JPH0420876Y2 - - Google Patents

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JPH0420876Y2
JPH0420876Y2 JP10045987U JP10045987U JPH0420876Y2 JP H0420876 Y2 JPH0420876 Y2 JP H0420876Y2 JP 10045987 U JP10045987 U JP 10045987U JP 10045987 U JP10045987 U JP 10045987U JP H0420876 Y2 JPH0420876 Y2 JP H0420876Y2
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両を修理する際に使用される二柱リ
フトアームの自動ロツク装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 車両の整備工場等では、修理の際に車両を持ち
上げて点検、修理をし易くする二柱リフトアーム
が使用されている。そして車種によつて異なる
様々な車幅に対応するために、車両を持ち上げる
支柱側に取付けられたアームを左右に揺動させ車
幅に合わせて固定するロツク装置を設けている。
そのような従来の二柱リフトアームのロツク装
置は、左右一対の支柱に夫々2ケのアームを揺動
自在に取付け、第7図に示すようにアームと連動
するロツクバー50を、支柱側の基台に枢着した
支持環51の挿通孔52に挿通し、支持環51の
挿通孔52と直交する方向に第2の挿通孔53を
設け、この第2の挿通孔53に先端部が平板状5
4に形成されたロツクスライド55を挿通して、
先端部をロツクバーの外周に形成された溝56に
係合させることでロツクしており、ロツクを解除
するには左右合計4ケのロツクスライドを手で引
張ることで行つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の二柱リフトアームのロツ
ク装置にあつては、ロツクスライドの先端部をロ
ツクバーの溝に係合させているだけなので、確実
なロツクができず、アームが移動する場合があ
り、アーム上に車両を載せている時は危険であつ
た。又、車幅に合わせてアームを移動するには、
左右合計4ケのロツクスライドを、人が手で引張
つてロツクを解除しなければならないので、手間
がかかつていた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、その目的とする処は、二柱リフトアーム
のロツクを自動化することによつて人手を省き、
ロツク及び解除を簡易に行えるようにするととも
に、アームのロツクを確実に安全に行えるように
するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、ロツク
スライドの基端部を二股状に形成し、該二股部
に、下部に重りを取付け、中間部をテーパー状に
形成したシリンダーを上下に摺動自在に取付ける
とともにロツクスライドをスプリングでロツクバ
ーの方向に付勢し、重りが床面に接地した時ロツ
クスライドの先端部とロツクバーとの係合を解除
するようにしたものである。
(作用) 上記手段によれば、支柱を持ち上げると重りに
よつてシリンダーは自然落下するとともに、スプ
リングで付勢されてロツクスライドの先端部がロ
ツクバーの溝に係合し、ロツクする。
(実施例) 次に本考案の好適実施例を添付した図面に基づ
いて説明する。
第1図は二柱リフトアームの平面図、第2図は
同車両を載置した状態を示す側面図である。
図で1は二柱リフトアームを示し、二柱リフト
アーム1は、左右一対の支柱2,2が床面3に設
けられ、油圧等の力で自由に上下動できる。支柱
2,2の上部には、平面視台形の2つの斜辺部分
が夫々内側に凹んだ形状4a,4a,4a,4a
に形成された基台4,4がボルト5……等で固着
され、基台4,4の下側には基台の上辺部分4
b,4bよりも長い長方形状の取付板6,6が固
着されている。取付板6,6の基台の凹状部4
a,4a,4a,4aを臨む位置には、夫々アー
ム7,7,7,7が枢着8,8,8,8され、ア
ーム7,7,7,7は夫々基台4,4の支柱2,
2を挟んだ両側に設けられ、一方は他方の反対側
に延出され、夫々先端部に逆チヤンネル状のアー
ム板9,9,9,9が被せられている。アーム板
9,9,9,9には回動自在のゴム板10……を
取付けた揺動自在の支持板11,11,11,1
1が枢着されている。
こうして車幅に応じてアーム7,7,7,7を
回動させて固定し、第2図に示すようにゴム板1
0……で車両2の下部を支持し、支柱2,2を油
圧等で作動させて車両12を持ち上げる。
アーム7,7,7,7の外側のアーム板9,
9,9,9寄りの部分には固定杆13,13,1
3,13が固着され、その先端に近い部分にロツ
クバー14,14,14,14の一端が枢着1
5,15,15,15されている。ロツクバー1
4,14,14,14は基台に沿つて延出され、
外周の外側には所定の間隔で溝16……が刻ま
れ、取付板6,6に枢着17,17,17,17
された支持環18,18,18,18の挿通孔1
9,19,19,19に挿通されてアーム7,
7,7の左右方向への回動に連動して挿通孔1
9,19,19,19内を前後に摺動する。
次に第3図乃至第6図によりロツクバーとロツ
クスライドの詳細を説明する。
支持環18は、取付板6に枢着17された枢着
部20と、ロツクバー14を挿通する挿通孔19
を有する挿通部21とを有し、挿通部21には挿
通孔19に直交し連通する第2の挿通孔22が設
けられている。第2の挿通孔22には、先端部を
平板状23に形成し、基端部を二股状24に形成
したロツクスライド25を挿通し、この二股状の
部分24に板状のシリンダー26を上下摺動自在
に挿通する。シリンダー26は、側面視中間部を
テーパー状27に形成し、上部は鉤状28に形成
して抜落ちないようにし、下部には重り29を取
付けている。二股状の部分24のシリンダー26
を挿通した外側にはピン30を取付けるととも
に、支持環18の第2の挿通孔22内には、ロツ
クスライド25の中間部外周にスプリング31を
配設して、ロツクスライド25をロツクバー14
の方向へ付勢している。
次にロツクバーとロツクスライドによるアーム
の固定とその解除について説明する。
第3図は支柱2を持ち上げた状態を示し、この
時重り29によつてシリンダー26が自然落下し
てピン30がシリンダー26のテーパー状の部分
27に係合し、ロツクスライド25がスプリング
31に付勢されて前進するので、ロツクスライド
25の平板状の部分23がロツクバー14の溝1
6に係合し、アーム7を固定する。
第4図は支柱2を下げた状態を示し、この時重
り29が床面3に接地するので、ピン30がテー
パー状の部分27に沿つて下方に移動するととも
に、ロツクスライド25もスプリング31の付勢
力に抗して手前に引張られ、ロツクスライド25
の平板状の部分23とロツクバー14の溝16と
の係合が外れ、アーム7は自由に動く。
又、車両を載置していない時、アーム7を回動
したい場合は、第5図のように、重り29を手で
持ち上げれば、ロツクスライド25とロツクバー
14の係合が外れてアーム7が自由になる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案によれば、
二柱リフトアームを支柱の上下動によつて、人手
を要することなく自動的にロツクし、又、これを
解除することができ、しかも、ロツクスライドが
ロツクバーの溝に確実に係合してロツクするので
安全である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1
図は二柱リフトアームの平面図、第2図は同車両
を載置した状態を示す側面図、第3図は第1図の
Aの部分の自動ロツク装置でロツクした状態を示
す側面図、第4図及び第5図は同じく第1図のA
の部分の自動ロツク装置のロツクを解除した状態
を示す側面図、第6図は同ロツクした状態を示す
平面図、第7図は従来のロツク装置を示す側面図
である。 尚、図で1は二柱リフトアーム、2は支柱、3
は床面、7はアーム、14はロツクバー、16は
ロツクバーの溝、18は支持環、19は支持環の
挿通孔、22は支持環の第2挿通孔、23はロツ
クスライドの平板状部、24はロツクスライドの
二股状部、25はロツクスライド、26はシリン
ダー、27はシリンダーのテーパー状部分、29
はシリンダーの重り、31はスプリングである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下動する支柱に取付けられたアームを車幅に
    合わせて左右に調整し、該アームと連動するロツ
    クバーを前記支柱側に枢着した支持環の挿通孔に
    挿通し、支持環の前記挿通孔と直交する方向に第
    2の挿通孔を設け、該第2の挿通孔に先端部が平
    板状に形成されたロツクスライドを挿通して先端
    部が前記ロツクバーの外周に形成された溝に係合
    するようにした二柱リフトアームにおいて、 前記ロツクスライドの基端部を二股状に形成
    し、該二股部に、下部に重りを取付け、中間部を
    テーパー状に形成したシリンダーを上下に摺動自
    在に取付けるとともにロツクスライドをスプリン
    グでロツクバーの方向に付勢し、重りが床面に接
    地した時ロツクスライドの先端部とロツクバーと
    の係合を解除するようにしたことを特徴とする二
    柱リフトアームの自動ロツク装置。
JP10045987U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0420876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10045987U JPH0420876Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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JP10045987U JPH0420876Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647191U JPS647191U (ja) 1989-01-17
JPH0420876Y2 true JPH0420876Y2 (ja) 1992-05-13

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JP10045987U Expired JPH0420876Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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