JPH0624893B2 - ステアリング連動メ−タ− - Google Patents

ステアリング連動メ−タ−

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JPH0624893B2
JPH0624893B2 JP61017780A JP1778086A JPH0624893B2 JP H0624893 B2 JPH0624893 B2 JP H0624893B2 JP 61017780 A JP61017780 A JP 61017780A JP 1778086 A JP1778086 A JP 1778086A JP H0624893 B2 JPH0624893 B2 JP H0624893B2
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handle
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ この発明は、自動車の運転席正面のインストルメント・
パネルに配設されるメーター装置(いわゆるコンビネー
ション・メーター)に関し、特に、CRTや液晶パネ
ル,ELパネルなどの表示器を用いた電子表示式メータ
ーによるステアリング連動メーターに関する。
≪従来の技術≫ 自動車のメーター装置では、運転者にとって見やすいと
いうことが極めて重要なことであり、そのためにレイア
ウトや表示技術などの面で様々な工夫がなされている。
この種の技術課題の1つに、運転席とステアリング・ハ
ンドルとメーター装置との相対的な位置関係があり、人
間工学的に多くの検討が加えられている。
運転者がメーター装置を見たとき、視覚上の最大の障害
物になるのはステアリング・ハンドルである。一般に
は、ハンドルの円形内の上方部分を通してメーター表示
を見る配置関係になっている。
運転席に座って運転姿勢を取ったときの目の位置は人に
よって異なる。目の位置が不変であれば見やすいメータ
ー表示の位置は容易に定まるが、実際には、ある人にと
って見やすくても、他の人にとってはメーター表示の一
部がステアリング・ハンドルに隠れて見にくくなること
がある。
特に、チルト機構やテレスコピック機構などによってス
テアリング・ハンドルの位置を運転者に合わせて変化さ
せた場合、ハンドルによってメーター表示が見にくくな
る事態が生じやすい。
そのため、例えば実開昭60−66579号に開示され
ているように、ステアリング・ハンドルの位置を変化さ
せると、それに機械的に連動させてメーター装置の表示
ユニットを全体的に揺動させ、表示面の位置を変えるよ
うにしたものがある。
≪発明が解決しようとする問題点≫ ステアリング・ハンドルの位置調整機構に機械的に連動
させて表示ユニットを揺動させる構成では、部品点数が
非常に増加し、構造も複雑になるし、組立ても面倒にな
る。また、ハンドルの位置変化に対し表示ユニットの位
置を適切に変化させる連動機構を実現するのはなかなか
困難である。さらに、この種の機械的な連動機構は振動
音を発生しやすいとともに、故障の原因になりやすい。
この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
あり、その目的は、機械的な位置調整機構によらず、ス
テアリング・ハンドルの位置を変化させたときにメータ
ー表示が変化して見やすい状態を維持できるようにした
ステアリング連動メーターを提供することにある。
≪問題点を解決するための手段≫ そこでこの発明では、まず、ステアリング・ハンドルの
前方のインストルメント・パネルに設置され、電子的に
制御される多数の画素からなる画面に任意の図形や文字
などを表示可能な表示器と、自動車の各種状態情報を処
理して上記表示器の画面に適当な画像パターンで表示す
る表示制御手段とを有する電子表示式メーターを採用し
た。
そしてこの装置に、位置可変式ステアリング・ハンドル
の位置に対応した信号を出力するハンドル位置検出手段
と、上記表示器の画面中における各情報要素の表示画像
の全部または一部について、その表示パターンを上記ハ
ンドル位置検出手段の出力に対応して変化させる表示パ
ターン変更手段とを付加した(第1図参照)。
≪作 用≫ 上記ステアリング・ハンドルの位置を運転者に合わせて
変化させると、その変化が上記ハンドル位置検出手段で
検出され、上記表示パターン変更手段に伝えられる。こ
の表示パターン変更手段は、上記ハンドルの位置変更に
よって見にくくなりやすい表示画像の一部あるいは全部
について、上記画面中でその表示パターンを見やすい状
態に変化させる。
≪実施例≫ 第2図に示すように、ステアリング・ハンドル11の前
方のインストルメント・パネル12に表示器13を固定
的に組み込み、運転者がハンドル11の円形内の上方部
分を通して表示器12の画面を見る基本レイアウトにな
っている。
表示器12としてはCRTや液晶あるいはELパネルな
ど、充分な解像度を有し、望ましくはカラー表示が可能
な表示器を用いる。この実施例の表示器12はELパネ
ルとする。
第3図に示すように、メーター装置としての表示のため
の信号処理および制御はマイクロコンピュータからなる
表示コントローラ14によって行なわれ、この表示コン
トローラ14からの信号が表示器13のドライバ15に
与えられ、以下に述べるような表示が表示器13になさ
れる。
表示コントローラ14には自動車の各種状態情報信号が
それぞれのセンサ系や設定系から与えられる。表示コン
トローラ14はこれら状態情報信号を処理し、表示器1
3に所定の画像パターンでこれら情報を表示する。表示
器13に表示されるのは、スピード・メーター,タコ・
メーター,フューエル・メーター,サーモ・メーター,
オド・メーター,トリップ・メーター,インジケータ,
各種ワーニング表示,オートマチック・トランスアクス
ル(AT)の設定ポジションなど多岐にわたっている
が、以下では説明を簡便にするために、スピード・メー
ターやタコ・メーターなどの一部の表示を中心にして説
明する。
この実施例のステアリング・ハンドル11にはチルト機
構が付帯しており、この機構でハンドル11の位置を運
転者に合わせて変えることができる。
ハンドル11の位置調整を行なうべくチルト機構のロッ
クレバーを「解放」位置にすると、第3図に示す検知ス
イッチ16がオンする。このロックレバーを「固定」位
置にしてハンドル11の位置(傾き)を固定すると、検
知スイッチ16がオフする。
また、チルト機構の可動部には、ポンテンショメーター
17が付設されており、これによってステアリング・コ
ラムの傾斜角度、すなわちハンドル11の位置が検出さ
れる。
この実施例においては、上記ポテンショメーター17の
出力に応じて表示器13の画面中でメーター類の表示パ
ターンが自動変更される。また表示パターンは手動でも
変更可能である。そのための手動入力手段として操作ス
イッチ18が設けられている。第2図に示すように、こ
の操作スイッチ18は、運転者が操作しやすいようにイ
ンストルメント・パネル12の運転席の近くに取り付け
られている。
次に具体的な表示例を説明する。第5図(A)(B)は
第1実施例におけるメーター表示の2つのパターンを示
している。(A)の表示パターンは、ステアリング・ハ
ンドル11を基準位置より高く調整設定した場合の表示
パターンである。
(B)のパターンは、ハンドル11を基準位置より低く
調整設定した場合のパターンである。
(A)のパターンでは、表示器13の画面に、円形の指
針式メーターの形態のスピードメーター画像20とタコ
メーター画像21とが左右に並べて配置され、これらメ
ーター画像20と21の間にATポジションのインジケ
ータ画像20と21の間にATポジションのインジケー
タ画像22やターン・ランプのインジケータ画像23な
どが配置されている。またスピード・メーター画像20
の中にはトリップ・メーター画像などが含まれている。
(A)の表示パターンのままで、図中の点線で示すよう
にハンドル11を下方に下げると、ハンドル1の上部で
表示器13の画面の上部が隠れて表示が見にくくなる。
反対に、ハンドル11の中央パッド11a が下がること
によって、表示器13の画面の下部が見やすくなる。
この実施例装置では、ハンドル11の位置を基準位置よ
り下方に下げたとき、第5図(B)の表示パターンに自
動的に変更する。
(B)の表示パターンでは、小さな半円状の指針式メー
ターの形態のタコメーター画像21が表示器13の画面
のほぼ中央下方よりに配置され、タコメーター画像21
の周囲にこれと同心状態で指針式メーターの形態のスピ
ード・メーター画像20が配置されている。また、AT
ポジションのインジケータ画像22やターン・ランプの
インジケータ画像23などは表示画面の下部両脇に配置
されている。この(B)のパターンでは、ハンドル11
を相当下方に下げても、ハンドル11によってメーター
表示が隠れることはなく、情報の視認性は非常によい。
上記のように表示パターンを(A)(B)のいずれかに
自動設定するための処理手順の一例を第4図のフローチ
ャートに示している。この処理は表示コントローラ14
においてメインルーチンとともに繰り返し実行される。
まず検知スイッチ16の状態をチェックする。ステップ
( 400)。ハンドル11の位置調整時にチルト機構のロ
ックレバーを「解放」位置にすると、検知スイッチ16
がオンする。この場合にステップ 410以降の処理を行な
い、スイッチ16がオフであれば何もせずにメインルー
チンに戻る。
ステップ 410では、ハンドル11の位置に対応したポテ
ンショメーター17の出力値Pを読み取る。次のステッ
プ 420で読み取った値Pと予め設定された基準値P
(ハンドル11の前記基準位置に対応する)との大小
比較を行なう。値Pが基準値Pより大きければステッ
プ 421で表示パターン(A)を選択し、値Pが基準値P
より小さければステップ 422で表示パターン(B)を
選択する。
以上のようにして、チルト機構でハンドル11の位置調
整を行なうと、そのときのハンドル11の位置に応じ表
示パターン(A)(B)のいずれかが自動的に選択され
る。なお、上記ロックレバーを「固定」位置にしてある
通常の状態においては、操作スイッチ18によって表示
パターン(A)(B)を手動で選択することができる。
スイッチ18をS 1側にすればパターン(A)が選択さ
れ、S 2側にすればパターン(B)が選択される。
ここで、スイッチ 410以降の表示パターン変更のための
処理は検知スイッチ16がオンのときにしか行なわれな
い。そのため、上記ロックレバーを「固定」位置にして
ある通常の状態において、走行時に自動車が激しく振動
したりして、ポテンショメーター17の出力値が振動的
に変化しても、これによって表示器13の表示パターン
が意味なく切り換わって乱れることは絶対にない。
第6図は表示パターンの他の例を示している。これはハ
ンドル11を下方に下げたときに都合のよい表示パター
ンである。この例では、横に細長い複合画像61内に、
ディジタル式のスピード・メーター画像やタコメーター
画像、さらにフューエル・メーター画像や各種のインジ
ケータ画像およびワーニング画像を組み込んでいる。こ
の画像61の中央上部にターン・ランプのインジケータ
画像62などを配置している。このようにハンドル11
が障害物とならないような各種の表示パターンを選択す
ることができる。
上記の実施例においては、ハンドル11の位置に応じて
2つの表示パターンを切り換えるようにしているが、本
発明はこれに限定されず、3種類以上のパターンからハ
ンドル位置に見合ったものを選択するように構成してい
てもよい。また、表示器13の画像全体を変更するので
はなく、表示画像のうちの所要の一部のみのパターンを
変更するようにしてもよい。
なお、ステアリング・ハンドルの位置を可変にする機構
としては、前述のチルト機構のほかにテレスコピック機
構などがあるが、この発明はそれら位置調整機構に合わ
せて適用できる。
≪発明の効果≫ 以上詳細に説明したように、この発明に係るステアリン
グ連動メーターにあっては、機械的な連動機構を含まず
に、ハンドルの設定位置に応じて表示器上のメーター類
の表示パターンの位置を自動的に変更する構成としたの
で、ハンドルが障害物とならない状態で常に見やすいメ
ーター表示を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲の構成要件を図解したブロック
図、第2図は本発明の一実施例によるインストルメント
・パネル部分の外観図、第3図は本発明の一実施例装置
のブロック図、第4図は表示位置変更のための処理手順
例を示すフローチャート、第5図および第6図はそれぞ
れ本発明による表示例を示す図である。 11……ステアリング・ハンドル 12……インストルメント・パネル 13……表示器 14……表示コントローラ 16……検知スイッチ 17……ポテンショメーター 18……操作スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置可変式ステアリング・ハンドルの前方
    のインストルメント・パネルに固定され、電子的に制御
    される多数の画素からなる画面に任意の図形や文字など
    を表示可能な表示器と、自動車の各種状態情報を処理し
    て上記表示器の画面に適当な画像パターンで表示する表
    示制御手段とを有する電子表示式メーターを備え、上記
    位置可変式ステアリング・ハンドルの位置に対応した信
    号を出力するハンドル位置検出手段と、上記表示器の画
    面中における各情報要素の表示画像の全部または一部に
    ついて、その表示パターンを上記ハンドル位置検出手段
    の出力に対応して変化させる表示パターン変更手段とを
    設けたことを特徴とするステアリング連動メーター。
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JPS6456327U (ja) * 1987-10-05 1989-04-07
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