JPH0420729Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0420729Y2 JPH0420729Y2 JP10253086U JP10253086U JPH0420729Y2 JP H0420729 Y2 JPH0420729 Y2 JP H0420729Y2 JP 10253086 U JP10253086 U JP 10253086U JP 10253086 U JP10253086 U JP 10253086U JP H0420729 Y2 JPH0420729 Y2 JP H0420729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- bottle
- protrusions
- mechanical strength
- heat resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ポリエチレンテレフタレート樹脂製
壜体等、二軸延伸ブローによつて成形される壜体
の底壁構造に関するものである。
壜体等、二軸延伸ブローによつて成形される壜体
の底壁構造に関するものである。
ポリエチレンテレフタレート樹脂等は、延伸さ
れることによつて、耐熱性や機械的強度等、その
特性が向上するため、二軸延伸成形によつて壜体
化されている。
れることによつて、耐熱性や機械的強度等、その
特性が向上するため、二軸延伸成形によつて壜体
化されている。
この二軸延伸成形は、周知のように、通常まず
射出成形によつて一次成形品を作り、その一次成
形品を縦方向に延伸棒で引き延ばし、ついで径方
向にブローすることによつて延伸するものであ
る。
射出成形によつて一次成形品を作り、その一次成
形品を縦方向に延伸棒で引き延ばし、ついで径方
向にブローすることによつて延伸するものであ
る。
この二軸延伸成形において、胴部等は良く延伸
するため優れた耐熱性や機械的強度を有すること
が出来るのであるが、底壁は充分な延伸を受ける
ことが出来ないため、どうしても耐熱性や機械的
強度の劣る部分となつている。
するため優れた耐熱性や機械的強度を有すること
が出来るのであるが、底壁は充分な延伸を受ける
ことが出来ないため、どうしても耐熱性や機械的
強度の劣る部分となつている。
そのため、従来のポリエチレンテレフタレート
樹脂製壜体においては、その底壁中央部や周端部
をブロー成形時に突出成形することによつて延伸
し、耐熱性や機械的強度を高める工夫をしてい
る。
樹脂製壜体においては、その底壁中央部や周端部
をブロー成形時に突出成形することによつて延伸
し、耐熱性や機械的強度を高める工夫をしてい
る。
しかし、底壁中央部や周端部を突出成形する従
来の壜体においては、まだその延伸量が不充分で
耐熱性や機械的強度が充分でないばかりでなく、
ブロー成形時あるいは成形後にひけが発生して曲
がりや落ち込みを生じ、設定通りの形状を保つこ
とが困難であつた。
来の壜体においては、まだその延伸量が不充分で
耐熱性や機械的強度が充分でないばかりでなく、
ブロー成形時あるいは成形後にひけが発生して曲
がりや落ち込みを生じ、設定通りの形状を保つこ
とが困難であつた。
本考案は上記の問題に鑑み考えられたもので、
底壁１の延伸量をさらに増加させることによつて
底壁１の耐熱性や機械的強度を向上させると共
に、形状の均一な壜体底部を提供することを目的
とする。
底壁１の延伸量をさらに増加させることによつて
底壁１の耐熱性や機械的強度を向上させると共
に、形状の均一な壜体底部を提供することを目的
とする。
そのため、二軸延伸ブロー成形される壜体の底
壁１中央部に突出成形された中央突出部２と、周
方向に沿つて凸部３が複数突出成形された底壁１
周端部との間に、ほぼ半球殼状に下方に突出した
球殼突部４を多数突出成形している。
壁１中央部に突出成形された中央突出部２と、周
方向に沿つて凸部３が複数突出成形された底壁１
周端部との間に、ほぼ半球殼状に下方に突出した
球殼突部４を多数突出成形している。
本考案は、上記した構成としているので、壜体
底壁１の球殼突部４部分が充分に延伸されて配向
されることになり、その部分は勿論、底壁１全体
の耐熱性や機械的強度が向上すると共に、ひけの
発生もなくなり壜体底部の形状を一定に保つこと
が出来る。
底壁１の球殼突部４部分が充分に延伸されて配向
されることになり、その部分は勿論、底壁１全体
の耐熱性や機械的強度が向上すると共に、ひけの
発生もなくなり壜体底部の形状を一定に保つこと
が出来る。
この球殼突部４は、多数形成されているので、
それだけ底壁１の延伸量、特に底壁１中央部と周
端部との間部分の周方向の延伸量が大きくなり、
上記の作用を効果的に発揮する。
それだけ底壁１の延伸量、特に底壁１中央部と周
端部との間部分の周方向の延伸量が大きくなり、
上記の作用を効果的に発揮する。
又、この球殼突部４を設けて、底壁１を従来に
ない凹凸構造としたので、構造的な強度も向上す
るものであると共に、この球殼突部４によつて壜
体底壁１に独特の形状を持たせることが出来、デ
ザイン的にも優れたものとしている。
ない凹凸構造としたので、構造的な強度も向上す
るものであると共に、この球殼突部４によつて壜
体底壁１に独特の形状を持たせることが出来、デ
ザイン的にも優れたものとしている。
本考案の一実施例を、図を参照しながら説明す
る。第１図は底面図で第２図はＡ−Ａ線断面図で
ある。
る。第１図は底面図で第２図はＡ−Ａ線断面図で
ある。
この実施例は、胴筒の径が約90mmで底壁の径が
約58mmの１用の壜体を示すもので、その底壁１
に球殼突部４を等間隔に８個設けており、各球殼
突部４の径を約９mm、深さを約７mmとしている。
こうすることによつて、球殼突部４先端部の肉厚
は、充分に延伸成形された胴部の肉厚とほぼ同一
となり、これにより、従来技術よりすぐれた、ほ
ぼ目的通りの耐熱性や機械的強度を備えた壜体を
提供することが出来ている。
約58mmの１用の壜体を示すもので、その底壁１
に球殼突部４を等間隔に８個設けており、各球殼
突部４の径を約９mm、深さを約７mmとしている。
こうすることによつて、球殼突部４先端部の肉厚
は、充分に延伸成形された胴部の肉厚とほぼ同一
となり、これにより、従来技術よりすぐれた、ほ
ぼ目的通りの耐熱性や機械的強度を備えた壜体を
提供することが出来ている。
尚、この球殼突部４を二重、三重に設けてその
数を増やし、その特性をさらに向上させることも
可能である。
数を増やし、その特性をさらに向上させることも
可能である。
このように本考案は、球殼突部を多数設けたこ
とによつて、特に底壁の周方向に充分な延伸を加
えることが出来、これによつて底壁全体の耐熱性
や機械的強度を高め、さらに、ひけの発生も防止
し、壜体底部の形状を一定に保つことが出来るも
のである。
とによつて、特に底壁の周方向に充分な延伸を加
えることが出来、これによつて底壁全体の耐熱性
や機械的強度を高め、さらに、ひけの発生も防止
し、壜体底部の形状を一定に保つことが出来るも
のである。
又、球殼突部を設けて底壁を従来にない凹凸構
造としたので、構造的強度も向上するものである
と共に、この球殼突部によつて壜体底壁に独特の
形状を持たせることが出来、デザイン的にも優れ
たものとした優れた効果を発揮するものである。
造としたので、構造的強度も向上するものである
と共に、この球殼突部によつて壜体底壁に独特の
形状を持たせることが出来、デザイン的にも優れ
たものとした優れた効果を発揮するものである。
さらに、この球殼突部は、従来通りのブロー成
形によつて形成されるものであるので、成形も簡
単である。
形によつて形成されるものであるので、成形も簡
単である。
第１図は一実施例を示す壜体底壁の底面図、第
２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図である。 符合の説明、１……底壁、２……中央突出部、
３……凸部、４……球殼突部。
２図は第１図におけるＡ−Ａ線断面図である。 符合の説明、１……底壁、２……中央突出部、
３……凸部、４……球殼突部。
Claims (1)
- 二軸延伸ブロー成形される壜体において、該壜
体底壁１中央部に突出成形された中央突出部２
と、周方向に沿つて凸部３が複数突出成形された
前記底壁１周端部との間に、ほぼ半球殻状に下方
に突出した吸殼突部４を多数突出成形して成る二
軸延伸ブロー成形壜体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253086U JPH0420729Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253086U JPH0420729Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311307U JPS6311307U (ja) | 1988-01-25 |
| JPH0420729Y2 true JPH0420729Y2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=30974259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10253086U Expired JPH0420729Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0420729Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0720012Y2 (ja) * | 1989-02-17 | 1995-05-10 | 凸版印刷株式会社 | プラスチック製中空体の底部構造 |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP10253086U patent/JPH0420729Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311307U (ja) | 1988-01-25 |
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