JPH0421040A - 不正アクセス検出装置 - Google Patents

不正アクセス検出装置

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JPH0421040A
JPH0421040A JP2123087A JP12308790A JPH0421040A JP H0421040 A JPH0421040 A JP H0421040A JP 2123087 A JP2123087 A JP 2123087A JP 12308790 A JP12308790 A JP 12308790A JP H0421040 A JPH0421040 A JP H0421040A
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JP
Japan
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address
memory
output
access
data
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JP2123087A
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Shunichiro Sakamoto
俊一郎 坂本
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロプロセッサシステムのバスライン上
での不正アクセスを検出する不正アクセス検出装置に関
する。
(従来の技術) プロセッサは、通常、予め設定されたメモリ空間上のア
ドレスを使用して、−JIQのメモリや入出力装置(I
lo)をアクセスする。
第2図に、従来のマイクロプロセッサシステムのブロッ
ク図を示す。
図において、プロセッサ1には、バスライン2を介して
、半導体メモリ等の一般メモリ3及び各種入出力装置(
Ilo)4が接続されている。バスライン2は、アドレ
ス信号を転送するアドレス線21と、データ信号を伝送
するデータ線22と、プロセッサ1等から出力される所
定のコマンドを伝送するコマンド線23と、アクセスを
許容する際に出力されるレディ信号を伝送するレディ線
24とから構成されている。
プロセッサ1が、例えば一般メモリ3をアクセスする場
合、プロセッサ1からアドレス線21を介してアドレス
信号が出力され、同時に、データ読出し等のコマンドが
、コマンド線23を介して一般メモリ3に向は出力され
る。一般メモリ3では、該当するアドレスからデータ線
22に対しデータを出力する。
このようなバスシステムにおいて、アクセスの応答信号
として出力されるレディ信号を、常時オン状態としてお
く方式がある。この方式では、−定の基本アクセス時間
内に応答可能なデバイスをアクセスした場合、レディ信
号を継続的にオンしておく、また、基本アクセス時間以
上の応答時間を要するデバイスをアクセスする場合、−
旦レデイ信号がオフされる。
第3図に、このような方式における基本アクセス時間内
の応答タイムチャートを示す。
第3図(a)に示すように、プロセッサ1からアドレス
が出力され、同時に一定のコマンドが出力される[第3
図(b)]。このコマンドには、メモリリード(MRD
C−n)、メモリライト(MWTC−n)、IOリード
(IORC−n)、IOライト(IOWC−n)等があ
る。尚、上記コマンドの−nは、ロウアクティブの信号
であることを意味する。
データライト時には、データ線22にプロセッサ1から
データが出力される[第3図(C)]。
また、データリード時には、一般メモリ3や工104等
のデバイスからデータ線22にデータが出力される[第
3図(d)]。この応答時間tが基本アクセス時間内で
ある場合、第3図(e)に示すようにレディ信号は常時
オンとされる。
一方、第4図は、基本アクセス時間以上の応答の場合の
タイムチャートを示す。
図において、プロセッサ1からアドレスが出力され[同
図(a)]、続いてコマンドが出力されると[同図(b
)]、データライト時にはデータ線22上にデータが出
力される[同図(C)]。
一方、データリード時には、同図(d)に示すように、
t′待時間後−タ線22にデバイスからデータが出力さ
れる。このt′は、基本アクセス時間を越えており、こ
の場合、デバイスは、同図(e)に示すように■のタイ
ミングでレディ信号をオフし、データ出力後、■のタイ
ミングでレディ信号をオンする。即ち、プロセッサ1か
らのアクセスによりバスサイクルが開始され、選択され
た一般メモリ3やl104等のデバイスが、基本アクセ
ス時間より長いアクセス時間を必要とする場合、デバイ
スがレディ信号を一旦オフし、必要アクセス時間を確保
するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような常時レディオン方式を採用する
バスシステムにおいては、たとえ実装されていない一般
メモリやIloにアクセスした場合でも、レディ信号が
常にオンであるため、アクセスが正常に終了してしまう
、従って、不正アクセスも通常アクセスも区別がつかず
、不正アクセスの検出をすることができなかった。
不正アクセスが発生した場合、プロセッサが、データ線
上の不確定なデータを読取って処理を実行し、異常な動
作が継続する恐れがある。これでは、システムの信頼性
を著しく低下させてしまう。不正アクセスの原因は、一
般にプログラムのバグ等による。従って、不正アクセス
が発生した場合には、直ちにシステムの動作を停止し、
その原因を突き止める等の対策が必要となる。
一方、上記のような欠点を除去するために、レディ信号
を常時オフとし、アクセスによってデバイスが選択され
たとき、各デバイスが自分のアクセスタイムに合わせて
レディ信号をオンとする方式も存在する。このような方
式では、不正アクセスが発生すると、どのデバイスもレ
ディ信号をオンとしないため、レディ信号を監視するこ
とによって、そのタイムアウトで不正アクセスを検出す
ることが可能である。
しかしながら、既存のレディ信号常時オン方式のバスシ
ステムを常時オフ方式のものに変更しようとしても、バ
スの基本アーキテクチュアに関わる問題があり、極めて
困難である。従って、常時レディオン方式用として製造
されたメモリやI10基板に互換性を持たせることがで
きず、既存のものについて不正アクセスの有効な対策が
図れないという問題があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、レディ信
号を常時オンとしておくレディ応答方式を持ったバスシ
ステムにおいて、不正アクセスの発生を速やかに検出し
、プロセッサに通知することのできる不正アクセス検出
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の不正アクセス検出装置は、一定の基本アクセス
時間内に応答可能なデバイスを、バスラインを介してア
クセスする場合に、レディ信号を継続的にオンしておく
バスシステムに接続され、検出すべき全ての不正アドレ
スを格納した参照メモリと、デバイスのアクセス時に出
力される前記バスライン上のアドレスを監視し、前記参
照メモリ中の不正アドレスと一致したとき不正アクセス
の発生を認識する不正アクセス判定回路と、前記不正ア
クセスが発生したときプロセッサに対し、割込みを通知
する割込み通知回路とを備えたことを特徴とするもので
ある。
(作用) 以上の装置は、参照メモリに、予め検出すべき全ての不
正アドレスを格納しておく。そして、実際にデバイスの
アクセス時に出力されるアドレスを監視し、参照メモリ
の内容と比較し不正アクセスが発生したときプロセッサ
に割込みを通知する・プロセッサは、この割込みによっ
て処理を停止する。これにより、レディ信号が常時オン
であっても、不正アクセスの発生に対応できる。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の不正アクセス検出装置実施例を示す
ブロック図である。
図の装置は、プロセッサ1に対し、バスライン2を介し
て接続された、一般メモリ3及び工104とから成るバ
スシステムに接続されている。
プロセッサ1は、マイクロプロセッサ等から構成される
。一般メモリ3は、半導体メモリ等から構成される。l
104は、一般の入出力装置等から成る。バスライン2
は、アドレス線21、データ線22、コマンド線23及
びレディ線24から成る。
このプロセッサシステム自体の具体的な構成及び動作は
、先に第2図を用いて説明した通りである。
ここで、本発明の不正アクセス検出装置10には、参照
メモリ11と、不正アクセス判定回路12と、割込み通
知回路13及び不正アドレスラッチ回路14が設けられ
ている。
参照メモリ11は、ランダム・アクセス・メモリ等から
成り、不正アクセス時に発生する不正アドレスを格納す
るメモリである。この参照メモリ11には、検出すべき
全ての不正アドレスが書込まれる。
尚、この場合、不正アドレスのみを参照メモリ11に直
接書込む場合と、正常なアドレスを参照メモリに書込み
、間接的に不正アドレスを示す場合と、不正アドレスも
正常なアドレスも共に格納しておく場合とがある。この
実施例では、不正と正常の両アドレスを示すデータを格
納し、参照メモリ11のアドレスにアドレス線21が接
続されており、参照メモリ11から不正アドレスか正常
アドレスかを判定できる信号が出力されるよう構成され
ている。
不正アクセス判定回路12は、参照メモリ11から出力
される信号を受入れ、デバイスのアクセス時に出力され
るバスライン上のアドレスが、不正アドレスであるか否
かを判定する論理回路等から成る。割込み通知回路13
は、不正アクセス判定回路12が不正アクセスの発生と
判定した場合、その旨を割込み線25を介してプロセッ
サ1に通知する回路である。また、不正アドレスラッチ
回路14は、アドレス線21に接続され、不正アクセス
が発生した場合、そのアドレスを保持するレジスタ等か
ら成る。
第5図に、上記参照メモリ11の内容を示す説明図を図
示した。
図のように、本実施例においては、参照メモリを、一般
メモリ用[同図(a)]と入出カ装置用[同図(b)]
の2種設ける。ここで、実際に監視の対象となるメモリ
チエツクアドレスは、図のヨウニ例えば“ooooxx
xx” カら“FFFFXXXX” * テの範囲とな
る。尚、このアドレスは16進法で示している。
入出力装置用の場合、監視の対象となるI ’0チエツ
クアドレスは、例えば“0000”から“FFFF”ま
での範囲となる。
この実施例では、先に説明したように、参照メモリのア
ドレスに監視対象となるアドレスを受入れ、そのアドレ
スが正常な不正かの判定用データを読出すようにしてい
る。
第5図の例では、一般メモリ用の参照メモリも入出力装
置用の参′照メモリも、“0000”から” FFFF
”までのアドレス(+y+em regアドレス。
IOregアドレス)を受入れ、“0”又は“1”の各
1ビツトの判定用データを読出すようにしている。
尚、メモリチエツクアドレスは16進法で8桁であるが
、メモリは64にバイト単位でまとめてアクセスされる
ため、上位4桁の監視のみとし、参照メモリの容量を節
約している。
ここでは、判定用データが、“O”の場合正常アドレス
、 “1”の場合不正アドレスとした。
第6図に、本発明の不正アクセス検出装置の具体例結線
図を示す。
第6図の装置は、第1図に示した不正アクセス検出装置
10をより具体化したものである。
図の装置は、メモリアドレスセット回路101、セレク
タ102、メモリレジスタ103、I10アドレスセッ
ト回路104、セレクタ105、I10レジスタ106
、トライスティトバッファ107.109.3人カアン
ドゲート108,110 、ナントゲート111゜11
3、オアゲート112、モード設定フリップフロップ1
14、I10命令デコード回路115、エラーアドレス
レジスタ 116及び117、IRQフリップフロップ
118等から構成されている。
図中、メモリレジスタ103及びI10レジスタ106
は、第1図に示す参照メモリ11を構成する。また、3
人カアンドゲート10B、 110及びオアゲート11
2は、第1図に示した不正アクセス判定回路12を構成
する。更に、IRQフリップフロップ118は、第1図
に示した割込み通知回路13を構成し、エラーアドレス
レジスタ116,117は、第1図に示した不正アドレ
スラッチ回路14を構成する。I10命令デコード回路
115は、第1図に示すプロセッサ1からのI10命令
に従って、回路各部を選択的に動作させる回路である。
尚、この装置は、予めモード設定フリップフロップ11
4に入力する信号によって、設定モードと監視モードの
2種のモードで動作する。
設定モードにおいては、メモリレジスタ103及びI1
0レジスタ106に、先に説明した正常アドレスと不正
アドレスに対応させた判定用データの格納を行なう、ま
た、監視モードにおいては、アドレス線21からバスラ
イン上のアドレスを受入れて、メモリレジスタ103あ
るいはI10レジスタ106から出力される判定用デー
タを監視し、不正アクセスの場合IRQフリップフロッ
プ118から割込み信号を発生する。また、不正アクセ
ス発生時の不正アドレスは、メモリアクセスの場合には
エラーアドレスレジスタ116に、入出力装置アクセス
の場合にはエラーアドレスレジスタ117に格納される
第7図を用いて、第6図に示した装置に対してプロセッ
サ1から出力されるのI10命令の説明を行なう。
第7図に示すように、I10アドレスは4桁で表わされ
、上位3桁の“xxx”はシステムに応じて任意に設定
される。I10アドレスに対応する命令の呼び名と内容
が、図の右側に順に示されている。Wは書込み命令、R
は読出し命令である。
図のI10アドレスは、第6図のアドレス線21(AI
5〜AO)を通じてI10命令デコード部115に入力
し、データはデータ線22(DI5〜Do)を通じて回
路各部に入力する。
始めのI10アドレス“xxxo”は、モードセット命
令を示す。モードセット命令の場合、最下位の1ビツト
が“1”なら監視モード、“0”なら設定モードとされ
る。
次に、I10アドレス”XXX2”は、メモリアドレス
セット命令を示す。このメモリアドレスセット命令に対
応するデータは、先に第5図で示した参照メモリアドレ
スの内容に相当し、A16〜A31までの16ビツトで
構成される。I10アドレス“XXX4”のI10アド
レスセット命令も、先に第5図で説明した参照メモリア
ドレスに対応し、A15〜AOまでの16ビツト構成の
データとされる。
I10アドレス“XXX6”は、メモリレジスタセット
命令であって、対応するデータの最下位ビットが“0”
の場合正常、“1”の場合不正とされる。これは、第5
図に示した参照メモリに判定用データとして格納される
。また、I10アドレス“xxxs”のI10レジスタ
セット命令も同様に、これに対応するデータの最下位ビ
ットが“0”の場合正常、“1”の場合不正とされる。
また、I10アドレス“XXXA”のエラーアドレスリ
ード命令では、第6図のエラーアドレスレジスタ116
から、A16〜A31までの16ビツトのデータが読出
される。I10アドレス“xxxc”の同様の命令では
、第6図に示したエラーアドレスレジスタ117から、
A15〜AOまでの16ビツトのデータが読出される。
最後に、I10アドレス“XXXE”の割込み信号のク
リア命令では、データは任意でよい。この命令によって
、第6図に示すIRQフリップフロップ118がゼロク
リアされる。
尚、上記命令のうち、モードセット命令、メモリアドレ
スセット命令、工10アドレスセット命令、メモリレジ
スタセット命令、工10レジスタセット命令及びIRQ
クリア命令はライト命令であり、2つのエラーアドレス
リード命令はリード命令となる。
以上説明した第6図の本発明の装置は、次のように動作
する。
先ず始めに、第6図に示すI10命令デコード部115
に、アドレス線21のアドレスA15〜AOを通じてモ
ードセット命令が人力すると、モードセット出力が有効
になる。これにより、データ線22を介して入力するデ
ータDo(内容は“0”)が、モードセットフリップフ
ロップ114にラッチされる。このラッチされたデータ
は、モードセットフリップフロップ114のQ出力から
出力され、セレクタ102及びセレクタ105に入力す
る。尚、設定モードの場合、モード設定フリップフロッ
プ114のQ出力は“O”となっている。
各セレクタ102.105は、何れも六入力あるいはS
入力の何れかを選択して出力する回路で、S入力が“0
”の場合、何れもS入力を出力するよう動作する。この
結果、メモリアドレスセット回路101の出力がメモリ
レジスタ103に入力し、工10アドレスセット回路の
出力がI10レジスタ106に入力する。
尚、この段階で、メモリアドレスセット命令により、I
10命令デコード部115から出力されるメモリアドレ
スセット信号が有効とされ、メモリアドレスセット回路
101がデータ線22上のデータをラッチする。また、
あるいは、I10アドレスセット信号が有効とされ、I
10アドレスセット回路104がデータ線22上のデー
タをラッチする。そのときのデータ線22上のデータは
、第7図で説明した通りである。
次に、メモリレジスタセット命令がI10命令デコード
部115に入力すると、I10命令デコード部115か
ら出力されるメモリレジスタセット信号が有効となり、
これがメモリレジスタ103の書込みイネーブル端子に
入力する。一方、モード設定フリップフロップ114の
出力する信号が、トライスティトバッファ107に入力
し、トライスティトバッファはイネーブル状態となって
いる。この結果、データ線22上の信号Doが、トライ
スティトバッファ107を介してメモリレジスタ103
のデータ端子りに入力する。これにより、メモリアドレ
スセット回路101に保持されたメモリレジスタ103
のメモリアドレスに判定用データが格納される。
尚、モード設定フリップフロップ114のQ出力が“O
”であるため、アンドゲート108は閉じたままとされ
る。
I10レジスタセット命令についても同様で、I10ア
ドレスセット回路104に格納されたアドレスがI10
レジスタ106に入力する一方、トライスティトバッフ
ァ109を介して、データDoがI10レジスタ106
のD端子に入力する。そして、I10レジスタの書込み
イネーブル端子に、I10レジスタセット信号が入力す
ることにより、I10レジスタに当該判定用データが格
納される。この場合にも、アンドゲート110にモード
設定フリップフロップ114から内容“0”の信号が入
力し、ゲートは閉じたままとされる。
以上が設定モードにおける動作であるが、以上の動作が
繰返されて、メモリレジスタ103及びI10レジスタ
106に、先に第5図で説明した不正アドレスに対応す
る判定用データが格納されることになる。
第8図に、参照メモリへの不正アドレスセット動作フロ
ーチャートを示す。
図において、先ず、メモリアドレスセット命令でメモリ
アドレスを設定すると(ステップS1)、メモリレジス
タセット命令でそのアドレスが正常か不正アドレスかを
設定する(ステップS2)。この設定が終わると、全て
のメモリアドレスが設定終了か否かが判断される(ステ
ップS3)。更に、別のメモリアドレスのセットが必要
な場合、ステップ81〜S3が繰返される。
そして、全てのメモリアドレスのセットが完了すると、
次はI10アドレスのセットに移る。即ち、I10アド
レスセット命令でI10アドレスを設定しくステップS
4)、I10レジスタセット命令で正常か不正アドレス
かを設定する(ステップS5)。そして、ステップS3
と同様に、全てのI10アドレスの設定が終了したかが
判断され(ステップS6)、全てが終了するまでステッ
プ84〜S6が繰返される。
以上の設定が完了すると、モードセット命令により監視
モードに移行する(ステップS7)。
再び第6図に戻って、監視モードでは、モードセット命
令がI10命令デコード部115によりデコードされ、
モードセット信号がモードセットフリップフロップ11
4に入力する。このとき、データ線22から、内容“1
”のデータDOが、モードセットフリップフロップ11
4に入力する。その結果、モードセットフリップフロッ
プ114のQ出力が“1″に、ζ出力が′0”になる。
その結果、セレクタ102及び105は、アドレス線2
1からのA入力を、メモリレジスタ103あるいはI1
0レジスタ106に出力するよう選択方向を切換える。
また、メモリレジスタ103及びI10レジスタ106
の読出しイネーブル端子の入力信号が“0”となり、両
レジスタは読出し可能状態となる。更に、3人カアンド
ゲート10B、110に対し、内容“1”の信号が入力
し、両ゲートが開かれる。
ここで、監視モードに入り、プロセッサ1のアクセスに
よるアドレス線21上のアドレスA31〜AOが確定す
ると、その信号が、セレクタ102を通じてメモリレジ
スタ103のアドレス端子Aに入力する。その結果、メ
モリレジスタ103から、先に格納した判定用データが
アンドゲート108に向は出力される。
ここで、一般のメモリ読出しのための命令MRDC−n
あるいはMWTC−nが有効になっていると、3人カア
ンドゲート108を通じて、メモリレジスタ103の出
力がオアゲート112に向は出力される。
即ち、例えば、アドレス線21上のアドレスが正常な場
合には、メモリレジスタ103から内容“0”の信号が
出力され、アンドゲート108の出力は”0”となる、
しかしながら、アドレス線21に不正アドレスが出力さ
れると、メモリレジスタ103の出力が“1”となり、
アンドゲート108から内容“1”の信号が出力される
。その結果、オアゲート112の出力が“1”となり、
IRQフリップフロップ118に“1”がラッチされる
。これによって、IRQフリップフロップ118の割込
み出力が有効になり、第1図に示したプロセッサ1に対
し割込みが通知される。
I10レジスタ106についての動作も、メモリレジス
タ103についての場合と同様である。
尚、Iloのアクセスの場合には、l0RC−nあるい
はl0WC−nの命令が有効となり、モードセットフリ
ップフロップ114の出力と共に、アンドゲート110
が開放されることになる。
ところで、オアゲート112の出力が“1”となり、不
正アクセスの発生が認識されると、エラーアドレスレジ
スタ116及びエラーアドレスレジスタ117のロード
端子りが有効となる。これにより、エラーアドレスレジ
スタ 116及び117に入力するアドレス信号A31
−Al6あるいはAI5〜AOが、これらのアドレスレ
ジスタにラッチされる。
勿論、アクセスされたアドレスが正常な場合には、オア
ゲート112の出力が“○”となり、エラーアドレスレ
ジスタ116.117のラッチ動作は生じない。
I R,Qフリップフロップ118の割込み通知によっ
て、プロセッサ1が不正アクセスを知ると、プロセッサ
はエラーアドレスリード命令を出力する。I10命令デ
コード部115は、その命令を受けると、エラーアドレ
スリード信号を有効にし、エラーアドレスレジスタ11
6及びエラーアドレスレジスタ117を読出し可能状態
にする。その結果、エラーアドレスレジスタ116.1
17の出力信号がデータ線22に向は出力される。こう
して、プロセッサ1は、不正アドレスの内容を知り、動
作の停止等の処理に移行することになる。その後、プロ
セッサ1はIRQクリア命令を出力し、■/○命令デコ
ード部115がIRQクリア信号を有効にし、IRQフ
リップフロップ118の内容をクリアする。
以上のようにして、監視モードの動作が終了する。
本発明は上記の実施例に限定されない。
参照メモリ中に不正アドレスを設定する例として、上記
の場合、不正アドレスと正常アドレス全て識別する判定
用データを格納するようにしたが、不正アドレスあるい
は正常アドレスの何れか一方のみを、そのまま格納して
比較できるようにしても差し支えない。また、参照メモ
リから不正アドレスが読出され、これと実際にアクセス
されたアドレスとを比較して、不正アクセスの発生を認
識するようにしても差し支えない。また、不正アクセス
判定回路の構成は、上記実施例ではアンドゲートやオア
ゲートにより構成したが、これらもデコーダやメモリ等
で構成して差し支えない。
また、プロセッサが、自己の発生したアドレスを常に認
識しているならば、不正アドレスが発生した場合、割込
み通知のみを行ない、不正アドレスの読取りは行なわれ
なくてよい。この場合には、第6図に示した不正アドレ
スラッチ用のメモリは不要となる。しかしながら、実際
にバスライン上に伝送された不正アドレスを明確にし、
プログラムのデバッグ処理等を容易にするためには、上
記実施例に示したように、不正アドレスをラッチする回
路を設けることが好ましい。
(発明の効果) 以上説明した本発明の不正アクセス検出装置は、基本ア
クセス時間内のアクセスの場合、レディ信号を継続的に
オンしておくバスシステムにおいて、その不正アクセス
を、実際にバスライン上に出力されるアドレスを監視し
て、参照メモリの内容から不正アクセス判定を行なうの
で、レディ信号かたとλオンであっても不正アクセスの
検出が可能となり、システムの信頼性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不正アクセス検出装置実施例ブロック
図、第2図は従来のマイクロプロセッサシステムのブロ
ック図、第3図は常時レディオン方式のシステムの基本
アクセス時間内の応答タイムチャート、第4図は同様の
基本アクセス時間以上の応答タイムチャート、第5図は
参照メモリの内容を示す説明図、第6図は本発明の不正
アクセス検出装置の具体例結線図、第7図は第6図の装
置動作のためのI10命令の説明図、第8図は参照メモ
リへの不正アドレスセットフローチャートを示している
。 1・・・プロセッサ、2・・・バスライン、3・・・一
般メモリ、4・・・Ilo、10・・・不正アクセス検
出装置、 11・・・参照メモリ、 12・・・不正アクセス判定回路、 13・・・割込み通知回路、 14・・・不正アドレスラッチ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一定の基本アクセス時間内に応答可能なデバイスを、バ
    スラインを介してアクセスする場合に、レディ信号を継
    続的にオンしておくバスシステムに接続され、 検出すべき全ての不正アドレスを格納した参照メモリと
    、 デバイスのアクセス時に出力される前記バスライン上の
    アドレスを監視し、 前記参照メモリ中の不正アドレスと一致したとき不正ア
    クセスの発生を認識する不正アクセス判定回路と、 前記不正アクセスが発生したときプロセッサに対し、割
    込みを通知する割込み通知回路とを備えたことを特徴と
    する不正アクセス検出装置。
JP2123087A 1990-05-15 1990-05-15 不正アクセス検出装置 Pending JPH0421040A (ja)

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JP2123087A Pending JPH0421040A (ja) 1990-05-15 1990-05-15 不正アクセス検出装置

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JP (1) JPH0421040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100321951B1 (ko) * 1998-03-24 2002-02-04 가네꼬 히사시 반도체 집적 회로의 감시 회로

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KR100321951B1 (ko) * 1998-03-24 2002-02-04 가네꼬 히사시 반도체 집적 회로의 감시 회로

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