JPH04209741A - 装飾タイルの製造方法 - Google Patents

装飾タイルの製造方法

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JPH04209741A
JPH04209741A JP2338939A JP33893990A JPH04209741A JP H04209741 A JPH04209741 A JP H04209741A JP 2338939 A JP2338939 A JP 2338939A JP 33893990 A JP33893990 A JP 33893990A JP H04209741 A JPH04209741 A JP H04209741A
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sheet material
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liquid
tile
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Mitsuo Morishita
森下 光雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、大理石などにおいて見られる流れ模様を備え
た装飾タイルを製造する方法に関するものである。
(従来の技術) 大理石に見せ掛けたタイルを製造するには、タイル生素
地(焼成前のもの)にボタ掛けによって施釉する手順を
、釉薬の発色が興なるものにつき複数回繰り返し、これ
を焼成するといったものであった。すなわち、発色の異
なる釉薬相互は、タイル生素地に対して複数層に積層さ
れた状態となっているから、その後の焼成過程で各釉薬
が溶は出すと、ある部分では各釉薬が反応しあった混合
色となり、他のある部分では各釉薬単独の発色が現れる
などして複数色の混在した流れ模様を形成することとな
り、これが全体として大理石の如き様相を呈するもので
あった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の天理石調タイルには次の如き欠点があった。すな
わち、釉薬は、その当初より種々様々なガスが溶解して
いるものであるから、これらが焼成時に噴出して、タイ
ルの模様表面にピンホールやブタなどを発生させ易かっ
た。しかも、釉薬を複数回にわたってボタ掛けしている
関係上、各釉薬層の相互間にも空気が巻き込まれ易くな
っており、焼成を経ることで、タイルの模様表面に比較
的太き1な凹みを発生させることもあった。これらを防
止するには、釉薬の塗布厚みを相当分厚くしなければな
らなかったが、それ故に、施釉作業が面倒となりまたそ
の所要時間も長引くようになっていた。また、各発色の
釉薬相互は、焼成中の流れが一方向的なものとなり易く
、天理石調の模様としてのバリニーシランに乏しかった
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、ピンホールやブタ及び比較的大きな凹みの発生を防
止すると共に、模様付けのバリエージ四ン(天理石調に
限らない)を豊富にすることができる、装飾タイルの製
造方法(以下、本発明方法と言う)を提供することを目
的とする。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明方法の要旨とするところは、タイル成形用坏土に
バインダー液と顔料とを混入してスラリー状とした装飾
用原料液を複数色準備し、少なくとも2色の装飾用原料
液を容器内へ注入して各色が残存する程度の混合状態に
し、次に吸水性のあるシート材を前記容器内の液面上へ
浮かべて装飾用原料液を吸着させ、該シート材の装飾用
原料液が適度な乾燥状態になるのを待って該シート材を
乾式プレス装置の成形凹部内へ装填すると共に、タイル
成形用坏土をも充填してプレスし、しかる後、得られた
タイル生素地から前記シート材を剥離するか又はしない
でこれを焼成する点にある。
(作 用) 装飾用原料液は、焼成によって発色する釉薬とは異なり
、その組成の一つである顔料自体によって色付けられた
ものである。そのため、焼成を経ることによっても、ピ
ンホールやブタが発生する可能性は極めて低くなってい
る。また、装飾用原料液は、複数層に積層させるわけで
はないので、大きな凹みも発生しない。
ところで、装飾用原料液はスラリー(泥漿)状であり、
その色の興なるものを一つの容器内へ注入して混合させ
ているから、その混合した様相は恰も墨流しの如く自然
的(非幾何学的)なものであり、また幻想的図形を描く
ものとなっている。
そのため、これをシート材に吸着させて乾式プレス装置
の成形凹部内へ装填し、タイル成形用坏土と一緒にプレ
スすれば、得られたタイル生素地には、自然的幻想的な
図形がそのまま転写されるものとなる。従って、これを
焼成した後には、極めて審美的な装飾タイルが得られる
ものとなる。装飾用原料液の色選択や使用数及び混合状
況を変更させることには無限の展開が期待できるから、
得られる装飾タイルのバリニーシランも同様に無限に広
がる。
(実施例) 以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
第1図は、本発明方法の手順が分り易くなるように描い
た概略図である。まず、図中の右上部に示すように、澱
粉糊1などを水2で溶くことによってバインダー液3を
準備しておく、そして、タイル成形に用いられるのと同
質の坏±5に対して、適宜色付けを有する顔料4と、上
記の如く準備したバインダー液3とを混入して装飾用原
料液6を製造する。該装飾用原料液6は、その粘度が2
000センチポイズ程度のスラリー(泥漿)状にしてお
く必要がある。但し、あまり粘度が低すぎると、後述す
るシート材8への含浸時に含浸不足が発生し、反対に粘
度が高すぎると含浸不可能となるおそれがあるので注意
を要する。また、該装飾用原料液6としては、前記顔料
4の色付けが異なるものにつき、複数(6A、 6B)
を準備しておく。
次に、これら各色(少なくとも2色とする)、の装飾用
原料液6A、 6Bを、それぞれにつき適量づつ一つの
容器7内へ注入する。注入後には、容器7に対して回転
や震動を与えたり、容器7内の装飾用原料液6A、 6
Bを直接的に軽く攪拌したり、圧搾空気の吹き付けによ
って液面を波型たせたりするなどして、各色が未だ残存
する程度の混合状態とする0例えば、いま、装飾用原料
液6Aとして多量の白色を用い、同6Bとして少量の赤
色を用いたとする。この場合、双方の色が混じって容器
7内の一部にピンク色の領域ができるのは構わないが、
容器7内の全領域がピンク色に染まってしまっては模様
とはなり得ない。そのため、容器7内では、その液面上
において白色や赤色(いずれか一方だけでもよい)が、
そのまま残存している領域が必要となるのである。すな
わち、白地に赤やピンクの縞模様乃至渦巻模様が形成さ
れたり、ピンク地に白や赤の縞模様乃至渦巻模様が形成
されたりした状態とする。
ここまでの作業が終わったら、織布、不織布。
紙その他の吸水性のあるシート材8を、前記容器7内の
液面へ浮かべる。このことにより、容器7内の装飾用原
料液(6A、 6B)はシート材8に吸着含浸されるも
のとなる。シート材80表面に1−程度の付着厚みが形
成されれば十分であるから、この時点でシート材8を容
器7内から取り出して乾燥させる。乾燥状態は、タイル
成形用の坏±5に要求される含水率(i!常は4%程度
)に合わせるようにする。シート材8の装飾用原料液が
乾燥した後は、該シート材8を乾式プレス装置9の成形
凹部lO内へ装填する。また、該成形凹部10内へは、
タイル成形用の坏±5をも一緒に充填する。
これらシート材8と坏土5とは、どちらが成形凹部lO
内の上層又は下層へ位置付けられるかを問うものではな
いが、シート材8を上層へ位置付けた方が作業性の面で
利点が得られるようである。なお、シート材8に関して
は、吸着した装飾用原料(液)が必ず坏土5と面接触す
る向きとすることは言うまでもない、この状態でプレス
し、得られたタイル生素地(図示省略)を焼成する。な
お、該タイル生素地には、その模様表面層となる側にシ
ート材8が張り付いた状態となっているが、これは、そ
の焼成前に剥離させてもよいし、焼成によって焼失させ
るようにしてもよい。
このようにして得られた装飾タイルは、第2図に示す如
く、自然的幻想的な流れ模様が表れたものとなっており
、極めて審美的である。該装飾タイルの外郭寸法につき
例を挙げると、−辺が600sImの正方形であり、厚
さを8mmとした。また、このうち、装飾用原料(液)
によって形成される表面模様層の厚みは1〜31程度と
した。
(別態様の検討) シート材8において、その外郭大きさを、得ようとする
装飾タイルの平面大きさよりも小さくし、且つその外形
状を円形や星形などの任意形状としておくこともできる
。この場合は、プレスによってシート材8の外周部へタ
イル成形用環±5が充填されるようになるので、第3図
に示す如く、装飾タイル全体としては象嵌の如き趣を呈
したものとなる。なお、このような実施例は、シート材
8の外形状に変形を加える場合のみならず、大きなシー
ト材8に対して適宜マスキングを施すことで、装飾用原
料液に対する吸着可能領域を特定して行うことができる
ものである。このように、本発明方法の細部にわたる構
成は、実施の態様に応じて適宜変更可能である。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係る装飾タイル
の製造方法によれば、製造が極めて容易であり、ピンホ
ール、ブタ、凹みなども発生しない、また、色の異なる
装飾用原料液を相互に混合して得られる模様は、自然的
幻想的な縞模様乃至渦巻模様となるものであり、天理石
調として、より偵せた感じを持たせられる。しかも、装
飾用原料液の色選択や使用数及び混合状況などを変更さ
せることには無限の展開が期待できるから、得られる装
飾タイルの模様バリニーシランも無限に広げられる等、
幾多の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手順を示す概略図、第2図は本発明方
法によって製造された装飾タイルの1例を示す正面図、
第3図は本発明方法によって製造した象嵌状の装飾タイ
ルを示す正面図である。 3・・・バインダー液    4・・・顔料5・・・タ
イル成形用環±  6・・・装飾用原料液7・・・容器
        8・・・シート材9・・・乾式プレス
装置   1o・・・成形凹部第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タイル成形用坏土にバインダー液と顔料とを混入し
    てスラリー状とした装飾用原料液を複数色準備し、少な
    くとも2色の装飾用原料液を容器内へ注入して各色が残
    存する程度の混合状態にし、次に吸水性のあるシート材
    を前記容器内の液面上へ浮かべて装飾用原料液を吸着さ
    せ、該シート材の装飾用原料液が適度な乾燥状態になる
    のを待って該シート材を乾式プレス装置の成形凹部内へ
    装填すると共に、タイル成形用坏土をも充填してプレス
    し、しかる後、得られたタイル生素地から前記シート材
    を剥離するか又はしないでこれを焼成することを特徴と
    する装飾タイルの製造方法。
JP33893990A 1990-11-30 1990-11-30 装飾タイルの製造方法 Expired - Fee Related JPH0733278B2 (ja)

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DE69103385T DE69103385T2 (de) 1990-11-30 1991-11-13 Verfahren zum Herstellen von Tonwaren mit Strömungsbilddekor oder Flammierung.
KR1019910021863A KR940001662B1 (ko) 1990-11-30 1991-11-30 흐름무늬 또는 퍼늘임무늬를 구비한 도자기류의 제조방법
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114103503A (zh) * 2021-11-19 2022-03-01 福建省德化县邦威陶瓷有限公司 大理石花釉的烧成工艺
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