JPH0420457B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420457B2
JPH0420457B2 JP2059285A JP2059285A JPH0420457B2 JP H0420457 B2 JPH0420457 B2 JP H0420457B2 JP 2059285 A JP2059285 A JP 2059285A JP 2059285 A JP2059285 A JP 2059285A JP H0420457 B2 JPH0420457 B2 JP H0420457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
concrete
column
reinforcing bar
bar cage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2059285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61179947A (ja
Inventor
Toshiro Suzuki
Takehiko Yamada
Takashi Fukazawa
Nobuhiro Sato
Isao Kubodera
Takeshi Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
Original Assignee
TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK filed Critical TOMOEGUMI TETSUKOSHO KK
Priority to JP2059285A priority Critical patent/JPS61179947A/ja
Publication of JPS61179947A publication Critical patent/JPS61179947A/ja
Publication of JPH0420457B2 publication Critical patent/JPH0420457B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業の利用分野 この発明は、鋼管コンクリート複合柱に関す
る。
従来技術およびその問題点 最近では、圧縮強度および曲げ強度が共にH形
鋼等、他の形鋼より大きい鋼管が鉄骨柱として広
く使用されている。さらに、その強度を増すため
鋼管内に全長に渡つて鉄筋を配筋したうえにコン
クリートを充てんしてなるコンクリート充填型鋼
管柱も使用されている。
ところで、柱材では一般に、梁材の接合部が他
の部分より大きな曲げ力、剪断力を受けるために
鋼管柱ではこの部分の肉厚を他の部分より厚くし
たり、ダイヤフラムを設けたりすることによつて
補強している。
また、コンクリート充填型鋼管柱では、鋼管内
にその全長に渡つて鉄筋を配筋する方法が考えら
れているが、この方法だと鉄筋の配筋が面倒なだ
けでなく、コンクリートが鋼管内の隅々まで回り
こめないために鋼管と鉄筋とコンクリートとの一
体化が図れず、鉄筋とコンクリートによる充分な
補強が図れない場合がある。
発明の目的 この発明は、前記従来の問題点を解消するため
に提案されたもので、鋼管コンクリートにおいて
梁材接合部の補強がきわめて簡単にかつ確実にお
こなうことができる鋼管コンクリート複合柱を提
供することを目的とする。
発明の構成 この発明は、鋼管柱の梁材接合部または筋かい
接合部の中にのみ主筋とフープ筋とからなる鉄筋
かごを配置し、かつ前記鋼管内にその全長に渡つ
てコンクリートを充てんすることにより前記目的
を達成するものである。
実施例 以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると、円形または角形断面形の鋼管柱1の梁
材接合部の中に鉄筋かご2が挿通されている。ま
た、鋼管柱1の梁材接合部の側面部には複数個の
小孔3が形成され、さらに、2枚の外ダイヤフラ
ム4,4が接合される梁材の背に対応して溶接さ
れている。
鉄筋かご2は、複数本の主筋5,5と複数本の
フープ筋若しくはスパイラル筋6とから円形鋼管
柱1においてはこれより一回り小さい円形状の、
角形鋼管においてはこれより一回り小さい四角形
状の短柱状に構成されている。
主筋5,5の上下両端部にはフツク5a,5a
が形成されている。また、主筋5,5には鋼管柱
1の内面を押付けるような複数個の突起部7,7
が取付けられ、溶接前の鉄筋かご2を鋼管柱1内
に仮固定することが可能とされている。突起部7
は鉄筋を弓形状またはL字形状に折曲げることに
より形成され、主筋5に溶接によつて取付けら
れ、かつある程度、弾力性を有している(第4
図、第9図参照)。また、左右突起部7,7間に
は固定鉄筋8,8が水平に溶接され、この鉄筋
8,8と鋼管柱1とを小孔3よりスポツト溶接す
ることによつて鉄筋かご2は鋼管柱1の梁材接合
部の中に固定されている(第5図参照)。
また、鋼管柱1の中にはコンクリート9が鋼管
柱1の全長に渡つて所定厚さに充てんされ、鉄筋
かご2はコンクリート9内に完全に埋設されてい
る。
コンクリート9は遠心力を利用することにより
締め固められ、緻密に充てんされている。
なお、コンクリート9は梁材接合部にのみ充て
んしてもよいものとする。
第10図および第11図はこの発明の柱梁接合
部を示す実施例を示したもので、鋼管柱1の梁材
接合部の中に鉄筋かご2のみを配筋し、コンクリ
ート9は鋼管柱1を建付けた後、鋼管全体に充て
んされている。
第8図は、鋼管柱1の筋かい13の接合部とな
る部分にのみ鉄筋かご2が配筋された実施例を示
したものである。
発明の効果 この発明は以上の構成からなるので、以下の効
果を有する。
鉄筋かごは、鋼管柱の梁材接合部の中にのみ
配筋してあるので、曲げ力、剪断力の大きい部
分に合せた有効断面が得られ、無駄のない設計
がきわめて簡単かつ確実にそのうえきわめて経
済的にできる。
鉄筋かごの側面部には鋼管柱の内側面を押付
けるような複数個の突起部が設けてあるので、
溶接前の鉄筋かごを鋼管内の所定位置に簡単に
かつ確実にセツトすることができる。
なお、実施例においては 鉄筋かごは鋼管柱の側面部に設けた小孔を介
し溶接によつて鋼管に固定してあるので、溶接
がきわめて簡単にできる。しかも、コンクリー
トの充てんの際、鉄筋の位置ずれをおこす心配
も全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、この発明の一実施例を示し
たもので、第1図は鋼管コンクリート複合柱の一
部破断斜視図、第2図はその一部縦断面図、第3
図は第2図におけるA−A線断面図、第4図は第
3図におけるB−B線断面図、第5図は第3図と
同様、第2図におけるA−A線断面図、第6図は
第5図におけるC−C線断面図、第7図は円形鋼
管コンクリート複合柱の断面図、第8図は鋼管コ
ンクリート複合柱と筋かいとの接合状態を示す一
部縦断面図、第9図〜第11図はこの発明の他の
実施例を示すもので、第9図は突起部の変形例を
示す鋼管コンクリート複合柱の一部断面図、第1
0図および第11図は柱・梁接合部の縦断面図お
よび横断面図である。 1……鋼管柱、2……鉄筋かご、3……小孔、
4……外ダイヤフラム、5……主筋、6……スパ
イラル筋、7……突起部、8……固定鉄筋、9…
…コンクリート、10……梁材、11……梁型
枠、12……垂直ブラケツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 梁材接合部または筋かい接合部となる鋼管内
    にのみ主筋とフープ筋とからなる鉄筋かごを配置
    しかつ前記鋼管内にその全長に渡つてコンクリー
    トを充填してなることを特徴とする鋼管コンクリ
    ート複合柱。
JP2059285A 1985-02-05 1985-02-05 鋼管コンクリ−ト複合柱 Granted JPS61179947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059285A JPS61179947A (ja) 1985-02-05 1985-02-05 鋼管コンクリ−ト複合柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2059285A JPS61179947A (ja) 1985-02-05 1985-02-05 鋼管コンクリ−ト複合柱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61179947A JPS61179947A (ja) 1986-08-12
JPH0420457B2 true JPH0420457B2 (ja) 1992-04-02

Family

ID=12031517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2059285A Granted JPS61179947A (ja) 1985-02-05 1985-02-05 鋼管コンクリ−ト複合柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61179947A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711709A (ja) * 1993-06-24 1995-01-13 Toda Constr Co Ltd 鋼管柱の連結方法及び建造物の構築方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287355A (ja) * 1988-05-13 1989-11-20 Shimizu Corp プレキャスト鋼管コンクリート柱構造及びその施工方法
JPH0723456Y2 (ja) * 1988-08-08 1995-05-31 大成建設株式会社 角形鋼管コンクリート部材
JP2761525B2 (ja) * 1989-03-22 1998-06-04 清水建設株式会社 遠心成形鋼俸補強コンクリート
JP2827578B2 (ja) * 1991-06-03 1998-11-25 日本鋼管株式会社 コンクリート合成用鋼管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711709A (ja) * 1993-06-24 1995-01-13 Toda Constr Co Ltd 鋼管柱の連結方法及び建造物の構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61179947A (ja) 1986-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518003A (ja) 鋼管コンクリート柱とハーフプレキヤスト鉄筋コンクリート柱の接合方法。
JPH0420457B2 (ja)
JP2928942B2 (ja) 柱梁の仕口とその施工方法
JP3676442B2 (ja) 充填被覆形鋼管コンクリート構造
JPH0348977B2 (ja)
JPS62133239A (ja) 柱用構造部材
JPH09195444A (ja) 鉄筋コンクリート部材
JPH0624500Y2 (ja) 鉄筋継手部の補強構造
JPH02221535A (ja) 柱、梁の接合構造
JPH0960194A (ja) プレキャストコンクリート構造
JPH0715922Y2 (ja) 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合金物
JPS6321605Y2 (ja)
JPH0448136B2 (ja)
JP2000240155A (ja) 複合構造建物における仕口部構造
JP2560965Y2 (ja) 柱・梁接合部構造
JPH04124354A (ja) 充填管コンクリート複合柱
JPS5817846Y2 (ja) 柱,梁接合装置
JPH05230935A (ja) プレキャストコンクリート製梁型枠部材
JPH0448145B2 (ja)
JPH0128172Y2 (ja)
JPH0356572Y2 (ja)
JP2000120170A (ja) コンクリート充填鋼管柱
JPH0762740A (ja) プレキャスト鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁の接合方法
JPH11107371A (ja) 複合構造建築物における仕口構造
JPH0327126Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees