JPH0420902Y2 - - Google Patents

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JPH0420902Y2
JPH0420902Y2 JP16168887U JP16168887U JPH0420902Y2 JP H0420902 Y2 JPH0420902 Y2 JP H0420902Y2 JP 16168887 U JP16168887 U JP 16168887U JP 16168887 U JP16168887 U JP 16168887U JP H0420902 Y2 JPH0420902 Y2 JP H0420902Y2
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drain pipe
hakama
socket
vertical gutter
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たて樋を通つて落下する雨水を上向
きに開口する排水管に導くための袴付き排水管継
手に関する。
〔従来の技術〕
家屋の側壁に沿つて設けられたたて樋の下端部
を地中に埋設された排水管と接続する方法として
種々のものがある。第6図に示したものはたて樋
1の下端部11を排水管2の上向きに開口する端
部21に差し込み、両者を接着剤3で接合したも
のである。このものは、たて樋1の下端部11と
排水管2の端部21との間に隙間が無いため排水
管2に周囲の土・砂や塵等が入り込まない利点が
ある反面、気温の変化によるたて樋1の熱伸縮が
吸収されず、場合によつてはたて樋1が伸びて折
れ曲がる欠点がある。また第7図に示したものは
たて樋1の下端部11を排水管2の上向きに開口
する端部21に遊嵌したものである。これによる
と、たて樋1が排水管2に接合されていないので
たて樋1の熱伸縮が吸収され、たて樋1が伸びて
も折れ曲がるといつた事態を未然に防止できる反
面、たて樋1の下端部11と排水管2の端部21
との間の隙間Sから周囲の土・砂や塵等が排水管
2に入り込む欠点がある。また、第6図及び第7
図のものはいずれもたて樋1を取り外さなければ
排水管2の管路を清掃できないという難点のほ
か、たて樋1と排水管2との接続部分に何らの飾
りも付設されていないためその接続部分が目立つ
て見苦しいという難点がある。
そこで、たて樋の熱伸縮を有効に吸収できるに
もかかわらず、排水管に周囲の土・砂や塵が入り
込みにくく、しかもたて樋を取り外さずに排水管
の管路を清掃できると共に、たて樋と排水管との
接続部分を装飾して見苦しさを解消しえる袴付き
排水管継手が実開昭62−118828号公報に開示され
ている。この袴付き排水管継手を第8図に示し
た。このものは、一端部にたて樋1の下端部11
に差し込まれる受口41を有し、他端部に排水管
2の端部21に差し込まれる挿口42を有する筒
体4の下端部に上記挿口42を取り囲む形状の袴
5を一体に有すると共に、上記筒体4と袴5が周
方向の二個所で縦に分割されている。
この袴付き排水管継手によると、たて樋1の下
端部11と筒体4の受口とを遊嵌状態にしておく
ことによつてたて樋1の熱伸縮が吸収され、袴5
によつて排水管2の端部21が覆われるために
土・砂や塵等が排水管2に入り込みにくくなると
共に、たて樋1と排水管2との接続部分が装飾さ
れて見苦しさが解消され、しかも筒体4を持ち上
げてその挿口42を排水管2の端部21から引き
抜いた後に筒体4を開くことによつてたて樋1及
び排水管2から取り外すことができ、そのため排
水管2の管路をたて樋1を取り外さずに容易に清
掃することが可能になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記公報の袴付き排水管継手は、
筒体4の挿口42が排水管2の端部21で筒状に
保持されているだけであり、筒体4の受口41は
開き勝手になつている。そのため、袴5が地面
(玄関口のコンクリート打設部の表面や犬走りの
表面等)Gに支えられ、或いは挿口42の分割端
面同士が当接して上記受口41の拡開を防ぐこと
に役立つているとしても、上記受口41の拡開が
確実に防止されるものではなく、第8図に仮想線
で示したよう受口41が開くおそれがあるという
問題があつた。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、
たて樋の熱伸縮を有効に吸収でき、排水管に周囲
の土・砂や塵が入り込みにくく、たて樋を取り外
さずに排水管の管路を清掃でき、たて樋と排水管
との接続部分を装飾して見苦しさを解消しえるこ
とは勿論、筒体の上端が拡開するおそれがない袴
付き排水管接続具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の袴付き排水
管継手は、一端部にたて樋に遊嵌される受口を有
し、他端部に排水管に差し込まれる挿口を有する
と共に、上記挿口の根元部分に上記排水管の端面
と係合する段付部を備えた筒体が周方向で複数の
部材に分割され、上記筒体に外嵌される筒状の袴
が軸線方向に延出されてその延出端部が上記筒体
の受口の周囲に位置するように構成されているこ
とを特徴とする。
〔作用〕
以上のように構成された袴付き排水管継手でた
て樋と排水管とを接続すると、複数に分割されて
いる筒体の挿口が排水管によつて筒状に保持され
ると共に、筒体の受口が筒状の袴の延出端部によ
つて筒状に保持されて筒体の拡開が防止される。
また、上記受口がたて樋に遊嵌されるためにたて
樋の熱伸縮が吸収される。さらに袴が排水管に周
囲の土・砂や塵が入り込みにくくすることと、た
て樋と排水管との接続部分を装飾することに役立
つ。また、袴を筒体から抜き出し、かつ筒体の挿
口を排水管から抜き出して筒体を開くことによつ
て筒体を取り外すことが可能であるため、たて樋
を取り外さずに排水管の管路を清掃することがで
きる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例による袴付き排水管継
手の分解斜視図で、7,7は筒体を周方向の二個
所で縦に分割した形状を有する分割部材である。
分割部材7は半円筒状の胴部71と同じく半円筒
状の首部72と両部の境目の段付部73とを一体
に備える合成樹脂成形品によつて製作されてい
る。また、上記首部71の外面は先端に近い個所
ほどその首部71の軸線に近付くような傾斜面7
4になつている。そして、二つの分割部材7,7
の分割端面75,75同士をお互いに合わせると
第2図に示した元の筒体6が形作られる。この筒
体6はその上端部が受口61となり、下端部がテ
ーパ状の外面を有する挿口62となり、挿口62
の根元部分に環状の段付部63を具備する。な
お、64は合わせ面を示している。
第1図において、8は袴で、裾拡がり形状をな
す筒状の合成樹脂成形品よりなり、その長さは上
記分割部材7の胴部71と同一か或いはそれに近
いものになつている。即ち、第8図で説明した従
来の袴付き排水管継手の袴5を基準にした場合、
第1図の袴8はその径小部分を軸線方向に上方へ
所定幅だけ延出させ延出端部81とさせた構成を
有する。なお、裾拡がり形状ではなく、円筒状と
なし、その上端を径小部分、即ち延出端部81と
してもよい。
第3図及び第4図は使用状態を示している。第
3図から明らかなように袴付き排水管継手Aを介
して排水管2に接続されるたて樋1は家屋200
の柱や壁に止具100により固定されている。ま
た、上記排水管2は上向きに開口している。上記
継手Aの二つの分割部材7,7を合わせることに
より構成された筒体6はその受口61にたて樋1
の下端部11が遊嵌され、その筒体6の挿口62
が排水管2の端部21に差し込まれている。ま
た、筒体6はその段付部63が排水管2の端面と
係合して上下方向の位置決めがなされている。
袴8は筒体6に外嵌されており、その上端部、
即ち延出端部81が上記筒体6の受口61の周囲
に位置するようになつている。このような使用状
態では、筒嵌合6の挿口62が排水管2の端部2
1により筒状に保持されると共に、筒体6の受口
61が袴8の延出端部81によつて筒状に保持さ
れる。従つて筒体6はその下端部と上端部がいず
れも拡開を阻止された状態になり、開く心配がな
い。また、筒体6の受口61にたて樋1の下端部
11が遊嵌されているためにたて樋1の気温の変
化に伴う熱伸縮が吸収され、さらに袴8による防
塵作用によつて排水管2に周囲の土・砂や塵が入
り込みにくくなる。その上、袴8によつてたて樋
1と排水管2との接続部分が装飾されるためにそ
の接続部分が見苦しくならない。
第5図を参照して袴付き排水管継手Aを取り付
ける手順を説明する。まず、たて樋1を家屋に固
定する際に袴8をたて樋1に外嵌させておく。そ
の後、上記継手Aを取り付けるときに袴8を上方
へ逃がしておき、その状態から二つの分割部材
7,7を例えば矢印X,Xのように近づけること
によりお互いに合わせてたて樋1の下端部11を
取り囲む筒体6を構成し、この後、筒体6を下
げ、第4図で説明したようにその挿口62を排水
管2の端部21に差し込むと共に、段付部63を
排水管2の端面に係合させ、次に袴8を下げてそ
の延出端部81を筒体6の受口61に外嵌し、そ
の下端部を地面Gに載置する。
袴付き排水管継手Aを取り外すときは、取付時
の逆の手順を行えばよい。即ち、袴8を持ち上げ
て筒体6から逃がすと共に、筒体6を持ち上げて
その挿口62の排水管2から抜き出し、次に筒体
6を合わせ面64から分割して取り外すと共に、
袴8をたて樋1の上方にテープ等で固定する。こ
のように袴付き排水管継手Aを取り外した状態で
はたて樋1の下端部11と排水管2の端部21と
の間に空間が形成されるから、その空間を利用し
て排水管2の管路を清掃することが可能である。
この実施例では筒体6を二分割した側を説明し
たが、三分割してもそれ以上に分割してもよいこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案の袴付き排水管継手は、それ本来の作用
である排水管に周囲の土・砂や塵が入り込みにく
くする防塵作用やたて樋と排水管との接続部分の
装飾作用を発揮させるための袴に、複数の分割さ
れた筒体の上端部、つまり受口を筒状に保持させ
る機能をも併有させているため、受口が分割され
ていても拡開することがなく見苦しくならない上
に塵等が入り込むこともない。なお、筒体の下端
部、つまり挿口は排水管により筒状に保持され
る。また、袴を筒体から抜き出せば、筒体を排水
管及びたて樋から取り外すことが可能であり、そ
うすることによつて排水管の管路の清掃も容易に
行える。防塵作用や装飾作用は袴によつて発揮さ
れるため、排水管に土・砂や塵が入り込みにくく
なり、また、接続部分が見苦しくなることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による袴付き排水管継
手の分解斜視図、第2図は筒体の斜視図、第3図
は使用状態の側面図、第4図は使用状態の拡大断
面図、第5図は袴付き排水管継手を取り付ける手
順を説明するための断面図、第6図及び第7図は
異なる従来例の断面図、第8図はさらに別の従来
例の断面図である。 A……袴付き排水管継手、1……たて樋、2…
…排水管、6……筒体、7……分割部材、8……
袴、11……たて樋の下端部、61……受口、6
2……挿口、63……段付部、81……延出端
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部にたて樋に遊嵌される受口を有し、他端
    部に排水管に差し込まれる挿口を有すると共に、
    上記挿口の根元部分に上記排水管の端面と係合す
    る段付部を備えた筒体が周方向で複数の部材に分
    割され、上記筒体に外嵌される筒状の袴が軸線方
    向に延出されてその延出端部が上記筒体の受口の
    周囲に位置するように構成されていることを特徴
    とする袴付き排水管継手。
JP16168887U 1987-10-21 1987-10-21 Expired JPH0420902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16168887U JPH0420902Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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JP16168887U JPH0420902Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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Publication Number Publication Date
JPH0167221U JPH0167221U (ja) 1989-04-28
JPH0420902Y2 true JPH0420902Y2 (ja) 1992-05-13

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JP16168887U Expired JPH0420902Y2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541662Y2 (ja) * 1990-04-18 1997-07-16 株式会社タニタハウジングウェア 立樋カバー
JP2550741Y2 (ja) * 1990-07-05 1997-10-15 東洋化学株式会社 樋用排水管カバー

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JPH0167221U (ja) 1989-04-28

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