JPH0420578A - 低温硬化性一液型塗料用アルミニウム顔料組成物 - Google Patents

低温硬化性一液型塗料用アルミニウム顔料組成物

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JPH0420578A
JPH0420578A JP12406490A JP12406490A JPH0420578A JP H0420578 A JPH0420578 A JP H0420578A JP 12406490 A JP12406490 A JP 12406490A JP 12406490 A JP12406490 A JP 12406490A JP H0420578 A JPH0420578 A JP H0420578A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は低温硬化性−成型塗料に適した金属顔料組成物
に関する。
[従来の技術] エネルギーコストの低減を目的とした従来の低温硬化性
塗料としては、ポリオール/イソシアネート系、エポキ
シ/ポリアミン系等を樹脂組成物とする二液型塗料か主
として用いられていた。
しかし、このような二液型塗料では、使用直前に両成分
を混合する必要があり、極めて作業性が悪いため、低温
硬化性であって、且つ一液型である塗料の開発が強く望
まれている。最近開発された低温硬化性−成型塗料の例
としては、ビヒクルとして1分子中にシラノール基及び
/又はアルコキシル基と、オキシラン基を持つ共重合体
に反応性触媒として金属キレート化合物を混合したもの
(例えば、特開昭63−221123、特開平1−12
3814、特開平1−123817、特開平1−131
203、特開平1−131276等)や、1分子中にシ
ラノール基及び/又はアルコキシル基を持つ共重合体と
、1分子中にオキシラン基を持つ共重合体との混合物に
反応性触媒としての金属キレート化合物を混合したもの
(例えば、特開平1−129018、特開平1−129
019等)等が挙げられる。
しかし、上記のビヒクルを用いた低温硬化性−成型塗料
に、金属顔料、後えばアルミニウム顔料を配合した場合
、本来の特徴である低温硬化性を阻害するという問題が
ある。この硬化阻害のメカニズムは未だ明らかではない
が、硬化阻害により塗膜の硬度、耐油性、耐水性、密着
性などが低下し、極めて重大な欠陥を招くことがわかっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、塗料の低温硬化性を阻害しない金属顔料組成
物を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を金属顔料の側から解決すべく
、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明はイ)オキシラン基及びアミノ基から
選ばれた遊離の官能基を1分子中に少なくとも1個有す
るシランカップリング剤の重合体皮膜によって表面を覆
われた金属粒子と口)溶剤 とを主たる成分として含有する金属顔料組成物であって
、溶剤の5〜55重量%かアルコールである低温硬化性
−成型塗料用金属顔料組成物である。
なお、アミノシラン化合物によって処理された金属顔料
に関する提案として、米国特許節3.389,118号
、特開昭56−100H5、特開昭56−139568
、特公昭82−45907、特公平1−26621など
が挙げられるが、これらはいずれも金属顔料に電気絶縁
性を付与し、静電塗装性の向上を目的としたものである
一方、本発明は上記の従来技術とはその目的を全く異に
するものであり、且つ、本発明は構成要素である溶剤の
組成を特定の範囲に限定することにより初めて達成しう
る点に於いても、前記従来技術とは全く異なるものであ
る。
本発明に有効な上記シランカップリング剤としては、オ
キシラン基及びアミノ基から選ばれた遊離の官能基を1
分子中に少なくとも1個含有するシランカップリング剤
であることか必要である。例えば、3−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、等のオキシ
ラン基含有シランカップリング剤、 N−2(アミノエ
チル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N
−2(アミノエチル) 3アミノプロピルエチルジエト
キンシラン、N−2(アミノプロピル) 3−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、N−2(アミノブチル
)3〜アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2
(アミノエチル)3−アミノブチルメチルジメトキシシ
ラン、N−2(アミノエチル)3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、3アミノプロピルトリエトキシシラン
、 N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、等のアミノ基含有シランカップリング剤が挙げら
れ、これらの1種または2種以上の混合物を金属粒子に
対し、0.05〜5重量%の範囲で用いることが好まし
い。更に好ましくは、0,5〜3重量%の範囲である。
金属粒子に対するシランカップリング剤の量が、0.0
5重量%未満では、目的とする低温硬化性−成型塗料に
於ける硬化阻害の改良効果が不十分てあり、5重Kk 
%を越えて使用すると、金属顔料組成物か凝集するため
好ましくない。
本発明でいうシランカップリング剤の重合体皮膜を金属
粒子の表面に形成するには、シランカップリング剤と共
に適量の水分が存在する必要がある。好ましい水分量と
して、金属粒子の重量に対し、0.05〜3重量%の範
囲であり、更に好ましくは0.1〜1.5重量96の範
囲である。
水分量が0.05重量%未満ては、目的とする硬化阻害
の改良が不十分であり、3重量%を越えると金属顔料が
凝集するため好ましくない。尚、金属粒子が適量に満た
ない水分しか含んでいない場合は、後述する処理に於い
て不足する水分量を添加することが好ましい。
金属粒子の表面にシランカップリング剤の重合体皮膜を
形成する方法としては、湿潤状態での混線処理、スラリ
ー分散状態での撹拌処理などが適当であり、ミネラルス
ピリット、ソルヘントナフサ等の石油系溶剤中で行われ
るのが一般的である。しかし、本発明の目的を達成する
ためには、上記石油系溶剤の中に、総溶剤重量に対し5
〜55重量%のアルコールを含有させることか必須であ
る。アルコールの含有量が5重量%未満でも55重量%
を越えても、本発明の目的とする硬化阻害の改良が不十
分であり好ましくない。より好ましいアルコール含有量
は15〜45重量%であり、更に好ましくは20〜40
重量%である。
本発明に用いられるアルコールとしては、価アルコール
、二価アルコール、及び前記以外の多価アルコールのい
ずれもが有効であるが、特に、−価アルコールを含むこ
とが好ましい。
これらは、単独又は2種以上の混合物で用いてよい。特
に好ましいアルコールとしては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、イソプロパツール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、第二ブタノール、第三ブタノー
ル、n−アミルアルコール、イソアミルアルコール、第
ニアミルアルコール、3−ペンタノール、第三アミルア
ルコール、n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール
、2−エチルブタノール、n−ヘプタツール、2−ヘプ
タツール、3−ヘプタツール、n−オクタツール、2−
オクタツール、2−エチルヘキサノール、3,5.5−
 )リメチルヘキサノール、ノナノール、n−デカノー
ル、ウンデカノール、n−ドデカノール、トリメチルノ
ニルアルコール、テトラデカノール、ヘプタデカノール
、シクロヘキサノール、2−メチルシクロヘキサノール
、ベンジルアルコール、グリシドール、フルフリルアル
コール、テトラヒドロフルフリルアルコール、α−テル
ピネオール、アとニチノール等であり、これらを単独又
は2種以上の混合物として使用することが好ましい。
本発明でいう金属粒子とは、一般に塗料及び印刷インキ
等に広く用いられている、湿式法あるいは乾式法によっ
て得られるフレーク状の金属粒子であり、アルミニウム
、鉄、ニッケル、銅、ステンレススチール及びゴールド
ブロンズ等の金属あるいはこれら金属の合金のフレーク
状物が例示される。
本発明で使用される金属粒子の表面には、金属粒子の製
造過程で使用された粉砕助剤、例えば、脂肪酸(例えば
、オレイン酸、ステアリン酸等)、脂肪族アミン(例え
ば、ステアリルアミン等)、脂肪族酸アミド(例えば、
オレイン酸アミド等)などの粉砕助剤が付着しているの
が一般的である。この粉砕助剤の付着量は本発明の効果
を左右するものではないが、粉砕助剤の種類としては脂
肪族アミン及び脂肪酸が有効であり、中でも脂肪族アミ
ンが特に有効である。
上記金属粒子を5〜55重量%のアルコールを含有する
溶剤の中に分散してスラリー状にし、この分散液を撹拌
しながらオキシラン基及びアミノ基から選ばれた遊離の
官能基を1分子中に少なくとも1個含有するシランカッ
プリング剤と、必要ならば適量の水分を添加することに
より、金属粒子の表面にシランカップリング剤の重合体
皮膜が形成される。このときの溶剤の温度は、溶剤の共
沸点より低い温度であって、且つ30℃以上であること
が好ましい。上記重合反応に要する時間は、反応温度に
よっても異なるが1,5〜5時間で終了し、本発明の目
的とする低温硬化性−成型塗料の硬化を阻害しない金属
顔料スラリーが得られる。
この金属顔料スラリーを既知の方法で濾過した後、必要
に応じて表面処理剤や溶剤等を添加、混合することによ
り本発明になる金属顔料組成物が得られる。
上記表面処理剤の例としては、脂肪酸、脂肪族アミン、
脂肪族酸アミド及びそれらの誘導体であり、オレイン酸
、ステアリン酸、バルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリ
ン酸、カプリン酸、カプロン酸、カプリル酸、リノール
酸、リルン酸等の脂肪酸、ステアリルアミン、ラウリル
アミン、ジラウリルアミン等の脂肪族アミン、オレイン
酸アミド等の脂肪族酸アミド等が例示される。又、濾過
後に固形分調整等の目的で溶剤を添加する場合、溶剤中
の5〜55重量%が前記のアルコールであることが好ま
しい。
[実施例] 次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。なお、
実施例には金属顔料としてアルミニミニラム顔料に限定
されるものではない。
1、低温硬化性−波型塗料用樹脂組成物の調製メチルト
リメトキシシラン   a3oe、e、。
γ−メタクリロキシプロピル トリメトキシシラン      311.2gイオン交
換水         1378.6g60%塩酸  
          2.4gハイドロキノン    
      1,2g5000.0g この混合物を80℃、5時間反応させて得られたポリシ
ロキサン系マクロモノマー 300gと、スチレン  
          loo、0gグリシジルメタアク
リレート   200.0gn−ブチルメタクリレート
400.0g2.2”−アゾビスイソブチロニトリル2
0.0gの混合物をキシレン1000g中に、120℃
で滴下、重合し、樹脂分45.5%の透明な低温硬化性
−波型塗料用樹脂組成物を得た。
2、アルミニウム顔料組成物の調製 (1)アルミニウム粒子の調製 内径34.5cm、長さ38.4CI11のボールミル
に直径が3.9Mのスチールボール35kgと、アルミ
ニウムアトマイズ粉(VA−500;白石金属■製)0
.7kgと、ミネラルスピリット 700 ml及びス
テアリルアミン(試薬)30gを入れ、60rpmで7
時間回転させて粉砕した。
次いで、粉砕されたアルミニウムスラリーをボールミル
から抜き出した後、目開き40μのステンレス鋼製金網
を取り付けたダルトン式振動篩(型式402型;三英製
作所蛛製)で篩分けし、篩下スラリーを濾別してミネラ
ルスピリットで湿潤したフレーク状のアルミニウム粒子
を得た。
金属分は75重量%であった。
(2)アルミニウム顔料組成物の調製 1000 mlの三つロフラスコに、上記(1)で調製
したアルミニウム粒子(金属分75%)  100g、
及びミネラルスピリット 400[、イソプロピルアル
コール−/l/ 183gを加え、分散してアルミニウ
ムスラリーとした。このスラリーを40”Cに加温した
後、撹拌しながら、これに1.95gの 3−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランを加え、更に水3滴を
添加し5時間撹拌した。このスラリーから過剰の溶剤を
除去し、金属分47%のアルミニウム顔料組成物を得た
。尚、上記溶剤中に占めるアルコール分は30重量%で
あった。
実施例1 上記(2)で調製したアルミニウム顔料組成物14.6
gを、予め酢酸エチル7.3gとトルエン7.3gの混
合溶剤で予備分散したのち、上記1゜で調製した樹脂組
成物ioo gと混合した。これに硬化触媒としてアル
ミニウムトリス(エチルアセトアセテート) 21.4
gを添加し、ガラス板上に乾燥膜厚が20μになるよう
に塗布し、90’Cで30分間焼き付けた。この硬化塗
膜の硬化性をキシレンによるラビングテストで判定した
結果、全く異常は認められず、良好な硬化性を示した。
比較例1 上記(1)で調製したアルミニウム粒子(金属分75%
)を、ミネラルスピリットとイソプロピルアルコールの
混合溶剤(重量比は70:30)で希釈し金属分47%
のアルミニウム顔料組成物を得た。このアルミニウム顔
料組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様に硬化塗
膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜の表面に異
常が認められ、硬化不足であることが確認された。
実施例2 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、N−2(アミノエチル)3−
アミノプロピルトリメトキシシランを用いて得られたア
ルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1と全く
同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗
膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示した。
実施例3 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、N−2(アミノエチル)3−
アミノプロピルメチルジメトキシシランを用いて得られ
たアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1と
全く同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬
化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示し
た。
実施例4 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、 N−2(アミノエチル)3
−アミノプロピルエチルジェトキシシランを用いて得ら
れたアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、
硬化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示
した。
実施例5 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、N−2(アミノプロピル)3
−アミノプロピルメチルジメトキシシランを用いて得ら
れたアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、
硬化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示
した。
実施例6 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、N−2(アミノブチル)3−
アミノプロピルメチルジメトキシシランを用いて得られ
たアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1と
全く同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬
化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示し
た。
実施例7 上記(2)に於いて、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランの代わりに、N−2(アミノエチル)3−
アミノブチルメチルジメトキンンランを用いて得られた
アルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1と全
く同様に硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化
塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性を示した
実施例8 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
にn−ブチルアルコールを用いて得られたアルミニウム
顔料組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして
硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には
全く異常が認められず、良好な硬化性を示した。
実施例9 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
にn−アミルアルコールを用いて得られたアルミニウム
顔料組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして
硬化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には
全く異常が認められず、良好な硬化性を示した。
実施例10 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
にn−ヘキサノールを用いて得られたアルミニウム顔料
組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして硬化
塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には全く
異常が認められず、良好な硬化性を示した。
実施例11 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
に2−ヘプタツールを用いて得られたアルミニウム顔料
組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして硬化
塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には全く
異常が認められず、良好な硬化性を示した。
実施例12 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
にn−ドデカノールを用いて得られたアルミニウム顔料
組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして硬化
塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には全く
異常が認められす、良好な硬化性を示した。
実施例13 上記(2)に於いて、イソプロピルアルコールの代わり
にシクロヘキサノールを用いて得られたアルミニウム顔
料組成物を用いる以外は、実施例1と全く同様にして硬
化塗膜の硬化性を判定した。この結果、硬化塗膜には全
く異常が認められず、良好な硬化性を示した。
比較例2 上記(2)に於いて、ミネラルスピリットを183gと
し、イソプロピルアルコール400gとしてアルミニウ
ム顔料組成物を得た。なお、この時の溶剤中のアルコー
ル分は65.8%であった。
このアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様にして硬化塗膜の硬化性を判定した。この結
果、硬化塗膜に異常が認められ、硬化不足であることが
確認された。
比較例3 上記(2)に於いて、ミネラルスピリットを583gと
し、イソプロピルアルコールをDgとしてアルミニウム
顔料組成物を得た。なお、この時の溶剤中のアルコール
分は0%であった。
このアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様にして硬化塗膜の硬化性を判定した。この結
果、硬化塗膜に異常が認められ、硬化不足であることが
確認された。
実施例14 上記(2)に於いて、ミネラルスピリットを522gと
し、イソプロピルアルコールを61gとしてアルミニウ
ム顔料組成物を得た。なお、この時の溶剤中のアルコー
ル分は10%であった。
このアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様にして硬化塗膜の硬化性を判定した。この結
果、硬化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性
を示した。
実施例15 上記(2)に於いて、ミネラルスピリットを309gと
し、イソプロピルアルコールを274gとしてアルミニ
ウム顔料組成物を得た。なお、この時の溶剤中のアルコ
ール分は45%であった。
このアルミニウム顔料組成物を用いる以外は、実施例1
と全く同様にして硬化塗膜の硬化性を判定した。この結
果、硬化塗膜には全く異常が認められず、良好な硬化性
を示した。
[発明の効果コ 以上、説明したように、本発明の金属顔料組成物を用い
ることによって、優れた硬化塗膜をつくる低温硬化性−
成型塗料か得られる。
特許出願人 旭化成メタルズ株式会社 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 代理人 弁理士 旭     宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 イ)オキシラン基及びアミノ基から選ばれた遊離の官能
    基を1分子中に少なくとも1個有するシランカップリン
    グ剤の重合体皮膜によって表面を覆われた金属粒子と ロ)溶剤 とを主たる成分として含有する金属顔料組成物であって
    、溶剤の5〜55重量%がアルコールである低温硬化性
    一液型塗料用金属顔料組成物。
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