JPH04207788A - 画像信号符号化装置及び方法 - Google Patents

画像信号符号化装置及び方法

Info

Publication number
JPH04207788A
JPH04207788A JP2338492A JP33849290A JPH04207788A JP H04207788 A JPH04207788 A JP H04207788A JP 2338492 A JP2338492 A JP 2338492A JP 33849290 A JP33849290 A JP 33849290A JP H04207788 A JPH04207788 A JP H04207788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
frame
motion vector
circuit
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2338492A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Iwase
岩瀬 清一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2338492A priority Critical patent/JPH04207788A/ja
Priority to US07/799,308 priority patent/US5226093A/en
Priority to EP19910311131 priority patent/EP0488795B1/en
Priority to KR1019910021771A priority patent/KR100281148B1/ko
Priority to DE1991631938 priority patent/DE69131938T2/de
Priority to EP19970201781 priority patent/EP0805596A1/en
Publication of JPH04207788A publication Critical patent/JPH04207788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection
    • H04N5/145Movement estimation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • G06T7/223Analysis of motion using block-matching
    • G06T7/231Analysis of motion using block-matching using full search
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/04Colour television systems using pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/96Tree coding, e.g. quad-tree coding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/28Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving image processing hardware
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20048Transform domain processing
    • G06T2207/20052Discrete cosine transform [DCT]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、動き補償とフレーム間符号化とを組み合わ
せた帯域圧縮装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、動き補償とフレーム間符号化とを組み合わ
せた帯域圧縮装置において、 入力画像データを直交変換して、第1の直交変換出力を
形成し、 フレームメモリの出力に対しても、直交変換と同じ直交
変換を行う共に、遅延を与えることにより、現フレーム
とずれた複数の位置に夫々対応する第2の直交変換出力
を形成し、 第1の直交変換出力と複数の位置に対応する第2の直交
変換出力との差を夫々演算し、差に基づいて、データ圧
縮効果の最も高いずれの量のデータについての出力差を
符号化出力として利用するようにしたことを特徴とする
帯域圧縮装置である。この発明は、ベクトル検出装置に
必要とされるフレームメモリと、符号化のために必要と
されるフレームメモリとを兼用できると共に、動き補償
の精度を高(することができる。
〔従来の技術および解決しようとする課題]動きベクト
ルの検出について、最初に説明する。
ここでは、1枚の画像(フレームとする。ここでは、イ
ンターレースは考えないとする)を第26図のように水
平H画素、垂直■ラインであるとする。そして、その画
面をP画素×Qラインのブロックに細分化するものとす
る。第27図は1つのブロックを示している。この場合
はP=5、Q−5の例である。Cと示したのはこのブロ
ックの中心画素位置である。
第28図ではCを中心画素とするブロックとC′を中心
とするブロックの位置関係を示しており、前者を現フレ
ームの注目しているあるブロックとする時、その画像と
一致するブロックが前フレームにおいてC′を中心とす
るブロックの位置にあるものとしている。第28図Aは
、水平方向に+1画素、垂直方向に+1ラインの動きベ
クトルの場合である。第28図Bは、水平方向に+3画
素、垂直方向に+3ラインの動きベクトルの場合である
。第28図Cは、水平方向に+2画素、垂直方向に一1
ラインの動きベクトルの場合である。−船に、動きベク
トルは現フレームの各ブロックごとに求められる。
動きベクトルを検出する範囲を水平に+3画素、垂直に
±Tラインの範囲とする時、現フレームのあるブロック
は、その中心Cに対して、水平に±S、垂直に±Tずれ
た所にC′がある種々の前フレームのブロックと比較さ
れねばならない。第29図は現フレームのあるブロック
の中心Cの位置をRとする時に、比較すべき前フレーム
の(2S+1)X (2T+1)個のブロックとの比較
が必要なことを示している。即ち、この第29図のます
目の位置にC′がある前フレームのブロックの全てが比
較対象である。第29図はS=4、T=3とした例であ
る。
以下P=5、Q=5、S=4、T=3の例で説明するこ
とにする。
見方を変えると、現フレームの注目するあるブロックを
第30図の内側の中央部の5画素×5ラインの位置と考
える時、前フレームの同じ位置を中心にした水平+5画
素、垂直±Tラインを含む第30図の外側の(P+23
)画素X (Q+2T)ラインの太線の内部に置きうる
全ての5画素×5ラインの領域が比較される対象となる
動きベクトル検出は、しばしば実現上の簡単化のため、
間引いて考えることがある。即ち、上述の例では水平上
S画素、垂直±Tラインの範囲で全て位置関係について
比較するとしているが、この比較のうちいくつかの組合
せの比較を省略することがある。しかし、以下の説明で
は説明の簡単化のため、全ての組合せを比較するものと
して話を進める。
第31図は動きベクトル検出の構成概念図である。入力
端子101から供給されるデータaが現フレーム画像デ
ータであり、データbがフレームメモリ102により1
フレーム遅延された1フレーム前の画像データである。
前フレームのデータbが遅延部103により第28図の
ようないろいろな位置関係のデータとなり、その各々が
データaと比較される。ブロック比較部104は、各ず
れ位置ごとの画像の一致の度合い(マツチ度)を出力し
、判定部105がマツチ度を比較して最も妥当なずれの
量、即ち、動きベクトルを出力端子106に出力する。
この第31図に示す動きベクトル検出のハードウェアは
フレームメモリ102のほか、遅延部103とブロック
比較部104に大容量のメモリが必要とされ、また、比
較が間引かれないとブロック比較部104の演算部も大
規模となり、更に、判定部105も、その方法によって
は大規模になる。従って、動きベクトル検出が利用され
るシステムの中でそのバー−ドウエア量はかなりの比率
を占めるという問題がある。
動きベクトルの検出をソフトウェアで行うことも提案さ
れている(特開昭61−105178号公報参照)。し
かしながら、ソフトウェアの処理速度の制約から、比較
および判定の方法として、かなり簡略化されたものを使
用せざるをえず、検出された動きベクトルの精度が低い
問題が生じる。
この発明は、第31図のうち判定部105を除く遅延部
103およびブロック比較部104の部分、特に、遅延
部103についてハードウェア量を少なくすることに関
する。
第32図、第33図が第1の従来例である。第32図は
、第31図のフレームメモリ102と遅延部103の部
分に相当する。
第32図でFがフレームメモリ102で1フレーム入力
データを遅延させる。Hが1水平走査(ライン)分の遅
延回路である。また、文字が付されていない四角が1画
素分の遅延回路、即ち、レジスタである。更に、(H−
9)と書いであるのは1ライン分の画素数より9画素分
少ない遅延回路で、その他の9画素分のレジスタと合わ
せて1ライン分の遅延になる。
現フレームの入力データaが破線で囲んだ遅延回路10
7により、3ライン分および5画素、遅延されて、ブロ
ックの中心の位fiRとなり、出力端子108に取り出
される。
データbは、データaと1フレームの差があるので、デ
ータaおよびbは、全く同し画素位置のデータである。
そして、第32図のように、9段のレジスタと(H−9
)遅延回路とが直列接続されているので、データbから
3ラインと5画素分遅延したC、(0,0)のタップが
、Rとちょうど1フレームの時間差となる。
第32図の入力端子101には、通常の画像信号と同様
に、水平走査したデータ列が来るとする。
するとあるタイミングで止めた時、(C(i。
j))(i=−3n+S、j=−Tn+T)には、丁度
、現フレームのRの画素に対して前フレームのその位置
の周辺の第29図の画素が得られるようになっている。
例えばC(1,0)にはC(0゜0)(R)に対して水
平に1画素分古いもので、第29図がデイスプレィ画面
とすればRの左隣りの画素のデータが得られる。
動きベクトルを得るには、この第32図の各タップを使
って次のような処理をする。即ち、(C(i、j))(
i=−3n+S、j=−Tn+T)の各タップには、第
29図の各ずれた位置ごとのデータが得られるので、ブ
ロック比較部104により、それぞれのタップとRを比
較し、マツチ度(画像の一致の度合い)を演算し、各(
i。
j)ごとにその結果を得る。そして、その結果を判定部
105で判定して妥当な動きベクトル(i。
j)を選び出す。場合によっては、i、jは整数ではな
く、実数として決めることもある。
そこで次は各(i、j)ごとのマツチ度の求め方だが、
それは第33図の構成でなされる。この第33図の回路
は各C(i、j)ごとに必要である。即ち、ブロック比
較を間引かないので、第33図の回路は(2S+1)X
 (2T−171)個必要である。
第33図では各C(i、j)について、第28図のよう
なブロック比較をしたいのであって、Rからは第30図
の内側中央部のブロックの各画素を得、またあるC(i
、j)のタップからは前フレームの水平に1画素、垂直
にjラインずれたブロックの各画素を得、両ブロック内
の対応する位置ごとに減算回路109により差をとり、
絶対値化回路110により絶対値をとり、それを1ブロ
ツクを構成する全画素数、即ち、PXQ、加算回路11
1およびメモリ112により累算し、この累算出力を(
i、j)についてのマツチ度としている。
なお、ここでは差の絶対値(ABS)をとる例を示した
が、差の自乗などを使うこともある。
ここまでの説明はまだ不充分なところがある。
それは第32図の入力は水平走査されていて、R及び各
C(i、j)のタップには時間的にシフトするだけで基
本的に同し水平走査されたデータが出力されるので、第
28図のようなブロックごとの比較ができないことであ
る。しかし、それは第33図のアキュムレータにメモリ
112を持っていることで解決される。
もし、第33図のRとC(i、j)の両人力に第28図
の各組合せのようなブロックの対応する各画素が順に得
られればよいが、水平走査されているのでそのRとC(
i、j)の入力にはブロックの最初のラインの各画素が
あられれたあと、次のラインに移らずに隣りのブロック
の比較のためのデータになってしまい、第26図の上で
水平に並ぶH/P個のブロック分進んだ後、やっと元の
ブロック比較の2番目のラインの各画素の比較に入れる
ことになるのである。よって、マツチ度を得るための累
算は、1ラインごとに計算途中で保留し、隣のブロック
比較のための累算に変えていけば良い。このために、累
算用のメモリとして872個以上のワードの記憶ができ
るメモリ112が設けられている。
第34図は、このメモリ112を説明するもので、n 
= H/ Pとして考えており、bk (k=0〜n−
1)は演算途中の格納用の各アドレスの内容である。
また、第33図で、113がアドレス発生回路で、この
アドレス発生回路113は、1ブロツクを構成する水平
画素数に相当するPサイクルごとにアドレスをインクリ
メントし、1水平走査終了後アドレスを“0°′にもど
す動作を行い、第34図のようなメモリアドレス割当て
の回路を制御できる。
また、画面に水平方向に並ぶH/P個のブロック数ごと
にブロックマンチングのための累算がリセットされる必
要がある。このリセットは、メモリ112のb0〜bf
l−1を全て“O”にしてもよいし、或いは各ブロック
比較の最初の画素の累算の時にメモリに°゛0”をあら
かじめ記憶したアドレスZを選ぶように、アドレス発生
回路113を構成しても良い。
第32図でRの位1のデータを得るために(3H±5)
の遅延を与えているが、これはフレーム遅延(F)にお
いてこれを(F=−3H−5)の遅延回路とすることに
より省略することが可能である。
第34図のように、累算のためのメモリ112として、
n = H/ Pのワード数を用意しているが、これは
第26図の各プロ・ツクごとに動きベクトルを求めよう
としているからである。若し、1フレームにつき1つの
動きベクトルを得るというような時はlワードでよいし
、その方針によって必要なワード数が異なる。
第32図、第33図による回路は実現可能で制御も比較
的簡単だが、大規模なハードウェアとなることが問題で
ある。
ハードウェアのうちフレームメモリ102と、ブロック
比較のための第33図の演算回路(109,110,1
11)は、原理的に不可欠なものである。(H−9)の
多数の遅延回路と各累算用のH/Pワードづつのメモリ
112は、実現上の問題、即ち、構造上必要になっただ
けで本質的に必要なものではないので別の構成法でこれ
を省くことが望ましい。
これらの遅延回路及びメモリは入力データが水平走査し
ているごとに起因して必要となっている。
即ち、通常の第35図Aのように、水平走査をしている
入力に対して第28図のようなブロックの比較をするた
めには、メモリが必要となるからである。
よって、それを避けるためにはブロックに合わせた走査
方法、即ち、第35図Bのように、ブロック単位の水平
走査をしたデータ列を入力に使えば良い。
そこで考えられる第2の従来例は、入力データ列aとし
ては、第35図Bのようにブロックごとに走査したデー
タを用いる一方、1フレーム遅延したデータ列すとして
は、データaの側が通過中のブロックを第30図の中央
部のものとする時の外側の広い領域について、この領域
内で走査するようなデータ列をつくりブロック比較をす
る方法である。
この場合、両データ列はデータ数が異なるので次のよう
な工夫が必要である。即ち、データ列aは1つのブロッ
ク比較単位が(PXQ)画素分であるのに対し、データ
列すの側は((2,s+P)X (2T+Q))画素分
なのでその比の分だけクロックを上げ、第36図のタイ
ムチャートで動作させることである。即ち、第35図B
のように走査する時は、データ列aが第36図Aのよう
なタイミングとなるはずであるが、このデータ列aのレ
イトを上げて、第36図Bのようなタイミングとする。
このクロックの周波数の比は、(2S+P)  ・ (
2T+Q)  十P−Qである。その結果、データが存
在しないタイムストロットが生ずるようになる。一方、
データ列す側は、第36図Cのようになる。
第37図において、走査変換回路115は、入力データ
列aを第36図Bのように変換する回路であり、走査変
換回路116は、フレームメモリ102′からのデータ
列すを第36図Cのように変換する回路である。この走
査変換がされたデータ列b′は、第37図のように、第
32図と同様の(2S+1)X (2T+1)段のシフ
トレジスタからなる遅延部に供給され、第33図の構成
でブロック比較がなされる。この第2の従来例は、第1
の従来例(第32図)の(H−9)の遅延回路が不要と
なり、第33図のアキュムレータのメモリが1ワードづ
つで良いことになる。
但し、第36図Cから判るように、データ列b′のは水
平に(P+23)画素あり、2S画素分の余分があり、
また、垂直には、同様に2Tライン余分があるので、そ
の余分な画素の所で累算動作を止める制御が必要である
第37図で、102゛が付されたP−32はフレーム遅
延より32画素分少ない遅延という意味で、RとC,(
0,0)のタイミングを1フレーム差にするためのもの
である。
テレビジョン走査から(PXQ)のブロック単位の走査
変換は、第35図へのような走査からブロック単位の第
35図Bの走査に変換するもので、このためにはブロッ
クの垂直長さ分のラインメモリが最低必要でハードウェ
ア的にあまり小さくない。しかし、動きベクトル検出が
必要とされる帯域圧縮などの用途で、種々の目的で第3
5図Bの走査が必要とされるので、第36図Aのような
PXQの走査変換は必ずしも負担ではない。しかしなが
ら、第36図Bのように、a′のようなデータ列にする
とか、第36図Cのように、(P+2S)・ (Q+2
7)の走査変換は、他の処理に使われず、このためだけ
のものであり負担である。
なお、この(P+23)  ・ (Q+27)の走査変
換は正確には、水平に23画素、垂直に2Tラインだけ
オーバーラツプさせながら第35図Bの如く走査するも
のである。
上述の第2の従来例は(P+23)x (Q+2T)段
のシフトレジスタが(H−9)の遅延回路群に比べてハ
ードウェアとして簡単なので、第1の従来例と比較する
と、遅延部が簡単になり、またアキュムレータのメモリ
も単なるレジスタで良く、かなりの効果があるる。反面
、PXQ走査変換及び(P+23) ・ (Q+27)
走査変換が必要で、そのためには第32図の(H−9)
遅延回路群より多いメモリが必要となるし、また走査変
換後には、データレートが (P+23)X (Q+27)+PXQ倍デー少データ
レートし、更に、累算の制御が必要になるというような
問題がある。
また、検出された動きベクトルにより、いろいろな画像
処理で動きベクトル補償がなされる。
これは1枚フレーム或いはフィールドの上だけではでき
ない処理の場合に、画面に写っている動画像の動きを考
慮しないとフレーム間或いはフィ−ルビ間の処理ができ
ないからである。具体的には画像の帯域圧縮の際にしば
しば必要とされるが、ほかにY/C分離とかノンインタ
ーレース化といった時にも必要となる。
動きヘクトル補償は、まず2つのフレーム(或いはフィ
ールド)を比較して動きベクトル即ち両者の画像のずれ
を得て、その分だけどちらかのフレーム(フィールド)
をずらして両者を重ね合わさるようにすることである。
本来、動画というのは動体が単に平行移動するのみなら
ず回転や拡大縮小も伴っているのであるが、現状の画像
処理技術では動きベクトルという形で平行移動分のみを
検出しこれを考慮しようとしているのである。動きベク
トル検出の方法としては、上述のように、一般に画面を
小さな四角のブロックに分けてそのブロック単位に動き
ベクトルを得るのが一般的である。動きベクトルを検出
し、動き補償をするような時に問題となるのは(1)ブ
ロックマツチングの結果として、マツチの度合いの関数
が、多数の極小値を持つ時の判断の仕(2)ブロックに
1つのへクトルしか得ないから、複数の動きがある場合
は論外としても、単純な動きでも動体の輪郭部になるブ
ロックとか小さな孤立動体を含むブロックも救えない。
例えば第39図のように自動車が右方向へ動いている時
、この画面では、 (1)C−c、C−dのブロックではブロックマツチン
グで自動車の動きをとらえることができる。
(2)B−b、 B−c、 B−d、 B−e、 C−
b、 C−e、 D−b、 D−c、、D−d、、D−
eのプロ。
りは動体の輪郭に相当し、ブロック内に2つの動きベク
トルがあるので、動きベクトルの決定が面倒である。
(3)上記(1) 、 (2)以外のブロックは静止で
あり、これは動きベクトルをとらえることができる。
従来では、第31図の判定部105において、第41図
のような手順で動きベクトルを検出し、この動きベクト
ルで動き補償をしている。この判定部105は、第38
図のように、ブロック比較後の各ずれの位置ごとの残差
が供給される残差比較回路120と、比較およびノイズ
除去回路121とからなる。比較およびノイズ除去回路
121には、残差比較回路120から残差が最小の極小
値の位置とその量、残差が2番目に少ない極小値の位置
とその量、残差が3番目に少ない極小値の位置とその量
が供給される。そして、比較およびノイズ除去回路12
1では、ノイズと思われるものの除去と、残差の大小比
較とがなされる。その結果、動き補償の可否を示す判定
信号と、ANDゲート123を介された動きベクトルと
が出力される。
この従来の判定部は、第41図のように、ブロックマツ
チングがなされ(ステップ124Lマツチ度の極小の検
出がなされる(ステップ125)。この極小点のベクト
ルがマツチ度順にソーティングされ(ステップ126L
有意な(そのベクトルの動き物体が存在すると判定され
る)極小点が決定される(ステップ127)。この極小
点のピーク数が検査され(ステップ128Lビーク数が
1個の時には、動き補償がされ(ステップ129)、そ
の他の場合では、動き補償がされない。
このような判定の手順において、極小の検出、極小点ベ
クトルのマツチ度順のソーティング、有意な極小点の決
定の方法としてはいろいろなアルゴリズムが考えられ、
概して複雑な操作である。
つまり、画一的、単純繰り返しの操作ではなく、判断が
多く、判断により次の操作がきまるというような操作で
ある。
ブロックマツチングにおいて動きベクトルを探す範囲を
水平(X軸)に±S画素、垂直に±T画素とする時にそ
れぞれの動きベクトル量(X。
y)(x=±s、y=±T)ごとに画像ブロックのフレ
ーム差(フィールド差)が積算され、第40図のように
、等高線表示されるような3次元的なデータが得られる
。この3次元的なデータの中の極小値がマツチ度の極小
である。
例えば第40図Aは、カメラのパニングの時の背景とか
動体内部の場合などであるベクトルの所に極小値が存在
する。第40図Bは、動体輪郭部の場合などで2つの極
小が(2つのベクトルが)存在している。
なお、動体輪郭部とは、例えば第39図のD−bで第4
2図のようなブロックを言う。
従来の動きベクトルの判定部および動き補償の欠点は、 (1)動きベクトル検出手順、即ちブロックマツチング
の結果のマツチ度の分布から有意な極小点を決定する手
順が複雑である。
(2)ブロックに1つのベクトルしか得られないので、
動体の輪郭部が補償できず、従って輪郭のぼけた動画像
になりやすい。
ことである。
この発明は、かかる欠点を除去することを目的とするも
のである。
更に、動き補償を用いたフレーム間符号化が知られてい
る。フレーム間符号化は画像信号を伝送するための帯域
圧縮で用いられており、動き補償とフレーム間差分を組
合せた符号化方式は、簡単には第43図のような構成で
実現される。第43図の動作原理等は、例えば下記の文
献を参照されたい。
(rTV画像の多次元信号処理」吹抜著、日刊工業新聞
、P266〜P280、例えばこの中のP274の図7
゜第43図でDCTと示す132は、離散的コサイン変
換回路、IDCTで示す133は、その逆変換回路、1
35は、フレーム遅延をつくるフレームメモリである。
入力データが動きベクトル検出回路136に供給される
と共に、減算回路131に供給され、フレームメモリ1
35からの前フレームの局部復号出力と減算される。局
部復号が逆変換回路133および加夏回路134で形成
される。離散的コサイン変換回路132から発生する符
号化データが符号割当て回路137により、ハフマン符
号などの符号化によってデータ量が縮小される。
このような中でフレームメモリ(FM)の動き補償は、
第43図中央のループの外に動きベクトル検出回路13
6を持ち、その出力である動きベクトルにより実現され
る。前述のように、動きベクトル検出回路136は、帯
域圧縮装置(第43図)で必要なフレームメモリ135
とは別にフレームメモリを必要する問題がある。
従って、このように、動きベクトルの検出と帯域圧縮と
のそれぞれでフレームメモリを必要とすることは、問題
である。
この発明は、この両者を兼用して、一つのフレームメモ
リで構成できる帯域圧縮装置を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、画像データを通常の水平走査から、P画素
×Qラインのブロック内の走査に変換された第1のデー
タ系列を発生する走査並換手段と、1フレームの時間差
を生じさせ、第2のデータ系列を発生するフレームメモ
リとを有し、第1および第2のデータ系列の一方に対し
てシフトレジスタを接続し、シフトレジスタのあるタッ
プを基準として、タップからさかのぼる(PXQ)画素
を構成する画像ブロックと、水平にi、垂直に1画素ず
れたブロックを設定し、そのブロックの各画素からブロ
ックがずれない時に、基準のタップまでの遅延差となる
遅延分だけ遅れたタップを選択し、フレームメモリの他
端と比較して、マツチ度を検査するようにしたことを特
徴とする動きベクトル検出装置である。
〔作用〕
ブロックマツチングに必要な遅延を発生させるためのメ
モリ容量を大幅に低減できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について、図面を参照して説明
する。以下の説明は、ブロックマ・ノチングのための好
適な実施例、動きベクトルの検出時の判定部の好適な実
施例、フレーム補償を組み合わせたフレーム間符号化、
即ち、帯域圧縮装置の好適な実施例について、順に述べ
られている。
まずブロックマツチングに関するこの発明の一実施例に
ついて説明する。この実施例では入力データはPXQ走
査変換がすでになされていると考える。即ち、第35図
Bおよび第35図へのデータ列で入力されるとする。前
にも述べたように、1回のPXQ走査変換は負担ではな
いことに注意されたい。
第1図の回路を使うとRに対してその前フレームのその
Rの出力画素の周辺がちょうど画面の上下左右を逆にし
た形で各タップに得られることになる。
ここでフレームメモリ102は、3つの出力を待ち、出
力eは1フレームより5Hと50画素少ない遅延(F−
5H−50) 、出力fが1フレームより50画素分少
ない遅延(F−50)、出力gが1フレームより5H多
く50画素少ない遅延(F+5H−50)である。
また各e、f、gにつながるシフトレジスタはブロック
内の走査の如く接続され、その各々がタップを有してい
る。なお、50画素とはPXQの2倍のことである。そ
して第1図でdと示すfから50画素分シフトレジスタ
で遅延された所のタップがRと丁度、1フレームの時間
差となるタップである。
なおe′、r′、g′に対して、各々それまでと同様の
回路が続くと考えてよいが、後述のようにその必要がな
い。またfやgはe′やf′に対して遅延回路をつけて
も得ることができるが、ここではフレームメモリから得
られるものとしている。
まずRに現フレームのあるブロックの先頭データが現れ
たタイミングを考えると、その時そこから後の25画素
はそのブロックの各画素であり、その時、同時にdには
画面上そのブロックと同じ位置の前フレームのブロック
の先頭データが現れており、そこから後の25画素はそ
れぞれR側と画面上位置が対応するデータが順次得られ
る。
よってこの25画素の期間を第33図の構成中のメモリ
112を単なるレジスタにした回路でブロック比較する
と、C(0,0)のタップの場合と同じマツチ度が得ら
れる。
第1図の各タップをその配列の通りに略記するのが第2
図である。ここで2本線による区切りは1ブロック分(
PXQ=25画素)のシフトレジスタ段の区切りである
。第2図以後も常に第1図のように接続されていること
を念頭において考える。第2図のような図では画面と比
べると、画素の並びが上下と左右で逆になっている。
さて、次に水平方向に一2画素ずれた場合、即ち、C(
−2,0)とRのブロック比較を考える。
この場合でもR側は現フレームのあるブロックの先頭デ
ータがRに現れたタイミングから考える。
そのブロックに相当する前フレームの25画素はその時
、第2図の点線の領域のレジスタにある。
さて、水平方向に一2画素ずれたブロックは、同じその
時に実線の領域のレジスタにある。この領域は2本線を
またいでおり、シフトレジスタはこの2本線の間では水
平にはつながっていないので、この2本線の右側と左側
で分けて考える必要がある。
まず、右側ではC(−2,O)のタップとして第1図の
dから水平に一2画素ずれたe′でよい。
しかし、e′のタップではブロックの先頭画素から続く
3画素はよいが、その次の2画素は領域外となり、その
後の3画素は有効でまた、その後の2画素は外のものと
いうことになる。
次に左側の部分についてだが、この部分の図上−香石下
の画素について考えると、ブロックの先頭データがe′
にいる時から3サイクル後にe′のタップにあられれる
べきものなので、これは実はC#のタップになってしま
う。即ち、この左側の部分についてはC″をタップとす
れば良いことがわかる。そしてe′のタップで実線の領
域から出てしまうタイミングでは、C′を選ぶようにC
′とC″を選択すればよいことがわかる。
結局、水平に一1画素(0〈i≦S)ずれたブロックマ
ツチングは、シフトレジスタでdよりiタップ手前のタ
ンプと、dよりPxQ−iタップ手前の2つのタップを
使いそれをP−iサイクルとiサイクルごとに選択する
ことにより、比較回路に必要なデータを供給することが
できる。
同様に垂直に例えば−2画素ずれたケースを考えると、
−点鎖線の領域を前フレームの比較用ブロックとして考
えねばならないから、今度は上下に別のシフトレジスタ
列をまたがってしまう。しかし、この場合も同様に考え
てC12とC″″を選択するようにすればよいことが直
ぐにわかる。
即ち、垂直に−j画素(0〈j≦T)ずれたブロックマ
ツチングは、シフトレジスタでdよりj×Qタップとd
より (HXQ−(Q−j)XP)タップ手前のタップ
(言い換えると後者はfからdまでと同じ遅延分だけe
から遅延した所d′より(Q−j)XPタップ後のタッ
プ)を前半のj×Pサイクルと後半の(Q−j)xPサ
イクルで切換えればよい。
問題は一般的な水平に−i画素、垂直に−j画素ずれた
ケースだが、例えば水平に一3ieii素、垂直に一2
画素ずれる場合を考える。この場合は、第3図の実線の
領域を意味し、これとR側の点線の領域がブロック比較
されねばならない。
第3図の実線領域は今度は縦と横の2本の2本線をまた
ぎ、4分割されている。即ち、第1図のシフトレジスタ
上でシフトレジスタのつながりで考えるとあちこちに分
割されている。第4図のタイムチャートはその様子を示
している。
第4図Aがクロックである。第4図BのRは、第3図の
点線の領域の現フレームのデータがあられれるタイミン
グをH″として示している。これはPXQ=25サイク
ル続く。これにあわせて第3図の実線の領域のデータが
第4図CおよびDのdとd′に示している。
第4図で使われる00〜44の番号は、Rにブロックの
最初の画素があられれる時、即ち、第4図の最初のサイ
クルにおいて第3図上で比較されるブロックの各画素が
どこにあるかを示すものである。このOO〜44の25
画素が第4図Iのyのように並ばないと、第33図のよ
うな演算器でRと比較ができない。
第3図の実線の領域は2本線で右下、左下、右上、左上
の4つの部分に分かれる。右下の部分には00.01.
10.11.20.21の各画素があるが、これはC′
のタップから見るとRのデータ列とタイミングが合う。
左下の部分には02.03.04.12.13.14.
22.23.24がある。これは先の水平ずれのみの時
の例と同様の考え方でC”のタップでRとタイミングが
合う。
右上の部分は30.31.40.41があり、これは先
の垂直すれと同様の考え方でC12のタップでRとタイ
ミングが合う。
左上の部分は32.33.34.42.43.44があ
り、例えば32は画面上OOの位置から水平に一2画素
、垂直に一3画素ずれていて、若し、ブロックが点線の
領域のように1つのシフトレジスタの列からはみ出さな
ければ、00の位!から17段手前の遅延量の所にある
ので、現実のシフトレジスタの接続方向へ32の所から
17段遅れたC″“のタンプが代わりになることがわか
る。
これらのことは第4図のタイムチャートで見るとよくわ
かる。d及びd′に対してC′、C#、C12、C″″
は単に時間ずれの関係であるから、シフトレジスタの段
数間隔に応じて第4図F。
G、HのC′、C#、C12、C#′が得られる。yの
データ列は第4図■の下に示したタイミングでC′〜C
″“を選択すればよい。
−膜化すると水平に一1画素(0くi≦S)、垂直に−
j画素(0〈j≦T)ずれたブロックとの比較は (1)dより(jXP+i)段、手前(7)C’ テ示
すタップと (2)dより((PXQ+jXP)  (P−i))投
手前のC#で示すタップ (3) d ’より(jXP−(P−i))段後のc”
′で示すタップ (4) d ’よりPXQ−((Q−j)xP+(P−
j))投手前のC″″で示すタップ なる4つのタップを使いその出力を適当に選択してR出
力と比較すれば良い。またその選択手順は (1)ブロックの先頭から(Q−j)XPサイクルの範
囲では、(P−i)サイクルをC′次のiサイクルをC
#という選択を繰返す。
(2)残りのjXPサイクルでは、(P−i)サイクル
をCrtr、次のiサイクルをC#“という選択を繰返
す。
以上のことを要約して下記に示す。
水平に−i画素、垂直に−j画素ずれた前フレームのブ
ロックとのブロック比較に(0≦i≦S)、(0≦j≦
T)必要なデータ列は第5図のC’(−i、−j)、C
’(−i、−j)、C’″ (−1、−j)、ca#(
i、−j)の最大4つのタップを切換えて得られるので
ある。
また、第5図ではこれまでのdの位置がC′(0,0)
である。また、これまでの実施例の説明は全て水平垂直
に負のずれの場合のみであったが、正の場合も基本的に
同じ考え方で考えることができる。第5図では水平と垂
直に両方とも正にずれる場合について必要なタップが記
入されている。水平が正で垂直が負というような組合せ
に必要なタップは他の目的に必要なタップと重なるので
記入を省略している。
第5図ではe入力から3ブロック分、f入力から4ブロ
ック分、g入力から3ブロック分のシフトレジスタが必
要である。しかし、これは工夫してシフトレジスタを減
らすことが可能である。
例えば第5図では正のずれの場合にも負のずれの時と同
じ場所即ちC′ (0,0)の位置を基準としているが
この基準を第5図のd′の位置に移して考えてみると正
のずれの場合に必要なタップは第6図のように負のずれ
の時に必要なタップとかなり兼ねることができるように
なる。
正のずれの場合にタップのとり出しを第6図にすると、
第5図と合わせて考えて少なくともgから導かれるシフ
トレジスタは不要となるので、−見よさそうだが、実は
基準をdの位置からd′の位置に変えるということはR
側について負のずれの場合と正のずれの場合で変えねば
ならず、正のずれの場合はdとd′の遅延差分だけRか
ら手前の遅延量のタップをつ(らねばならず、これは先
のg についてのシフトレジスタが不要になる分に比べ
てあまり得ではない。
例えば第6図では水平、垂直共に正のずれの場合にも水
平、垂直共に負のずれの時と同じ場所、即ち、C′ (
0,0)の位置を基準にしているが、この基準を第7図
のd’の位置に移して考えると水平垂直共に正のずれの
場合に必要なタップは、第7図のように水平垂直共に負
のずれの時に必要なタップと全部兼ねてしまうことがで
きる。
この第7図のd“の位置はdの位置から最大ずれの1=
s=4、j−T=3だけずれた位置で、ここを基準にと
ると全てのタップ選択の手順は水平、垂直共に負のずれ
の場合と同じ組合せが使えるのである。
同様なことは水平に正、垂直に負或いは水平に負、垂直
に正のずれの場合でも言える。水平垂直共に正のずれの
場合にタップのとり出しを第7図にすると、第5図と合
わせて考えてgから導かれるシフトレジスタは不要とな
り、またrからのシフトレジスタも2ブロック分で良い
。但し、水平垂直共に正のずれの場合には、基準がdか
らd′の位置に変わるので、R側について水平垂直共に
負のずれの場合とdとd′の遅延差の分だけRより手前
の遅延量のタップをつくり、これを使わねばならない。
しかし、そのための遅延回路はわずかである。
なお、eからのシフトレジスタのうち最初の1ブロック
分についてつながるものがないから、これは節約するこ
とが可能である。
以上まとめると本実施例は第8図のように、フレームメ
モリ13.14および遅延部と第9図のようなブロック
比較部となる。
結局、第8図のように、Rは、水平と垂直のずれの正負
でR++、R−十、R+−1R−−1の4つに分けて考
えられる。
そして、それらのそれぞれの基準となる点は第8図のd
↓+、d−+、6丁−1d−−なので、その間の遅延差
を補償する。即ち、R+十とR−+及びR+−とR−−
はちょうど5(=4画素)、R+十とR−一はTP−i
−3(=3X5+4=19画素)となる。第1図の出力
e、f、gにつながるシフトレジスタに相当するものは
e′とf′につながるシフトレジスタとなる。
e′では、第7図のように最初の1ブロック分について
はつながるタップがないので、これを省略しその分フレ
ームメモリに遅延を課している。
また、次のブロックについても最初の2ラインの10画
素分はやはり使われていない。これはちょうどf′につ
ながるシフトレジスタ列についても最初のブロックの最
初の2ライン分の10画素分が使われないので、まとめ
てフレームメモリに遅延を移している。また、gに相当
するものは必要ないので、第8図にはない。第8図で点
線で示す四角はこのように不要なシフトレジスタ部分で
節約したことを示している。
e′とf′の間の遅延差は本来0947分でQ×H画素
分であるが、e′からのシフトレジスタのうち最初のブ
ロックを省略しているのでQXH−PxQ=5H−25
画素分の遅延になっている。
フレームメモリはR−一とd−一が1フレーム(F)差
になるようにされていなければならずF−2(PQ)+
 (TP+S)−(QH−PQ)+10=F−5H+4
となる。
ブロック比較は、第9図のような回路を使う。
即ち、Rからセレクタ1で選択されたデータを減算する
減算回路9と、絶対値化回路10と、加算回路11と、
レジスタ12とからなる累算器の構成が使用される。
このRには、ずれの量を水平方向1画素、垂直方向3画
素とする時に iが正でjが正の時は、R++を iが負でjが正の時は、R−+を iが正でjが負の時は、R+−を iが負でjが負の時は、R−一を それぞれ使用する。
そしてC’  (i、j)、C“ (i、j)、C’”
  (i、j)、C″″ (i、j)の最大4つのタッ
プをセレクタ1に導き、これを第4図の説明に示した方
法で選択し、フレーム間の差をとり絶対値をとり、(或
いは自乗など)そしてlブロック分アキュムレートする
以上の実施例の説明はS≦P、T≦Qのケースであって
、この条件以外の場合はもっと複雑になるが、同様な考
え方を拡張するだけで実現できる。
第9図のようなブロック比較演算回路は、ずれの量(i
、j)ごとに必要であるが、先に示したようにこれは間
引(ことがある、また、データレートとこの演算器の演
算速度の間で例えばn倍演算が速くできるとすれば1つ
の演算回路でn個の(i、j)用の演算を時分割多重が
可能であり、そのようにすれば演真器数は1 / nと
なる。
ここでの説明はインターレースしない画像についての話
であったがインターレースする場合でも適用できる。た
だしインターレースされたフィールド間の動きベクトル
を求める時は先の(i、j)のずれのうちjは全て0.
5画素オフセットを持つことになる。
次に、上述の実施例により得られたブロックマツチング
の結果に基づいて、動きベクトルを検出する時の判断の
手順を簡単化できる実施例について、説明する。
本実施例の手順は第10図のようなものである。
従来の第41図と異なり、マツチ度の分布、即ち、いろ
いろな極小を調べたりしない。
ブロックマツチングのステップ21の後で、マツチ度最
小のベクトル量(x、y)をのみまず得る。(ステップ
22) そして、周辺ベクトルの相関検出がなされる(ステップ
23)。これは、注目ブロックの周辺の8つのブロック
のマツチ度最小ベクトル(x t。
yi)(iはブロックにつけた番号)について、例えば
フーリエを変換を行う。Xが左右、yが上下方向とする
。即ち、今、例えば第39図のD−bのフ′ロンクに注
目しているとすると、そのまわりの8つのブロックに第
11図のように順に周囲を巡るように番号をつけ(どち
らまわりでも、どこのブロックから始めてもよい)その
番号をiとする。するとこの第11図のケースだと、例
えば第12図のような波形が得られる。第12図で横軸
は空間的な位置(SP)で、具体的には番号iである。
縦軸は動きベクトルのX成分或いはX成分である。第1
2図Aが動きベクトルのX成分、第12図Bが動きベク
トルのX成分である。第39図で車が右へ動いていると
(右へ動く時がXが正で、上へ動(時yが正であるとす
ると)、第12図のような波形になる。
第11図の場合、i=1とi=3においてはそれぞれc
−bとD−cのブロックであるが、これは輪郭部で動き
ベクトルは背景のものと車のもののどちらになるかわか
らないが例えば第12図のようになったとする。すると
フーリエ変換により第12図の波形は周波数分析され、
変換後は第13図Aのような結果が得られるはずである
。第13図Aはフーリエ変換後のパワースペクトラムで
ある。第13図Aは波が基本波として1波存在している
ので、第13図Aでは横軸の空間周波数(sf)の1の
所にピークが出ている。
第13図Bは例えば背景だけの部分とか大きな動体内部
で注目ブロックのまわりのブロックの最小マツチ度ベク
トルが、全て同じベクトルに近い時の場合で、5f=0
、即ち直流成分にピークがでる。
フーリエ変換のあとは第13図AおよびBのようなデー
タについであるレベル以上の周波数成分を探し、それが
空間周波数がいくつのところかで分類する(ステップ2
4)。
第13図Bのように直流成分にピークのある時は、動き
ベクトルは注目ブロックの周辺でほぼ一定なので注目ブ
ロックも周辺と同じであろうと考えられ、動きベクトル
は注目ブロックのマツチ度最小ベクトルでよいと思われ
る(ステップ25)。
なお、この注目ブロックが孤立動体の場合は、周辺と異
なるベクトルとなっているかも知れない。
しかし、孤立動体を救うのは容易ではないので、マツチ
度最小ベクトルがその動体によるものかその周辺と同じ
かはマツチ度の大小で決めるしかないので特に問題はな
いと考える。
第13図Aのように、5f=1にピークが出ている時は
、注目ブロックの周辺のブロックの動きベクトルは1周
で1波の変化がある訳で、これは注目ブロックが動体輪
郭部に存在することを意味する。この場合は2つの動き
ベクトルがこのブロック内に存在するはずで、よって、
この時のみ適応的にブロックを更に例えば4分割したサ
ブブロックをつくり、そのサブブロックについて動きベ
クトル検出を行う(ステップ26および27)。
ただし、この時は再びブロックマツチングをする必要は
ない。なぜなら候補となるベクトルは周辺のブロックに
存在する2種のベクトルのグループの付近であることは
明らかで、かなり限定した範囲でのブロックマツチング
となり、操作が簡略化される。
ステップ25および27の後で、動き補償がなされる(
ステップ28)。しかし、フーリエ変換出力が第13図
のようにならない時は従来同様、動きベクトル検出不能
であり、動き補償は断念される。
第14図は、適応ブロック化を説明するもので、第14
図Aのような動き物体である車が走っている場合で、ス
テップ24の判定で、5f=1〜3にピークが検出され
た時に、第14図Bに示すように、そのブロックの周辺
で局部的にサブブロック化を行う、第14図Cに示すよ
うに、この細かいサブブロックの単位で動きベクトルの
検出を再帰的に行う。
上述のこの発明の判定部の一例が第15図に示されてい
る。残差比較回路31では、1ブロック当りの残差が最
小のずれの位置が検出され、これが仮の動きベクトルと
して出力される。この仮の動きベクトルが遅延回路群3
2に供給される。これは、Pで示す仮の動きベクトルの
一つを記憶するレジスタと、Qで示す画素の水平方向に
並ぶブロック3だけ少ない数の仮の動きベクトルを記憶
するシフトレジスタとからなる。そして、フーリエ変換
等の直交変換回路33と、その出力が供給されるピーク
検出回路34とが設けられ、ORゲート35の出力端子
38には、5f=1.2.3にピークがある時の判定信
号が取り出され、この判定信号がサブブロック化回路に
供給され、また、ANDゲート36の出力には、動きベ
クトルが出力される。
上記説明でフーリエ変換で説明した部分は、フーリエ変
換に限らすアダマール変換やハートレー変換なども使え
る。要するにいろいろな波数の参照波との相関演算をし
て、どの波数と最も相関が強いかが出せればよい。
フーリエ変換の場合について補足すると、−見乗算等が
多く演算が大変そうだが、この変換は必ず8次の変換で
あり、FFTの手法により8次の場合は、はとんど加算
のみでよく乗算はごくわずかであることが周知である。
よって問題ない。アダマール変換などは係数が1かOで
ありもっと演算が簡単である。
第10図の手順は、従来の処理に比べ単純操作ばかりで
あり、複雑な判断は必要ない。
最後に、動きベクトル補償とフレーム差分符号化方式と
を組み合わせたこの発明の更なる実施例について、以下
に説明する。第16図がその実施例である。
第16図で、41が最初の実施例について述べたような
ブロックマツチングのための遅延部であり、42が減算
回路群であり、PIで示す43が電力積分回路群で、二
乗のための乗算回路とその乗算出力を累算する構成とさ
れている。この電力積分回路群43の出力が判定部44
に供給される。
減算回路群42および電力積分回路群43は、上述のブ
ロック比較のために、(i、j)N=−3〜+S、j=
−T〜十T)毎に、計(2S+1)(2T+1)個設け
られている。判定部44は、差の電力が最低とされたず
れの量のフレーム差を選ぶものであり、出力端子45に
は、検出された動きベクトルが得られる。
減算回路群42に接続されたセレクタ46が設けられて
いる。このセレクタ46の出力がDCTの変換回路47
に供給される。変換回路47の出力dが符号割当て回路
51を介して符号化出力として取り出され、また、逆変
換回路48を介して加算回路49に供給される。加算回
路49の出力信号Cがフレームメモリ50に供給され、
フレームメモリ50の出力すが遅延図41および加算回
路49に供給されている。
従来の構成と異なる点は、符号化回路のループ内に動き
ベクトル検出の構成を移動させた点である。
なお、動きベクトル検出点を減らす方法を利用する場合
、および第16図のように(2S+1)(2T+1>個
演算回路を用意しても動きベクトルを画素格子の整数単
位でなく、実数として得るというような場合には、セレ
クタ46の所は単なるセレクタだけでなく、セレクタ4
6に対して若干の可変遅延回路を接続して、この可変遅
延回路の遅延量を検出点の存在しない分、制御しても良
い。また、セレクタ46に対して遅延回路を接続し、こ
の遅延回路に補開演夏回路例えば線形補間回路を接続し
、所望のずれた点のフレーム差を得るようにしても良い
。また、両者を組合せることも可能である。
上述のように、この発明の通用された帯域圧縮装置は、
フレームメモリが1つでよく、小型である。また、フレ
ームメモリのアドレス制′a(遅延置割?II)が不要
である。従来に比べてふえるのはセレクタだけでたいし
たハードウェア増ではない。
なお、第16図のループ内にはDCT変換回路と逆変換
回路しか挿入しなかったが、ここにいろいろな処理を入
れることがあるが、それは、この発明と独立であるので
、ここでは触れないが、どのようなものも可である。ま
た、ブロック比較(マツチ度を求める)回路はパワー(
自乗)を使っているが、それは絶対値でも他の非線型演
算でも可能である。更に、従来から知られる動きベクト
ル検出点を減らす方法は、この発明でも同様に適用でき
る。
動き補償を組み合わせたフレーム差分符号化方式の帯域
圧縮装置の他の実施例について説明する。この実施例は
、第17図のようなもので基本的には、上述の第16図
の実施例の変換回路47を動きベクトル検出の部分の中
へ入れた構成となっている(変換回路群61)。従って
、第17図の詳細は、第16図とほぼ同様であり、ここ
では異なる点のみ補足的に説明する。
第17図で、IIと示すデータ量検出回路は、第16図
の電力積分回路PIと同じようなものでもよいのだが、
より良い帯域圧縮をするためDCT後の帯域圧縮された
データ量を検出するものである必要がある。例えば絶対
値の積分とか零ではないデータの数とか2進数表現の各
ビットの“1”の数などである。このデータ量検出回路
群62の出力が判定部44に供給される。
また、ここでDCTと示した変換回路は、最低@DCT
を含むが、それと組み合わせて使われるジグザク変換等
の帯域圧縮テクニックを含んでよい。勿論その場合には
逆変換回路で、その逆の手順を実施することが必要であ
る。
第17図は第16図より、より帯域圧縮に適した動きベ
クトル補償ができる。
第17図はまた、DCTが線型演算即ち内積演算(マト
リックス演算)であることから、フレーム差をとった後
でもその前でも同じ結果となるので、第18図のように
考えてもよいことは明白である。第18図は第17図の
変換回路群61の位置を更に前へ移したものである。
第17図、第18図のように、変換回路群61を動きベ
クトル検出回路内に移した時は、DCTの演算量が増え
ることが問題点である。しかし以下のように考えること
ができる。
まず前提として画像のブロック化は、既に説明したもの
と重複するが、第19図のように水平P画素×垂直Q画
素とする。ここでは、P=5、Q=5の例を示す。また
、動きベクトルは、水平に士S画素、垂直に±T画素ず
れた範囲で考えるとする。以下、S=4.T=3とする
従って、現フレームにおけるあるPXQ画素のブロック
を第20図の内側の太線とする時の第20図の外側の太
線が、前フレームの画素のうちブロック比較に使われる
範囲である。第20図では、中央を座標0.O(x=O
,y=o)として画素毎に座標を記しである。ただし、
省略して一部の画素にしか記していない。
(])(垂直) 例えば、まず、1フレームで水平には左から右へ4ij
素、垂直には上から下へ31i素ずれた場合に相当する
ブロック比較は、現フレームのあるブロックを第20図
の内側の太線とするなら、前フレームにおいては第21
図のαの太線の位置のP画素×Q画素のブロックを比較
対象とすることになる。即ち、第22図Aのような座標
のブロックを使う。
次に、1フレームで水平には左から右へ4画素、垂直に
は上から下へ2画素ずれた場合に相当するブロック比較
は、今度は第21図のβの太線の位置のブロックを比較
対象とする。これは即ち、第22図Bのような座標のブ
ロックを使う。
以下、水平のずれは同じで垂直方向のずれのみ異なるブ
ロック比較は以下同様である。
ここでαのDCTとβのDCTの比較をすると、次のよ
うなことがわかる。DCTは2次元で行われるが、まず
はじめに水平方向に変換を行い、その後垂直にするもの
とすれば、αの水平方向の変換が演算される第22図A
の5ラインの各画素のグループは、βの水平方向の変換
画演算される。
第22図Bの5ラインの各画素のグループは、68で示
すように、実はそのうちの4ラインがオーバーラツプし
ていて、αについて計算されていればβでは演算不要で
あることがわかる。
結局、水平のずれは同じで垂直のずれのみ異なるブロッ
ク比較については、水平方向の変換の際にかなり演算を
省略できる。
(2)(水平) 次に今度は、水平には左から右へ3画素、垂直には上か
ら下へ3画素ずれた場合に相当するブロック比較は、現
フレームのあるブロックを第20図内側の太線とするな
ら前フレームについては第21図のαを右に1つずらし
たブロックを比較対象とすることになり、即ち第22図
Cのような座標のブロックを使う。第22図Cのデータ
ブロックは、第22図Aのデータブロックと比較すると
、第22図Aの左端のデータが第22図Cになくて、一
方、第22図Cの右端のデータが第22図Aにない。
2次元DCTをまず水平方向を先に変換するとすると、
フーリエ変換について例えば(産報出版′“FFTの使
い型”安居院猛他著P132〜133の“重なりデータ
に対する高速解法”)のような方法が知られているから
、第22図Aのようなαのブロックのデータについて変
換演算されていれば、69で示すように、それを右に1
画素ずらしたブロックの変換演算は新規に演算しなくて
も、簡単な演算で求まる。この参考資料はフーリエ変換
の話だが、コサイン変換でも同様である。
上記説明は2次元DCTの最初の水平の1次元DCT変
換についてのみの話であったが、同様の考え方で、2次
元に拡張し、大幅な演算量削減がはかれる。第16図に
対する第17図は大幅な演算ハードウェア増になるが、
第17図を第18図にすると、大幅に演算量が減らされ
、それは第16図よりは多いがDCT等を動きベクトル
制御に含めたことによるメリットを生かせるようになる
ここで演算量の比較を行う。
第16図において、PIは自乗積分であれば、その構成
は、第23図の回路となる。即ち、第23図において、
71で示す減算回路の出力が乗算器72で自乗され、自
乗出力が加算回路73およびメモリ74で累算される。
また、絶対値積分なら第24図である。即ち、第24図
において、71で示す減算回路の出力が乗算器72で自
乗され、自乗出力が符号反転回路75およびセレクタ7
6に供給される。セレクタ76の出力が累算される。
現フレームのPXQ画素の1ブロツクについて積分はP
XQ回演算累積し、それが(2S+1)X(2T+1)
個必要である。トータルでP−Q・(2S+1)X (
2T+1)回の演算で、1画素当たりでは(2S+1)
(2T+1)回ということになる。
DCTは、積和演算回路で演算でき、現フレームのPX
Q画素の1ブロツクについて、P XQXP”Q回演算
する必要であり、1画素当たりP回である。
第18図において 今DCTと示す部分は本当にDCTのみである。
またデータ量検出回路IIも、電力積分回路PIと同じ
とする。その時、IIの演算量は第16図のPIと同じ
である。DCTの前後でデータ数は変わらないからであ
る。
DCT演算については、単純に考えると、第18図には
DCTが(2S+1)(2T+1)+1個あるので、そ
の分第16図より多(て、1画素当たり((2S+1)
(2T+1)+1)XP回の演算となって膨大である。
しかし、先に述べた理由により、これを全て演算する必
要はなくて、少なくともa側とb側に1つずつのDCT
演算回路は必要で、第16図より必ず2倍以上は必要だ
が、非現実的な大きさにはならない。
更に注目すべきことは、DCT出力においてはデータが
周波数分析されているのであり、あたかもフィルタバン
クを通したようなものなので、これまで考えられなかっ
たことを考えることができる。
まず、例えば帯域圧縮では、DCT出力のある周波数成
分はのぞいてしまうことがあるが、そうであればその周
波数成分については、II即ちPIは演算しな(てよく
、ここで演算が減る。
次に、例えば入力aの所に入れたDCTで入力データの
各周波数成分がわかっているので、このDCT出力を判
断して、やはりIIで計夏しな(てよい部分を見つけ出
すことができて演算を省略できる。
或いはまた、動きベクトル検出にブロック内の高周波成
分はあまり影響しないとして低域の限られた周波数成分
にIIの演算を限定できる。
また、動きベクトル検出について、そのための演算量を
減らすための先に引用した参考文献(日刊工業新聞社刊
”TV画像の多次元信号処理”吹撤著P2O3〜204
の“3段階探索法′”)のような方法があるが、このよ
うなテクニックも本件に適用することが可能である。
第25図がその実施例である。第25図では、ずれた9
つの位置について調べることを3回繰り返してずれの量
を局限していく例を示している。
第25図は、第18図のa、b入力からdまでを置き換
えるべき部分についてのみ記しである。第25図で遅延
部41Aはこれまでの説明のものと同じだが、タップが
9つしかないもの、遅延部41Bは基本的に同様だが、
判定部41Aによって得られる最も、大雑把な領域最低
結果を踏まえて各タップの遅延量を決めるもの、遅延部
41Cは同じように判定部44Aと判定部44Bによっ
て限定された領域の各タップの遅延量を与えるものであ
る。また、EDI〜4で示す65A、65B、66A、
66Bは、演算部の遅延を保証する等価遅延回路である
第25図には示していないが、ここにもDCTの演算を
減らす既に説明した方法を適用することができる。
〔発明の効果〕
この発明は、動きベクトルの検出、特に、ブロックマツ
チングのための遅延部を構成するメモリの容量、累算の
ためのメモリの容量を従来と比して大幅に小さくできる
。従って、動きベクトル検出装置の全体の規模を小さく
できる。
ゝゝ\4、 \ \、 \、 ゝ\ \ \ ゛〜1、 ゛・・21、 ゛\ ゛・8、 \へ、 ゝ\
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図及び
第3図はこの一実施例の説明に用いる路線図、第4図は
この一実施例の説明に用いるタイミングチャート、第5
図、第6図及び第7図はこの一実施例の説明に用いる路
線図、第8図及び第9図はこの一実施例の説明のための
ブロック図、第10図はこの発明の第2の実施例の説明
に用いるフローチャート、第11図、第12図、第13
図及び第14図はこの発明の第2の実施例の説明に用い
る路線図、第15図はこの発明の第2の実施例の説明に
用いるブロック図、第16図はこの発明の第3の実施例
のブロック図、第17図及び第18図はこの発明の第4
の実施例を夫々示すブロック図、第19図、第20図、
第21図、第22図はこの発明の第4の実施例の説明に
用いる路線図、第23図及び第24図はこの発明の第4
の実施例の説明に用いるブロック図、第25図はこの発
明の第5の実施例のブロック図、第26図、第27図、
第28図、第29図及び第30図は従来の動きベクトル
検出方法の説明に用いる路線図、第31図は動きベクト
ル検出装置の概略を示すブロック図、第32図は従来の
動きベクトル検出装置の一部のブロック図、第33図は
従来の動きベクトル検出装置の他の部分のブロック図、
第34図及び第35は従来の動きベクトル検出装置の説
明に用いる路線図、第36図は従来の動きベクトル検出
装置の説明に用いるタイミングチャート、第37図は従
来の動きベクトル検出装置の一部のブロック図、第38
図は従来の動きベクトル検出装置の判定部のブロック図
、第39図、第40図、第42図は従来の動きベクトル
検出装置の判定部の説明に用いる路線図、第41図は従
来の動きベクトル検出装置の判定部の説明に用いるフロ
ーチャート、第43図は従来の帯域圧縮装置の説明に用
いるブロック図である。 図面における主要な符号の説明 101:入力端子 103:遅延部 104ニブロツク比較部 105:判定部 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 フロー乎マート 第10図 第14甲 第43図 第22図・ 第28図 第29図 第30図 第31図 第38図 第39図 第42図 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)明細書中、第2頁第5行〜同、第3頁1行、[こ
の発明は、動き補償と・・・・高くすることができる。 」を下記の通り訂正する。 [この発明は、動き補償とフレーム間符号化とを組み合
わせた帯域圧縮装置において、動きベクトル検出に必要
な比較毎に、入力画像データのフレーム差を生成する回
路と、 比較点の夫々において、ブロック毎のマツチ度を見るこ
とにより、最もマツチしている動きベクトルを検出する
回路と、 フレーム差の中で、検出された動きベクトルに対応する
ものを選択し、符号化する回路とを有することを特徴と
する帯域圧縮装置である。 この発明は、動きベクトルの検出用に必要とされるフレ
ームメモリと、フレーム間の差分を符号化するのに必要
とされるフレームメモリとを兼用することができる。」 (3)同、第26頁第2行〜同、同頁第20行、「この
発明は、・・・・大幅に低減できる。Jを下記の通り訂
正する。 「この発明は、動き補償とフレーム間符号化とを組み合
わせた帯域圧縮装置において、動きベクトル検出に必要
な比較点毎に、入力画像データのフレーム差を生成する
回路と、 比較点の夫々において、ブロック毎のマツチ度を見るこ
とにより、最もマツチしている動きベクトルを検出する
回路と、 フレーム差の中で、検出された動きベクトルに対応する
ものを選択し、符号化する回路とを有することを特徴と
する帯域圧縮装置である。 〔作用〕 現フレームと前フレームとのフレーム差分ヲ形成するた
めのフレームメモリが動きベクトルを検出するのに必要
なフレームメモリを兼用し、構成の簡略化を達成できる
。」 (4)同、第60頁第2行〜同、同頁6行、「この発明
は、・・・・規模を小さくできる。」を下記の通り訂正
する。 「この発明は、動きベクトル検出用とフレーム間差分符
号化とのために夫々必要とされていたフレームメモリが
1個で済むので、回路規模を小さくすることができる。 」 2、特許請求の範囲 動き補償とフレーム間符号化とを組み合わせた帯域圧縮
装置において、 点 を有することを特徴とする帯域圧縮装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 動き補償とフレーム間符号化とを組み合わせた帯域圧縮
    装置において、 入力画像データを直交変換して、第1の直交変換出力を
    形成し、 フレームメモリの出力に対しても、上記直交変換と同じ
    直交変換を行う共に、遅延を与えることにより、現フレ
    ームとずれた複数の位置に夫々対応する第2の直交変換
    出力を形成し、 上記第1の直交変換出力と上記複数の位置に対応する第
    2の直交変換出力との差を夫々演算し、上記差に基づい
    て、データ圧縮効果の最も高いずれの量のデータについ
    ての出力差を符号化出力として利用するようにしたこと
    を特徴とする帯域圧縮装置。
JP2338492A 1990-11-30 1990-11-30 画像信号符号化装置及び方法 Pending JPH04207788A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338492A JPH04207788A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 画像信号符号化装置及び方法
US07/799,308 US5226093A (en) 1990-11-30 1991-11-27 Motion vector detection and band compression apparatus
EP19910311131 EP0488795B1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 Motion vector detection apparatus
KR1019910021771A KR100281148B1 (ko) 1990-11-30 1991-11-29 대역 압축 장치
DE1991631938 DE69131938T2 (de) 1990-11-30 1991-11-29 Bewegungsvektorerfassungsgerät
EP19970201781 EP0805596A1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 Motion vector detection and band compression apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338492A JPH04207788A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 画像信号符号化装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04207788A true JPH04207788A (ja) 1992-07-29

Family

ID=18318668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2338492A Pending JPH04207788A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 画像信号符号化装置及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5226093A (ja)
EP (2) EP0805596A1 (ja)
JP (1) JPH04207788A (ja)
KR (1) KR100281148B1 (ja)
DE (1) DE69131938T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151169A (ja) * 1996-12-26 2007-06-14 United Module Corp 動ベクトル検出装置および記録媒体

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5400076A (en) * 1991-11-30 1995-03-21 Sony Corporation Compressed motion picture signal expander with error concealment
GB9204117D0 (en) * 1992-02-26 1992-04-08 British Broadcasting Corp Video image processing
US5461423A (en) * 1992-05-29 1995-10-24 Sony Corporation Apparatus for generating a motion vector with half-pixel precision for use in compressing a digital motion picture signal
JPH06141304A (ja) 1992-10-28 1994-05-20 Sony Corp 演算回路
US5347311A (en) * 1993-05-28 1994-09-13 Intel Corporation Method and apparatus for unevenly encoding error images
JPH07115646A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Sony Corp 画像処理装置
JP2797959B2 (ja) * 1994-03-12 1998-09-17 日本ビクター株式会社 多次元画像圧縮伸張方法
KR100349883B1 (ko) * 1994-07-27 2002-12-16 소니 가부시끼 가이샤 동작벡터검출및화상신호부호화방법및장치
TW245871B (en) * 1994-08-15 1995-04-21 Gen Instrument Corp Method and apparatus for efficient addressing of dram in a video decompression processor
JPH08171384A (ja) * 1994-12-16 1996-07-02 Canon Inc 走査変換方法及びその装置
JP2738325B2 (ja) * 1995-01-24 1998-04-08 日本電気株式会社 動き補償フレーム間予測装置
WO1996027983A1 (en) 1995-03-07 1996-09-12 Interval Research Corporation System and method for selective recording of information
WO1996033575A1 (en) * 1995-04-18 1996-10-24 Advanced Micro Devices, Inc. Video decoder using block oriented data structures
US5926221A (en) * 1995-08-18 1999-07-20 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for improved video coding using a center-biased orthogonal search technique and a zero block predictor module
DE69628282T2 (de) 1995-09-15 2004-03-11 Interval Research Corp., Palo Alto Verfahren zur kompression mehrerer videobilder
DE19540424C2 (de) * 1995-10-30 2003-07-03 Dinu Scheppelmann Verfahren zum Übertragen eines digitalen Bildes
FR2742248B1 (fr) * 1995-12-06 1998-01-23 Thomson Multimedia Sa Procede de traitement de donnees dans des reseaux matriciels dans un systeme d'estimation de mouvement
US5953458A (en) * 1995-12-06 1999-09-14 Thomson Multimedia S.A. Method and device for motion estimation
GB2313011B (en) * 1996-05-07 2000-10-04 British Broadcasting Corp Encoding and decoding of composite video
KR100209413B1 (ko) * 1996-05-23 1999-07-15 전주범 블럭-기반 비디오 신호 부호화 시스템에 이용하기 위한그리드 결정방법
US5893062A (en) 1996-12-05 1999-04-06 Interval Research Corporation Variable rate video playback with synchronized audio
US6263507B1 (en) 1996-12-05 2001-07-17 Interval Research Corporation Browser for use in navigating a body of information, with particular application to browsing information represented by audiovisual data
US6614845B1 (en) * 1996-12-24 2003-09-02 Verizon Laboratories Inc. Method and apparatus for differential macroblock coding for intra-frame data in video conferencing systems
KR100239308B1 (ko) * 1997-02-18 2000-01-15 전주범 적응적 윤곽선 부호화 방법 및 그 장치
US6937659B1 (en) 1997-11-14 2005-08-30 Ac Capital Management, Inc. Apparatus and method for compressing video information
US6335976B1 (en) * 1999-02-26 2002-01-01 Bomarc Surveillance, Inc. System and method for monitoring visible changes
US6888958B1 (en) * 1999-03-30 2005-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for inspecting patterns
US7155735B1 (en) 1999-10-08 2006-12-26 Vulcan Patents Llc System and method for the broadcast dissemination of time-ordered data
US6757682B1 (en) 2000-01-28 2004-06-29 Interval Research Corporation Alerting users to items of current interest
JP3739274B2 (ja) * 2000-10-31 2006-01-25 Kddi株式会社 2系統映像の位置ずれ補正装置
JP4145275B2 (ja) * 2004-07-27 2008-09-03 富士通株式会社 動きベクトル検出・補償装置
WO2010007590A2 (en) * 2008-07-17 2010-01-21 Amimon Ltd. Methods circuits and systems for transmission and reconstruction of a video block

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58197984A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 Nec Corp テレビジヨン信号の適応予測符号化装置
JPS61113377A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Sony Corp テレビジヨン信号の動き検出装置
CA1249061A (en) * 1984-12-25 1989-01-17 Takashi Mochizuki Method and apparatus for encoding/decoding image signal
DE3721074A1 (de) * 1986-12-24 1988-07-07 Licentia Gmbh Schaltungsanordnung zur verschiebungsvektorsuche in der digitalen bildanalyse
JPS6420786A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Nec Corp Scan converting circuit
GB2214751B (en) * 1988-02-01 1992-06-17 Plessey Co Plc Video signal coding
FR2628276B1 (fr) * 1988-03-02 1991-06-28 France Etat Procede de reduction de debit d'une sequence de donnees d'assistance a la reconstitution d'une image electronique a partir d'un signal sous-echantillonne
FR2648254B2 (fr) * 1988-09-23 1991-08-30 Thomson Csf Procede et dispositif d'estimation de mouvement dans une sequence d'images animees
DE3835368A1 (de) * 1988-10-18 1990-04-19 Bosch Gmbh Robert Schaltungsanordnung zum auslesen von daten aus einem bildspeicher
JP2563567B2 (ja) * 1989-03-20 1996-12-11 松下電器産業株式会社 揺れ補正装置
GB8909498D0 (en) * 1989-04-26 1989-06-14 British Telecomm Motion estimator
AU612543B2 (en) * 1989-05-11 1991-07-11 Panasonic Corporation Moving image signal encoding apparatus and decoding apparatus
JP3035920B2 (ja) * 1989-05-30 2000-04-24 ソニー株式会社 動体抽出装置及び動体抽出方法
JPH03117991A (ja) * 1989-09-29 1991-05-20 Victor Co Of Japan Ltd 動きベクトル符号化装置及び復号化装置
JPH03127580A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き補償フレーム間符号化装置
US5491909A (en) * 1993-08-18 1996-02-20 Darco Shock absorbing medical shoe

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151169A (ja) * 1996-12-26 2007-06-14 United Module Corp 動ベクトル検出装置および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP0805596A1 (en) 1997-11-05
EP0488795A3 (ja) 1994-02-23
DE69131938T2 (de) 2000-06-15
EP0488795A2 (en) 1992-06-03
EP0488795B1 (en) 2000-01-26
KR920011257A (ko) 1992-06-27
KR100281148B1 (ko) 2001-02-01
DE69131938D1 (de) 2000-03-02
US5226093A (en) 1993-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04207788A (ja) 画像信号符号化装置及び方法
KR100203913B1 (ko) 모션 벡터 생성기
US6928117B2 (en) Video coding method and apparatus for calculating motion vectors of the vertices of a patch of an image and transmitting information of horizontal and vertical components of the motion vectors
US4937666A (en) Circuit implementation of block matching algorithm with fractional precision
JPH06506578A (ja) ビデオ信号における運動内容推定方法
KR100226684B1 (ko) 반화소 움직임 추정장치
US6516031B1 (en) Motion vector detecting device
US5436666A (en) Limited-domain motion estimation/compensation for video encoding/decoding
Pan et al. VLSI architectures for block matching algorithms using systolic arrays
US6496539B2 (en) Method and apparatus for detecting motion
JP3352931B2 (ja) 動きベクトル検出装置
KR101091054B1 (ko) 동화상 부호화에 있어서의 움직임 탐색 장치
US5682208A (en) Motion estimation with efficient block matching
JP2964633B2 (ja) 画像信号符号化装置及び方法
JPH04207790A (ja) 動きベクトル検出装置
JPH04207777A (ja) 動きベクトル検出装置
US20050089099A1 (en) Fast motion estimating apparatus
JP2000215305A (ja) 画像拡大装置
JP3189655B2 (ja) 動きベクトル検出装置およびその方法
KR100440567B1 (ko) 움직임 탐색을 위한 이진 평면 구성방법 및 이를 이용한움직임 추정 장치
EP0652676A1 (en) Apparatus and method for compressing a digital motion picture signal
KR20010034374A (ko) 움직임 벡터 검출 장치 및 방법
JP3374014B2 (ja) 画像相関器
JP2931783B2 (ja) 動きベクトル探索装置
JP2006048721A (ja) ディジタル信号処理用集積回路