JPH0420689Y2 - - Google Patents

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JPH0420689Y2
JPH0420689Y2 JP1986189521U JP18952186U JPH0420689Y2 JP H0420689 Y2 JPH0420689 Y2 JP H0420689Y2 JP 1986189521 U JP1986189521 U JP 1986189521U JP 18952186 U JP18952186 U JP 18952186U JP H0420689 Y2 JPH0420689 Y2 JP H0420689Y2
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JP
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meter
steering wheel
switches
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meters
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、農用トラクタ、乗用田植機等の農作
業用走行機体における運転操作パネルの配置構造
に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種農作業用の走行機体には、ステ
アリングホイールの前方にスピードメータ、タコ
メータ等の各種メータ類が取付けられた前高後低
状の運転パネルが対向配設されている。そしてこ
れらのものにおいて、自動制御用スイツチや手動
制御用スイツチ等のスイツチ類を運転パネルに設
けたものが例えば実開昭59−175313号公報におい
て知られている。しかるにこのものは、スイツチ
類が運転パネルのパネル面部に配されているた
め、スイツチ類の操作は、ステアリングホイール
の下側から手を伸ばしたり、あるいはステアリン
グホイールの間に手を差し込んだりして操作する
必要があり、このため、スイツチ操作をするため
にはどうしてもステアリングホイールから手を大
きく離す必要があつて、迅速でしかも確実な操作
性に劣り、特に後者の場合には、ステアリングホ
イールに手が挟まれるなどして危険である等の欠
点があり問題になつている。
一方、農作業用の走行機体においては、耕耘深
さ等の作業深さをモニター表示してより高精度の
農作業を行うことが要求されている。しかるに従
来の作業深さメータは、運転操作パネルに他メー
タとは関連付けられることなく単に配設されてい
たにすぎないから、これが標準作業深さに対して
浅い状態なのか浅い状態なのかの判断が、瞬間的
な目視程度で判断することは難しく、それなりの
時間をかけて注視しなければならないことになつ
て視認性に欠けるという問題が有る。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる農作業用走行機体におけ
る運転操作パネルの配置構造を提供することを目
的として創案されたものであつて、ステアリング
ホイールの前方に対向配設される前高後低状に傾
斜した運転操作パネルに、スピードメータ、耕深
メータ等の各種メータ類、自動制御スイツチ、手
動制御スイツチ等の各種スイツチ類を設けるにあ
たり、スイツチ類は、ステアリングホイールのホ
イール軌跡に略沿う位置で、メータ類は、ステア
リングホイールのホイール軌跡内に位置するよう
配設すると共に、これらメータ群のうち、スピー
ドメータとタコメータとは上下振り分け式にして
センターメータとし、さらに該センターメータの
左右に配設される各種モニターメータのうち、作
業深さを示す作業深さ表示メータは、前記振り分
け位置を標準位置に対応させて上下に浅深表示を
したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、ステアリ
ングホイールから手を大きく離すことなく迅速か
つ確実にスイツチ類の操作ができると共に、作業
状態の判断も瞬間的にできるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は農用トラクタの機体本
体であつて、該機体本体1の運転席2前方に配さ
れたステアリングホイール3の前方には運転操作
パネル4が設けられている。この運転操作パネル
4は、前高後低状に傾斜して形成され、かつその
周縁部は、パネル面部6よりも立ち上がつていて
高く突出したリブ部5になつている。そしてリブ
部5に囲繞されたパネル面部6には、ステアリン
グホイール3のホイール軌跡内に位置するよう各
種メータが配設されるが、その中央には、スピー
ドメータ7とタコメータ8とが上下振り分け状に
なつたものがセンターメータとして設けられ、該
センターメータの左右両側方に各種モニターメー
タ(パネル)が配設されるが、実施例では、左側
方の上下に、バツテリ、前照灯の点灯表示をする
モニターパネル類9、さらには冷却水温度を表示
する温度計10が設けられている。一方、右側方
には、耕耘作業深さをモニタ表示する耕深メータ
11、耕深自動モニタランプ12、傾斜自動モニ
タランプ13等の作業制御状況を表示する各種モ
ニターパネル(メータ)類と燃料メータ15が設
けられていて、状況に応じてそれぞれ対応した表
示をするようになつている。
前記リブ部5の左右には、トラクタ作業をする
に必要なスイツチ類が分散されて設けられてい
る。即ち実施例においては、右側リブ部5には、
耕深自動制御をするかしないかを切換える耕深自
動制御切換えスイツチ16と傾斜自動制御をする
かしないかを切換える傾斜自動制御切換えスイツ
チ17とからなるスイツチ類が上下に設けられて
いる。一方、左側リブ部5には、機体後方に昇降
動自在に懸架された作業部18を手動で上昇、下
降するためのリフトアツプスイツチ19、リフト
ダウンスイツチ20、およびマイクロコンピユー
タが正常に作動しているか否かをチエツクするチ
エツクスイツチ21からなるスイツチ類が上下三
段に設けられている。しかもこれらのスイツチ類
は、その取付位置が、ステアリングホイール3の
ホイール軌跡に略沿うようにして配されている。
一方、これら各スイツチ類が設けられたリブ部5
のパネル面部6側の立上り側面部は上半部が傾斜
状になつていて、各スイツチ類の表示部16a,
17a,19a,20a,21aとなつている
が、これら表示部類はステアリングホイール3の
内周側から目視できるように臨ましめてある。
さらに、前記スピードメータ12とタコメータ
13との中央振り分け位置Aと耕深メータ11の
標準位置Bとが対応して略一致した高さ位置とな
るように設定されており、そして耕深メータ11
は、この標準位置Bを基準にして上側は浅耕状態
で、下側は深耕状態を表示するようになつてい
る。しかもこの実施例で使用する耕深メータ11
はアナログ表示式であつて、しかもバランスコイ
ル式のもので形成されている。つまりこのもの
は、作業部18に設けた耕深センサ22からのセ
ンサ信号が制御ユニツト23に設けられる入力イ
ンターフエイス24を経由して制御部25に入力
し、この入力値とロム(ROM)26での設定値
とが比較判断され、これに基づいて制御部25か
ら制御信号が出力されることで耕深自動制御が成
されることとなるが、さらに制御部23からは、
傾斜センサからの入力値に基づいて耕深メータ1
1に対しても出力信号が出されることとなる。こ
の場合、制御部25からの出力信号は、二進数に
相当する出力を例えば10進数等の必要な出力信号
に変換するデコーダ27を経由し、これが出力イ
ンターフエイス28から、任意の分割抵抗値R1
……Roを有する抵抗類29を介して耕深メータ
11に入力するようになつている。尚、耕深メー
タ11において、11aはマーク部、11bはメ
ータ部である。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、作業者は、圃場作業をする際に、必要な制御
スイツチを操作することになるが、本考案では、
これらスイツチ類が、ステアリングホイール3の
ホイール軌跡に沿うように配されているため、作
業者は、ステアリングホイール3を握つた手を少
し動かすだけで、従来の如くステアリングホイー
ル3から大きく手を離すことなくスイツチ操作が
できることとなり、従つて、操作性が著しく向上
する許りでなく、スイツチ操作の安全性が大いに
計れることとなる。
しかもこのものにおいて、各スイツチ類の表示
部は、ステアリングホイール3の内周縁に沿つて
内側から目視できるようになつているので、作業
者は、運転姿勢のままで表示部を視認して、操作
したいスイツチを即座に選択できる。この結果、
スイツチ類が、ステアリングホイール3に隠れて
見ずらいような場合であつても何ら間違うことな
くスイツチ操作ができることとなる。
さらにこのものは、ステアリングホイール軌跡
内に配されるパネル表示部6において、センター
メータをスピードメータ7とタコメータ8とで上
下に振り分け、かつこれと並設するよう側方に耕
深メータ11を配し、しかもその標準位置Bを上
記センターメータの振り分け位置Aと略一致させ
たので、耕深メータ11の表示内容を、目に付き
やすいセンターメータの振り分け位置Aを基準と
してそのまま認識することができ、従つて、耕深
メータ11の感覚的なメータ認識が行えることに
なつて、瞬間的な読み取りもできることとなり都
合が良い。
またこのものは、耕深メータ11としてバラン
スコイル式のものを用いているので、耕耘深さが
変化した際のメータ指針が、表示変化が安定して
いるが即答性に乏しいバイメタル方式のものに比
して即答性に富み、かつ即答性に優れてはいるが
安定性に乏しい下動コイル式のものに比して安定
性に富み、従つて、表示の変化速度が、耕深セン
サ22からの入力と殆ど同時的にしかも安定した
変化をすることとなり、このため耕深状況の判断
が正確にできることとなる。しかも耕深メータ1
1の表示は、制御部25からのデジタル出力を抵
抗29によつて分割してその分割抵抗とバランス
コイル式メータの抵抗との比率によつてメータ表
示をする構造となるから、デジタル−アナログ変
換器のような部材が不要となるうえに、抵抗値の
選択によつてメータの表示パターンを自由に変換
でき、設計上の自由度を大幅に向上できることに
なる。
尚、耕深メータとしては、第5図に示す如くデ
ジタル−アナログ変換器30を用いたものであつ
ても良いことは勿論である。また耕深メータは、
指針方式のものであつても良いのである。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、スイツチ類は、ステアリングホ
イールのホイール軌跡に配されていて、ステアリ
ングホイールから極めて近接していることとな
り、この結果作業者は、従来の如くステアリング
ホイールから大きく手を離すことなく、ステアリ
ングホイールを握つた手を少し動かすだけで必要
なスイツチ操作ができ、もつて誤操作の発生を未
然に防止して、迅速で適確な操作性を確実に確保
できるものである。
そのうえ、ステアリングホイール軌跡内に配さ
れる各種メータ類のうち、スピードメータとタコ
メータを中心において上下に振り分けてセンター
パネルとし、この側方に、標準位置がセンターメ
ータの振り分け位置に対応して略一致し、そして
この標準位置を基準として上下に浅深表示をした
する作業深さ表示メータを配したので、作業深さ
表示メータの表示内容を、最も目に付きやすいセ
ンターメータの振り分け位置を基準としてそのま
ま直感的に認識することができることになつて、
作業深さ表示メータのメータ認識が感覚的に行え
ることになつて、瞬間的な読み取りもできること
となり都合が良い。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る農作業用走行機体におけ
る運転操作パネルの配置構造の実施例を示したも
のであつて、第1図は農用トラクタの全体側面
図、第2図は運転操作パネルの正面図、第3図は
運転操作パネルの横断面図、第4図は耕深メータ
のブロツク回路図、第5図は同上他例のブロツク
回路図である。 図中、1は機体本体、3はステアリングホイー
ル、4は運転操作パネル、7はスピードメータ、
8はタコメータ、11は耕深メータ、16,1
7,19,20,21はスイツチ、Aは振り分け
位置、Bは標準位置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングホイールの前方に対向配設される
    前高後低状に傾斜した運転操作パネルに、スピー
    ドメータ、耕深メータ等の各種メータ類、自動制
    御スイツチ、手動制御スイツチ等の各種スイツチ
    類を設けるにあたり、スイツチ類は、ステアリン
    グホイールのホイール軌跡に略沿う位置で、メー
    タ類は、ステアリングホイールのホイール軌跡内
    に位置するよう配設すると共に、これらメータ群
    のうち、スピードメータとタコメータとは上下振
    り分け式にしてセンターメータとし、さらに該セ
    ンターメータの左右に配設される各種モニターメ
    ータのうち、作業深さを示す作業深さ表示メータ
    は、前記振り分け位置を標準位置に対応させて上
    下に浅深表示をしたことを特徴とする農作業用走
    行機体における運転操作パネルの配置構造。
JP1986189521U 1986-12-09 1986-12-09 Expired JPH0420689Y2 (ja)

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