JP3100872U - 管継手 - Google Patents

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恒雄 小野寺
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株式会社パディ研究所
株式会社協栄産業
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Abstract

【課題】複数本設けられている暗渠管内にパイプクリーナーを容易かつ確実に挿入することができ、暗渠管設備の施工も容易に行える管継手を提供する。
【解決手段】パイプクリーナーを暗渠管11内にガイドするガイド管23の接続部を備えた管継手13であって、管継手には、暗渠管を接続する暗渠管接続口22に対向する管周壁に、ガイド管を接続するための接続部となる接続部材24を装着する接続部材装着口を形成し、接続部材は、装着口の内外にそれぞれ配置され、装着口周辺の管壁を挟着するように両者を固着することによって管継手の管周壁に固定される中空筒状の接続部材本体及び固定部材と、接続部材本体の外端に固着されるリング状のキャップと、キャップと接続部材本体との間に保持されるガイド管の抜止部材とを備え、キャップの開口を通して接続部材本体内に挿入されたガイド管の先端部を抜止部材によって接続部材本体内に保持する。
【選択図】図1

Description

本考案は、管継手に関し、詳しくは、圃場の地中に埋設した暗渠管内を清掃するためのパイプクリーナーを暗渠管に向けてガイドするガイド管の接続部を備えた継手に関する。
近年行われつつある地下潅漑(暗渠排水)は、圃場の地中に埋設した有孔管からなる暗渠排水パイプ(暗渠管)を利用して圃場の水位を作物の種類や生育状態に応じて最適な状態に保つようにするものであり、暗渠排水パイプを水位調節器を介して排水路に接続しただけの一般的な暗渠排水だけでなく、暗渠排水パイプを給水路と排水路とに水位調節器を介してそれぞれ接続し、圃場への給排水を効果的に行えるようにした、いわゆる地下灌漑も行われつつある。
このような地下灌漑では、圃場の地中に複数本の暗渠管を所定間隔で平行に配置埋設するとともに、該複数の暗渠管の端部を管継手を介して一本の排水集合管に接続し、この排水集合管と排水路との間に設けた水位設定器で地下水位を設定するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−289889号公報
このような地下灌漑や暗渠排水において、圃場の地域的な条件によっては、用水中にゴミや土砂が多く含まれていることがあるため、長期間経過すると、土砂等が暗渠管内に蓄積して通水性能を阻害するおそれがある。このため、土砂等を多く含む用水を地下灌漑に用いる場合は、暗渠管の接続部に目の細かいフィルターを設置する必要がある。しかし、このような対策を施すと、保守に多くの手間を要することになる。また、鉄分を多く含む用水の場合は、暗渠管内に空気が侵入すると鉄分が酸化してパイプ内面に付着することがある。
このため、暗渠管内にパイプクリーナー(洗浄装置)を挿入して沈降蓄積した土砂等を清掃排出することが行われているが、暗渠管内にパイプクリーナーを挿入するためには、暗渠管内にパイプクリーナーを挿入するための開口やガイドを設けておく必要がある。
そこで本発明は、複数本設けられている暗渠管内にパイプクリーナーを容易かつ確実に挿入することができ、暗渠管設備の施工も容易に行うことができる管継手を提供することを目的としている。
本考案の管継手は、管継手に接続された暗渠管内を清掃するためのパイプクリーナーを前記暗渠管内に向けてガイドするガイド管の接続部を備えた管継手であって、該管継手には、前記暗渠管を接続する暗渠管接続口に対向する管周壁に、前記ガイド管を接続するための接続部となる接続部材を装着する接続部材装着口を形成し、前記接続部材は、前記装着口の内外にそれぞれ配置され、該装着口周辺の管壁を挟着するように両者を固着することによって該管継手の管周壁に固定される中空筒状の接続部材本体及び固定部材と、前記接続部材本体の外端に固着されるリング状のキャップと、該キャップと接続部材本体との間に保持されるガイド管の抜止部材とを備え、前記キャップの開口を通して前記接続部材本体内に挿入された前記ガイド管の先端部を前記抜止部材によって接続部材本体内に保持するように形成したことを特徴としている。
本考案の管継手を暗渠管と排水集合管や給水集合管との接続に用いることにより、ガイド管を所定位置に簡単に接続することができる。また、この管継手は、一般の様々な口径の管継手に、接続部材に対応した装着口をドリル等で形成し、この装着口に接続部材を装着するだけで形成できるので、ガイド管接続部付きの管継手を容易に製作することができ、各種継手や直管にガイド管接続部を一体成形する場合に比べて製造コストを低減できる。
図1乃至図5は、本考案の管継手の一形態例を示すもので、図1は排水集合管に管継手を介して暗渠管を接続するとともにガイド管接続部にガイド管を接続した状態を示す斜視図、図2はガイド管を接続するガイド管接続部材を分解して示す断面図、図3はガイド管接続部材を継手本体に装着してガイド管を接続した状態を示す断面図、図4は暗渠管の設置例を示す要部の平面図、図5は同じく縦断面図である。
まず、図4及び図5に示すように、暗渠管11は、耕作区12の地中に所定間隔で所定深さに配置されるものであって、各暗渠管11の排水側端部は、管継手(チーズ)13を介して1本の排水集合管14にそれぞれ接続されている。また、排水集合管14と排水路15との間には、水位設定器16を有する排水管17が設けられており、畦畔や農道18から水位設定器16を操作することによって耕作区12内の地上水位や地下水位を任意に設定できるようにしている。
管継手13は、図1に示すように、両端に排水集合管14を接続する受口21を有する直管側13aの一側に分岐側13bとして暗渠管11を接続する暗渠管接続口22を設けたものであって、暗渠管接続口22に対向する管周壁にガイド管23を接続するための接続部となる接続部材24が装着されている。
ガイド管23には、ある程度の可撓性を有するコルゲート管が用いられており、一端を管継手13に接続した状態で、地中から適度に屈曲した状態で畦畔や農道18の適当な位置に他端が開口するように設けられる。なお、ガイド管23としては、パイプクリーナーを挿通可能な内径を有していればよく、一般的なパイプ、合成樹脂管等を用いることもできる。
図2及び図3に示すように、接続部材24は、前記管継手13における前記暗渠管接続口22に対向する管周壁に設けた接続部材装着口31に固着されるものであって、継手外側に位置する中空筒状の接続部材本体32と、継手内側に位置し、前記接続部材本体32の先端に設けられた小径雄ねじ33に螺合する固定部材(ナット)34と、接続部材本体32の外端に設けられた雄ねじ35に螺合するリング状のキャップ36と、該キャップ36と接続部材本体32との間に保持される抜止部材37とで構成されている。
前記小径雄ねじ部33は、前記接続部材本体32の内端側に縮径段部38を介して突設したものであって、その外径は、前記接続部材装着口31の内径より僅かに小径であり、この小径雄ねじ部33を接続部材装着口31に挿入したときに、縮径段部38が装着口31周辺の管外壁面に当接するように形成されている。したがって、接続部材装着口31から管内に突出した小径雄ねじ部33に前記固定部材34を螺着することにより、接続部材本体32の縮径段部38と固定部材34とで接続部材装着口31周辺の管壁を挟着した状態となって両者が管継手13に固定された状態となる。
抜止部材37は、薄板金属からなるリング体37aの内周に複数の弾性舌片37bを突設したものであって、この弾性舌片37bは、キャップ36の開口を通して接続部材本体32にガイド管23を挿入するときには、ガイド管23の挿入方向に沿うように変形してガイド管23を挿入可能な状態となり、逆に、挿入後のガイド管23の抜け方向に対しては、弾性舌片37bがガイド管23の外面に食い込む状態になるので、接続部材本体32からガイド管23が抜け出ることが防止され、ガイド管23の先端部が抜止部材37によって接続部材本体32内に保持された状態となる。
このような接続部材24を、管継手13にドリル等で形成した小さな開口からなる接続部材装着口31に装着することにより、暗渠管11や排水集合管14の口径に応じた各種継手にパイプクリーナー挿入用のガイド管23を容易に接続することができ、施工現場の状況に応じた適切な管継手13を用意することができる。さらに、この管継手13は、耕作区12の地中に埋設して使用するものであるから、接続部材24の装着に水密性を考慮する必要がなく、接続部材装着口31や接続部材24の寸法精度も厳格なものではなく、一般に市販されている部品や工具を利用して前記管継手13を簡単に製造することができる。
また、管継手本体の形状は任意であり、例えば、図6に示すように、直管側41に対して分岐側42が屈曲した変形チーズにも、図1に示す管継手13と同様にして接続部材24を装着することができる。さらに、図7に示すように、分岐側42が屈曲した変形チーズの場合には、分岐側42の基部42aに斜めに接続部材24を装着することにより、直管側41に接続した排水集合管や給水集合管の内部にもパイプクリーナーを挿入することが可能となる。
なお、接続部材24は、本形態例の構造に限るものではなく、例えば、接続部材本体32を管継手内部側から外方に突出させ、外部側からナット34を締め付けて固定する形状であってもよい。また、ガイド管23としてコルゲート管ではなく通常のパイプを用いる場合は、抜止部材37として、テーパーとリングとを利用したものなども利用することができる。
本考案の管継手は、水田や畠等の耕作区や校庭、ゴルフ場、公園等の地中に暗渠管を埋設する際に用いることができる。
排水集合管に管継手を介して暗渠管を接続するとともにガイド管接続部にガイド管を接続した状態を示す斜視図である。 ガイド管を接続するガイド管接続部材を分解して示す断面図である。 ガイド管接続部材を継手本体に装着してガイド管を接続した状態を示す断面図である。 暗渠管の設置例を示す要部の平面図である。 同じく暗渠管の設置例を示す要部の縦断面図である。 本考案の管継手の他の形態例を示す正面図である。 本考案の管継手のさらに他の形態例を示す正面図である。
符号の説明
11…暗渠管、12…耕作区、13…管継手、14…排水集合管、15…排水路、16…水位設定器、17…排水管、18…農道、21…受口、22…暗渠管接続口、23…ガイド管、24…接続部材、31…接続部材装着口、32…接続部材本体、33…小径雄ねじ、34…固定部材(ナット)、35…雄ねじ、36…キャップ、37…抜止部材、38…縮径段部

Claims (1)

  1. 管継手に接続された暗渠管内を清掃するためのパイプクリーナーを前記暗渠管内に向けてガイドするガイド管の接続部を備えた管継手であって、該管継手には、前記暗渠管を接続する暗渠管接続口に対向する管周壁に、前記ガイド管を接続するための接続部となる接続部材を装着する接続部材装着口を形成し、前記接続部材は、前記装着口の内外にそれぞれ配置され、該装着口周辺の管壁を挟着するように両者を固着することによって該管継手の管周壁に固定される中空筒状の接続部材本体及び固定部材と、前記接続部材本体の外端に固着されるリング状のキャップと、該キャップと接続部材本体との間に保持されるガイド管の抜止部材とを備え、前記キャップの開口を通して前記接続部材本体内に挿入された前記ガイド管の先端部を前記抜止部材によって接続部材本体内に保持するように形成したことを特徴とする管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010249155A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Shin Etsu Polymer Co Ltd 暗渠パイプ用の変換継手、分岐継手および可撓性管ならびにこれらを用いた暗渠パイプ
CN117967870A (zh) * 2024-03-28 2024-05-03 内蒙古农业大学 一种公共绿地绿化养护装置

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