JPS6314587A - テレビジヨン伝送方式 - Google Patents
テレビジヨン伝送方式Info
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- JPS6314587A JPS6314587A JP61159997A JP15999786A JPS6314587A JP S6314587 A JPS6314587 A JP S6314587A JP 61159997 A JP61159997 A JP 61159997A JP 15999786 A JP15999786 A JP 15999786A JP S6314587 A JPS6314587 A JP S6314587A
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- JP
- Japan
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- video signal
- signal
- line
- transmission system
- interlaced video
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- Pending
Links
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Landscapes
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、NTSCやPALE、SECAMなどの現
行の標準テレビジョン(以下TVと略す)方式と完全両
立性を有し、従来の受像機によれば従来通りの画質の画
像が表示でき、この方式の受像機によれば垂直方向の解
像度が格段に向上した画像を表示することができる新規
なTV伝送方式%式% 現在、標準TV伝送方式としてNTSC,PALおよび
SECAM等が多く用いられているが、これらは全てイ
ンターレース方式を採用している。すなわち、NTSC
では走査線数525木、フレーム数毎秒30枚、PAL
、SECAMでは走査線数625木、フレーム数毎秒2
5枚であるが、いずれもlフレームの画像をインターレ
ース走査方式の2フイールドで構成している。
行の標準テレビジョン(以下TVと略す)方式と完全両
立性を有し、従来の受像機によれば従来通りの画質の画
像が表示でき、この方式の受像機によれば垂直方向の解
像度が格段に向上した画像を表示することができる新規
なTV伝送方式%式% 現在、標準TV伝送方式としてNTSC,PALおよび
SECAM等が多く用いられているが、これらは全てイ
ンターレース方式を採用している。すなわち、NTSC
では走査線数525木、フレーム数毎秒30枚、PAL
、SECAMでは走査線数625木、フレーム数毎秒2
5枚であるが、いずれもlフレームの画像をインターレ
ース走査方式の2フイールドで構成している。
ところで、このようにインターレース方式を採用したの
は、伝送帯域を拡大せずに受像機側でのフリッカ現象を
解消するためである。すなわち、インターレース方式に
よりlフレームの画像を2フイールドで構tして毎秒6
0〜50フイールドとすることによって、伝送帯域を拡
大せずにフリッカ現象が問題とならないために必要な毎
秒フィールド数を得ているのである。しかし、インター
レース方式を採用することにより、lフィールドでの走
査線数は半分となってしまうので、垂直分解能の劣化が
意外に大きい(インターレース方式によるKe 11係
数は0.6)ことが意識されつつある。
は、伝送帯域を拡大せずに受像機側でのフリッカ現象を
解消するためである。すなわち、インターレース方式に
よりlフレームの画像を2フイールドで構tして毎秒6
0〜50フイールドとすることによって、伝送帯域を拡
大せずにフリッカ現象が問題とならないために必要な毎
秒フィールド数を得ているのである。しかし、インター
レース方式を採用することにより、lフィールドでの走
査線数は半分となってしまうので、垂直分解能の劣化が
意外に大きい(インターレース方式によるKe 11係
数は0.6)ことが意識されつつある。
そこで、最近、メモリICの普及、低廉化にともない、
受像機に画像メモリを内蔵し、インターレース方式で送
られてきた映像信号を一旦この画像メモリに記憶し、こ
のメモリを2倍の水平走査周波数(たとえばNTSCで
は31.5KHz)でノンインターレース方式で読み出
し、毎秒2倍のフレーム数(たとえばNTSCでは60
フレ一ム/秒)でノンインターレース方式で画像表示す
ることによって、垂直分解能の改良による画質向上を求
める技術が研究され実用の緒につきつつある。
受像機に画像メモリを内蔵し、インターレース方式で送
られてきた映像信号を一旦この画像メモリに記憶し、こ
のメモリを2倍の水平走査周波数(たとえばNTSCで
は31.5KHz)でノンインターレース方式で読み出
し、毎秒2倍のフレーム数(たとえばNTSCでは60
フレ一ム/秒)でノンインターレース方式で画像表示す
ることによって、垂直分解能の改良による画質向上を求
める技術が研究され実用の緒につきつつある。
これの概要を第5図に示す、ここではNTS C方式を
例に説明する。送信側ではインターレース方式のTVカ
メラ51で撮影して映像信号をインターレース方式で無
線または有線の伝送系52に送る。つまり、走査線数5
25本、毎秒60フイールド/30フレームのインター
レース方式映像信号が送られる。受信側ではこの送られ
てきた映像信号をインターレース方式の受像41153
で受けてTVブラウン管により走査線数525木、毎秒
60フイールド/30フレームのインターレース方式で
表示するというのが標準方式である。そこで、ノンイン
ターレースの受像機54にフレームメモリ55を内蔵し
、標準方式で送られてくる映像信号を一旦フレームメモ
リ55に蓄える。この場合送られてくる映像信号はイン
ターレース方式であるため、2フイールドで1フレーム
の画像が完成する。1フレームの画像が完成した後、こ
のフレームメモリ55の内容をノンインターレース方式
で、毎秒60フレームで読み出す、このフレームメモリ
55の書き込み・読み出しは制御回路56により制御さ
れる。すると、ノンインターレースの受像機54では、
走査線数525木、毎秒60フレームのノンインターレ
ース方式で画像が表示されるので、lフィールド毎の走
査線数が2倍になり、垂直分解能が改良され画質が向上
する。また毎秒60フレームで表示がなされるため、フ
リッカ現象の点も問題ない。
例に説明する。送信側ではインターレース方式のTVカ
メラ51で撮影して映像信号をインターレース方式で無
線または有線の伝送系52に送る。つまり、走査線数5
25本、毎秒60フイールド/30フレームのインター
レース方式映像信号が送られる。受信側ではこの送られ
てきた映像信号をインターレース方式の受像41153
で受けてTVブラウン管により走査線数525木、毎秒
60フイールド/30フレームのインターレース方式で
表示するというのが標準方式である。そこで、ノンイン
ターレースの受像機54にフレームメモリ55を内蔵し
、標準方式で送られてくる映像信号を一旦フレームメモ
リ55に蓄える。この場合送られてくる映像信号はイン
ターレース方式であるため、2フイールドで1フレーム
の画像が完成する。1フレームの画像が完成した後、こ
のフレームメモリ55の内容をノンインターレース方式
で、毎秒60フレームで読み出す、このフレームメモリ
55の書き込み・読み出しは制御回路56により制御さ
れる。すると、ノンインターレースの受像機54では、
走査線数525木、毎秒60フレームのノンインターレ
ース方式で画像が表示されるので、lフィールド毎の走
査線数が2倍になり、垂直分解能が改良され画質が向上
する。また毎秒60フレームで表示がなされるため、フ
リッカ現象の点も問題ない。
たしかに、このような方式によれば、静止画については
顕著な画質向上効果が認られる。しかし、移動物体の画
像については不都合である。たとえば第6図に示すよう
に、パスが画面を左から右に移動していくものとする。
顕著な画質向上効果が認られる。しかし、移動物体の画
像については不都合である。たとえば第6図に示すよう
に、パスが画面を左から右に移動していくものとする。
すると、奇数フィールドで第6図Aのようであったとす
ると。
ると。
すぐその後の偶数フィールドではl/60秒の時間差が
あるため、バスは右方に少し移動してしまい、このフィ
ールドでの画像は第6図Bのようになる。そのため、こ
の同一フレーム内の奇数フィールド(A)と偶数フィー
ルド(B)とのそれぞれの内容をフレームメモリに書き
込んで1フレームの画像を完成し、これをそのままノン
インターレース方式で表示すると、第6図Cで示される
ような不自然な2重像となってしまう、この不自然さを
解消するため、移動体の動きをベクトル検出して補正を
行なう試みもあるが、複雑な動きのある場面の補正は極
めて困難である。
あるため、バスは右方に少し移動してしまい、このフィ
ールドでの画像は第6図Bのようになる。そのため、こ
の同一フレーム内の奇数フィールド(A)と偶数フィー
ルド(B)とのそれぞれの内容をフレームメモリに書き
込んで1フレームの画像を完成し、これをそのままノン
インターレース方式で表示すると、第6図Cで示される
ような不自然な2重像となってしまう、この不自然さを
解消するため、移動体の動きをベクトル検出して補正を
行なう試みもあるが、複雑な動きのある場面の補正は極
めて困難である。
(ハ)目的
この発明は、2フイールドで1フレームを構成するので
なく、1フイールド毎に全走査線の信号の送受を行ない
、全走査線の画像をノンインターレース方式で表示して
垂直方向の解像度を向上させるとともに従来のような移
動物体の画像での問題を解消し、且つインターレース方
式を採用した標準TV伝送方式と完全に両立性を有する
新規なTV伝送方式を提供することを目的とする。
なく、1フイールド毎に全走査線の信号の送受を行ない
、全走査線の画像をノンインターレース方式で表示して
垂直方向の解像度を向上させるとともに従来のような移
動物体の画像での問題を解消し、且つインターレース方
式を採用した標準TV伝送方式と完全に両立性を有する
新規なTV伝送方式を提供することを目的とする。
(ニ)発明の概要
この発明のTV伝送方式では、送信側の撮像カメラは通
常の2倍の水平走査速度で順次走査を行なって、たとえ
ば、毎秒60フイールドで、且つ1フイールド525本
の全走査線よりなる垂直方向に2倍の解像度を有するノ
ンインターレース方式の映像信号を得る0次にこの垂直
方向に高解像度のノンインターレース方式映像信号より
、その走査線の隣接する2本ずつの和をとる。この線間
和信号を走査線の1本おきに取り出し、その走査速度は
通常通りとする(第1表の和信号、インターレース方式
和信号の欄参照)、このような映像信号の変換を行なっ
て1通常の、たとえば、毎秒60フイールドで、lフィ
ールド当u 525/2の走査線であり、2フイールド
で525木の1フレ一ム画像を毎秒30回表示するイン
ターレース方式の映像信号と同様の信号を得、これを伝
送系を介して送る。
常の2倍の水平走査速度で順次走査を行なって、たとえ
ば、毎秒60フイールドで、且つ1フイールド525本
の全走査線よりなる垂直方向に2倍の解像度を有するノ
ンインターレース方式の映像信号を得る0次にこの垂直
方向に高解像度のノンインターレース方式映像信号より
、その走査線の隣接する2本ずつの和をとる。この線間
和信号を走査線の1本おきに取り出し、その走査速度は
通常通りとする(第1表の和信号、インターレース方式
和信号の欄参照)、このような映像信号の変換を行なっ
て1通常の、たとえば、毎秒60フイールドで、lフィ
ールド当u 525/2の走査線であり、2フイールド
で525木の1フレ一ム画像を毎秒30回表示するイン
ターレース方式の映像信号と同様の信号を得、これを伝
送系を介して送る。
他方、上記の垂直方向に高解像度のノンインターレース
方式映像信号より、その走査線のv!接する2本ずつの
差をとる。そして、この線間差信号を走査線の1本おき
に取り出す(第1表の差信号、インターレース方式差信
号の欄参照)、もとの隣接した2木の走査線の1111
には相当高い相関関係があるので、この線JIJf差信
号ノよ僅小な情報量となっている。そこで、この線間差
信号を上記の映像信号の占有帯域内に多重して伝送する
ことが可能となる。
方式映像信号より、その走査線のv!接する2本ずつの
差をとる。そして、この線間差信号を走査線の1本おき
に取り出す(第1表の差信号、インターレース方式差信
号の欄参照)、もとの隣接した2木の走査線の1111
には相当高い相関関係があるので、この線JIJf差信
号ノよ僅小な情報量となっている。そこで、この線間差
信号を上記の映像信号の占有帯域内に多重して伝送する
ことが可能となる。
そのため、受信側では、多重伝送された線間差信号の受
信機能のない通常の受像機によれば、単に、上記の通常
のインターレース方式と同じ映像信号を受信して、従来
通りのインターレース方式の画像表示を行なうことがで
き、これに対して、線間差信号を受信し、インターレー
ス方式の映像信号にこの線間差信号を組み合せれば、も
との毎秒60フイールドで、且つlフィールド525木
の全走査線よりなる垂直方向に2倍の解像度を有するノ
ンインターレース方式の映像信号が復元できるので、こ
のような機能を備えた受像機によれば、垂直方向に高い
解像度を有する画像の受像が可能となる(第2表参照)
。
信機能のない通常の受像機によれば、単に、上記の通常
のインターレース方式と同じ映像信号を受信して、従来
通りのインターレース方式の画像表示を行なうことがで
き、これに対して、線間差信号を受信し、インターレー
ス方式の映像信号にこの線間差信号を組み合せれば、も
との毎秒60フイールドで、且つlフィールド525木
の全走査線よりなる垂直方向に2倍の解像度を有するノ
ンインターレース方式の映像信号が復元できるので、こ
のような機能を備えた受像機によれば、垂直方向に高い
解像度を有する画像の受像が可能となる(第2表参照)
。
したがって、従来の通常の標準方式との完全な両立性が
保たれている。しかも、画像が速い動きを示す場合でも
、もともと1フイールドが全走査線を宥する60フイ一
ルド/秒の映像信号をそのまま復元するので、2フイー
ルドで1フレームの画面を構成する従来方式での、画像
が2重になったり、動きを補正する問題が発生せず、受
信側の負担が軽減される。
保たれている。しかも、画像が速い動きを示す場合でも
、もともと1フイールドが全走査線を宥する60フイ一
ルド/秒の映像信号をそのまま復元するので、2フイー
ルドで1フレームの画面を構成する従来方式での、画像
が2重になったり、動きを補正する問題が発生せず、受
信側の負担が軽減される。
なお、1!a間差信号は、画面全面にわたっての微細な
階調の相違等の全てにつき伝送することも考えられるが
、視覚特性および補間の効果より、また多重する線間差
信号をできる限り効率的に圧縮するため、補間位置およ
び補間信号レベルに応じて重要なもののみ選別して伝送
することが好ましい。
階調の相違等の全てにつき伝送することも考えられるが
、視覚特性および補間の効果より、また多重する線間差
信号をできる限り効率的に圧縮するため、補間位置およ
び補間信号レベルに応じて重要なもののみ選別して伝送
することが好ましい。
すなわち、人間の視覚は目の中心部で解像度が高く、周
辺部はそれほど良好ではない。しかし、興味を示す点に
は、適宜視点を移して注視することにより、その部分で
必要な解像度を得ている。
辺部はそれほど良好ではない。しかし、興味を示す点に
は、適宜視点を移して注視することにより、その部分で
必要な解像度を得ている。
また、デッサンの手法を観察すると、まず構図をラフに
描き、ブチイルについては必ずしも全面にわたって詳細
に描くのではなく、比較的様かな、必要な箇所のみ描き
込むことによって、全体の画面として精細感のある絵を
完成している。
描き、ブチイルについては必ずしも全面にわたって詳細
に描くのではなく、比較的様かな、必要な箇所のみ描き
込むことによって、全体の画面として精細感のある絵を
完成している。
一方、TVの映像は、矩形の領域を平行に走査すること
によって表わされているので、表現する全領域の解像度
は同一になっている。ところが、一般の受像機では画像
を大きく表現したい要望により走査の振幅を大きく設定
しており、表示範囲は第2図の点線Bで示すように送像
範囲Aの垂直・水平両方向とも85〜90%、面積にし
て73〜80%程度となっているのが実情である。そこ
で、実際のTV映像を作成するに際して、伝送画面内に
重要シーンは画面の中央部に集中するような配慮がなさ
れている。
によって表わされているので、表現する全領域の解像度
は同一になっている。ところが、一般の受像機では画像
を大きく表現したい要望により走査の振幅を大きく設定
しており、表示範囲は第2図の点線Bで示すように送像
範囲Aの垂直・水平両方向とも85〜90%、面積にし
て73〜80%程度となっているのが実情である。そこ
で、実際のTV映像を作成するに際して、伝送画面内に
重要シーンは画面の中央部に集中するような配慮がなさ
れている。
したがって、この実際の受像機での表示範囲B内のさら
に限定された中央部の範囲Cに限って線間差信号を伝送
することとし、この範囲C内でのみ補間を行なって解像
度を高めるだけでも実際の視覚上では充分な効果が得ら
れる。
に限定された中央部の範囲Cに限って線間差信号を伝送
することとし、この範囲C内でのみ補間を行なって解像
度を高めるだけでも実際の視覚上では充分な効果が得ら
れる。
また、一般に、画面はその水平走査線が増えれば増える
ほど、相隣る走査線間での相関性はきわめて高くなる。
ほど、相隣る走査線間での相関性はきわめて高くなる。
そのため、線間差信号を、領域的に限定しく第2図Cの
ように)、且つ信号レベルの上でも大きなもののみを選
別して伝送する場合でも、垂直解像度向上の効果は同様
に得られることになる。
ように)、且つ信号レベルの上でも大きなもののみを選
別して伝送する場合でも、垂直解像度向上の効果は同様
に得られることになる。
また、色信号成分については、視覚特性より補間の必要
はなく輝度成分のみでよい、そのため、線間差信号は輝
度信号についてのみ作成する。
はなく輝度成分のみでよい、そのため、線間差信号は輝
度信号についてのみ作成する。
(ホ)実施例
この実施例ではNTSC?i準方式を例上方式説明する
こととする。第1図において、送信側lから伝送系4を
介して受信側3に映像信号を送る。
こととする。第1図において、送信側lから伝送系4を
介して受信側3に映像信号を送る。
送信側1には、NTSC標準方式の2倍の走査速度(周
波!31.5KHz) でノンインターレース方式で順
次走査するTVカメラ10、アナログ・デジタル変換器
(A/D変換器)11.IH(1水平走査期間)の遅延
峙間を有する遅延回路12、この遅延回路12を通った
信号と通らない信号とを加算する加算回路13、減算す
る減算回路21.ノンインターレース方式からインター
レース方式への変換のためのラインメモリ14.22、
NTSC方式へのエンコーディングを行なうエンコーデ
ィング回路15、位相調整用の遅延回路16、デジタル
・アナログ変換器(D/A変換器)17、簡易フレーム
メモリ23、コーディング回路24が備えられている。
波!31.5KHz) でノンインターレース方式で順
次走査するTVカメラ10、アナログ・デジタル変換器
(A/D変換器)11.IH(1水平走査期間)の遅延
峙間を有する遅延回路12、この遅延回路12を通った
信号と通らない信号とを加算する加算回路13、減算す
る減算回路21.ノンインターレース方式からインター
レース方式への変換のためのラインメモリ14.22、
NTSC方式へのエンコーディングを行なうエンコーデ
ィング回路15、位相調整用の遅延回路16、デジタル
・アナログ変換器(D/A変換器)17、簡易フレーム
メモリ23、コーディング回路24が備えられている。
伝送系4では図示しない適宜な送受信装置を介してなる
無線または有線の伝送系41.42を備える。また、伝
送系4としては、他に、ビデオテープなどの記録媒体を
用いた録画会再生系などのオフラインの伝送系も考えら
れる。
無線または有線の伝送系41.42を備える。また、伝
送系4としては、他に、ビデオテープなどの記録媒体を
用いた録画会再生系などのオフラインの伝送系も考えら
れる。
受信側3では、A/D変換器31.ラインメモリ32、
D/A変換器33、加算回路34、デコーディング回路
35、フレームメモリ及び符号変換器36、D/A変換
器37、順次走査のカラーモニタ装置38が備えられて
いる。さらに、受信側3に、両立性を示すための標準方
式のカラー受像機39を示した。
D/A変換器33、加算回路34、デコーディング回路
35、フレームメモリ及び符号変換器36、D/A変換
器37、順次走査のカラーモニタ装置38が備えられて
いる。さらに、受信側3に、両立性を示すための標準方
式のカラー受像機39を示した。
この:JrJ1図の構成において、送信側lのTVカメ
ラ10は、通常(NTSC方式)の水平同期周波数の2
倍の周波数31.5KHzで、撮像管または撮像デバイ
スの525木の水平走査線をノンインターレース方式で
線順次に走査することにより525本の水平走査線で構
成される画像が1/60秒(lフィールド)毎に1枚ず
つ得られる。
ラ10は、通常(NTSC方式)の水平同期周波数の2
倍の周波数31.5KHzで、撮像管または撮像デバイ
スの525木の水平走査線をノンインターレース方式で
線順次に走査することにより525本の水平走査線で構
成される画像が1/60秒(lフィールド)毎に1枚ず
つ得られる。
R,G、B(赤色、緑色、青色)それぞれのノンインタ
ーレース方式の映像信号は、Y信号、(R−Y)信号、
(B−Y)信号に変換されて出力され、A/D変換
器11によりデジタル信号に変換された後、遅延回路1
2に送られる。この遅延回路12により水平走査線の1
本分遅延された信号と遅延されないままの信号とが加算
回路13、減算回路21に送られる(なお減算回路21
には輝度信号のみが送られる)ゆこうして各走査線の信
号がその隣接する2本ずつ加算および減算され、その結
果書られる線間和信号および線間差信号がラインメモリ
14.22にそれぞれ一旦記憶される。このラインメモ
リ14.22は少なくとも水平走査線の2本分の記憶容
量を有し、上記の線間和信号および線間差信号が送られ
てくる毎に順次書き込まれる。そして読み出しスピード
を、書き込みスピード(31,5KHz、上記の水平走
査速度に和光する)の半分とし、走査線の1本おきに読
み出しが行なわれる。こうして、最初の1フイールド(
+/130秒)には、順次走査方式で得られている和信
号と差信号のうちの奇数番目の走査線の分が、次の1フ
イールド(1/60秒)には偶数番目の走査線の分が(
第1表参照)、それぞれ、水平同期周波数15.75K
Hzの下で出力されることになる。たとえば第3図A、
Fのように、ノンインターレース方式の映像信号(静止
画の)が1760秒毎に出力された場合、第1フイール
ド(+/EiO秒)で同図B、Cのような奇数番目の走
査線の分だけ取り出された和信号と差信号が、第2フイ
ールド(1/60秒)で同図G、Hのような偶数番目の
走査線の分だけ取り出された和信号と差信号が得られる
。この第3図において網目はレベル+1の信号を、右上
から左下への方向のハツチングはレベル+05の信号を
、左上から右下への方向のハツチングはレベル−0,5
の信号を、それぞれ表わす、この和信号に注目してみる
と、525本線順次走査による60フイ一ルド/秒、6
0フレ一ム/秒の映像信号から、525本飛び越し走査
による60フイ一ルド/秒、30フレ一ム/秒の映像信
号への変換が行なわれたことになる。この映像信号はエ
ンコーディング回路15を経てNTSC方式へ変換され
た後、遅延回路16およびD/A変換器17を経てアナ
ログ信号に戻され、伝送系41を介して受信側3に送ら
れる。
ーレース方式の映像信号は、Y信号、(R−Y)信号、
(B−Y)信号に変換されて出力され、A/D変換
器11によりデジタル信号に変換された後、遅延回路1
2に送られる。この遅延回路12により水平走査線の1
本分遅延された信号と遅延されないままの信号とが加算
回路13、減算回路21に送られる(なお減算回路21
には輝度信号のみが送られる)ゆこうして各走査線の信
号がその隣接する2本ずつ加算および減算され、その結
果書られる線間和信号および線間差信号がラインメモリ
14.22にそれぞれ一旦記憶される。このラインメモ
リ14.22は少なくとも水平走査線の2本分の記憶容
量を有し、上記の線間和信号および線間差信号が送られ
てくる毎に順次書き込まれる。そして読み出しスピード
を、書き込みスピード(31,5KHz、上記の水平走
査速度に和光する)の半分とし、走査線の1本おきに読
み出しが行なわれる。こうして、最初の1フイールド(
+/130秒)には、順次走査方式で得られている和信
号と差信号のうちの奇数番目の走査線の分が、次の1フ
イールド(1/60秒)には偶数番目の走査線の分が(
第1表参照)、それぞれ、水平同期周波数15.75K
Hzの下で出力されることになる。たとえば第3図A、
Fのように、ノンインターレース方式の映像信号(静止
画の)が1760秒毎に出力された場合、第1フイール
ド(+/EiO秒)で同図B、Cのような奇数番目の走
査線の分だけ取り出された和信号と差信号が、第2フイ
ールド(1/60秒)で同図G、Hのような偶数番目の
走査線の分だけ取り出された和信号と差信号が得られる
。この第3図において網目はレベル+1の信号を、右上
から左下への方向のハツチングはレベル+05の信号を
、左上から右下への方向のハツチングはレベル−0,5
の信号を、それぞれ表わす、この和信号に注目してみる
と、525本線順次走査による60フイ一ルド/秒、6
0フレ一ム/秒の映像信号から、525本飛び越し走査
による60フイ一ルド/秒、30フレ一ム/秒の映像信
号への変換が行なわれたことになる。この映像信号はエ
ンコーディング回路15を経てNTSC方式へ変換され
た後、遅延回路16およびD/A変換器17を経てアナ
ログ信号に戻され、伝送系41を介して受信側3に送ら
れる。
したがって、この伝送系41を経て送られる映像信号は
、通常のNTSC標準方式映像信号そのものであり、通
常のNTSC標準方式の受像機39により、525本飛
び越し走査による60フイ一ルド/秒、30フレ一ム/
秒のNTSC標準方式の画像が表示できる。
、通常のNTSC標準方式映像信号そのものであり、通
常のNTSC標準方式の受像機39により、525本飛
び越し走査による60フイ一ルド/秒、30フレ一ム/
秒のNTSC標準方式の画像が表示できる。
他方、上記のラインメモリ22から走査線の1本おきに
通常のNTSC方式の水平同期周波数で読み出されたイ
ンターレース方式の線間差信号(第3図C,H)は、簡
易フレームメモリ23およびコーディング回路24を経
て伝送系42に送られる。
通常のNTSC方式の水平同期周波数で読み出されたイ
ンターレース方式の線間差信号(第3図C,H)は、簡
易フレームメモリ23およびコーディング回路24を経
て伝送系42に送られる。
受信側では、まず伝送系41を介して受信した通常のN
TSCインターレース方式の映像信号(第3図B、G)
をA/D変換器31によりデジタル信号に変換した後、
ラインメモリ32に一時的に蓄える。そして、通常の2
倍の速度(水平回期周波数31.5KHz)で同一走査
線の信号を2回読み出す、これにより、525木の水平
走査線をノンインターレース方式で順次走査する60フ
イ一ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が得られる
。ただし、この映像信号は、同一の走査線を2回読み出
しているため、受信したインターレース方式の映像信号
(第3図B、’G)を、巾に縦方向に2倍に拡大したも
の(第3図り、 I)となる。この映像信号は、D/A
変換器33を経て加算回路34に送られる。
TSCインターレース方式の映像信号(第3図B、G)
をA/D変換器31によりデジタル信号に変換した後、
ラインメモリ32に一時的に蓄える。そして、通常の2
倍の速度(水平回期周波数31.5KHz)で同一走査
線の信号を2回読み出す、これにより、525木の水平
走査線をノンインターレース方式で順次走査する60フ
イ一ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が得られる
。ただし、この映像信号は、同一の走査線を2回読み出
しているため、受信したインターレース方式の映像信号
(第3図B、’G)を、巾に縦方向に2倍に拡大したも
の(第3図り、 I)となる。この映像信号は、D/A
変換器33を経て加算回路34に送られる。
他方、伝送系42を介して受信した線間差信号はデコー
ディング回路35を経て線間差信t)川のフレームメモ
リ及び符号変換器36に一時的に格納され、通常の2倍
の速度(水上同期周波数31.5KHz)で同一走査線
の差信号が符号を交互に換えながら2回ずつ読み出され
る。すると4第3図E、Jのような525本の水平走査
線をノンインターレース方式で順次走査する60フイ一
ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が得られ、これ
がD/A変換器37を経て加算回路34に送られる。す
なわち、線間差信号は、奇数フィールドでは第1AFの
ように、もとの1つの走査線の信号(第3図Cで示す)
に+(プラス)の符号を付けて1回読み出し、これを奇
数番目の走査線の信号とし、同じ走査線の信号に−(マ
イナス)の符号を付けてさらに1回読み出して偶数番目
の走査線の信号としたものからなり、偶数フィールドで
は第3図Jのように、もとの1つの走査線の信号(第3
AFで示す)に−の符号を付けて1回読み出し、これを
奇数番目の走査線の信号とし、同じ走査線の信号に十の
符号を付けてさらに1回読み出して偶数番目の走査線の
信号としたものからなる。
ディング回路35を経て線間差信t)川のフレームメモ
リ及び符号変換器36に一時的に格納され、通常の2倍
の速度(水上同期周波数31.5KHz)で同一走査線
の差信号が符号を交互に換えながら2回ずつ読み出され
る。すると4第3図E、Jのような525本の水平走査
線をノンインターレース方式で順次走査する60フイ一
ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が得られ、これ
がD/A変換器37を経て加算回路34に送られる。す
なわち、線間差信号は、奇数フィールドでは第1AFの
ように、もとの1つの走査線の信号(第3図Cで示す)
に+(プラス)の符号を付けて1回読み出し、これを奇
数番目の走査線の信号とし、同じ走査線の信号に−(マ
イナス)の符号を付けてさらに1回読み出して偶数番目
の走査線の信号としたものからなり、偶数フィールドで
は第3図Jのように、もとの1つの走査線の信号(第3
AFで示す)に−の符号を付けて1回読み出し、これを
奇数番目の走査線の信号とし、同じ走査線の信号に十の
符号を付けてさらに1回読み出して偶数番目の走査線の
信号としたものからなる。
したがって、加算回路34により、奇数フィールドでは
、第3図りとEの信号が各走査線毎に加算され、奇数番
[1の走査線では和信号(第3AF)と差信号(第3図
C)とが加算され偶数番目の走査線では和信号(第3A
F)と差信号(第3図C)とが符号を換えて加3¥(つ
まり減算)されるので、第3図Aのようなもとの映像信
号が復元される。また偶数フィールドでは、第3図Iと
Jの信号が各走査!!iI毎に加算され、奇数番目の走
査線では和信号(:53図G)と差信号(第3AF)と
が減算され偶数番目の走査線では和信号(第3図G)と
差信号(第3AF)とが加算されるので、第1AFのよ
うなもとの映像信号が復元される。すなわち、もとの、
ノンインタ−レース方式525木線順次走査による60
フイ一ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が復元さ
れ、これがカラーモニタ装置38によって表示されるの
で、垂直方向に高精細な画像が得られる。
、第3図りとEの信号が各走査線毎に加算され、奇数番
[1の走査線では和信号(第3AF)と差信号(第3図
C)とが加算され偶数番目の走査線では和信号(第3A
F)と差信号(第3図C)とが符号を換えて加3¥(つ
まり減算)されるので、第3図Aのようなもとの映像信
号が復元される。また偶数フィールドでは、第3図Iと
Jの信号が各走査!!iI毎に加算され、奇数番目の走
査線では和信号(:53図G)と差信号(第3AF)と
が減算され偶数番目の走査線では和信号(第3図G)と
差信号(第3AF)とが加算されるので、第1AFのよ
うなもとの映像信号が復元される。すなわち、もとの、
ノンインタ−レース方式525木線順次走査による60
フイ一ルド/秒、60フレ一ム/秒の映像信号が復元さ
れ、これがカラーモニタ装置38によって表示されるの
で、垂直方向に高精細な画像が得られる。
送信側での動作および受信側での動作を表にすると、次
の第1表(送信側)および第2表(受信側)のようにな
る。
の第1表(送信側)および第2表(受信側)のようにな
る。
第1表
第2表授信側復元動作)
次に線間差信号の伝送につき、さらに詳しく説明する。
vi、開基信号は、その全てを送るようにしてもよいが
、そうしても必ずしも視覚的な効果を得られないので、
この実施例では、補間位置および補間信号レベルに応じ
て重要なもののみ選別して伝送するようにし、伝送系4
2の伝送容量の減少を図っている。
、そうしても必ずしも視覚的な効果を得られないので、
この実施例では、補間位置および補間信号レベルに応じ
て重要なもののみ選別して伝送するようにし、伝送系4
2の伝送容量の減少を図っている。
まず、ラインメモリ22からの線間差信号は簡易フレー
ムメモリ23に蓄えられることで位置の限定がなされる
。すなわち、TV伝送システムにおいて、実際に画像を
送れる範囲は垂直ブランキングと水平ブランキングとを
除いた期間であるから、第2図のAで示す範囲となる。
ムメモリ23に蓄えられることで位置の限定がなされる
。すなわち、TV伝送システムにおいて、実際に画像を
送れる範囲は垂直ブランキングと水平ブランキングとを
除いた期間であるから、第2図のAで示す範囲となる。
この範囲Aは走査線数で1フレーム当り482木、lフ
ィールド当り241本、水平方向にはサンプリング周波
数13.5MHzとして1走査線当り720個のサンプ
リング数となる。そして、実際の受像機では前述のよう
に中央部のみを拡大して表示するよう構成されているた
め、標準的な受像機の表示範囲は第2図Bのような範囲
となる。そこで、この実際の表示範囲Bの中央部のみを
高精細に表示することとし、この高精細表示範囲を第2
図Cのように定める。この範囲Cは、たと・えば送像範
囲Aの中央部の縦・横ともおよそ70%とし、1フィー
ルド当り170木の走査線、1走査線当り512のサン
プリング点と設定することができる。そして線間差信号
は輝度信号のみとしそのレベルは正・負の符号を含めて
たとえば4ビツトで表わすものとすると、簡易フレーム
メモリ23は、縦170、横512(合計87040)
のアドレス空間を有し、その各深さは4ビツトのものを
使うことができる。この簡易フレームメモリ23に記憶
された87040個(1フィールド当り)の線間差信号
のうち、その絶対レベルの大きなものからたとえば11
00個のみを取り出して、コーディング回路24により
、その各アドレスとレベルとをコーディングする。この
ように1フィールド当り1100個に限定された線間差
信号を以下、限定線間差信号と称す。
ィールド当り241本、水平方向にはサンプリング周波
数13.5MHzとして1走査線当り720個のサンプ
リング数となる。そして、実際の受像機では前述のよう
に中央部のみを拡大して表示するよう構成されているた
め、標準的な受像機の表示範囲は第2図Bのような範囲
となる。そこで、この実際の表示範囲Bの中央部のみを
高精細に表示することとし、この高精細表示範囲を第2
図Cのように定める。この範囲Cは、たと・えば送像範
囲Aの中央部の縦・横ともおよそ70%とし、1フィー
ルド当り170木の走査線、1走査線当り512のサン
プリング点と設定することができる。そして線間差信号
は輝度信号のみとしそのレベルは正・負の符号を含めて
たとえば4ビツトで表わすものとすると、簡易フレーム
メモリ23は、縦170、横512(合計87040)
のアドレス空間を有し、その各深さは4ビツトのものを
使うことができる。この簡易フレームメモリ23に記憶
された87040個(1フィールド当り)の線間差信号
のうち、その絶対レベルの大きなものからたとえば11
00個のみを取り出して、コーディング回路24により
、その各アドレスとレベルとをコーディングする。この
ように1フィールド当り1100個に限定された線間差
信号を以下、限定線間差信号と称す。
この限定線間差信号を効率良く圧縮して映像信号に多重
伝送するためのコーディング方法としては種々に考えら
れるが、ここでは、50個ずつブロック化し、1フィー
ルド当り24ブロツクとして伝送することとした。ただ
し、ここにはlフィールド当り100倒の無効データが
含まれている。そして、垂直方向アドレスのコーディン
グは、伝送範囲(lフィールド当り170本)の最初の
走査線を0アドレスとした上で、lブロック毎に8ビツ
トの絶対アドレス表示を行ない、そのブロック内では1
個毎に2ビツトの加算方式で表わすものとして行なった
。水平方向アドレスのコーディングは、伝送範囲(第2
図C)の左端を0アドレスとした上で、垂直アドレスが
変る毎に0より順次加算し、7ビツト(0〜127)で
表示するものとして行なった。さらにパリティピットと
して5個の線間差信号毎に1ビツト付加し、エラー検出
すれば以降そのブロックのデータは無効とする方式をと
った。このようにした場合、ピントレートは、 [((2+7÷4)X50+(8−2)+10)X24
] /1フィールド=95L04Xbits/sea となる。
伝送するためのコーディング方法としては種々に考えら
れるが、ここでは、50個ずつブロック化し、1フィー
ルド当り24ブロツクとして伝送することとした。ただ
し、ここにはlフィールド当り100倒の無効データが
含まれている。そして、垂直方向アドレスのコーディン
グは、伝送範囲(lフィールド当り170本)の最初の
走査線を0アドレスとした上で、lブロック毎に8ビツ
トの絶対アドレス表示を行ない、そのブロック内では1
個毎に2ビツトの加算方式で表わすものとして行なった
。水平方向アドレスのコーディングは、伝送範囲(第2
図C)の左端を0アドレスとした上で、垂直アドレスが
変る毎に0より順次加算し、7ビツト(0〜127)で
表示するものとして行なった。さらにパリティピットと
して5個の線間差信号毎に1ビツト付加し、エラー検出
すれば以降そのブロックのデータは無効とする方式をと
った。このようにした場合、ピントレートは、 [((2+7÷4)X50+(8−2)+10)X24
] /1フィールド=95L04Xbits/sea となる。
この約I Mbits/seeのデータ伝送をTV放送
の映像信号の伝送に多重化することを次に説明する。我
国のTV放送では、放送信号の占有帯域は第4図Aに示
すように6MHzである。映像信号に関しては同図Aの
ように映像搬送波fvより下側側波帯は1.25MHz
、上側側波帯は4.2MHzを限度としている0色副搬
送波は3.58MHz、音声搬送波faは+4.5MH
zの位置にある。これに対し、一般的な918機は第4
図Bのような検波特性を有していて、総合的な映像信号
特性は第4図Cに示すようにO〜4MHz付近まで平担
な特性となっている。これらの第4図A、Bから、映像
搬送波fvの下側側波帯は検波後の特性を保つために必
要であるが、−0,75MHz付近より限界点の−1,
25MI(zまではほとんど利用されていないことが分
る。
の映像信号の伝送に多重化することを次に説明する。我
国のTV放送では、放送信号の占有帯域は第4図Aに示
すように6MHzである。映像信号に関しては同図Aの
ように映像搬送波fvより下側側波帯は1.25MHz
、上側側波帯は4.2MHzを限度としている0色副搬
送波は3.58MHz、音声搬送波faは+4.5MH
zの位置にある。これに対し、一般的な918機は第4
図Bのような検波特性を有していて、総合的な映像信号
特性は第4図Cに示すようにO〜4MHz付近まで平担
な特性となっている。これらの第4図A、Bから、映像
搬送波fvの下側側波帯は検波後の特性を保つために必
要であるが、−0,75MHz付近より限界点の−1,
25MI(zまではほとんど利用されていないことが分
る。
そこで、−例として第4図Eに示すように映像搬送波f
vに対して−0,75MHzの周波数feに新たにFM
キャリアを設定し、実験により現在の通常の受像機に対
する妨害を測定してみた。
vに対して−0,75MHzの周波数feに新たにFM
キャリアを設定し、実験により現在の通常の受像機に対
する妨害を測定してみた。
その結果、インターリ−ピングを行なわないときは映像
搬送波に比し、−40db程度で一般の受像機で妨害が
検出できるが、インターリ−ピングを行なえば一20d
b程度まで妨害が表われないというデータが得られた。
搬送波に比し、−40db程度で一般の受像機で妨害が
検出できるが、インターリ−ピングを行なえば一20d
b程度まで妨害が表われないというデータが得られた。
そして、将来、一般の受像機のフィルタ特性が改善され
、第4図りに示す点線から実線のように急峻になれば、
なお一層妨害が減少できる見込みである。
、第4図りに示す点線から実線のように急峻になれば、
なお一層妨害が減少できる見込みである。
このような結果から、この実施例では、インターリ−ピ
ングするFMキャリアとして、fe= ((2n+1)
/2)fh f h ; 15.734264 KHzn=−48 したがって、 f e = −0,74737754MHzを設定し、
このキャリアを上記のビットレート959.04Kbi
ts/seeで変調することとして、映像信号に対する
多重化を行なった。この場合、TV放送の占有帯域内で
一般の受像機に何らの妨害も与えることなく、上記の限
定線間差信号を多重化できる。
ングするFMキャリアとして、fe= ((2n+1)
/2)fh f h ; 15.734264 KHzn=−48 したがって、 f e = −0,74737754MHzを設定し、
このキャリアを上記のビットレート959.04Kbi
ts/seeで変調することとして、映像信号に対する
多重化を行なった。この場合、TV放送の占有帯域内で
一般の受像機に何らの妨害も与えることなく、上記の限
定線間差信号を多重化できる。
なお、NTSC標準方式を例に説明したが、他にPAL
、SECAM等にも適用できることは円らかである。
、SECAM等にも適用できることは円らかである。
(へ)効果
この発明にかかるTV伝送方式では、lフィールド毎に
全走査線のノンインターレース方式の表示を行なって垂
直方向の解像度を向上させることができる。そして、各
フィールドの映像信号は、もともとそのフィールドの時
間内に撮像した映像信号であるため、従来のように異な
る時間で得た2つのフィールドの映像信号を合成する場
合と違って、移動物体の画像での問題が生じない。しか
も、インターレース方式の標準TV伝送方式と完全に両
立性を有し、標準方式の受像機でも全く支障なく受像で
きる。
全走査線のノンインターレース方式の表示を行なって垂
直方向の解像度を向上させることができる。そして、各
フィールドの映像信号は、もともとそのフィールドの時
間内に撮像した映像信号であるため、従来のように異な
る時間で得た2つのフィールドの映像信号を合成する場
合と違って、移動物体の画像での問題が生じない。しか
も、インターレース方式の標準TV伝送方式と完全に両
立性を有し、標準方式の受像機でも全く支障なく受像で
きる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は映
像信号の走査面を表わす図、第3図A〜Jは動作を説明
するための映像信号の図、第4図はA−Eは周波数スペ
クトル図、第5図は従来例のブロック図、第6図は従来
例の問題を説明するための画面の模式図である。 l・・・送信側 4,41.42・・・伝送
系3・・・受信側 10・・・順次走査のTV右
カメラ1.31・・・A/D変換器 12.18・・・
遅延回路14.22.32・・・ラインメモリ 17.33.37・・・D/A変換器 13.34・・・加算回路 16・・・エンコーディン
グ回路21・・・減算回路 23・・・簡易フレー
ムメモリ24・・・コーディング回路 35・・・デコーディング回路 36・・・フレームメモリ及び符号変換器38・・・順
次走査のカラーモニタ装置39・・・NTSC方式受像
機 51・・・インターレースTVカメラ 52・・・伝送
系53・・・インターレース受像機 54・・・順次走査受像機 55・・・フレームメ
モリ58・・・制御回路
像信号の走査面を表わす図、第3図A〜Jは動作を説明
するための映像信号の図、第4図はA−Eは周波数スペ
クトル図、第5図は従来例のブロック図、第6図は従来
例の問題を説明するための画面の模式図である。 l・・・送信側 4,41.42・・・伝送
系3・・・受信側 10・・・順次走査のTV右
カメラ1.31・・・A/D変換器 12.18・・・
遅延回路14.22.32・・・ラインメモリ 17.33.37・・・D/A変換器 13.34・・・加算回路 16・・・エンコーディン
グ回路21・・・減算回路 23・・・簡易フレー
ムメモリ24・・・コーディング回路 35・・・デコーディング回路 36・・・フレームメモリ及び符号変換器38・・・順
次走査のカラーモニタ装置39・・・NTSC方式受像
機 51・・・インターレースTVカメラ 52・・・伝送
系53・・・インターレース受像機 54・・・順次走査受像機 55・・・フレームメ
モリ58・・・制御回路
Claims (5)
- (1)送信側から伝送系を介してインターレース方式の
映像信号を受信側に送信し、受信側で画像表示するテレ
ビジョン伝送方式において、上記送信側は、上記送信す
べきインターレース方式の映像信号の水平走査速度の2
倍の水平走査速度で線順次に走査されてノンインターレ
ース方式の映像信号を出力する撮像手段と、該ノンイン
ターレース方式の映像信号より隣接する2本ずつの走査
線の和および差を検出する手段と、この検出された線間
和信号を走査線の1本おきに取り出すとともにその水平
走査速度を該ノンインターレース方式の映像信号におけ
る水平走査速度の1/2としてインターレース方式の映
像信号を得る映像信号変換手段と、該インターレース方
式の映像信号を送り出す送信手段と、上記検出された線
間差信号を走査線の1本おきに取り出すとともにこの取
り出された線間差信号を上記映像信号伝送系の占有帯域
内に多重して伝送する多重伝送手段とを有し、上記受信
手段は、インターレース方式の映像信号を受信する手段
と、上記多重伝送された線間差信号を受信する手段と、
上記受信したインターレース方式の映像信号と線間差信
号とからもとのノンインターレース方式の映像信号を復
元する手段と、復元されたノンインターレース方式の映
像信号をノンインターレース方式に画像表示する画像表
示手段とを有することを特徴とするテレビジョン伝送方
式。 - (2)上記線間差信号は有意のもののみが選別されて多
重伝送されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のテレビジョン伝送方式。 - (3)上記インターレース方式の映像信号の伝送系は標
準方式にもとづいていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項または第2項記載のテレビジョン伝送方式。 - (4)上記映像信号復元手段は、受信したインターレー
ス方式の映像信号の少なくとも1本の走査線分のライン
メモリと、受信したインターレース方式の映像信号の水
平走査速度の2倍の速度で、該ラインメモリより2回続
けて読み出す手段と、2回読み出された1本の走査線の
信号の一方の信号に上記受信された線間差信号を加え且
つ他方の信号から該線間差信号を引く手段とからなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のテレビジョ
ン伝送方式。 - (5)線順次に走査されてノンインターレース方式の映
像信号を出力する撮像手段と、該ノンインターレース方
式の映像信号より隣接する2本ずつの走査線の和および
差を検出する手段と、この検出された線間和信号を走査
線の1本おきに取り出して該ノンインターレース方式の
映像信号の1/2の水平走査速度のインターレース方式
の映像信号を得る映像信号変換手段と、上記検出された
線間差信号を走査線の1本おきに取り出すとともにこの
取り出された線間差信号を上記映像信号伝送系の占有帯
域内に多重する多重手段とを有する、映像信号出力装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61159997A JPS6314587A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | テレビジヨン伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61159997A JPS6314587A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | テレビジヨン伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314587A true JPS6314587A (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=15705742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61159997A Pending JPS6314587A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | テレビジヨン伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314587A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0469806A2 (en) * | 1990-07-31 | 1992-02-05 | Sony Corporation | Apparatus and methods for recording video signals on magnetic tape |
WO1992005666A1 (en) * | 1989-04-12 | 1992-04-02 | Sony Corporation | Video signal transmission/reception system |
JPH0549010A (ja) * | 1991-08-13 | 1993-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジヨン信号処理方法と処理装置 |
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