JPH04208050A - かご形回転子の製造方法 - Google Patents

かご形回転子の製造方法

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JPH04208050A
JPH04208050A JP33769490A JP33769490A JPH04208050A JP H04208050 A JPH04208050 A JP H04208050A JP 33769490 A JP33769490 A JP 33769490A JP 33769490 A JP33769490 A JP 33769490A JP H04208050 A JPH04208050 A JP H04208050A
Authority
JP
Japan
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melting
rotor
melted
pressure casting
rotor core
Prior art date
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Pending
Application number
JP33769490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Kuchiki
朽木 孝良
Takao Abe
阿部 孝男
Mamoru Odaka
小高 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はかご形回転子の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にモータ用かご形回転子は全閉形または全開形等の
スロットを設けた複数枚の珪素鋼板を積層して円柱状に
製作した回転子鉄心の、スロット内部および回転子鉄心
の上下に、導体材料としてアルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金を加圧鋳造して成形し、最後に機械加工して
かご形回転子を製作していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の加圧鋳造方法は、回転子導体およびエンドリング
となる導体材料を別の装置で溶解し、これを一定量運ん
で加圧鋳造する装置の一部に流し込み、その後プランジ
ャーで高圧(600〜800 kg/aJ)で押してや
り、回転子鉄心の内部および上下に短時間で溶解した導
体材料をゲート口より噴震状に射出して製作するもので
あった。
しかしこの方法では溶融した導体材料を高圧で短時間に
射出し、噴−状にしてスロット内部等に射出するため、
スリーブ内部と回転子鉄心のスロット内部の空気の巻き
込みを生じ、導体材料が凝固収縮するとボイドが発生す
る。このようにして製作したモータ用回転子は、高速回
転になると強度的に不利になるばかりか、モータの性能
の面で劣ることになり、モータの高効率化の障害となる
また、導体材料がアルミニウムでは比抵抗が高いので、
モータの温度上昇を招き、特に真空中での使用ではシャ
フトあるいは軸受部まで熱が伝わり、高速回転が困難と
なっていた。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、高速回転
に十分対処できることを可能としたかご形回転子の製造
方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、導体材料に銅材料を使用し、かつ加圧鋳造
機構と溶解機構とを一連に接続して一体化し、銅材料の
溶解、加圧鋳造をひとつの装置内で連続して行うことに
より、達成される。
〔作用〕 上記手段を設けたので、電気的損失が減少し、かつ空気
の巻き込みによるボイドが皆無となる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の一実施例が示されている。同図に示さ
れているように、導体i料を加圧鋳造する加圧鋳造機構
と、導体材料を溶解する溶解機構とを備え、回転子鉄心
1のスロット内に導体材料を鋳込んで形成される回転子
導体2と、回転子鉄心1の上下に導体材料を鋳込んで形
成されるエンドリング3とが一体化されているかご形回
転子の製造方法においで、本実施例では導体材料に銅ブ
ロック4を使用し、かつ加圧鋳造機構と溶解機構とを一
連に接続して一体化し、銅ブロック4の溶解、加圧鋳造
をひとつの装置内で連続して行った。このようにするこ
とにより、電気的損失が減少し、かつ空気の巻き込みに
よるボイドが皆無となって、高速回転に十分対処できる
ことを可能としたかご形回転子の製造方法を得ることが
できる。
すなわち溶解機構と加圧鋳造機構の2つが一体となって
おり、その中で溶解機構部には加熱源となる誘導ワーク
コイル5が円筒溶解型6の周囲に設置されている。この
溶解型6は綱の溶解温度に耐えられるように耐熱性の高
い金属でできており、その中に溶解するためのアルミニ
ウムより比抵抗が小さく電気的損失の少ない銅ブロック
4を必要に応じてセットし、また加圧鋳造のためにプラ
ンジャー7を取り付ける。
また、加圧鋳造機構部には耐熱性の高い金属製の上型8
と下型9とを置き、その中にシャフト10と圧入した回
転子鉄心1を取り付ける。回転子鉄心1の上下には回転
子導体2と一体化するリング状のエンドリング3を設け
るので、空洞としておく。この空洞は綱ブロック4が溶
解されるところの円筒溶解型6と溶湯送出部11とに連
通されており、溶湯金属が乱流することなく、また噴霧
状になることなく回転子鉄心内に充填されるような形状
になっている。
次にこのような装置を用いたかご形回転子の製造工程を
示すと、次のようになる。初めに円筒溶解型6に所定量
の銅ブロック4をセットし、また上型8と下型9との間
にシャフト10を圧入した回転子鉄心1をおく。次に誘
導ワークコイル5を励起して銅ブロック4が溶融するま
で加熱昇温し、溶融後プランジャー7を加圧して回転子
鉄心1のスロットおよび上下のエンドリング3に加圧鋳
造する。この場合、比較的溶湯送出部11の径が大きい
ので溶湯金属が噴霧状になることはなく。
その結果、スロットおよび上下のエンドリング3にボイ
ド等の欠陥が全くなくなる。また、構造上溶解機構部と
加圧鋳造機構部とは一体化されているので、誘導ワーク
コイル5で加熱して銅ブロック4を溶融した時に、その
熱が上下の上型8、下型9に熱伝達されるので、回転子
鉄心1の温度が上昇するようになって、スロット内の湯
流れ性がよくなり、加圧鋳造が容易になる。回転子鉄心
1の温度上昇は、材料として珪素鋼板を使用しているこ
とから磁気特性を考慮すると850℃以下がよい。この
温度が850℃以上になる場合は空冷あるいは水冷等の
処置を講ずればよい。
また、本方法は銅ブロック4を溶解する時の酸化防止に
メリットがある。これは、銅ブロック4、回転子鉄心1
および溶湯送出部11の周囲はすべて型などで密閉され
ているので、外部の空気の混入を防止することができ、
銅ブロック4を溶解した時の酸化が少なく比抵抗の値は
変らないので、かご形回転子としての性能が維持できる
ことである。
このように本実施例によれば、回転子導体と」−下のエ
ンドリングの材料を銅としたことにより電気的損失を少
なくすることができ、しかも、同一装置内で銅材料の溶
解工程と加工鋳造工程とを一体化したことにより空気の
巻き込みによるボイドが皆無となり、かご形回転子の性
能を向上することができる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明は高速回転に十分対処できるように
なって、高速回転に十分対処できることを可能としたか
ご形回転子の製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のかご形回転子の製造方法の一実施例に
よる装置の縦断側面図である。 図において]−は回転子鉄心、2は回転子導体、3はエ
ンドリング、4は銅ブロック、5は誘導ワークコイル、
6は円筒溶解型、7はプランジャー、8は上型、9は下
型、10はシャフトである。 特許出願人の名称 日立工機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、導体材料を加工鋳造する加圧鋳造機構と、前記導体
    材料を溶解する溶解機構とを備え、回転子鉄心のスロッ
    ト内に前記導体材料を鋳込んで形成される回転子導体と
    、前記回転子鉄心の上下に前記導体材料を鋳込んで形成
    されるエンドリングとが一体化されているかご形回転子
    の製造方法においで、前記導体材料に銅材料使用し、か
    つ前記加圧鋳造機構と前記溶解機構とを一連に接続して
    一体化し、前記銅材料の溶解、加圧鋳造をひとつの装置
    内で連続して行なうようにしたことを特徴とするかご形
    回転子の製造方法。
JP33769490A 1990-11-30 1990-11-30 かご形回転子の製造方法 Pending JPH04208050A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344671B2 (ja) * 1983-07-25 1988-09-06 Sumitomo Rubber Ind

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344671B2 (ja) * 1983-07-25 1988-09-06 Sumitomo Rubber Ind

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