JPH0420944A - 露光補正量決定方法 - Google Patents

露光補正量決定方法

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JPH0420944A
JPH0420944A JP2126277A JP12627790A JPH0420944A JP H0420944 A JPH0420944 A JP H0420944A JP 2126277 A JP2126277 A JP 2126277A JP 12627790 A JP12627790 A JP 12627790A JP H0420944 A JPH0420944 A JP H0420944A
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Japan
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exposure
exposure correction
brightness
group
luminance
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JP2126277A
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Fumito Arai
史人 新井
Yoshihiko Mori
森 義彦
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、結像面に多数の測光素子をトリクス状に配列
し、個々の測光素子から得られる輝度値に基づいて的確
な露光補正量を得るための方法に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の写真カメラやビデオカメラ等には、マルチパター
ン測光による露光制御を行うようにしたものがあり、逆
光などの異常光シーンでも主要被写体に対して自動的に
適正露光が得られるようになってきている。従来のマル
チパターン測光の一方式では、被写体画面を5〜10個
程度の測光工リアに分割して各々の輝度を測光し、得ら
れた輝度値に対して測光エリアの位置に応じた重みづけ
を行って露光量を決定する。また他の方式では、各々の
測光エリアから得られた輝度値により被写体画面内の輝
度分布パターンを得、この輝度分布パターンに基づいて
被写体画面が順光シーン、逆光シーン、あるいはスポッ
ト光照明シーン等のいずれのシーンに分類されるかを判
別した上で、その判別シーンに対応づけられた演算式を
用いて露光量を決めるようにしている。
また、特開平1−231034号公報に記載されている
ように、被写体画面を細かくマトリクス状に分割して各
々測光し、これらの測光値を評価して主要被写体が属す
ると推定される領域を絞り込みながら測光を繰り返して
被写体画面全体の平均輝度値と主要被写体が属する領域
との平均輝度値との差が所定の関係となったときに露光
量を決める方法も提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、マルチパターン測光方式を用いた従来の露光
制御の場合、主要被写体に対して適正露光を得るという
点ではほぼ満足し得るが、背景や近景等の副液写体に対
する描写が不充分になりやすいという欠点がある。すな
わち写真カメラの場合には感光材料のラチチュード、ま
たビデオカメラでは画像再生に用いられるCRTのダイ
ナミ、。
クレソン(明暗の階調表現能)には限界があるため、例
えば逆光シーンでは、主要被写体に対しては適正露光が
得られる反面、背景は完全にオーツ<−露光となってし
まい、何が写っているのか判然としないことが多い。
このような弊害を軽減するには、被写体画像を輝度分布
パターンにしたがってシーン分類してから、測光値各々
の相互間の差についても評価して露光量を決定すればよ
い。しかし、従来のマルチパターン測光方式の場合、主
要被写体からの光を測光している測光素子が、部分的に
背景の一部からの光測光していることも多いため、各輝
度値相互間の差をとってもあまり正確な補正を行うこと
ができない。
また、特開平1−231034号公報記載の手法は、被
写体画面を細かく分割して測光しているので、主要被写
体と背景との輝度値をかなり正確に測光できるという利
点はあるが、最終的な露光量を決定するまでには主要被
写体の位置並びに範囲の推定処理を必要とし、そのアル
ゴリズムが複雑になりやすく、また前景の描写という点
でも未だ不充分であった。
〔発明の目的〕
本発明は以上のような従来技術の欠点を解決するために
なされたもので、逆光その他の異常光シーンであっても
、主要被写体はもとより、背景被写体に対しても満足し
得る露光制御を行うことができるようにした露光量決定
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、マトリクス配列さ
れた多数の測光素子により、被写体画面を細分して各部
から各々輝度値を検出し、横軸に輝度値、縦軸には互い
に等しい輝度値ごとの個数を表したヒストグラムを作成
する。そして、このヒストグラムにおける輝度値の度数
分布を互いに分散が最大となるような輝度値を閾値とし
て2分し、被写体画面中央部からの輝度値が属するグル
ープをメイングループ、他方をサブグループに設定し、
各々の平均輝度LH,LS及び各グループに属する各輝
度値の総度数NM、N、を求め、次式から制御パラメー
タLa、Ndを算出する。
L−=   L、4  Ls Nd=  NM   NS こうして得られた制御パラメータt、、 、 N、はそ
れぞれ一定の値をもっており、これらの組み合わせに対
応して露光制御量の決定を行うようにしている。
さらに、上記のようにして決定された制御パラメータL
、、N、を前件部変数とし、露光補正の基準値を後件部
出力としたファジィ推論を適用して露光補正量を求める
こともできる。
〔作用〕
横軸に輝度値、縦軸に等しい輝度値ごとの個数を表した
ヒストグラムを用いることによって、被写体画面におけ
る輝度分布は統計的に処理され、順光シーンはもとより
、逆光やスポット照明等のような異常光シーンであって
も、全く同じ処理によって制御パラメータLd、Ndを
求めることができる。制御パラメータLa、Ndを求め
る際には、まずヒストグラムにおける輝度値の個数分布
を主要被写体が属するメイングループと、それ以外のサ
ブグループとに2分するが、これらの両グループの分散
が最大となるように閾値となる輝度値を決めるようにし
ているから、各グループのまとまりがよく、しかも各グ
ループ間の分離を的確に行うことができる。したがって
、このグループ化の後に算出される制御パラメータL、
、N、の値はシーンの種類に左右されることがなく、こ
れらの値に対応して露光補正量を決めることによって汎
用性に冨んだ露光制御が可能となる。
以下、図示した実施例にしたがって本発明について説明
する。
〔実施例] 本発明を適用したビデオカメラの構成を概略的に示した
第1図において、対物レンズ2からの被写体光は、絞り
3を通ってCCDイメージセンサ−4の光電面に結像さ
れる。CCDイメージセンサ−4は、CCDドライバ5
から供給されるシフトパルスのタイミングによって電荷
蓄積時間が制御され、引続き供給されてくる転送パルス
を受けて光電信号を順次に出力する。CCDイメージセ
ンサ−4からの光電信号は映像信号処理回路6に供給さ
れる。そして、光電信号は輝度信号と色信号に変換処理
されるとともに、再生画像がCRT表示されることを考
慮したT補正処理、NTLC方式に準拠した映像信号に
変換するための処理等が施され、記録装置7に出力され
る。
映像信号処理回路6から取り出された輝度信号は、MP
U8からの信号により一定周期で切換え動作される切換
スイッチ9を介し、ローパスフィルタ10に供給される
。なお、この切換スイッチ8の切換え周期は、連続的な
映像記録が行われることを考慮した露光制御周期として
、例えば1秒程度になっている。
ローパスフィルタ10は、輝度信号中に含まれている例
えば2MHz以上の高周波成分をカットする。ローパス
フィルタIOを経た輝度信号はADコンバータ11によ
りデジタル値に変換され、フレームメモリ12に輝度デ
ータとして格納される。フレームメモリ12は、デジタ
ル変換された輝度信号を被写体画面内の輝度分布に対応
して1フレ一ム分格納する。なお、ADコンバータ11
によるデジタル変換処理時には、CCDイメージセンサ
−4の電荷蓄積時間データとそのときの絞り開口データ
とが参照され、したがってフレームメモリー12には絶
対的な輝度データが格納されるようになる。
7レーム/−1−lJ12に格納された1フレ一ム分の
輝度データを加算することによって、被写体画面全体の
平均輝度を測光することができる。こうして得られた平
均輝度値に基づいて、MPU8は適正露光量となる絞り
値と露光時間との組み合わせを決定し、絞りドライバ1
5.ステッピングモータ15aを介して絞り3の開口径
を調節するとともに、CCDドライバ5を介してCCD
イメージセンサ−4の電荷蓄積時間を調節する。この平
均測光による露光制御を行うことによって、被写体画面
が通常の順光シーンである場合には、適正露光を得るこ
とができる。
クロックパルス発生部17は、MPU8やCCDドライ
バ5等を同期して作動させるためのクロックパルスを発
生する。また、プログラムROM18には、上述した露
光制御処理、さらには後述する露光補正量の算出処理を
行うためのプログラムが格納されている。
このビデオカメラには、逆光やスポット光照明下のよう
な異常光シーンでも自動的に適正露光が得られるように
、制御パラメータ演算部20.露光補正量演算部22を
備えている。制御パラメータ演算部20は、まずフレー
ムメモリ12に格納された1フレ一ム分の輝度データを
、第2図に示したように被写体画面Aをマトリクス状の
25個のエリアA1〜A25に分割した形で、各々のエ
リアごとに平均輝度値を算出する。そして、得られた2
5個の輝度データについて、横軸に輝度値、縦軸には同
じ値をもつ輝度データの個数をとったヒストグラムをR
AM21上に作成する。
第3図は上記のようにして作成されたヒストグラムの一
例を示し、第2図の被写体画面A内の中央に主要被写体
が位置した逆光シーンの場合のものを概念的に表してい
る。第2図の例のように、主要被写体が人物の全身像で
比較的小さく、背景の被写体画面Aにおける背景の領域
が広い場合には、一般に撮影者の意図としては背景の描
写にも期待がおかれていることが多い。したがって、こ
のようなヒストグラムが得られた際には、主要被写体が
多少の露光アンダーになったとしても、背景領域の画像
がCRTのダイナミックレンジ内に収まるような露光制
御をするのが望ましい。逆に、主要被写体の占める範囲
が大□きく、背景領域が狭くなっているときには、背景
領域の画像に多少のトビは許しても、主要被写体の輝度
を重視した露光制御が好ましいものとなる。
制御パラメータ演算部20は、第3回のヒストグラムを
もとに、輝度値の個数分布を2分割する閾値Thを算出
する。この閾値Thは、2分されたグループ間の分散が
最大となる値として決定される。すなわち、エリアA1
〜A25のもつ輝度値Liが0〜mの範囲であり、これ
らの輝度値をもつエリアの個数をNi個とすると、全て
のエリアの個数Nは、 N=、!N、=25 であるから、輝度値Liごとのエリア個数の確率P8は
、 P、=N、/N で表される。そこで、輝度値(横軸)Lをkで低輝度側
と高輝度側とに2分し、GL=(0〜k)。
GM= (k+1〜m)のグル−プに分けたとすると、
Gt 、GMの生起確率WL、WHは、次式で表すこと
ができる。
WH=ΣPi isk*1 =1−W(k) さらに、 各グループGt GM における平均輝度 値LL L。
は、 L、=、受i (i/Gt となる。
ここに、 L=、ΣiP。
L  (k)  =ΣiP。
で、 それぞれのグループに属するエリアの平均輝度値を表し
ているから、 L=WL L + WH WH となる。したがって、輝度値にで分割された各グループ
の分散σ(k)は、 σ (k)=WL  (Lt   L)”+WM  <
  LM   L ) ”=Wt  Wll  (LM
   Lt  ) zであるから、「σ(k)”」の値
が最大となるkを求め、rk=ThJとすることによっ
て、第3図に示した閾値Thを決定することができる。
こうして閾値Thを決めた後、第2図におけるエリアA
13.AlBの平均輝度値が、前記グループG、、G)
lのいずれの側に属するかでこれらをメイングループG
M、サブグループG、に分類する。なお、この例では逆
光シーンであるため、低輝度側がメイングループGM+
高輝度側がサブグループG、となる。
メイングループGM、サブグループG、が特定されると
、それぞれのグループの平均輝度値しML、と、前記エ
リアA1〜A25のうちで各グループに属するエリアの
個数Nや、N、が求められ、これらの値から次式にした
がって2個の制御パラメータL、、N、が算出され、こ
れらは露光補正量演算部22に送られる。
L、=   L、−L。
Nd  ”   NM  NS 露光補正量演算部22は、制御パラメータLd、Ndの
組み合わせに基づき、下表にしたがって露光補正量ΔL
を決定する。
(EV値) 上表から分るように、メイングループGH,サブグルー
プG、相互間の平均輝度差だけでな(、各々のグループ
に属するエリアの個数を考慮した露光補正を行うことに
より、背景等の副液写体についても満足のゆく描写を期
待することができるようになる。
なお上記実施例では、閾値Thで分割されたグループの
いずれをメイングループGMにするかを決めるために、
被写体画面Aの中央部の輝度を測光しているエリアA1
3.AlBの輝度値を利用している。これは、通常のシ
ーンでは主要被写体の位置が被写体画面の中央に位置し
ている確率が極めて高いからである。したがって、その
他の手法で主要被写体の位置を特定できる場合には、主
要被写体位置の輝度を測光しているエリアからの輝度値
をもとにしてメイングループGMを決めることも可能と
なる。これには、例えば被写体に向けて複数の測距光を
投光して主要被写体までの測距を行うマルチビーム式の
測距装置を利用することができる。すなわち、複数の測
距光のうち、ピント合わせに用いられた測距光の照射位
置は、主要被写体位置となっているはずであるから、そ
の部分を測光しているエリアの輝度値が属する側をメイ
ングループとして決めることができる。
露光補正量演算部22で露光補正量ΔLが決められ、こ
れがCPU8に入力されると、cpusは露光補正量Δ
Lに対応した補正信号をCCDドライバ5に送出する。
これにより、CCDドライバ5はシフトパルスの送出タ
イミングを調節し、CCDイメージセンサ−4の電荷蓄
積時間が露光補正量ΔLに応じて変えられ、以後は補正
された電荷蓄積時間のもので録画が行われる。なお、第
4図に示したフローチャートは、上述した露光補正処理
の手順を表したものである。
上述した露光補正量決定方法は、制御パラメータL、、
N、の組み合わせに対して一義的に露光補正量ΔLを対
応づけたもので、基本的には2値化論理に基づくクリス
プ制御による方式であり、得られる露光補正量は第5図
のようにグラフ化することができる。ところが、実際に
録画を行っているときの露光制御についてユーザーの立
場に立って考察すると、例えば逆光シーンのもとでは、
背景がとび過ぎないように、かつ主要被写体である人物
の顔も識別できる程度に明るくなるようにするのが普通
である。そしてもう一方では、画像再生用のCRTにダ
イナミックレンジという制限が伴うため、これらの条件
をできるだけ満足させるというような曖昧な基準のもと
で適正露光が決められているのが実情である。
このような制御対象についてはファジィ推論を適用して
最終的な制?il量を得ることができる。すなわち、制
御パラメータ演算部20によって算出された制御パラメ
ータLa、N−をファジィ推論の前件部変数、露光補正
の基準値を後件部出力として最終的な制御量である露光
補正量ΔLを求める方式である。このファジィ推論を適
用するには、露光量演算部22のソフトを変更すればよ
い。
以下、制御パラメータ演算部2oから得られた制御パラ
メータL= 、Ndに基づき、ファジィ推論により露光
制御量ΔLを求める方法について説明する。
ファジィ推論に用いられるメンバーシップ関数は、各々
制御パラメータL、、N、を横軸にとり、適合度μS、
μ8を縦軸にとると、例えば第6図及び第7図のように
設定される。各々のメンバーシップ関数S、M、B、V
B、またNB、NM。
Z、PM、PBは、それぞれ次のような集合を表してい
る。
S   (S+sall) M   (Mediu+w) B   (Big) V B  (Very Big) NB NM NM NB (Negative Big) (Negative Medium) (approximately Zero)(Posi
tive Medium) (Positive Big) 負で大 負で中 零付近 正で中 正で大 そして、これらのメンバーシップ関数は、後件部出力と
して次表のように決められた露光補正の基準値と対応づ
けされている。
(EV値) そして、制御パラメータ演算部20から得られた制御パ
ラメータL4.Nd は、上表のファジィルールにした
がって適合度が求められる。すなわち、前件部変数をL
a、Ndとし、各々のi番目のメンバーシップ関数(S
−VB、NB−PB)をX i + Yi 、上表に表
した露光補正の基準値(後件部出力)をfi としたと
き、ルールiについての制御規則は、出力変数をCとし
てIF   L4is  X;  and   N、i
s  YiThen  Cis    fi と表される。そして、制御パラメータのそれぞれの値L
a、Ndに対する各々のメンバーシップ関数の適合度を
μ1..μ8.とすると、ルールiについての適合度μ
=(fi)は、 μ處 fi) =μL8 Δ μド; Δ として得られる。なお「A」は、左右の値のうち小さい
方を採る演算記号を表す。そして、最終的な出力変数の
値Qは、 として得ることができる。
例えば、制御パラメータLm 、N4の値がそれぞれr
47J、r7.であるときには、メンバーシップ関数S
、M、B、VBのそれぞれの値(適合度)は、ro、8
J、’0.3J、ro」。
「0」となり、メンバーシップ関数PB、PM。
Z、NM、NBl’Lぞれ(7)値ば、rQ」、rQ。
7J、’0.3J、rO」、rO」となる、したかって
、 =0.65 を得ることができ、この値が最終的な露光補正量ΔLと
して用いられることになる。第8図は、上述のファジィ
推論によって求めた露光補正量ΔLの値を示すグラフで
あるが、第5図のグラフと比較して露光補正量ΔLが連
続的に変化し、微妙な露光制御を行うのに適しているの
が分る。
以上、図示した実施例にしたがって本発明について述べ
てきたが、露光補正量を利用する形態としては、CCD
イメージセンサ−の電荷蓄積時間を補正する代わりに、
絞りドライバ15を介し、絞り開口を補正することもも
ちろん可能である。
また本発明は、動画を記録するビデオカメラの他に、静
止画像を撮像して電気的、磁気的に記録を行うビデオス
チルカメラや、写真カメラにも用いることができ、さら
にはネガフィルムから印画紙に写真画像の焼き付けを行
う写真プリンターの露光制御にも適用することも可能で
ある。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明の露光補正量決定方法に
よれば、被写体画面内の輝度分布について、等しい値を
もつ頻度値を度数としたヒストグラムを作成し、これを
統計的に解析して主要被写体が属するメイングループと
それ以外のサブグループとに部分し、各々の平均輝度の
差L4と各々のグループに属する度数の差N6の2つの
制御パラメータを求め、これらの値に組み合わせに対応
して露光補正量を求めるようにしている。したがって、
露光制御の処理手順を全く変更することなく、しかも順
光、逆光、スポット光照明等のシーンの種類に影響され
ずに主要被写体だけでなく背景についてもその描写性を
考慮した露光補正を行うことが可能となる。
さらに、制御パラメータLa、Ndを前件部変数とした
ファジィ推論を適用することによって、連続的でしかも
実際の露光制御に適した露光補正4゜ 量を求めることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したビデオカメラの構成を概略
的に示すブロック図である。 第2図は被写体画面をエリアごとに分割した一例を示す
説明図である。 第3図は第2図のエリア分割によって得られたヒストグ
ラムの例を示す説明図である。 第4図は露光制御の基本的な処理手順を示すフローチャ
ートである。 第5図はクリスプ制御による露光補正量を表すグラフで
ある。 第6図及び第7図は、本発明をファジィ推論のもとで用
いる際のメンバーシップ関数を示すグラフである。 第8図はファジィ推論を適用した際の露光補正量を示す
グラフである。 4・・・CCDイメージセンサ− 20・・制御パラメータ演算部 A ・ 6.4 G。 h 露光補正量演算部 被写体画面 メイングループ サブグループ 閾値。 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体画面の結像面に多数の測光素子をマトリク
    ス配列して各々輝度値を検出し、これらの輝度値を含む
    所定範囲の輝度値に対し、互いに等しい値をもつ輝度値
    の個数を対応づけたヒストグラムを作成した後、このヒ
    ストグラムにおける各輝度値の度数分布を互いに分散が
    最大となるような輝度値を閾値として2分し、被写体画
    面の中央部から得られた輝度値が属するグループをメイ
    ングループ、他方をサブグループとして各グループの平
    均輝度値L_M、L_S及び各グループに属する各輝度
    値の総個数N_M、N_Sを求め、 L_d=|L_M−L_S| N_d=N_M−N_S で得られた制御パラメータL_d、N_dの組み合わせ
    に対応して露光補正量を決定することを特徴とする露光
    補正量決定方法。
  2. (2)前記制御パラメータL_d、N_dを前件部変数
    、露光補正の基準値を後件部出力としてファジィルール
    を作成し、制御パラメータL_d、N_dの値からファ
    ジィ推論によって前記露光補正量を求めるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の露光補正量
    決定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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