JPH04208783A - テレビジョン信号処理装置及び方法 - Google Patents

テレビジョン信号処理装置及び方法

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JPH04208783A
JPH04208783A JP2340625A JP34062590A JPH04208783A JP H04208783 A JPH04208783 A JP H04208783A JP 2340625 A JP2340625 A JP 2340625A JP 34062590 A JP34062590 A JP 34062590A JP H04208783 A JPH04208783 A JP H04208783A
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Satoyuki Ishii
聡之 石井
Seijirou Yasuki
成次郎 安木
Noriya Sakamoto
典哉 坂本
Yoshihiko Ogawa
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幸一 野口
Koichi Sato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、現行方式(例えばNTSC方式)と互換性
のある高精細位テレビジョン信号を処理するテレビジョ
ン信号処理装置に関する。
(従来の技術) 現行方式と互換性のある高精細テレビジョン信号を伝送
し受信するシステムが開発されている・この伝送受信シ
ステムで扱われる信号として、サイドパネル方式とレー
タ−ボックス方式とがある。
サイドパネル方式は、アスペクト比]6:9の高精細テ
レビジョン信号をセンタ一部分たけ4゜3のアスペクト
比でカットし現行方式の信号の規格に合わせメイン信号
とし、左右のサイト部分の信号はメイン信号に多重する
ことにより伝送している。従って、現行方式のテレビジ
ョン受像機で受信された場合は、画面−杯に4・3のメ
イン信号が表示される。また高精細テレビジョン信号デ
コーダをもつ受像機で受信された場合は、サイド部分の
信号が復調され、メイン信号の左右に繋げられて16:
9のワイドアスペクト比の画像信号が再現される。
一方、レターボックス方式は、16:9のアスペクト比
のテレビジョン(5号を上下に圧縮して、4:3のアス
ペクト比の画面に納まるように処理してメイン信号とし
て伝送している。また、圧縮に伴って生じた余分な高解
像度用の信号は、例えばメイン信号の上下に生じた上下
マスク部に多重されて伝送される。従ってこの方式のテ
レビジョン信号を現行方式の受像機で受信し再現した場
合、画面の上下にマスク(黒)部が生じ、画面は横長の
映像画面となる。また高精細テレビジョン信号デコーダ
を持つ受像機で受信された場合は、上下マスク部の高解
像度用の(5号が再生され、かつメイン信号が垂直方向
へ伸張され、これに高解像度用の信号が加算され、16
 つのワイドアスペクト比の画像信号が得られる。。
ところで、上記サイトパネル方式では、現行テレビジョ
ン受像機でみるとカットされたサイド部分をみることが
出来す、また放送側においてもサイド部がカットされる
ことを前提として番組を制作をしなければならない。ま
たサイド部がカットされることは、各組制作側の著作権
上で問題がある。これに対して、レターボックス方式は
、ワイド画面のすべてを現行方式でみることはできるが
、現行テレビジョン受像機でみた場合、上下マスク部の
割合が大きくスクリーン全体の有効利用に欠けるという
不満がある。
そこで最近では、ワイド画面のテレビジョン信号を上下
圧縮率を小さくし、かつ4:3のアスペクト比にあわせ
るためにサイド部を少しカットして伝送するという中間
方式か提案されている。この方式によると、現行方式の
テレビジョン受像機で見た場合上下マスク部の割合も少
なく、かつカットされるサイド部の割合も少なく、レタ
ーボックス方式とサイドパネル方式の欠点の双方を緩和
して妥協点を見出だした方式と言える。
(発明が解決しようとする課題) しかしこの中間方式を採用した場合、各種の問題点か上
げられる。現行方式によるテレビジョン受像機で中間方
式の信号を受像するユーザ側にとっては、中間方式の利
点の恩恵を受けることになるが、中間方式の信号を受信
してワイドアスペクト比の画像信号を再生できるデコー
ダを設計しようとした場合、各種の問題点が提起される
当然、中間方式デコーダとしては、中間方式の信号のみ
ならず、現行の方式の信号を受信処理する機能や、ビデ
オテープレコーダ(以下VTRと記す)からの再生信号
を処理する機能が望まれる。
従って、現行方式の信号を受信処理する場合、中間方式
の信号を受信処理する場合とて信号の讃別が必要であり
、またVTRからの再生信号を処理する場合も、再生信
号が現行方式の信号であるのか、ワイド画面の信号であ
るのかを識別する必要も生じる。これは現在のVTRで
は、ワイド画面の信号を記録再生することも実現可能で
あるからである。
さらにまた、中間方式デコーダを上記のような各種のソ
ースからの信号を処理するように設計した場合、ユーザ
に対しては現在処理されている信号ソースがいずれのソ
ースであるのを表示して認識させる必要がある。これは
、表示形態の自由度を持たせるうえてはユーザの認識を
高める必要かあり、いずれのソースか受信処理されてい
るのかを明確化する必要があるからである。さらにまた
、上下マスク部を生しるような表示形態としては、映画
をVTRにて収録して再生した場合、映画自体が横長の
アスペクト比であるため、上下マスク部(実際には黒レ
ベル部)か表示され、中間方式を受信表示した場合と同
様な画面になるおそれがあるからである。
また中間方式においては、音声信号を現行の方式と同じ
ように伝送する経路と、音質改善のためにデンタル音声
信号を別経路で、例えばテレビジョン信号に直交多重し
て伝送することが考えられる。このような場合にも、現
在スピーカから出力されている音声信号かいずれの経路
のものであるのかをユーザに工別させたり、あるいはユ
ーザに任意に選択させたりする機能も望まれる。
また中間方式の信号と同時に現行方式の信号も受信でき
る機能が望まれるが、その表示においてワイドアスペク
ト比の画面をどのように活用し、かつ表示を実現するが
課題である。
さらにまた、中間方式の信号を処理する場合、送信側の
信号処理、受信側の信号処理において、画質向上、表示
効果向上を得るための信号処理が望まれる。
さらに中間方式の信号を表示する場合、そのデイスプレ
ィ装置においても、中間方式に対応できる装置が望まれ
る。
また、中間方式の信号を別の場所で記録再生したり表示
したりする場合、総合的なネットワークシステムも要望
される。
この発明は、上記のような各種の事情に対処すへくなさ
れたもので、送信側、受t=側のユーザにとって扱い易
く、かつ信号の品質か良く、各種の用途に適応範囲か広
いテレビノヨン信号処理システムを提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)(1〜3)この
発明は、中間方式の信号を受信処理する他に、各種のソ
ースからの信号にも対応できるように人力信号品別機能
とその表示機能を備えるものである。
(4)この発明は、現行方式の信号を受信した場合、ワ
イドアスペクト比画面を有効に活用できるように、画面
のオーバースキャン調整機能を備えるものである。
(5〜I11  この発明は、中間方式と現行方式の信
号を受信した場合、ワイドアスペクト比画面を有効に活
用できるように、マルチ表示機能を備えるものである。
(12)この発明は、中間方式の信号を伝送/受信処理
する場合、レターホックス方式への変換処理、サイドパ
ネル方式への変換処理を組み合わせるものであるが、レ
ターボックス処理において画質低下を防止する高解像度
用信号を多重するための多重信号領域割り当て機能及び
その多重信号領域からの高解像度用信号の抽出機能を備
えるものである。
(13)この発明は、中間方式の信号の伝送/受信処理
において、画質低下を防止するために、折り返し成分の
キャンセル信号伝送及び受信処理機能を倫えるものであ
る。
(14〜18)この発明は、画質低下、解像度の低下、
折り返し成分のクロストークを防止するために、3次元
空間周波数領域のコントロール機能と、静画、動画に応
じた動き適応処理機能を持つものである。
(19)この発明は、高解像度用信号を多重して伝送さ
れてくる中間方式の信号と、高解像度用信号を持たない
現行方式の信号との識別を行い、受信処理する経路を切
換える機能を持つものである。
(20,21+ この発明は、中間方式の信号を伝送す
るには、高解像度用信号か多重されて伝送されが、この
多重信号か現行方式の受像機の画面で目立つのを抑圧す
る機能を持ち、一方中間方式のデコーダでは有効に活用
する機能を持つものである。
(22)この発明は、サイトパネル方式を利用している
かサイド部分を再生する場合にセンタ一部分とサイド部
分の画質に違いか生じるのを抑えるために、繋ぎ目にお
けるノイズ低減機能を備えるものである。
(23)この発明は、サイト部の色信号も上下マスク部
に多重して伝送し受信側で分離するのであるが、輝度信
号とのクロストークを防止するために色信号及び輝度信
号の多重成分に対して帯域制限を施す機能を持ち、受信
側では多重信号の中の輝度信号と色信号との完全分離機
能を備えるものである。
(24,25) この発明は、中間方式の信号伝送にお
いて上下マスク部に多重される信号が他の信号に妨害を
与えるのを抑えるとともに、受信側では良好に再生され
るように多重信号のレベル制御機能あるいは差分処理機
能を備えるものである。
(26,27+  この発明は、中間方式の信号伝送及
び受信においてサイト部の分割と上下マスク部への多重
、受信側においては上下マスク部からの分離再生と、セ
ンターパネル部への繋ぎ処理を行うのであるか、センタ
一部とサイト部との繋ぎ目が円滑となるように繋ぎ自処
理機能を備えるものである。
(28)この発明は、中間方式の信号伝送においては、
上下マスク部にサイト部の信号を多重して伝送するので
あるが、現行方式の受像機で受信した場合、上下マスク
部にかすかながら画像の動きがあられれ目立つことがあ
るので、これを防止するために上下マスク部に多重する
信号にスクランブルを施して平均化して画像があられれ
ないようにする機能を備えるものである。
(29)この発明は、輝度信号と色信号を複合して伝送
し受信側では分離するのであるか、その分離の際に双方
のクロストークを生じることなく、マトリックス演算処
理が可能なように伝送及び受信処理する機能を備えるも
のである。
(30〜31)この発明は、中間方式の信号及び現行方
式の信号を受信処理して表示する場合、人力信号に応し
て適応的に表示位置を自動的に調整できる機能を備える
ものである。
(32)この発明は、中間方式の信号及び現行方式の信
号を受信処理して液晶デイスプレィに表示する場合、簡
単な構成て画像圧縮拡大表示ができるクロック制御部を
備えるものである。
(33)この発明は、中間方式の信号及び現行方式の信
号を受信処理して液晶デイスプレィに表示する場合、液
晶デイスプレィの応答速度を早めるために液晶デイスプ
レィをフレームメモリと見なして人力信号とデイスプレ
ィの出力との演算処理を行い新たな人力倍電を作成する
機能を備えるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
(全体システム) 第1図はこの発明の一実施例における受信部における全
体ブロック図である。入力端子100にはアンテナから
の高周波(RF)信号が導入され、RF入力処理部10
00に供給される。RF人力処理部1000で得られた
音声信号は、セレクタ2000に供給される。このセレ
クタ2000は、外部からの音声信号も選択することも
できる。セレクタ2000からの出力音声信号は、音声
増幅器3000で増幅されて、スピーカ4000に供給
される。RF入力処理部1000から得られた映像信号
は、セレクタ5000に人力される。セレクタ5000
は、外部からの映像信号も選択することができる。セレ
クタ5000で選択された映像信号は、再度RF人力処
理部1000に人力されて受信信号補正(例えばゴース
トキャンセル処理)され、映像デコーダ6000及び同
期制御部7000に入力される。映像デコーダ6000
ては、人力映像信号の方式(中間方式、現行方式)と、
ユーザによる制御に応した処理が行われ、入力映像信号
か復号される。復号の結果得られたRlG、B信号、同
期信号、輝度補正信号等は、デイスプレィ8000に供
給される。
同期制御部7000は、映像信号に含まれる制御信号を
用いて所定の同期信号や、映像信号の方式や種類を示す
識別信号を発生する。同期信号は映像デコーダ6000
に人力されて映像信号のデコード処理のためのモード切
換え等に用いられる。
ユーザ制御部9000は、ユーザの操作に応じてシステ
ムの動作モードを制御するもので、セレクタ2000.
5000て選択される信号を切換えることができる。ま
た同期制御部7000からの映像信号の種類を示す識別
信号やRF入力処理部からの音声信号の種類を示す識別
信号を受けて、映像デコーダ6000に対して処理モー
ド切換え信号を与えたり、インジケータ200に対して
映像及び音声のモード表示を行う。
また、ユーザかRF信号以外の外部人力の選択操作を行
った場合は、ユーザ制御部9000は、RF人力処理部
1000の映像用ゴーストキャンセラーをスルー状態に
制御する信号を送出する。
第2図はRF入力処理部の具体的構成例を示している。
入力端子100からの高周波信号は、チューナ1001
に入力されて、ユーザにより指定されたチャンネルが選
択される。チューナ1001の出力中間周波は映像中間
周波増幅器(P I F回路)1002に入力されて増
幅され、同相/直交検波部1003に入力される。同相
検波により得られた映像信号は、セレクタ5000に人
力されるとともに音声中間周波増幅器(SIF回路)1
005に人力される。セレクタ5000で選択された映
像信号は、受信信号補正部1004に入力されてゴース
トキャンセルされ映像デコーダ6000、同期制御部7
000に入力される。ただしセレクタ5000において
外部映像信号(例えばVTR出力)が選択されていると
きは、受信信号補正部]004はスルー状態に制御され
る。
一方、SIF回路1005から得られた音声信号は、F
M検波器1006においてFM復調され、音声デコーダ
]007に人力される。音声デコーダ1007において
は、音声多重信号等のデコード処理やユーザ制御部から
の音声選択制御信号に応した選択処理を行い、その出力
をスイッチ10]0の一方に供給するとともに、ロジッ
ク回路1009にも供給している。スイッチ1010の
選択出力は、セレクタ2000に人力される。
ところで、このシステムでは、中間方式映像信号と共に
、デジタル音声信号が直交変調されて伝送されてくる。
このデジタル音声信号は、ステレオ、4チヤンネル、音
声多重、モノラルなどの種類力する。直交変調されたデ
ジタル音声信号は、同相/直交検波部1003において
直交検波により復調され、受信信号補正部1004に入
力されて補正される。そして補正されたデジタル音声信
号は、デジタルデコーダ1008にてデコードされ音声
信号としてスイッチ1010の他方の入力端子に供給さ
れるとともに、ロジ・ツク回路1009に人力される。
ロシ・ツク回路1009は、通常はスイッチ1010を
デジタル音声信号側に設定しているが、デジタル音声信
号のデコーディング状態を監視し、誤りか多い場合は、
スイ・ンチ1010をアナログ側の選択状態に切換える
ように設定されている。
第3図は同期制御部7000の具体的構成例を示してい
る。
RF人力処理部1000からの映像信号は、色副搬送波
再生部7001 、同期分離部7002、制御信号再生
及び標準ワイド判定部7005に入力される。同期分離
部7002て分離された水平及び垂直同期信号H1■は
、ノ1−ストゲート発生部7003に人力され、ノ(−
ストゲート信号を作成するのに供される。パーストゲー
ト信号は、色副搬送波再生部7001に人力されて7く
−スト信号の抜き取りタイミンク信号として利用される
色副搬送波再生部7001では、色副搬送はの周波数f
scの4倍の連続信号4 f scと、8侶の連続信号
8 f scを発生する。これらはデジタル処理部のク
ロックとして用いられる。4fseの信号と水平及び垂
直同期信号は、標準/非標準判定部7004に入力され
ている。標準/非標準判定部7004は、これら人力信
号の周波数及び位相関係から映像信号が放送規格に準拠
した標準形式のものであるか、あるいはVTR等で再生
された非標準形式のものであるかを判定する。この標準
/非標準判定信号は、標準ワイド判定部7005と非標
準ワイド判定部7006に入力されている。
標準ワイド判定部7005は、放送による標ri8信号
が入力されたときに、人力映像信号が中間方式の信号(
ワイド信号)であるのか現行方式の信号であるのかの判
定を行う部分である。またワイド画面用の映像信号であ
ったとしても、それがどの様な処理モード(例えばレタ
ーボックス処理のみ)で処理されているのかを判定する
こともてきる。
これは例えば後述するように、垂直ブランキング期間の
特定のラインに、その識別情報を付加しておくことによ
り可能である。非標準ワイド判定部7006は、非標準
信号か人力されたときに、入力映像信号が中間方式の信
号であるのか現行方式の信号であるのか、さらにはワイ
ド信号そのものであるのかの判定を行う部分である。V
TRにおいてもワイド画面(16+9)の信号を直接記
録再生できるからである。ワイド信号であるか否かの判
定は、例えば垂直ブランキング期間の特定のラインにワ
イド識別信号としてデジタル多重されている信号を利用
して行われる。
またワイド識別信号の中にも複数種類がある。
これは中間方式はシターボ・ンクス処理とサイドツクネ
ル処理の2種類の処理を施す方式であるが、いずれか一
方の処理、例えばサイドツクネル処理だけで伝送するこ
とが考えられるからである。
標準ワイド判定部7005と非標準ワイド判定部700
6の判定出力はそれぞれインジケータ200に人力され
、現在どのような信号を受信処理しているのかをユーザ
に知らせることができる。
図では直接インジケータ200に判定信号を入力してい
るが、ユーザ制御部9000を介して供給してもよい。
標準ワイド判定部7005が、標準ワイド信号の判定を
得たときには、標準同期再生部7007をリセットする
。標準間jJI再生部7007は、4fhcの信号をク
ロックとして用いて、分周カウンタで分周し水平同期信
号及び垂直同期信号を作成している。これに対して非標
準同期再生部7008は、同期分離部7002からの水
平及び垂直同期信号を直接用いて、非標準信号用の水平
及び垂直同期信号を作成している。標準同期再生部70
07と非標準同期再生部7008からの水平同期信号は
スイッチ7009の一方と他方の入力端子に供給され、
先の標準/非標準判定信号により判定内容に応じた同期
信号が選択され、システムの水平同期信号として利用さ
れる。また同様に標準同期再生部7007と非標準同期
再生部7008からの垂直同期信号はスイ・ンチ701
0の一方と他方の入力端子に供給され、標準/非標準判
定信号により判定内容に応じた同期信号が選択され、シ
ステムの垂直同期信号として利用される。さらにまた、
標準同期再生部7007と非標準同期再生部7008か
らは2H(H:水平周期)の信号も取り出されこの信号
はスイッチ7011の一方と他方の入力端子に供給され
、標準/非標準判定信号により判定内容に応じて選択さ
れ、システムに利用される。
さらにまた、標準ワイド判定部7005からのワイドと
規格サイズを現すワイド/規格サイズの判定信号は、映
像デコーダ6000の水平圧縮部、垂直伸張部にもそれ
ぞれ供給されている。これは、例えば、現行方式の信号
を受信処理しているときに、ワイド画面では領域に余裕
ができるので、現行方式の信号をワイド化する場合、判
定信号により水平及び垂直方向の圧縮伸張処理が自動的
に切換わるようにするためである。また、中間方式映像
信号を受信した場合は、その水平垂直同期が正確に得ら
れるので、従来デイスプレィにてオーバースキャン部を
確保しているが、このオーバースキャン部の率が少なく
てすむから、オーバースキャン率を切換えるのに用いら
れる。
(ワイド画面記録VTR信号識別システム)第4図は上
記した非標準ワイド判定部 7006の具体的構成例である。
非標準ワイド判定部7006は、例えばVTRより記録
されている信号が再生された場合にVTRからの再生信
号か現行方式のものであるか、ワイド画面のものである
かを判定する部分である。
16.9のワイド画面を4.3の画面で表示すると画像
の内容が縦長に表示されてしまい、16:9の表示画面
で通常の4・3画面の信号を表示すると横長になってし
まう。従って、VTRに記録されている画像信号が16
=9のものであるか43のものであるかを判別する必要
がある。
VTRにはコントロール信号か利用されているので、こ
のコントロール信号を変調して識別信号とする方法もあ
るか、このようにすると、デコーダとの間で映像信号の
接続ケーブルとは別にコントロール信号の接続ケーブル
が必要となる。
そこで、このシステムでは、上記非標準判定部7006
を設けている。非標準同期再生部7008からの水平及
び垂直同期信号は、ゲート信号発生器7601に入力さ
れる。ゲート信号発生器7601は、水平及び垂直同期
信号を基準として、所定の水平ライン、例えば263ラ
イン口のバースト位置でゲートパルスを発生する。ゲー
ト回路7602は、この期間のみ映像信号を通過させる
。ゲート回路7602の出力は、乗算器7605に人力
されてカラーバースト発生器7604からのバースト信
号と乗算される。この乗算出力は、積分器7606に人
力されて積分され、その積分値は判定回路7607に入
力される。
判定回路7607は、積分値が所定レベル以下の場合は
、ワイド信号としての判定出力を得、所定レベル以上の
場合は通常の4:3の画像信号であることの判定信号を
出力する。
従って、当然のことながらワイド画面の信号であるとき
はVTRの再生出力は、263ライン口のバースト信号
位置で積分出力が低下し、通常の4;3の画面の信号で
あるときは積分出力が高くなるように処理されている。
このように得られる工別信号は映像デコーダの処理モー
ド切換えとして利用される。
第5図は上記のような263ラインの信号を処理できる
VTRの構成を示している。
映像デコーダ6000にてワイド化された映像信号は、
記録処理部300にて処理され磁気テープ301に記録
される。このとき、同期制御部700からは、ワイド画
面のtS号であることの判定信号が碍られる。そこでこ
の判定信号を利用して記録処理部300にてコントロー
ル45号を変調する。これによりワイド画面の信号が記
録されたことか識別信号としてコントロール信号に多重
されることになる。コントロール信号は、同期用として
はその前縁のタイミングのみが利用され、後縁は利用さ
れない。そこてこの前縁がら後縁までノテューティーを
制御することにより、コントロール信号にデジタルの情
報を多重することができる。なお、通常の4:3の画面
の信号が記録されるときは、上記のような処理は行わな
い。再生処理部302は、コントロール信号を管理し、
コントロール信号か所定の変調を受けているときは、ワ
イド画面の信号であるものと判定し、ゲート信号発生器
303にアクティブ制御信号を与える。
ケート信号発生器303は、アクティブ状態になると、
再生処理部302から得られた輝度信号Yの同期信号を
計数して、所定のライン(263ライン目)の所定のタ
イミンク(バースト信号位置)で色信号Cの経路のスイ
ッチ304をオフする。
つまりバースト信号を削除してしまう。このように再生
信号を加工しておくと、第4図で示した積分器7606
の積分出力は、ワイド画面の信号か人力したときは所定
レベル以下となり、ワイド/規格サイズ判定信号を得る
ことができる。
(ワイド画面EDTV信号識別表示) 上記したシステムは、ワイド画面(16:9)の信号を
受信し処理し表示することができ、また規格サイズ(4
: 3)の画面の信号も受信して処理(具体的手段は後
述する)し表示できる。4・3の画面の信号を表示する
場合は、せっかく僑わっている16.9の表示画面を有
効に利用したほうか好ましい。そこで、ワイド画面の信
号が入力しているのか4.3の画面の信dが入力してい
るのかを判定し、4:3の画面の信号が入力[7ている
ときは、第6図に示すように垂直方向に伸張し、画面−
杯の表示を得る機能が映像デコーダ6000に設けられ
ている。この機能は、映画等を4:3の画面にすへて映
出させるために上下マスク部を設けが信号か伝送されて
いる場合、あるはVTRから上下マスク部を有する映画
素材の信号を再生した場合にも利用できる。
しかし、通常の4・3の放送(3号やVTR再生信号か
入力したときに、常に拡大するようにすると、重要な情
報か第6図の破線領域に隠れる可能性がある。またこの
ことにユーザは気付かない場合がある。なお映画素材か
らの再生信号の場合、もともと破線の領域はマスク部で
あるから問題はない。
そこでこのシステムでは、入力映像信号か、4°3の画
像信号であるのか、16:9の画像信号であるのかを自
動的にインジケータ200て表示てきるようにするもの
である。表示制御としては、第3図で示した標準ワイド
判定部7005と非標準ワイド判定部7006からのワ
イド/規格サイズ判定信号か利用される。また標準/非
標準判定信号も利用される。イン7ケータ200におけ
る表示内容としては、自己の論理回路あるいはユーザ制
御部900の論理判定出力により、第7図に示すように
ワイド画面表示、4:3画面表示、枕型信号、非標準信
号を区別する表示部を有する。
(音声受信諜別表示) 上記のシステムは、従来と同様な方法によるアナログ音
声信号と、直交変調によるデジタル音声信号を受信処理
することができる。デジタル音声信号に伝送においては
、帯域圧縮技術を併用することにより、2チャンネル以
上の例えば4チヤンネルあるいはステレオの2チャンネ
ル同時放送も可能となる。
第8図はデジタルデコーダ1008の構成例を示してい
る。受信信号補正部1004から入力された音声パケッ
トは、誤り検出訂正部18o1で誤り検出及び訂正処理
が施され、帯域圧縮デコーダ1802に人力されデコー
ドされる。ここでデコートされた音声データのうちユー
ザの希望するチャンネルあるいは方式の音声データは、
D/A変換器1803にてアナログ信号となり、スイッ
チ1010に人力される。
判定回路1804は、誤り検出訂正部]081にて誤り
か多く予め決めている以上のノイズが存在するような場
゛合、あるいは誤り訂正能力を越えている場合は、これ
を判定してロジック回路1009に指令を与える回路で
ある。従って、誤りあ非常に多い場合は、スイッチ10
10は、アナログ系からの音声信号を選択する。しかし
通常は、スイッチ1010はデジタル系の音声信号を選
択している。誤り訂正された音声データは、内容識別部
1805にも入力されている。内容識別部1805は、
音声データパケットからモード識別符号を読取り、放送
内容がどのようなものであるのかを判定する。この判定
信号はユーザ制御部900に入力され、インジケータ2
00にて表示される。
音声パケットは、第9Mのようなフォーマットであり、
クロック同期待し、パケット同期待づ、モート識別符号
、音声データ、ふり訂正データ、直交信号用GCRを含
み、1パケットが約1/60秒のデータである。放送さ
れている音声内容がどのようなものであるかは、モート
識別符号により表されている。直交信号用GCRは、直
交変調信号を復調する際に利用されるもので、ゴースト
を検出し、キャンセルするための基準信号である。
第10図は、内容識別部18o5により工別された音声
モードを表示するインジケータ200の例である。イン
ジケータ200には、現在デジタル系の音声信号が出力
されているのが、アナログ系の音声信号が出力されいる
のかを示す表示部221.222がある。この表示は、
スイッチ1010の選択状態により決まる。次の段には
、現在受信されている音声信号が、モノラル放送、ステ
レオ放送、4チヤンネルステレオ放送、2重放送(2か
国語放送、2音声放送)、ステレオてあってステレオか
2チヤンネル放送されているのかを示すインジケータ2
23.224.225.226.227か表示部かある
。さらに、また上記放送内容のうちユーザはいずれのモ
ートを指定し、ているかを示す表示部228.229.
23〔]、231.232.23゛3かある。ステレオ
か2チヤンネル放送されているときは、4チヤンネルス
テレオ選択と、主音声の組合わせ、4チヤンネルステレ
オと副8声の組合わせにより選択切換えが可能である。
(ワイド画面オーバースキャン設定) 従来、ブラウン管を仕様したテレビンヨン受像機では高
圧回路の電圧変動かあるために、実際に伝送されてくる
画像伝号の上下左右を一部欠落させて表示させるいわゆ
るオーバースキャンを行っている。しかし、液晶を用い
たデイスジ1ノイては、ブラウン管のような高Eを用い
た表示方式とは異ナル(7)で、高圧変動によるラスク
サイズの変動を考慮しなくてよい。しかし実際には、水
平及び垂   ゛葭同期信号の再生精度をみると微小な
誤差かあるために若干のオーバースキャンを考慮する必
要がある。例えばゴースト障害かあれば同期波形が歪む
ので再生精度が劣化する。通常、±2μsの変動か牛し
る。従って有効水平明間は52μsであるので±4%程
度のオーバースキャンをしなくてはならない。このよう
に送られてくる情報をすべて画面表示するわけにはいか
ない。
ところでワイド画面のEDTV信号では垂直ブランキン
グ期間に補助同期信号をデンタル信号として多重伝送す
ることにより正確に水平及び垂直同期信号を再生するこ
とが可能である。
このシステムでは、標準ワイド判回路7005の判定信
号を用いて映像デコーダ内部にある水平方向の圧縮、垂
直方向の伸張処理を制御して標準ワイド信号と判定され
たときに限り、オーバースキャンのない伸張圧縮を実現
するものである。しかしこれ以外の場合は、±4%程度
のオーバースキャンを行うように設定する。このオーバ
ースヤンを実現するには、映像デコーダにおける水平、
垂直圧伸処理におけるメモリ制御を切換えることて実現
できるか、液晶ナイスプレイを用いた場合は、液晶デイ
イブレイにおけるドライバーの映像サンプリング期間と
クロックを切換えることにより可能である。
(S/N改善、DCオフセ、11・改善デジタル伝送シ
ステムン 第11図は、同相直交検波部] 003の具体的構成例
を示している。PIF回路1002からの映像信号は、
乗算器130 +、13 (’] 2、搬送波再生部1
303に人力される。搬送波再生部103は、位相ロッ
クループを用いた狭帯域通過フィルタとして動作し、搬
送波を抽出して映像搬送波と同相の再生キャリアを出力
する。再生キャリアは乗算器1302に人力されること
により映像検波を行い、また90°i相器1o34を介
して乗算器]301に人力されることにより、デンタル
音声検波を行う。
ところで同相直交検波部]、 OO3において、搬送波
再生部130 Bで再生される再生搬送波では、搬送波
周波数近傍の雑音成分を除去できない。従って、復調出
力の低域のS/Nは高域に比べて幾分劣っている。また
再生部における回路が直流成分まで通過させるような場
合直流オフセ・ントが発生する。直流オフセットは、自
動等化動作の安定性を著しく低下させることが知られて
いる。
そこでこのシステムでは、同相直交検波部1003の搬
送波再生部1303の上記不具合点に影響を受けないよ
うな、受信信号補正部1004を実現している。
第12図は、受信信号補正部1004の具体的構成例を
示している。この受信信号補正部1004は、上記低域
(直流)付近のS/N改善と、直流オフセットによる問
題点を改善している。
まず、受信信号補正部1004を説明する前に第13図
、第14を参照して、映像信号とデジタル音声信号の同
相直交変調側と、音声データのスペクトルについて説明
する。
第13図において、映像信号は、映像搬送波発生器10
3からの映像搬送波により乗算器101と加算器102
て、AM変調される。デジタル音声信号は、音声帯域圧
縮エンコーダ105にて帯域圧縮処理が施され、直流抑
圧コード変換部106にて直流成分の抑圧がなされる。
このコード変換はコンパクトディスクの信号処理におい
て実用化されている技術であり、この変換をうけると第
14図の一点鎖線でに示すようなスペクトルとなる。直
流抑圧コード変換部106の出力は、基準GCRO信号
発生器107からのGCRO信号が適宜期間で多重され
、モシ二口2の加算器109と遅延器110により構成
される巡回形フィルタでプリコートされる。データのク
ロ・ンク周波数をfckとするとき、遅延器110の遅
延量Tckを2XTck−2X (]、/ fck) 
 としている。
このフィルタ出力は、第14図の破線で示すような特性
(コサイン(COS )特性)を持つスペクトル整形フ
ィルタ111で整形さる。従って、このフィルタ出力は
、第14図の実線で示すようなスペクトルとなる。スペ
クトル整形フィルタ111の出力は、乗算器112にて
直交変調され、搬送波抑圧AM信号となり、加算器10
4に人力される。ここで使用される変調キャリアは、映
像搬送波発生器103の出力を90°移相器113によ
り90°移相したものである。加算器104ては、AM
変調された音声信号とAM変調された映像信号とが加算
されVSBフィルタ114に供給され、さらにスペクト
ル整形され送信される。
第12図に戻って説明する。
上記のように伝送されてきた直交多重信号は、同相及び
直交検波されたのち受信信号補正部1004に入力され
る。同相直交検波部1003の乗算器1302から出力
された映像信号は、A/D変a器1401にてデジタル
化され映像信号用ゴーストキャンセル部1402に入力
されゴースト除去される。ゴースト除去された映像信号
は映像デコーダ6000に入力される。さらに同相検波
後の人力映像信号は、遅延器1404と減算器1405
で構成される差分器1403において直流成分を除去さ
れる。この差分器1403の出力は、低域通過フィルタ
(LPF)1406で所要帯域外の雑音を除去されたの
ちA/D変換器1407にてデジタル化される。このデ
ジタル化信号は、トランスバーサルフィルタ1408と
制御部1409に入力される。制御部1409には、映
像ゴーストキャンセル用の基準GCRIと音声系の加算
器1428の出力との差を減算器1410て求めた信号
も供給されている。基準GCRI信号は、メモリ】41
1に格納されている。これにより、音声系に洩れ込んで
いる映像系からの成分を検出し、トランスバーサルフィ
ルタ1408のタップ位置及び係数を制御してゴースト
キャンセル用信号をトランジスタ1408から出力させ
る。
一方、人力デジタル音声信号は、遅延器142と減算器
1423からなる差分器1420にて直流成分が除去さ
れ、低域通過フィルタ(L P F)1424で所要帯
域外の雑音を除去されたのちA/D変換器1425に入
力され波形整形されたデジタル信号となる。このデジタ
ル音声信号は、トランスバーサルフィルタ1426と制
御部1427に人力される。制御部1427には、音声
信号のゴーストキャンセル用の基準GCRO信号と加算
器1428の出力との差を減算器1429で求めた信号
も人力されている。基準GCRO信号は、メモリ143
0に格納されている。これにより、制御部1427は、
加算器1428の出力に残存しているゴースト信号を検
出し、トランスバーサルフィルタ1426を制御して波
形等化を行わせる。基準GCRO信号は、伝送側の基準
GCRO信号と全く同しパターンである。そして減算器
1429の出力が最小となるようにトランスバーサルフ
ィルタ1408が制御される。トランスバーサルフィル
タ1426の出力は、加算器1428に入力され、映像
系から洩れ込んでいる映像成分を除去されて出力されデ
ジタルデコーダ1008に入力される。
上記したデジタル処理方法によると、A/D変換器14
07.1424へ入力する信号は、それぞれの前段で差
分器により直流成分が除去されている。よって直流(低
域)近傍の周波数成分の雑音を除去することができ出力
のS/N向上を得ることができる。また、この直流除去
を行うことから、トランスバーサルフィルタ1408.
1426における等化処理が極めて安定した正確な動作
で実現される。
(2次元波形等化システム) 映像信号は、帯域か4.2ML+必要であり現在の放送
に用いられている基準信号も4 f tc(faC:色
副搬送波周波数)のサンプリングで定義されており、映
像信号用のデジタル変換には4 f SCか用いられる
。一方、直交検波信号は、1MIh以下の低域に限定さ
れており、しかもデータクロック周波数fckでデジタ
ル処理される。このために上述した受信信号補正部10
04においては、各トランスバーサルフィルタ部で規定
のレートで信号をデジタル処理するために映像信号用の
A/D変換器1401、直交検波信号用のA/D変換器
1407.1425の3つが必要である。
第15図は、受信信号補正部1004の他の実施例であ
る。この回路は、使用するA/D変換器の数を低減して
いる。
第12図と同じ回路部には第12図と同一符号を付して
いる。第12図の回路と異なる部分を中心に説明すると
以下の通りである。同相検波され映像信号は、低域通過
フィルタ(L P F)1440で帯域制限されA/D
変換器1441でデジタル化される。また直交検波され
たデジタル音声信号は、低域通過フィルタ(L P F
)1443で帯域制限されてA/D変換器1444でデ
ジタルかされる。A/D変換器1441の出力は、クロ
ック再生部1442に入力される。クロック再生部14
42は、バースト信号に位相同期した連続クロック4f
scを発生し、A/D変換器1441に供給している。
またこのクロック4fscは、分周器1445で分周さ
れて(215) f ICのクロックfckとなりA/
D変換器1444に供給される。
A/D変換器1441の出力は、映像信号処理系のトラ
ンスバーサルフィルタ1446と制御部1447に入力
されとともに、クロストークキャンセル系の低域通過フ
ィルタ1451に入力される。映像信号処理系の制御部
1447には、基準GCRI−信号を差分回路1448
の出力から減算した信号が、減算器1449から人力さ
れている。差分回路1448は、トランスバーサルフィ
ルタ】446の出力の差分演算を行い直流成分を除去し
て出力している。制御部1447は、直流成分の除去さ
れた映像信号を用いるので安定した残留ゴーストを検出
動作を行い、トランスバーサルフィルタ1446のタッ
プ位置及び係数を制御している。これによりトランスバ
ーサルフィルタ1446からは、波形等化されてゴース
トの除去された映像信号が出力され映像デコーダ600
0に人力される。基準GCRI’信号はメモリ1450
に格納されている。
A/D変換器1441の出力は、低域通過フィルタ14
51を介してサンプル変換器1452に入力される。こ
のサンプル変換器1452は、サンプルレートを変換し
て、A/D変換器1444側のサンプルレートと同しレ
ートの出力信号を得る。サンプル変換器1452の出力
は、遅延器1454と減算器1455で構成される差分
器1453にて直流成分か除去される。従って、直流近
傍の雑音の抑圧された信号としてトランスバーサルフィ
ルタ1408と制御部1409に人力される。この後の
処理は、第12図で説明した通りである。
A/D変換器]444の出力は、遅延器1461と減算
器1462により構成される差分器1460にて直流成
分が除去される。従って、この差分器1460の出力も
直流近傍の雑音の抑圧された信号としてS/Nが向上し
ており、トランスバーサルフィルタ1426と制御部1
427に人力される。この後の処理は第12図で説明し
た通りである。
上記したように第14図の受信信号補正部1004によ
ると、サンプル変換器1452をクロストークキャンセ
ル信号作成経路に挿入しているために、映像信号処理系
のA/D変換器1441の出力を用いることができる。
従って第12図の回路に比べてA/D変換器は2つて足
りる。また、差分器1453.1460、差分回路14
48を設けているので、第12図の回路と同様に、直流
近傍のS/Nを向上でき、かつ直流オフセットに影響を
受けないゴースト除去処理か可能となる。また全デジタ
ル処理であり極めて安定した動作が得られる。
(音声自動切換えシステム) 上記のシステムにおいて、第13図に示した音声信号の
デジタル直交多重伝送方式では、現行受像機への妨害を
なくすために加算機104に人力される音声側のAM信
号の振幅レベルを低く抑える必要がある。例えば映像信
号に比べて約l/10以下に抑える必要かある。このた
めに、弱電界地域での受信では、映像信号は再生できて
もデジタル音声は再生できなくなることがある。
従って、上記システムでは、第8図で説明したようにス
イッチ1010を設けてデジタル音声信号に誤り率が多
いような場合は、スイッチ1010によりアナログ系の
音声信号を自動的に選択できるようになっている。
(現行方式信号の水平圧縮表示処理システム)上述した
第1図のシステムを用いて現行方式(NTSC方式)の
信号(アスペクト比4・3)を受信処理して表示する場
合、てきるたけ16:9のアスペクト比の画面に一杯に
表示したほうかよい。すなわち、第16図に示すように
、16・9の画面に4・3の画面を表示したほうか、ワ
イドスクリーンを有効に活用できる。そこでこのシステ
ムでは、画像デコーダ6000の内部に第17図に示す
ような回路を設けるものである。
第17図において、入力端子6001に人力された映像
信号は、輝度色(Y/C)分離部6002と中間方式デ
コーダ6010に人力される。Y/C分離部6002て
分離された輝度信号は、中間方式デコーダ6010及び
NTSC順次走査変換部6004を構成する水平圧縮部
6005に入力される。また、Y/C’nM部6002
部分002た色信号も、中間方式デコーダ6010とN
TSC順次走査変換部6004の水平圧縮部6005に
人力される。
人力映像信号が中間方式のものであった場合、中間方式
デコーダ6010ては、ワイド画面の信号に変換する処
理か行われ、ワイド画面の信号(輝度Yと、色差伝号(
R”−Y)、(B−Y)またはI、Q信号がセレクタ6
008により選択されて導出されデイスプレィ補正部6
009に入力される。このデイスプレィ補正部6009
の出力かデイスプレィ8000に供給される。入力映像
信号がNTSC方式である場合、セレクタ6008はN
TSC順次走査変換部6004の出力を選択導出する。
NTSC順次走査変換部6004は、水平圧縮部600
5とこの水平圧縮部6005の出力を動き適応走査線変
換して高品位テしビジョン信号の走査線数と同数にする
動き適応走査線変換部6007からなる。セレクタ60
08の制御は、人力映像信号の種類を識別している同期
制御部7000からの制御信号により実行されている。
第18図は、水平圧縮部6005の具体的構成例である
。この例は輝度信号の系統のみを示している。輝度信号
は水平方向の帯域制限を行う低域通過フィルタ6501
を介してサンプル間引き部6502に人力される。ここ
で圧縮率に応じてサンプルが間引きされバッファメモリ
6503に人力される。バッファメモリ6503には、
入力に同期した書込みクロツクにより書込みが行われる
か、読出しは、第16図に示した水平方向の割合が4と
なる期間で、ワイド画面表示に従った読出しクロックで
読み出される。第19図は間引きサンプルの例であり丸
印はサンプリングデータである。
第20図は、動き適応走査線変換部6007の具体的構
成例である。
水平圧縮された輝度信号Yは動き検出部6701に人力
されると共に、フィールド内袖間部6702、フィール
ド間補間部6703、倍速変換部6705に人力される
。フィールド内袖間部6702とフィールド間補間部6
703で得られた補間信号は、動き検出部6701から
の動き検出信号に応じて混合部6704て混合され、動
き適応補間信号として倍速変換部6075に人力される
混合部6704は、動き検出部6701からの動き検出
信号か静画を示す場合はフィールド間補間部6703の
出力の割合を多くし、動画を示す場合はフィールド内袖
間部6702の出力の割合を多くしている。倍速変換部
6705は、補間により作成された補間信号と直接人力
した信号とを水平方向に倍速に変換し、交互に選択導出
する。これにより順次走査に変換された輝度信号か得ら
れワイド画面のデイスプレィにおいて表示可能となる。
色信号側においても同様な混合により補間信号か作られ
る。水平圧縮された色信号Cは動き検出部6701に人
力されると共に、フィールド内袖間部6706、フィー
ルド間補間部6703、倍速変換部6707に人力され
る。フィールド内袖間部6706とフィールド間補間部
6707て得られた補間信号は、動き検出部6701か
らの動き検出信号に応して混合部6708て混合され、
動き適応補間信号として倍速変換部6079に人力され
る。
第21図と第22図は、フィールド内袖間処理と、フィ
ールド間補間処理の原理説明図である。
フィールド内処理では、補間走査線Xは、同一フィール
ドの上下の走査線A、Bを用いて生成される。フィール
ド間処理では、捕間走査線Xは、前フィールドの走査線
Cを用いて補間される。
第23図は動き検出部6701の具体的構成例である。
輝度信号はフレーム遅延器6720と減算器6721に
人力される。減算器6721は、フレーム遅延器672
0の入力端と出力側の信号の減算処理を行い、1フレ一
ム間の差分信号を得る。差分信号は低域通過フィルタ6
722に入力されて水平低域成分を抽出され、絶対値回
路6723に人力されて絶対値がとられ、その絶対値は
最大値回路6724に入力される。一方、色信号は、フ
レーム遅延器6725.6726により2フレーム遅延
され減算器6728に人力される。減算器6728ては
2フレ一ム遅延信号と直接人力信号との差分がとられ、
その2フレ一ム間差分信号は、低域通過フィルタ672
9を介して絶対値回路6730に人力され絶対値かとら
れる。この絶対値は先の最大値回路6724に人力され
る。よって最大値回路6724には、輝度値りの動きを
示す信号と色信号の動きを示す信号が入力されることに
なる。この動き信号の最大値を得ることにより、輝度信
号あるいは色院号のいずれかに動きがあるときは動画と
しての判定イ9号がRられる。地時空間伸張部6731
は、動き信号を時間方向および空間方向に広げて動き検
出もれを防く回路である。
この時空間伸張の例としては、第24図に示すように動
き信号をa −fに広げるしのかある。つまり第24図
は縦方向にフィールド、横方向に時間方向を示しており
丸印か走査線である。そして各丸印の間のa −fの期
間では動画を示す動き信号が伸張されて出力されている
ことを示している。
第25図は倍速変換部6705の具体的構成例である。
直接輝度信号と、補間輝度信号とは、切替え回路647
1に入力される、ライン毎にラインメモリ6472と6
473に振り分けられる。ラインメモリ6472と64
7のデータは書込み時の2倍のクロックレートで読み出
され、切替え回路6744により交互に選択されて導出
される。
上記した映像デコーダの実施例によると、受信した信号
に応して表示アスペクト比を切換えて表示することがで
きる。現行のNTSC方式の信号もワイド画面に大きく
表示することかできる。また、現行方式の水平走査周波
数をワイド画面の信号と同しになるように走査線数変換
しているので中間方式の信号を表示するときと水平周波
数が同しであり水平ドライブ回路を共通に利用できる。
(現行方式信号の垂直伸張表示処理システム)上述した
第1図のシステムを用いて現行方式(NTSC方式)の
信号(アスペクト比4:3)を受信処理して表示する場
合、てきるたけ16:9のアスペクト比の画面に一杯に
表示したほうかよい。そこで第26図に示すように16
.9の画面に4.3の画面を表示したほうか、ワイドス
クリーンを有効に活用できる。この場合は、4・3の画
面を垂直方向に伸張するので上下部分は見えなくなる。
そこでこのシステムでは、画像デコーダ6000の内部
に第27図に示すような回路を設けるものである。
この実施例か第18図の実施例と異なる部分は、NTS
C順次走査変換部6004の構成である。
従って、NTSC順次走査変換部6004の構成を説明
する。この変換部6004は、ますY/C分離部600
2と色復調部6003からの輝度信号及び色信号か動き
適応走査線変換部6007に人力され、ここで変換され
信号が垂直伸張部6012に人力されるようになってい
る。動き適応走査線変換部6007は、第20図で説明
した構成と同じである。
第28図は垂直伸張の原理を示し、第29図は垂直伸張
部6012の具体的構成例を示している。
4;3のアスペクト比の画面の信号をを16:9のアス
ペクト比の画面に表示するには、4・3の画面の信号の
上下の不要不労のラインを捨てて(第28図の斜線部分
)、残りの525本X D/4)の走査線から525本
の走査線を生成している。
このとき走査線3本から4本を生成する必要がある。第
28図のA1−A4は元の走査線でありB1−B5は新
しい走査線であり、矢印に付記している値は倍率である
。例えばB1の走査線を作るときは走査線A1を(1/
4)倍、走査線A2をD/4)して加算している。
第29図は、垂直伸張部6012の構成例であり、映像
信号はフィールドメモリ6013に入力される。メモリ
制御部6014は、水平同期信号及び垂直同期信号に同
期したクロックによりフィールドメモリ6013の書込
み読出し動作を制御するもので、第28図に示した斜線
の部分を除いた信号がフィールドメモリ6013に書込
まれるように制御する。フィールドメモリ6013の出
力は、ラインメモリ6015を介して係数器6016に
人力されるとともに、直接係数器6017に人力される
。係数器6016と6017には、係数発生器6019
から、第28図に示したような係数か各出力走査線に対
して与えられる・係数器6016と6017の出力は加
算器6018に人力されて加算され、変換された走査線
Bを得ることができる。第30図は、上記の垂直伸張部
6012の動作タイミングチャートである。フィールド
メモリ6013の読出しは、走査線3本分を読出した後
、走査線1本分出力を停止するという動作であり、この
とき係数発生器6019は、ラインメモリ6015の書
込みを停止し、前ラインのてあをもう一度読み出すとい
うような制御である。この読出しに同期して係数器60
16と6017の各係数が係数発生器6019により切
換えられる。この垂直伸張部6012は、動き適応走査
線変換部6007の後段に設けられたが、この順序は逆
であっても同等問題はない。
上記したように、この実施例によると、現行方式の信号
を受信処理したときに、ワイド画面の広さを有効に活用
できる。また、現行方式の水平走査周波数をワイド画面
の信号と同しになるように走査線数変換しているので中
間方式の信号を表示するときと水平周波数が同じてあり
水平ドライブ回路を共通に利用できる。また、人力映像
信号がフィルム映画を録画しており最初から上下に不要
な黒マスク部か生じているような信号の場合、上記の実
施例であると、画面−杯に映像を表示することができる
(ワイド画面デイスプレィのPOP表示システム1) 上述した第1図のシステムを用いて現行方式(NTSC
方式)の信号(アスペクト比4:3)を受信処理して表
示す・る場合、できるだけ16・9のアスペクト比の画
面に一杯に表示したほうかよい。
ところか、アスペクト比169の画面に4:3のアスペ
クト比の信号の画面を表示すると、元の画面上下の情報
か欠けたり、あるいはワイド画面左右に余白部か生じる
。つまり、4:3のアスペクト比の信号を、ワイド画面
(16:9)の垂直方向の高さに合わせて変換した場合
、ワイド画面の左右には映像情報のない余白部か生しる
。また、ワイド画面の水平方向の長さに合わせて表示し
ようとすると、もとの信号の上下の情報が欠けてしまう
そこで、この実施例では、ワイド画面のデイスプレィの
表示領域を有効に活用できるようにしている。
第31図は映像デコーダのさらに他の実施例である。入
力端子61001には副画面信号か供給され、入力端子
62002には主画面信号か供給される。主画面信号処
理部から説明する。主画面信号処理部は、第17図で説
明したデコーダと同様な構成であり、Y/C分離部62
002、色復調部62003、中間方式デコーダ620
 ]、 0、水平圧縮部62005、順次走査変換部6
2007、セレクタ62008、同期制御部7031な
とから構成されている。同期制御部7031は、NTS
C方式の信号か人力したときは、水平圧縮して順次走査
に変換された信号をセレクタ62008により選択させ
、中間方式の信号が人力されているときは中間方式デコ
ーダ62010の出力、ワイド画面の信号をセレクタ6
2008に選択させる。このセレクタ62008の出力
は合J戊部62020に人力される。
副画面信号処理部は、Y/C分離部61. OO2、色
復調部61003、中間方式デコーダ61010、セレ
クタ6 ]、 008、水平垂直圧縮部61011、同
期制御部7021なとにより構成されている。副画面信
号処理部は、主画面信号処理部に比へて、Y/C分離部
61002、色復調部61003からの出力が、直接セ
レクタ610081:人力されている。またセレクタ6
1008の出力は、水平垂直圧縮部61011により水
平垂直圧縮処理を受けて合成部62020に入力される
図面では、副画面信号処理部は、1つを示しているか、
複数の副画面処理部が並列に設けられ、各処理部で処理
され副画面信号が合成部62020に人力される。合成
部62020の出力は、デイスプレィ補正部6009に
人力される。
今、主画面信号処理部の入力端子62001に中間方式
の信号が人力されているものとする。この場合は、中間
方式デコーダ62020から得られたワイド画面の信号
かセレクタ62008により選択される。このときは、
デイスプレィの画面には本来の中間方式倍電をデコート
した169のアスペクト比の映像か表示されるので、副
画面側の信号は選択されない。この制御は、同期制御部
7031による判定信号により行われる。
次に、主画面信号としてNTSC方式の(シ号か人力し
たとする。すると、Y/C分離部62002と色復調部
62003の出力は、水平圧縮部62005にて水平圧
縮され、次に、順次走査線変換部62007にて走査線
変換を受けてセレクタ62008から取り出される。こ
のときの信号をそのまま表示すれば、16:9のワイド
画面には余白部が生じる。ここで、副画面信号としてN
TSC方式の信号が人力されたとする。すると、このこ
とは、同期制御部7021により判定され、セレクタ6
1008は、Y/C分離部61002と色復調部610
03からの信号を選択導出する。
この導出された信号は、水平垂直圧縮部6101】にお
いて、水平方向及び垂直方向の圧縮処理をうけてワイド
画面の余白部に納まる画面の信号となり合成部6202
0に人力される。主画面と副画面か表示されたワイド画
面は、第32図(a)、または(b)に示すようになる
。第32図(a)は、副画面の信号を水平垂直圧縮する
場合に、9・16のアスペクト比になるように圧縮した
例であり、4つの副画面処理部の信号を表示した例であ
るoまた同図(b)は、副画面の信号を水平垂直す向に
圧縮する場合43のアスペクト比になるように圧縮した
例であり、この場合は3つつの副画面処理部の信冒を表
示できる。副画面のアスペクト比を169、あるい4;
3のいずれに設定するかは、ユーザ制御部からの指示で
水平垂直の圧縮率の切り替えにより実現されている。ま
た、副画面信号処理部に中間方式の信号か人力した場合
にも、中間方式デコーダ6]010にてデコードされた
ワイド画面の信号か、水平垂直圧縮部6101】にて圧
縮され、第32図のような表示を得ることができる。
中間方式の信号、NTSC方式の信号か副画面伝号とし
て処理されるはあい、いずれの方式であっても水平方向
の圧縮比は同じであるか、垂直方向の圧縮比は異なる。
水平方向の圧縮比はI/4であるか、中間方式信号の場
合には垂直方向に1/4圧縮するか、NTSC方式信号
の場合には!/3に圧縮される。たたし、順次走査線変
換によりフィルド当たりの走査線数はイ8となるので、
走査線数の変換比は中間方式信号の場合1/2、NTS
C方式信号の場合2/3である。
第33図は水平垂直圧縮部61011の具体例である。
セレクタ61008からの信r5は、水平圧縮回路61
012に人力される。この水平圧縮回路61012は、
第18図、第19図で説明したものと同しである。人力
信号を低域通過フィルタで帯域制限したのちサンプル間
引き回路で水平方向のサンプル点を間引きしている。中
間方式の信号を第32図(a)のように表示する場合、
水平方向のサンプル点を1/4として174倍に圧縮し
ている。
よってサンプル周波数は1/4 となり原理すの1/4
の周波数帯域以上の成分は折り返し成分となる。
この折り返し成分による歪みを抑えるために、予め間引
きの前に低域通過フィルタにより帯域制限を施しでいる
。サンプル間引き回路は、サンプル点を4つに1つ取り
込むことでサンプル数を174にしている。
水平圧縮処理を受けた信号は、垂直圧縮回路61013
に人力される。第34図は、垂直圧縮回路61 C11
3の具体的構成例である。水平圧縮処理を受けた信号は
、入力端子61031を介して、ラインメモリ6103
2、係数器61034、セl/クタ61036に入力さ
れる。ラインメモリ61032の出力は、係数器610
33て1/2イ8されて加算器61035に人力され、
172倍の係数器61034の出力と加算される。加算
器61035の出力はセレクタ61036に人力される
セレクタ61036は、水平及び垂直同期信号に同期し
たラインカウンタ61.037からの切換え信号により
入力端子61031と加算器61035の出力を交互に
選択導出している。
第35図(a)は、NTSC方式の信号が副画面化−と
して処理されるときの垂直圧縮原理を示している。垂直
圧縮は、水平走査線数を垂直方向の圧縮比に合わせて減
らすもので、原理は水平圧縮と同じであるか垂直のフィ
ルタリングにはライメモリを必要きする。よって回路規
模か大きくなるので簡易な方法か良い。副画面化)シ処
理の場合は、画面サイスか小さいので簡易な方法であっ
ても問題はない。NTSC方式の化弓が処理されるとき
は、3本から2本への変換か行われる。第35図(a)
の例では走査線a、bのそれぞれ1/2係数を乗して走
査線a′を生成し、走査線Cはそのまま出力し走査線b
′となす変換を繰り返して行っている。中間方式伝号を
垂直圧縮する場合には、第35図(b)に示すように、
各走査線にl/2係数を乗し、走査線a、bから走査線
a゛を生成し、走査線c、dから走査線b′を生成する
ようにしている。第34図のラインカウンタ61037
は、同期制御部からの諜別信号によりカウント動作を切
換える。このカウント値におりセレクタ61036の選
択か切替わる。
第33図に戻って説明する。垂直圧縮回路6]0]3の
出力は、セレクタ61014に入力される。セレクタ6
1014は、タイミング制御部61018の制御に基き
人力信号をフィールドメモリ61015と61016に
供給する。フィールドメモリ61015と61.016
及びその出力を選択するセレクタ61017もタイミン
グ制御部61、018からのタイミング信号により制御
されている。書込み処理は副画面信号に同期して行われ
、読出し処理は主画面と合成して表示するために主画面
信号に同期して行われる。
第36図は上記フィールドメモリ61015と6101
6の書込み読出しタイミングを示しており、Wが書込み
タイミングチャート、Rが読出しタイミングチャートで
ある。セレクタ61014は、書込み状態にあるメモリ
に対して人力信号を導入し、セレクタ61017は読出
し状態にあるメモリの出力を導出する。
中間方式とNTSC方式のいずれの信号をも副画面とし
て第32図に示したように表示するときは、水平垂直圧
縮部61011の圧縮動作は、いずれの方式の場合も同
し動作である。第34図の垂直圧縮回路61013は常
に第35図(a)に示した変換動作を行ことになる。こ
のときは、中間方式とNTSC方式の識別信号によりラ
インカウンタ61037のカウント動作を切換える必要
がないので、ラインカウンタの構成は簡単になる。
第37図は、やはり第32図(b)に示すように副画面
の表示を4:3て表示させる場合の水平垂直圧縮部の他
の実施例である。第33図の回路と共通する部分には第
33図と同一符号を付している。第33図の回路と異な
る部分は、水平圧縮回路61012の前段にエリア切出
し回路61041が設けられていることと、このエリア
切出し回路61041を制御する表示エリア発生回路6
1042が設けられている点である。表示エリア発生回
路61042には、副画面に同期している   ゛同期
信号が人力されており、16;9のアスペクト比の画面
の信号か人力した場合、4・3のアスペクト比の画面の
信号となるように、エリア切出し回路61041の導通
期間を制御している。4・3の画面の信号(NTSC方
式)か人力した場合はエリア切出し回路61041はそ
のまま取込めばよい。この実施例では、水平61012
.垂直圧縮回路61013はいずれの方式の信号か人力
されても常に同し圧縮処理を行えばよく、垂直圧縮回路
61013の構成は、簡単になる。また、中間方式の信
号が副画面に変換処理された場合、横方向に圧縮された
縦長の画像とならないので視覚上都合がよい。
上記したように、この映像デコーダによると、中間方式
の受像システムに現行方式の信号による画像を表示させ
る場合、表示画面の余白部に中間方式あるいは現行方式
の信号を副画面として映出する二とができ、ワイド画面
を有効に活用できる。
また、第32図(b)に示すような副画面の表示形態に
すると第34図、第37図で説明したように垂直圧縮回
路の構成を簡単に実現できる。またとくに、第37図の
回路構成であると、垂直圧縮回路の構成は各方式で共通
化でき表示画面か縦長とならないという利点かある。
(ワイド画面デイスプレィのPOP表示システム2) 上述したように現行り式の43のアスペクト比の信号を
水平方向に圧縮して、ワイド画面対応のデイスプレィに
表示し、余った余白部に副画面を表示させる場合、上記
した実施例では、主画面信号処理部と副画面信号処理部
のそれぞれに中間方式デコーダを設けている。中間方式
デコーダを複数用色すると、高価な回路となってしまう
ここで副画面の映像に着目すると、副画面は第32図(
b)に示した表示であるとワイド画面対応デイスプレィ
の表示面に対して1/12の大きさである。従って中間
方式信号を副画面として表示する場合であっても、左右
あるいは上下の情報が欠落しても実用上はさほど問題と
ならい。
そこで次の実施例では、ワイド画面を有効に活用する場
合、中間方式デコーダの使用数を最小限で実現できるよ
うにしたものである。
第38図は、中間方式デコーダの使用数を最小とし、主
画面信号処理と副画面信号処理部を備えた映像デコーダ
である。この実施例は、主画面信号処理部は第31図に
示した実施例と同じであるから、第31図と同一符号を
各部に付している。
この実施例では、副画面信号処理部が先の実施例と異な
るので、この部分を説明する。入力端子63001には
副画面信号(NTSC方式信号あるいは中間方式信号)
が人力される。この副画面信号は、Y/C分離部630
02と同期制御部63012に入力される。Y/C分離
部63002て分離された色信号は、色復調部6300
3に人力され、輝度信号は水平垂直圧縮部63011に
入力される。この水平垂直圧縮部63011には、復調
された色信号も入力されている。水平垂直圧縮部630
11で圧縮された(4:3のアスペクト比)信号は、合
成部62020に入力される。
この回路の各ブロックの具体例は、前述した通りである
。主画面信号処理部の水平圧縮部62005は、第18
図で説明され、動き適応走査線変換部62007は第2
0図において説明されている。
この実施例では、副画面信号処理部の水平垂直圧縮部6
3011の構成としては、第37図で説明した回路が採
用されている。なお図面では1つの副画面信号処理部を
示しているが実際には並列に複数の副画面信号処理部が
設けられる。第37図に示した水平垂直圧縮部6301
1は、表示エリア発生部61042とエリア切出し回路
61041を設けており、予め水平垂直圧縮領域を取出
している点である。
この回路を用いて、第32図(b)に示す表示形態をと
るものとすると、水平垂直圧縮部63011における水
平方向の圧縮比はl/4とすればよい。また垂直方向の
圧縮比は、走査線数を3本から2本に変換する圧縮であ
り第35図(a)に示したような圧縮が行われる。
この実施例によると、ワイド画面に現行方式による画面
の信号を表示したときに生しる余白部に副画面を表示す
るのであるが、余白部には現行方式の信号画面あるいは
中間方式の信号画面を副画面として表示させることがで
きる。この場合、副画面処理部は、中間方式デコーダを
備えなくてもよく、システムの経費節減を得ることがで
きる。
(ワイド画面に生しる余白部への文字図形情報表示) 上述したように現行方式の4.3のアスペクト比の信号
を水平方向に圧縮して、ワイド画面対応のデイスプレィ
に表示した場合、ワイド画面には余白部が生じる。上記
の実施例ではこの余白部に副画面を表示する例を示した
。しかし、余白部の利用方法には、各種の利用形態が可
能である。
そこで次の実施例では、余白部に文字図形などの情報を
表示できるようにしたものである。
第39図はさらに他の実施例を示している。図において
第31図の回路と同一部分に同一符号を付して説明する
。主画面処理部は、変わりはないために第31図の主画
面処理部を1つのブロックで示している。従って、第3
1図の回路の構成にさらに追加されている部分を説明す
る。
主画面信号の入力端子62001は、文字多重デコーダ
64001に接続されている。文字多重デコーダ640
01は、主画面信号に多重されている文字多重倍5をデ
コートしてデコートしたRlG、B信号をセレクタ64
002に人力する。このセレクタ64002にはさらに
、パーソナルコンピュータなとから外部接続端子を介し
て文字図形なとのR,G、B信シシを人力することもで
きる。
セレクタ64002は、ユーザ制御部からの指令信号に
より人力を選択し、マトリックス回路6400Bに人力
する。マトリックス回路64003は、人力したR、G
、B信号をマトリックス演算して、輝度信号Y、色信号
1.Qを作成してマトリックス回路61008に人力す
る。このマトリックス回路61008には、中間方式デ
コーダ61010の出力、Y/C分離部61002、色
復2部61003の出力も入力されている。セレクタ6
0118は、同期制御部7021により副画面信号が中
間方式の信号の場合と現行NTSC方式の信号の場合と
て中間方式デコーダの出力とY/C分離部61002、
色復調部61003の出力との切換えを行うが、ユーザ
制御部からの指令によりマトリックス回路64003の
出力選択状態に切替わることができる。セレクタ610
08の出力は、第33図あるいは第37図に示したよう
な水平垂直圧縮部61011に入力されて、4:3の副
画面の信号に変換され、合成部62020に入力される
。この合成部62020には、さらに文字図形発生部6
4004からの信号も入力されている。この文字図形発
生部64004は、例えばチャンネル選択動作に応答し
、チャンネルる号表示データを発生する。チャンネル各
号としては、主画面の選択状況、副画面の選択状況なと
があり、副画面ではさらに第1副画面、第2副画面なと
のチャンネル番号表示かある。また、ユーザ制御部から
の情報を受けて、図形情報としえはコントラスト、明る
さ、色の濃さ、色あい、ヤーブネス、音量、温室、バラ
ンスなとの映像回路あるいは音声回路設定を示す情報か
あり、また映像端子番号などを表示してもよい。
上記の実施例によると、ワイド画面に生じた余白部に、
文字、図形情報などを映出し、有効に利用することがで
きる。また文字、図形情報の表示によりシステムの操作
や取扱いを便利にすることかできる。これは、ユーザが
操作に困ったような場合に、文字図形発生部を利用して
、操作の手順なとを表示できるようにするからである。
さらにまた、操作のヒストリーチエツクを行う場合にも
、システムの制御マイコンにより過去の操作内容を文字
コードデータとして格納しておき、チックを行う場合に
読み出すようにすることで用意にチエツクが可能である
。副画面の表示形態としては第32図に示したような形
態かある。
(ワイド画面の余白部への音量表示システム)上述した
ように現行方式の4;3のアスペクト比の信号を水平方
向に圧縮して垂直方向にアスペクト比を合わせ、ワイド
画面対応のデイスプレィに表示した場合、ワイド画面に
は水平方向に余白部が生じる。上記の実施例ではこの余
白部に副画面を表示する例を示した。しかし、余白部の
利用方法には、各種の利用形!ごか可能である。
この実施例は、余白部を利用して音量を表示しようとす
るものである。
第40図は、音量表示を実現すための映像デコータの実
施例である。主画面処理部は、変わりはないために第3
1図の主画面処理部を1つのブロックで示している。セ
レクタ200は、外部からの音声信号入力若しくは、R
F人力処理部100からの受信音声信号人力をユーザ選
択に応して選択導出して、音声増幅器3000に人力し
ている(第1図参照)。音声増幅器3000の出力は、
スピーカ4000に供給される。ところでセレクタ20
00の出力は、さらに音量表示発生部64010にも人
力されるようになっている。ここで、音量表示発生部6
4010は、人力音声信号の音量に対応した映像信号(
Y、I、Q信号)を発生して合成部62020に供給す
ることができる。
音量表示発生部64010は、主画面処理部の同期制御
部からのタイミング信号を受けている。これは、主画面
処理部はNTSC方式の信号(アスペクト比4:3)を
処理して、例えば水平方向圧縮処理を竹い、ワイド画面
に余白部が生しるような処理を行っているような場合に
、余白部に音量表示を行うためのタイミングを得るため
である。
第41図は、音量表示発生部64010の具体的構成例
である。入力端子64011にはセレクタ2000から
の音声信号か人力される。この音声信号は、一定の周期
でサンプルホールド回路64012によりサンプルされ
、次の周期までホールドされる。このホールドレベルに
応じて、次段の垂直アドレス発生64013は、垂直ア
ドレス値が変わる。垂直アドレス発生部64013の出
力した垂直アドレスは、キャラクタ発生部64016に
入力される。キャラクタ発生部64016は、垂直アド
レスに応じて予めキャラクタ−の色飽和度、色あいを変
化できるデータを格納しており、例えばROMに予めそ
のデータが格納されている。一方、入力端子64014
には、主画面処理部から主画面の水平表示位置を示す水
平タイミング信号が供給されている。従って、この水平
りイミング信号に基づいて、−水平アドレス発生部64
015は、余白部の水平表示位置を示すアドレスを出力
する。この水平アドレスは、キャラクタ−発生部640
16の水平アドレス人力部に供給され、キャラクタ−の
出力タイミングか決定される。キャラクタ−発生部64
016から出力される輝度信号及び色信号は、それぞれ
D/A変換器6401、7.64018にてアナログ信
号に変換されて先の合成部62020に人力される。音
量の表示形態としては、例えば第42図(a)、(b)
、(c)に示すように、右余白部、左余白部、左右のい
ずれかの余白部に表示することが可能である。
上記の実施例によると、比較的簡単な手段によりワイド
画面に生じる余白部に音量表示を得ることができワイド
画面を有効に活用できる。また音量を表示することによ
り表示装置としての演出効果を高めることができる。
(現行NTSC方式受信時における垂直伸張自動設定処
理) 現行方式の4・3のアスペクト比の信号を水平方向に圧
縮して垂直方向にアスペクト比を合わせ、ワイド画面対
応のデイスプレィに表示した場合、ワイド画面には水平
方向に余白部が生じる。
また、現行方式の4・3のアスペクト比の信号を垂直方
向に伸張して水平方向にアスペクト比を合わせ、ワイド
画面対応のデイスプレィに表示した場合、ワイド画面に
表示される映像は垂直方向の上下の情報か欠落すること
になる。いずれの場合にも一長一短がある。垂直方向の
大きさを基準に変換した場合、左右に余白部か生し、ワ
イド画面か有効に活用されない。また水平方向の大きさ
を基準に変換した場合、送られてくる情報の上下部分か
切り捨てられることになる。後者の場合、放送内容によ
っては切り捨てられる部分か重要な情報を含むような場
合視聴者にとっては不都合である。1;1者の場合、シ
ネマスコープのような横長の映像が現行テレビ/ヨシ方
式に準して伝送されてきた場合、表示画面はさらに小さ
くなってしまう。
そこでこの実施例では、現行の標準信号をデイスプレィ
の画面に表示する場合、水下方向を基準して垂直方向に
伸張する手段と、垂直方向に伸張した信号の表示位置を
制御する手段と、受信信号の性質を検出する手段と、放
送内容に応して垂直伸張する比率や表示領域、あるいは
変換処理を適切なものに切換える手段とを設けて、ワイ
ド画面の有効活用に伴う、不具合点を解決するものであ
る。
第43図は、第27図に示した実施例に対して、さらに
信号検出部64020が追加されている。
Y/C分離部6002、中間方式デコーダ6010、色
復調部6003、動き適応走査線変換部6007、垂直
伸張部6012、セレクタ6008、同期制御部700
0の基本的構成及び動作は、第27図で説明した通りで
あり、本質的には第26図で示したような表示形態とな
る。しかし、この実施例では、Y/C分離部6002で
分離された輝度信号が、信号検出部64020に導かれ
、ここでテレビジョン信号の内容判定が行われる。また
この信号検出部64020には、同期制御部700から
、人力信号か中間方式のものであるのか現行方式のもの
であるのかを小す1′1[別信5じか人力されている。
ここで、現行のNTSC方式の信−3か人力されている
ときは、信号検出部64020は、化可内容を検出する
。化弓内容としては、映像信号の上下か黒レベルてマス
クされているシネマスコープのような映像、テレロノブ
か含まれている映像等である。テロップか含まれている
ときは、垂直伸張率を下げて、テロップか画面に現れる
ようにし、シネマスコープのような映像の場合、垂直伸
張率を上げる画面を6効に活用するものである。
第44図は、信号検出部64020の具体的構成例であ
る。輝度信号は、テロップ検出器64022と上下マス
ク検出器64023に入力される。
テロップ検出器64022は、映像信号にテロップが含
まれているか否かを検出し、テロップが含まれている場
合は、出力端子64024を介してインジケータにその
表示倍電を与える。また論理輪回路64025にもテロ
ップ検出値す(例えばハイレベル)を与える。論理和回
路64025の出力かハイレベルとなると、垂直伸張部
6012は垂直伸張率を下げるように設定されている。
上下マスク検出器6402Bは、映像倍電の画面上下部
か黒レベルてマスクされているかとうかを判定している
。マスク部か検出された場合は、ローレベルのマスク検
出信号を出力し、ゲート回路64026を介して論理和
回路64025に供給する。ケート回路64026は、
同期制御部7000から端子64027に与えられるゲ
ート信号が現行方式処理モートを示す判別信号であると
きのみマスク検出信号を導通させる回路である。これは
中間方式信号(デコード11カ)が上下マスク検出器6
4023に入力したときに誤ってマスク検出信号が論理
回路64025に導かれるのを防止するためである。マ
スク検出信号とテロップ検出信号を論理和回路6402
5に与えているのは、テロップ検出結果をマスク検出結
果に優先させるためてあり、それぞれの検出器η゛の正
負論理により適宜論理出力が切替わる。両者か同時に検
出された場合は、テロップ検出が優先し垂直伸張率が下
がる。
第45図は、テロップ検出器64022の具体的構成例
である。輝度伝号は、入力端子64030を介して水平
高域通過フィルタ(H−HPF)64031と垂直高域
通過フィルタ(V 、−HP F )64032に入力
される。水平高域通過フィルタ64031と士直高域通
過フィルタ640B2の出力は、それぞれスライス回路
64033と64034に人力される。スライス回路6
4033と64034は、それぞれ輝度レベルか予め設
定したレベルを越える場合、旧教回路64035に被計
数信号を与える。文字信じ等は、輝度レベルの高い低い
て現され、しかし高域成分であるから、この成分をスラ
イスする二とにより文字信ぢの有無を検出EJ能である
。計数回路64035は、所定の画像領域において岐5
1数N+ ”;Jを計数し、計数値か所定値を越えると
テロップ検出(u ”Jを出力する。計数回路6403
5の計数する領域は、計数領域発生器64036により
措定される。計数領域発生器64036は、人力映像値
すの水平同期信号H及び垂直同期化号VI:基ついて計
数領域を指定している。
計数領域としては、例えは第46図(a)に示すように
画面を複数のプロ・ツクに分割して各ブロック単位で文
字信号かあるか否かを判定するか、若しくは、テロップ
は上部あるいは下部の領域を複数に分割して各ブロフク
の文字信号を検出するようにしている。上下部で検出す
る場合は、画面中央部では計数回路64035の動作は
停止される。
上記のようにテロップが検出された場合は、垂直伸張率
を下げて、テロップかマスクされないようにし、またン
ネマスコーブのような映像の場合は、垂直伸張率を上げ
てワイド画面の有効利用を計ることかできる。動き適応
走査線変換部6007は、第20図で示した通りてあり
、垂直伸張部6012は、第27図、第29図に示した
通りである。伸張率を切換え可能とする場合には、第2
9図に示すような垂直伸張部を予め幾つか用意しておき
論理和回路64025の出力に応じて切換えるように構
成される。そして、メモリ制御部604の制御タイミン
グ、係数発生器6019の係数切り替えタイミングを変
えることにより用意に垂直伸張率を変更することができ
る。この例として第47図に人力走査線の4本を5本に
変換するタイミングチャートを示す。AI、A2、・・
・はそれぞれ走査線を示し、フィールドメモリから4本
の走査線が出力されると1水平開間の出力停止期間があ
り、このような読出しが繰り返し行われる。
そしてラインメモリの出力は、5ラインに一回は4各口
に人力した走査線が20読み出される。係数器の係数は
、第47図に示すように各読み出し走査線に灯して1.
115.415.215.315などの係数が与えられ
、垂直伸張を実現している。この4本から5本の変換に
より垂C方向の5/4倍伸張が得られる。同様に5本か
ら6本に伸張する場合も、メモリ制御と係数の発生タイ
ミングを変えることにより垂直伸張率を設定できる。
テロップ検出結果に応じて、映像表示の表示位置を制御
してもよい。
例えば、画面の下部にテロップがある場合は、第48図
(a)に示すように、垂直伸張された画面の上部を切り
捨てて表示し、画面の上部にテロップがある場合は、第
48図(b)に示すように画面の下部を切り捨てて表示
してもよい。垂直表示位置を変更するには、第29図に
示したフィールドメモリ6013への書き込みタイミン
グを制御すればよく、この場合は、テロ・ノブ検出に応
じてメモリ制御部6014の出力アドレスの初期値が切
り替え制御される。テロ・ノブが画面の上部にあるか下
部にあるかは、先の第46図に示したブロックのいずれ
のブロックでテロップが検出されたかを監視しておれば
よい。
なおこの実施例において、第43図に示した動き走査線
変換部6007と垂直伸張部6012の配置は逆であっ
ても構わない。垂直伸張制御をおこなった後で補間走査
線を作成して走査線数を変換しても同等問題はない。
上記したようにこの実施例によれば、受信した信号に応
じて表示アスペクト比を切換えることができ、中間方式
の信号、現行方式の信号に対して本来のアスペクト比で
表示できる他、放送内容によって変換方法あるいは表示
する領域を変えることができ、横長のワイド画面を有効
に使うことができる。そして画面の一部が欠けることの
不都合を変換方法を切換えることにより救済できるもの
である。
(ワイド画面デイスプレィのPOP表示システム2) 上述したように現行方式の4・3のアスペクト比の信号
を水平方向に圧縮して、ワイド画面対応のデイスプレィ
に表示し、余った余白部に副画面を表示させる場合、上
記した実施例では、主画面信号処理部と副画面信号処理
部のそれぞれに中間方式デコーダを設けている。中間方
式デコーダを複数用意すると、高価な回路となってしま
う。
ここで副画面の映像に着目すると、副画面は第32図(
b)に示した表示であるとワイド画面対応デイスプレィ
の表示面に対して1/12の大きさである。従って中間
方式信ぢを副画面として表示する場合であっても、左右
あるいは上下の情報か欠落しても実用上はさほど問題と
ならい。
そこで次の実施例では、ワイド画面を有効に活用する場
合、中間方式デコーダの使用数を最小限で実現できるよ
うにしたものである。
第38図は、中間方式デコーダの使用数を最小とし、主
画面19号処理と副画面43号処理部を備えた映像デコ
ーダである。この実施例は、1画面信号処理部は第31
図に示した実施例と同しであるから、第31図と同一符
号を各部に付している。
この実施例では、副画面信号処理部が先の実施例と異な
るので、この部分を説明する。入力端子63001には
副画面信号(NTSC方式信号あるいは中間方式信号)
が人力される。この副画面信号は、Y/C分離部630
02と同期制御部63012に入力される。Y/C分離
部63002で分離された色信号は、色復調部6300
3に入力され、輝度信号は水平垂直圧縮部63011に
人力される。この水平垂直圧縮部63011には、復調
された色信号も人力されている。水平垂直圧縮部630
11て圧縮された(4゛3のアスペクト比)信号は、合
成部62020に入力される。
この回路の各ブロックの具体例は、前述した通りである
。主画面信号処理部の水甲圧縮部62005は、第18
図で説明され、動き適応走査線変換部62007は第2
0図において説明されている0この実施例では、劇画[
fII化ぢ処理部の水平垂直圧縮部6 ’3011の構
成としては、第37図で説明した回路が採用されている
。なお図面では1つの副画面信号処理部を示しているか
実際には並列に複数の副画面信号処理部か設けられる。
第37図に示した水平垂直圧縮部63011は、表示エ
リア発生部61042とエリア切出し回路61041を
設けており、予め水平垂直圧縮領域を取出している点で
ある。
この回路を用いて、第32図(b)に示す表示形態をと
るものとすると、水平垂直圧縮部63011における水
平方向の圧縮比はl/4とすればよい。また垂直方向の
圧縮比は、走査線数を3本から2本に変換する圧縮であ
り第35図(a)に示したような圧縮が行われる。
この実施例によると、ワイド画面に現行方式による画面
の信号を表示したときに生じる余白部に副画面を表示す
るのであるが、余白部には現行方式の信号画面あるいは
中間方式の信号画面を副画面として表示させることがで
きる。この場合、副画面処理部は、中間方式デコーダを
備えなくてもよく、システムの経費節減を得ることがで
きる。
(ワイド画面に生じる余白部への文字図形情報表示) 上述したように現行方式の4=3のアスペクト比の信号
を水平方向に圧縮して、ワイド画面対応のデイスプレィ
に表示した場合、ワイド画面には余白部が生じる。上記
の実施例ではこの余白部に副画面を表示する例を示した
。しかし、余白部の利用方法には、各種の利用形態が可
能である。
そこで次の実施例では、余白部に文字図形などの情報を
表示できるようにしたものである。
第39図はさらに他の実施例を示している。図において
第31図の回路と同一部分に同一符号を付して説明する
。主画面処理部は、変わりはないために第31図の主画
面処理部を1つのブロックで示している。従って、第3
1図の回路の構成にさらに追加されている部分を説明す
る。
主画面信号の入力端子62001は、文字多重デコーダ
64001に接続されている。文字多重デコーダ640
01は、主両面信号に多重されている文字多重信号をデ
コードしてデコードしたR2O,B信号をセレクタ64
002に入力する。このセレクタ64002にはさらに
、パーソナルコンピュータなどから外部接続端子を介し
て文字図形ナト0) R、G 、  B信号を人力する
こともできる。
セレクタ64002は、ユーザ制御部からの指令信号に
より人力を選択し、マトリックス回路64003に入力
する。マトリックス回路64003は、人力したR、G
、B信号をマトリックス演算して、輝度信号Y、色信号
1.Qを作成してマトリックス回路61008に入力す
る。このマトリックス回路61008には、中間方式デ
コーダ61010の出力、Y/C分離部61002、色
復調部61003の出力も入力されている。セレクタ6
0118は、同期制御部7021により副画面信号が中
間方式の信号の場合と現行NTSC方式の信号の場合と
て中間方式デコーダの出力とY/C分離部61002、
色復調部61003の出力との切換えを行うが、ユーザ
制御部からの指令によりマトリックス回路64003の
出力選択状態に切替わることができる。セレクタ610
08の出力は、第33図あるいは第37図に示したよう
な水平垂直圧縮部61011に人力されて、4:3の副
画面の信号に変換され、合成部62020に入力される
。この合成部62020には、さらに文字図形発生部6
4004からの信号も入力されている。この文字図形発
生部64004は、例えばチャンネル選択動作に応答し
、チャンネル番号表示データを発生する。チャンネル番
号としては、主画面の選択状況、副画面の選択状況など
があり、副画面ではさらに第1副画面、第2副画面など
のチャンネル番号表示がある。また、ユーザ制御部から
の情報を受けて、図形情報としえはコントラスト、明る
さ、色の濃さ、色あい、ヤーブネス、音量、温室、バラ
ンスなとの映像回路あるいは音声回路設定を示す情報が
あり、また映像端子番号なとを表示してもよい。
上記の実施例によると、ワイド画面に生じた余白部に、
文字、図形情報などを映出し、有効に利用することがで
きる。また文字、図形情報の表示によりシステムの操作
や取扱いを便利にすることかできる。これは、ユーザが
操作に困ったような場合に、文字図形発生部を利用して
、操作の手順などを表示できるようにするからである。
さらにまた、操作のヒストリーチエツクを行う場合にも
、システムの制御マイコンにより過去の操作内容を文字
コードデータとして格納しておき、チックを行う場合に
読み出すようにすることで用意にチエツクが可能である
。副画面の表示形態としては第32図に示したような形
悪かある。
(ワイド画面の余白部への音量表示システム)上述した
ように現行方式の4=3のアスベクト比の信号を水平方
向に圧縮して垂直方向にアスペクト比を合わせ、ワイド
画面対応のデイスプレィに表示した場合、ワイド画面に
は水平方向に余白部が生じる。上記の実施例ではこの余
白部に副画面を表示する例を示した。しかし、余白部の
利用方法には、各種の利用形態か可能である。
この実施例は、余白部を利用して音量を表示しようとす
るものである。
第40図は、音量表示を実現すための映像デコーダの実
施例である。主画面処理部は、変わりはないために第3
1図の主画面処理部を1つのブロックで示している。セ
レクタ200は、外部からの音声信号入力若しくは、R
F人力処理部100からの受信音声信号人力をユーザ選
択に応して選択導出して、音声増幅器3000に入力し
ている(第1図参照)。音声増幅器3000の出力は、
スピーカ4000に供給される。ところでセレクタ20
00の出力は、さらに音量表示発生部64010にも人
力されるようになっている。ここで、音量表示発生部6
4010は、入力音声信号の音量に対応した映像信号(
Y、I、Q信号)を発生して合成部62020に供給す
ることができる。
音量表示発生部64010は、主画面処理部の同期制御
部からのタイミング信号を受けている。これは、主画面
処理部はNTSC方式の信号(アスペクト比4・3)を
処理して、例えば水平方向圧縮処理を行い、ワイド画面
に余白部か生しるような処理を行っているような場合に
、余白部に8鰍表示を行うためのタイミングを得るため
である。
第41図は、vIM表示表示部生部64010体的構成
例である。入力端子64011にはセレクタ2000か
らの音声信号か人力される。この音声信号は、一定の周
+111でサンプルホールド回路64012によりサン
プルされ、次の周期までホールドされる。このホールド
レベルに応じて、次段の垂直アドレス発生6401Bは
、垂直アドレス値が変わる。垂直アドレス発生部640
1Bの出力した垂直アドレスは、キャラクタ発生部64
016に入力される。キャラクタ発生部64016は、
垂直アドレスに応して予めキャラクタ−の色飽和度、色
あいを変化できるデータを格納しており、例えばROM
に予めそのデータか格納されている。一方、入力端子6
4014には、主画面処理部から主画面の水平表示位置
を示す水平タイミング信号か供給されている。従って、
この水平タイミング信号に基ついて、水平アドレス発生
部64015は、余白部の水平表示位置を示すアドレス
を出力する。この水平アドレスは、キャラクタ−発生部
64016の水平アドレス入力部に供給され、キャラク
タ−の出力タイミングか決定される。キャラクタ−発生
部64016から出力される輝度信号及び色信号は、そ
れぞれD/A変換器64017.64018にてアナロ
グ信号に変換されて先の合成部62020に人力される
。音量の表示形態としては、例えば第42図(a)、(
b)、(c)に示すように、右余白部、左余白部、左右
のいずれかの余白部に表示することが可能である。
上記の実施例によると、比較的簡単な手段によりワイド
画面に生しる余白部に音量表示を得ることかてきワイド
画面を6゛効に活用できる。また音量を表示することに
より表示装置としての演出効果を高めることかできる。
(現行NTSC力式受信時における垂直伸張自動設定処
理) 現行方式の43のアスペクト比の信号を水平方向に圧縮
して垂直方向にアスペクト比を合わせ、ワイド画面対応
のデイスプレィに表示した場合、ワイド画面には水平方
向に余白部か生しる。
また、現行方式の4.3のアスペクト比の信号を垂直方
向に伸張して水東方向にアスペクト比を合わせ、ワイド
画面χ・j応のデイスプレィに表示した場合、ワイド画
面に表示される映像は垂直方向の上下の情報が欠落する
ことになる。いずれの場合にも一長一短がある。垂直方
向の大きさを基準に変換した場合、ノミ右に余白部か生
じ、ワイド画面か有効に活用されない。また水平方向の
大きさを基準に変換した場合、送られてくる情報の上下
部分か切り捨てられることになる。後者の場合、放送内
容によっては切り捨てられる部分が重要な悄報を含むよ
うな場合視聴者にとっては不都合である。前者の場合、
シネマスコープのような横長の映像が現行テレビジョン
方式に準して伝送されてきた場合、表示画面はさらに小
さくなってしまう。
そこでこの実施例では、現行の標準信号をデイスプレィ
の画面に表示する場合、水平方向を基準して垂直方向に
伸張する手段と、垂直方向に伸張した信号の表示位置を
制御する手段と、受信信号の性質を検出する手段と、放
送内容に応じて垂直伸張する比率や表示領域、あるいは
変換処理を適切なものに切換える手段とを設けて、ワイ
ド画面の有効活用に伴う、不具合点を解決するものであ
る。
第43図は、第27図に示した実施例に対して、さらに
信号検出部64020か追加されている。
Y/C分離部6002、中間方式デコーダ6010、色
復調部6003、動き適応走査線変換部6007、垂直
伸張部6012、セレクタ6008、同期制御部700
0の基本的構成及び動作は、第27図で説明した通りで
あり、本質的には第26図で示したような表示゛形態と
なる。しかし、この実施例ては、Y/C分離部6002
で分離された輝度信号か、信号検出部640’20に導
かれ、ここでテレビジョン信号の内容判定が行われる。
またこの信号検出部64020には、同期制御部700
から、人力信号か中間方式のものであるのか現行方式の
ものであるのかを示す判別信号が入力されている。ここ
で、現行のNTSC方式の信号か人力されているときは
、信号検出部6’4020は、化5J内容を検出する。
化5J内容としては、映像信5Jの上下か黒レベルでマ
スクされているシネマスコープのような映像、テレロッ
プか含まれている映像等である。テロップか含まれてい
るときは、垂直伸張率を下げて、テロップか画面に現れ
るようにし、シネマスコープのような映像の場合、垂直
伸張率を上げる両面を6効に活用するものである。
第44図は、信号検出部64020の具体的構成例であ
る。輝度′信号は、テロ・ノブ検出器640   ・2
2と上下マスク検出器6402−3に入力される。
テロップ検出器64022は、映像信号にテロップか含
まれているか否かを検出し、テロップか含まれている場
合は、出力端子64024を介してインジケータにその
表示イ5号を5える。また論理輪回路64025にもテ
ロップ検出信号(例えばハイレベル)を与える。論理和
回路64025の出力かハイレベルとなると、垂直伸張
部6012は垂直伸張率を下げるように設定されている
。上下マスク検出器64023は、映像信号の画面上下
部が黒レベルでマスクされているかとうかを判定してい
る。マスク部が検出された場合は、ローレベルのマスク
検出信号を出力し1ゲ一ト回路64026を介して論理
和回路64025に供給する。ゲート回路64026は
、同期制御部7000から端子64027に与えられる
ゲート信号が現行方式処理モードを示す判別信号である
ときのみマスク検出信号を導通させる回路である。これ
は中間方式信号(デコード+iij )が上下マスク検
出器64023に人力したときに誤ってマスク検出信号
が論理回路64025に導かれるのを防止するためであ
る。マスク検出信号とテロップ検出化号を論理和回路6
4[125に与えているのは、テロ・ノブ検出結果をマ
スク検出結果に優先させるためてあり、それぞれの検出
信号の正負論理により適宜論理出力が切替わる。両名が
同時に検出された場合は、テロップ検出か優先し垂直伸
張率が下がる。
第45図は、テロップ検出2: 64022の具体的構
成例である。輝度信号は、入力端子64030を介して
水平高域通過フィルタ(H−HPF)64031と垂直
高域通過フィルタ(V−HPF)64032に人力され
る。水・1と高域通過フィルタ64031と垂直高域通
過フィルタ64032の出力は、それぞれスライス回路
64033と64034に人力される。スライス回路6
4033と64034は、それぞれ輝度レベルが予め設
定したレベルを越える場合〈計数回路64035に肢計
数信号を与える。文字信号等は、輝度レベルの高い低い
て現され、しかも高域成分であるから、この成分をスラ
イスすることにより文字信号の有無を検出可能である。
計数回路64035は、所定の画像領域において被計数
信号を計数し、計数値が所定値を越えるとテロップ検出
信号を出力する。計数回路64035の計数する領域は
、計数領域発生器64036により指定される。計数領
域発生器64036は、入力映像信号の水平同期信号H
及び垂直同期信号Vに基づいて計数領域を指定している
計数領域としては、例えば第46図(a)に示すように
画面を複数のブロックに分割して各ブロック単位で文字
信号があるか否かを判定するか、若しくは、テロップは
上部あるいは下部の領域を複数に分割して各ブロックの
文字信号を検出するようにしている。上下部で検出する
場合は、画面中央部では計数回路64035の動作は停
止される。
上記のようにテロップが検出された場合は、垂直伸張率
を下げて、テロ・ノブがマスクされないようにし、また
シネマスコープのような映像の場合は、垂直伸張率を上
げてワイド画面の6効利用を計ることができる。動き適
応走査線変換部6007は、第20図で示した通りであ
り、垂直伸張部6012は、第27図、第29図に示し
た通りである。伸張率を切換え可能とする場合には、第
29図に示すような垂直伸張部を予め幾つか用意してお
き論理和回路64025の出力に応じて切換えるように
構成される。そして、メモリ制御部6040制御タイミ
ング、係数発生器6019の係数切り替えタイミングを
変えることにより用意に垂直伸張率を変更することがで
きる。この例として第47図に入力走査線の4本を5本
に変換するタイミングチャートを示す。AI、A2、・
・・はそれぞれ走査線を示し、フィールドメモリから4
本の走査線が出力されると1水平明間の出力停止期間が
あり、このような読出しが繰り返し行われる。
そしてラインメモリの出力は、5ラインに一回は4呑目
に人力した走査線が2回読み出される。係数器の係数は
、第47図に示すように各読み出し走査線に対して1、
I15.415.215.315などの係数が与えられ
、垂直伸張を実現している。この4本から5本の変換に
より垂直方向の5/4倍伸張が得られる。同様に5本か
ら6本に伸張する場合も、メモリ制御と係数の発生タイ
ミングを変えることにより垂直伸張率を設定できる。
テロップ検出結果に応して、映像表示の表示位置を制御
してもよい。
例えば、画面の下部にテロップがある場合は、第48図
(a)に示すように、垂直伸張された画面の上部を切り
捨てて表示し、画面の上部にテロップがある場合は、第
48図(b)に示すように画面の下部を切り捨てて表示
してもよい。垂直表示位置を変更するには、第29図に
示したフィールドメモリ6013への書き込みタイミン
グを制御すればよく、この場合は、テロップ検出に応じ
てメモリ制御部6014の出力アドレスの初期値が切り
替え制御される。テロップが画面の上部にあるか下部に
あるかは、先の第46図に示したブロックのいずれのブ
ロックでテロップが検出されたかを監視しておればよい
なおこの実施例において、第43図に示した動き走査線
変換部6007と垂直伸張部6012の配置は逆であっ
ても構わない。垂直伸張制御をおこなった後で補間走査
線を作成して走査線数を変換しても同等問題はない。・ 上記したようにこの実施例によれば、受信した信号に応
じて表示アスペクト比を切換えることができ、中間方式
の信5;、現打方式の信号に対して本来のアスペクト比
で表示できる他、放送内容によって変換方法あるいは表
示する領域を変えることができ、横長のワイド画面を有
効に使うことができる。そして画面の一部が欠けること
の不都合を変換方法を切換えることにより救済できるも
のである。
(中間方式信号処理におけるレターボックス処理) (補助信号多重処理システム) 上記したシステムにおいて、映像デコーダ600の内部
には、順次走査線の変換部や中間方式デコーダが内蔵さ
れている(第1図、第17図等参照)。
ところで、中間方式により現行方式と両立性をもたせて
16:9のアスペクト比のワイド画像を伝送する場合、
レターボックス処理により垂直方向に圧縮することか必
要である。この垂直圧縮処理を施すと、垂直解像度の低
下を招き、また、サイドパネル処理を施すのでサイドパ
ネルの解像度低下を招く。
従来のレターボックス方式のみの専用のシステムにおい
ては上下マスク部に十分な多重伝送領域を確保すること
ができ、垂直高域成分をこの領域に多重して伝送できた
。しかし中間方式では、レータボックス処理を行ってい
るとは言え、従来のレターボックス処理における上下マ
スク部に比へて上下マスク部の領域は著しく狭い。また
従来の専用のサイドパネル処理では、センターパネル部
の一部を取除き、サイドパネルの高域成分を周波数多重
等の手法で伝送しているが、中間方式では表示領域が狭
いために、画像の一部の成分を取除くと現行方式の受像
機で映出した場合画質が劣化する。
以上のように従来提案されている中間方式によりワイド
画面の信号を伝送した場合、デコード時の画像の垂直解
像度の低下、サイドパネルの解像度の低下か見られる。
そこでこの実施例では、中間方式レターボックス処理に
よる垂直圧縮のために生じる垂直解像の低下を防止し、
かつ、中間方式サイドパネル処理によるサイドパネルの
解像度低下を防止することかできる中間方式デコード処
理装置を提供するものである。
この実施例では、上下マスク部の20本つつのの走査線
をレターボックス処理による垂直高域成分の補助信号多
重領域として利用し、さらに上下マスク部の20本つつ
の走査線をサイドパネル処理によるサイドパネル高域成
分多重領域として利用するものである。これによりデコ
ード画像の垂直解像度低下を招くことなく、高画質のワ
イド画面信号(16:9)の再生を可能としている。
第49図は中間方式エンコーダの具体的構成例であり、
第50図は中間方式デコーダ62010の具体的構成例
である。
第49図のエンコーダにおいて、5001は、レターボ
・ノクス処理部であり、5002はサイドパネル処理部
である。レターボックス処理部5001は、ワイド画面
伝号を垂直方向に圧縮し、サイトパネル処理部5002
はサイトパネルとセンターパネルを分割して、サイドパ
ネルの信号を上下マスク部に多重する部分である。レタ
ーボックス処理部5001の入力端子5003には、5
25本、1:1の順次走査信号でアスペクト比169の
輝度信号Yが入力される。また、入力端子5004には
、525本、1:1の順次走査信号でアスペクト比16
:9の色信号(1,Q)か入力される。輝度信号Yは、
垂直方向圧縮部5005に人力され、垂直方向が576
倍に圧縮される。垂直方向に圧縮された輝度信号は、動
き適応センター信号エンコーダ5006と、上下マスク
部vh/VTエンコーダ5007に人力される。またエ
ンコーダ5007の出力は、V丁再生部5009と非線
形変換部5009に人力される。動き適応センター信号
エンコーダ5006は、走査線を飛び越し走査信号に変
換する場合動き検出部5010からの動き検出(L、号
に応じて適応的に変換している。また上下マスク部Vh
 /VTエンコーダ5007においては、センター信号
の上下の各40本の走査線を利用して上下マスク部に多
重する信号を作成している。レターボックス処理におい
ては、上下の各40本の走査線のうち、上下の各20本
つつを利用し、残りの各上下20本は、サイトパネル処
理部で利用される。vh倍信号、静止画における400
〜480[テレビ7本]の垂直高域成分のことを3い、
VT倍信号動画における200〜400[テレビ7本]
の成分のことを言う。上下マスク部Vh /VTエンコ
ーダ5007には、動き検出部5010からの動き検出
信号も供給され、動画の場合はVT倍信号静画の場合は
vh倍信号作成している。v丁丙生部5008は、動画
におけるVT倍信号、動き適応センター信号エンコーダ
5006で?すられる15号の上下マスク部に多重する
ためにそのタイミングと信号変換を行っている。非線形
変換部5009は、上下マスク部に多重される信号のレ
ベルを制御するためのもので、中間方式の信号を現行方
式の受像機で再生した場合に、上下マスク部で多重信号
が目立つのを抑えるためのものである。
動き適応センター信号エンコーダ5006の出力は正規
化エンコーダ5011に入力される。また正規化デンコ
ーダ5011には非線形変換部5009からの出力も供
給されている。レターボックス処理された輝度信号は、
サイドパネル処理部5002のサイドパネル高域低域分
割部5013に人力される。このサイドパネル高域低域
分割部5013には、色信号処理部5012において、
輝度信号と同様な処理を受けた色信号も供給されている
サイドパネル高域低域分割部5013にて分割された輝
度及び色信号の低域成分は、センターパネル処理部50
14に人力され、水平方向の圧伸処理を受ける。そして
エンファシス回路5015に人力されて強調され合成部
5016に人力される。一方、サイドパネルの高域成分
は、並べ換え部5017に人力され、上下マスク部の各
走査線に多重できる位置に配置され、上下マスク部ブリ
処理部5018に人力されスペクトル生計される。
これはマスク部における信号が現行方式の受像機で受信
して再生したときに目立つのを抑えるためである。上下
マスク部ブリ処理部5018の出力も合成部5016に
入力され、この合成部5016から出力される輝度信号
及び色信号は、NTSCエンコーダ5019に入力され
、現行方式と両立性のある中間方式テレビジョン信号と
して出力端5020に出力される。
以上が中間方式の信号を作成するエンコーダであるが、
さらにその信号処理について説明する。
第51図は、エンコード処理の経過を示している。同図
(a)は169のワイド画面の信号であり、525本/
1:1の信号である。この信号画像を現行受像機でその
まま表示させると、同図(b)に示すように縦長の画像
となる。そこでレターボックス処理部では、垂直方向に
576倍に圧縮し、480本の走査線を400本の走査
線の画像に変換し、同図(C)に示すような画像にして
いる。次に、サイトパネル処理部では、センターパネル
を1000倍に伸張し現行方式の横の長さに合わせられ
、サイトパネルを115倍に圧縮している。
圧縮されたサイドパネルの一部の高域信号は、上下マス
ク部として存在している各40本の走査線に多重されて
伝送される。
第52図はこのようにエンコードされる信号形式を示し
ている。サイドパネルの高域成分は、22〜31番目の
走査線、252〜261番目の走査線、285〜294
番目の走査線、515〜524番目の走査線に多重され
る。またレターボックス処理において利用される補助信
号であるvh傷信号びVT倍信号、32〜41番目の走
査線、242〜251番面の走査線、295〜304番
目の走査線、505〜514番目の走査線に多重される
。従って、サイドパネル処理とレターボックス処理によ
り、付加信号領域として上下20本づつの走査線を使用
して多重伝送を行っている。
サイドパネルの低域成分は、圧縮されて現行方式の6効
画面には現れないようにされセンターツクネルは水平方
向に伸張される。
第53図は、水平方向圧伸のフォーマ・ノドを示す。同
図(a)は16・9のワイド画面の信号の水平期間と各
パネルの分割位置を示している。原画の有効走査期間は
、4 f lcのサンプリングクロックによる747サ
ンプル分ををセンターツクネルとし、左右を41サンプ
ル部をサイトlくネルとしている。サイトパネル部とセ
ンターツクネル部の境界付近で例えば17クロツク分は
、圧伸を行わないようにしている。センターパネル部の
631クロック分は伸張されて同図(b)に示すように
701クロック分になる( 10/9倍)。またサイト
パネル部の41クロック分は圧縮されて9クロ・ンク分
になる(115倍)。この処理はセンターツクネル処理
部5014にて行われている。
次にサイトパネルの高域成分は、同図(C)に示すよう
に、センターパネルとサイドパネルとがクロスするよう
に分割されて取出される。そして取出されたサイドパネ
ルの高域成分のみが集められ、同図(d)に示すように
1本の走査線に20の走査線から取出した高域成分が時
間多重される。
この処理は並べ換え部5017にて打われている。
このサイドパネルの高域成分か多重されている走査線か
上述した上下マスク部の位置する走査線である。1走査
線に20個のサイトパネルの情報が多重されるのである
から、上側のマスク部の20本の走査線には例えばノ□
−側パネルの高域成分を多重することができ、下側のマ
スク部の20本の走査線には右側のパネルの高域成分を
多重できることになる(第52図参照)。
第50図は、上記のように伝送されてくる中間方式の信
号をデコートするデコーダの具体的構成例である。この
デコーダは、サイドパネル処理部65001とセンター
パネル処理65002により構成されている。
NTSCのデコード処理により生成された輝度信号Yと
色信号Cとは、入力端子65003と65004をそれ
ぞれ介してエンファシス回路65005に入力される。
また、上下マスク部の信号は、入力端子65008を介
して上下マスク部Y/C分離部65009に入力される
。エンファシス回路65005の出力は、センターパネ
ル処理部65006に入力されて、水平方向へ圧伸処理
される。つまりサイドパネルは5倍に伸張され、センタ
ーパネルは9710倍に圧縮される。センターパネル処
理部65006の出力は合成部65007に人力される
。上下マスク部Y/C分離部65009で分離されたサ
イドパネルの高域成分である輝度信号と色信号とは並べ
換え部65010に人力される。並べ換え部65010
では、第53図(d)で説明したサイドパネル高域成分
を元の走査線の位置へ分割して並へ換え、合成部650
07に入力する。
この状態では、第51図(d)の応対から第51図(C
)の状態の画面に戻った信号となっている。次にレター
ボックス処理の逆変換が行われる。
輝度信号の経路について説明する。輝度信号は、   
゛正規化デコーダ65011と表示切換え部65017
に人力される。1F規化デコータ65011の出力は、
動き適応センター16号デコーダ65012と非線形変
換部65013に人力される。動き適応センター信号デ
コーダ6’)[1]2では、飛び越し走査信号を動き検
出部65014からの動き検出信号に応して適応的に順
次走査信号に変換すする処理か行われる。非線形変換部
65013では、上下マスク部に多重されている補助信
号(■h倍信号VT倍信号をレベル制御して出力し、上
下マスク部Vh /VTデコータ65015に供給する
。上下マスク部Vh /VTデコーダ65015では、
動き検出部65014からの動き検出信号に応じて上下
マスク部に多重されているvh倍信号VT倍信号再生し
、動き適応センター信号デコーダ65012および垂直
伸張部65016に供給する。垂直伸張部65016に
は、動き適応センター信号デコーダ65012からの出
力も供給されている。これにより垂直方向伸張部650
]6て、垂直方向の伸張(675倍)が行われると、1
6:9のアスベク]・比の画像伝号が得られる。
垂直方向伸張部65016の出力は、表示切換え部65
017に人力されている。表示切換え部65017は、
サイトパネル処理部65001の出力をそのままスルー
て出力端子65018の取り出す場合に使用される回路
である。これは、放送側でサイトパネル処理のみを施し
て信号を伝送してきた場合に活用される。あるいは、デ
イスプレィ自体に垂直方向の引き伸し機能が備わってい
る場合に利用される。
合成部65007から出力される色信号h1色イB号処
理部65019及び表示切換え部65020に人力され
ている。色信号処理部65019においても順次走査へ
の変換処理が行われ、その出力は表示切換え回路650
20に入力されている。
これにより、出力端子65021には、ワイド画面対応
のアスペクト比の色信号を得ることができる。
上記した実施例によると、中間方式の信号を伝送する場
合、レータ−ボックス処理において480[テレビ7本
]を400[テレビ7本]の信号とし、上下マスク部を
作った場合、上下マスク部の20本づつを垂直高域成分
の補助信″FJ(Vh、VT倍信号領域とし、さらにサ
イドパネル処理を行う場合、上下マスク部の20本づつ
をサイドパネルの高域成分多重領域として利用している
。これにより、デコード画像の垂直解像度の低下を招く
ことがなく、サイドパネルの解像度の低下も招くことが
ない。よって高画質の16:9のワイド画面の画像再生
が可能となる。
(走査線数変換垂直伸張処理システム)テレビジョン信
号をレターボックス処理を行って伝送する場合、走査線
数480本の信号を垂直方向に576倍に圧縮し、走査
線数400本への信号としている。走査線数480本の
信号をそのまま6本から5本の割合で変換すると折り返
し歪みが発生するため、デコーダで5本から6本に変換
して元の480本の信号にしても良好が画像再現はえら
れない。そこで、まず、走査線数480本の信号を垂直
低域通過フィルタにより垂直周波数400[テレビ/本
コ以下のイご弓と400〜480[テレ1フ本]の信号
に分離し、400[テレビ/本]以下の信号を6本から
5本の割合に変換して走査線数400本の信号とし、4
00〜480[テレ1フ本]の信号は上下マスク部に多
重して伝送している。
このようにすれば6本から5本の割合に変換して走査線
数400本の信号とした場合に折り返し歪みの発生を防
げる。よってデコーダにおいては、400本の信号を5
本から6本の割合に変換して走査線数480本の倍電に
戻し、正しい400[テレビ/本コの信号を得て、これ
に上下マスク部に多重されて伝送されてきた4 00〜
480[テレビ/木]の信号を加えることにより元の4
80[テレ1フ本]の画像を正しく再生できる。
しかしながら実際には、400[テレ1フ本]に帯域制
限する垂直低域通過フィルタは、必ずしも理想的な特性
とはならない。このため垂直低域通過フィルタで帯域制
限した400[テレ1フ本]の信号を576倍の走査線
に変換して400本の信号としても折り返し歪みか発生
し、デコーダにおいて良好な再現が1がられない。この
折り返し歪みを発生させないためには、垂直低域通過フ
ィルタのカットオフ周波数を下げてやればよいか、そう
すると、上下マスク部で伝送しなければならない帯域が
増えてしまう。上下マスク部で伝送できる帯域は、決ま
っているために上下マスク部の情報を完全に伝送できな
くなり、結果としてデコーダにおいて元の画像を良好に
再生てきないという解決すべき課題がある。
そこでこの実施例では、垂直方向に圧縮したときに生じ
る折り返し歪みを打ち消すことができる折り返しキャン
セル信号を別途伝送するようにし、デコーダ側で垂直方
向に伸張した際に別途伝送されてきた折り返しキャンセ
ル信号を伸張信号に加算することで、正しい画像再生を
得られるようにしている。
第54図は、垂直方向圧縮部5005の具体的構成例を
示している。
入力端子55001から入力した走査線数480本の信
号は、垂直低域通過フィルタ55002と減算器550
03に供給される。垂直低域通過フィルタ55003で
は、垂直周波数480[テレ1フ本]の信とか400[
テレ1フ本]の化巳ツに帯域制限され、その出力は、減
算器55003と走査線変換部55004に人力される
。走査線変換部55004は、6本から5本の割合に走
査線数を変換し、400本の走査線信号を出力する。
この400本の信号は、出力端子55008と走査線変
換部55005に人力される。走査線変換部55005
は、逆変換を行うもので5本から6本の割合の走査線に
変換する。もとに戻された信号は、減算器55006に
人力され、垂直低域通過フィルタ55002の出力から
減算される。これにより減算器55006からは、走査
線数の変換により(垂直圧縮、乗口伸張)生じる誤差に
対応した成分が得られることになる。
一方減算器55003からは、400〜480[テレビ
/本コの信す−か得られ、このイ5℃は加算器5500
7に人力される。加算器55007では、垂直の高域成
分400〜48o[テレビ/本コの信号と減算器550
06から得られるデコード時の誤差成分(以下これをキ
ャンセル信号という)が加算され出力端子55009に
出力される。
出力端子55008の信号は動き適応センター信号エン
コーダ5006に入力されセンター信号として伝送され
、出力端子55009の信号は上下マスク部Vh /V
Tエンコーダ5007に人力され、上下マスク部に多重
されて伝送されることになる。
走査線変換部55005と減算器55006を利用して
、誤差信号を得ることの意義についてさらに第57図を
参照して説明する。即ち、この実施例では、480[テ
レビ/本コの信号(第57図(a))を垂直低域通過フ
ィルタに通して400[テレビ7本]に変換し、これを
576倍に垂直圧縮した場合、折り返し成分が生じる(
第57図(b))。そこで再度この信号をデコーダ側と
まったく同じように675倍に垂直伸張すると同図(C
)のように折り返し成分か残っている。そこでこれをキ
ャンセルできるように、同図(a)と(C)の信号を用
いて同図(d)に示すようなキャンセル信号を作成し、
これを上下マスク部にVh倍信号加算して伝送するもの
である。
第55図は、垂直方向伸張部65016の具体的構成例
を示す。入力端子65031にはセンター信号として伝
送されてきた走査線数400本、垂直帯域400[テレ
ビ7本]の信号が入力される。この信号は走査線変換部
65032において、5本から6本の割合で変換され6
75倍に垂直伸張され、走査線数480本、垂直帯域4
00[テレビ/本コの信号となる。この信号は加算器6
5033に人力される。一方、入力端子650341:
は、上下マスク部Vh /VTデコーダ65015てデ
コードされたvh倍信号入力される。vh倍信号400
〜480[テレビ7本]の信号であり、第54図で説明
した折り返しキャンセル信号が含まれている。従って、
走査線変換部65032の出力信号に含まれている折り
返し成分(第57図(C))は、キャンセル信号により
除去され、出力端子65035には折り返し成分が除去
された480[テレビ7本]の信号が得られる。
ここで576倍の圧縮処理について説明しておく。
第56図(a)は6本の走査線から5本の走査線を作成
する関係を示す同図(b)は、5本の走査線を得るため
の演算式の例を示している。Xが演算に使用する走査線
の画素の値であり、yが作成された走査線の画素の値で
ある。そしてhは係数である。また同図(c)のc1〜
c4は、圧縮処理を受ける過程での周波数特性を示して
おり、同図(d)のd1〜d5はインパルス応答を示し
ている。
第58図(a)は走査線変換部55004の具体的構成
例である。入力端子55010から人力した信号は、ラ
インメモリ55011.55012.55013の直列
回路に人力される。入力端子の信号及び各ラインメモリ
の出力信号は、係数器群55014に人力されている。
係数器群55015.55015.55016にも同様
に人力されている。係数器群55014の出力は加算器
18で加算されてセレクタ55022に人力され、係数
器群55015の出力は加算器55019で加算されて
セレクタ55022に人力され、係数器群55016の
出力は加算器55020で加算されてセレクタ5502
2に人力され、係数器群55017の出力は加算器55
021により加算されてセレクタ55022に入力され
る。これにより第56図(b)で示した演算が施される
。セレクタ5502は、タイミング発生器23からの制
御のもとに適切な演算出力を選択してフィールドメモリ
55024に導入する。この場合アドレス発生器550
25のアドレス発生タイミングもタイミング発生器55
023のタイミング信号により制御されている。フィー
ルドメモリ55o24から読み出される場合は、時間軸
の圧縮が行われ出力端子55026に出力される。
m58図(b)il、ラインメモリ55011〜550
13の出力及びラインメモリ55011の人力信号Xと
、新しく生成される信号yとの関係を示し、セレクタ5
5022は、加算器55018〜55021の出力をy
Oがら順次y4まで選択し、−回分選択を停止1シ、再
度加算器55018の出力をy5として選択するように
制御されている。
上記した実施例によれは、垂直低域通過フィルタの特性
を理想的な特性に出来ないがために発生していた折り返
し成分を、デコーダ側で打ち消すっことかできるキャン
セル信号を別途、上下マスク部の信号とともに伝送して
いる。そしてデコーダ側では上記キャンセル信号を抽出
してセンターパネルの信号に加算することで、走査線変
換を行った場合に残留している折り返し成分をキャンセ
ルし、良好な再生画像を得ることができる。
(動き適応3次元帯域制限処理システム)従来エンコー
ダ側において、順次走査信号を飛び越し走査信号に変換
する場合、静画部ではフレーム間処理を行い、動画部で
はフレーム内処理を行っている。従って、原理的には静
画てはS/N改善効果が得られるが、動画ではS/N改
善効果が得られない。このため動き適応処理を行って伝
送した画像では、静画部ではクリア八画像か得られるか
動画部ではノイズか目立ち動いた部分の画質劣化かm−
l」立ち不自然か画像になるという問題かある。
そこで次の実施例では、動き適応センター信号エンコー
タ5006、動き適応センター信号デコーダ65012
において、とくに動画部のS/N改善を視覚特性に適合
した3次元処理を行うようにして、画質劣化を生しない
ようにした、中間方式エンコーダおよびデコーダを得る
ものである。
第59図は動き適応センター信号エンコーダ5006の
具体的構成例を示している。第60図はこのエンコータ
部で作成される伝送用信号の3次元スペクトルであり、
第61図は、補助信号、つまりVh、VT倍信号処理す
るVh /VTエンコーダ5007とVT再再生500
8の具体的構成例を示している。
ます、この実施例は、動画時においてもある程度の3次
元の帯域制限を行ったとしても画質上は元の画質と大差
かないことを利111シている。そこで動画時には3次
元の帯域制限を行い、受信側ても同じ3次元の帯域制限
を行うことで動画時の伝送系のノイズ軽減を得られ、ま
た、送信側で3次元の帯域制限を行うのでソースのS/
N改善を得るとともに、静画時もフレーム間処理により
S/N改善を得ており、視覚上での画質劣化か無い。
まず、伝送信号の3次元スペクトルを第60図に示すそ
の利点について説明する。同図(a)は動画モードにお
けるスペクトルであり、同図(b)は静画モードにおけ
るスペクトルである。静画モードでは、テンポラル成分
域(15H2以上)かカットされるので、ランダムノイ
ズをかなり低減できる。これに対して動つモードでは、
同図(a)に示すようにテンポラル成分は30H2以上
が存在するが、この成分は垂直低域であり200[テレ
ビ7本]までである。そして200〜400[テレビ7
本]の垂直高域成分(VT倍信号は、テンポラル成分は
15]]−!まてである。インパルス状のイイ7ズ成分
は、3次元の高域成分と考えられるために、このように
高域成分を制限すればかなりの視覚上でのS/N対策と
なる。またこのように制限したからと乙って、動き画像
に不自然さを与えることはないことか実験によりII4
認されている。
このようにソース側て静画動画ともに3次元処理を行う
ことにより現行ノJ式受像機でみた場合もS/N改善か
1すられ良好な肉質を「11ることかできる。
上記のような着せのしとに実現されたエンコーダか第5
9図に示す回路である。
人力された順次走査信号シは、垂直圧縮部5005て垂
直方向に圧縮されており、静画処理系と動画処理系に導
入される。
静画処理系は、人力信号を1760秒遅延するl/60
遅延器5503.1と加′g、器55032に人力され
る。加算’555032では前後のフレーム間の和信号
を得ている。この信1シは、l/2係数器55033て
b’2イgされ垂直周期でオンオフされるスイッチ55
034に人力され、一方のフィールドか取出される。こ
れによりテンポラル成分が151]+に制限された信号
となる。このスイッチ55034の出力信号は、フィー
ルド周波数30Hrとなり、水平周1す]で人力(a号
を振り分けるスイッチ55035に人力される。振り分
けられた一方の走査線の信号は、時間伸張部55036
に人力されて水平方向か2倍に時間伸張され、スイッチ
55039の一方の入力端子に供給される。また振り分
けられた他方の走査線の信号は、1/60遅延器550
37て遅延され時間伸張器55038に人力され水平方
向か2倍の時間に伸張され、スイッチ5503つの他方
の入力端子に供給される。スイッチ55039は、垂直
周期で交互に一力と他方の入力端子の信号を選択導出す
ることにより、飛び越し走査信号を得て、これを混合部
55040に人力している。この混合部5040に入力
される信号は、第60図(b)に示した400[テレ1
フ本]以下の静画成分である。
動画処理系は、入力信号を垂直低域通過フィルタ550
41と垂こ高域通過フィルタ55042に供給して、垂
直低域通過フィルタ55041からは第60図で示した
200 [テレビ/本コ以下の垂直低域成分を導出して
いる。この垂直低域通過フィルタ55041の出力は1
/60遅延器55043て遅延され、垂直周期てオンオ
フするスイ、7チでライン間引きされ時間伸張部550
46に人力される。ここで水平方向の時間伸張か行われ
、加算器5’5047に入力される。加算器55047
ては、上下マスク部に多重すべきV子信号が加算され、
第60図(a)のスペクトルとなり混合部55040に
入力される。混合部55040ては、動き検出部501
0からの動き検出信号に応して動画に適した信号と静画
に適したf5号との混合比を制御し、出力を正規化エン
コータ501]に人力している。各スイッチ55034
.550′35.55039.55045は、開明制御
部55049からのクロックに同期してタイミング信号
を出力しているタイミング発生器55048から与えら
れている。
第61図は、先の垂直高域通過フィルタ55042から
の出力と、垂直方向圧縮部5005からのvh信すか供
給されるVh /VTエンコーダ5007の具体的構成
例を示している。
入力端子55051にはV子信号か供給され、入力端子
55052にはvl(6号か人力される。
Vh化信号、第54図に示したように400〜480[
テレビ7本]の信号である。また折り返し成分を除去す
るためのキャンセル信′号も含んでいる。
VT倍信号、水平低域通過フィルタ55053により0
.8MB2以下の水平周波数成分に制限され、1/60
遅延器55054、加算器550561.1/2係数器
55056て構成される帯域制限部で第60図(a)に
示した領域に制限されスイッチ550、56 Aに人力
される。つまり3次元処理によりテンポラル高域成分が
削除されている。スイッチ550’56’Aは、1 /
 f’V周期のタイミング信号でフィールド間引きを行
い、その出力をスイッチ5.5057に入力する。この
スイッチ55057は1 / 2 fH刷期のタイミン
グ信号でライン間引きを行いその出力を混合部5505
8に人力するとともに、出力端子55059を介してV
T再再生5008に人力する。V丁再生部50.08で
は入力信号を飛び越し走査信号に変′換して、先の加算
器55 (] 47に人力する。これにより、加算器5
5047からは第60図(a)に示すスペクトルの信号
Jか肖られる。
一方、vh信−Jは、入力端子55052を介して水゛
1′、低域通過フィルタ55060に人力されてこれも
0 、 ’ 8 M#2以下に帯域制限される。この低
域通過フィルタ55060の出力は、垂直シフト部55
06 +に人力されて400〜480[テレビ7本]の
信号が0〜80[テレビ/本コの垂直周波数領域にシフ
トされる。この垂直ンフト部55061の出力?5号は
、走査線変換部5506・2に人力され、走査線数か6
本から5木の割合に変換され、垂直方向に圧縮された4
00本の画像信号となる。この信号は、l/60遅延器
55063、加算器55064.1/2係数器5506
5で構成される一帯域制限部において、テンポラル方向
の帯域制限を受番って、スイッチ5’5066に人力さ
れフィールド間引きされ、さらにスイッチ55067に
人力されライン間引きされて、混合部55058・に入
力される。
混合部55058では、動き検出部2000からの動き
検出信号に基づき両人力信号の混合割合を調整して、そ
の出力を115時間圧縮部55068に入力する。この
時間圧縮部55068では、混合部55058の出力信
号を水平方向に175に圧縮処理し、115の画像信号
に変換する。この画像信号は、上下マスク部の走査線に
多重されるのであるが、並べ換え部55069に入力さ
れて、伝送する1本の走査線につき5ライン分のVh/
VT信号として多重できるように処理され、端子550
70に出力される。従ってマスク部の上下の20本で、
20X5X2−200本分の補助信号が伝送できること
になる。タイミング発生器55071は、各部のタイミ
ング信号を出力するとともにスイッチ55056A、5
5057.55066.55067の制御用タイミング
信号を出力している。
上記した実施例によると、動画モードの信号に対して、
垂直低域通過フィルタ55041に続く経路の処理と、
垂直高域通過フィルタ55042に続く経路の処理を行
い、混合部55047においては、第60図(a)に示
すようなスペクトルの成分を伝送するようにしている。
これにより、従来実現できなかった動画像のS/N改善
を視覚特性に適合した3次元処理により実現し、画質劣
化を生じることなしに現行方式の受像機で再生できるよ
うにしている。
(動画モード順次走査信号伝送処理システム)従来は、
飛び越し走査信号から順次走査信号を作成する場合、動
画時にはフィールド内処理を行い垂C補間走査線を作成
している。このためにj京理的には200 [テレビ/
本コまての垂直方向解像度しか得られず、さらに飛び越
し走査による折り返し成分も除去することかできない。
飛び越し走査信号の折り返し成分を無くすためには、あ
らかじめエンコーダにおいてテンポラル方向の高域成分
と低域成分にそれぞれ垂直方向の帯域制限を施し、折り
返しが生しないようにする必要がある。しかし、このよ
うな帯域制限を施した中間方式の信号を現行方式の受像
機で受信し再生した場合、今度は1−分な垂直解像度が
Fjられないという問題を生じる。
そこでこの実施例では、垂面方向高域成分の帯域制限を
施さず、現行方式の受像機で受信した場合でも良好な垂
直解像度を得られ、かつ中間方式デコーダで再生するた
めに順次走査変換を行った場合にも折り返し成分を残す
ことなく再生できるようにした中間方式エンコーダおよ
びデコーダを得るものである。そこでこのシステムでは
、動画処理部に特徴を持たせている。
第62図は、本システムで伝送される動画モードにおけ
る3次元スペクトルを示しており、垂直高域にVT倍信
号多重して伝送するようにしている。即ち、テンポラル
方向低域成分VLについては、水平方向0.8MH%以
下までは400[テレ1フ本] 、0.8MHz以上は
200[テレ1フ本]に帯域制限し、テンポラル方向高
域成分は200[テレ1フ本]以下に帯域制限して伝送
する。このようなスペクトルの信号であると、現行方式
の受像機で再生してし垂直解像度の劣化の無い動画を1
することができる。また、テンポラル方向低域の水゛1
′方向0. 8MB+以ド、垂直方向200−400[
テレ1フ本]の成分VTは、センター信号処理とは別経
路で上下マスク部に多重して伝送している。これにより
、11719部から再生されたVT信シ」を用いて、セ
ンター侶シシに含まれているテンポラル高域成分(VT
(C−;に対応)をキャンセルし、この領域に発生(飛
び越し走査変換のときに発生)している折り返し成分を
除去し、再度、上下マスク部から再生された良質のVT
他化量センター信号に加えることで折り返しの無い順次
走査の画像を得るものである。
第63図は、VT再再生5008の具体的構成例を示し
ている。Vh /VTエンコーダかう取出されたVT倍
信号400[テレビ/本コ)は、入力端子55081を
介して垂直補間回路55082に入力され、垂直補間さ
れO〜200[テレ1フ本]の成分にされる。垂直補間
回路55082の出力は、ライン反転器55083に人
力されて、200〜400[テレ1フ本]の垂直高域信
号に変換される。ライン反転355083は、入力を反
転する反転器55084と、この出力と直接入力を交互
に選択するスイッチ55085により構成されている。
ライン反転器55083の出力は、スイッチ55086
によりライン毎に振り分けられる。奇数ラインは、時間
伸張部55087に入力され水平方向が2倍に時間伸張
され、偶数ラインは、l/60遅延器55088により
1ノロ0秒遅延されたのち時間伸張部55089に入力
され水平方向か2倍に時間伸張される。時間伸張部55
087と55089の出力は、フィールド毎に切替わる
スイッチ55090の一方と他方の入力端子に供給され
る。これによりスイッチ55090の出力には飛び越し
走査のV子信号(200〜400[テレ1フ本])が得
られる。この信号は、補償フィルタ55091により落
ち込んでいる200[テレ1フ本]/3011zの成分
が利得を上げられて、第59図で説明したように加算器
55047に人力される。
なお、入力端子55081に供給されている入力VT倍
信号、中間り式デコートのために、上下マスク部に多重
されて別紅路でも伝送されることは先に説明した通りで
ある。VT再再生5008て処理されて伝送されるVT
倍信号、現行受像機の動き画像の垂直解像度を低下させ
ないためである。また、各部の回路のタイミング信号は
、タイミング発生器55092から出力されている。
第64図は、上述したVT信−jを扱うデコーダ側の具
体的構成例であり、動き適応センターパネル信号デコー
ダ65012を一層詳しく示している。正規化デコーダ
65011から出力された信号は、倍速変換部6504
]及び非線形変換部65013に人力される。倍速変換
部65041で水平方向が倍速にされた飛び越し走査信
号は、静画処理部と動画処理部に人力される。
静画処理部から説明するに、倍速変換部65041から
出力された信号は、1/60遅延器65042を介して
スイッチ65043の一方の入力端子に供給されるとと
もに直接スイッチ65043の   ゛他方の入力端子
に供給される。スイッチ65043は、1/2fllの
周期て一力と他力に入力端子の(5,号を交互に選択し
てS/N改善された信号を導出し、フィールドスイッチ
65044に供給する。フィールドスイッチ65044
は、l/fVの周期てオンオフしてその出力を1/60
遅延器65045を介してスイッチ65046の一方の
入力端子に供給するとともに直接スイッチ65046の
他方の入力端子に供給する。スイッチ65046は1/
fVの周期で一方と他方の入力端子の信号を交互に選択
導出し、静画に適応した順次走査信号を得、混合部65
047に供給する。
動画処理部は、倍速変換部65041から出力された4
00[テレ1フ本]60H+の順次信号は、1/60遅
延器65048てフィールド遅延され減算器65049
に人力される。この減算器65049には、上下マスク
部Vh /VTデコーダ65015て再生されたV丁に
、号がスイッチ65050、補償フィルタ65051を
介して供給されている。
従って、減算器65049からは、折り返し成分が重な
っているVT倍信号除去した信号が得られる。減算器6
5049の出力信号は、垂直補間回路65052に人力
され垂直補間され、加算器65053及び動き検出部6
5014に入力される。
加算器65053には、上下マスク部Vh /VTデコ
ータ65015て再生されたVT倍信号遅延器6505
4て時間調整されて供給されている。
従って、加算器65053からは、再度、VT信可を加
えた動画モートの信号−か得られ、この信ぢは混合部6
5047に人力される。混合部65047は、動き検出
部6501 Aからの動き検出信号に応して、静画モー
トと動画モートの(8弓・の混合比を制御して出力し、
これを垂直包囲出力伸張部65016に供給する。 そ
の他の回路は、第50図で説明した通りである。
上記した実施例によると、エンコーダ側において垂直高
域成分の帯域制限を行うことなくセンター側の信号を伝
送できるので、現行方式受信機で再生した場合も垂直解
像度が劣化することはない。
デコーダ側においては、マスク部に多重しているVT倍
信号用いて、−旦センター側の■T倍信号除去するので
、減算器65049の出力は、折り返しのない200[
テレビ/本]以下の成分に戻され、その後、加算器65
05Bにて200〜400[テレ1フ本] 、0. 8
1H+のVT倍信号加算される。よって、ワイド画面側
では垂直解像度の劣化がなく、クロストークの妨害もな
い。よって、静画モードにおける画質と動画モードにお
ける画質の差も少なく動き適応動作による画像の不自然
さも改善される。
(垂直高域成分のサブバンド伝送システム)レターボッ
クス処理を行った信号をインターレースで伝送すると、
垂直解像度が不足する。例えば480[テレ1フ本]の
画像を5/6倍に圧縮すると400本の画像となる。と
ころが動画モードにおいて折り返しが生じないようにイ
ンターレースで伝送するためには、400本の半分の2
00[テレ1フ本]の伝送しかできない。これはフィー
ルド内処理を行うからである。
この実施例では、動画モードにおける垂直高域成分の伝
送及び受信処理方法に特徴を有し、送り側の順次走査信
号か伝送途中で中間方式の信号の変換されても、受信側
では中間方式の信号をデコードすることにより送り側と
同じ順次走査信号を再現できるように改善したものであ
る。この実施例では、エンコーダ側で動画モートにおけ
る順次走査信号を200[テレ1フ本]て一3dBとな
るフィルタで低域と高域とに分割し、低域成分はセンタ
ー信号に多重して伝送し、高域成分は上下マスク部でイ
ンターレース信号として伝送し、受信側ではセンター信
号に多重されている信号と上下マスク部に多重された高
域成分とを送信側と同じ特性の補間フィルタで補間する
ものである。
第65図は、この実施例におけるエンコーダ部を示し、
特に動き適応センター信号デコーダと、VT再再生50
08の構成を詳しく示している。
この図の各部は、第59図、第63図に示したものと同
じである。即ち、人力された順次走査信号は、垂直圧縮
部5005で垂直方向に圧縮されており、静画処理系と
動画処理系に導入される。
静画処理系は、静画処理部55]00としてまとめて示
している。静画処理部55100は、飛び越し走査信号
をf3で、これを混合部55040に人力している。
動画処理系は、人力信号を垂直低域通過フィルタ550
41と垂直高域通過フィルタ55042に供給して、垂
直低域通過フィルタ55041からは第60図で示した
200[テレビ/本]以下の垂直低域成分を導出してい
る。この垂直低域通過フィルタ55041の出力は1/
60遅延器55043て遅延され、垂直周期でオンオフ
するスイッチでライン間引きされ時間伸張部55046
に入力される。ここで水平方向の時間伸張が行われ、加
算器55047に人力される。加算器55047では、
上下マスク部に多重すべきVT倍信号加算され、第60
図(a)のスペクトルとなり混合部55040に入力さ
れる。混合部55040ては、動き検出部5010から
の動き検出信号に応じて動画に適した信号と静画に適し
た(5号との混合比を制御し、出力を正規化エンコーダ
5011に人力している。各スイッチ55034.55
035.55039.55045は、同期制御部550
49からのクロックに同期してタイミング信号を出力し
ているタイミング信号W55048から与えられている
上下マスク部Vh /Vllエンコーダ5007から出
力されたVT信倍電、Vh /VTエンコーダから取出
されたVT倍信号400[テレ1フ本])は、入力端子
55081を介して垂直補間回路55082に人力され
、垂直補間されO〜200[テレ1フ本]の成分にされ
る。垂直補間回路55082の出力は、ライン反転器に
人力されて、200〜400[テレ1フ本]の垂直高域
信号に変換される。ライン反転器の出力は、スイッチ5
5086によりライン毎に振り分けられる。奇数ライン
は、時間伸張部55087に人力され水平方向が2倍に
時間伸張され、偶数ラインは、1/60遅延器5508
8により1/60秒遅延されたのち時間伸張部5508
9に人力され水平方向が2倍に時間伸張される。時間伸
張部55’087と55’089の出力は、フィールド
毎に切替わるスイッチ55090の一方と他方の入力端
子に供給される。
これによりスイッチ55090の出力には飛び越し走査
のVT(i号(200〜400[テレビ7本])がiす
られる。この信号は、補償フィルタ55091により落
ち込んでいる200[テレビ7本]/30[1rの成分
が利得を上げられて、第59図で説明したように加算器
55057に入力される。
第66図は、上記エンコーダからの信号を対応して処理
するデコーダを示し、動き適応センター信号デコーダ6
5012、上下マスク部Vh /VHデコーダ6501
5を詳しく示している。
動き適応センター信号デコーダ65012における構成
は、第64図で示したものと同じであるが、静画処理系
はまとめて1つのブロック65060で示している。動
画処理系では、垂直低域成分に対して、加算器6504
9において、センター信号に多重されてきたVT倍信号
上下マスク部に多重されてきたVT(5号により一旦キ
ャンセルされたのち垂直捕間され、再度加算器6505
3において上下マスク部に多重されてきたVT倍信号加
算される。
次に、上下マスク部Vh /VTデコーダ65015は
、非線形変換部65013からの信号をます並へ換え部
5606]において、並へ換える。
これは、第61図で説明した並へ換えとまったく逆の処
理を行うもので、上下マスク部の各走査線にそれぞれ5
本の走査線分の高域成分が多重されているのを元の配列
(垂直方向)に並へ換えるものである。上下20本つつ
の走査線に多重されている信号は、 20X5X2=200本/ l/60秒である。これに
より200本の画像信号か生成され、5侶伸張部650
62に人力されて、水平方向に5倍に時間伸張される。
この伸張された信号は、倍速変換部65063に入力さ
れて順次走査信号に変換される。この時点では、200
本/1/30秒の信号であるために、垂直補間回路65
064において400本/ l/30秒の信号に変換さ
れる。
次に、1/60遅延器65065とスイッチ65066
を用いて、2度振り走査か行われ、400本/1/60
秒の信5づに変化される。スイッチ65066は、l/
60秒毎に切替わり、そのタイミングはタイミング発生
器65070からのタイミング信号により制御されてい
る。タイミング発生器65070は開明制御部7000
からの垂直開明(L、号を利用してタイミング信号を作
成している。スイッチ65066の出力信号は、第64
図でも示したように、センター信号の補償のために用い
られる。
またスイッチ65066の出力は、静画モートのときの
み通過する係数器65067に人力され。
係数器65067の出力は、垂直方向伸張部65016
の走査線変換部にて走査線数480本/l/60秒の信
号に変換され、次に垂直シフト回路に入力されて400
〜480[テレビ7本]の垂直周波数領域にシフトされ
る。
上記したVTデコードの動作をさらに第67図を参照し
て説明する。第67図(a)は、上下マスク部に多重さ
れているVh /VT信号のイメージを示している。こ
のVh /VT信号は、並び換え部65061において
同図(b)に示すように並へ換えられ、次に5イ8に時
間伸張されて、同図(C)に示すようにセンターパネル
に対応した化4じに変換される。次に、倍速変換により
順次走査の(同図Cd))200本/ l/30秒の信
号となり、垂直補間により同図(e)に示すように40
0本/ l/30秒の信号となる。次に、2度振り走査
により同図(f)に示すように400本/30秒の信号
となる。
一方センターパネルのセンター信号は、イ8速変換部6
5041て倍速変換され、静画処理部65060と動画
処理部である1/60遅延器6504 Bに人力される
。遅延器65048の出力化シづは、加算器65049
において、折り返し成分が存在するVT化信号域を一旦
キャンセルされて、折り返し成分を除去した200本/
 l/30秒の信号となり、垂直補間回路65052に
おいて400本/1/60秒の信号となり、加算器65
053に入力される。そしてこの加算器65053では
、垂直高域成分の再生が行われ混合部65047に入力
される。
第68図(a)は、エンコーダ側の垂直低域通過フィル
タ55041、垂直高域通過フィルタ55042とデコ
ーダ側の垂直補間回路65052.65064、加算器
65053の関係を取り出して示している。また同図(
b)は各信号処理過程での信号イメージを示している。
人力した順次走査信号は、垂直低域通過フィルタ550
41で帯域制限され、インターレース変換されることに
よりサブサンプルされて伝送される。また垂直高域通過
フィルタ55042の出力もサブサンプルされて、上下
マスク部に多重されて伝送される。垂直補間回路650
52.65064では、サブサンプルされている信号を
補間により埋めて再度順次走査信号に再生し、低域成分
と高域成分とが加算器65053で加算される。
上記飛び越し走査によるサブサンプルは、同図(C)に
示すように垂直ノJ向を横軸にとると、f (+) =
 (1/2) (1+cos2π(2tii口・ (1
)により変6週をかけたことと笠化である。但しIS/
2は400[テレ1フ本]とする。(1)式の信号をI
+でサブサンプリングすると、 f (ロ) −Σ  l  II−ntl/js))   拳 (1
/2)  (1+ Co52y  [2i 5)f)1
= (1/2)Ili t−1)    l     
 ・・ (2)となる。またπたけすれた位置でオフセ
ットサブサンプルすると f −1n)(1/2) II−を利+1−(3)とな
る。従って、センターパネルての伝送と上下マスク部で
の伝送を上記(2)、(3)式でサンプリングして伝送
すると受信側で1号られる信号y (n)は、 y (n) =[hlfnHxtn) X (1/2) llN−1
j n )]零gl (n)+ [hh inl 本x
(n)   X  (1/2)II−(−11n  I
I 専gh (n)・・・(4) 但しhl (n) 、hh (n)は垂直低域通過フィ
ルタ55041、垂直高域通過フィルタ55042のイ
ンパルス応答で、gl (n) 、gh (n)は垂直
補間回路65052.65064のインパルス応答を示
す。
(4)式をZ変換すると Y (z) − (1/2) [)II [r)  X f+) +Hl
 (−zlX (−+)IGI (+)+(1/2)[
l1l(zlX(x)−Hh(−+1X(−+)]Gh
[xi   −(5)イロ し 、  X  (2+ 
 =   Σ xfn)2   n     (n−0
−”)で、 Σ(−1)   x(n)2 −” −〇 =Σx (n) f−2)   = X (−+)であ
る。
ここで、Gl (z)−Bl (zI□H(x〕Gh 
(xi □Bh [xl ・H(−2)とすると、 Y [2) − (1/2) [H(+l X (+) +H(−+l 
X (−り] H(り+ (1/2) [1! f−2
l X (1) −B (z)X (−+)Ili (
−21−FII(!l   +H(−+)  2)X(
+) −(6)となる。
従って、加算器65053から出力される信号y (n
lが伝送側の原信号X in) と一致するためには、
H(x)2+Bf−り  2= 1   − (7)て
なければならない。H(+)2  は、Hf21 (I
s/2)  =240 [テレビ/本]シフトしたもの
であるために、それぞれのフィルタ特性を、第69図に
示すように200[テレビ/本コ付近で一3dB減衰さ
せるように設定しなければならい。
上記したようにこの実施例では、動画モードにおける垂
直高域成分の伝送及び受信処理方法に特徴を有し、送り
側の順次走査15号が伝送途中で中fil 方式の信号
の変換されても、受信側では中間方式の信号をデコード
することにより送り側と同じ順次走査信号を再現できる
ように改善したものである。エンコーダ側で動画モート
における順次走査信号を200[テレ1フ本]て一3d
Bとなるフィルタで低域と高域とに分割し、低域成分は
センター信号に多重して伝送し、高域成分は上下マスク
部でインターレース信号として伝送し、受信側ではセン
ター信号に多重されている信号と上下マスク部に多重さ
れた高域成分とをそれぞれ送信側と同し特性の補間フィ
ルタで補間するものである。
(垂直低域成分に限定した動き検出システム)上記した
ようにこのシステムのエンコータ部及びデコーダ部では
動き適応処理により各部の他℃を処理している。ここで
、このシステムのデコ−ダては、動き検出用に用いる信
号としては、垂直低域成分に限定している。これは高域
から低域にかけてずへての成分の動きを検出することは
非常に困難であり誤り検出により画質劣化を生じさせる
ことと、伝送されてくる信号かインターレースであるた
めにインターレースによる折り返し成分におり動きの誤
検出が生じるからである。
第70図は、この実施例における中間方式デコーダを示
し特に動き検出部とこれに関連する部分を詳しく示して
いる。第64図、第66図に共通する部分は、同一符号
を付している。動画モードにおける垂直低域成分は、加
算器65049において、センター信号に多重されてき
たVT倍信号上下マスク部に多重されてきたVT倍信号
より−Hキャンセルされたのち垂直補間回路65052
にて垂直補間され、再度加算器65053において上下
マスク部に多重されてきたVT倍信号加算される。垂直
補間回路65052の出力は、動き検出部65014の
l/30遅延器65081と減算器65082に人力さ
れる。減算器65082は、遅延器65081の入力側
と出力側の信号の差(フィイレーム開蓋)をとり、その
出力を絶対値回路(ABS)65083に供給する。絶
対値回路65083の出力は、非線形変Aを行う非線形
回路65084に人力され、非線形処理を受けて最大値
回路65086に直接入力されるとともに、l/60遅
延器65085を介して最大値回路65086に人力さ
れる。最大値回路65086の出力は、動き検出信号と
して利用される。図では混合部65047に供給される
例を示している。
第71図は、倍速変換部65041に人力される信ぢの
3次元スペクトルを示している。動画の場合は、200
[テレビ/本]以下の成分のみが時間方向に30B!ま
での成分を有する。また静画の場合は時間方向には15
B+以下にすべてが制限されている。
動画の場合は、VT倍信号200 [テレビ/本]以上
の成分)が上下マスク部に多重されている。
従って上下マスク部Vh /V丁デコーダ65015の
出力信号は、上述のVT倍信号ある。ここでVT倍信号
、スイッチ65050で1ラインごとのオンオフされ、
補償フィルタ65051を介して減算器65Q49に人
力される。従って、減算器65049の出力は、V子信
号かキャンセルされた信号となる。よって、第71図に
示す動画モードのスペクトルてVT倍信号削除された信
号が垂直補間回路65052に人力されることになる。
ここで、垂直補間回路65052のフィルタ特性として
カットオフ特性をあらかじめ200[テレビ7本]に設
定しておけば、出力は折り返し成分のないスペクトルと
なる。
よってこの成分を用いて、動き検出を行うことにより折
り返し歪みの無い信号を用いた動き検出が得られ、誤り
検出がなくなる。
(マスキング部多重伝送システム) レターボックス処理においては、通常は垂直方向の時間
圧縮を行い、走査線数を減少させて伝送するため、垂直
高域成分の伝送が難しい。そこで上述したように上下マ
スク部に垂直高域成分を多重して伝送している。
一力、順次走査変換については、送信側でインターレー
スに変換し伝送するために受信側で完全な順次走査の画
像を得ることかできず画質劣化を伴う。そこで、やはり
上下マスク部に順次走査の補助信号を多重して伝送を行
っている。
しかし、上記2つの信号を上下マスク部に同時に多重し
ようとることは、それぞれの信号の性質がことなり、ま
た上下マスク部の領域が狭いので十分な伝送量を確保で
きない。
そこでこの実施例では、動画モートの信号と静画モード
の信号に着目し、400[テレビ/本コ以上の垂直高域
信号を垂直方向の圧縮により順次走査信号の補助信号と
位相を合わせした後、動き適応処理を導入し、静画のと
きは垂直高域信号を伝送して480本までの高解像度の
画像再生に供し、動画のときは順次走査のための補助信
号を伝送して画質劣化の順次の動画像を生成するように
している。
第72図は、垂直高域成分(Vh倍信号と、順次走査変
換のために必要な補助信号(Vl信号)とを同時に上]
マスク部に多重する上下マスク部Vh /V丁エンコー
ダ5007の詳細を示している。この図は、第61図に
示した内容と同じである。垂直の高域成分であるvh倍
信号、垂直方向の圧縮時に生成される400[テレビ7
本]〜480[テレビ7本]の信号である。V、 T信
号は、200〜400[テレビ7本〕の帯域をもつ信号
である。従って、VT倍信号400本の画像であるがv
h倍信号480本の画像である。VT倍信号、水子低域
通過フィルタ55053で、例えば0、8M1l+に帯
域制限される。さらにl/60遅延器55054と加算
器55055、係数器55056により時間方向の帯域
制限を受ける。
一方、vh倍信号、水平帯域通過フィルタ55060に
より例えば0.8[+に帯域制限される。
さらに垂直シフトレジスタ部55061により400〜
480[テレビ/木]の垂直周波数領域からO〜80[
テレビ/本コの領域にシフトされる。
次の走査線変換部55[’)62により垂直ツノ向に5
/6(8され、400本で構成される画像となる。次に
、1/60遅延器66063、加算器55064、係数
器55065により時間方向へ帯域制限を受ける。
ここで、係数器55056と55065の71力は、そ
れぞれタイミング発生器55071から出力されるタイ
ミング信号によりサブサンプルされる。つまり、176
0秒毎に開閉されるスイッチ55056A、55066
により時間方向のサブサンプルされる。さらにスイッチ
55057.55067により垂直方向のサブサンプル
を受ける。たた[7この時の開閉は、順次走査の1走査
周明明間となっている。以上のサブサンプルでそれぞれ
の信号は200本/ l/30秒の信号となっている。
これらの信号は、混合部55058に人力されて動き検
出部2000からの動き検出信号に応じて混合、動画の
場合はVT倍信号導出し、静画の場合はvh倍信号導出
する。またスイッチ55057の出力信号は、次段のV
子実生部へ入力される。
混合部55058の出力信号は、115時間圧縮部55
068に人力され時間圧縮されるとともに、並へ変え部
55069において上トマスク部へ多重できるように時
間移相を整合され、出力端子55070に出力される。
圧縮された信号は、水半周明力用15となるために、上
下マスク部の20ラインに200本分の信号を多重でき
る。
第73図は以上のエンコード処理をイスーン的示す説明
図である。vh倍信号、同図(a)で示すように480
本の走査線により構成された画像であるために、5/6
倍に圧縮すると同図(b)に示すように400本で構成
される画像となる。−方VT信号は、同図(C)に示す
ように400本で構成される画像である。それぞれの信
号は、同図(d)の混合部55058内部の係数器55
101.55102と加算器’5510Bで混合され、
水平方向の圧縮を行う115圧縮部55068に入力さ
れる。これにより同図(e)に示すように115の画像
となる。この画像は、・同図(f)に示すようにセンタ
ー信号の上下マスク分に1水平走査期間に5ライン分づ
つ多重される。よって、上下マスク分の20本づつで、
’20 x 5. x 2 = 2 Q 0本分の多重
(シチを得る二とかできる。
第74図は、上記のように伝送されてきたvh/VlN
、;号をデコートする部分を示している。このデコート
分は、第66図においても示している。
上下マスク部の信号は、並へ変え部65061において
エンコーダ側と全く逆の処理を行い、上下マスク部に並
んでいる5ライン分の信号を垂直方向に並へる。従って
、上下20本つつの1走査期間に5ライン分多重されて
いる信号は、20 X 5’X 2 =200本/ l
/30秒の信号となり、200本の画像を生成する。こ
の信号は、5倍伸張部6−50.6.2に人力され水平
方向へ5イ8に時間伸張され、倍速変換部65053に
人力され、順次走査に変換される。この時点ては200
本/I/30秒の信号であるから、垂直補間回路650
64により400本/ l/30秒の信号に変換され、
l/60遅延B 65065と“ス2イソチロ506’
6に人力される。スイッチ65066は、2度振り走査
を行い直接信号と遅延器からの信ぢを選択導出し、40
0本/ l/60秒の信号を得る。スイッチ65066
は、タイミング発生器65070からのタイミング化t
″、によりl i’ 60秒毎に交互に選択導出する。
タイミング発生器65070からのタイミング化すは、
同期制御部からの垂直同明信号に基ついて発生されてい
る。
スイッチ65.066からの出力信号は、係数器650
67に人力されるとともに、第66図で示した遅延器6
5064なとに供給される。係数器65067は、動き
検出部からの動き検出信号により制御され、静画のとき
のみ出力を得る。係数器65067の出力は、垂直力向
伸張部65016の内部の走査線変換部(6,15倍)
65091に入力されて、480本/ l/60秒の信
号に変換され、垂直シフト回路65092において4 
CI O〜48[テレビ/本コの垂直周波数領域にシフ
トされ、低域側の信号と加算される。
第75図は、上記のデコーダにおける信号処理経過をイ
メージ的に示している。第75図(a)は、上下マスク
部に多重されているVb /VT信弓倍電メージを示し
ている。このVh/V丁信弓は倍電び換え部65061
において同図(b)に示すように並へ換えられ、次に5
倍に時間伸張されて、同図(C)に示すようにセンター
パネルに対応した信号に変換される。次に、倍速変換に
より順次走査の(同図(d))20(1本/ l/30
秒の信号となり、垂直補間により同図(e)に示すよう
に400本/ l/30秒の信5シとなる。次に、2度
振り走査により同図(f)に示すように400本/30
秒の信すとなる。
一方センターバ不ルのセンター46号は、倍速変換部6
5041て倍速変換され、静画処理部65060と動画
処理部である1/60遅延器65048に人力される。
遅延器65048の出力信号は、加算器65049にお
いて、折り返し成分か存在するVT信号領域を一旦キャ
ンセルされて、折り返し成分を除去した200本/ l
/30秒の信号となり、垂直補間回路65052におい
て400本/1/60秒の信号となり、加算器6505
 Bに入力される。そしてこの加算器65053では、
垂直高域成分の再生か行われ混合部65047に人力さ
れる。
上記したようにこの実施例においては、レターボックス
処理により垂直方向に圧縮して伸張する場合に必要で特
に静画に重要である垂直高域信号(400〜480[テ
レ1フ本])と、動画において必要な動き適応処理を行
う二とにより順次走査変換のための補助信号(200[
テレ1フ本])を冬型伝送することができる。これは、
垂直高域信号と補助信号とをサブサンプルにより位相合
わせし同様な形態とし、動き適応処理により、上下マス
ク部に多重することにより実現している。このように性
質の異なる信ぢをgMの少ない上ドマスク部に多重でき
るのは、同様な形態となるようにサブサンプルしている
こと、および動き適応処理により混合しているからであ
る。
(ワイド画面EDTV/NTSC信号処理切換えシステ
ム) 上記したシステムでは、通常は送信側で、アスペクト比
16.9.525本の順次走査変換を信号源として伝送
することを+i:j提としている。しかし現行の放送設
備との!1−換性を考慮すると、サイトパネル処理(ワ
イトデコータ向けの処理)か施されたアスペクト比4.
′3.525本/2 ]の飛び越し走査信Yシを(1コ
号源とする場合にも対処する必要かある。これは、送イ
6側てはンリン)・リカル・レンス等光学系や垂直偏向
部の調整で比較的容易に実現できる。ところかこの際、
垂直上下マスク部にはVh /VT信号か多重されない
ために受軸側てVh /VT信号デコート処理等を行う
と画像を正しく再生できない。
そこでこの実施例では、Vh /VT信号か多重されて
いるか否かを判定して、Vh、/VT信号が多重されて
いる場合は上述し、た中間方式のレターホックス処理を
行い、多重されていない場合はレターボックス処理部を
スルー状態にするものである。
第76図はこの実施例を示すもので中間方式デコーダ内
部のレターボックス処理部65 (102を示し、特に
表示切換え部65 (、+ 17の構成を詳しく示して
る。レターボックス処理部f) ’) 002の全体構
成は第50図において示した通りである。
表示切換え部65017には、垂直方向伸張部6501
6からのレターボックスデコード済み信号と、正規化デ
コーダ65011の入力端の信号(直接信号)とが供給
される。直接信号は、遅延器65101を介して選択器
65102の一方に人力され、デコード済み信号・は選
択器65102の他方に人力される。選択器65102
の制御端子には同期制御部7000からVh /VT信
号の有無を示す識別信号が供給されている。選択器65
012は、Vh /VT信号が多重されている場合はデ
コード済み信号を選択導出し、多重されていない場合は
直接信号を選択導出する。同期制御部7000は、標準
非標準判定部と、標準ワイド判定部があるのでこの判定
部の出力を利用することができる。4.3の信号が人力
した場合は標準判定を示す識別信号となる。この種の4
:3の信号が入力した場合、同期制御部7000では、
標準であってワイドの規格、かつサイドパネル処理のみ
が施されたことを示す品別信号を得ることかできる。こ
の識別信号は、垂直ブランキング期間の特定のラインに
デジタル信号として多重されて伝送されている。
上記のようにこの実施例においては、サイドパネル処理
のみか施された信号か、レターボックス処理を受けずに
スルーで出力されることになる。
しかしこの15号は、もともとサイトパネル処理のみに
より現行方式の受像機で正常な画面を得られるように処
理されているので、中間方式ののサイドパネルh式デコ
ーダで処理された分を補償して元に戻すように圧伸処理
してやる必要がある。また順次走査信号に変換してやる
必要がある。
そこでこの実施例では、表示切換え部65017を通過
した信号に対して、NTSC順次走査変換処理を施して
順次走査に変換し、かつ垂直方向の伸張(675倍)は
、液晶を用いたデイスプレィにおけるドライブ周波数を
可変することにより可能としている。
第77図は上記したレターボックス処理部65002を
含む中間方式デコーダ6010を有した受像機のブロッ
クを示している。中間方式デコーダ6010の出力(輝
度45号及び色信号)は、NTSC順次走査変換部65
105に人力される。
NTSC順次走査変換部65105は、上記したレター
ボックス処理部をスルーした信号が入力された場合に、
NTSC順次走査変換を行い、その出力をデイスプレィ
補正部6009に人力する。
しかし、レターボックス処理が行われた信号が人力した
場合には、このNTSC順次走査変換部65105はス
ルーとなり、中間方式デコーダ6010の出力が直接デ
イスプレィ補正部6009に人力される。デイスプレィ
補正部6009では、ドライブ周波数の制御により−、
時間圧縮伸張を行って人力信号を表示することができる
。従って、NTSC順次走査変換部65105及びデイ
スプレィ補正部6009にも識別信号が供給されている
。デイスプレィ補正部6009は、液晶によりデイスプ
レィのドライブ回路を含んでおり、表示位置制御、画像
信号の時間圧伸処理、応答速度の制御等を行う回路であ
る。
上記したようにこの実施例によると、Vh /VT信号
の有無に応じて上下マスク部の処理を行うか否かを選択
することかでき、送f5側の信号源に対応して画像を正
しく再生することができる。また現行の放送設備との万
換性を保つこともできる。
さらにデイスプレィ補正部を活用することにより、時間
圧伸処理などのハードウェアの低減も可能である。
(多重信号適応レベル変換システム) レターボックス処理において上下パネル部に付加信号を
多重して伝送した場合、現行受像機で映出すると上下マ
スク部が画面の上部と下部に黒いハントとして現れる。
ところが、この上下マスク部には、センタ一部の信じと
相関性の高い高域成分が多重されているのであるから、
動画の場合は、メイン画像とは別に動き成分が若干形の
ように現れ動くことがある。この動きは視聴者にとって
違和感となる。そこで、このような不具合を改善するた
めに付加化すのレベルを下げて伝送すると、小振幅の高
域成分がのきなみカットされたものとなる。本来上下マ
スク部の付加信号は、高域成分を多重して伝送し解像度
の劣化を補償するためのものであるのに、付加信号のレ
ベルを下げると本来の目的を達成できない。また、付加
信号のレベルか低いことに関連して、受信側で付加信す
を抽出した際に大きく増幅すると、今度はノイズ成分ま
でも増幅してしまい、S/Nが劣化し、全体としての画
質劣化につながる。
そこでこの実施例では、上下マスク部に多重する付加信
号の伝送及び再生方法に特徴を持たせ、上下マスク部に
現れる不可解な影を低減し、かつ付加信号の再生が正確
に得られるようにしている。
第78図はこの実施例における中間方式エンコーダのレ
ターボックス処理部(第50図)の構成であり、特に正
規化エンコーダ5011を詳しく示している。また第7
9図は中間方式デコーダのレターボックス処理部(第5
0図)の構成であり、特に正規化デコーダ65011を
詳しく示している。また、第80図はエンコーダにおけ
る正規化特性、第81図はデコーダにおける正規化特性
を示している。
この実施例では、Vh /VTV号とセンター信号と0
.8MB2以下の成分との相関性に着目している。0,
8MHx以下の成分のレベルに応じてVh /VTV号
のレベルを制御する適応処理を行うもので、0.8MB
+以丁の成分のレベルが低いときはVh /VTV号の
レベルをあまり下げず、逆に0. 8MB+以下の成分
のレベルか高いときはVh /VTV号のレベルを下げ
て伝送している。これは0.8MB2以下の成分のレベ
ルが低いときは視覚上でデイテールか目立つからであり
、逆に0゜81fly以下の成分のレベルか高いときは
復調後に誤差が生じても目につきやすいからである。
第80図は、エンコーダ部におけるVh /VT他号化
量規化特性を示す。横軸はVh /VTV号の人力レベ
ルを表し、縦軸は正規化したVh /VT (5号のレ
ベルを表している。YLは0. 8MBr以下の成分を
表している。OU丁は係数を表す式の一例である。ここ
では、0.8MHz以下の成分の1!:4 F2 Bサ
ンプルつつをとってきて合=17サンプルの累積加算し
た値を元に係数を算出している。YLのレベルか小さい
と係数は“1“に近付き、YLのレベルが大きいと“0
”に近付くように係数か変化する。
第81図はデコーダ部におけるVh /VTV号の正規
化特性を示す。エンコーダ側とは逆の係数をかけること
により元のレベルのVh /VTV号を得るように設定
されている。
第78薗を参照して、正規化エンコーダ5011を説明
する。動き適応センター信号エンコーダ5006からの
センター信号の一部は、水平低域通過フィルタ5511
0に入力され0.8MHz以下の成分が抽出され、絶対
値回路55111に入力されて絶対値信号に変換される
。絶対値回路55111の出力は、加算器55112に
入力され数サンプルづつの加算が行われ、この出力はオ
フセット生成部55113に入力され、ここで係数を算
出される。ここで、上下マスク部に多重するVh /V
丁倍信号センタ一部の400本の信号に対して上下4゛
0本しか使用しないために、オフ上4.ト生成部551
13て算出された係数は、時間整合回路55114にて
時間合わせされ上下マスク部と同一の信号フォーマット
にされて、乗算器55116に人力されている。乗算器
55116には、上下マスク部Vh /VTVンコーダ
5007て動き適応処理されたVh /VTV号か非線
形変換部5009を介して人力されている。これにより
Vh /VT信弓倍電、第80図で示した正規化特性に
応じてデコートされ、合成部5511.5に人力され、
センタ一部の(コチと合成されて出力される。これによ
り、0.8MB2以下の成分のレベルが大きいときは上
下マスク部に付加されるvh/VT信号のレベルを下げ
ること力Cてき視覚上の妨害をかなり低減することかで
きる。
第79図は上記エンコーダに対応するデコーダを示して
いる。サイドパネル処理部からの輝度信号は、上下マス
ク部とセンタ一部とを分離する分離部65111に入力
され、上下マスク部の信号は乗算器65117に人力さ
れる。一方センター部の信号は、動き適応センター信号
デコーダ65012に人力される他、水平低域通過フィ
ルタ65112に人力される。この水平低域通過フィル
タ6’5112で抽出された0、8MH2以下の成分は
、絶対値回路65113で絶対値信号に変換され、加算
器65114に入力される。加算器65114ては、数
サンプルつつの加算が行われ、その出力はオフセ・ノド
生成部65115てエンコーダ部とは逆特性の係数を算
出される。ここで算出された係数は、上下マスク部の時
間に対応したフォーマットにするために時間整合回路6
5116に入力され、この時間整合された係数か乗算器
65】17に人力される。これにより乗算器65117
からは元の振幅にVh /VTV号か得られる。
この信号は、Jl−線形変換部65013を介してデコ
ーダ6501.5に人力される。
」二記のシステムを用いることにより、伝送途中ではv
b7vr(6+<のレベルをかなり小さくすることかで
き、現行り式の受像機で現われる上下マスク部で不安な
影等があられれない。また暗い画像では、Vh /V丁
倍信号レベルをあまり制限しないのでデコーダ部でS/
Nが劣化することも無い。
(多重信号の非線形レベル変換システム)上記した中間
方式のエンコード・デコードシステムで一使用される信
号フォーマットは、第84図に示すように設定されてい
る。これは第52図に示したものと同しである。上ドマ
スク部にはVh /VT信ぢによる補強信シ)が多重さ
へ、またサイトパネル部の水を周波数0.8MBx以上
の高域成分が多重されている。
従って、これらの多重信号のレベルか高いと上ドマスク
部を現行方式の受像機で映出した場合、妨害として11
立つことになる。そこで多重信号レベルが高いときは送
信側てレベルを抑圧して伝送し、逆に受信側では伸張し
、この妨害を軽減することかできる。
ところか、従来の非線形処理では受信側の入力信号レベ
ルの大きさに応して乗算係数を決定するので、伝送系て
ケイン変化かあったような場合は、送信受信側の双方の
合成特性かフラットにならす元の波形を再現することか
できないという問題がある。
そこでこの実施例では、伝送フォーマットの信号の空ラ
インに非線形処理のリファレンス信号を多重して伝送す
る+により、伝送系での信号のゲン変化の影響を受けず
に、受信側で正しい再生(送受双方の合成特性がフラッ
トな)信号を得られるようにしている。
第82図はこの実施例でありエンコーダ側の非線形変換
部5009を詳しく示しており、第83図はデコーダ側
の非線形変換部65013を詳しく示している。まずこ
のシステムの原理について説明する。
第85図は送受双方での非線形特性の一例を示したしの
で、同図(al)は送信側、同図(bl)は受信側の特
性を表している。なおy軸は入力信号の振幅の大きさ、
y軸は出力信号の振幅の大きさを表している。送信側で
は、同図(a2)のテーブルに示されるように入力信号
Xの大きさに応して −X≦X≦xl、xl<x<x2、X≧x2、−X2<
X<−Xl、X≦−λ2の5つの区間を設定し、各区間
内では人出力の関係は線形を持つものとする。そして人
力振幅の大きさの絶対値Xか大きくなるにつれ、その出
力をl/2 、l/4と抑制させるようにしている。こ
のとき非線形特性はxi、x2.”/1.y2と乗算係
数、l/2 、l/4て決定される。
受信側では逆に同図(b2)のテーブルに示す関係を満
たせば送受双方で総合的にフラットな特性を持たせる−
ことができる。但しこのとき、xl’=yl、x2−−
y2 を満足しなければならない。従って、従来の非線形処理
では、同図(b2)のテーブルを前提として受信側で人
力1=号の振幅の大きさX′に応して乗算係数を決定し
ている。そのため、伝送系で信号のケインか変化すると
、」−記の式を満足しなくなり、送受双方の総合特性が
フラットにならず元の波形を再現できない。
そこで、第86図に示すようIよリファレンス信号を送
信側で作成して特定のライン(例えば262ライン、5
25ライン)に多重して伝送するものである。即ち、受
信側の入力信号振幅の大きさの判定に用いられるxl−
1x2〜、と絶対値y1−−2x’、絶λ・(値Y2−
−4X′とを15号とともに伝送し、これを元に人力伝
号を判定すれば、判定の際には伝送系のゲイン変化の影
響を無くすことかできる。
第82図は、エンコーダ側の非線形変換部5009の具
体的構成例である。Vh /VT信号は、非線形テーブ
ル55120に人力され、第85図(al)(a2)に
示したように人力信号レベルに応した変換処理か行われ
、その出力は選択回路55121に入力される。選択回
路55121は制御回路55130からのタイミング信
号により制御されており、上下マスク部に対応した期間
でVh/VT信じを出力し、また特定のラインではリフ
ァレンス化5じ発生器55129からのリファレンス化
シシを選択導出する。リファレンス(t3 弓は、次の
ように作られている。レベル発生器55]22からは、
xi−、x2−、yl−、y2−.501REの各レベ
ル化5)が出力されており、X1゛、X2−は遅延器5
5125.55 ]−26に人力されるとともに切片発
生器55 ]、 23.55124に人力される。切1
4発生器55]23.55]24には、yl−、y2−
も人力されており、この切片発生器55123.551
24はy〕″−2x−1y2−−4x−を作成して、そ
れぞれ遅延器55127.55128に人力している。
遅延器55,125.55126.551.27.55
128の出力及び501REは、リファレンス信号発生
器55129に入力され、第86図に示した形で出力さ
れる。この場合50 I REのレベルを基準レベルに
してオフセットされ、正負1./2振幅で振れるように
出力される。なお、xl−1X2−1絶対値yl−−2
x−1y2−−4x−の順は任意である。
第87図は、上記リファレンス信号発生器55129の
具体的構成例である。xl−、x2−。
y1’+  y2−の各レベル化ぢは、係数器5513
1.551B2、’) ’513′3.55134を介
したのち、直接選択回路551.39に人力されるとと
もに、反転器55135.55 ]、 ]36.551
37.55]38を介して選択回路55139に人力さ
れている。選択回路55139は、第88図に小すタイ
ミンクチャートににLっで制御回路55130の制御デ
ータで人力を選択する。制御回路55130は同期制御
部55049からのタイミング信号に基ついて制御され
ている。リファレンス(7”Jは、262ラインと52
5ライン目て選択導出され、Vh /VT信−」は、第
′う2〜4]ライン及び第295〜304ライン目で出
力される。
第83図は上記の、11線1杉変換部’)009にχ・
1応したデコーダ側における11−線形変換部6501
3を示している。
正規化デコーダから出力されたVh /VT信号は、係
数決定回路65120、比較器65121、係数器65
 ]、 22.65123、選択回路65〕27に人力
される。係数決定回路65120では、第262、第5
25ライノ1−1に多重されているリファレンス化シl
を検出し、xl’、X2゛、絶対1直y+−−2x’、
y 2 ’ −4X ’の各レベルf昌号を検出し、そ
のうちxi−1x2−は人力(= ”jとの大小比較を
行う比較2N6512に人力する。
比較器6512の出力は、選択回路65]27の制御端
子に供給され、選択制御信号とし2て利用される。選択
回路65127には、5系統の信号か人力される。xl
−1x2−±(yl−−2x’)、4x′±(y2−−
4x’)である。x2−±(yl、−−2x−)は、係
数器65122で248に振幅伸張された信号を加算器
6512B及び減算器65124で、係数決定回路65
120からのyl−−2x−を加藏算して作成されてい
る。
4×−±(y2−−4x−)についても、同様に加算器
65125.65 ] 26により作成されている。選
択回路65127では、比較器65121からの出力を
元に人力化りX−のレベルの大きさに応して人力伝号の
うち1つを選択導出する。
第89図は、係数決定回路6512 (1の具体的構成
例である。リファレンス信号のタイミングが第88図の
ように伝送されるものとすると、入力端子に人力した信
じx′は、直接同期加算器65131に人力するととも
に、遅延器65130を介して同期加算7j 6513
2に人力する。遅延器65130は遅延時間τを何する
。同期加算器65131.65132ては、それぞれn
クロック分の加算が行われ、減′g器65133でそれ
らの差が取られる。この出力は、係数器65+34で1
 / n倍されて、出力端子65138に出力されると
ともに、遅延器65135に入力される。遅延器651
35.65136.65137は直列接続され、各遅延
器の出力は、出力端子65139.65140,651
41に導出されている。
これにより各出力端子65138〜65141には、そ
れぞれxl−1x2−1yl−−2x”、y2−−4x
−の各レベル信号を得ることができる。
上述した実施例によると、エンコード側で形成されるが
信号伝送フォーマ・ノドの空のラインに補強信号用のリ
ファレンス信号を多重して伝送することにより、伝送系
でのゲイン変化の影響を受けることなく、受信側で正し
い補強信号を再生することができ、送受双方で総合的に
フラットな特性を実現できる。
[サイドパネル処理] (S/N改善システム) 本システムのフォーマットでは、サイドパネル部の水中
0.8 [MHz]以下の低域成分は水平オーバースキ
ャン部に時間圧縮して伝送し、受信側で時間伸長を行う
ことで書生を図っている。
ところが、この時間圧仲処理により伝送ノイズが低域に
シフトするためセンタパネルに比ベサイドパネルの視w
、S/Nが劣化してしまう。その結果、センターとサイ
ドパネル間のつなぎ目が目立ってしまう。
この対策としては動き適応ノイズリデューサの適用が考
えられる。しかし、動き部分での画質劣化や低S/N信
号には使えないなどの問題がある。
また、黒レベル近傍の小振幅レベル信Sシし伝送ノイズ
につぶれてしまう。
そこでこの実施例では、サイドパネル部の信号を時間圧
縮して伝送するに際して、デコード時の視覚S/N劣化
を防市するためにサイド(L、号に対して3次元エンフ
ァシス処理を施すようにしている。また、黒ベル付近の
小振幅レベルの信号に対してもエンファシス処理を施す
ことにより、伝送ノイズにつぶれず暗い画像での精細感
を保つことができる。
第90図、第91図に送信側及び受信側のエンファシス
回路の構成例を示す。
サイドパネル部の視覚S/N劣化に対しては、時間・垂
直・水平の3方向にエンファシス回路を施し改善を図る
第92図はエンファシス回路の基本構成を示している。
同図(a)は送信側のプリエンファシス回路で巡回型の
構成になっている。入力端子55141に導入されたf
vJ号は、減算器55142を介し係数器55143で
に倍され遅延回路55144に人力される。遅延回路5
5144は、時間方向の場合に1フレーム、乗口ノj向
の場合に2ライン、水下方向の場合に2クロツク遅延し
て減算器55142に供給する。
減算器55142は、人力信;j−と遅延信号との差分
信号を得、この差分値zシは係数器55146で(1+
k)(oされて出力される。
その結果1、送信側の伝達関数は、 He   (z)  =  (Hk)  /  (Hk
z  −7)・・・(1) となる。ただしkはプリエンファシス屋を決定する係数
である。
第93図Ca)は、この周波数特性を表している。
第92図(b)は、受イ3側の非巡回型構成のデイエン
ファシス回路を示している。
入力端子65151に導入された信号は加算器6515
4に人力されると共に係数器65152に人力される。
係数器65152でに倍された信号は、遅延回1651
53で上記プリエンファシス回路の遅延回路55144
と同じ遅延旦て遅延され、加算器65154で先の入力
信号と加算され係数器65155で1/(1+k)倍さ
れ出力される。
その結果、受信側の伝達関数は Hd (z) = (1+k z−’) / (1+k
)・・・(2) となる。
第93図(b)は周波数特性を示している。
尚、il>、(2)式より送受双方の総合特性では He (z)Hd (z)−1 となり、フラットとなる。
第90図は、第92図(a)のプリエンファシス回路を
適用した送信側のエンファシス回路の構成例を示してい
る。
入力端子には、第49図のセンタパネル処理部5014
からの輝度信号Y及び色信号C(1,Q)信号が入力さ
れる。
先ず、輝度信号Yについて説明する。
入力端子に入力された信号は、時間方向プリエンファシ
ス回路55152、垂直方向プリエンファシス回路55
153、及び水平方向プリエンファシス回路55154
を直列に介して、上記のような3次元プリエンファシス
処理が行われる。この出力は、直接減算器551.56
に人力されると共に、水平低域通過フィルタ(水平LP
F)55155で帯域制限され減算器5’5156に人
力される。減算器55156は両信号の差分をとり、水
平高域成分を加算器55160に人力する。更に、水平
LPF55155の出力(L、号Xは減算器55157
に入力され、DC人力信信号(ペデスタルレベル)が減
算され係数器55158に人力される。
係数器55158は、アップダウン(UP/DOWN)
カウンタ55161を用い、例えば第94図(a)のよ
うに両サイドパネル部の時間圧縮期間の黒レベル付近の
信号をプリエンファシスするように、k−k (t)で
制御された係数を掛は加算器55159に出力する。加
算器55159は、この信号と上記DC人力化5’J’
 Pとの加算器5jを加算器55160に出力し、加′
g器55160は、この加算信号°に減P器55156
からの水平低域f5号を加算して出力する。
その結果エンファシス出力yは、 y−k (t)  (X  D) +pとなる。
入力端子55171に入力される色信号(1゜Q)につ
いても輝度信号Yと同様のエンファシス処理が行われ出
力される。即ち、色信号エンファシス部は、時間方向プ
リエンファシス回路55172、垂直方向プリエンファ
シス回路55173、水平方向プリエンファシス回路5
5174、水平LPF55175、減算器55176.
55177、係数器55178、加算器55179.5
5180、UP/DOWNカウンタ55181により構
成されている。
第91図は、受信側のエンファシス回路を示している。
入力端子65161に導入された輝度信号Yは、減算器
65163に人力されると共に水・1ノ方向LPF65
12に人力され、水平低域か抽出され減算器65163
に人力される。1目:j65163は、両f5号の差分
をとり加02N65167に出力する。
水平力向LPF65162の水平低域出力は、史に減算
2g65”164に人力されDC入力信号P’(ペデス
タルレベル)が減口され係数器65165に人力される
第95図はDC人力C5号P゛発生回路を示している。
このシステムであるエンコードフォーマットは、空領域
となる第525ラインにペデスタル信号のみを付加して
伝送する。
受信側において、入力端子65201に導入された上記
伝送倍電は、アンド回路65203の一方端に人力され
る。アンド回路65203の他方端にはゲート発生回路
65202からのゲートパルスが人力され、アンド回路
65203は第525ラインのペデスタルCL、号付加
領域を選択する。
アンド回路65203の出力は、加算器65204を介
し選択回路65205に人力される。
選択回路65205はカウンタ65207を用いて出力
が制御され、人力がN回(この場合N−256)になる
まで1クロック遅延回路65205への出力を続ける。
1クロック遅延回路65206の出力は加算2”i 6
5204に入力され、アンド回路65203の出力と同
期加算される。
この動作が、N回繰り返されると選択回路65205の
出力は係数器65208に人力され、1/ N t=さ
れDC人力信号P゛が得られる。
第91図の係数器65165は、UP/DOWNカウン
タ651.68を用い、例えば第94図(b)のように
両サイドパネル部の時間圧縮期間の黒レベル付近の信す
をデイエンファシスするように、1/に一1/k (t
)で制御された係数を掛は加算器65166に出力する
加算器651.66は、この人力(5号と上記DC人力
信号P′との加算(5号を加算器65167に出力し、
加算器65167は、この加算イシ号に減算器6516
3からの水平低域イ5シシーを加算して水子、方向デイ
エンファシス回路65169に出力する。
その結果エンファシス出力yは、 y−1/k (t)  (x−p−) +p ’となる
以下、水平方向ディエンファシス回路65169、垂直
方向デイエンファシス回路65170及び時間方向デイ
エンファシス回路65171は、第92CD (b)の
ディエンファシス回路を適用しており、このからの出力
は第50図で示したセンターパネル処理部65006に
供給される。
入力端子65181に導入される色信号C(1゜Q)に
ついても同様のデイエンファシス処理が行われ、第50
図のセンタパネル処理部65006に出力される。色信
号デイエンファシス系統は、水平LPF65182、減
算器65183.65184、係数器65185、加算
器65186.65187、UP/DOWNカウンタ6
5188、水平方向デイエンフアシス回路65189、
垂直方向デイエンファシス回路65 ] (10、時間
方向デイエンファシス回路65191て構成されている
以上説明したようにこの実施例においては、サイドパネ
ル処理において、サイト信号の時間圧縮処理に佳うサイ
ドパネル部の視覚S/N劣化に対しては、3次元エンフ
ァシス処理を適用することにより改善を得ることができ
、また黒レベル付近の小振幅レベル信号に対してもエン
ファシス処理を行うことにより伝送ノイズにつぶされず
暗い画像での精細感を保つことができる。
(マスキング部色多重/分離システム)サイドパネルの
輝度信号Yと色信号Cとを同時に上下マスク部に多重し
て伝送する場合、例えば時分割で多重を行うと、十分な
伝送8董を確保できないため、信号帯域を制限しなけれ
ばならず、サイドパネル部のボケ感が大きくなる。また
、通′畠のNTSCと同様に周波数多重を行った場合は
上下マスク部でクロストークが発生すると並び変え等の
処理によりクロストーク成分がサイドパネルて伸長され
目立ちやすくなり、著しく画質劣化を生しる。
そこでこの実施例では、サイトパネル処理部においてサ
イ(・信5;°の高域成分を伝送するに際してその帯域
制限に工夫を凝らし、サイドパネル部を内生したときの
画質向上を図り、かつ、現行受像器で中間方式の倍電を
l)ヰした場合に、サイドパネル部の(D ’rが目立
つのを押さえることができるシステムを実現するもので
ある。
第96図にエンコーダ側の実施例を示し、並べ換え部5
017、上下マスク部ブリ処理部5018、合成部50
16、NTSCエンコーダ5019の構成を詳しく示し
ている。
入力端子5013a、5013bには、輝度信号及び色
信号が人力される。
各信号は、サイドパネルの高域と低域とを分割するサイ
ドパネル高域低域分割部5013に人力される。6信″
;jの低域成分は史にセンタパネル処理回路501.4
を介してエンファシス処理5015で処理され合成部5
016を構成する選択回路55191.55192の各
−万端に人力される。
各信号のサイトパネルの高域成分(Y、C)は、並へ換
え部5017のフィールドメモリ55193.5519
4にそれぞれ人力される。フィールドメモリ55193
.55194は、タイミング発生器55195からの制
御信5シを用いて各信シシを並び変えて出力する。フィ
ールドメモリ55193の輝度化け出力は、遮断周波数
か3〜IHzに設定された低域通過フィルタ(LPF)
55196と遅延器55197に人力される。選択回路
55198は、LPF55196の信号と遅延器551
97を介した(5号とを選択して、合成部5゜16の選
択回路55]9の他力端に供給する。
フィールドメモリ55194の出力色信号は、遮断周波
数が0.5MHzに設定されたLPFS5199に人力
される。選択回路55200は、LPF55199の信
ぢと0レベル信号とを選択して、選択回路55192の
他方端に入力する。
合成部5016を構成する選択回路55]9゜5519
2は、177771回路5015のセンタ部信号と選択
回路55198.55200の上Fパネル部の信号とを
切り替えて出力する。
選択回路55192の出力色信号は、乗算器55201
で色搬送波であるfscで変調され加算器55202に
人力される。
加算器55201は、変調された色信号と選択回路55
191からの輝度信号とを周波数多重し出力端子502
0に1夏合映像信号として導出する。
以上のエンコード処理を第98図(a)と第99図を参
照してイスー/的に更に説明する。
輝度信号及び色信号のサイトパネルS PY 1゜5P
CIをそれぞれ並び変え、5PY2,5PC2に示す様
に配列する。輝度信号のサイドパネルは、並び変えられ
た配列の1ライン毎に、遮断周波数か3 M Hzに設
定されたLPFを用いて帯域か制限される。色他ヨのサ
イドパネルは、並び変えられた配列の1ライン毎に、遮
断周波数が0゜5 M Hzに設定されたLPFを用い
て帯域が制限され、その他のラインはOにされる。帯域
制限された色信tJはfscで変1週された後、帯域制
限された輝度イ―シシと周波数多重される。つまり、5
PYCに示すように、1ライン毎に輝度化−じのみのラ
インと輝度信号と色色弓とか多重されたラインとかtL
iられる。
ここで、輝度信号だけのライン(20本のうち10本)
は、帯域制限か行われ八いため、第99図(b)に示す
様に4.2MHzまで伝送され、一方、輝度信号と色信
号とか多重されたライン(残り10本)は、第99図(
a)に示すスペクトルになる。
従って、3 M Hz以下の輝度信号成分は、全ライン
か伝送されるか、3 M Hz以上の輝度信号成分は、
半分のラインしか伝送されないため、第99図(C)に
示す帯域となる。よって半分のラインでは斜め成分が欠
如することになる。また、魚信r’−は、通常の半分の
ラインしか伝送しないため第99図(d)に>]\す帯
域となる。
第97図はデコーダ側のサイトパネル処理部650 (
] 1における実施例を示している。
入力端子65008に導入された上下マスク部の(1コ
シじは、選択回路65211の−h端、LPF6521
2及び減算器652+3に人力される。
LPF652+2は、輝度(5号と色(5号とが多重さ
れたラインから輝度(5号を抽出し、選択回路6521
1の他力端と減算器65.213に供給する。
減算器652 ] 3は、上ドマスク部の信号から輝度
化すを減して魚信シJを得る。
選択回路65211は、人力上下マスク部信号か輝度信
号たけのラインの場合は人力信号を選択し、輝度信号と
魚信ぢとか多重されたラインの場合はLPF652]2
の出力を選択する。
選択回路65211の輝度信シシ出力は、タイミング発
生回路65216の制御化シシを用いてフィールドメモ
リ65215で並び変えられ、もとのサイト化弓の位置
に配置される。
フィールドメモリ65215の出力は、加算器6521
.9に人力されると共にラインメモリ(IH)6521
7,65218を直列に介して加算器652 + 9に
人力される。
加算器65219は、フィールドメモリ65215の出
力と2H文の遅延信号とを加算し係数器65220に供
給する。係数器65220は、加算器65219の出力
に1/2の係数を乗じてライン間の平均値を算出し、遮
断周波数3 M Hzの高域通過フィルタ(HPF)6
5221に供給する。
HPF65211は、3 M Hz以上の高域成分を抽
出し、加算器65222に供給する。加算器65222
は、HPF65221からの高域成分とラインメモリ6
5217からのIH遅延信号とを加算し選択回路652
23の一方端に出力する。
選択回路65223の他方端にはラインメモリ6521
7のIH遅延信号が人力される。選択回路65223は
、輝度信号のみ多重された信号が人力されたときはライ
ンメモリ65217の出力を選択し、輝度信号と色f5
号とが多重された信号が人力されLPF65221で帯
域制限された信号が入力されたときは、高域成分が加算
された加算器6522の出力を選択する。
一方、減算器65213の色信号出力は、乗算器652
14で復調されフィールドメモリ65225て並び変え
られた後、ラインメモリ65226.65227.加算
器65228及び係数器65229を用いてライン間平
均信号を得る。
選択回路65230の一方端には係数器65229の出
力が人力され、他方端にはラインメモリ65226の出
力が人力されている。色(≦す・か伝送されている時は
ラインメモリ65226の出力を選択し、伝送されてい
ない時は係数器65229の出力を選択する。
輝度信号を1がる選択回路65223.色信号を得る選
択回路65230からの輝度信号及び色信号出力は、そ
れぞれ加算器65231,65232てサイドパネルの
低域成分に加算されサイドパネルが再生される。
以上のデコード処理を第98図(b)を用いて史に説明
する。
輝度信ぢと色信号か多重されているラインは、遮断周波
数3 M HzのLPFを用いて輝度信号と色イご号と
に分離される。分離された輝度信:3 s pY2−と
5PC2−は、5PYI−と5PCI−で示すように並
び変えられる。
輝度信号においては、遮断周波数3 M HzのしPF
て帯域制限されたラインに、帯域制限されないラインの
高域成分を上下ラインから抽出して加算する。この加算
が加算器65222において行われている。
色信号においては、もともと半分のラインしか伝送され
ていないので、上下ラインから補間して再生する。直接
信号がIHラインメモリ65226から得られ、補間信
号が係数器65229から得られ、この信号は選択回路
65230により交互に選択導出される。これにより、
はとんと元の信号と変りのないサイドパネル信号が再生
される。
さらにまた特に、エンコード信号を上下マスク部に多重
する場合、輝度信号と色信号が多重されたラインを垂直
の同期信号付近に時間調整して配置すれば、現行受像機
で見た場合、垂直オーバースキャン部に隠れるためより
見えにくくすることができ、クロストークが発生した場
合など口立つ二とがない。
蒸気したようにこの実施例では、輝度信じ−の斜め成分
の一部を制限し、輝度(v ”rと色信号とを周波数冬
型し上手マスク部で伝送する。輝度信号と色化5jは完
全に分離できるように予め帯域制限されているためクロ
ストークは牛しない。また、輝度(=”iの斜め成分は
視覚上寄与度が低いため解像度の劣化も生じない。
(多重(=’r適応レベル変換システム)サイトパネル
部の高域成分は、垂直の上下マスク部に多重されるため
、振幅レベルが大きいと妨害として目立ってしまう。
これに対して、信号を一定値で割ることで全体の振幅レ
ベルを抑制して伝送し、受信側でその数を掛けて信号レ
ベルを復元する方法が考えられる。
しかし、この方法では、送信側の除数に比べ信号レベル
が著しく小さいと伝送ノイズ等により漬れてしまい、受
信側で復元ができない。また、逆に信シjレベルが著し
く大きいと、妨害がより目立ちその値の設定は困難であ
る。
そこでこの実施例では、上下マスク部に多重されるサイ
トパネルの高域成分を正規化することにより、振幅レベ
ルを制御し、妨害が目立つのを抑えるものである。また
正規化にあたっては、センターパネル部の高域信号にオ
フセットをかけた信号を用いることによりサイトパネル
信号の微小信号成分のノイズかつふれるのを防止してい
る。このことを実現する手段として合成部5016及び
65007に特徴を持たせている。
第100図及び第101図はサイドパネル高域信号を正
規化する回路の構成例を示している。
第100図はエンコーダ側を示している。
入力端子55211.55212には輝度信号センタパ
ネル部及び輝度化は上下マスク部の信号が人力される。
センタパネル部の信号は、選択回路55222の一方端
に人力されると共にデイエンファシス回路55213に
人力される。デイエンファシス回路55223の11j
性は、第50図のエンファシス回路650(15と同し
特性を何し、第49図のエンファシス回路50]5によ
る信号レベル変化を元に戻すものである。
デイエンファシス回路55213の出力は、HPF55
214で水・1/、周波数0.8[MHz]以上に帯域
制限され、5倍伸長回路55215で5倍に時間伸長さ
れる。これは、第50図のセンタパネル処理部6500
6における115時間圧縮の逆操作である。
5倍伸長回路55215の出力は、絶対値回路5521
6で絶対値化され、総和回路55217でn個の信号値
の総和か肖られる。
総和回路55217の出力は、オフセット回路5521
8でオフセット値C1が掛けられΣl x +  l 
+ Cy   (x + ハ信号しベル)となる。
オフセット回路55218の出力は、並べ変え回路55
219で第49図の並べ変え部5017と同様の動作が
行われ、除算回路55221に入力される。
上ドマスク部の信−」は、係数器55220てオ   
゛フセット値CYの係数か掛けられ、除算回路5522
1て並へ変え回路’5521Qの出力て除せられW−規
化された後、選択回路’55222の他方端に入力され
る。選択回路55222は、制御回路55223で制御
され、第42〜241ライン及び第305〜504ライ
ンか人力された時はセンタパネル部の信号を選択し、第
22〜′31ライン及び第515〜524ラインか人力
された時は正規化された上下パネルg1りの信号を選択
する。選択回路55222の出力は、第49図のNTS
Cエンコーダ5019に人力される。
入力端子55゛う11,55−312に導入された色f
δ゛号センターパネル部及び色伯可上ドマスク部信号は
、輝度信tシと同様の処理か施され、センタパネル部の
19号と正規化された上下マスク部の信■が選択出力さ
れる。従って、色色号処理系は、デイエンファシス回路
55313、HPF55314.5倍伸張回路5531
5、絶対値回路55316、総和回路55317、オフ
セット回路55318、並へ換え回路55319、除算
回路55321、係数器55320.選択回路5532
21、どて構成される。
但し、HPF55314て、水弔周波数0. 1[MH
z]以上に帯域制限されるものとする。
第101図は、デコーダ側の合成部65007における
正規化処理回路を示している。
入力端子65241.65422には輝度信号センタパ
ネル部及び綽度信zj上ドマスク部の信−」か人力され
る。センターパネル部の信号は、加算器65249に人
力されると共に水平HPF65243に人力される。
センターパネル部の信号は、水平HPF65243て水
平周波数0.8[MHz]以上に帯域制限され、絶χ・
I値回路65244で絶対値化され、総和回路6524
5でn個の信号値の総和がとられる。
総和回路65245の出力は、オフセット回路6524
6でオフセット値C7が掛けられΣlx+  l+cy
   (x+は信号レベル)となる。
オフセット回路65246の出力は、乗算回路6524
7て上ドマスク部の信ぢに乗ぜられ、係数器65248
で1 / Cvの係数が掛けられ加算器65249に人
力される。加算器6524Qは、係数器65248の出
力と上記センターパネル部fこ号とを加算し、 ((Σl xt  l +Cy、) /Cy ) −Y
M(Y&1は輝度信号上下マスク部) を得、元の上下マスク部信号を再生することかできる。
入力端子65251.65252に導入された色信号セ
ンタパネル部信号及び色信号上下マスク部信号について
も同様の処理が施される。従って、色信号処理系は、H
PF65253、絶対値回路65254、総和回路65
25、オフセット回路65256、乗算回路65257
、係数器65258、加算器65259等により構成さ
れる。
但し水平HPF65253では、水平周波数0.1  
[MHz]以上に帯域制限されるものとする。
上記した実施例によると、垂直の上下マスク部に多重伝
送されるサイトパネル部高域信号を正規化することで、
振幅レベルを抑制し、妨害か目立たなくなる。
正規化にあたっては、センタパネル部高域(= r;に
オフセット値を掛けた信号を用いることでサイトパネル
の微小傷シシー成分のノイズつぶれ等を防くことができ
る。
(多重信号差分処理システム) 上記したようにこのシステムでは、サイドパネル化−一
の高域成分は、上下マスク部に多重して伝送する。この
上下マスク部は、現行受像機て受信した場合には画面上
に現れる。そのため、」1下マスク部に多重している信
号のレベルか大きくなると、上下マスク部に多重した信
号か目立ってしまい、現行ユーザーに非常に邪魔になる
そこでこの実施例では、上下マスク部に多重する信号の
レベルを極めて小さくすることかでき、現行の受像機で
中間方式の信号を再生した場合に上ドマスク部の多重倍
シシ・か目立つのを抑圧するようにしている。このため
にこの実施例では、サイドパネル処理部における並へ換
え部5(] I 7.6501 [’]の処理り法及び
構成にに4.17徴を白している。
第102図は並へ変え処理部5017Cエンコーダ側)
のブロック図を示している。
入力端子55321に導入されたサイトパネル輝度信号
の高域成分は、ラインメモリ55322て1ライン遅延
され加減算処理器55323の一方端に入力されると共
に加減算処理器5532 Bの他方端に直接人力される
従って、加減算処理器55323には隣合った2ライン
の信号が同時に人力されていることになる。加減算処理
器55323については、後に詳述するが、2ライン分
の信5Jが同時に出力される。
加減算処理器5532Bの一方の出力は選択回路55B
25の一方端に直接人力され、他方の出力はラインメモ
リ55324て1ライン遅延され選択回路55325の
他方端に人力される。
選択回路55325は、両人力を1ライン毎に切り替え
て出力する。従って、加減算処理器55323から同時
に出力される2ライン分の信号が1ラインつり交Hに出
力される。選択回路55325の出力は、フィールドメ
モリ55326に人力される。
フィールドメモリ55326は、サイトパネル輝度信号
を上下マスク部に並へ変えている。この動作は、アドレ
ス制御回路55B27を用いてフィールドメモリ55B
26の読み出し書き込みアドレスを制御して行っている
フィールドメモリ55326の出力は、サイドパネル輝
度信号か上)マスク部に並へ変えられた(ご号で、出力
端子に導出される。
入力端子55328に導入されたサイトパネル色信号の
高域成分は、遅延器55329を介してフィールドメモ
リ55330に人力される。遅延器55329は、サイ
トパネル色信号の処理にZ・要な時間だけ遅延している
。これはフィールドメモリ55326に人力されるサイ
トパネル輝度信号とフィールドメモリ55330に人力
されるサイトパネル色信号とのタイミングを同しにする
ためである。このようにすると、フィールドメモリ55
’ 326のアドレス制御とフィールドメモリ5533
0のアドレス制御とを全く同じにすることができるので
アドレス制御回路55327を共用することができる。
フィールドメモリ55330は、サイドパネル色信号を
上下マスク部に並び変えて出力端子に導出する。
第104図(a)は、加算減算処理器55323を示し
ている。
入力端子5533]には、第102図のラインメモIJ
 55322の出力か人力され、入力端子55332に
は入力端子55321に人力された信すが直接人力され
る。以ド、入力端子55331に入力される信号をa、
入力端子55332に人力される信号をbとし、添字1
て示されるa+。
blは信号aのうち3 M Hz以下の成分を表し、添
字りて示されるah、b−hは3MHz以上の成分を表
す。すなわち入力端子’)5331には信号(a++a
h)か人力され、入力端子55332にはfε号(b+
+bh)が人力される。
信号(a1+ah)は、LPF55333に入力され水
平周波数を3 M Hz以下に帯域制限される。LPF
55333からの3 MHz以下の信号a1は、加算器
55334と減算器55340に人力される。
信号(bl”bh)は、LPF55336と減算器55
337に人力される。L P F 55336は水平周
波数を3M Hz以上に帯域制限し、信号b1を加算器
55339.55334と減算器55337に供給する
。加算器55134は、LPF 5533−3の出力信
号a1とL P F ’55H36の出カイご号b1と
を加算し、信号(a1+b1)を係数器55335に供
給する。係数器55335は、15号(a++b+)を
1/2倍し出力端子55342に信号((a1+b+ 
)/2)(以下信号Aと記す)として導出する。
減算器55337は、(9号(b++bh)から信号b
1を減算し信号す、を係数器55338に供給する。信
号bhは、係数器55338て2イ8され加算″a55
339で信号b1と加算され信号(bl +2bb )
となる。信号(bl +2J )は、減算器55340
て信号a1から減算され、信号(a、−bl −2bh
 )となり、係数器55341で1/2倍され信号((
a、−b、)/2−b、))(以下Bと記す)として出
力端子55343に導出される。
信号Bの帯域は4.2MHzまであるか、信号Aの帯域
は3 M Hzまてしかない。これは、上下マスク部に
信号を多重する際に信号Aの3 M Hz以上の領域に
色信号を多重するためである。
3 M Hz以下の成分についてみると、信号Aの場合
は上ドライン間の和になっているか、信チBの場合は上
t゛ライン間の差になっている。上下ライン間の差をと
ることにより、垂直方向の高域成分となるため、15号
のエネルギーは小さくなる。
そのため、元の信号をそのまま上下マスク部に多重する
よりも、現行受像機で映出した場合は上下マスク部では
見えに<<lよる。
信号Aは選択回路55B25の一方端に人力され、信号
Bはラインメモリ55324を介して他方端に人力され
、1ライン毎に交互にフィールドメモリ55326に人
力され上下マスク部への並べ換えが行われる。
第105図は上下マスク部の(8号の配置を示している
映像信号の上下両端部、すなわち同期信号に近い部分に
(8弓、 Aを配置する。そして雪の内側、すなわちセ
ンタ信じ−に近い部分に信シシBを配置する。
信じ八が配置された上ドマスク部の領域は、現行受像機
て受(ごした場合、垂直オーバースキャン部となるため
11111面上には表われない。上下マスク部のうち画
面上に表われるのは、信号Bが配置された部分のみとな
り、(5号Bはライン間差(5号なのでエネルギーが小
さく見えにくい。
従って、上下マスク部に多重したず9号を現行受像機で
再生しても、はとんど邪魔にならない。
第103図は、デコーダ側の並へ換え処理部65010
を示している。入力端子6526−1には、上下マスク
部に多重された輝度(Y)信号が導入されフィールドメ
モリ65262に供給される。
入力端子65272には上ドマスク部に多重された色信
号が導入され、フィールドメモリ65273に供給され
る。
フィールドメモリ6526’2に供給された輝度信号は
、もとのサイドパネル部に並べ換えられる。
この並べ換えはフィールドメモリ65262の書込みと
読み出しアドレスを制御するアドレス制御器65274
により実現されている。フィールドメモリ65273で
も同様な処理により並べ換えが行われる。これによりフ
ィールドメモリ65262からはサイドパネル部に並べ
換えられた輝度信号が得られ、フィールドメモリ652
73からはサイドパネル部に並べ換えられた色信号が得
られる。フィールドメモリ65262の出力は、ライン
メモリ65263と加減算処理器65264に入力され
る。ラインメモリ65262では1ライン分の遅延が行
われ、その出力は加減算処理器65264に人力される
。加減算処理器65264には、2ライン分の信号が同
時に人力されることになる。つまり、エンコーダの加減
算処理器55323から出力された信号A、Bが人力さ
れることになる。
第104図(b)は加減算処理器665264を具体的
に示している。端子65281から人力された信号Aと
端子65282から人力された信号Bは、共に加算器6
5283に入力される。従って、加算器65283から
は A+B尾 (1/21(at +3. )+I(1/21 (at
 −bz 1−bh l−、ll 、 −t) 。
が出力される。加算器65283から出力されるa、−
b、は加算器65284に人力される。−方、減算器6
5286では、信号Aから信号Bが引き算される。よっ
て −B− (1/2Ha 、 +b 、 l−[1/2Ha 、 
−b 、 )−bkl” b + + b bが得られ
る。減算器65286の出力は、HPF65287に供
給されるとともに端子65289に導出される。端子6
5289は、加減算処理器65264の出力端子となっ
ており、b、 十す、を1することができる。
HPF65287では、3MB!以上の帯域制限が行わ
れるので、bl +1)、の信号のうち3νH1以上の
成分す、が加D 器65284に人力される。
これにより加算器65284では、blがキャンセルさ
れ、信号a、のみが導出される。この信号a、は加減算
処理器65264の出力として出力端子65288に導
出される。
よって加減算処理器65264の一方の端子65288
からは、信号at  (信号aのうち3MBr以下の成
分)が出力され、他方の端子65289からは信号す、
+b、(信号すの全帯域)が出力されることになる。
第103図に戻ると、f5号aは、加算器65279に
入力され、(信号すはラインメモリ65265と加算器
65267に人力される。ラインメモリ65265で1
ライン分の遅延を受けた信号は、ラインメモリ6526
6とセレクタ65271に人力される。ラインメモリ6
5266では、1ライン分の遅延が施され、その出力は
加算器65267に人力される。従って加算2H652
67では、2ライン分離れた信号すの和が求められる。
加算器65267の出力は、係数器65268に入力さ
れ172倍され。従って、係数器65268の出力は、
2ライン離れた信号すの平均値となっている。係数器6
5268の出力は、HPF65269に入力される。H
PF65269では、3MHt以上の信号のみが出力さ
れ、その出力は加算器65270に人力される。従って
HPF665269から出力された信号は、2ライン離
れた信号すの3MB!以上の成分の平均値であり、これ
が加算器65270に人力され、加減算処理器6526
4から出力される信Q aと加算されることになる。
加減算処理器65264からの信号aと信号すとは同時
に出力されるが、信号aは信号すよりも1ライン前の信
号である。従って、加’Q 器65270では、311
I[l!以下の帯域である信号aに対して、その上下ラ
インの信号すの3MHt以上の平均値が加算されること
になる。加算器65270の出力は、4.21JHtま
での帯域の成分を持つ信号aとなり、これがセレクタ6
5271に入力される。
セレクタ65271には、信号aとラインメモリ652
65により1ライン遅延された信号すが人力されている
。これらが1ライン毎に交互に選択導出され、ワイドパ
ネルの輝度信号が得られる。
セレクタ65271の出力は端子65276に導出され
これた並べ換え処理部65010の出力となる。
フィールドメモリ656273から出力されているサイ
ドパネル部の色値すは、遅延器65275により遅延さ
れ、サイドパネルの輝度信号のデコードに必要な時間遅
延され時間合わせか行われる。そして、並べ換え処理部
650100色信号出力端子である65277に出力さ
れる。
上述した実施例によれば、現行受像機において中間方式
による信号を受信し映出した場合に、顔面上に表れる上
下マスク部に多重される信号のレベルを非常に小さくす
ることかできる。現行受像機の画面上でもめざわりか無
く、他の信号に妨害となる二ともない。
(サイドパネル継ぎ目処理システム(継ぎ目の垂直相関
性低減処理)) サイドパネル方式では、サイドパネル部とセンタパネル
部とを別々に処理して伝送し受信側で再合成する。この
ときサイドパネルとセンタパネルとは異なった処理が施
されて伝送されるためつなぎ口が口たってしまう。特に
、センタパネルとサイドパネルとが分割された部分では
、伝送系で生しるリンキングの影響及びそれぞれのパネ
ルの解像度の差があるため縦に筋状の歪みが生しつなぎ
ぬか目たってしまう。
そこで、この実施例では、センターパネルとサイドパネ
ルの繋ぎ目の位置を、ライン毎にずらすことにより、繋
ぎ目で生じる歪みの垂直相関性を低くし、繋ぎ目を目立
ちにくくすることができるようにしたものである。
第106図はエンコーダ側のサイドパネル方式処理部に
おけるセンターパイ、ル処理部5014の一実施例を示
している。入力端子55351に導入された輝度信号は
、遅延回路55352.10/9倍伸張回路55353
及び5倍圧縮回路55354にれそれ人力され、各出力
は選択回路55355に人力される。
入力端子5536 ]に導入された色信号は、遅延回路
55356.10/9(8伸張回路55357及び5倍
圧縮回路55358にそれぞれ人力され、各出力は選択
回路55369に人力される。
選択回路55355.55359は、タイミング発生回
路55360を用いて制御され、サイドパネル部では1
15倍圧縮回路55354.55358の出力を選択し
、センタパネル部では10/9倍伸張回路55353.
55357の出力を選択し、サイドパネルとセンタパネ
ルの間の部分では遅延回路55352.55358の出
力を選択して出力端子55362.55363に導出す
る。この場合、タイミング発生回路55360の制御信
号は1ライン毎に切り換えられている。
第107図は、デコーダ側のサイドパネル方式処理部に
おけるセンターパネル処理部65001の一実施例を示
している。
入力端子65219にはエンコードされた輝度イこt」
か人力される。人力r中度(=”iは、遅延回路652
92.9/1]ごIL縮回路6529’3及び5イ8伸
張回路65294にそれぞれ人力され、各出力は選択回
路65295に人力される。
人力−子65296にはエンコードされた色イコ5づが
人力される。人力色(L、”jは、J!f延回路652
97.9/10倍圧縮回路65298及び5倍伸張回路
65299にそれぞれ人力され、各出力は選択回路65
300に人力される。
選択回路65295.65300は、タイミング発生回
路65301を用いて制御され、サイドパネル部では5
倍伸張回路65294.65299の出力を選択し、セ
ンタパネル部では9/10倍圧縮回路656293.6
5298の出力を選択し、サイドパネルとセンタパネル
の間の部分ては遅延回路65292.65297の出力
を選択して出力端子65302.65302に導出する
この場合、タイミング発生回路65301の制御信号は
1ライン毎に切り換えられている。
第108図を参照して圧縮伸長フォーマットについて説
明する。
4fscでサンプリングした場合、1水・1工走査明間
は910サンプルとなる。このうち、水・1之同明明間
を除く747サンプルを画像信−として取り扱う。
例えば、左右41サンプルをサイドパネル部とし、その
内側〕7サンプルつつを圧縮処理を行わない部分とし、
その内側631サンプルつつをセンタパネルとして伸長
する部分とする。エンコード後は全体か753サンプル
でサイト部左右9サンプルとなる。
また、第109図に示すように、左右42サンプルをサ
イトパネル部とし、その内側16サンプルづつを圧縮処
理を行わない部分とし、センタ部は第108図と同様と
すると、全体は747サンプルとなり第108図と同様
となる。エンコード後は全体が753サンプルでサイド
部左右10サンプルとなる。
第108図と第109図のフォーマットは。サイトパネ
ルのサンプル数が1サンプル異なるたけて全体のサンプ
ル数及びセンタ位置は同じである。
タイミング発生回路55360は、1ライン毎に第10
8図に示すフォーマットと第109図に示すフォーマッ
トとを切り替える。
上記の様にライン毎にフォーマットを切換えることで、
第1.10図に示すようにサイドパネルとセンタパネル
のつなき目の位置をライン毎にすらすことができる。
従って、つなぎめの歪みの垂直期間を低く押さえること
ができ目立たなくすることかできる。
尚、この発明ではライン毎にフォーマット切換え行った
が、例えはフィールド中位及びフレーム単位で切換えを
行っても良い。
上記したようにこの実施例では、ライン単位にサイドパ
ネルとセンタパイルの繋きめの位置をすらすことにより
、繋ぎ目で生じる歪みの垂直相関を低くしより目立たな
くすることかでき、サイドパネルとセンタパネルを滑ら
かに合成することかできる。
(サイドパネル継き口処理(解像度の滑らか処理))シ
ステム サイトパネル部の信号は、低域成分は水平オーバースキ
ャン部に多重して伝送し、高域成分は上下マスク部に時
分割多重して伝送する。しかし上下マスク部で伝送でき
る信号蓋は決まっているため、サイドパネル部の高域成
分全部を伝送することはできない。そこで、サイトパネ
ル部の信号は、視覚上目立たない斜め高域成分が削除さ
れて伝送される。そのため、センターパネル部とサイド
パネル部とでは信号帯域に差かあるため、デコーダでサ
イドパネル部を再生したときに、帯域差によってセンタ
ーパネル部とサイドパネル部との繋ぎ目が目だってしま
う。
そこでこの実施例では、センターパネル部とサイドパネ
ル部の繋ぎ口付近の信号か極端に帯域差ヲ持たす、滑ら
かな帯域差となるように、センターパネル部の両側の帯
域を少し制限して伝送するようにしている。
第111図はサイトパネル、ロ、域低域分割部5013
のブロック図を小している。
レターホックス処理側から入力端子55371に導入さ
れた輝度化1−1は、選択回路’55”373の一万端
に人力されると共にブリフィルタ55372て斜め成分
か削除さねて選択回路55373の他ノJ端に人力され
る。
選択回路55371は、タイミング発生回路55390
て制御され、センターパネル部のサイドパネル部に接し
た部分とサイトパネル部では、ブリフィルタ55372
の出力か選択され、センターパネル部のサイトパネル部
に接した部分を除いたセンターパネル部のほとんどの部
分では入力輝度信′−シが選択される。従って、選択回
路55373の出力は、センターパネル部とサイドパネ
ル部との境界線よりも少し内側を墳にして、その境より
も外側の部分がブリフィルタ55372によって斜め高
域成分が削除されたものとなっている。
選択回路5537 ’3の出力は、LPF55374と
減算器55375に人力される。
LPF55374は、化5」の低域成分のみを抽出し減
算器55375に供給される。
減算器55375は、選択回路55373の出力からL
PF5’5374の低域成分出力を減算し、高域成分を
分割回路55−376に供給する。
分割回路55375は、入力信号をセンターパネル部の
信号とサイドパネル部の信号とに分割し、センターパネ
ル部の信号を加算器55377に供給し、サイドパネル
部の信号を出力端子55379に出力する。加算器55
377は、センターパネル部の高域信号とLPF553
74からの低域成分とを加算し出力端子55378に出
力する。
従って出力端子55378には、センターパネル信号−
の全帯域信号とサイトパネル部の低域成分が導出される
。出力端子553.79にはサイトパネル部の高域成分
か導出される。
出力端子55378の化すは、センターパネル処理部に
おいてセンターパネル部か伸張され、サイドパネル部(
低域成分)か圧縮されることになる。圧縮されたサイト
パネル部は水平オーバースキャン部にχ・を応する。ま
た出力端子55379のサイトパネル部の高域成分は、
並へ換え処理を施され上下マスク部に多重されることに
なる。
入力端子55381に導入された色信号は、ブリフィル
タ55382.選択回路55383.LPF55384
.減算器’) 5385.分割回路55386及び加算
器55387を用いて、上記輝度化5号と同様の処理か
施される。
出力端子55388には、センターパネル部の化5;の
仝帯域の色信号−とサイドパネル部の低域成分の魚信5
づか導出され、サイトパネル部の低域成分は時間圧縮さ
れ水平オーバースキャン部に多重されて伝送される。出
力端子55389には、サイドパネル部の高域成分の色
(5号か出力され、上下マスク部に時分割多重されて伝
送される。
以上述へたように、サイトパネル高域低域分割部を構成
すれば、受信機側でサイトパネルをデコートシ、元の1
6:9の画面とした時に、センターパネル部とサイトパ
ネル部との帯域差を目立たなくすることかできる。これ
は、センターパネル部の化S;の斜めじ1構成分をエン
コータで削除しているために、センターパネル部の中央
部と両端部、センターパネル部の両端部とサイトパネル
部は、帯域差かあるかその帯域差は次第に変化してつな
がる形となり、急激な変化かないからである。
(多重(5号のスクランブルシステム)サイトパネル部
の高域成分は、上下マスク部に時分割多重して伝送する
例えは、サイドパネル部の一部分にのみ、高域成分が存
在した場合、上下マスク部の中でその部分を多重した場
所にのみ高域信号がある様になる。
また、サイトパネルの1部分のみか動いていたとすると
、その信号を多重した上下マスク部の1部分のみの信号
が動くことになる。
これらのような場合、上下マスク部の信号のみが動いて
いたりするため、上下マス゛り部の中でその部分のみが
非常に目障りになる。  “そこでこの実施例では、並
べ換え部5017の処理方法を工夫し、サイトパネル部
の高域成分を上下マスク部に多重する場合ミ上下マスク
部への高域15号の配置をランタムにすることにより、
多重化ぢを均一化して、1−1立たなくするものである
第112図は、エンコータ側の並へ換え部5017の構
成例を示している。
入力端子5540+には上ドマスク部に多重するサイト
パネルの輝度化弓の高域成分が人力され、入力端子55
405には上下マスク部に多重するサイトパネルの色信
号の高域成分か人力される。
入力端子5540+に導入された輝度15号は、ライン
間処理回路’)5402に人力される。ライン間処理回
路55402は、ライン間相信号とライン間差信号とを
作成し、フィールドメモリ55403に供給する。ライ
ン間(11信号とライン間差信号は、上下マスク部に多
重されて伝送される。
入力端子55405に導入された色信号は、遅延回路5
5406に入力される。遅延回路55406は、上記輝
度信号かライン間処理回路55402て処理されている
時間たけ色信号を遅延する。
遅延回路55406の出力は、フィールドメモリ554
07に人力される。
フィールドメモリ55403.55407は、スクラン
ブルアドレス制御回路55409で制御され、輝度信号
及び色信号をそれぞれ上下マスク部に並べ変えている。
この動作は、フィールドメモリ55403.55407
の書込み及び読出しアドレスを制御して、サイドパネル
部の連続したラインの信号が並ばないように、ランダム
に配置している。。
フィールドメモリ55403は、上下マスク部に並べ変
えられたサイドパネルの輝度信号(高域成分)を出力端
子55404に導出し、フィールドメモリ55407は
、上下マスク部に並べ変えられたサイドパネルの色信号
(高域成分)を出力端子55408に導出する。
第113図は、デコーダ側の並べ換え部65010のブ
ロック図を示している。
入力端子65311には上下マスク部に多重された輝度
信号(高域成分)が入力され、入力端子65315には
上下マスク部に多重された色信号(高域成分)が人力さ
れる。
入力端子65311に導入された輝度信号はフィールド
メモリ65312に人力され、入力端子65315に導
入された色(3号はフィールドメモリ65316に人力
される。フィールドメモリ65312.65316は、
スクランブルアドレス制御回路65319を用いてフィ
ールドメモリ65312.65316の書込み及び読出
しアドレスを制御して、上下マスク部にランダムに配置
されたサイドパネルの信ぢを元のサイドパネルの信創に
並べ換えている。
フィールドメモリ65312の出力は、ライン間処理回
路65313に人力される。
サイドパネル部の輝度信号の高域成分は、エンコーダで
ライン間和信号とライン間差信号に処理され、上下マス
ク部に多重されている。従って、フィールドメモリ65
312から出力されるサイドパネル部に並べ換えられた
サイトパネルの輝度信号は、ライン間和f3号とライン
間差信号のままになっている。ライン間処理回路653
13は、ライン間和信号とライン間差信号から元の信号
を15るための処理を行い、サイトパネルの輝度C9号
の高域l成分を出力−子65 ’314に導出している
フィールドメモリ65316は、サイドパネル部の色信
号の高域成分を遅延回路65317に出力する。遅延回
路65317は、上記輝度信号かライン間処理回路65
313て処理されている時間だけ色(a S7を遅延し
、出力端子6531 Bに導出している。
なおスクランブルとデイスクランブルの関係は、各種の
方法があり、アドレス制御回路55409と65319
との同期関係を維持し、メモリ等を用いてデコーダとエ
ンコーダのスクランブル情報とデイスクランブル情報の
共通化を図ればよい。
上記した実施例によれば、サイドパネル部の高域信号を
上下マスク部に多重する場合、上下マスク部の高域信号
をランダムに配置することにより、上下マスク部に多重
した信号を偏りなく均一化することができる。従って、
上下マスク部に多重した信号を目立たなくすることがで
きる。
なおスクランブルを解除するためのキー情報は、進化側
から特定のラインに重畳して伝送してもよく、あらかじ
め取決められたタイミングからスクランブル解除データ
(キー情報)が格納されたメモリを駆動するようにして
もよい。また、メモリのキー情報を放送センター側から
送られるキー情報で書き替え可能にすれは、有料放送を
行う場合にも活用できる。
(色信号多重伝送システム) 通常テレビジョン信シ3は、輝度信号に色信号か周波数
多重された複合化i;であり、受像機で複合化zjを輝
度信シjと魚信5;とに分離しなければならない。周波
数多重された魚信ぢを抽出するためには、従来、帯域通
過フィルタ(B P F)が使われていたが水平解像度
が劣化するためコムフィルタを用いて分離している。し
かし、これらの分離用フィルタで輝度信号と色19号と
を分離すると完全な分離ができないため、輝度(5号が
色信号へ漏れ込みクロスカラーが発生し、色信号が輝度
信号へ漏れ込みドツト妨害となる。従って、特に輝度信
号と色信号のクロストークが発生しやすい斜め成分の多
い領域で妨害か生じ、画質劣化が生じていた。
そこでこの実施例では、輝度信号と色信号との多重方法
及び分離方法を工夫することにより、受信側ではマトリ
ックス演算により、はとんと完全なY/C分離を可能し
、クロストークよる画質劣化を生じることなく高精細な
画像を得られるようにしている。
第114図は輝度信号に色信号が多重された信号を示し
ている。
図において■、■、・・・は走査線を示し、Yl。
Y2.・・・は輝度信号を示し、C1,C,、・・・は
色信号を示している。
以下エンコードの原理動作を説明する。
第1の走査線は、Y、 十C,て多重され、色信号をラ
イン2度振りし、第2の走査線はY、−C1て多重する
。以上の方法により第1フイールドでの多重を完了する
第2フイールドにおいて、例えば第264番目の走査線
は、第1フィールドから(Y、 十Y、)/2て輝度信
号を作り、−C2(A−弓と多重する。
また、第265番目の走査線は、第1フイールドから(
2/3)Y、+ (1/3)(Y、 +Y2 )/2で
輝度信号を作り、 Cz倍信号多重する。
第2フイールドにおいても魚信5づはフィールド2度振
りとなっている。
以上の処理はエンコータ側で行われ、色信号と多重され
る領域、つまり、輝度信号の高域成分においてのみ行わ
れる。従って、輝度(5号の低域成分については同等処
理は行わない。
以下、前述のようにエンコードされた信号を受信し、も
との輝度信号及び色信号を得る手段を説明する。
第114図で第1フイールドの走査線をn I +n7
.・・とじ第2フイールドの走査線をml、m2、・・
・とする。これらの信号を受信し、元の輝度信号及び色
信号を次式により得る。
c、= (y、 十Y、)/2−m+ = (n 1 + n 2 ) / 2  m l= 
n + / 2 + n = / 2− m 1   
・・・(1)Y7−3/2 (mi   (ni +n
4)/6−  (rz  +fi、)  /2−mi 
 )=   (3/4)nl   (3/4)ni  
  (1/4) ns −(1/4) n4+(3/ 
2) mi +(2/ 3 ) m 2      −
   ・・・(2)CI −Y2 −n7 =   (’3/4)ni    (7/4)nt  
  (1/4)ni   (1/4)n4 +  (3
/ 2)mi  +(3/2)m2         
  ・・・ (3)Y、 社n、  −C。
−(7/ 4 ) n 1+ (7/ 4 ) n y
 +(1/4)ni  +  (1/4)na    
(3/ 2)ml  −(3/2)mz       
     ・・・ (4)従って、マトリックスで表す
と、 となる。
第115図を用いて受信側の動作を説明する。
入力端子65’−321に導入される複合信号は、第1
14図のような形式てY/C多重された信号である。こ
の信号は、1ライン遅延器(IH)65322〜653
24.260ライン?f延器65325及び1ライン遅
延器65326を直列に介してマトリクス回路6532
7の第1の入力端に人力されると共にマトリクス回路6
5327の第6の入力端に入力される。また、各遅延器
65322〜65B25の出力は、マトリクス回路65
327の第5〜第2の入力端にそれぞれ入力される。
これによりマトリックス回路65327には、第114
図で示したn1〜na 、ml 、mqが人力され、式
(5)における係数を用いたマトリックス演見か可能と
なり、信シじY、、Y、、C,。
C2を得ることができる。
第116図は上記マトリックス回路65327からの出
力を処理して輝度化5じと色45号を作成する回路であ
る。
入力端子65332に導入された輝度信号Y2はライン
メモリ65”333で1H遅延され選択回路65’−3
34の一方端に人力され、入力端子65332に導入さ
れた輝度化り−Y1は選択回路65334の他方端に人
力される。
選択回路65334は、ライン毎に切り替わり輝度信号
Y1とY2とを交斤に出力する。選択回路65334の
出力は、ラインメモリ65335でIH遅延され加算器
65334に入力され選択回路65334の出力と加算
され係数器65337に入力される。係数器65334
で1/2倍してi)られるライン間の平均値は、フィー
ルドメモリ65338て263H遅延され選択回路65
339の一方端に人力される。選択回路65339の他
方端には選択回路65334の出力が入力されており、
この選択回路65334はフィールド毎に切り替えられ
る。すなわち、第1フイールドでは選択回路65334
の出力か選択され、第2フイールドではフィールドメモ
リ65338の出力が選択され出力端子65’340に
導出される。
入力端子6534]に導入された色信号C1は、ライン
遅延器65343を介して選択回路65344の一方に
人力されるとともに選択回路65344の他方に直接人
力される。選択回路65344は、ライン毎に人力色信
5;と遅延色信5jとを交+7に切り替えライン2度振
りを行う。
入力端子65342に導入された色値4. (2も同様
にして、遅延器6’5345を介して選択回路6534
6の一方に人力されるとともに、他方に直接人力される
。そして選択回路65346で2度振りが行われる。
選択回路65344の出力は選択回路65348の−り
端に入力され、選択回路65346の出力はフィールド
遅延器65347を介して選択回路65348の他方端
に入力されフィールド毎に切り替えられる。つまり、第
1フイールドでは色値T、C1が出力され、第2フイー
ルドでは色信号C2か出力端子65349に出力される
第117図は、上記した出力端子65340と6534
9に得られる輝度化じYと色値5jCとを示している。
第]のフィールドでは、Y、、Y2信号か順次得られ、
マトリックスの次の出力であるY、+、y、+が次に得
られる。第2フイールドでは、第1のフィールドにおけ
る上下のラインの゛ト均値か?’Fjられる。色値ぢに
ついてはライン2度振りとなり、CI、CIと出力され
たのちマトリックスの次の出力CI−,’CI−か出力
される。
第118図は、上記のようにマトリックス処理と、分離
処理を行えるように第114図に示した多重信号を作成
するエンコーダ側の回路である。
入力端子65351に供給された輝度t=号Yは、高域
通過フィルタ(HPF)65352に人力とともに減算
器65353に人力される。減算器65353では、入
力輝度信号YからHPF65352の出力を引き算する
処理が行われ、低域成分が導出される。この低域成分は
、3ライン分の遅延量を有する3ライン遅延器6535
4を介して加算器6536 ’9に人力される。
HPF65352の出力は、直列接続された1ライン遅
延器65355.65356.65357を介して加算
器65−357に人力される。1ライン遅延器6535
7の人力と出力とは、加算器65357で加算され、加
算出力は係数器65358て1/2倍されるので・1′
均化される((Y1+Y2 )/2)>。また、1ライ
ン遅延器65364の出力は、係数器6536]て2/
3イ8され加算器65365に人力される。加算器65
362ては、1ライン遅延器65 ′455の人力と出
力か加算され、その加算出力は係数器65363で1/
2倍され平均化される( (Y3 +Y4)/’2))
。この18号は、係数器65’364て】/′3倍され
加算器65365に人力される。従って、加算器6’5
365からは、 (2/3)Y2+ (1/3)((Y、十Y4)/2)
)が得られる。この45号は、1ライン遅延器6536
6て遅延されて選択回路65359の一方に供給される
。選択回路65359の他方には前記係数器65’35
8の出力が供給されており、選択回路65369はライ
ン周期で交互に一方と他方の人力信号を選択導出する。
従って、ここでは、第114図に示した第2フイールド
のm2、m2、ml  −、m2−に対応する輝度信号
が導出されることになる。この選択回路65359の出
力は、フィールド遅延器65367を介して選択回路6
5368の一方に人力される。この選択回路65368
の他方には1ライン遅延器65357の出力が供給され
ている。選択回路65368はフィールド毎に交互に一
方と他方の人力を選択導出する。従って、ここでは、第
114図に示した第1フイールドの出力と第2フィール
ドの輝度化シシに対応する信号を得ることになる。選択
回路6536gの出力は、加算器65369に人力され
、輝度信号の低域成分と加算され出力端子65370に
出力される。
上記のように得られた輝度信号に大して多重される色信
号は、入力端子65371に導入され、3ライン遅延器
65372を介した後、1ライン遅延器65373及び
選択回路65374の一方の入力端子に供給される。選
択回路65374の他方の入力端子には、1ライン遅延
器65373の出力か供給されており、この選択回路6
5374は、ライン毎に−hと他方の入力端子の信号を
交互に選択して導出する。つまり、色信号は、輝度舊号
との位相合わせのための時間:A整と、2度振り操作を
受けて出力端子65357に導出されている。
これにより出力端子65370の輝度信号と出力端子6
5375の色信号を合成すれば、輝度信号の高域成分(
HPF65352に設定されたカットオフ周波数特性に
よる)については、第114図で示したようなフォーマ
ットの信号となり、7トリンクス演算による単純な分離
が〕能となる。
HPF65352は、例えば1.5MHI以上の成分を
通過するように設定されている。これにより、輝度信号
の高域成分たけがフィールドで2度振りされ現行の受像
機で動画の動きの不自然が生じることはない。また色信
号の垂直解像度は、視覚特性上ではあまり感度が高くな
いので、ライン2度振りを行っても垂直解像度低下によ
る画質への影   響は少ない。
上記したようにこの実施例では、輝度信りと色値5」と
の多重方法及び分離方法をT失することにより、受軸側
ではマトリックス演算により、はとんと完全なY/C分
離をIJJ能し、クロストークよる画質劣化を生しるこ
となく高精細な画像を肖られるようにしている。
(画像表示位置補IFンステム(1))従来、画像表示
位置の補正は、光学的に行われていた。
この手法で補正を行えば、メカニカルにレンズを動かす
必要かあり、かなり複雑な機構が必要であった。さらに
、この手法で補正を行うためにはレンズをかなり人きく
しておく必要があり、コストアップにつながっていた。
そこでこの実施例では、液晶表示装置の特性を活用して
そのドライブ方法を工夫することにより、画像表示位置
を安価で簡単に?すられるようにしたものである。
第119図は、デイスプレィ8000に接続されたデイ
スプレィ補正部60 (] 9を詳しく示すブロック図
である。映像倍電は、2つの入力端子からそれぞれデジ
タルの輝度信号(Y信号)、色信号(1,Q信号)とし
て人力され、デジタルの輝度信じは、デジタルアナログ
変換器(以下D/A変換器と称す)8102によってア
ナログ信号に変換される。色信53・も同任にD/A変
換器810Bによってアナログ信りに変換される。アナ
ログ信シシに変換された輝度(5Xじ、色信号はマトリ
ックス回路(MjTX) 8104に人力され、R,G
Bの信号に変換され、それぞれに対応するXドライバー
(8105〜8107)に送られる。
開明制御回路8101ては、システムクロック(8fs
c)、水平同期C5号H1垂直同期信号Vが人力され、
デイスプレィ800oとしての液晶セル(8111〜8
113)を駆動するためのXドライバー(8105〜8
107)及びYドライバー(8108〜8110)を制
御するための水平スタートパルスSTH,水平クロック
パルスCPH,水平アウトプットイネーブル信号OEH
垂直スタートパルスSTV、垂直クロソクパルスcpv
、垂直アウトプットイネーブル(ε号OEVを出力して
いる。
第120図は、開明制御回路8101の詳細図を図81
0に示し、以下回路動作説明を行う。
まず、CPHパルスを安定して出力するために、位相比
較器8500、LPF8501、VCO8502、分局
カウンタ8503、コンパレータ8504、固定値出力
回路8505によって、フェイズロックドループ(P 
L L)を形成している。
前記位相比較器8500には、外部からの約32μse
c周期のH信シ;(第121図(a)に示す)と、第1
21図(b)、(e)に示すコンパレータ8504から
の1水平期間に1回の位相比較パルスが人力され、両者
の位相が比較される。
そして、H信号のダウンエツジよりも位相比較パルスの
位相が遅れていれば、第121図(C)に示すようにプ
ラスの制御電圧が出力され、逆にH信号のダウンエツジ
よりも、第121図(e)に示すようにコンパレータ8
504からの位相比較パルスの位相が進んでいれば、第
121図(f)に示すようにマイナスの制御電圧か出力
される。
位相比較器85 (] 0より得られる信す(第121
図(c)及び(f))は、L P F 8501に人力
され、第121図(d)及び(g)に示される信号とな
る。電圧制御発振器(以下■COと記す)8502ては
、LPF8’501からの制御電圧かプラス側の場合は
出力パルス周波数を高め、制御電圧かマイナスの場合は
出力パルス周波数を低くするように動作する。
分周カウンタ8503は、VCO8502からのパルス
をクロックとしてアップカウント動作し1、コンパレー
タ8504にカウンタ出力を送出している。
コンパレータ8504ては、固定値出力回路8505か
らの固定値と、分周カウンタ8503からのカウンタ出
力を比較し、その値が一致した場合に、第121図(b
)及び(e)に示す一致1<ルス(HIC,H信号)を
出力する。
一致パルスは分周カウンタ85 (] 3のリセ・ント
パルスとして使用されると同時に、位相比較器8500
において第121図(b)及び(e)に示されるように
、位相比較パルスとして使用される。
従って、一致パルスは1水平走査期間に1回出力される
事になる。
固定値出力回路8505の出力の値は、第119図に示
される液晶セル(8111〜8113)の水平方向の個
数より少ない値に設定されており、固定値出力回路85
05の値を変更することによって、VCO8502から
出力されるCPHの周波数が変化する。このシステムに
示される固定値出力回路は、ユーザ制御部からその値を
変更可能である。
分周カウンタ8503の出力は、さらにコンパレータ8
506及びゲート作成回路8508にも供給されている
コンパレータ8506ては、分周カウンタ8503から
のカウンタ値と固定値出力回路8507より得られる値
を比較し、第119図に示すXドライバー(8105〜
8107)の水下スタートパルスSTHパルスを出力し
ている。
ケート作成回路8 ’) n 8ては、分周カラ/り8
503から得られるカウンタ値と第120図に示す固定
値出力回路8509より11られる(A)、(B)の値
を比較し、第119図に示すXドライバー(8105〜
8107)のアウトプットイネーブル化:20 E H
を出力している。
第122図は、具体例な回路動作を説明するための、タ
イムチャートである。第122図の(a)は、分周カウ
ンタ8503のリセット信−)を示しており、このり七
ノド信シシは第119図に不す映像(Z−EY、I、Q
信5;の水中ブランキング部に同1υjしている。第1
22図(b)は、分周カウンタ850 Bで得られるカ
ウンタ値と固定値作成回路8509からの信号(A)を
比軸して得られる化5づて、1水平走査期間に1回のみ
出力される信号である。第122図(C)は、分周カウ
ンタ8503て得られるカウンタ値と固定値作成回路8
509からの信号(B)を比較して得られる信号で、1
水平走査期間に1回のみ出力される(L、号である。
第122図(d)は、同図(c)の信号をセット、同図
(b)の(= Liをリセット信シ゛じとするR579
717011回路(図面なし)によって得られ、この(
6号か第120図に示したOEHとなる。さらにこのO
EHは、セレクタ8510にも供給される。このセレク
タ8510は、第122図(f)に示すようにOEHか
LOWの期間はVCO8502の出力を選択し、HIG
Hの期間は外部から与えられるVCO8502の出力信
号の周波数よりも高い信号を選択して導出し、CPHと
して出力する。たたし、CPHのパルスの数は、第11
9図に示されている液晶セル(8111〜8113)の
水平方向の数と一致している。第122図(e)は、分
周カウンタ8503より得られるカウンタ値と固定値出
力回路8507より得られる信号を比較して得られる信
号で、1水平走査期間に1回のみ出力される信r4で、
この信号がSTHとなる。
以上のようにして肖られるCPH,5THSOEHによ
って第119図に示すXドライバー(8105〜810
7)の制御か行われる。
次に、垂直方向の画面制御信号作成について述べる。
第120図に示すように微分回路8511では、第12
3図(a)に示される外部からの垂直同明色号Vが与え
られ、第121図(b)、(e)に示されるようなコン
パレータ8504の出力によってVの信号の微分が行わ
れ、第123図(b)に示す1垂直走査期間に1水平走
査期間のみHIGHとなる(8号か15られる。カウン
タ8512では、コンパレータ8504の出力によりカ
ウントアツプが行われ、微分回路8511からの信号に
よってリセットがかけられる。第123図(c)の信号
は、カウンタ8512からのカウンタ値と固定値作成回
路8516からの信号(D)を比較した結果得られる信
5て、1垂直走査期間に1回のみ出力される信号である
。また第123図(d)の信号は、カウンタ8512か
らのカウンタ値と固定値作成回路8516からの信号(
E)を比較L?すられる信号て、1垂直走査期間に1回
のみ出   ・力される信号である。第123図(e)
は、前記同図(d)の信号゛をセット、同図(c)の信
じ・をリセント信壮とするR579717011回路(
図面なし)によって得られ、この信すが示すOEVとな
る。さらにOEVは、垂直クロックパルスCPVの制御
に使用され、セレクタ8517に供給される。セレクタ
8517は第12311(e)に示す信号がLOWの期
間はコンパレータ8504の出力をCPvとして出力し
、第123図(e)に示す(Li号がHIGHの場合に
は、カウンタ8503の2ndMSBのようなコンパレ
ータ8504の出力よりも周波数の高い信号を出力する
。ただし、1垂直走査期間に出力されるCPvのパルス
数は、第119図に示されている液晶セル(8111〜
8113)の垂直方向の数と一致している。第123図
(g)にCPvの信号形態を示す。
第123図(f)は、カウンタ8512より得られるカ
ウンタ値と固定値出力回路8513より得られる信すを
比較し得られる信号で、1垂直走査期間に1回のみ出力
されるfご弓て、この信号がSTVとなる。
以上のようにしてILiられるCPv、STV、OEV
によって第119図に小すYドライバー(8108〜8
110)の制御か行われる。
Xドライバー(8105〜8107)、Yドライノ<−
(8108〜8110)の制御について、さらに具体的
に第124図を用いて説明する。
第124図(a)に示す回路は、第119図に ・示さ
れているR、G、Bのパネルのうち、R信号用の液晶セ
ルについて示したもので、G信号、B信号についても同
等の処理を何しているのでここでは省略する。まず水平
方向のドライバーの制御信号としては、シフトレジスタ
5170に示すCPH,STHが入力され、サンプルホ
ールド回路5172(同図(b)に詳細を示す)にRの
映像tS号が人力され、バッフ7ドライバー5173に
はOEMが人力される。一方、垂直方向のドライバーの
制御信号としては、シフトレジスタ5174にCPVS
STVが人力され、バッファドライバー5176には、
OEVが人力される。レベルコンバータ5171.5]
75は、TTLレベルの信号を液晶セル制御のレベルに
変換するためのものである。サンプルホールド回路51
72は、同図(b)に示すように単位セルに対応したケ
ート素子5180とホールト素子5181からなり、バ
ッファドライバー5173は、各単位セルに対応したバ
ッファ素子5182により構成されている。
第125図は、画像表示位置補IEを行うための各制御
信号の働きについて示している。
まず、液晶セル8000は、画像表示位置補正を行うた
めに、実際に駆動されるセル領域よりも大きいセル領域
が用意されている。〔第124図の液晶セル5150、
第119図に示されている液晶セル(8111〜811
3)も同様〕。
CPH,は、前にも述へたように、水平方向に配にされ
た液晶セルと同数のパルス数になるように制御されてお
り、このCPH信号を用いて映像をサンプルする事によ
り表示される画像信号が時間圧縮される。
次に、STHの位相によって映像信号の表示位置か決定
され、第122図(d)に小すOEHがLOWの肋間は
液晶セルか駆動し、HIGHの191間は液晶セルか駆
動しない制御が行われる。+iij記動作によって、必
要な映像信号1111間以外の期間は液晶セルか駆動さ
れず、この部分は光か透過されtい。たたし、本実施例
の液晶セルは、ノーマリ−ブラックのものである。
垂直方向も、CPV、STV、OE V I: ヨーT
水平り向と同様の処理か行われ、駆動される液晶セルか
選択される。
以上の処理によって、駆動される液晶セルが選択的に選
ばれ、第125図に示す駆動される液晶セル部分を自由
自在に変化させることかでき、同図の(t a)  (
t b)の期間か等く、(t c)(td)の期間が等
しい場合には、第126図(a)に示すように画像表示
は投射レンズ8520に対して均等な位置になり、第1
25図の(ta)の期間か(tb)より長い場合は、第
126図(b)に示したように画像表示は投射レンズ8
520に灯して右側にすれ、第125図の(t a)の
期間が(tb)より短い場合は、第126図(C)に示
したように画像表示は投射レンズ(8520)に対して
左側にずれる。
垂直方向も同様に、第125図の(t c)の期間が(
td)より長い場合は、画像表示は投射レンズ8520
に対して上側にすれ、第125図の(t c)の期間か
(td)より短い場合は、画像表示は投射レンズ852
0に対して下側にすれる。
上記したようにこの実施例による信号処理で画像表示位
置補正を行う事によって、従来レンズを皆勤する事によ
り光軸をずらして行っていた画像表示位置補正と同等の
効果を15る事ができる。この結果、従来かなりのコス
トがかかっていたメカ部列を削除する事ができ、大幅な
コストダウンが実現する。プロジェクタが傾いていたり
位置がずれていた場合は1.固定値出力回路の保持値を
調整することにより自由に画像位置を補正でき、正常な
位置に合わせることができる。
(画像表示位置補正システム(2)) 、  従来、画像表示位置の補正は、光学的に行われて
いた。
この手法て補1F、を行えは、メカニカルにレンズを動
かす必要かあり、がなり19雑な機構が必要であった。
さらに、この丁、l去て補IFを打うためにはレンズを
かなり大きくしておく必要があり、コストアップにつな
がっていた。
そこでこの実施例では、液晶表示装置の特性をl馬用し
てそのドライブ方法を工夫することにより、画像表示位
置を安価で簡単にillられるようにしたものである。
そこでこの実施例では、液晶表示装置の特性をl、ζ用
してそのドライブ方法を工夫することにより、画像表示
位置を安価で簡単にiワられるようにしたものである。
第127図はこの実施例におけるデイスプレィ8000
とデイスプレィ補正部6009を詳しく示すブロック図
である。
映像信号は、2つの人カウー子にそれぞれデジタルの輝
度化XJ(Y信5j)、色値5じ(1,Q(―写)とし
て人力され、デンタルの輝度化5シは、デンタルーアナ
ログ変換器(以下D/A変換器と称す)8102によっ
てアナログ(5号に変換される。色値号も同様にD/A
変換器8103によってアナログ信号に変換される。ア
ナログ信号に変換された輝度化ぢ、色化弓はマトリック
ス回路(M T X )8104に人力され、R,G、
Bの信号に変換され、画像制御回路8100に送出され
、画像制御回路8100からそれぞれにχ・1応するX
ドライバー(8105〜8107)に送られる。
同期制御回路8 ] 01には、システムクロック8f
sc、水1え同I9]信−jH1垂直同期信ぢ■か人力
され、液晶セル(811,1〜8113)を駆動するた
めのXドライバー(8105〜8107)及びYドライ
バー(8108〜8110)を制御するための水平スタ
ートパルスSTH,水平クロックパルスCPH,垂直ス
タートパルスSTV、垂直クロックパルスCP■を作成
して出力し、また、画像制御回路8100を制御するた
めに、水平アウ信号ットイネ−モル化号OEH,垂直ア
ウトプットイネーブル信号OEVを出力している。
同IIJI制御回路8101の詳細は、第120図で説
明した通りである。従って、第121図乃至第123図
で示したタイミングチャートもそのままこの同期制御回
路8101に当てはまる。また第124図で説明したX
ドライバー及びY l−ライノ・−についても全く同し
ものである。但し、この実施例では、バッファドライバ
ー5〕7B、5176には、OEH,CPVか人力され
tい。
この実施例では同期制御回路81 (] 1から肖られ
るCPH5STHによって第127図に示すXドライバ
ーC8105〜8107)の制御か行われ、OEHによ
って画像制御回路8 ] 00の制御か行われる点か先
の実施例と異なる。
また、同期制御回路810]から得られるCPV、ST
Vによって第127図に示すYドライバー(8108〜
8110 )の制御か行われ、OEMのよって画像制御
回路8]00の制御か行われる点か先の実施例と異なる
画像制御回路8〕00ては、OEH,OEVかともにL
OWの期間のみMTX8]04より送られてくる信号を
送出し、OEH,OEVのとちらか一方かHIGHの期
間は、黒レベルの画像信号を送出するように信号経路か
構成されている。
第128図は、画像表示位置補正を行うための前記各制
御信号の働きを示している。
液晶セルは、画像表示位置補正を行うために、実際の画
像信号(画像制御回路8100によって黒レベルを送出
される期間以外の期間)よりも大きいセルか用意されて
いる。
CPHは、前にも述へたように、水平方向に配置された
液晶セルと同数のパルス数になるように制御されており
、このCP、H信号を用いて映像をサンプルする事によ
り表示される画像信号か時間圧縮される。
垂直方向も、水平方向とCPV、S、TVによって同様
の処理が行われ、画像信号の表示領域が選択される。そ
して実際に表示される画像信号期間以外の期間は画像制
御回路8100により黒レベルの信号が出力されている
以上の処理によって、画像信号期間を自由自在に変化さ
せることかでき、第128図の(ta)(tb)の!t
l1間か等く、(tc)  (td)の期間か等しい場
合には、第126図(a)に示すように画像表示は投射
レンズ8520に対して均等な位置になり、第128図
の(t a)の期間か(tb)より長い場合は、第12
6図(b)に示したように画像表示は投射レンズ852
0に対して右側にすれ、第128図の(ta)の期間か
(t b)より短い場合は、第126図(C)に示した
ように画像表小は投射レンズ8520に対して左側にす
れる。
垂直方向も同様に、第128図の(t c)の期間か(
tc])より長い場合は、画像表示は投射レンズ852
0に対して上側にすれ、第128図の(t c)の期間
が(t d)より短い場合は、画像表示は投射レンズ8
520に対して下側にずれる。
上記したようにこの実施例によれば、上記した信号処理
で画像表示位置補正を行う事によって、従来レンズを移
動する事により光軸をすらして行っていた画像表示位置
補正と同等の効果を得る事がてきる。この結果、従来か
なりのコストかかかっていたメカ部分を削除する事かで
き、大幅なコストタウンか実現する。
(ドライブ周波数可変による時間圧縮伸張システム) 従来の画像信号時間圧縮伸張回路は、以下に示す2つの
手法を用いて行われていた。
第1@口の手法は、ホッンユの特開昭59−61371
で提案されているような、インターポーレーションフィ
ルタとラインメモリを組み合わせて時間圧縮伸張を行う
ものである。
第2舌口の手法は、シーメンスの持分甲2−16067
またはソニーの持分N1と2−17867で提案されて
いるようなラインメモリのみを用いメモリへの書き込み
クロックと読みたしクロックの周波数を変える事によっ
て時間圧縮伸張を行うものである。
以上の2つの方式は、いずれもラインメモリを必要とし
そのラインメモリを制御するための回路がかなり?U 
fiになっていたためコストかかなりかかっていた。
そこでこの実施例では、液晶表示装置の特性を活用して
、そのドライブ方法を工夫し、簡単に画像化けの時間圧
縮伸張を15られるようにしている。
第129図は、この実施例におけるデイスプレィ800
0とデイスプレィ補正部6009を詳しく示している。
ます画像倍電°は、2の入力端子からそれぞれデンタル
の輝度信じ−(Y信号−)、色信号(1,Q信号)とし
て人力され、デジタルの輝度信号は、デンタル−アナロ
グ変換機(以下D/A変換器と称す)8102によって
アナログ信号に変換される。
色(5号も同様にD/A変換器8103によってアナロ
グ信号に変換される。アナログ信号に変換された輝度信
号、色信号はマトリックス回路(MTX)8104に入
力され、R,G、Bの信号に変換され、画像制御回路8
100に送出され、画像制御回路8100からそれぞれ
に対応するXドライバー(8105〜8107)に送ら
れる。
同期制御回路8101ては、システムクロック8f s
 Cs水中同明侶シ;H1垂直同ルj信5J■か人力さ
れ、液晶セル(8111〜8113)を駆動するための
Xドライバー(8105〜8107 )及びY l’ラ
イバー(8108〜8110)を制御するための水平ス
タートパルスSTH,水・1′−クロックパルスCPH
,垂直スタートパルスSTV。
垂直クロックパルスCPvか作成され、また画像制御回
路8100を制御するために、水平アウトプットイネー
ブル(ε号OEHを作成している。
第130図は、同期制御回路8101の詳細を示してい
る。
ます、CPHパルスを安定して出力するために、位相比
較器8500、LPF8501、VCO8502、分周
カウンタ8503、コンパレータ8504、固定値出力
回路8505によって、フェイズロックドループ(P 
L L)を形成している。
位相比較器8500ては、外部より約32μsec周期
のH信号(第131図(a))と第131図(b)、(
e)に示すコンパレータ8504からの1水・I花期間
に1回の位相比較用パルスが人力され、H信5jのダウ
ンエツジと比較用パルスとの位相か比較され、H(Q 
”iのダウンエツジよりも比較用パルスの位相が遅れて
いれば、第131図(C)に示すようにプラスの制御電
圧が出力され、逆にH化5」のダウンエツジよりも、第
131図(e)に示すように比較用パルスの位相か進ん
でいれは、第131図(f)に示すようにマイナスの制
御電圧が出力される。
位相比較器8500からの信号(第131図Cc)及び
(f))は、LPF8501に人力され、同図(d)及
び(g)に示されるfL、号となりVCO8502の制
御端子に供給される。
VCO8502では、LPF8501からの制御電圧が
プラス側の場合は出力パルス周波数を高め、制御電圧が
マイナスの場合は出力パルス周波数を低くするように回
路が動作する。
分周カウンタ8503では、VCO8502から得られ
るパルスをクロックにしてアップカウント動作が行われ
、コンパレータ8504にカウンタ出力が送出している
コンパレータ8504ては、固定値出力回路8505か
らの固定値と、分周カウンタ8503からのカウンタ出
力を比較し、その値が一致した場合に、第131図(b
)及び(e)に示す一致パルス(HIC;H信号)を出
力する。
一致パルスは分周カウンタ8503のリセットパルスと
して使用されると同時に、位相比較器8500では位相
比較用パルスとして使用される。
従って、一致パルスは1水平走査期間に1回出力される
事になる。
固定値出力回路8505は、画像を圧縮する場合は第1
29図に示される液晶セル(8]11〜811B)の水
平力向の個数より少ない値に設定され、画像を伸張する
場合は液晶セル(8111〜8113)の水平方向の個
数より多い値に設定されており、固定値出力回路850
5の値を変更することによって、VCO8502から出
力されるCPHの周波数か変化する。
分周カウンタ8503のカウント値は、コンパレータ8
506に供給されるとともにケート作成回路8508に
供給されている。
コンパレータ8506では、分周カウンタ8503から
のカウンタ値と固定値出力回路8507より得られる値
を比較し、第129図に示したXドライバー(8105
〜8107)のサンプリンクスタートパルスSTHパル
スを出力している。
ケート作成回路8508では、分周カウンタ8503か
らのカウンタ値と固定値出力回路8509より肖られる
(A)、(B)の値を比較し、第129図に示した画像
制御回路8100のためのアウトプットコントロール1
9号OEHを出力している。
第132図は、同期制御回路8]0]の具体的な回路動
作を説明するためのタイムチャートである。第132図
の(a)は、前記分周カウンタ8503のリセット信号
を示しており、このリセット信じは第130図に示す映
像倍電−Y、I、Q信ぢの水゛1′、ブランキング部に
同期している。第132図(b)は、分周カウンタ85
03より得られるカウンタ値と固定値出力回路8500
より得られる信じ(A)を比較しiツられる化5シて、
1水・F走査期間に1回のみ出力される信号である。第
132図(c)は、分周カウンタ8503より得られる
カウンタ値と前記固定値出力回路8509より1号られ
る化5シ(B)を比較し11られる信号て、1水き1η
走走査量に1回のみ出力される(≦可である。
固定値出力回路8509より得られる(A)(B)信号
は、画像を圧縮する場合には(A)−(B)の値か第1
29図に示される液晶セル(8111〜811”3)の
水平方向の個数より少ない値に設定され、画像を伸張す
る場合は第129図に示される液晶セル(8111〜8
11B)の水平方向の個数より多い値に設定されている
。第132図(d)は、同図(C)の信号をセット、同
図(b)の信号をリセット信号とするRSフリップフロ
ップ回路(図面なし)によって得られ、画像を圧縮する
場合は第129図、第130図に示すOEHとなり、画
像を伸張する場合にはOEHは常にLOWになるように
設定されてる。さらにOEHは、セレクタ8510にも
(jl、給され、画像を圧縮する場合には第132図(
f)に小すようにOEHがLOWの期間はV CO85
(12の出力を選択し、HIGHの期間は外部からIj
えられるVCO8502の出力信す゛の周波数よりも高
い化′−シを選択し、セレクタ85 ]0より第1゛3
2図Cg)に示すCPHとして出力される。たたし、画
像を圧縮する場合にはCPHのパルスの数は、第129
図に示されている液晶セル(8111〜8113)の水
平方向の数と一致している。画像を伸張する場合にはO
EHは當にLOWとなるためCPHとして出力される信
号は當にVCO8502から与えられる信号となる。従
って、画像を圧縮する場合にはCPHのパルス数は第1
20図に示されている液晶セル(8111〜8113)
の水平方向の数よりも多くなる。第132図(e)は、
分周カウンタ8503より得られるカウンタ値と前記固
定値出力回路8507より得られる信号を比較し得られ
る信号て、1水・11走査期間に1回のみ出力される低
回で、この化ぢか第120図、第130図に小すSTH
となる。
以上のようにして11られるCPH,STHによって第
129図に示すX l’ライバー(8105〜8107
 )の制御か打われ、OEHによって第129図802
に示す画像制御回路8 ]、 O[]の制御か行われる
次に、垂直力向の画面制御伝号作成について述へる。
第130図に示す微分回路8511には、第133図(
a)に示される外部からの垂直同期信号Vか与えられ、
第132図(b)、(e)に示されるようなコンパレー
タ8504の出力によって■の信号か微分され、第13
3図(b)に示すように1垂直走査期間に1水平走査期
間のみHIGHとなる微分信号となる。この微分回路8
511の出力はウンタ8512に入力される。カウンタ
8512では、コンパレータ8504の出力によってカ
ウントアツプか行われ、微分回路8511よりi′4ら
れる信5J1こよってリセットかか(すられる。
第133図(c)は、カウンタ8512より得られるカ
ウンタ値と固定値111力回路8513より得られる信
ぢを比較し得られるイδシシで、1垂直走査期間に1回
のみ出力される化5jて、この(L’ ”Jか第129
図、第1−40図に示すSTVとなる。
以上のようにしてiすられるCPVSSTVによって第
129図に示すYドライバー(8108〜8110)の
制御か行わる。
第134図はXドライバー(8105〜8]07)、Y
ドライバー(8108〜811.0)の具体的構成を示
している。この構成は、第124図で説明したものと同
しであるか、バッファトライバ−517Bと、5】76
には0EHSOEVが供給されていない。
第134図に示す回路は、第129図に示されているR
SG、Bのパネルのうち、R信号用の液晶セルについて
示したもので、G信号、B信号についても同等の処理を
有しているのでここでは省略する。まず水平方向のドラ
イバーの制御信号としては、シフトレジスタ5170に
第130図に示すCPH5STHか人力され、サンプル
ホールド回路5172にRの映像化シシ−か人力される
。−方、垂直方向のトライ・・−の制御伝号としては、
第134図に示すシフトレジスタ5]74に第130図
に示すCPV、STVが人力される。レベルコンバータ
5171.5175は、TTLレヘレベ信−シを液晶セ
ル制御のレベルに変換するためのものである。
第129図に示す画像制御回路8100では、前記OE
HかLOWの1tl1間のみMTX8104より送られ
てくる信号を送出し、OEHかHIGHの期間は、黒レ
ベルの画像信号を送111する。
第135図は、画像を圧縮する場合の各制御伝号の動き
にを説明するための図である。
ます、液晶セルは、画像の時間圧縮伸張を行わない場合
に(α)と(β)の比が169の画面か形成できるよう
に配置されている。(第129図の液晶セル(8111
〜8113)も同様)画像を圧縮する場合、CPHは、
水平方向に配置された液晶セルと同数のパルス数になる
ように制御されており、このCPH信号を用いて映像を
サンプルし表示させる。
垂直力向は、STVによって画像化ぢの表示位置か決定
され、CPVによって1水平ライン分のセルか同時に駆
動される。
次に、画像を伸張する場合には、第136図に示すよう
に、画像信号は液晶セル全体を駆動し、前にも述へたよ
うに1水平明間のCPHパルス数を水平方向の液晶セル
の数よりも多くしているため、STHによって1水・1
′画像化弓゛期間中のどの7111間を画面に表示する
かを決定している。
さらに、垂直方向に画像圧縮伸張を行う場合には、第1
29図のD/A変換器8102.810Bの手前にフレ
ームメモリ(図面なし)を配置し、画像信号を垂直方向
に読みたし、さらに、前記水平方向の画像圧縮伸張を行
う場合に灯し、液晶セルを90度回転させて使用する事
により実現できる。
以上説明したようにこの実施例によると上記(5号処理
を行う事によって、ラインメモリを用いずに画像信号の
時間圧縮伸張を行う事か可能となり、大幅なコストダウ
ンか実現する。
(LCD応答速度改善ドライバーシステム)従来LCD
の応答速度を改善する手法として、画像信号の1フレー
ム前の信シじと現信すを比較してそのレベル差かある一
定値より大きい場合にはそのレベル差よりもさらに大き
い値をLCDに与え、応答速度を改善していた。
しかし、この手法を用いるためには画像t=号を1フレ
一ム分保持するためのメモリ回路が必要であり、コスト
アップにつながっていた。
そこでこの実施例では、液晶表示装置の特性を活用して
、液晶セル自体をフレームメモリ(遅延手段)として見
なし、画像信号の1フレ一ム分の時間調差を得ることに
より簡単に応答速度を改善するようにしている。
第137図は、その実施例を示している。
まず画像信号は、2つの入力端子からそれぞれデジタル
の輝度信5号(Y信号)、色値rg<1.Q信−シ)と
して人力され、デジタルの輝度色弓は、デジタルアナロ
グ変換器(以上’ D / A変換器と称す)8102
によってアナログ信号に変換される。
色信号も同様にD/A変換器8103によってアナログ
信号に変換される。アナログ信号に変換された坪度信号
、色信号はマトリックス回路(MTX)81.04に人
力され、R,G、Bの信号に変換され、電圧制御回路(
8300〜8302)に送出され、電圧制御回路(83
00〜8302)からそれぞれに対応するXドライノ\
−(8105〜8107)に送られる。
同期制御回路8200には、ノステムクロソク8fsc
、水平同期倍電H1垂直同期信すVか人力され、デイス
プレィ8000としての液晶セル(8111〜811B
)を駆動するためのXドライバー(8105〜8107
 )及びYドライバー(8108〜8110)を制御す
るための水平スタートパルスSTH,水平クロックパル
スCPH。
垂直スタートパルスSTV、垂直クロックパルスCPv
を作成している。
第138図は、同期制御回路8200のご細を示してい
る。
微分回路8600には、第139図(a)に示される外
部からの水・1′−同期(3:; Hか与えられ、8f
scの信号によってHの化吋か微分され、第139図(
b)に示すように1水平走査期間に1同のみHIGHと
なる信号か得られる。このfε号はカウンタ8601に
供給される。カウンタ8601ては、3fscの信号に
よってカウントアツプか行われ、微分回路8600から
の信号でリセットがかけられる。第139図(C)は、
カウンタ8601からのカウンタ値と固定値出力回路8
602からの信号を比較し得られる信号で、1水平走査
期間に1回のみ出力される信号で、この信号が第137
図、第138図に示す5TH2となる。
コンパレータ8603から得られる信号は、さらにラッ
チ回路8608に人力され、ラッチ回路8608におい
て8fscによってラッチされ5TH2よりも約35n
 s e c遅れた5THIとなり出力される。
第138図に示す8fsc信号は、第137図に示すC
PHとして出力される。
以上のようにして得られるCPH,,5THIによって
第137図に示すXドライバー(8105〜8107 
)の制御か行われ、CPH,5TH2によってXレンー
ハー(8204〜8206 )の制御か行われる。Xレ
ノ−!・−(8204〜8206)は、液晶セルの出力
か人力される回路である。
次に、垂直方向の画面制御化シ」作成について述へる。
第138図の微分回路8604には、第140図(a)
に示される外部から垂直同明信号Vか与えられ、微分回
路8600からILiられる1水平走査期間に1回HI
C;Hとなる信号によってVの15号が微分され、第1
40図(b)に示す1垂直走査!vj間に1水平走査期
間のみHIGHとなる信号となる。カウンタ8605て
は、微分回路8600から得られる1水平走査期間に1
回HIGHとなる信号によってカウントアツプが行われ
、微分回路8604より得られる信じによってリセット
かかけられる。第140図(C)は、カウンタ8605
より得られるカウンタ値と固定値出力回路8606から
のf已号を比較し1すられる信号て、1垂面走査期間に
1回のみ出力される。この信号は第137図に示すST
Vとなる。
以上のようにしてiすられるCPV、STVによって第
137図に示すY l−ライl飄−(8108〜811
0)の制御が行わる。
第141図は、Xドライバー(8105〜8107)、
Xレシーバ−(8204〜8206)、Yドライバー(
8108〜81−10 )の制御について、さらに具体
的に説明するための図である。
この回路は、第137図に示されているR、、G。
Bのパネルのうち、R信号用の液晶セルについて示した
ちのて、G信号、B信号についても同等の処理をqして
いるのてここては省略する。まず水平方向のドライバー
(8]05〜8107 )の制御信号としては、シフト
レジスタ5】70に第138図に示したCPH,5TH
Iか人力され、サンプルホールド回路5172に只の映
像信号が入力される。水平力向のレシーノ・−(820
4〜8206)の制御信号としては、シフトレジスタ8
622に第138図に示すCPH,5TH2か人力され
、サンプルホールド回路8620に1フレーム−1クロ
ツク前の電圧値か保持される。サンプルホールド回路8
620に保持された電圧値は遅延回路8623て遅延さ
れ、]フレーム前の電圧値として出力され、電圧補正回
路8624によって液晶セルにおいてリークされた電位
分を補干して第137図に示す電圧制御回路(830(
1〜8−3 F’l 2 )送出される。図の例では電
圧制御回路8300となる。
一力、垂直方向のドライノ\−の制御信号としては、シ
フトレジスタ5174に第138図に示したCPV、S
TVか人力される。レベルコンバータ5]71.51.
75.862]は、TTLレベルの信号を液晶セル制御
のレベルに変換するためのものである。
第142図は、上記の回路によりLCDの応答速度の改
善動作を説明するための図である。
通′畠、液晶セルに与える電圧は液晶セルかノーマルブ
ラックの場合、黒レベル(画像信号か最低レベル)は−
5V、白レベル(画像化−」か最高レベル)は5■、グ
レーレベル(画像(こ号か中間レベル)はOVと規定す
ると、第142図(a)に示すような黒レベルから次の
フレームで自レベルに変化する画像信号にχ・1応して
Lすえられる電圧は、同図(b)に示すように黒しベル
ニ5V白レベル5vか与えられるか、それに対応したL
CDの応答は同図(C)に示されているように2から3
フレームかかってようやく完全な応答か完了するくらい
遅い。このような応答速度で画像をスクリーン上に投影
すると動いた画像は尾を引いたようなボケ感の目たつも
のとなってしまう。そこで、現信号と液晶セルに保持さ
れた1フレーム前の信号のレベルを電圧制御回路(83
00〜8302)で比較し、レベル差か規定値以上ある
場合には、そのレベル差に係数をかけて人力信シシにた
しこむことによって第142図(d)に示すような電圧
制御を行う。このように電圧制御すると、同図(e)に
示すようにLCDの応答速度を改善することかでき、対
策+jijのように動きのある画像て出ていたボケ感を
なくすことかできる。
以ドに電圧制御の51算式(1)を示す。
0v=Iv+ (Iv−1’  v)*k  a e 
−−○V :電圧制御回路(8300〜8302)の出
力 Iv  :MTX8104の出力信号 Iv’:Xレンー/\−<8204〜B206)の出力 k  :係数(0≦に≦1) 上記したようにこの実施例によると、上記信号処理を行
う+によって、従来LCDの応答速度を改善し、動きの
ある画像に対しても破綻の生しない画像をスクリーン上
に投影する十ができる。
(マルチパネルLCDドライブシステム)従来のLCD
テレビンヨンをマルチパネル化する場合、同一のLCD
テレビジョンを複数台並べ、mlでかつスピードの速い
ドライブ回路を必要としている。
この実施例では、簡単な構成でかつ従来のごとく高速の
ドライブ回路を必要とせすマルチパネル化を実現するこ
とができるシステムを実現するものである。
第143図はその実施例を示している。
画像信号は、2つの入力端子からそれぞれデジタルの輝
度信号(Y信号)、色信号(1,Q信号)として人力さ
れ、それぞれラインメモリ8400.8401に入力さ
れる。ラインメモリ8400.8401ては入力された
デジタル画像信号が、同期制御回路8402から出力さ
れているライトクロック(WC)とリートクロック(R
C)によって制御され、後に詳しく説明するように輝度
信号Y1〜Y4、色信号11〜14、Q1〜Q4信号を
出力している。
ラインメモリ8400から得られる画像信号は、デジタ
ル−アナログ変換器(以下D/A変換器と称す)8]0
2によってアナログ信号に変換される。色信号も同様に
D/A変換器8103によってアナログ信号に変換され
る。アナログ信号に変換された輝度信号、色信号はマト
リックス回路(MTX)8104に人力され、R,G、
Hの信号に変換され、それぞれに&、7応するXドライ
バー(8105〜8107)に送られる。
同期制御回路8101ては、システムクロック8fsc
、水平同期信号H1垂直同明信号■が人力され、デイス
プレィ8000としての液晶セル(8111〜8113
)を駆動するためのXドライバー(8105〜81.0
7 )及びYドライバー(8108〜8110)を制御
するための水平スタートパルス(STH) 、水平クロ
ックパルス(CPH)、垂直スタートパルス(STV)
 、垂直クロックパルス(CP V)が作成されている
第144図は、同期制御回路8101の詳細をに示して
いる。
微分回路8600には、第145図(,1)に示される
外部からの水平開明イ5号Hが与えられ、8f s c
 c)fa号によってHの信号か微分され、第745図
(b)に示す1水平走査期間に1回のみHI GHとな
る信号を出力する。この信号はカウンタ8601に供給
される。カウンタ8601ては、8fscの信号によっ
てカウントアツプか行われ、また微分回路8600から
の信号によってリセットがかけられる。第145図(C
)は、カウンタ8601からのカウンタ値と固定値出力
回路8602からの化シ」″をコンパレータ8603に
て比較してi′4られる信号で、1水平走査期間に1回
のみ出力されるイ5すで、この信号が第143図に示す
STHとなる。
第143図に示す8fsc信号は、CPHとしてて利用
され、またラインメモリ8400.8401のライトク
ロック(WC)として利用されている。
以上のようにして肖られるCPH,STHによって第1
43図に示すXドライバー(8105〜8107)の制
御が行われる。
第143図に示すラインメモリ8400.8401のリ
ードリセット信号(RC)は、第144図のセレクタ回
路8609によって、マルチ画面の構成に合わせて、1
画面構成の場合は8fscが選択され、4画面構成の場
合はカウンタ8601のLSB出力が選択され、16画
面構成の場合はカウンタ8601の2ndLSB出力か
選択される。
次に、垂直方向の画面制御信号作成について述へる。
第144図の微分回路8604には、第146図(a)
に示される外部からの垂直開明信号Vが5えられ、微分
回路8600から15られる1水平走査期間に1回HI
GHとなる(L、号によってVの信号が微分され、第1
44図(b)に示す1垂直走査期間に1水平走査期間の
みHIGHとなる信号となる。この信号はカウンタ86
05に入力される。カウンタ8605ては、微分回路8
600からの1水f走査明間に1回HI G Hとなる
信号によってカウントアツプが行われ、微分回路860
4より得られる信号によってリセットがかけられる。第
146図(c)は、カウンタ86o5がらのカウンタ値
と固定値出力回路86o6からの信シjをコンパレータ
8607により比較し得られる(L、’rで、1垂酊走
査明間に1回のみ出力される。
この他弓は第143図に示すSTVとなる。CPVは、
セレクタ回路8610によって、マルチ画面の構成か1
画面で構成される場合には微分回路8600の出力か選
択され、4画面構成の場合にはオア回路8617の出力
か選択され、16画面構成の場合はオア回路8618の
出力か選択される。オア回路8617は、8fscと、
微分回路8600の出力をラッチ回路8611.861
2に通した出力との論理和をとっている。またオア回路
8618は、8fscと、微分回路8600の出力をラ
ッチ回路86 ]1.86 ]、 2.8613.86
14.8615.8616に通した出力との論理和をと
っている。各ラッチ回路は8fsCにより駆動されてい
る。
オア回路8617からの出力信号は、1水平走査期間の
Hのブランキング期間に2つのパルスとして出力され、
第143図に示されるXドライバー(8105〜81.
07 )にホールドされる信ヨがYドライバー(810
8〜811.0)によって2ライン同時にドライブされ
る。オア回路8618からの出力f≦号は、1水平走査
期間のHのブランキング肋間に4つのパルスとして出力
され、第143図に示されるXドライバー(8105〜
8107)にホールドされる信号かYドライバー(81
08〜8110)によって4ライン同時にドライブされ
る。
OEコントロール回路8619ては、OEV]〜0EV
4の信号レベルをコントロールしており、マルチ画面の
構成か1画面構成の場合は常にLOWとなり、4画面構
成の場合はQ E V iと0EV2は第147図(a
)、(b)に示すように制御され、16画面構成の場合
はOEV 1からCPV4は第147図(c)  (d
)(e)(f)に不すように制御される。
以上のようにして得られるCPV、STV、0EVI〜
0EV4によって第144図に示すYドライバー(81
08〜811(])の制御が行われる。
第148図は、X I’ライバー(8105〜81(’
117)、Yドライバー(8108〜8110)の制御
を示す図である。
この回路は第14′3図に示されているR、G。
Bのパネルのうち、R信η用の液晶セルについて示した
もので、G信5;、B (a ”Eについても同等の処
理を何しているのでここでは省略する。まず水・14方
向のドライバー(8105〜8107)の制御値Sじと
しては、シフトレジスタ517oに第144図に示すC
PH5STHが人力され、サンプルホールド回路517
2にRの映像信号が人力される。
−h−1垂直り向のドライバーの制御伝号としては、シ
フトレジスタ5174に第144図に示すCPVSST
Vが入力され、バソファトライハ−5176+:mは0
EVIが人力される。レベルコンバータ5171.51
75は、TTLレベルの信号を液晶セル制御のレベルに
変換するためのものである。
つぎに、ラインメモリ8400,8401の制御につい
て詳しく述へる。
第149図に示すようにラインメモリ8400゜840
1は、4つの出力ポートをもっており、マルチ画面かの
構成か4画面の場合は、リードクロックに合わせて1水
平走査量間を2つのハートに分けてデータを出力するこ
とが可能で、マルチ画面かの構成か16画面の場合は、
リードクロックに合わせて1水弔走査明間を4つのパー
トに分けてデータを出力する+がIIJ能になっている
以上のように各軸−Jをマルチ画面の数に合わせて制御
する+により、マルチ画面を構成するLCDTVを全て
同しものにすることができる。
上記したようにこの実施例によると、上述した(Q ”
’i処理を打うことによって、従来のようにXドライバ
ーを慢雑かっハイスピートに駆動する事がなくなり、X
ドライバーの構成が大幅に単純化され、低スピードて動
かす事か可能となる。
なおこの発明は上記の図面に示した実施例に限定される
ものではなく、各図に示した液晶セルを駆動する手段を
組み合わせた複合構成のものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、中間方式映像イ
シ号のエンコータ及びデコーダを実現する場合に、現行
方式受像機とのマツチング特性を良好に維持し、かつデ
コーダでの肉牛画像の品質を良好なものとするテレビン
ヨン信り処理方式を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例におけるデコーダのブロッ
ク構成を示す図、第2図は第1図の高周波人力処理部を
示す図、第3図は第1図の同期制御部の構成例を示す図
、第4図は第3図の非標準ワイド判定部の構成例を示す
図、第5図は中間方式映像信号を記録再生する磁気記録
再生装置を示す説明図、第6図はアスペクト比の説明図
、第7図は第1図のインジケータの例を示す図、第8図
は第2図のデジタルデコーダの構成例を示す図、第9図
は音声デジタルデータのフォーマットの例を示す図、第
10図は第1図のインジケータの他の例を示す図、 第11図は第2図の同相己交検波部の構成例を示す図、
第12図は第2図の受信化シシー補正部の構成例を示す
図、第13図は同相直交変調部の例を示す図、第14図
は直交変調された音声データのスペクトラムを示す説明
図、第15図は第2図の受信化ぢ補正部の他の例を小す
図、第16図はワイド画面と標準画面の説明図、第17
図は第1図の映像デコーダの内部の例を示す図、第18
図は第17図の水平圧縮部の例を小す図、第10図は第
18図の回路の動作を説明するために示した説明図、第
20図は第17図の走査線変換部の構成例を示す図、 第21図及び第22図は走査線変換の原理を説明するた
めに示した説明図、第23図は動き検出部の構成例を示
す図、第24図は第23図の動き検出部の動作を説明す
るために示した説明図、第25図は第20図の倍速変換
部の構成例を示す図、第26図は第1図の映像デコーダ
の他の例を示す図、第27図及び第28図は第26図の
デコーダの動作を説明するために示した画面及び走査線
の説明図、第29図は第26図の垂直伸張部の構成例を
小す図、第30図は第29図の回路の動作を説明するた
めに小した説明図、 第31図は映像デコーダのさらに他の実施例を月くず図
、第32図は第′31図のデコーダの動作を説明するた
めに示した画面の説明図、第33図は水平垂直圧縮の構
成例を示す図、第34図は第33図の垂直圧縮回路の構
成例を示す図、第35図は第34図の回路の垂直圧縮動
作を説明するために示した説明図、第36図は第33図
の回路の動作を説明するために示したタイミング図、第
37図は水平垂直圧縮部の他の例を示す図、第38図及
び第39図はそれぞれ映像デコーダのさらに他の実施例
を示す図、第40図は映像デコーダのさらにまた他の実
施例を示す図、 第41図は第40図の映像デコーダの音量表示発生部の
構成例を示す図、第42図は第40図の映像デコーダの
画面表示例を示す図、第43図は映像デコーダのさらに
また他の実施例を示す図、第44図は第43図のデコー
ダの信号検出部の構成例を示す図、第45図は第44図
のテロ・ツブ検出部の構成例を示す図、第46図は第4
5図の回路の動作を説明するために示した説明図、第4
7図は第43図の映像デコーダの動作を説明するt:め
に示したタイミンク図、第48図は第43図の映像デコ
ーダによる表小例を示す説明図、第49図はこの発明に
関わる映像エンコータ内部の中間方式エンコータの構成
例を小す図、第50図はこの発明に関わる映像デコーダ
内部の中間方式デコーダの構成例を示す図、 第51図は中間方式映像<31.;の処理経過を小す説
明図、第52図は中間方式映像信号のフォーマットを小
す説明図、第5二づ図は中間す式映像他−シーの処理方
法の例を説明するために示した説明図、第54図は中間
方式エンコータの垂直圧縮部の構成例を示す図、第55
図は中間11式デコーダの垂直伸張部の構成例をiik
す図、第56図は中間方式エンコーダの水東圧縮処理を
説明するために示した説明図、第57図は垂直圧縮処理
の問題点を説明するために示した説明図、第58図はデ
コータにおける走査線変換部とその動作を説明するため
に示した回路及び動作説明図、第59図は中間方式エン
コーダにおける動き適応センター信号デコーダの構成例
を示す図、第60図は中間方式映像信号のスペクトラム
説明図、 第61図は中間方式エンコーダのVh /VTエンコー
ダの構成例を示す図、第62図は中間方式映像化すの動
画モードにおける信号のスペクトラムを示す図、第63
図は中間方式エンコーダにおけるVT再生部の構成例を
示す図、第64図は中間方式デコーダにおける動き適応
センター信号デコーダの構成例を示す図、第65図は中
間方式エンコーダにおけるV丁古生部の具体的配置例を
示す図、第66図は中間方好きデコーダにおけるVh 
/VTデコーダの具体的配置例を示す図、第67図は第
66図の回路の動作を説明するために示した動作説明図
、第68図は第65図と第66図の回路の関連とその動
作を説明するために示した図、第69図は同じく第65
図と第66図の回路の関連を説明するために示した特性
図、第70図は中間方式デコーダにおける動き検出部の
具体的配置を示す図、 第71図は中間方式映像(5号のスペクトラムを示す説
明図、第72図は中間方式エンコーダのVh /VTデ
コーダの具体的構成例を示す図、第73図は上下マスク
部で伝送される信号の処理経過を示す説明図、第74図
は中間方式デコーダにおけるVh /VTデコーダの具
体的構成例を示す図、第75図は上下マスク部で伝送さ
れてきた信号の自生処理経過を示す説明図、第76図は
中間方式デコーダにおける表示切換え部の具体的配置例
を示す図、第77図は映像デコーダのさらに他の実施例
を示す図、第78図はこの発明に係わる正規化エンコー
ダの具体的配置例を示す図、第79図はこの発明に係わ
る正規化デコーダの具体的配置例を示す図、第80図は
エンコーダ側における正規化特性を示す図、 第81図はデコーダ側における正規化特性を示す図、第
82図は中間方式エンコーダにおける非線形変換部の具
体例を示す図、第83図は中間方式デコーダにおける非
線形変換部の置体例を示す図、第84図は中間方式映像
化−」のフォーマットの他の例を示す図、第85図及び
第86図は第82図及び第83図の非線形変換部の動作
原理を説明するために示した説明図、第87図は第8′
3図に示したリファレンス信号発生器の具体例を示す図
、第88図は第87図の回路の動作説明図、第89図は
第83図の係数決定回路の具体例を示す図、第90図は
中間方式エンコーダにおけるエンファシス回路の具体例
を示す図、 第91図は中間方式デコーダにおけるエンファシス回路
の具体例を示す図、第92図及び第93図はエンファシ
ス回路の特性を説明するために示した説明図、第94図
はエンファシス回路により処理された信号の例を示す説
明図、第95図はエンファシス回路の直流発生回路の例
を示す図、第96図は中間方式エンコーダにおけるサイ
ドパネル処理部を具体的に示す図、第97図は中間方式
デコーダにおけるサイドパネル処理部を具体的に示す図
、第98図はサイトパネル処理経過を示す説明図、第9
9図はサイトパネル成分の周波数特性説明図、第100
図は中間方式エンコーダにおける合成部の具体的構成例
を示す図、 第101図は中間方式デコーダにおける合成部の具体的
構成例を示す図、第102図は中間方式エンコータにお
ける並へ換え処理部の具体的構成例を小す図、第10″
3図は中間方式デコーダにおける並へ換え処理部の具体
的構成例を示す図、第104図は第102図と第103
図の各加減算処理部を示す回路図、第105図は上下マ
スク部の多重伝号のフォーマットを示す説明図、第10
6図は中間)3式エンコーダにおけるセンターパネル処
理部の例を示す図、第】07図は中間り式デコーダにお
けるセンターパネル処理部の例を示す図、第108図乃
至第110図はセンターパネル処理部の動作を説明する
ために示した説明図、第111図は中間方式エンコーダ
におけるサイドパネル高域低域分割部の具体的構成例を
示す図、第112図は中間方式エンコーダにおける並へ
換え部を示す図、第113図は中間方式デコーダにおけ
る並へ換え部を示す図、第114図は映像信シJの伝送
形態の原理をボす説明図、第115図は第114図の形
態で伝送された映像化−号から輝度化ぢと色値ぢを分離
するための回路例を示す図、第116図は第115図の
回路で分離された輝度15号と色値号を処理する回路例
を示す図、第117図は第116図の回路の動作を説明
するために示した説明図、第118図は伝送側で輝度信
号と色信号を多重する回路を示す図、第119図はデイ
スプレィ補正部の具体的構成例を示す図、第120図は
第119図の同期制御回路の具体的構成例を示す図、 第121図乃至第123図はデイスプレィ補正部の動作
を説明するために示したタイミング図、第124図はデ
イスプレィ補正部のX、Yフォライバーを示す図、第1
25図はデイスプレィ補正部の動作と表示画面の説明図
、第126図はデイスプレィ補正部の効果を説明するた
めに示した説明図、第127図はデイスプレィ補正部の
他の実施例を示す図、第128図は第127図のデイス
プレィ補正部の効果を説明するために示した説明図、第
129図はデイスプレィ補正部のさらにまた他の実施例
を示す図、第130図は第129図の同期制御回路の具
体的構成例を示す図、第131図乃至第133図は第1
30図のデイスプレィ補正部の動作を説明するために示
したタイミング図、第134図は第130図のデイスプ
レィ補正部のx、yドライバーを示す図、第135図及
び第136図は第130図のデイスプレィ補正部の動作
と表示画面の説明図、第137図はデイスプレィ補正部
のさらに他の実施例を示す図、第138図は第137図
の同期制御回路の具体的構成例を示す図、第139図及
び第140図は第137図のデイスプレィ補1E部の動
作を説明するために示したタイミング図、 第141図は第137図のデイスプレィ補正部のX、Y
ドライバーとXレンーハを示す図、第142図は第13
7図のデイスプレィ補正部の効果を説明するために示し
た説明図、第143図はデ   ゛イスプレイ補正部の
さらにまた他の実施例を示す図、第144図は第14′
3図の同期制御回路の具体的構成例を示す図、第145
図乃至第147図は第14′B図のデイスプレィ補正部
の動作を説明するために示したタイミング図、第148
図は第14゛3図のデイスプレィ補fト1部のX、Yド
ライバーを示す図、第149図は第143図のデイスプ
レィ補正部の動作を説明するために示した説明図である
。 1000・・・高周波人力処理部、2000・・・セレ
クタ、3000・・・音声増幅器、4000・・・スピ
ーカ、5000・・・セレクタ、6000・・・映像デ
コーダ、7000・・・開明制御部、8000・・・デ
イスプレィ、9000・・・ユーザ制御部、200・・
インジッケータ。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 = 二−−−−−τビ四二P]!〜   、Jゝ1 第8図 、 1003 rfAaa 更H3i部r−−−−−一
″−1 j            : o  o  0 0  o  Oo  O。 6007  動適応え肯線変梗gμ 第21図    第22図 第28図 第32図 第33  図 (水平垂la圧縮部) (a)                (b)第35
図 ≧ Ql:   ≧ α D べ    X     \ 4L直方向圧搗部5005 第弘図 垂直方藺伸張部 65016 第55図 第56図 h−7h6 (d)インノY几ス亀答 第56図 4!直周庫数    垂直周環数    垂直周環数(
a)        (b)        (c)(
480漆定A) (d) 第57図 (TVX)ty (b)四日131呈 (c)?7ブ7ゝノブル 韮びmz (a)      (b)       (c)第67 200本      200本    400本(d)
       (e)     (f)図 第75 200EE       200$     400本
(d)       (e)      (f)図 、55129 9フ7し゛ノスイ♂号売千器上l!lI
I暉 第87図 第88図 He (z) = Be /Ae = (1+k)/(
1+kz−2) ・・−(1)Hd (z)=Bd /
Ad =(++kz−2)/(1+k) −= (2)
レベ゛ル 牟 □ □ (a)ブリエゞノフ7シスロ路の周波叡蒋惺しベ”1口 1       木            眉テ11
v1(b)ディエソファシスロ路の圓テ尺委又T与′「
1(a) (b) 第94図 、6520″ 65202  第95図 レヘ゛ル牛 ^ レベ)し木 、1 10Xのライ゛ノ (b) 第99図 第110図 n4=Y4−(j   ■ VCタレ!イtv 第114図 >  )−(J (J 第117図 イ立jlよ1−絞各8500 出つ LPF出力 ]ンハ0レータ8504出カ イ立fBltu8500aシ刀 CPH皿皿り口」二ニー−=ロユ土皿朋CPH口上口上
−一−ヨヨーーユ土」 0EI−1−−−−一−−−−ヨ←−−−−−−第13
6図 第142図

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放送信号を受信して検波した現行方式と両立性を
    もったワイド画面用の映像信号、現行方式の映像信号、
    外部機器より出力された映像信号とを選択的に導入する
    選択手段と、 この選択手段からの映像信号が供給され、この映像信号
    をデコードして表示用の信号に変換する映像デコード手
    段と、 前記選択手段からの前記映像信号が供給され、この映像
    信号がワイド画面用の映像信号であるのか現行方式の標
    準画面の映像信号であるのかを映像信号の同期信号を用
    いて判定し、前記映像デコード手段に識別信号を与え、
    前記映像デコード手段内部における画像圧伸処理モード
    を制御する判定手段とを具備したことを特徴とするテレ
    ビジョン信号処理装置。
  2. (2)放送信号を受信して検波した現行方式と両立性を
    もったワイド画面用の映像信号と外部機器より出力され
    た映像信号とを選択的に導入する選択手段と、 この選択手段からの映像信号が供給され、この映像信号
    をデコードして表示用の信号に変換する映像デコード手
    段と、 前記選択手段からの前記映像信号が供給され、この映像
    信号が放送用の標準の映像信号であるのか非標準の映像
    信号であるのかを映像信号の特定期間の情報を用いて判
    定し、前記映像デコード手段に識別信号を与え、前記映
    像デコード手段内部における画像圧伸処理モードを制御
    する判定手段とを具備したことを特徴とするテレビジョ
    ン信号処理装置。
  3. (3)上記外部機器は、磁気記録再生装置であり、上記
    特定期間は、前記映像信号の垂直ブランキング期間の特
    定ラインに多重された識別情報であることを特徴とする
    請求項第2項記載のテレビジョン信号処理装置。
  4. (4)前記判定手段は、前記映像信号の垂直ブランキン
    グ期間の特定ラインの信号を取出す手段と、前記特定ラ
    イン信号にカラーバースト信号を乗算してその乗算出力
    を積分する手段と、 この手段の積分出力のレベルが高い場合にワイド画面で
    あることの前記識別信号を出力する手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項第2項記載のテレビジョン信号処
    理装置。
  5. (5)放送信号を受信して検波することにより得られた
    現行方式と両立性をもったワイド画面用の映像信号また
    は現行方式の映像信号出力する高周波入力処理手段と、 この手段からの映像信号が供給され、この映像信号をデ
    コードして表示用の信号に変換する映像デコード手段と
    、 前記高周波入力処理手段からの前記映像信号が供給され
    、この映像信号がワイド画面用のものか現行方式のもの
    であるかを判定し、その識別信号を得る判定手段と、 この判定手段からの識別信号に応じてワイド画面信号と
    現行方式画面信号とを識別する表示手段とを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  6. (6)放送信号を受信して検波することにより得られた
    現行方式と両立性をもったワイド画面用の映像信号また
    は現行方式の映像信号出力する高周波入力処理手段と、 この手段からの映像信号が供給され、この映像信号をデ
    コードして表示用の信号に変換する場合、水平圧縮およ
    び垂直伸張処理部を有した映像デコード手段と、 前記高周波入力処理手段からの前記映像信号が供給され
    、この映像信号がワイド画面用のものか現行方式のもの
    であるかを判定し、その識別信号がワイド画面信号であ
    ることを示すときに前記水平圧縮および垂直伸張部の圧
    伸率を制御してディスプレイにおけるオーバースキャン
    率を現行方式受信処理時よりも小さくする手段とを具備
    したことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  7. (7)放送信号を受信して得た、映像信号とデジタル信
    号が直交変調多重されている中間周波信号が導入される
    受信補正手段であり、 前記映像信号と前記デジタル信号とをそれぞれ同相直交
    検波により検波して検波後の映像信号とデジタル信号を
    得る手段と、 前記検波後の映像信号の差分出力を得る第1の差分手段
    と、 この第1の差分手段の出力の特定の期間の基準信号を用
    いてゴーストを検出し、この第1の差分手段の出力を波
    形等化する第1の波形等化手段と、前記デジタル信号の
    差分出力を得る第2の差分手段と、 この第2の差分手段の出力の特定の期間の基準信号を用
    いてゴーストを検出し、この第2の差分手段の出力を波
    形等化する波形等化手段と、前記第1の波形等化手段の
    出力をキャンセル信号として前記第2の波形等化手段の
    出力に供給する手段とを具備したことを特徴とするテレ
    ビジョン信号処理装置。
  8. (8)放送信号を受信して得た、映像信号とデジタル信
    号が直交変調多重されている中間周波信号が導入される
    受信補正手段であり、 前記映像信号と前記デジタル信号とをそれぞれ同相直交
    検波により検波して検波後の映像信号とデジタル信号を
    得る手段と、 前記検波後の映像信号をアナログデジタル変換する手段
    と、 前記検波後のデジタル信号をアナログデジタル変換する
    手段と、 前記デジタル変換された映像信号を映像デコーダに導入
    する手段と、 前記デジタル変換された映像信号のサンプルレートを前
    記デジタル信号側のレートに変換する手段と、 この手段から得られた映像信号の差分出力を得る第1の
    差分手段と、 この第1の差分手段の出力の特定の期間の基準信号を用
    いてゴーストを検出し、この第1の差分手段の出力を波
    形等化する第1の波形等化手段と、前記デジタル化され
    たデジタル信号の差分出力を得る第2の差分手段と、 この第2の差分手段の出力の特定の期間の基準信号を用
    いてゴーストを検出し、この第2の差分手段の出力を波
    形等化する波形等化手段と、前記第1の波形等化手段の
    出力をキャンセル信号として前記第2の波形等化手段の
    出力に供給する手段とを具備したことを特徴とするテレ
    ビジョン信号処理装置。
  9. (9)前記デジタル変換された映像信号を映像デコーダ
    に導入する手段は、 前記映像信号の特定の期間の基準信号を参照してゴース
    トを検出し、この映像信号の波形等化を行う第3の波形
    等化手段を有し、こ波形等化手段の参照用の前記基準信
    号の導入経路には差分器が設けられていることを特徴と
    する請求項第8項記載のテレビジョン信号処理装置。
  10. (10)放送信号を受信することにより、映像信号とデ
    ジタル音声信号が直交変調多重されている信号が導入れ
    、前記映像信号と前記デジタル信号とをそれぞれ同相直
    交検波により検波して検波後の映像信号とデジタル音声
    信号を得る手段と、前記デジタル音声信号のエラー訂正
    処理を行いアナログ変換した第1の音声信号を得るとと
    もに誤り率を示す判定出力を得るデジタルデコード手段
    と、 前記検波後の映像信号自体に周波数多重されているアナ
    ログの第2の音声信号を得る手段と、前記デジタルデコ
    ード手段から得られる誤り率を示す判定出力が所定率以
    上である場合は、前記第2の音声信号を選択導出し、所
    定率以内である場合は第1の音声信号を選択導出する手
    段とを具備したことを特徴とするテレビジョン信号処理
    装置。
  11. (11)放送信号を受信することにより、映像信号とデ
    ジタル音声信号が直交変調多重されている信号が導入れ
    、前記映像信号と前記デジタル信号とをそれぞれ同相直
    交検波により検波して検波後の映像信号とデジタル音声
    信号を得る手段と、前記デジタル音声信号のパケットに
    特定区間に挿入されているモード識別信号を判定し、デ
    ジタル音声信号がモノラル、2チャンネル、4チャンネ
    ル、2重チャンネルなどのいずれのモードで伝送されて
    いるかをインジケータに表示させる手段とを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  12. (12)現行方式と両立性をもったワイド画面用の第1
    の映像信号または現行方式の第2の映像信号のいずれを
    も出力する入力処理手段と、前記第1の映像信号を現行
    方式のアスペクト比よりも横長のワイド画面のディスプ
    レイに表示するための表示用の信号に変換するデコード
    手段と、前記第2の映像信号のアスペクト比が維持され
    るように、水平方向に時間圧縮するとともに前記ワイド
    画面のディスプレイの水平走査周波数で表示できるよう
    に走査線数を変換して表示用の信号を得る変換手段と、 前記デコード手段と変換手段の出力信号のいずれか一方
    を選択して前記ディスプレイに供給する手段とを具備し
    たことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  13. (13)現行方式と両立性をもったワイド画面用の第1
    の映像信号または現行方式の第2の映像信号のいずれを
    も出力する入力処理手段と、前記第1の映像信号を現行
    方式のアスペクト比よりも横長のワイド画面のディスプ
    レイに表示するための表示用の信号に変換するデコード
    手段と、前記第2の映像信号を前記ワイド画面のディス
    プレイの全体に表示するために、水平走査時間をデイス
    プレイの水平走査時間に合わせて、垂直方向へは走査線
    を倍加するとともにさらに伸張した信号に変換する変換
    手段と、 前記デコード手段と変換手段の出力信号のいずれか一方
    を選択して前記ディスプレイに供給する手段とを具備し
    たことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  14. (14)現行方式と両立性をもった第1のワイド画面用
    映像信号または第1の現行方式映像信号のいずれをも出
    力する第1の高周波入力処理手段と、 前記第1のワイド画面用映像信号を現行方式のアスペク
    ト比よりも横長のワイド画面のディスプレイに表示する
    ための表示用の信号に変換する第1のデコード手段と、 前記第1の現行方式映像信号のアスペクト比が維持され
    るように、水平方向に時間圧縮するとともに前記ワイド
    画面のディスプレイの水平走査周波数で表示できるよう
    に走査線数を変換して表示用の信号を得る第1の変換手
    段と、 前記第1のデコード手段と第1の変換手段の出力信号の
    いずれか一方を選択導出する第1の選択手段と、 現行方式と両立性をもった第2のワイド画面用映像信号
    または第2の現行方式映像信号のいずれをも出力する第
    2の高周波入力処理手段と、前記第2のワイド画面用映
    像信号を現行方式のアスペクト比よりも横長のワイド画
    面のディスプレイに表示するための表示用の信号に変換
    する第2のデコード手段と、 前記第2の現行方式映像信号と前記第2のデコード手段
    からの出力信号のいずれか一方を選択導出する第2の選
    択手段と、 前記第1の選択手段が前記変換手段の出力を選択導出し
    ているときに、前記第2の選択手段の出力信号の水平及
    び垂直方向を時間圧縮して圧縮映像信号を得る水平垂直
    圧縮手段と、 前記前記第1の選択手段の出力信号の画像を前記ディス
    プレイの画面に表示したときに生じる余白部に前記圧縮
    映像信号の画像を位置させるように、前記第2の選択手
    段と前記水平垂直圧縮手段の出力信号を合成し、前記デ
    ィスプレイに供給する手段とを具備したことを特徴とす
    るテレビジョン信号処理装置。
  15. (15)現行方式と両立性をもった第1のワイド画面用
    映像信号または第1の現行方式映像信号のいずれをも出
    力する第1の入力処理手段と、前記第1のワイド画面用
    映像信号を現行方式のアスペクト比よりも横長のワイド
    画面のディスプレイに表示するための表示用の信号に変
    換する第1のデコード手段と、 前記第1の現行方式映像信号のアスペクト比が維持され
    るように、水平方向に時間圧縮するとともに前記ワイド
    画面のディスプレイの水平走査周波数で表示できるよう
    に走査線数を変換して表示用の信号を得る第1の変換手
    段と、 前記第1のデコード手段と第1の変換手段の出力信号の
    いずれか一方を選択導出する第1の選択手段と、 第2のワイド画面用映像信号または第2の現行方式映像
    信号のいずれをも出力する第2の入力処理手段と、 この第2の入力処理手段の出力信号を水平及び垂直方向
    に時間圧縮して圧縮映像信号を得る水平垂直圧縮手段と
    、 前記第1の選択手段が前記変換手段の出力信号選択して
    その画像を前記ディスプレイの画面に表示したときに生
    じる余白部に前記圧縮映像信号の画像を位置させるよう
    に、前記第2の選択手段と前記水平垂直圧縮手段の出力
    信号を合成し、前記ディスプレイに供給する手段とを具
    備したことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  16. (16)現行方式と両立性をもった第1のワイド画面用
    映像信号または第1の現行方式映像信号のいずれをも出
    力する第1の入力処理手段と、前記第1のワイド画面用
    映像信号を現行方式のアスペクト比よりも横長のワイド
    画面のディスプレイに表示するための表示用の信号に変
    換する第1のデコード手段と、 前記第1の現行方式映像信号のアスペクト比が維持され
    るように、水平方向に時間圧縮するとともに前記ワイド
    画面のディスプレイの水平走査周波数で表示できるよう
    に走査線数を変換して表示用の信号を得る第1の変換手
    段と、 前記第1のデコード手段と第1の変換手段の出力信号の
    いずれか一方を選択導出する第1の選択手段と、 文字図形等の映像情報の出力手段と、 前記前記第1の選択手段が前記変換手段の出力信号を選
    択してそのの画像を前記ディスプレイの画面に表示した
    ときに生じる余白部に前記圧縮映像信号の画像を位置さ
    せるように、前記文字図形等の映像情報を選択して前記
    第2の選択手段の出力信号に合成し、前記ディスプレイ
    に供給する手段とを具備したことを特徴とするテレビジ
    ョン信号処理装置。
  17. (17)前記文字図形等の情報の出力手段は、本装置内
    部の文字図形発生部若しくは外部機器からの信号導入手
    段若しくは前記第1の現行方式映像信号に多重されてい
    る文字多重信号処理手段のいずれか1つであることを特
    徴とする請求項第16項記載のテレビジョン信号処理装
    置。
  18. (18)現行方式と両立性をもった第1のワイド画面用
    映像信号または第1の現行方式映像信号のいずれをも出
    力する第1の入力処理手段と、前記第1のワイド画面用
    映像信号を現行方式のアスペクト比よりも横長のワイド
    画面のディスプレイに表示するための表示用の信号に変
    換する第1のデコード手段と、 前記第1の現行方式映像信号のアスペクト比が維持され
    るように、水平方向に時間圧縮するとともに前記ワイド
    画面のディスプレイの水平走査周波数で表示できるよう
    に走査線数を変換して表示用の信号を得る第1の変換手
    段と、 前記第1のデコード手段と第1の変換手段の出力信号の
    いずれか一方を選択導出する第1の選択手段と、 前記第1の選択手段が前記変換手段の出力を選択導出し
    ているときに、前記第1の現行方式映像信号の音声信号
    の音量に対応した音量表示映像データを発生する音量処
    理手段と、 前記前記第1の選択手段の出力信号の画像を前記ディス
    プレイの画面に表示したときに生じる余白部に前記音量
    表示映像データの画像を位置させるように、前記音量処
    理手段の出力音量表示映像データを選択して前記第2の
    選択手段の出力信号に合成し、前記ディスプレイに供給
    する手段とを具備したことを特徴とするテレビジョン信
    号処理装置。
  19. (19)現行方式と両立性をもったワイド画面用の第1
    の映像信号または現行方式の第2の映像信号のいずれを
    も出力する入力処理手段と、前記第1の映像信号を現行
    方式のアスペクト比よりも横長のワイド画面のディスプ
    レイに表示するための表示用の信号に変換するデコード
    手段と、前記第2の映像信号を前記ワイド画面のディス
    プレイの全体に表示するために、水平走査時間をディス
    プレイの水平走査時間に合わせて、垂直方向へは走査線
    を倍加するとともにさらに伸張した信号に変換する変換
    手段と、 前記変換手段から得られる垂直伸張映像信号が前記ディ
    スプレイに表示される位置を垂直方向に移動できるよう
    に前記変換手段の伸張処理タイミングを制御する表示位
    置制御手段と、 前記デコード手段と変換手段の出力信号のいずれか一方
    を選択して前記ディスプレイに供給する手段とを具備し
    たことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  20. (20)前記表示位置制御手段は、信号検出部を有し、
    この信号検出部は前記第2の映像信号に含まれているテ
    ロップが画面上側か下側かを検出し、上側のときは前記
    伸張映像信号が前記ディプレイの下側に移動した位置に
    表示されるように前記伸張タイミングを制御し、下側の
    ときは前記伸張映像信号が前記ディプレイの上側に移動
    した位置に表示されるように前記伸張タイミングを制御
    する手段を備えたことを特徴とする請求項第19項記載
    のテレビジョン信号処理装置。
  21. (21)前記表示位置制御手段は、信号検出部を有し、
    この信号検出部は前記第2の映像信号の画像の上側と下
    側に対応する信号がそれぞれ一定レベルか否かを検出し
    、一定レベルのときは前記伸張映像信号が前記ディプレ
    イの上下均等な位置に表示されるように前記伸張タイミ
    ングを制御する手段とを具備したことを特徴とする請求
    項第19項記載のテレビジョン信号処理装置。
  22. (22)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部を付
    加信号多重部として利用するに際して、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面再生のためには必要な垂直高域成分と、前記
    水平圧縮処理により周波数的に余分となるが、ワイド画
    面再生のためには必要なサイドパネル高域成分を、前記
    中間方式映像信号の画面の上下マスク部にそれぞれライ
    ングループ毎の領域を設定して各領域に多重して伝送す
    ることを特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  23. (23)前記上下マスク部は、1フィールドで合計40
    本の水平ラインから構成され、前記垂直高域成分は垂直
    方向センターパネル部側に近接した領域の上下の20本
    の水平ラインに多重され、残りの上下の20本の水平ラ
    インに前記サイドパネル高域成分が多重されていること
    を特徴とする請求項第22項記載のテレビジョン信号処
    理方式。
  24. (24)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するための手段
    として、 前記ワイド画面用映像信号を垂直方向に圧縮して走査線
    数を変換する垂直方向圧縮手段と、この垂直方向圧縮手
    段から出力された信号を飛び越し走査に変換する変換手
    段と、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面再生のためには必要な垂直高域成分を前記変
    換手段の出力信号に生じている上下マスク部のライン2
    0本に多重する手段と、この手段から得られた垂直圧縮
    映像信号に対してさらに水平方向センターパネル部には
    水平伸張、左右のサイドパネル部には水平圧縮処理を施
    し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とする手
    段と、 前記水平圧縮処理により周波数的に余分となるが、ワイ
    ド画面再生のためには必要なサイドパネル高域成分を、
    前記中間方式映像信号の上下マスク部で前記垂直高域成
    分が多重された水平ラインとは異なる20本の水平ライ
    ンに多重する手段とを具備したことを特徴とするテレビ
    ジョン信号処理装置。
  25. (25)現行方式映像信号と同じアスペクト比であるが
    、上下マスク部にはワイド画面を再現するために必要な
    垂直高域成分とサイドパネル高域成分が多重されており
    、水平オーバースキャン部にはサイドパネル低域成分が
    圧縮されている中間方式映像信号を受信し導出する手段
    と、 前記中間方式映像信号の水平オバースキャン部を水平方
    向へ伸張するとともにこの水平オーバースキャン部の間
    の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げる手段と、 前記中間方式映像信号の上下マスク部から前記サイドパ
    ネル高域成分を取出し、前記伸張された水平オーバース
    キャン部の信号に加える手段と、この手段から得られた
    第1の再生映像信号の上下マスク部からさらに前記垂直
    高域成分を取出す手段と、 前記第1の再生映像信号の上下マスク部の間の信号を垂
    直方向へ伸張するとともに前記垂直高域成分を加えワイ
    ド画面用の映像信号を再生する手段とを具備したことを
    特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  26. (26)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対して水
    平方向センターパネル部には水平伸張、サイドパネル部
    には水平圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間
    方式映像信号とし、その画面の上下に上下マスク部を生
    じさせて伝送するシステムにおいて、 前記垂直方向圧縮処理により得られた垂直圧縮映像信号
    を、デコーダ側と同様に垂直伸張して元の信号に戻し、
    前記ワイド画面用映像信号との差をとることにより、垂
    直圧縮伸張処理により生じる誤差成分を予め抽出する手
    段と、 この手段より得られた前記誤差信号を歪みキャンセル用
    信号として前記上下マスク部に多重する手段とを具備し
    たことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  27. (27)前記歪みキャンセル用信号は、前記垂直高域成
    分に加算されていることを特徴とする請求項第26項記
    載のテレビジョン信号処理装置。
  28. (28)現行方式映像信号と同じアスペクト比の中間方
    式映像信号であり、上下マスク部にはワイド画面を再現
    するために必要な垂直高域成分とサイドパネル高域成分
    、及び前記中間方式映像信号を垂直方向へ圧縮した際に
    生じる折り返し歪みをキャンセルするための歪みキャン
    セル信号が多重されており、水平オーバースキャン部に
    はサイドパネル低域成分が圧縮されている中間方式映像
    信号を受信し導出する手段と、 前記中間方式映像信号の水平オバースキャン部を水平方
    向へ伸張するとともにこの水平オーバースキャン部の間
    の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げる手段と、 前記中間方式映像信号の上下マスク部から前記サイドパ
    ネル高域成分を取出し、前記伸張された水平オーバース
    キャン部の信号に加える手段と、この手段から得られた
    第1の再生映像信号の上下マスク部から前記垂直高域成
    分及び前記歪みキャンセル信号を取出す手段と、 前記第1の再生映像信号の上下マスク部の間の信号を垂
    直方向へ伸張し、かつ前記垂直高域成分及び前記歪みキ
    ャンセル信号を加えワイド画面用の映像信号を再生する
    とともに歪み成分を除去する手段とを具備したことを特
    徴とするテレビジョン信号処理装置。
  29. (29)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下にマスク部を生じさせて伝送するシステ
    ムにおいて、 現行受像機で前記中間方式映像信号を再現した際の動画
    に適合する成分を伝送する手段として、前記垂直方向圧
    縮処理を施した状態の第1の映像信号のフィールド内の
    垂直高域成分に水平方向の帯域制限を施すとともにフィ
    ールド間の和の平均をとりテンポラル方向にも帯域制限
    を施して3次元帯域制限を施し、かつ飛び越し走査に変
    換して、前記中間方式映像信号の垂直方向センターパネ
    ル部に加算する手段を備えたことを特徴とするテレビジ
    ョン信号処理装置。
  30. (30)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下にマスク部を生じさせて伝送するシステ
    ムにおいて、 前記垂直方向圧縮処理を施した状態の第1の映像信号が
    入力され動画領域を検出して動き検出信号を得る動き検
    出手段と、 前記第1の映像信号のフィールド間の和の平均を取りこ
    の信号を飛び越し走査に変換した静画用の第2の映像信
    号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直低域成分を飛
    び越し走査に変換した第3の映像信号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直高域成分には
    水平方向の帯域制限を施すとともにフィールド間の和の
    平均をとりテンポラル方向にも帯域制限を施して3次元
    帯域制限を施し、かつ飛び越し走査に変換して前記第3
    の映像信号に加算し動画用の第4の映像信号を得る手段
    と、 前記静画用の第2の映像信号と動画用の第4の映像信号
    とを前記動き検出信号に応じた比率で混合して第5の映
    像信号として出力する手段とを具備したことを特徴とす
    るテレビジョン信号処理装置。
  31. (31)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に上下マスク部を生じさせて伝送するシ
    ステムにおいて、 前記垂直方向圧縮処理を施した状態の第1の映像信号が
    入力され動画領域を検出して動き検出信号を得る動き検
    出手段と、 前記第1の映像信号のフィールド間の和の平均を取りこ
    の信号を飛び越し走査に変換した静画用の第2の映像信
    号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直低域成分を飛
    び越し走査に変換した第3の映像信号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直高域成分には
    水平方向の帯域制限を施すとともにフィールド間の和の
    平均をとりテンポラル方向にも帯域制限を施して3次元
    帯域制限を施し、かつ飛び越し走査に変換し、かつ補償
    フィルタを通し、前記中間方式映像信号が現行方式受像
    機で再生された場合の動画の品質を得るために前記第3
    の映像信号に加算し動画用の第4の映像信号を得る手段
    と、 前記第2の映像信号と動画用の第4の映像信号とを前記
    動き検出信号に応じた比率で混合して第5の映像信号と
    して出力する手段とを具備したことを特徴とするテレビ
    ジョン信号処理装置。
  32. (32)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要な垂直高域成分及びサイドパネル高域成分
    を多重し、水平オーバースキャン部にサイドパネル低域
    成分を挿入して伝送し、また前記中間方式映像信号を受
    信するシステムであって、 送信側にあっては、 現行受像機で前記中間方式映像信号を再現した際の動画
    に適合する成分を伝送する手段として、前記垂直方向圧
    縮処理を施した状態の第1の映像信号のフィールド内の
    垂直高域成分に水平方向の帯域制限を施すとともにフィ
    ールド間の和の平均をとりテンポラル方向にも帯域制限
    を施して3次元帯域制限を施し、かつ飛び越し走査に変
    換するとともに補償フィルタを通して、前記中間方式映
    像信号の垂直方向センターパネル部に加算する手段を備
    え、 受信側にあっては、 動画用の信号を得る手段として、 受信された受信信号のサイドパネル部の信号を取り出し
    て伸張し、水平方向センターパネル部の信号を圧縮して
    両者を繋げ横長の信号を得る手段と、 前記受信信号の上下マスク部からここに多重されている
    垂直高域成分を取出し、補償フィルタで補償する垂直高
    域成分デコード手段と、 この前記横長の信号の上下マスク部の間に位置する信号
    を水平方向に倍速変換し倍速変換信号を得る手段と、 前記倍速変換信号に生じている折り返し成分及び現行受
    像機での動画再生用に挿入されていた垂直高域成分をキ
    ャンセルするために、前記倍速変換信号から前記垂直高
    域成分デコード手段で得られた補償ずみの垂直高域成分
    を減算して、動画成分の映像信号を得る手段と、 前記動画成分の映像信号をワイド画面再生に供するため
    に垂直補間を施し走査線数を増加させ、この信号に再度
    補償前の前記垂直高域成分を加算する手段とを備えたこ
    とを特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  33. (33)送信側にあっては 現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長のアスペク
    ト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現行方式映
    像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧
    縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに、この垂
    直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネル部には
    水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を施し現行
    方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、その画面
    の上下に上下マスク部を生じさせて伝送するにあたって
    、 前記垂直方向圧縮処理を施した状態の第1の映像信号が
    入力され動画領域を検出して動き検出信号を得る第1の
    動き検出手段と、 前記第1の映像信号のフィールド間の和の平均を取りこ
    の信号を飛び越し走査に変換した静画用の第2の映像信
    号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直低域成分を飛
    び越し走査に変換した第3の映像信号を得る手段と、 前記第1の映像信号のフィールド内の垂直高域成分には
    水平方向の帯域制限を施すとともにフィールド間の和の
    平均をとりテンポラル方向にも帯域制限を施して3次元
    帯域制限を施し、かつ飛び越し走査に変換し、かつ補償
    フィルタを通し、前記中間方式映像信号が現行方式受像
    機で再生された場合の動画の品質を得るために前記第3
    の映像信号に加算し動画用の第4の映像信号を得る手段
    と、 前記第2の映像信号と動画用の第4の映像信号とを前記
    動き検出信号に応じた比率で混合して第5の映像信号と
    して出力する手段とを具備し、受信側にあっては、 受信された信号のサイドパネル部の信号を取り出して伸
    張し、センターパネル部の信号を圧縮して両者を繋げた
    第6の映像信号を得る手段と、前記上下マスク部からこ
    こに多重されている垂直高域成分を取出し、補償フィル
    タで補償する垂直高域成分デコード手段と、 前記第6の映像信号の上下マスク部の間に位置する第7
    の映像信号を水平方向に倍速変換して、第8の映像信号
    を得る手段と、 この第8の映像信号の走査線数を変換して静画用の第9
    の映像信号を得る手段と、 前記倍速変換による折り返し成分及び現行受像機での動
    画再生用に挿入されていた垂直高域成分をキャンセルす
    るために前記第8の映像信号から前記垂直高域成分デコ
    ード手段で得られた補償ずみの垂直高域成分を減算して
    第10の映像信号を得る手段と、 ワイド画面再生に供するために、前記第10の映像信号
    に垂直補間を施し走査線数を増加させた第11の映像信
    号に、再度補償前の前記垂直高域成分を加算して第12
    の映像信号を得る手段と、前記第12の映像信号と、前
    記静画用の第9の映像信号とを動き検出信号に応じた比
    率で加算して出力する手段とを具備したことを特徴とす
    るテレビジョン信号処理装置。
  34. (34)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要な垂直高域成分及びサイドパネル高域成分
    を多重し、水平オーバースキャン部にサイドパネル低域
    成分を挿入して伝送し、また前記中間方式映像信号を受
    信するシステムであって、 送信側にあっては、 垂直圧縮処理により現行方式の伝送帯域外となる成分を
    伝送する手段として、 垂直圧縮映像信号から垂直低域成分を分離する垂直低域
    フィルタと、 この垂直低域フィルタの出力である垂直低域成分を飛び
    越し走査に変換し時間伸張する手段と、前記垂直圧縮映
    像信号から垂直高域成分を分離する垂直高域フィルタと
    、 この垂直高域フィルタの出力をライン間引きして飛び越
    し走査に変換する手段と、 この手段により出力された飛び越し走査の垂直高域成分
    に対して、前記上下マスク部に多重するために時間圧縮
    、並べ変え処理を施す手段とを備え、 受信側にあっては、 受信された受信信号のサイドパネル部の信号を取り出し
    て伸張し、水平方向センターパネル部の信号を圧縮して
    両者を繋げ横長の信号を得る手段と、 この横長の信号を倍速変換し第1の倍速変換信号を得る
    手段と、 前記第1の倍速変換信号を垂直補間し第1の順次走査信
    号とする手段と、 前記受信信号の上下マスク部からここに多重されている
    垂直高域成分を取出し、並べ変え処理及び時間伸張処理
    を施し、倍速変換し第2の倍速変換信号を得る手段と、 前記第2の倍速変換信号を垂直補間して第2の順次走査
    信号を得る手段と、 前記第1と第2の順次走査信号を加算してワイド画面信
    号を得る手段とを備えたことを特徴とするテレビジョン
    信号処理方式。
  35. (35)送信側における上記垂直低域通過フィルタと垂
    直高域フィルタとは、その分離する堺の周波数付近で−
    3dB程度の減衰特性が設定されており、また受信側に
    おける第1と第2の倍速変換信号をそれぞれ補間する補
    間手段も互いに前記垂直低域通過フィルタと垂直高域通
    過フィルタの関係と同じフィルタ特性に設定されている
    ことを特徴とする請求項第34項記載のテレビジョン信
    号処理方式。
  36. (36)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要な垂直高域成分及びサイドパネル高域成分
    を多重し、水平オーバースキャン部にサイドパネル低域
    成分を挿入している前記中間方式映像信号を受信するシ
    ステムであって、受信された中間方式映像信号のサイド
    パネル部の信号を取り出して伸張し、水平方向センター
    パネル部の信号を圧縮して両者を繋げ横長の信号を得る
    手段と、 この横長の信号を倍速変換し第1の倍速変換信号を得る
    手段と、 前記第1の倍速変換信号を前記垂直低域成分と垂直高域
    成分の周波数境目付近で−3dB程度の減衰特性を有し
    た低域通過垂直補間フィルタにより垂直補間し第1の順
    次走査信号とする手段と、前記受信信号の上下マスク部
    からここに多重されている垂直高域成分を取出し、並べ
    変え処理及び時間伸張処理を施し、倍速変換し第2の倍
    速変換信号を得る手段と、 前記第2の倍速変換信号を前記垂直低域成分と垂直高域
    成分の周波数境目付近で−3dB程度の減衰特性を有し
    た高域通過垂直補間フィルタにより補間して第2の順次
    走査信号を得る手段と、前記第1と第2の順次走査信号
    を加算してワイド画面信号を得る手段とを備えたことを
    特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  37. (37)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要な垂直高域成分及びサイドパネル高域成分
    を多重し、水平オーバースキャン部にサイドパネル低域
    成分を挿入している前記中間方式映像信号を受信するシ
    ステムであって、受信された中間方式映像信号のサイド
    パネル部の信号を取り出して伸張し、水平方向センター
    パネル部の信号を圧縮して両者を繋げ横長の信号を得る
    手段と、 この横長の信号を倍速変換し第1の倍速変換信号を得る
    手段と、 前記第1の倍速変換信号を順次走査に変換して静画に適
    応した第1の順次走査映像信号を得る手段と、 前記受信した中間方式映像信号の上下マスク部からここ
    に多重されている垂直高域成分を取出し、並べ変え処理
    及び時間伸張処理を施し、倍速変換し第2の倍速変換信
    号を得る手段と、 前記第1の倍速変換信号から前記第2の倍速変換信号を
    減算し、垂直低域成分を通過させる低域通過垂直補間フ
    ィルタにより垂直補間し第2の順次走査信号とする手段
    と、 前記第2の順次走査信号から動画と静画に応じた動き検
    出信号を検出する動き検出手段と、前記第2の倍速変換
    信号に対して垂直高域成分を通過させる高域通過垂直補
    間フィルタにより補間処理を施し前記垂直低域成分に対
    応した第3の順次走査信号を得る手段と、 前記第2と第3の順次走査信号を加算し、動画に適応し
    た第4の順次走査信号を得る手段と、この第4の順次走
    査信号と前記第1の順次走査信号とを混合する場合、前
    記動き検出信号に応じて加算しワイド画面信号を得る手
    段とを備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理方
    式。
  38. (38)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部を付
    加信号多重部として利用するに際して、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面再生の順次走査変換のために必要な動画用の
    垂直高域成分を垂直高域通過フィルタにより抽出してサ
    ブサンプルし、補助信号を取出す手段と、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面の垂直高域信号再生のためには必要な静画用
    の垂直高域成分を周波数領域をシフトさせて、かつ、垂
    直方向へ圧縮してサブサンプルし、上記補助信号と同じ
    形態の静画用の垂直高域成分を取出す手段と、 前記補助信号と静画用の垂直高域成分とを動き検出信号
    に応じた比率で混合して取出す手段と、この手段から得
    られた信号を前記上下マスク部の位置に多重できるよう
    に圧縮及び並べ換え処理を施して出力する手段とを具備
    したことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  39. (39)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部を付
    加信号多重部として利用しており、 送信側にあっては、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面再生の順次走査変換のために必要な動画用の
    垂直高域成分を垂直高域通過フィルタにより抽出してサ
    ブサンプルし、補助信号を得、 前記垂直方向圧縮処理により周波数的に余分となるが、
    ワイド画面の垂直高域信号再生のためには必要な静画用
    の垂直高域成分を周波数領域をシフトさせて、かつ、垂
    直方向へ圧縮してサブサンプルし、上記補助信号と同じ
    形態の静画用の垂直高域成分を得、 前記補助信号と静画用の垂直高域成分とを動き検出信号
    に応じた比率で混合し、この信号を前記上下マスク部の
    位置に多重できるように圧縮及び並べ換え処理を施して
    、上記付加信号として前記中間方式映像信号を送出して
    おり、 受信側にあっては、 受信した前記中間方式映像信号の水平オーバースキャン
    部を水平方向へ伸張するとともにこの水平オーバースキ
    ャン部の間の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げ横長
    の信号を得る手段と、前記横長の信号の倍速変換を行い
    走査線数を変換して静画用のワイド画面映像信号を得る
    手段と、前記横長の信号の倍速変換を行いかつ垂直低域
    成分を通過させる垂直補間フィルタにより垂直補間を行
    い垂直低域の第1の順次走査信号を得る手段と、 前記横長の信号の上下マスク部から取出した信号に対し
    て上記圧縮及び並べ換え処理の逆変換を行う手段と、 この手段より得られた信号に対して、前記送信側のサブ
    サンプルの逆変換のために垂直補間を行い動画用の第2
    の順次走査信号に変換する手段と、前記第2の順次走査
    信号と第1の順次走査信号とを加算して動画用のワイド
    画面映像信号を得る手段と、 前記第1の順次走査信号を用いて画像動き検出を行い動
    き検出信号に応じて静画用と動画用映像信号との混合比
    を制御し、ワイド画面用垂直低域成分を得る手段と、 前記動き検出信号が静画を示すときのみ、前記第2の順
    次走査信号が導入され、送信側の前記圧縮及び周波数シ
    フトに対応した逆変換である伸張処理及び周波数シフト
    処理を行い、ワイド画面用垂直高域成分を得る手段と、 前記ワイド画面用垂直低域成分及びワイド画面用垂直低
    域成分を合成する手段とをテレビジョン信号処理装置。
  40. (40)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部には
    、垂直高域成分及びサイドパネル部の高域成分を付加信
    号として多重した前記中間方式映像信号を受信してデコ
    ード可能であり、 受信した前記中間方式映像信号の水平オバースキャン部
    を水平方向へ伸張するとともにこの水平オーバースキャ
    ン部の間の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げ横長の
    信号を得る手段と、前記横長の信号の上下マスク部から
    前記垂直高域成分及びサイドパネル部の高域成分をデコ
    ードして取出す手段と、 前記横長の信号を垂直方向に伸張するとともに前記デコ
    ードされた垂直高域成分及びサイドパネル部の高域成分
    を加え、ワイド画面映像信号を得る手段と、 前記ワイド画面映像信号出力が一方の入力端子へ、他方
    の端子には前記横長の信号が直接入力される表示切換え
    手段と、 前記受信した信号の方式を検出して前記表示切換え手段
    を制御し、受信信号が前記中間方式映像信号であれば前
    記ワイド画面映像信号を選択導出し、異なる場合は前記
    横長の信号を選択導出するように制御する手段とを具備
    したことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  41. (41)上記表示切換え手段が前記横長の信号を選択導
    出した場合は、前記表示切換え手段から出力された信号
    は、順次走査変換処理部に導入されて水平伸張されてデ
    ィスプレイ部に供給されることを特徴とする請求項第4
    0項記載のテレビジョン信号処理装置。
  42. (42)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部を、
    前記ワイド画面用映像信号の第1の垂直高域成分を多重
    する領域として利用するシステムであつて、送信側にあ
    っては、 前記第1の垂直高域成分を上下マスク部に多重できるよ
    うに圧縮及び並べ換え処理を施して第2の垂直高域成分
    を作成する手段と、 前記中間方式映像信号の前記センターパネル部に対応す
    る信号のうち水平低域成分を抽出して、この水平低域成
    分の絶対値をとる手段と、 この手段から得られた絶対値を時間的に調整して対応す
    る前記上下マスク部の各第2の垂直高域成分に対応させ
    る第1の時間整合手段と、 前記第2の垂直高域成分を前記第1の時間整合手段の出
    力で除算して第3の垂直高域成分として多重する手段を
    備え、 受信側にあっては、 受信した前記中間方式映像信号の水平オバースキャン部
    を水平方向へ伸張するとともにこの水平オーバースキャ
    ン部の間の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げ横長の
    信号を得る手段と、この横長の信号から前記上下マスク
    部の前記第3の垂直高域成分とこの上下マスク部の間の
    垂直方向センターパネル部とを分離する手段と、前記垂
    直方向センターパネル部の信号から水平低域成分を抽出
    して、この水平低域成分の絶対値をとる手段と、 この手段から得られた絶対値を時間的に調整し、分離さ
    れた前記第3の垂直高域成分に対応させる第2の時間整
    合手段と、 前記第3の垂直高域成分に前記第2の時間整合手段から
    の出力を乗算して、送信側の前記第2の垂直高域成分を
    再現する手段とを具備したことを特徴とするテレビジョ
    ン信号処理方式。
  43. (43)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比のワイド画面用映像信号を、現行方式映像
    信号と両立性を持たせて伝送するために、垂直方向圧縮
    処理を施すとともに、この垂直圧縮映像信号に対してセ
    ンターパネル部には水平伸張、サイドパネル部には水平
    圧縮処理を施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像
    信号とした場合、その画面の上下に生じたマスク部には
    、垂直高域成分及びサイドパネル部の高域成分を付加信
    号として多重した前記中間方式映像信号を伝送及び受信
    して可能であり、 送信側にあっては、 前記付加信号のレベルが高くなるに従って抑圧率が大き
    くなるように非線形特性を与えて伝送し、上記中間方式
    映像信号の所定の水平ラインには前記非線形特性を与え
    た信号を逆変換するための複数の係数情報を挿入して伝
    送する手段とを備え、受信側にあっては、 受信した前記中間方式映像信号の水平オバースキャン部
    を水平方向へ伸張するとともにこの水平オーバースキャ
    ン部の間の信号を水平方向へ圧縮して両者を繋げ横長の
    信号を得る手段と、 前記横長の信号から前記上下マスク部の付加信号を分離
    する手段と、 前記分離された付加信号に対して、前もって前記複数の
    係数情報を乗算して複数の逆変換信号を準備する手段と
    、 前記受信した中間方式映像信号の所定の水平ラインから
    前記複数の係数情報を取出し、前記付加信号と大小比較
    することにより、前記複数の逆変換信号のうち選択導出
    するいずれか1つを決定して選択導出する手段とを備え
    たことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  44. (44)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要な垂直高域成分及びサイドパネル高域成分
    を多重し、水平オーバースキャン部にサイドパネル低域
    成分を挿入して伝送し、また前記中間方式映像信号を受
    信するシステムであって、 送信側にあっては、 前記水平伸張された水平方向センターパネル部の信号に
    対してテンポラル、垂直及び水平方向に対してエンファ
    シス処理を施す手段を備え、受信側にあっては、 受信された前記中間方式映像信号の水平方向センター部
    を取出し、ディエンフアシス処理を施す手段を備えたこ
    とを特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  45. (45)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送し、また前記中間方式映像信号を受信するシステ
    ムであって、 送信側にあっては、 前記サイドパネル高域成分の輝度信号と色信号を上下マ
    スク部の水平ラインに多重するために、各信号を上下マ
    スク部の水平ラインに対応させて並べる手段と、 こ手段で並べ換えられた並べ換え輝度信号を水平帯域制
    限した第1の輝度信号と、並べ換え色信号を水平帯域制
    限した第1の色信号とを周波数多重して輝度色多重信号
    を得る手段と、 前記並べ換え輝度信号のうち帯域制限を受けない第2の
    輝度信号を得る手段と、 前記水平ラインに交互に挿入する手段とを備え、受信側
    にあっては、 受信された前記中間方式映像信号の上下マスク部から前
    記サイドパネル高域成分の水平ラインを取出す手段と、 前記水平ラインから前記帯域制限された第1の輝度信号
    と第1の色信号を分離する分離手段と、この分離手段か
    ら分離された前記第1の輝度信号と帯域制限を受けない
    前記第2の輝度信号を導入して、サイドパネル部の対応
    する各水平ラインに並べ換える第1の並べ換え手段と、 前記分離手段から分離された前記第1の色信号をサイド
    パネル部の対応する各水平ラインに並べ換える第2の並
    べ換え手段と、 前記第1並べ換え手段から得られる第4の輝度信号の上
    下3ライン分を用いて、帯域制限された第1の輝度信号
    に帯域制限されない第2の輝度信号の高域成分を加算す
    る手段と、 前記第2の並べ換え手段から得られる第1の色信号を用
    いて、色信号が伝送されない水平ラインのための第2の
    色信号を作成する手段とを備えたことを特徴とするテレ
    ビジョン信号処理方式。
  46. (46)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送し、また前記中間方式映像信号を受信するシステ
    ムであつて、 送信側にあっては、 前記センターパネル部の高域成分を取出してその絶対値
    を取り、各水平ラインの絶対値を、前記上下マスク部に
    多重される対応する信号に時間整合する手段と、 この手段から得られた絶対値により、前記上下マスク部
    に多重されるサイドパネル高域成分を除算して伝送する
    手段とを備え、 受信側にあっては、 受信された前記中間方式映像信号の上下マスク部から前
    記サイドパネル高域成分を取出す手段と、 受信された前記中間方式映像信号のセンターパネル部を
    水平圧縮してデコードする手段と、デコードされたセン
    ターパネル部の高域成分を取出してその絶対値を取り、
    各水平ラインの絶対値を、前記上下マスク部に多重され
    る対応する信号に時間整合する手段と、 この手段から得られた絶対値を、前記取出されたサイド
    パネル高域成分に乗算する手段とを備えたことを特徴と
    するテレビジョン信号処理方式。
  47. (47)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送し、また前記中間方式映像信号を受信するシステ
    ムであって、 送信側にあっては、 前記上下マスク部をそれぞれ垂直方向にそれぞれ2つの
    領域に分割した形とし、中央部に近い領域には上記サイ
    ドパネル高域成分のライン間差信号を多重する手段と、 中央部から遠い領域には上記サイドパネル高域成分のラ
    イン間和信号を多重する手段とを備え、受信側にあって
    は、 受信された前記中間方式映像信号の上下マスク部の信号
    を取出し、サイドパネル高域成分として復元する手段と
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  48. (48)前記サイドパネル高域成分のライン間差信号を
    多重する手段は、 輝度信号のライン間差を取った、サイドパネル部ライン
    の信号を、上下マスク部の水平ラインに並べ換え処理を
    施す手段を備えたことを特徴とする請求項第47項記載
    のテレビジョン信号処理方式。
  49. (49)前記サイドパネル高域成分のライン間和信号を
    多重する手段は、 輝度信号のライン間和を取ったサイドパネルラインの信
    号にサイドパネル部ラインの色信号を多重し、上下マス
    ク部の水平ラインに並べ換え処理を施す手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項第47項記載のテレビジョン信号
    処理方式。
  50. (50)前記ライン間和信号が多重される領域は、中間
    方式映像信号を現行方式受像機で再生した状態で垂直オ
    ーバースキャン部に位置するように設定されていること
    を特徴とする請求項第47項記載のテレビジョン信号処
    理方式。
  51. (51)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送し、また前記中間方式映像信号を受信するシステ
    ムであつて、 送信側にあっては、 前記水平方向センターパネル部の水平伸張とサイドパネ
    ル部の低域成分の水平圧縮を施すに際して、センターパ
    ネル部に水平伸張する水平区間ををライン毎若しくはフ
    ィールド毎に水平方向へ長短に切換え、これに対応して
    サイドパネル部の水平圧縮する区間を短長に切換えて伝
    送する手段を有し、 受信側にあっては、 上記センターパネル部の水平圧縮区間とサイドパネル部
    の低域成分の水平伸張区間を繋げるのに前記送信側のラ
    イン毎若しくはフィールド毎の長短、短長区間に同期さ
    せて繋げる手段を備えることを特徴とするテレビジョン
    信号処理方式。
  52. (52)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送するシステムであって、前記水平方向センターパ
    ネル部のサイドパネル部に近い両端の区間では、斜め高
    域成分を制限する手段と備えたことを特徴とするテレビ
    ジョン信号処理方式。
  53. (53)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    て伝送するシステムであって、前記サイドパネル部の高
    域成分を前記上下マスク部に多重するに際して、上下マ
    スク部の1本の水平ラインに複数のサイドパネルライン
    の高域成分を圧縮して配列する手段として、配列順序に
    対してスクランブルを施して多重する手段を備えたこと
    を特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  54. (54)現行方式映像信号のアスペクト比よりも横長の
    アスペクト比で順次走査のワイド画面用映像信号を、現
    行方式映像信号と両立性を持たせて伝送するために、垂
    直方向圧縮処理を施し飛び越し走査に変換するとともに
    、この垂直圧縮映像信号に対して水平方向センターパネ
    ル部には水平伸張、サイドパネル部には水平圧縮処理を
    施し現行方式のアスペクト比の中間方式映像信号とし、
    その画面の上下に生じる上下マスク部にはワイド画面デ
    コードに必要なサイドパネル高域成分を多重し、水平オ
    ーバースキャン部にサイドパネル低域成分を圧縮挿入し
    た前記中間方式映像信号を受信するシステムであって、 前記サイドパネル部の高域成分が前記上下マスク部に多
    重され、かつ上下マスク部の1本の水平ラインに複数の
    サイドパネルラインの高域成分が圧縮して配列される配
    列順序に対してスクランブルが施されているのを解除す
    るために、受信した上記中間方式映像信号からの上下マ
    スク部からサイドパネル高域成分を取出すときに前記配
    列順序を元に戻すスクランブル解除データ保持した手段
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理方式。
  55. (55)輝度信号と色信号を周波数多重した複合カラー
    テレビジョン信号を伝送するテレビジョン信号伝送方式
    として、 第1のフィールドでは、 各原水平ラインの原輝度信号を各新水平ライン用の新輝
    度信号とし、この新輝度信号に対して、第1の原水平ラ
    インの色信号を第1、第2の新水平ラインにも使用し、
    第3の原水平ラインの色信号を第3、第4の新水平ライ
    ンにも使用した形態で同じ色信号を2水平ラインづつ使
    用してかつ同じ色信号は極性を反転させて多重し、 第2のフィールドでは、 第1の新水平ラインには第1、第2の原水平ラインの輝
    度信号の平均輝度信号を第1の新輝度信号として使用し
    、第2の新水平ラインには前記第2の原ラインの原輝度
    信号の(2/3)の値である(2/3)輝度信号と第3
    、第4原ラインの平均輝度信号の(1/3)の値である
    (1/3)輝度信号との和をとった信号を第2の新輝度
    信号とした形態を繰り返し、前記第1の輝度信号と第2
    の新輝度信号には、前記第1のフィールドで使用しなか
    つた第2の原水平ラインの色信号を異なる極性でそれぞ
    多重して伝送することを特徴とするテレビジョン信号伝
    送方式。
  56. (56)輝度信号と色信号とが周波数多重されて伝送さ
    れてくる複合カラーテレビジョン信号の輝度信号と色信
    号を分離する手段であって、前記複合カラーテレビジョ
    ン信号は第1のフィールドでは、 各原水平ラインの原輝度信号を各新水平ライン用の新輝
    度信号(Y_1、Y_2、Y_3、Y_4・・・)とし
    、この新輝度信号に対して、第1の原水平ラインの色信
    号(C_1)を第1、第2の新水平ラインにも使用し、
    第3の原水平ラインの色信号(C_3)を第3、第4の
    新水平ラインにも使用した形態で同じ色信号を2水平ラ
    インづつ使用してかつ同じ色信号は極性を反転させて多
    重しており、 第2のフィールドでは、 第1の新水平ラインには第1、第2の原水平ラインの輝
    度信号(Y_1、Y_2)の平均輝度信号を第1の新輝
    度信号として使用し、第2の新水平ラインには前記第2
    の原ラインの原輝度信号(Y_2)の(2/3)の値で
    ある(2/3)輝度信号と第3、第4原ラインの平均輝
    度信号{(Y_1+Y_2)/2}の(1/3)の値で
    ある(1/3)輝度信号との和をとった信号を第2の新
    輝度信号とした形態を繰り返し、前記第1の輝度信号と
    第2の新輝度信号には、前記第1のフィールドで使用し
    なかった第2の原水平ラインの色信号(C_2)を異な
    る極性でそれぞ多重している場合、 前記複合カラーテレビジョン信号が、入力端子に供給さ
    れる第1のラインメモリ、このラインメモリの出力が供
    給される第2のラインメモリ、この第2のラインメモリ
    の出力が供給される第3のラインメモリ、この第3のラ
    インメモリの出力が供給されるフィールドメモリ、この
    フィールドメモリの出力が供給される第4のラインメモ
    リと、前記入力端子のからの信号(n_1)、前記第1
    、第2、第3のラインメモリからの出力信号(n_2、
    n_3、n_4)、前記フィールドメモリからの出力信
    号(m_1)、前記第4のラインメモリからの出力信号
    (m_2)がそれぞれ供給されるマトリックス回路とを
    備え、マトリックス演算 ▲数式、化学式、表等があります▼ を施し、輝度信号と色信号を分離することを特徴とする
    テレビジョン信号伝送方式。
  57. (57)液晶表示素子をマトリックス状に配列した液晶
    セルと、 入力映像信号を水平方向へサンプリングすることにより
    、前記液晶セルの素子を水平配列方向へ駆動する水平ド
    ライバーと、 前記入力映像信号を水平ライン単位でサンプリングする
    ように、前記液晶セルの素子を列単位で指定して垂直方
    向へドライブする垂直ドライバーと、 前記水平ドライバーの水平駆動スタートタイミング信号
    と、素子単位での前記サンプリング速度を得るための水
    平駆動クロックと、サンプリングした信号を前記素子に
    供給する水平期間を定める水平イネーブルタイミング信
    号を得る手段と、前記垂直ドライバーの垂直駆動スター
    トタイミング信号と、前記列単位で指定する速度を得る
    ための垂直駆動クロックと、前記列単位で指定する垂直
    期間を定める垂直イネーブルタイミング信号を得る手段
    と、 前記水平期間を定めた水平イネーブルタイミング信号が
    、指定期間以外を示すときは前記水平駆動クロックの周
    波数を高めた高速クロックとし、指定期間内を示すとき
    は周波数を低めた低速クロックに切り替える手段と、 前記垂直期間を定めた垂直イネーブルタイミング信号が
    、指定期間以外を示すときは前記垂直駆動クロックの周
    波数を高めた高速クロックとし、指定期間内を示すとき
    は周波数を低めた低速クロックに切り替える手段と、 前記水平イネーブルタイミング信号及び垂直イネーブル
    タイミング信号の指定期間を任意に変更可能とする手段
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  58. (58)前記液晶セルは、 プロジェクタの光源とレンズ系との間に配置され、前記
    水平イネーブルタイミング信号と垂直イネーブルタイミ
    ング信号の指定期間は、前記液晶セルの映像が投射され
    たスクリーン上の画像表示位置補正のために調整される
    ことを特徴とする請求項第57項記載のテレビジョン信
    号処理装置。
  59. (59)前記水平駆動スタートタイミング信号は、 入力映像信号の水平同期信号に位相同期する位相同期ル
    ープ回路と、この位相同期ループ回路の出力パルスを計
    数するカウンタと、このカウンタの出力と固定値とを比
    較するコンパレータとから作成され、 前記水平イネーブルタイミング信号は、前記カウンタと
    このカウンタの出力と複数の固定値とを比較してゲート
    パルスを得、前記水平イネーブルタイミング信号として
    出力るゲート回路により作成されていることを特徴とす
    る請求項第57項記載のテレビジョン信号処理装置。
  60. (60)前記水平駆動クロックは、 前記位相同期ループ回路の出力パルスと、外部より与え
    られる高速パルスとが供給され、これを前記水平イネー
    ブルタイミング信号で選択切換えするセレクタから出力
    されていることを特徴とする請求項第59項記載のテレ
    ビジョン信号処理装置。
  61. (61)前記垂直駆動スタートタイミング信号は、 入力映像信号の水平同期信号に位相同期する位相同期ル
    ープ回路と、 この位相同期ループ回路の出力パルスを計数する第1の
    カウンタと、 この第1のカウンタの出力と固定値とを比較し水平周期
    で一致パルスを得る第1のコンパレータと、この第1の
    コンパレータ出力で前記入力映像信号の垂直同期信号を
    同期化して取出す微分回路と、この微分回路の出力でリ
    セットされ、前記コンパレータ出力を計数する第2のカ
    ウンタと、この第2のカウンタの出力と固定値とを比較
    して一致したときに前記スタートタイミングパルスを得
    る第2のコンパレータとから作成され、 前記垂直イネーブルタイミング信号は、前記第2のカウ
    ンタの出力と複数の固定値とを比較してゲートパルスを
    得、前記垂直イネーブルタイミング信号として出力るゲ
    ート回路により作成されていることを特徴とする請求項
    第57項記載のテレビジョン信号処理装置。
  62. (62)前記垂直駆動クロックは、 前記第1のカウンタ出力と、前記第1のコンパレータ出
    力とが入力され、これを前記垂直イネーブルタイミング
    信号で選択切換えするセレクタから出力されていること
    を特徴とする請求項第61項記載のテレビジョン信号処
    理装置。
  63. (63)液晶表示素子をマトリックス状に配列した液晶
    セルと、 入力映像信号を水平方向へサンプリングすることにより
    、前記液晶セルの素子を水平配列方向へ駆動する水平ド
    ライバーと、 前記入力映像信号を水平ライン単位でサンプリングする
    ように、前記液晶セルの素子を列単位で指定して垂直方
    向へドライブする垂直ドライバーと、 前記水平ドライバーの水平駆動スタートタイミング信号
    と、素子単位での前記サンプリング速度を得るための水
    平駆動クロックを得て前記水平ドラーバーに供給する手
    段と、 前記垂直ドライバーの垂直駆動スタートタイミング信号
    と、前記列単位で指定する速度を得るための垂直駆動ク
    ロックを得て前記垂直ドライバーに供給する手段と、 前記水平ドラーバーに入力映像信号を供給する水平期間
    を指定する水平イネーブルタイミング信号と、垂直期間
    を指定する垂直イネーブルタイミング信号を得る手段と
    、 前記水平ドラーバーに供給される前記入力映像信号の経
    路に設けられ、前記水平イネーブルタイミング信号と、
    垂直イネーブルタイミング信号が指定した期間のみ入力
    映像信号を前記水平ドライバーに供給し、これ以外の期
    間は黒レベルの信号を供給する画像制御手段と、 前記水平イネーブルタイミング信号が、指定期間以外を
    示すときは前記水平駆動クロックの周波数を高めた高速
    クロックとし、指定期間内を示すときは周波数を低めた
    低速クロックに切り替える手段と、 前記垂直イネーブルタイミング信号が、指定期間以外を
    示すときは前記垂直駆動クロックの周波数を高めた高速
    クロックとし、指定期間内を示すときは周波数を低めた
    低速クロックに切り替える手段と、 前記水平イネーブルタイミング信号及び垂直イネーブル
    タイミング信号の指定期間を任意に変更可能とする手段
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  64. (64)液晶表示素子をマトリックス状に配列した液晶
    セルと、 入力映像信号を水平方向へサンプリングすることにより
    、前記液晶セルの素子を水平配列方向へ駆動する水平ド
    ライバーと、 前記入力映像信号を水平ライン単位でサンプリングする
    ように、前記液晶セルの素子を列単位で指定して垂直方
    向へドライブする垂直ドライバーと、 前記水平ドライバーの水平駆動スタートタイミング信号
    と、素子単位での前記サンプリング速度を得るための水
    平駆動クロックを得て前記水平ドラーバーに供給する手
    段と、 前記垂直ドライバーの垂直駆動スタートタイミング信号
    と、前記列単位で指定する速度を得るための垂直駆動ク
    ロックと、前記列単位で指定する垂直期間を定める垂直
    イネーブルタイミング信号を得て前記垂直ドライバーに
    供給する手段と、前記水平ドラーバーに入力映像信号を
    供給する水平期間を指定する水平イネーブルタイミング
    信号を得る手段と、 前記水平ドラーバーに供給される前記入力映像信号の経
    路に設けられ、前記水平イネーブルタイミング信号が指
    定した期間のみ入力映像信号を前記水平ドライバーに供
    給し、これ以外の期間は黒レベルの信号を供給する画像
    制御手段と、 前記水平イネーブルタイミング信号が、指定期間以外を
    示すときは前記水平駆動クロックの周波数を高めた高速
    クロックとし、指定期間内を示すときは周波数を低めた
    低速クロックに切り替える手段と、 前記垂直イネーブルタイミング信号が、指定期間以外を
    示すときは前記垂直駆動クロックの周波数を高めた高速
    クロックとし、指定期間内を示すときは周波数を低めた
    低速クロックに切り替える手段と、 前記低速クロックの周波数を任意に変更可能であり前記
    液晶セルの画像圧縮伸張を可能する手段とを備えたこと
    を特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  65. (65)前記入力映像信号は、 書込み方向と読出し方向を水平から垂直方向に切換え可
    能なフレームメモリを介して導入されることを特徴とす
    る請求項第64項記載のテレビジョン信号処理装置。
  66. (66)液晶表示素子をマトリックス状に配列した液晶
    セルと、 入力映像信号を水平方向へサンプリングすることにより
    、前記液晶セルの素子を水平配列方向へ駆動する水平ド
    ライバーと、 前記入力映像信号を水平ライン単位でサンプリングする
    ように、前記液晶セルの素子を列単位で指定して垂直方
    向へドライブする垂直ドライバーと、 前記水平ドライバーの対向して前記液晶セルから出力さ
    れる信号をラッチする水平レシーバーと、前記水平ドラ
    イバーの水平駆動スタートタイミング信号と、素子単位
    での前記サンプリング速度を得るための水平駆動クロッ
    クを得て前記水平ドラーバーに供給する手段と、 前記垂直ドライバーの垂直駆動スタートタイミング信号
    と、前記列単位で指定する速度を得るための垂直駆動ク
    ロックと得て前記垂直ドライバーに供給する手段と、 前記入力映像信号を前記水平ドラーバーに供給する経路
    に設けられ、前記水平レシーバーからの出力信号と、前
    記入力映像信号のレベルを比較し、入力映像信号レベル
    の差が所定値以上のときは、前記液晶セルの応答を速め
    るためにその差分の電圧を前記入力信号に加算または減
    算して前記水平ドラーバーに供給する手段とを具備した
    ことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
  67. (67)液晶表示素子をマトリックス状に配列した複数
    の液晶セルと、 入力映像信号を水平方向へサンプリングすることにより
    、前記それぞれの液晶セルの素子を水平配列方向へ駆動
    する複数の水平ドライバーと、前記入力映像信号を水平
    ライン単位でサンプリングするように、前記複数の液晶
    セルの素子を列単位で指定して垂直方向へドライブする
    複数の垂直ドライバーと、 前記複数の水平ドライバーの各水平駆動スタートタイミ
    ング信号を順次得るとともに、素子単位での前記サンプ
    リング速度を得るための各液晶セルに対する水平駆動ク
    ロックとを得る手段と、前記複数の垂直ドライバーの各
    垂直駆動スタートタイミング信号を順次得るとともに、
    前記列単位で指定する速度を得るための各ドラーバーに
    対する垂直駆動クロックとを得る手段と、 前記入力映像信号を前記水平ドラーバーに供給する経路
    に設けられ、前記入力映像信号の水平期間を分割して分
    割順に次別々の水平ドライバーに供給する手段とを具備
    したことを特徴とするテレビジョン信号処理装置。
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