JPH04208776A

JPH04208776A - フアクシミリ親展受信方式

Info

Publication number: JPH04208776A
Application number: JP40030290A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Sato; 和美佐藤
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-12-04
Filing date: 1990-12-04
Publication date: 1992-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１］

【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ親展受信方
式に関する。ファクシミリ装置を利用して原稿の送受信
を行う場合、従来は送信側から特定の受信者に宛てて送
信した原稿をそのまま印字出力させるため、その特定さ
れた受信者が受信装置の近くに待機していない限り容易
に他人に原稿内容を知られてしまうという問題がありそ
の対策が要望されている。［０００２］

【従来の技術】ファクシミリ通信において、他人に原稿
を読まれないようにするいわゆる親展通信を行うため従
来からパスワードを用いる方法が知られている。これは
、送信側から画信号にパスワードを挿入して送信し、受
信側でメモリに記録するようにしたものであり、受信者
が必要なときに受信装置に対し同じパスワードを入力す
ると、メモリから画信号が読み出されて記録紙に出力さ
れるようにしている。従って、送信者と受信者間であら
かじめパスワードを定めておけば原稿を他人に読まれる
ことな（送受信することが可能となる。［０００３］

【発明が解決しようとする課題】以上のよう（−受信し
た原稿をいったんメモリに記録しておき、パスワードを
入力したときにその内容をメモリから取り出して出力さ
せるようにした方式では、指定された受信者がパスワー
ドを入力しない限りメモリ内には画信号が蓄積されたま
まになっている。従って、受信者不在等のためパスワー
ドが入力されない場合には、他の親展通信を行うために
必要なメモリの容量が不足するという問題がある。また
、送信者と受信者間であらかじめパスワードを決めてお
かねばならないという煩わしさがあった。［０００４］そこで本発明は、受信した画信号を他人に
判読できない形に変換して出力させるとともに受信者が
必要なときに元の原稿に戻すことのできる手段を提供す
ることを目的とする。［０００５］

【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、受信
者名およびパスワードからなる受信者情報と画信号変換
情報を対応させて記録した登録部３と、送信側から送ら
れてきた画信号を受信する受信部１と、原稿の読み取り
を行って画信号を得る読取部６と、上記受信部１あるい
は読取部６から送出された画信号に付されている受信者
名あるいはパスワードに対応した画信号変換情報を上記
登録部３内で検索する制御部２と、検索された画信号変
換情報により上記画信号の変換を行う変換部４と、変換
された画信号を印字出力する印字部５を備え、送信側か
ら特定の受信者名を付して送られてきた画信号を上記受
信者名に対応した画信号変換情報に基づいて変換し、こ
の変換された画信号を印字して変換原稿を出力させ、上
記変換原稿を元の原稿に戻すためには、上記変換原稿を
読取部６から読み取らせるとともにパスワードを入力し
、上記変換原稿から得られた画信号を上記パスワードに
対応した画信号変換情報に基づいて逆変換し、この逆変
換された画信号を印字して元の原稿を出力させることを
特徴とするファクシミリ親展受信方式によって達成され
る。［０００６］

【作用】本発明では、受信者名およびパスワードからな
る受信者情報と画信号変換情報を対応させて記録した登
録部を備えている。そして、受信した画信号を受信者名
に応じた画信号変換情報を用いて変換した後印字出力さ
せるので、出力された変換原稿はそのままの状態では判
読することはできない。そして受信者は、あらかじめ登
録しであるパスワードと同一のパスワードを入力するこ
とによってこの変換原稿を逆変換させて元の原稿に戻す
ことができる。従って、原稿を受信した際に受信者が不
在であっても他人に判読されることなく、受信者が必要
なときにその内容を知ることができる。［０００７］

【実施例】図１は本発明の実施例を示すブロック図、図
２は登録部の内容を示す図、図３は画信号変換情報の検
索方法を説明するブロック図、図４は通信手順を示す図
、図５はフローチャート図である。以下、図１〜図５を
参照して本発明の実施例について説明する。［０００８］送信側と受信側との間で通信を行う際、図
４に示したように、まず送信側から受信側に対して接続
が可能か否かを問い合わせるための信号ａを送る。受信
側では、接続が可能であれば受信装置の機能等の受信能
力についての情報すを返信する。これを受けて送信側で
は、送信予定の原稿についての情報、たとえば原稿サイ
ズ等の情報Ｃを送る。特定の受信者にのみ送信したい場
合にはその受信者名を情報Ｃに挿入する。ついで受信側
ではこの情報Ｃに基づいて原稿用紙等を用意して受信準
備を行った後原稿送出可の信号ｄを送信側に送る。つい
で送信側で原稿を画信号ｅにして送信する。画信号Ｃは
、イメージセンサ等の読取装置によって原稿の白地画素
と黒地画素にそれぞれ対応させた“１°°と°０゛を原
稿の内容に従って配列したものから成っている。［０００９１送信側から送られてきた情報は１図１に示
したように受信部１で受信する（ステップ１、以下Ｓ１
と称する）。制御部２では、先に受信部１で受信した情
報Ｃに受信者名が挿入されているか否かを調べる（Ａ２
）。挿入されていない場合には通常の通信であると判断
して、送られてきた画信号Ｃを印字部５へ送ってそのま
ま元の原稿を出力させる（Ａ３）。受信者名が挿入され
ている場合には親展通信であると判断して、この受信者
名と同一受信者名を登録部３に登録済の受信者名の中か
ら検索する（Ａ４）。［００１０１ｆ録部３には図２に示したように、あらか
じめ親展通信を希望する受信者名とその受信者の指定し
たパスワードおよび画信号変換情報が対応して登録され
ており、上記検索は図３に示した検索回路を用いて以下
のような方法で行うことができる。［００１１１まず、カウンタ１１をスタートさせて登録
部３の１番地にある受信者名Ａ１を比較器１２に入力す
る。また、比較器１２には送信側から送られてきた受信者名
Ａｉを入力する。受信者名Ａ１とＡｉが一致しない場合
には、比較器１２から１゛が送出されてＮＯＴ回路１３
へ入力されゲート１４を閉じるので、登録部３の１番地
にある画信号変換情報Ｃ１は変換部４には送出されない
。また、このときの比較器１２の出力“１パはカウンタ
１１に送られ、登録部３の番地を一つ進める。ついで比
較器１２においてＡ２とＡｉを比較する。以上のような
過程を繰り返し行ない、一致する受信者名Ａｉがあった
ときに、比較器１２から°Ｏ゛が送出されてＮＯＴ回路
１３へ入力されゲート１４が開き、受信者名Ａｉに対応
する画信号変換情報Ｃｉが変換部４に送出される（Ａ５
）。［００１２］変換部４は、受信部１を介して制御部２か
ら送られてきた画信号中の“１“°と′Ｏ“を所定の間
隔で反転させるものであり、画信号変換情報は上記間隔
を受信者ごとに異なった値に指定したものである。従っ
て、画信号を画信号変換情報によって変換させると、元
の画信号とは受信者ごとに異なった配列を有する画信号
が得られることになる（Ａ６）。［００１３］以上の方法によって変換された画信号は印
字部５へ送出される。印字部５では、この変換された画
信号によって変換原稿を出力する　（Ｓ７）。変換原稿
は、元の正常な原稿の白地画素および黒地画素が所定の
間隔で反転しているため、そのままでは内容の判読がで
きないものとなっている。従って、変換原稿が印字出力
された際に、指定された受信者が不在の場合にもその内
容を他人が判読することはできない。［００１４］つづいて受信者がこの変換原稿を元の原稿
に戻す過程について述べる。受信者は、変換原稿をイメ
ージセンサ等からなる読取部６で読み取らせて画信号を
制御部２へ送るとともに、あらかじめ受信者名に対応し
て登録してあったパスワードと同一のパスワードをワシ
タッチキー（図示せず）等により制御部２へ入力する（
Ａ９）。制御部２では、受信者が入力したパスワードと
同一のパスワードを登録部３内に登録済のパスワードの
中から前述した方法で検索する（５１０）。そして、同
一のパスワードに対応して登録されている画信号変換情
報を取り出して変換部４に送出する（Ｓｌｌ）。変換部
４では、変換原稿から読み取った画データを上記画信号
変換情報によって逆変換させ、前に反転させた“１゛′
とパ０“をそれぞれ元の信号へ復帰させる（３１２）。従ってこの画信号を印字部５に送って出力させると元の
原稿が再現されることになる（Ｓ１３）。［００１５１以上のように送信側では、受信者情報とし
て受信者名を用いることによって受信側で出力された変
換原稿を受は取るべき受信者を指定することができるが
、その内容は判読できないものとなっている。そして、
受信者は必要なときに自己が指定してあらかじめ登録部
に登録しているパスワードを用いて元に復帰させること
ができるので、従来のようにメモリを備える必要もなく
、また、このパスワードを送信側に知らせておく煩わし
さもない。［００１６］

【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信者の
指定された原稿を受信した場合にメモリに記録すること
なくその受信者に応じて原稿を変換して出力させ、また
、受信者は変換された原稿を自己のパスワードを用いる
ことによって元の原稿に戻すことができるので受信者が
不在の場合にも他人に原稿を読まれることがなく、親展
通信を行う上で有益である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の詳細な説明するためのブロック図、

【
図２】登録部の内容を示した図、

【図３】受信者名の検索方法を説明する図、

【図４】通
信手順を示す図、

【図５】本発明の詳細な説明するフローチャート図、

【符号の説明】

１　受信部、　　　　　　　　　６２　制御部、　　　　　　　　１１３　登録部、　　　　　　　　１２４　変換部、　　　　　　　　１３５　印字部、　　　　　　　　１４読取部、カウンタ、比較器、ＮＯＴ回路、ゲート、

【図１】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】受信者名およびパスワードからなる受信者
情報と画信号変換情報を対応させて記録した登録部（３
）と、送信側から送られてきた画信号を受信する受信部
（１）と、原稿の読み取りを行って画信号を得る読取部
（６）と、上記受信部（１）あるいは読取部（６）から
送出された画信号に付されている受信者名あるいはパス
ワードに対応した画信号変換情報を上記登録部（３）内
で検索する制御部（２）と、検索された画信号変換情報
により上記画信号の変換を行う変換部（４）と、変換さ
れた画信号を印字出力する印字部（５）を備え、送信側
から特定の受信者名を付して送られてきた画信号を上記
受信者名に対応した画信号変換情報に基づいて変換し、
この変換された画信号を印字して変換原稿を出力させ、
上記変換原稿を元の原稿に戻すためには、上記変換原稿
を読取部（６）から読み取らせるとともにパスワードを
入力し、上記変換原稿から得られた画信号を上記パスワ
ードに対応した画信号変換情報に基づいて逆変換し、こ
の逆変換された画信号を印字して元の原稿を出力させる
ようにしたことを特徴とするファクシミリ親展受信方式
。