JPH04206741A - ショットキ接合の形成方法 - Google Patents
ショットキ接合の形成方法Info
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- JPH04206741A JPH04206741A JP33669890A JP33669890A JPH04206741A JP H04206741 A JPH04206741 A JP H04206741A JP 33669890 A JP33669890 A JP 33669890A JP 33669890 A JP33669890 A JP 33669890A JP H04206741 A JPH04206741 A JP H04206741A
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Landscapes
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- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は半導体素子製造におけるショットキ゛接合の形
成方法に係り、特にm−v族化合物半導体素子製造にお
いて熱的安定性に優れたショットキ接合の形成方法に関
する。
成方法に係り、特にm−v族化合物半導体素子製造にお
いて熱的安定性に優れたショットキ接合の形成方法に関
する。
(従来の技術)
近年、電界効果トランジスタ(FET)をはμめとする
半導体デバイスの高性能化、高信頼化を自損して、■−
■族化合物半導体デバイス関連技術の開発、改良が急速
に進められている。それらの中で、良好且つ信頼性の高
い接合特性を示すショットキ接合の形成技術は重要技術
の一つである。
半導体デバイスの高性能化、高信頼化を自損して、■−
■族化合物半導体デバイス関連技術の開発、改良が急速
に進められている。それらの中で、良好且つ信頼性の高
い接合特性を示すショットキ接合の形成技術は重要技術
の一つである。
この接合形成技術は、特にGaAsデバイスの開発に関
連して進められてきた。
連して進められてきた。
従来、 GaAs FETのショットキゲート用金属と
しては、その電気伝導性のよいこと、加工性が良好なこ
と、廉価なこと、容易に比較的良好な特性を示すショッ
トキ接合が形成できること等の理由でAQが使用される
ことが多かった。
しては、その電気伝導性のよいこと、加工性が良好なこ
と、廉価なこと、容易に比較的良好な特性を示すショッ
トキ接合が形成できること等の理由でAQが使用される
ことが多かった。
しかし、最近のFETへの高性能化、高信頼化の要求に
伴ってAQ/GaAs接合において種々の欠点が見出さ
れている1例えば、■は融点が660℃と低く、反応性
が強いため、比較的容易にAQ−GaAg間で反応や相
互拡散が進行する。それによって、ショットキバリア高
さφBの低下、リーク電流の増加、あるいは整流性の良
否の指標であるn値の増大等が起る。上記φBやn値の
変化はFET特性におけるドレイン飽和電流、順方向立
ち上り電圧(Vf)、ピンオフ電圧の変動として現われ
る。
伴ってAQ/GaAs接合において種々の欠点が見出さ
れている1例えば、■は融点が660℃と低く、反応性
が強いため、比較的容易にAQ−GaAg間で反応や相
互拡散が進行する。それによって、ショットキバリア高
さφBの低下、リーク電流の増加、あるいは整流性の良
否の指標であるn値の増大等が起る。上記φBやn値の
変化はFET特性におけるドレイン飽和電流、順方向立
ち上り電圧(Vf)、ピンオフ電圧の変動として現われ
る。
これらの欠点を改善するため種々の対策がとられている
。例えば、AQとGaAsとの間にAQよりも融点の高
い遷移金属であるTi層を介在させたAQ/Ti/Ga
As、 TaやMOを使用した接合等種々試みられてい
る。
。例えば、AQとGaAsとの間にAQよりも融点の高
い遷移金属であるTi層を介在させたAQ/Ti/Ga
As、 TaやMOを使用した接合等種々試みられてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、^Q/
GaAsをはじめとする従来のショットキ接合は、一般
に熱的に弱く、ショットキバリヤが劣化し易く、それに
伴ってバリヤ高さφBの低下やn値の増大が起るなど、
デバイス適用上好ましからざる欠点を持っている。
GaAsをはじめとする従来のショットキ接合は、一般
に熱的に弱く、ショットキバリヤが劣化し易く、それに
伴ってバリヤ高さφBの低下やn値の増大が起るなど、
デバイス適用上好ましからざる欠点を持っている。
本発明は上記のような欠点を改良し、熱的に強く、安定
した特性を示すショットキ接合を具備した電極の形成方
法を提供することを目的とする。
した特性を示すショットキ接合を具備した電極の形成方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る■−■族化合物半導体素子製造におけるシ
ョットキ接合の形成方法は、m−v族化合物半導体基板
の主面の一部に電子ビーム蒸着法により層厚が50ない
し150人のTa層を形成する工程と、スパッタ法によ
り前記Ta層に積層してTaN層を形成する工程と、前
記積層層が設けられた半導体基板に熱処理を施す工程を
含むことを特徴とする。
ョットキ接合の形成方法は、m−v族化合物半導体基板
の主面の一部に電子ビーム蒸着法により層厚が50ない
し150人のTa層を形成する工程と、スパッタ法によ
り前記Ta層に積層してTaN層を形成する工程と、前
記積層層が設けられた半導体基板に熱処理を施す工程を
含むことを特徴とする。
(作 用)
上記の如く形成された本発明に係るショットキ接合によ
り、耐熱性にすぐれ、安定な接合特性値(φ5−n)を
示す電極を構成することができる。
り、耐熱性にすぐれ、安定な接合特性値(φ5−n)を
示す電極を構成することができる。
(実施例)
以下、本発明にかかるショットキ接合の形成方法を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
本発明者は熱的に安定なGaAs上へのショットキ接合
を形成すべく種々の実験を重ねる過程において、反応性
の少いことが知られているTaおよびTaNとGaAs
との間の反応性をラザフォード後方散乱(RBS)法に
より調べた。第1図はHe+イオンを用いたRBSスペ
クトルを示す図で、(a)はTa/GaAsと系および
(b)はTaN/GaAs系の夫々堆積させたままの状
態(as−depo)および熱処理後試料で得られた結
果である。上記Ta、TaNはいずれもスパッタ法で形
成した。図から判るように、Ta/GaAs系では。
を形成すべく種々の実験を重ねる過程において、反応性
の少いことが知られているTaおよびTaNとGaAs
との間の反応性をラザフォード後方散乱(RBS)法に
より調べた。第1図はHe+イオンを用いたRBSスペ
クトルを示す図で、(a)はTa/GaAsと系および
(b)はTaN/GaAs系の夫々堆積させたままの状
態(as−depo)および熱処理後試料で得られた結
果である。上記Ta、TaNはいずれもスパッタ法で形
成した。図から判るように、Ta/GaAs系では。
例えば温度650℃における熱処理でTa−GaAs界
面が著しく変化し、界面で反応が起っていることを示し
ている。これに対して、TaN/GaAs系では、80
0℃の温度における熱処理に於いてもTaN−GaAs
界面においては、はとんど変化がみられず、反応はほと
んど起っていないことを示している。このことはTaN
とGaAsとの界面が熱的に非常に安定であることを示
している。この結果から、TaN/GaAs接合におい
て高い熱的安定性が得られる可能性が考えられる。しか
しながら、一般にTaのような重金属層をスパッタ法で
半導体表面に形成した場合には。
面が著しく変化し、界面で反応が起っていることを示し
ている。これに対して、TaN/GaAs系では、80
0℃の温度における熱処理に於いてもTaN−GaAs
界面においては、はとんど変化がみられず、反応はほと
んど起っていないことを示している。このことはTaN
とGaAsとの界面が熱的に非常に安定であることを示
している。この結果から、TaN/GaAs接合におい
て高い熱的安定性が得られる可能性が考えられる。しか
しながら、一般にTaのような重金属層をスパッタ法で
半導体表面に形成した場合には。
半導体表面に誘発されるダメージにより、接合が不安定
になり、一般に高温(≧600℃)での熱処理を施さな
いと前記の不安定性は緩和されない。しかし特殊な場合
は別にして、′そのような高温の熱処理は通常の半導体
製造プロセスにおいても好ましくない。
になり、一般に高温(≧600℃)での熱処理を施さな
いと前記の不安定性は緩和されない。しかし特殊な場合
は別にして、′そのような高温の熱処理は通常の半導体
製造プロセスにおいても好ましくない。
ところで、第2図は電子ビーム蒸着法でGaAs表面に
厚さΩのTa層を形成し、その上↓;スパッタ法でTa
Nを積層して形成したTaN/Ta/GaAs接合のφ
BとQとの間の関係を示したものである。図から、Ta
層の厚さ11e50人の接合では、φB〜0.82eV
とぼぼ一定の値を示し、Ω<50人では、φB< 0
、82eVを示している。このことは、 Ta膜の厚さ
が50Å以上あれば、その上TaN膜をスパッタ法で形
成しても、そのスパッタの影響は接合特性には現れない
こと、Ta膜の厚さが50以下の場合にはTaN膜積層
の際のスパッタの影響が無視できないことを示している
。
厚さΩのTa層を形成し、その上↓;スパッタ法でTa
Nを積層して形成したTaN/Ta/GaAs接合のφ
BとQとの間の関係を示したものである。図から、Ta
層の厚さ11e50人の接合では、φB〜0.82eV
とぼぼ一定の値を示し、Ω<50人では、φB< 0
、82eVを示している。このことは、 Ta膜の厚さ
が50Å以上あれば、その上TaN膜をスパッタ法で形
成しても、そのスパッタの影響は接合特性には現れない
こと、Ta膜の厚さが50以下の場合にはTaN膜積層
の際のスパッタの影響が無視できないことを示している
。
なお、窒化タンタルTaNは通常反応性スパッタ法で窒
素とアルゴンの混合ガス中でTaをスパッタして形成さ
れ、その組成は一般に立方晶のTa、 Nと金属Taの
微結晶の集合体から構成されていることが知られている
。
素とアルゴンの混合ガス中でTaをスパッタして形成さ
れ、その組成は一般に立方晶のTa、 Nと金属Taの
微結晶の集合体から構成されていることが知られている
。
上記諸結果を考慮して、本発明者はGaAβ基板上にT
aN層を形成する際のスパッタによるダメージの影響を
阻止するために、まず薄いTa層層重電子ビーム蒸着法
形成し、引き続きその上にスパッタ法によりTaNを積
層してTaN/Ta/GaAs接合を形成ししかる後、
前記接合を具備したGaAs基板に比較的低温度(>3
50℃)の熱処理を施すことにより前記Ta層内八へが
拡散してTa層は窒化タンタルに変成し、結果として熱
的に安定な接合(φB〜0.86eV)が形成されると
いうことを見出し、本発明を考案するに到った。
aN層を形成する際のスパッタによるダメージの影響を
阻止するために、まず薄いTa層層重電子ビーム蒸着法
形成し、引き続きその上にスパッタ法によりTaNを積
層してTaN/Ta/GaAs接合を形成ししかる後、
前記接合を具備したGaAs基板に比較的低温度(>3
50℃)の熱処理を施すことにより前記Ta層内八へが
拡散してTa層は窒化タンタルに変成し、結果として熱
的に安定な接合(φB〜0.86eV)が形成されると
いうことを見出し、本発明を考案するに到った。
第3図はGaAs基板上に電子ビーム蒸着法で略100
人の厚さのTa層を被着し、その上に反応性スパッタ法
で厚さ約2000人のTaN層を積層して形成したTa
N/Ta/GaAs接合の特性を示す。(、)は熱処理
時間t^=20分の下での、接合のφBおよびnと熱処
理温度T^の間の関係を示す。同じ<(b)は、■^=
400℃の下でのφBおよびnとt^との間の関係を示
す典型例である。なお(b)で比較のため、電子ビーム
蒸着法で略2000人の厚さのTa層を被着して形成し
たTa/GaAs接合に対する結果を点線で示した。第
3図(a)から判るように、φBの値は14〜300℃
附近までは電子ビーム蒸着法により形成したTa/Ga
As接合の値〜0.82eVとほとんど同じ値を示して
いる。しかし、 TA>300℃では、φBは漸増し、
TA=400〜700℃では略一定値(〜0.87eV
)を示すことが判る。n値は14〜300℃附近までは
〜1.06. TAχ400〜700℃では、〜1.0
5であった。このような、TA>300℃での熱処理特
性は、TaN中の窒素原子がTa層中へ拡散してTa−
GaAs界面がTaN−GaAs界面に変成するためと
推定される。また、第3図(b)の結果は1本発明の有
効性を示している。
人の厚さのTa層を被着し、その上に反応性スパッタ法
で厚さ約2000人のTaN層を積層して形成したTa
N/Ta/GaAs接合の特性を示す。(、)は熱処理
時間t^=20分の下での、接合のφBおよびnと熱処
理温度T^の間の関係を示す。同じ<(b)は、■^=
400℃の下でのφBおよびnとt^との間の関係を示
す典型例である。なお(b)で比較のため、電子ビーム
蒸着法で略2000人の厚さのTa層を被着して形成し
たTa/GaAs接合に対する結果を点線で示した。第
3図(a)から判るように、φBの値は14〜300℃
附近までは電子ビーム蒸着法により形成したTa/Ga
As接合の値〜0.82eVとほとんど同じ値を示して
いる。しかし、 TA>300℃では、φBは漸増し、
TA=400〜700℃では略一定値(〜0.87eV
)を示すことが判る。n値は14〜300℃附近までは
〜1.06. TAχ400〜700℃では、〜1.0
5であった。このような、TA>300℃での熱処理特
性は、TaN中の窒素原子がTa層中へ拡散してTa−
GaAs界面がTaN−GaAs界面に変成するためと
推定される。また、第3図(b)の結果は1本発明の有
効性を示している。
図から判るように、φB、 n の値はほとんど一定
で、接合が安定であること、またφBが大きくリーク電
流が小さいことを示している。
で、接合が安定であること、またφBが大きくリーク電
流が小さいことを示している。
ここで、 Ta層の厚さは、第2図から判るように、少
くとも50Å以上が好ましい、50人より薄いと。
くとも50Å以上が好ましい、50人より薄いと。
スパッタ時のダメージにより接合のφBが低く不安定で
リーク電流も大きいなどの不具合が起る。
リーク電流も大きいなどの不具合が起る。
これに対して、Ta層が厚すぎ例えば150人より厚い
場合はTaN層の積層の効果が十分発揮されない。
場合はTaN層の積層の効果が十分発揮されない。
従ってTa層の厚さは150Å以下が好ましい。
また熱処理温度に関しては少くとも350℃以上が好ま
しく、それ以下の温度ではTaN層積層効果が得られな
かった。
しく、それ以下の温度ではTaN層積層効果が得られな
かった。
尚、一般にTaNは比抵抗が〜2X10−’Ω・C−程
度でTaに比べて一桁程度大きい。それ故、低抵抗を要
求されるような電極例えばFETのゲート電極に適用す
る場合には1例えばTaN/Ta/GaAs接合形成後
、その上に良伝導性金属例えばAΩを積層して用いれば
よい。
度でTaに比べて一桁程度大きい。それ故、低抵抗を要
求されるような電極例えばFETのゲート電極に適用す
る場合には1例えばTaN/Ta/GaAs接合形成後
、その上に良伝導性金属例えばAΩを積層して用いれば
よい。
次に、本発明によるショットキ接合形成方法をGaAs
ショットキゲートFETのゲート電極の形成に適用する
場合について、第4図(a)〜(d)を参照して説明す
る。第4図(a)に示すように半絶縁性GaAs基板1
上にn型動作層2を形成した後、この動作層2上にCV
D法によりSin、膜3を堆積させる。
ショットキゲートFETのゲート電極の形成に適用する
場合について、第4図(a)〜(d)を参照して説明す
る。第4図(a)に示すように半絶縁性GaAs基板1
上にn型動作層2を形成した後、この動作層2上にCV
D法によりSin、膜3を堆積させる。
次に第4図(b)に示すようにCVD 5in2膜3上
に例えばフォトレジスト層4でゲート電極形成予定域5
を形成し、GaAs動作層2の一部を露出させる。
に例えばフォトレジスト層4でゲート電極形成予定域5
を形成し、GaAs動作層2の一部を露出させる。
次に、第4図(C)に示すように、GaAs基板1を電
子ビーム蒸着装置”内に収容し、装置内を〜X10−’
丁orrに排気した後、ゲート電極形成域5を含むレ
ジスト層4の全面に例えば100人の厚さ78層6を被
覆する6次に前記Ta層7を被着したGaAs基板1を
速かにスパッタ装置内に収容し、装置内を2X10″”
Torrに排気した後、窒素ガス、アルゴンガスを順
次導入し、全圧が例えば5 X 10−”Torrの状
態でTaをスパッタして、例えば〜2000人の厚さの
TaN層7を形成する。78層6およびTaN層7の形
成中、 GaAs基板1表面の温度上昇を極力押え、少
なくとも100℃を越えないよう留意する。
子ビーム蒸着装置”内に収容し、装置内を〜X10−’
丁orrに排気した後、ゲート電極形成域5を含むレ
ジスト層4の全面に例えば100人の厚さ78層6を被
覆する6次に前記Ta層7を被着したGaAs基板1を
速かにスパッタ装置内に収容し、装置内を2X10″”
Torrに排気した後、窒素ガス、アルゴンガスを順
次導入し、全圧が例えば5 X 10−”Torrの状
態でTaをスパッタして、例えば〜2000人の厚さの
TaN層7を形成する。78層6およびTaN層7の形
成中、 GaAs基板1表面の温度上昇を極力押え、少
なくとも100℃を越えないよう留意する。
続いて、リフトオフ法でゲート電極形成予定域5以外の
TaN層7および78層6を除去する。 。
TaN層7および78層6を除去する。 。
次に、第1図(d、)に示すように、ゲート電極形成域
5を含むGaAs基板1と熱処理炉内に収容し。
5を含むGaAs基板1と熱処理炉内に収容し。
Ar雰囲気中で、400℃、20分の熱処理を施す。
次いで、第4図(e)に示すように、前記GaAs基板
1を蒸着装置内に収容し、ゲート−電極形成域5を含む
Sin、膜3の全面に層厚が略300人のAjlJil
&被着した後、リフトオフ法でSiO□膜3を除去す
ることにより、ゲート電極9Gが形成される。最後に。
1を蒸着装置内に収容し、ゲート−電極形成域5を含む
Sin、膜3の全面に層厚が略300人のAjlJil
&被着した後、リフトオフ法でSiO□膜3を除去す
ることにより、ゲート電極9Gが形成される。最後に。
通常の方法によりソース電!195およびドレイン電極
9Dを形成してFETが完成する。
9Dを形成してFETが完成する。
ここに得られたゲート電極の接合特性はn[1==1.
06.バリア高さ φB;0.86eV、および降伏電
圧VR(逆方向電流=1μム)= 29Vであった。ま
た参考のため、同じGaAs基板、寸法で製作したAM
/GaAsゲート電極特性は、n値=1.05、φB;
0.69eVおよびvRユ24Vであった。
06.バリア高さ φB;0.86eV、および降伏電
圧VR(逆方向電流=1μム)= 29Vであった。ま
た参考のため、同じGaAs基板、寸法で製作したAM
/GaAsゲート電極特性は、n値=1.05、φB;
0.69eVおよびvRユ24Vであった。
第5図および第6図は本発明のTaN/Ta/GaAs
接合と従来のAQ/GaAs接合の特性を比較したもの
である。第5図は雰囲気温度300℃における本発明の
接合(0印)と従来接合(×印)の順方向立ち上り電圧
Vf(初期値Vta )の200H経過後の個数分布を
示したものである。この図によって本発明の有効性は明
らかで、順方向電流の熱的安定性の向上を示している。
接合と従来のAQ/GaAs接合の特性を比較したもの
である。第5図は雰囲気温度300℃における本発明の
接合(0印)と従来接合(×印)の順方向立ち上り電圧
Vf(初期値Vta )の200H経過後の個数分布を
示したものである。この図によって本発明の有効性は明
らかで、順方向電流の熱的安定性の向上を示している。
第6図は同じ降伏電圧VRの個数分布を示し、本発明の
接合と従来例の接合について比較してたものである0図
から、本発明の方法により形成した接合のVRの増加従
ってリーク電流の低減効果が著しいことを示している。
接合と従来例の接合について比較してたものである0図
から、本発明の方法により形成した接合のVRの増加従
ってリーク電流の低減効果が著しいことを示している。
なお、実施例においては、半導体としてGaAsについ
て説明したが、本発明は他の■−■族化合物半導体に対
しても有効である。
て説明したが、本発明は他の■−■族化合物半導体に対
しても有効である。
また、本発明の適用例としてFETを製造する場合につ
いて説明したが、金属/半導体接合を含んで構成される
他のデバイスにも有効であることは勿論である。
いて説明したが、金属/半導体接合を含んで構成される
他のデバイスにも有効であることは勿論である。
更に、接合形成金属としてTaおよび丁aNを例に説明
したが、■、Nb、 W、 Ti等の耐熱性金属および
それらの窒化物でも同様の効果が期待できる。
したが、■、Nb、 W、 Ti等の耐熱性金属および
それらの窒化物でも同様の効果が期待できる。
以上述べたように、本発明によれば、GaAs基板上に
電子ビーム蒸着法により薄いTa層を形成し、そのTa
層にスパッタ法でTaN層と積層してTaN/Ta/G
aAs接合を構成した後、前記接合に熱処理を施すこと
により、耐熱性に優れ、安定な接合特性を示すショット
キ接合電極を形成することができる。
電子ビーム蒸着法により薄いTa層を形成し、そのTa
層にスパッタ法でTaN層と積層してTaN/Ta/G
aAs接合を構成した後、前記接合に熱処理を施すこと
により、耐熱性に優れ、安定な接合特性を示すショット
キ接合電極を形成することができる。
第1図は接合の熱処理前後の反応性を示すRBSスペク
トル図、 第2図は接合特性の介在層厚依存性を示す線図、第3図
は本発明による接合の特性を示す図で、(a)は接合の
バリア高さφBおよびn値と熱処理温度T^との関係を
示す図、 (b)は同じく、φB、 nと熱処理時間t^での関係
を示す図。 第4図(a)〜(e)は本発明の実施例におけるデバイ
ス製造工程を示す断面図、 第5図は本発明の方法と従来の方法とにより形成した接
合の順方向立ち上り電圧の個数分布を示す線図。 第6図は本発明の方法と従来の方法とにより形成した接
合の降伏電圧を示す個数分布を示す線図である。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 0 200 400 G60 (’c
)熱力理混度TA→ 0 1 2.3(s)熟々理詩闇t^
→ 第3図 パリγ高ン残→ へ
トル図、 第2図は接合特性の介在層厚依存性を示す線図、第3図
は本発明による接合の特性を示す図で、(a)は接合の
バリア高さφBおよびn値と熱処理温度T^との関係を
示す図、 (b)は同じく、φB、 nと熱処理時間t^での関係
を示す図。 第4図(a)〜(e)は本発明の実施例におけるデバイ
ス製造工程を示す断面図、 第5図は本発明の方法と従来の方法とにより形成した接
合の順方向立ち上り電圧の個数分布を示す線図。 第6図は本発明の方法と従来の方法とにより形成した接
合の降伏電圧を示す個数分布を示す線図である。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 0 200 400 G60 (’c
)熱力理混度TA→ 0 1 2.3(s)熟々理詩闇t^
→ 第3図 パリγ高ン残→ へ
Claims (1)
- III−V族化合物半導体基板の主面の一部に電子ビー
ム蒸着法により層厚が50ないし150ÅのTa層を形
成する工程と、スパッタ法により前記Ta層に積層して
TaN層を形成する工程と、前記積層層が設けられた半
導体基板に熱処理を施す工程を含むIII−V族化合物半
導体素子製造におけるショットキ接合の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33669890A JPH04206741A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ショットキ接合の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33669890A JPH04206741A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ショットキ接合の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04206741A true JPH04206741A (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=18301877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33669890A Pending JPH04206741A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ショットキ接合の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04206741A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006237393A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2006237394A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33669890A patent/JPH04206741A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006237393A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2006237394A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
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