JPH042049Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042049Y2 JPH042049Y2 JP1984096873U JP9687384U JPH042049Y2 JP H042049 Y2 JPH042049 Y2 JP H042049Y2 JP 1984096873 U JP1984096873 U JP 1984096873U JP 9687384 U JP9687384 U JP 9687384U JP H042049 Y2 JPH042049 Y2 JP H042049Y2
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- elastic body
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- grooves
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- Expired
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、枚葉印刷機のくわえ装置に於いて、
用紙に傷をつけないようにすると共に、異物の付
着を防止し、更に用紙との摩擦を大きくすること
により用紙のずれ、だぶり等を防止し得るように
した枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台に関す
るものである。
用紙に傷をつけないようにすると共に、異物の付
着を防止し、更に用紙との摩擦を大きくすること
により用紙のずれ、だぶり等を防止し得るように
した枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台に関す
るものである。
(従来の技術)
従来、枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台
は、用紙に接する部分を耐摩耗性のある弾性体に
したものや、耐摩耗性の超硬合金に縦横の溝を設
けたものや、金属粒子を熱熔射したものや、ダイ
ヤモンド砥粒を包持させて薄層にしたもの等が知
られている。
は、用紙に接する部分を耐摩耗性のある弾性体に
したものや、耐摩耗性の超硬合金に縦横の溝を設
けたものや、金属粒子を熱熔射したものや、ダイ
ヤモンド砥粒を包持させて薄層にしたもの等が知
られている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、耐摩耗性のある弾性体にしたも
のは用紙に接する部分が外圧で変形して基準面が
変化するので定位置でのセツトが難しく、長時間
の使用に際しては摩耗も無視できなくなるという
問題点があり、また、超硬合金に溝を設けたもの
は異物の付着により用紙のくわえが不正確になり
易いという問題点があり、更に金属粒子を熱熔射
したものは金属が丸みを帯びているから用紙のチ
ヤツキングの効率が悪く、従つて用紙にも傷がつ
き易いという問題点があり、更にダイヤモンド砥
粒を包持させて薄層にしたものは、紙粉がダイヤ
モンドの電着面に付着したり、用紙に傷がつき易
いという問題点があつた。
のは用紙に接する部分が外圧で変形して基準面が
変化するので定位置でのセツトが難しく、長時間
の使用に際しては摩耗も無視できなくなるという
問題点があり、また、超硬合金に溝を設けたもの
は異物の付着により用紙のくわえが不正確になり
易いという問題点があり、更に金属粒子を熱熔射
したものは金属が丸みを帯びているから用紙のチ
ヤツキングの効率が悪く、従つて用紙にも傷がつ
き易いという問題点があり、更にダイヤモンド砥
粒を包持させて薄層にしたものは、紙粉がダイヤ
モンドの電着面に付着したり、用紙に傷がつき易
いという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記の各問題点に着目してなしたもの
で、耐摩耗性があり、且硬度の高い材質で形成さ
れた基板に溝を設け、該溝に耐摩耗性の弾性体を
焼付け若しくは接着剤で固着することにより上記
問題点を解決することを目的とする。
で、耐摩耗性があり、且硬度の高い材質で形成さ
れた基板に溝を設け、該溝に耐摩耗性の弾性体を
焼付け若しくは接着剤で固着することにより上記
問題点を解決することを目的とする。
上記の問題点を解決するため、本考案は耐摩耗
性があり、且硬度の高い材質で形成された基板1
の台面2に複数本の溝3を刻設し、且該溝3に耐
摩耗性のある材質で形成された弾性体4を焼付け
若しくは接着剤で固着すると共に、弾性体4の上
面を鋼体1の台面2より僅かに突出させて構成し
てある。
性があり、且硬度の高い材質で形成された基板1
の台面2に複数本の溝3を刻設し、且該溝3に耐
摩耗性のある材質で形成された弾性体4を焼付け
若しくは接着剤で固着すると共に、弾性体4の上
面を鋼体1の台面2より僅かに突出させて構成し
てある。
(作用)
上記のように構成された本考案の作用を説明す
ると、本考案爪台Aはくわえ装置Bの爪7に対面
して固定され、そしてこの爪台Aと爪7との間に
用紙をチヤツキングさせて印刷作業を行う。この
際弾性体4の上面が台面2より僅かに突出してい
るので、長時間使用しても印刷に必要な基準面を
維持した状態で作業をすることができる。すなわ
ち、爪7の押圧により用紙を介して弾性体4が押
圧され、台面である基準面に用紙が密着されると
ともに、前記弾性体の反力により用紙が押圧さ
れ、爪7との間で挟まれることにより、弾性体4
の先端部分が用紙との摩擦を大きくするので、作
業中用紙に加わる力で用紙が移動しない。
ると、本考案爪台Aはくわえ装置Bの爪7に対面
して固定され、そしてこの爪台Aと爪7との間に
用紙をチヤツキングさせて印刷作業を行う。この
際弾性体4の上面が台面2より僅かに突出してい
るので、長時間使用しても印刷に必要な基準面を
維持した状態で作業をすることができる。すなわ
ち、爪7の押圧により用紙を介して弾性体4が押
圧され、台面である基準面に用紙が密着されると
ともに、前記弾性体の反力により用紙が押圧さ
れ、爪7との間で挟まれることにより、弾性体4
の先端部分が用紙との摩擦を大きくするので、作
業中用紙に加わる力で用紙が移動しない。
(実施例)
本考案の実施の一例を図面について説明する
に、例えば鋼、特殊鋼の焼入れしたもの、超硬合
金、セラミツク等の耐摩耗性があり、且硬度の高
い材質で形成された基板1の台面2に複数本の溝
3を適宜な深さに刻設し、該溝3に例えばウレタ
ンゴム、シリコンゴム、弗素ゴム等の耐摩耗性の
ある材質で形成された弾性体4を焼付け、若しく
は接着剤で固着すると共に、弾性体4の上面を基
板1の台面2より稍突出させて形成されている。
弾性体4を基板1の台面2より稍突出させるため
には、例えば台面2部分を研磨することも一手段
であり、そして突出した高さは特に限定する必要
はないが、好ましくは10〜20ミクロンであること
が推奨される。
に、例えば鋼、特殊鋼の焼入れしたもの、超硬合
金、セラミツク等の耐摩耗性があり、且硬度の高
い材質で形成された基板1の台面2に複数本の溝
3を適宜な深さに刻設し、該溝3に例えばウレタ
ンゴム、シリコンゴム、弗素ゴム等の耐摩耗性の
ある材質で形成された弾性体4を焼付け、若しく
は接着剤で固着すると共に、弾性体4の上面を基
板1の台面2より稍突出させて形成されている。
弾性体4を基板1の台面2より稍突出させるため
には、例えば台面2部分を研磨することも一手段
であり、そして突出した高さは特に限定する必要
はないが、好ましくは10〜20ミクロンであること
が推奨される。
また上記溝3は第2図に示すような平行状のも
の、また第3図に示すように格子状のものでもよ
い。
の、また第3図に示すように格子状のものでもよ
い。
尚、図中5はボルト6を嵌挿する孔で、本考案
爪台Aをくわえ装置Bの爪7の先端に対面するよ
うにボルト6により固定するのである。
爪台Aをくわえ装置Bの爪7の先端に対面するよ
うにボルト6により固定するのである。
(考案の効果)
本考案は上述のようであるから、弾性体4の僅
かな突出によりかなりの力が用紙に加わつても長
時間の使用に耐えて用紙に傷を付けることなく、
用紙に対する基準面を維持でき、そして弾性体4
の先端部分が用紙との摩擦を大きくしているので
用紙に加わる力で用紙のずれ、だぶり等がなくな
り、その結果用紙をセツトする爪7との間に加わ
る力も小さくてすむので、爪台取付部の摩耗が小
さく、従つて長時間高精度を維持し、また異物の
付着も僅少とするので用紙のくわえを正確になし
得る。
かな突出によりかなりの力が用紙に加わつても長
時間の使用に耐えて用紙に傷を付けることなく、
用紙に対する基準面を維持でき、そして弾性体4
の先端部分が用紙との摩擦を大きくしているので
用紙に加わる力で用紙のずれ、だぶり等がなくな
り、その結果用紙をセツトする爪7との間に加わ
る力も小さくてすむので、爪台取付部の摩耗が小
さく、従つて長時間高精度を維持し、また異物の
付着も僅少とするので用紙のくわえを正確になし
得る。
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は本考案爪台を枚葉印刷機のくわえ装置に取付
けた状態を示す側面図、第2図は爪台の斜視図、
第3図は同他の実施例を示す斜視図である。 図中、1は基板、2は台面、3は溝、4は弾性
体である。
図は本考案爪台を枚葉印刷機のくわえ装置に取付
けた状態を示す側面図、第2図は爪台の斜視図、
第3図は同他の実施例を示す斜視図である。 図中、1は基板、2は台面、3は溝、4は弾性
体である。
Claims (1)
- 耐摩耗性があり、且つ硬度の高い材質で形成さ
れた基板の台面に複数本の溝を刻設し、且該溝に
耐摩耗性のある材質で形成された弾性体を焼付け
若しくは接着剤で固着すると共に、弾性体の上面
を前記基板の台面より僅かに突出させて成る枚葉
印刷機のくわえ装置に於ける爪台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9687384U JPS6112732U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9687384U JPS6112732U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112732U JPS6112732U (ja) | 1986-01-25 |
JPH042049Y2 true JPH042049Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=30656390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9687384U Granted JPS6112732U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 枚葉印刷機のくわえ装置に於ける爪台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112732U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2721615B2 (ja) * | 1992-05-08 | 1998-03-04 | 株式会社クボタ | ロータリのレイキ装置 |
JP4753542B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2011-08-24 | ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト | 被印刷体処理機械のくわえづめ装置 |
AU2007236523B2 (en) * | 2006-04-12 | 2012-07-26 | Ferag Ag | Gripper for holding and conveying flat objects |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60157234U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 小森印刷機械株式会社 | 枚葉輪転印刷機の爪装置 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9687384U patent/JPS6112732U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6112732U (ja) | 1986-01-25 |
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