JPH04209151A - 金融端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は銀行通帳なとの各種の紙媒体に印字及び磁気テ
ータ情報の読み取りや書き込みを行うために用いられる
金融端末装置であって、紙媒体の搬送基準面からの位置
ずれを補正し、紙媒体を搬送基準面に寄せる紙媒体の幅
寄せ手段を備えた金融端末装置に関する。

従来の技術 以下に従来の金融端末装置について説明する。

第６図に示すように、モータ２６で駆動されるカム２７
にアーム２８．２９か配設されている。

アーム２８には矢印Ａ及び矢印Ｂで示す方向に移動可能
な押圧ローラ３０か連結され、アーム２９には矢印Ｃ及
び矢印りで示す方向に移動する幅寄ガイド材３１が連結
されている。

３２は搬送ローラ、３３は紙媒体１３の搬送路、３３ａ
は搬送基準面である。

以上のように構成された金融端末装置について、以下そ
の動作を説明する。

まず紙媒体１３が所定の幅寄せ位置まで搬送されると、
モータ２６か駆動しカム２７を回転させ、アーム２８を
介して押圧ローラ３０を紙媒体１３より引き離し押圧を
解除させる。その後アーム２９を介して通常は搬送路３
３より退避している幅寄ガイド材３１を搬送路３°３の
中に突出させて紙媒体１３を搬送基準面３３ａの側に押
し付ける。その後カム２７はさらに回転し、アーム２８
を介して押圧ローラ３０を紙媒体１３に押し付け、アー
ム２９を介して幅寄ガイド材３１を搬送路３３より退避
させる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、紙媒体の幅か変化
する場合、例えばＡ４サイズの紙媒体と２０００号通帳
サイズの紙媒体の両方とも搬送可能なある程度幅が広い
搬送路において、２０００号通帳サイズの媒体を基準面
側に幅寄せする場合、幅寄ガイド材の逼迫位置から幅寄
せ位置までの移動するストロークか非常に長くなるので
、複雑な機構を必要とし装置か小型化でき難いという問
題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、幅か広い
搬送路を備えた小型の金融端末装置を提供することを目
的とする。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明の金融端末装置は紙
媒体の搬送時は搬送面と垂直方向に退避し、紙媒体の幅
寄時は搬送面に突出し、水平方向に作動する紙媒体の幅
寄手段および、または紙媒体の搬送時は搬送ローラに押
圧を加え、紙媒体の幅寄時は押圧を解除する紙媒体の押
圧手段を設けた構成を有している。

作用 この構成によって、紙媒体か搬送基準面に幅寄せされ、
搬送されることとなる。

実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しなから説
明する。

第１図及び第２図に示すようにラッチングソレノイド′
１は保持材４でフレーム３に保持されている。プランジ
ャー２はガイドノヤフト６によってスライドカム７に係
合されている。ランチンクツレノイド１をランチ解除方
向に励磁したとき、プランジャー２は、戻しばね５でう
ｌチングツレノイド１から引き離される。８は幅寄ガイ
ド材で、引張りばね９によって、搬送基準面１１ａの方
向に力か加えられている。１０はガイドノヤフトでスラ
イドカム７の動きを水平方向に規制すると共に引張りば
ね９の支軸となっている。搬送路は搬送ヘース１１と、
フレーム３の取付材である搬送路カバー１２で形成され
ている。

第３図及び第４図に示すように、ツレ／イトアーム１６
に固定されているクランブノヤフト１７は、ソレノイド
ビン１８によってラッチングソレノイド１４のプランジ
ャー１５と係合されている。また、クランプンヤフト１
７にはクランプローラブロック１９が固定されている。

２０はクランプローラばねである。２１はクランプ／ナ
フト１７を中心に回動するクランプローラアーム、２２
はクランプローラブロック１９に圧力されていてクラン
プローラアーム２１の動きを制限しているクランプロー
ラブロックピン、２３は押圧ローラ、２４は押圧ローラ
／ヤフト、２５は送りローラである。

以上のように構成された金融端末装置について、以下そ
の動作を説明する。

ます紙媒体１３か所定の幅寄せ位置まで搬送されるとラ
ッチングソレノイド１か励磁され、そのプランジャー２
にガイド／中２トロによって係合されたスライドカム７
か引き寄せられる。スライドカム７には幅寄ガイド材８
を搬送ベース１１方向に押し下げるカムか形成してあり
、スライドカム７か引き寄せられるに従い幅寄ガイド材
８は搬送路カバー１２より搬送路内に押し下げられてく
る（第２図（ア）参照）。幅寄ガイド材８はある位置ま
で押し下げられると、フレーム３に形成されているガイ
ドカムより開放されて、引張りばね９により搬送基準面
１１ａの側に引き寄せられる。

引き寄せられる幅寄ガイド材８により紙媒体１３は搬送
基準面１１ａの方向に押圧か加えられる。

しかしこの時点では紙媒体１３は押圧ローラ２３と送り
ローラ２５にクランプされているため、搬送基準面１１
ａの方向に移動することはない（第２図（イ）参照）。

次にラッチングソレノイド１４かラッチ解除方向に励磁
され、ブランンヤー１５と係合して動作するアーム１６
．クランプシャフト１フ、クランプローラブロツク１９
がラッチ状態から解除される。それまでクランプローラ
ブロック１９によって保持されクランプローラアーム２
１に押圧を与えていたクランプローラばね２０はラッチ
解除により押圧を与えることができなくなり、紙媒体１
３は押圧ローラ２３と送りローラ２５とによるクランプ
状態から解除される（第４図（イ）参照）。ここで紙媒
体１３は幅寄ガイド材８により搬送基準面１１ａの方向
に押圧を加えられているため、搬送基準面１１ａに沿う
ように幅寄せがなされる（第２図（つ）参照）。

その後、再びラッチングソレノイド１４か励磁され紙媒
体はクランプされる（第４図（ア）参照）。

またラッチングソレノイド１においてはランチ解除方向
に励磁され、戻しばね５の作用によりプランジャー２及
びスライドカム７は搬送基準面１１ａと反対方向に押し
戻される。幅寄ガイド材８もスライドカム７と係合し、
同方向に押し戻されるか、ある位置までくるとフレーム
３に形成されていたガイドカムより開放されて、引張り
ばね９の作用により搬送路内より搬送路カバー１２内に
引き上げられる。

なお、幅寄せ手段をモジュール化し、そのモジュールの
取付位置を紙媒体の幅の長さに応して変更できる構成と
することにより、各種の紙媒体に使用できる金融端末装
置とすることかできる。

発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、通
常の紙媒体の搬送時は搬送面と直角方向に退避している
が、紙媒体の幅寄時は搬送面に突出し、水平方向に作動
する紙媒体の幅寄せ手段と、通常の紙媒体の搬送時は搬
送ローラに押圧を与え紙媒体をクランプしているが、紙
媒体の幅寄時には押圧を解除する紙媒体の押圧手段を設
けた構成または、幅寄せ手段をモジュール化し、モジュ
ールの位置を変更できるようにした構成により、従来の
金融端末装置のように搬送路の幅方向に幅寄せ手段を設
けなくてもよいので、幅か広い搬送路を備えた小型の金
融端末装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の金融端末装置の紙媒体の幅
寄せ手段の要部の構成を示す斜視図、第２図（ア）、（
イ）、（つ）は同動作状態を示す概念図、第３図は同金
融端末装置の紙媒体の押圧手段の要部の構成を示す斜視
図、第４図（ア）、（イ）は同動作状態を示す概念図、
第５図は同金融端末装置の構成を示す概念図′、゛第６
図は従来の金融端末装置の要部の構成を示す概念図であ
る。 １・・・・・・ラッチングソレノイド、２・・・・・・
プランジャー、３・・・・・・フレーム、５・・・・・
・戻しばね、６・・・・・ガイドシャフト、７・・・・
・・スライドカム、８・・・・・幅寄ガイド材、１１・
・・・・・搬送ヘース、１９・・・・・クランプローラ
ブロック、２１・・・・・・クランプローラアーム、２
３・・・・・・押圧ローラ。 代理人の氏名　弁理士小蝦治萌　ほか２名７−　ラッチ
ング　　５−広しばね ソしノイド　　　６−　フイドシｉフト２−−プランジ
Ｔ−７−スライドη４ ３−　フし−へ　　　　３−幅寄せ勾′イド村第１図 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙媒体の搬送時は搬送面と垂直方向に搬送路内か
   ら退避して、搬送路の上面を閉塞し、紙媒体の幅寄時は
   搬送面と垂直方向に突出し、水平方向に作動して、搬送
   路内の紙媒体を搬送基準面に押す紙媒体の幅寄せ手段を
   設けた金融端末装置。
2. （２）紙媒体の搬送時は搬送ローラと対向する押圧ロー
   ラに押圧を加え、紙媒体の幅寄時は押圧を解除する紙媒
   体の押圧手段を設けた請求項１記載の金融端末装置。
3. （３）幅寄せ手段をモジュール化し、前記モジュールの
   取付位置を変更できる構成とした請求項１記載の金融端
   末装置。