JPH0420529B2 - - Google Patents

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JPH0420529B2
JPH0420529B2 JP26108784A JP26108784A JPH0420529B2 JP H0420529 B2 JPH0420529 B2 JP H0420529B2 JP 26108784 A JP26108784 A JP 26108784A JP 26108784 A JP26108784 A JP 26108784A JP H0420529 B2 JPH0420529 B2 JP H0420529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
power supply
mos transistor
transistor
voltage
Prior art date
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Expired
Application number
JP26108784A
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English (en)
Other versions
JPS61139120A (ja
Inventor
Masayuki Yamashita
Hideharu Toyomoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の異なる電源電圧の切換えを行
なう電圧切換回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図に従来の2つの電源電圧を切換える電圧
切換回路を示す。第3図において1,2は電源電
圧切換信号端子であり、端子1に入力される信号
は“H”レベルが電源電圧V1、“L”レベルが
グランドレベルであり、端子2に入力される信号
は“H”レベルが電源電圧V2、“L”レベルが
グランドレベルである。3,4は共に第1、第2
のNチヤンネル型MOSトランジスタであり、こ
れらは電源V1,V2間に直列に接続されてお
り、5は両トランジスタ3,4の接続点から取り
出された出力端子である。
次に動作について説明する。
まず、入力信号端子1から入力信号1が“H”
レベルで入力され、入力信号端子2から入力信号
2が“L”レベルで入力された場合は、第1のN
チヤンネル型MOSトランジスタ3はゲートがV1
レベル、ドレインもV1レベルであるので、該ト
ランジスタはそのソース、即ち出力端子5の電圧
レベルV5が次の(1)式を満足するときに限り、導
通する。
V5≦V1−Vth3 ……(1) ここでVth3は第1のNチヤンネル型MOSトラ
ンジスタ3のしきい値である。また第2のNチヤ
ンネル型MOSトランジスタ4はそのゲートが
“L”レベルとなつているため、出力端子5のレ
ベルにかかわらず非導通となつている。従つてそ
の出力レベルは最大で上記V1−Vth3となり、そ
れ以上のレベルにはなり得ない。
次に入力信号端子1からの入力信号1が“L”
レベルでかつ入力信号端子2からの入力信号2が
“H”レベルの場合は、トランジスタ3はそのゲ
ートが“L”レベルで、常に非導通であり、また
トランジスタ4のゲートはV2レベルにあり、ド
レインもV2レベルであるので、トランジスタ4
はそのソース、即ち出力端子5のレベルV5が次
の(2)式を満足するときに限り、導通する。
V5≦V2−Vth4 ……(2) ここでVth4は第2のNチヤンネル型MOSトラ
ンジスタ4のしきい値電圧である。従つてこの場
合の出力端子5のレベルの最大値は上記V2−
Vth4となる。
第4図はこの様子をグラフに示したものであ
る。入力信号1が“H”レベルで、入力信号2が
“L”レベルの時、前記のように出力電圧は第4
図のa=V1−Vth3となり、入力信号1が“L”
レベルで、入力信号2が“H”レベルの時、前記
のように出力電圧は第4図のb=V2−Vth4とな
る。この図からも解るようにいずれも出力電圧は
それぞれ各トランジスタのしきい値電圧分だけ小
さくなつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようにこの従来の電圧切換回路では、第4
図からも解るように出力電圧が電源電圧と同じレ
ベルとはならず、駆動トランジスタのしきい値電
圧分だけ低下したレベルとなつている。このため
この出力を内部回路の電源として使用するような
時は動作速度及び動作電源電圧領域の面で不利を
もたらしていた。
この発明はこのような問題点を解決するために
なされたもので、その出力電圧がトランジスタの
しきい値分だけ低くなることを防止できる電圧切
換回路を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電圧切換回路は、Nチヤンネル
型MOSトランジスタを使用し、そのソースを出
力とするのではなく、Pチヤンネル型MOSトラ
ンジスタを使用し、そのドレインを出力とするも
のであり、さらにこの出力と低い側の電源との間
にNチヤンネル型MOSトランジスタを接続した
ものである。
〔作用〕 この発明においては、Pチヤンネル型MOSト
ランジスタのドレインを出力として使用したか
ら、その出力において駆動トランジスタのしきい
値電圧分の低下をきたすことはなく、出力電圧が
電源電圧と同じレベルとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による電圧切換回路
を示す。図において、10,11,12は電源電
圧切換信号端子であり、端子10に入力される信
号は電源電圧がV1>V2のとき、“H”レベルが
V1、“L”レベルがグランドレベルであり、端子
11に入力される信号も信号10と同じ振幅を持
つものである。また、端子12に入力される信号
は信号10と同じ振幅を持ち、かつ信号11と逆
の位相を持つものである。13,14は第1、第
2のPチヤンネル型MOSトランジスタ、15は
第3のNチヤンネル型MOSトランジスタであり、
第1、第2のトランジスタ13,14は電源V1
とV2との間に直列に接続され、第3のトランジ
スタ15は両トランジスタの接続点である出力端
子5と電源V2との間に接続されている。
第2図は本実施例の電圧切換回路の出力波形を
示したもので、e、fはそれぞれ各入力条件にお
ける出力レベルを示している。
次に動作について説明する。まず、入力信号1
0が“L”レベルで、入力信号11,12がそれ
ぞれ”H”、“L”レベルのときは、第1のPチヤ
ンネル型MOSトランジスタ13はゲードが“L”
レベル、ソースがV1レベルであるので、そのド
レインレベルに関係なく、信号10のレベルV1
0は次の(3)式を満足することとなり、トランジス
タ13は導通する。
V10≦V1−Vth13 ……(3) ここでVth13は第1のPチヤンネル型MOSト
ランジスタ13のしきい値電圧である。また、第
2のPチヤンネル型MOSトランジスタ14はゲ
ートがV1レベル、第3のNチヤンネル型MOSト
ランジスタ15はゲートがグランドレベルである
ので、両トランジスタは非導通となる。
即ち、出力端子5のレベルは駆動トランジスタ
13のしきい値電圧Vth13による電圧降下はな
く、電源電圧V1レベルをとることができる。第
4図のeはこの状態を示したもので、e=V1で
ある。
次に、入力信号10が“H”レベルでかつ入力
信号11,12がそれぞれ“L”、“H”レベルの
ときは、第1のPチヤンネル型MOSトランジス
タ13はゲートがV1レベル、ソースもV1レベル
であるので非導通となる。また、第2のPチヤン
ネル型MOSトランジスタ14はそのゲートが
“L”レベル、ソースがV2レベルであるので、信
号11のレベルV11は次の(4)式を満足すること
となり、Pチヤンネル型MOSトランジスタ14
は導通する。
V11≦V2−Vth14 ……(4) ここでVth14は第2のPチヤンネル型MOSト
ランジスタ14のしきい値電圧である。よつて出
力端子5のレベルはV2レベルとなる。
ここで2個のPチヤンネル型MOSトランジス
タを第1図に示すように構成した場合、その基板
電位は、電源電圧の低い方の電源レベルにするこ
とはできない。従つて基板電位はこの場合V1レ
ベルとしなければならない。このためトランジス
タ14は導通はしているものの基板バイアス効果
が加わり、実効的なしきい値電圧が増加し、その
電流供給能力は減少してしまう。このため本実施
例では、第3のNチヤンネル型MOSトランジス
タ15を追加しており、上記のように信号11が
“L”レベルでトランジスタ14が導通している
場合トランジスタ15のゲートはその入力信号が
“H”レベルであるのでV1レベル、ソースは最大
でもV2レベル、ドレインはV2レベルであるの
で、トランジスタ15は導通し、出力端子5の電
流供給能力を向上させることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る電圧切換回路に
よれば、電圧切換回路を2つのPチヤンネル型
MOSトランジスタで構成し、さらに第3のNチ
ヤンネル型MOSトランジスタを付加したので、
2つの異なる電源電圧レベルをレベル降下するこ
となく、そのまま出力として得ることができ、し
かも2つの電源電圧のうちレベルの低い側を出力
しようとするときに、その電流を安定供給でき、
電流供給能力が大幅に向上する。即ち、この発明
は動作速度が速く、動作電源電圧領域が広い半導
体装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電圧切換回路
を示す図、第2図は第1図の出力電圧を示す図、
第3図は従来の電圧切換回路を示す図、第4図は
その出力電圧を示す図である。 10,11,12……電源電圧切換信号、1
3,14……第1、第2のPチヤンネル型MOS
トランジスタ、15……第3のNチヤンネル型
MOSトランジスタ、5……出力端子。なお図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの異なる電源電圧を切換出力する電圧切
    換回路であつて、第1のPチヤンネル型MOSト
    ランジスタ、第2のPチヤンネル型MOSトラン
    ジスタ及び第3のNチヤンネル型MOSトランジ
    スタを備え、前記第1のPチヤンネル型MOSト
    ランジスタのゲートは第1の電源電圧切換信号端
    子に、ソースは第1の電源に、ドレインは出力端
    子に接続され、前記第2のPチヤンネル型MOS
    トランジスタのゲートは第2の電源電圧切換信号
    端子に、ソースは第2の電源に、ドレインは前記
    第1のPチヤンネル型MOSトランジスタのドレ
    インに接続され、前記第3のNチヤンネル型
    MOSトランジスタのゲートは第3の電源電圧切
    換信号端子に、ソースは前記第1、第2のPチヤ
    ンネル型MOSトランジスタのドレインに、ドレ
    インは第2の電源にそれぞれ接続されていること
    を特徴とする電圧切換回路。
JP26108784A 1984-12-10 1984-12-10 電圧切換回路 Granted JPS61139120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26108784A JPS61139120A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電圧切換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26108784A JPS61139120A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電圧切換回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61139120A JPS61139120A (ja) 1986-06-26
JPH0420529B2 true JPH0420529B2 (ja) 1992-04-03

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ID=17356900

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JP26108784A Granted JPS61139120A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電圧切換回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5426455A (en) * 1993-05-10 1995-06-20 Compaq Computer Corporation Three element switched digital drive system for an ink jet printhead

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Publication number Publication date
JPS61139120A (ja) 1986-06-26

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