、図2は同平面図で、図
2(a)は図1のA矢視図、図2(b)は図1のB矢視
図である。ここで、従来の電気めっき装置と同一の構成
機材には同一の符号を付惨し、詳細な説明は省略する。 [oot11図において、1.0は液溜めダクト・でポ
ル1へ[4シ、二より)’1li15の取付フレーム8
に取付けである。そして、この液溜めダクト10のト部
は液受槽6内のめっき液中に浸漬されており、さらにそ
の下端にはめっき液排出壜を絞るためのすリフイス孔1
2を有するオリフィスプレー+−Uがポル1へ15によ
り取付けられる。なお、13は電極:゛5.:Sと通電
ロール2およびバックアップロール3との開でめっき液
がス1−リップ1の幅方向に流出するのを防上するため
の倶1十反である9、 (00121ここで、前記オリフィスプI、−ト11に
設けたオリフィス孔12の大きさに1八)で説明するが
、前述の如くめ−っき液は液溜めダク1へ10内に充満
している必要がある。そしてその液位はめっき液が落下
しない程度の落差が得られる表、うにス1−リップのパ
スライン近傍であっ−C1かつオーバーフローしない位
置でなければならない。 [00L31  そこで、オリフィス孔12の大きさは
上記条件に基づい“C決定する。この条件における液溜
めダクト・内のめっき液の液位高さが液受槽内液面から
F(であるとした場合、液位差)−(により電極5,5
から流出するめ−)き液が液溜めダクトから等壜排出で
きればよい。したかっ−C、オリフィス孔12の断面積
(Aa )は次式によフて決める。 [00141 【数]】 [001,53このようにオリフィス孔12の大きさを
決める9二とにより、液溜めダクl、内におけるめっき
液の液位は帛に子連条件を満足した状態に維持すること
ができる。 なお、めっき条件の常時変動が大きく、液
受槽内の液面や、めっき液の循環級が変動する場合には
、図示は省略するが、液溜めダクトの下部に配管を接続
し、この配管を−・たA、液受槽の槽壁を貫通して外部
に取出し7、この部分に流撒調整可能な絞り弁を設け、
再度配管を槽壁を貫通して液受槽内に開放することによ
り、前記と同様な効果を得ることができる。この場合に
は、液溜めダクトに液面計を設けて自動的に液位を制御
することも可能になる。 [00L 61  本発明を実施した電気めっき装置に
よると、従来の電気めっき装置における場合より、めっ
き液の劣下を約30%低減させることができた。 [0017]
【発明の効果】以上述べたように、本発明による電気め
っき装置によれば、めっき液中への気泡混入防止できる
ことから、鉄イオンFe’“の酸化が大幅に低減でき、
めっき品質の安定化、Fe2−濃度維持のための薬剤投
入量の低減、およびFp3 ”還元装置能力の小型化に
よる設備費ならびに運転費用の削減が可能となり、しか
も装置が単純であるため、既設設備の改善が簡単にでき
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気めっき装置の実施例で、液保
持型水平めっきセル近傍の構成を示す側面断面図である
【図2】本発明による電気めっき装置の実施例で、液保
持型水平めっきセル近傍の構成を示す平面図で、図2(
a)は図1のA矢視図、図2(b)は図1のB矢視図で
ある。
【図3】従来の電気めっき装置の例の説明図である。
【符号の説明】
1 ストリップ 2 通電ロール 3 バックアップロール 4 給液ヘッダ 5 電極 6 液受槽 7 戻り管 8 下電極取付フレーム 9 気泡 】80  液溜めダクト 11  オリフィス板 12  オリフィス孔 183  側板
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼帯等の被めっき材に金属を連続的にめっ
    きするための液保持型水平めっきセルを用いる電気めっ
    き装置において、前記めっきセルの上下電極間より流出
    するめっき液が液受槽に流下する経路に、下部が前記液
    受槽内のめっき液中に浸漬され、かつこの下部に、めっ
    き液の液位を前記被めっき材のパスライン近傍に維持す
    るためのめっき液排出量制限機構を備えた液溜めダクト
    を設置したことを特徴とする電気めっき装置。
JP40174790A 1990-12-12 1990-12-12 電気めっき装置 Pending JPH04210493A (ja)

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JP40174790A JPH04210493A (ja) 1990-12-12 1990-12-12 電気めっき装置

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JP40174790A JPH04210493A (ja) 1990-12-12 1990-12-12 電気めっき装置

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Publication Number Publication Date
JPH04210493A true JPH04210493A (ja) 1992-07-31

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ID=18511579

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JP40174790A Pending JPH04210493A (ja) 1990-12-12 1990-12-12 電気めっき装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102677133A (zh) * 2012-05-29 2012-09-19 武汉船用机械有限责任公司 一种卧式电镀设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102677133A (zh) * 2012-05-29 2012-09-19 武汉船用机械有限责任公司 一种卧式电镀设备
CN102677133B (zh) * 2012-05-29 2014-12-10 武汉船用机械有限责任公司 一种卧式电镀设备

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