JPH04204559A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04204559A
JPH04204559A JP2330695A JP33069590A JPH04204559A JP H04204559 A JPH04204559 A JP H04204559A JP 2330695 A JP2330695 A JP 2330695A JP 33069590 A JP33069590 A JP 33069590A JP H04204559 A JPH04204559 A JP H04204559A
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創 甲斐
Masayuki Otani
大谷 雅之
Takaaki Yanagisawa
孝昭 柳沢
Takashi Ishijima
尚 石島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は像担持体の周囲に、帯電チャージャ、現像装置
、転写チャージャ、クリーニング装置などのプロセス手
段を複数のユニットに分割して設けた画像形成装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来の画像形成装置では、帯電チャージャ、現像装置な
どのプロセス手段は複数のプロセスユニットに分割形成
され、これらのプロセスユニットは画像形成装置本体の
形状やレイアウトに合わせ、またそれぞれの機能を満足
させるために複雑な形状を有していた。これらのプロセ
スユニットは通常固定した状態で取り付けられており、
プロセスユニットが移動するものとしては、例えば特開
昭60−140264号公報に開示されているように、
これらのプロセスユニットは着脱のために僅かに移動可
能な状態で所定位置に固定装着されている。またプロセ
スユニットの感光体に対する装着位置もレイアウトに従
い、所定の位置に装着するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述の従来技術では、ユニットの装置本体へ
の取り付は位置が固定されているので、その着脱作業は
煩雑なものであった。また、ミスフィードの処置やトナ
ー補給・カラー現像ユニットの交換をするときに前カバ
ーを開けて行ない、前カバーを開くことによって連動し
てプロセス手段への通電を遮断されていた。このため、
着脱作業時間が長くなって通電遮断時間が長引くと通電
後正常動作状態に復帰するまでの回復時間が長くなると
いう問題があった。
本発明は前述したような従来技術の課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、前記保守交換作業が簡単で
、交換作業後に各プロセス手段を誤りなく装着すること
ができ、各プロセス手段への通電及び通電遮断をスムー
ズに行う画像形成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、像担持体と、前記像担持体の周囲に配設さ
れた複数のプロセス手段と、前記複数のプロセス手段を
前記像担持体に対し着脱可能な複数のユニットに分割形
成するための筺体と、前記筺体と前記像担持体とを画像
形成位置と着脱位置との間で一体的に回動可能に支持す
る手段と、前記プロセスユニットに対し電力を供給する
電力供給手段と、前記筺体の前記着脱位置への移動に応
じて前記電力供給手段からの通電を遮断する通電遮断手
段とを設けることによって達成される。
〔作用〕
前記手段により、筺体が収容支持しているプロセス手段
に対する保守交換作動時に、その筺体の着脱位置への移
動に応じて、通電遮断手段が作動して、その筺体が収容
しているプロセス手段への電力供給手段からの通電が遮
断される。このため、オペレータは危険なく且つ迅速に
プロセスユニットの保守交換を行うことができる。装着
後のプロセスユニットを画像形成位置に戻すと、プロセ
ス手段に対する電力供給手段からの通電が復帰する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例に係る画像形成装置の構成を示
す説明図、第2図は本発明の実施例の斜視図である。こ
れらの図に示すように装置本体のケースCの上面にはコ
ンタクトガラス2が配設してあり、このコンタクトガラ
ス2には画像形成の対象となる原稿Oが載置される。ケ
ースC内の上部には走査部Sが設けてあり、この走査部
Sは原稿照明用の光源3とミラー4よりなる走査光学系
5と、ミラー6.7よりなる走査光学系8とを有し、図
示せぬプリントスイッチを押すと走査光学系5.8が、
それぞれ矢印の方向に移動し原稿0の読取り走査が行な
われる。また、走査部Sにはレンズ9と画像読取り素子
10が設けてあり、走査光学系5.8で読み取られた原
稿Oの画像が画像信号として画像読取り素子10で読み
込まれ、ディジタル化されて後述するように画像処理さ
れる。
ケースCの側面にはプロセス手段の保守交換時に開かれ
る保守ドアCDが設けてあり、この保守ドアCDを開く
とケースCの壁面には、はぼ半円型の装着開口25が形
成されている。また、プロセス手段を収容したユニット
が装着開口25位置に回動し停止すると、図示せぬ通電
遮断手段が作動して装着開口25部分に位置するユニッ
トに収容支持されてるプロセス手段への電力供給手段か
らの通電が遮断されるように構成されている。
前記ケースC−内には前記走査部Sの下方に画像形成部
りが設けてあり、この画像形成部りは、レーザダイオー
ドし、その駆動板12、ポリゴンミラー13及びミラー
14、感光体ベル1−1、現像装置16、クリーニング
装置23及び帯電チャージャ15、転写チャージャ18
、分離チャージャ19、搬送ヘルド21、定着ローラ2
2を具備している。17は給紙部で、給紙部17には転
写紙が収納され、搬送コロにより1枚ずつ感光体ヘルド
1と転写チャージャ18との間に搬送されている。そし
て前述の如く画像読取り素子10で画像処理された信号
が駆動板12に印加され、レーザダイオードLから信号
の印加に応じたレーザ光が発せられ、このレーザ光はポ
リゴンミラー13及びミラー14で反射されて感光体ヘ
ルド1に達する。
このレーザ光によって、帯電チャージャ15で予め一様
に帯電された感光体ヘルド1の表面に静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像装置16のトナーによって可視
像化される。そして得られた可視像は給紙部17から送
られる転写紙に、転写ヂャージャ18のコロナ放電によ
り転写され、転写後転写紙は分離チャージャ19により
感光体ベルト1の表面より分離される。このようにして
分離された転写紙は、搬送ヘルド21で定着ローラ22
に送り込まれ定着ローラ22によって転写像が定着され
、画像形成が完了した転写紙がケースC外へ排出される
。一方、転写動作後になお感光体ベルト1表面に残留し
ているトナーはクリーニング装置23により取りのぞか
れる。
本実施例では感光体ベルト1の周囲に配される現像装置
16、クリーニング装置23などの画像形成のためのプ
ロセス手段が、2つのユニットに分割されていて、これ
らのユニットは感光体ヘルド1に対して着脱自在で、且
つ感光体ベルト1と一体的に回転できるように構成され
ている。このため第2図に示すように、ケースCの側面
に形成された略半円型の装着開口25から、感光体ヘル
ド1と一体にユニットを回転して一つずつ取り外し、或
いは保守交換をしたユニットを装着開口25から一つず
つ装置本体に装着することができるように構成されてい
る。
第3図及び第4図は第1の実施例の要部の構成の動作状
態を示す説明図であり、支持部材であるローラ100.
101間に例えば有機感光体(OPC)で作られた像担
持体である感光体ベルト1が張設されていて、図に示す
ようにローラ100.101の時計回り方向の回転によ
って、感光体ヘルド1は図に矢印で示すように移動する
ようになっている。この感光体ヘルド1の両ローラ10
0.101間の平面部分1a、Ibに近接対向して第1
のユニットU1及び第2のユニットU2が設けてあり、
第1のユニットU1と第2のユニットU2とは、断面形
状が同一になっている。そして感lヘルー・1、第1の
ユニットU1及び第2のユニットU2ば、回転軸R1を
中心に一体的に回転自在に構成されている。
第1のユニットU1は筺体102に現像装置16が収容
支持された構成となっていて、現像装置16のトナータ
ンク167には開口167aが形成され、この開口16
7aから周面の一部をしnませて現像ローラー60が回
転自在に取り付けである。この現像ローラー60に対接
してアジテーク162が設けてあり、アジテータ162
の近傍には現像ローラー60に対接して現像ブレード1
61が設けてあり、開口167aの近傍には除電ブラシ
163が設けてあり、トナータンク167内にはトナー
が充填されている。
この現像装置16ではアジテータ162の回転によって
、トナータンク167内のトナーが現像ブレード161
近傍に送り込まれ、現像ブレード161によって現像ロ
ーラ160の周面に一定厚のトナー層が形成される。こ
のトナーが現像ローラ160の回転によって現像ローラ
160に接している感光体ベルl−1上の静電潜像に供
給され、感光体ヘルド1に可視像が形成される。
現像装置16のトナータンク167は、位置決めビン1
64を中心に回動自在になっていて、前記筺体102の
引掛部166とトナータンク167の遊端の引掛部16
7b間にはスプリング159が張設され、このスプリン
グ159のばね力により、トナータンク167は位置決
めピン164を中心にして反時計回り方向、つまり現像
ローラ160が感光体ベルト1から離間する方向に付勢
されている。そして画像形成状態においては、カム16
5によってトナータンク167はスプリング159のば
ね力に抗して感光体ベルト1側に押し付けられ、トナー
タンク167の遊端が筺体102のストッパ片102a
に当接して位置決めされ、現像ローラ160が感光体ヘ
ルドlの平面部分1aを所定の圧力で押して接触されて
いる。
第2のユニツ)U2は筺体103内にクリーニング装置
23、帯電チャージャ15及びイレーザ24が収容支持
された構成となっていて、クリーニング装置23の回収
タンク236には感光体ヘルド1の平面部分1bと対向
する位置にクリーニングブレード230が取り付けであ
る。このクリーニングブレード230の近傍にファーブ
ラシ231が回転自在に配設してあり、ファーブラシ2
31に対して回収タンク236に一体に形成されたフリ
ッカ−バー234を対接するようにして配置しである。
このフリッカ−バー234の近傍において、ケース23
6内に臨んでトナー回収棒232が設けてあり、このト
ナーエンド232に圧接してトナー剥離板233が設け
である。また回収タンク236内には満杯検知センサ2
39が取り付けてあり、回収タンク236の感光体ベル
ト1の平面部分1bに対向する面に帯電チャージャ15
とイレーザ24が支持固定されている。
回収タンク236は位置決めピン235を中心に回動自
在になっていて、筺体103の引掛部158と回収タン
ク236の遊端の引掛部236a間にはスプリング23
7が張設されている。そして画像形成動作状態において
は、カム238によって回収タンク236はスプリング
237のばね力に抗して感光体ヘルド1側に押し付けら
れ、回収タンク236の遊端が筺体103のストッパ片
103aに当接して位置決めされ、クリーニングブレー
ド230及びファーブラシ231が感光体ヘルド1の平
面部分1bを所定の圧力で押して接触されている。
クリーニング装置23ではファーブラシ231で感光体
ヘルド1上の残留トナーが掻き落とされ、掻き落とされ
た残留トナーはファーブラシ231からフリッカ−バー
234によって叩き落とされる。ファーブラシ231で
掻き落とせなかった残留トナーはクリーニングブレード
230によって剥がされる。このようにして掻き落とさ
れた残留トナーはトナー回収棒232とトナー剥離板2
33によって回収タンク236内に回収される。そして
このようにして回収された残留トナーが回収タンク23
6内に充満した際には、満杯検知センサ239が検知信
号を発する。
また帯電チャージャ15はクリーニング終了後の感光体
ベルト1を帯電し、イレーザ24は必要とする画像領域
のみに静電潜像を作成するように不必要な部分を消去し
、ミラー14からの反射光は感光体ベル)・1にローラ
101部分で入射されて潜像の作像が行なわれる。
このようにして現像装置16、クリーニング装置23、
帯電チャージャ15及びイレーザ24による感光体へル
ト1への静電潜像の作像が行なわれるが、トナータンク
167内のトナーが無くなりトナーエンドとなった場合
には図示せぬセンサがこれを検知してトナーエンドの情
報をユーザーに知らせる。また回収タンク236内に排
トナーが満杯になった場合にも、前述のように満杯検知
センサ239がこれを検知して満杯をユーザーに知らせ
る。
この情報に基づいて第1のユニットU1或いは第2のユ
ニツl−U 2の保守交換が行なわれるが、この保守交
換に際しては操作パネル上の図示せぬ交換スイッチを押
すと、感光体ヘルド1、第1のユニツ1−Ul及び第2
のユニットU2が回転軸R1を中心に回転し、交換すべ
きユニットが装着開口25位置まで回転する。そこでカ
ム165或いはカム238を回動してロックを外すと、
第4図に示すようにトナータンク167の筺体102に
対する支持固定が解除され、或いは回収タンク236の
筺体103に対する支持固定が解除され、トナータンク
167、回収タンク236はスプリング159.237
により感光体ベルト1から離間する方向に回動され、ト
ナータンク167或いは回収タンク236を装着開口2
5から取り出すことができる。
そして保守交換作業を完了したトナータンク167或い
は回収タンク236は、装着開口25からケースC内に
挿入され、カム165或いはカム238でロックをする
ことにより装着が完了する。
この際、像担持体に対して第1のユニットU1、第2の
ユニットU2は平面部分1a、1bのいずれの側にも取
り付けることができ、したがって、ローラ100,10
1のいずれ方でも潜像の作像はできるようになっている
第5図及び第6図は第2の実施例の要部の構成の動作状
態を示す説明図で、現像装置16の現像ローラ160に
同心的に1枚構造のシャッター168が設けられ、捩り
コイルばね169が現像ローラ160の軸に同心的に取
り付けられている。
この捩りコイルばね169の一端はトナータンク167
に係合され、他端はシャッター168に係合され、第5
図に示すカム165によるロック状態、つまり画像形成
動作状態では捩りコイルばね169のばね力によって、
シャッター168はトナータンク167の開口167a
を開く方向に付勢されている。同様にクリーニング装置
23のトナー剥離板233の近傍に捩りコイルばね24
1が設けられ、捩りコイルばね241の一端は回収タン
ク236に係合され、他端は捩りコイルばね241の軸
芯を中心に回転可能な2枚構造のシャッター240に係
合されている。このシャッター240、捩りコイルばね
241により開く方向に付勢されている。
この第2の実施例において、カム165を回動してロッ
クを解除すると、第6図に示すようにトナータンク16
7が感光体ベルト1の平面部分1aから離れる方向に回
動し、同時に捩りコイルばね169のばね力によってシ
ャッター168が、開口167aを塞ぐ位置に移動する
。このシャッター168の回動はトナータンク167の
回動力をギア機構を介して伝達して行えばよい。このよ
うに、現像装置16を取り出す際に、開口167aが塞
がれるので、トナータンク167を取り出した時に、ト
ナーが開口167aから漏れてオペレータの身体や部屋
を汚すことがない。同様にしてカム238を回動してロ
ックを外すと回収タンク236が回動すると共に、捩り
コイルばね241のばね力によってシャッター240が
回収タンク236の開口部分を塞いで排トナーの外部へ
の漏れを防止している。
第2の実施例でも第1のユニツ1−Ulと第2のユニツ
)U2とは、断面形状が同一に形成されているので、こ
れらのユニットUl、U2を感光体ヘルド1のいずれの
平面部分1a、1bに対しても装着することができる。
なお、上記実施例では、交換時に、第1のユニツ)Ul
と第2のユニットU2共に感光体ベルト1から離間させ
ているが、装着開口25に対応するユニットのみを離間
させるようにしてもよく、第7図及び第8図はその状態
を示す説明図で、第7図は第1のユニツ)Ulを開口2
5に位置させて第1のユニットU1のみを感光体ベルト
1から離間させてあり、第8図は第2のユニットU2を
開口25に位置させて第2のユニットU2のみを感光体
ヘルド1から離間させである。
この第7図及び第8図の実施例のその他の部分の構成、
動作及び効果は既に説明した第1、あるいは第2の実施
例と同一である。
第9図及び第10図は第3の実施例の要部の構成の動作
状態を示す説明図であり、トナータンク167を収容支
持する第1のユニットU1の筺体102が、ローラ10
1の軸心を同じくして回動自在に支持され、また、ロー
ラ101の軸に同心的に取り付けた捩りコイルばね20
1によって感光体ベルト1の平面部分1aから離れる方
向にばね力を受けていて、カム165によって捩りコイ
ルばね168のばね力に抗して前記平面部分1aに現像
ローラ160が圧接した位置に保持されている。同様に
して、回収タンク236を収容支持する第2のユニット
U2の筺体103が、ローラ100の軸心を同じくして
回動自在に支持され、また、ローラ100の軸に同心的
に取り付けた捩りコイルばね202によって感光体ヘル
ド1の平面部分1bから離れるに方向にばね力を受けて
いて、カム238によって捩りコイルばね202のばね
力に抗して前記平面部分1bにクリーニングブレード2
30及びファーブラシ231が圧接した位置に保持され
ている。
この第3の実施例においてカム165を回動させてロッ
クを外すと、第10図に示すようにトナ−タンク167
を収容した筺体102が捩りコイルばね201のばね力
によって前記平面部分1aから離れる方向に回動し、前
記装着開口25からトナータンク167を取出すことが
可能な状態となっている。同様にして、カム238を回
動させてロックを外すと、回収タンク236を収容した
筺体103が捩りコイルばね202のばね力によって前
記ベルト面から離れる方向に回動し、前記装着開口25
から回収タンク236を取出すことが可能な状態となっ
ており、前述の如く第1のユニットU1、第2のユニッ
トU2、及び感光体ベルト1を一体に回転させて第1の
ユニットU1もしくは第2のユニットU2を装着開口2
5に位置させることにより所望のユニットを取出せ、ま
た現像装置16あるいはクリーニング装置23を各筺体
102.103内に嵌入して装着することができる。
第3の実施例のその他の部分の構成、動作及び効果は既
に説明した第1の実施例と同様である。
第11図は第4の実施例を示す説明図であり、第11図
はイレーザ24を回収タンク236に取り付けず、第1
のユニットU1及び第2のユニットU2外に取り付けた
構成となっている。また第12図は第5の実施例を示す
説明図であり、第12図は帯電チャージャ15とイレー
ザ24とを第1のユニットU1及び第2のユニットU2
外に取り付けた構成とし、また、クリーニングブレード
230及びファーブラシ231を現像ローラ160から
離して回収タンク236の遊端寄りに配設したものであ
る。尚、これらの第4、第5の実施例ではイレーザ24
或いは帯電チャージャ15とイレーザ24と転写チャー
ジャ18は、像担持体、第1のユニットU1及び第2の
ユニッ1−U2の回転円周の外側に配設され、保守交換
や装着に際する回転が支障なく行なわれるようになって
いる。
第4、第5の実施例のその他の部分の構成、動作及び効
果は既に説明した第1の実施例と同様である。
前述した各実施例においては、トナーセンサ或いは満杯
検知センサの検知によって、現像装置16或いはクリー
ニング装置23を着脱位置へ自動的に移動させ、且つ、
その通電を遮断するようになっている。
第13図及び第14図はこの動作を示すフローチャート
で、第13図はプロセスパック交換処理ルーチンを第1
4図はプロセスパックのコピー可能位置へのホーミング
処理ルーチンを示している。
次に、これらのフローチャートを参照して動作を説明す
る。
第13図のステップS1において、トナーエンドである
かどうかの判断が行われ、トナーエンドであるとステッ
プS2に進んで、現像装置16を収容した第1のユニツ
l−U ]が交換位置にくるようにプロセスパックが回
動され、ステップS3で現像交換フラグがセットされる
。ステップS1の判定がNoであるとステップS4に進
んで廃トナーが回収タンク236に所定量を越えて回収
されたかどうか(廃トナーオーバーか)の判定が行われ
る。ステップS4の判定がYESであると、ステップS
5でクリーニング装置23を収容した第2のユニットU
2が交換位置にくるようにプロセスパックが回動され、
ステップS6に進んでクリーニング交換フラグがセラI
・される。トナーエンド或は廃1−ナーオーハーの場合
には、それぞれのプロセスパックが回動された後に、ス
テップS7においてプロセスパックの電源が遮断される
。トナーエンドでも廃トナーオーバーでもない場合は、
何もせずに復帰する。
また、第14図のフローチャートのステップS10にお
いて、クリーニング交換フラグがセットされているかど
うかの判定が行われ、この判定がYESであるとステッ
プSllでクリーニング装置が交換済みかどうかの判定
が行われる。ステップSllの判定がNOであると、ス
テップS12においてコピー不可状態にセットされて復
帰する。
ステップSllの判定がYESであると、ステップS1
2でクリーニング交換フラグがリセットされ、ステップ
S13でプロセスパック電源がONとされる。そして、
ステップS14でプロセスパックをコピー可能位置まで
回動させて、ステツブS15で感光体のクリーニングが
行われ、ステップS16に進んでコピー可能状態にセッ
トされる。
ステップS10の判定がNoであると、ステップS17
において現像交換フラグがセットされているかどうかの
判定が行われ、ステップS17の判定がYESであると
ステップS18で現像装置が交換されているかどうかの
判定が行われ、ステップ318の判定がYESであると
ステップS19に進んで現像交換フラグがリセットされ
ステップS13に進む。ステップS18の判定がNOで
あると、ステップ320に進んでコピー不可状態にセッ
トされて復帰する。
なおいずれの実施例においても、新しい現像装置やクリ
ーニング装置が挿入された場合は、感光体ベルトと馴染
ませるために自動フォーミング回転がおこなわれる。
以上に説明したように、像担持体の回動動作の終了と筺
体の画像形成装置本体への装着を検知するとクリーニン
グ手段が作動し像担持体が回転して直ちに画像形成動作
の準備が行われるので、装着時のトナー汚れを除去し鮮
明で効率の良い画像形成動作が行われる。
また、前記実施例ではトナーエンドと廃トナーオーバー
が自動的に検出され、トナーエンドであると現像装置1
6が収容支持された筺体が装着開口25位置に移動し、
現像装置16への電源供給が遮断され、現像装置16が
保守交換のために取り外し可能な状態にセットされる。
同様に廃トナーオーバーであるとクリーニング装置23
が収容支持された筺体が装着開口25位置に移動し、ク
リーニング装置23への電源供給が遮断され、クリーニ
ング装置23が保守交換のために取り外し可能な状態に
セットされる。そこで、オペレータは装着開口25位置
に移動された現像装置16或いはクリーニング装置23
を危険なく取り外して保守交換作業を簡単且つ迅速に行
うことができる。
また、前記実施例によると、保守交換が行われたプロセ
ス手段が、装着開口25位置においで筺体に装着される
と、該プロセス手段に対する電源の供給が再開される。
そして該プロセス手段を収容した筺体はコピー位置まで
回動し、感光体ヘルド1に対するクリーニング動作が行
われ、コピー動作準備が完了する。
また、前記実施例によると、プロセスユニットの着脱時
に、各プロセスユニットを画像形成時と異なる位置に回
動・離間させることにより、各プロセスユニットの着脱
作業が容易に行なえる。
また、複数のプロセスユニットを同一形状にし着脱位置
を固定とする事によりそれぞれのユニットの装着位置の
確認が不要となり、それぞれのユニツ1−の装着位置を
限定しないため装着すべき位置に別のユニットを装着す
るなどのミスが防げる。
さらに、各プロセス手段のうち交換寿命の短いものと長
いものとを別々のユニットにする事により、それぞれの
ユニットの交換時期を異なわせる事も可能となる。
そして、ユニット交換時の各プロセスユニットの誤動作
を防止してスムース且つ迅速にプロセス手段の保持交換
を行い、ユニット交換後のファーストコピータイムを短
縮することが可能となる。
また、装着開口25に回動位置されるプロセス手段以外
のプロセス手段の電源は遮断されないので、例えば定着
装置の電源が遮断されず、プロセス手段の保守交換作業
後に直ちに画像形成動作が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、着脱位置に移動
した筺体に収容されているプロセス手段への電力供給手
段による電力の供給が、通電遮断手段により遮断される
ので、オペレータは、交換に際して、該プロセス手段を
安全に取り出せ、また、保守交換後に直ちに画像形成動
作を行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本発明の詳細な説明する図で、第
1図は実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す説明
図、第2図は実施例に係る画像形成装置の斜視図、第3
図及び第4図は第1の実施例の動作状態を示す説明図、
第5図乃至第8図は第2の実施例の動作状態を示す説明
M、第9図及び第10図は第3の実施例の説明図、第1
1図は第4の実施例を示す説明図、第12図は第5の実
施例を示す説明図、第13図及び第14図は動作を示す
フローチャートである。 S・・・・・・走査部、C・・・・・・ケース、1・・
・・・・感光体ベルト、15・・・・・・帯電チャージ
ャ、16・・・・・・現像装置、23・・・・・・クリ
ーニング装置。 第6し 23で    −一/ )! !02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、像担持体と、 前記像担持体の周囲に配設された複数のプロセス手段と
    、 前記複数のプロセス手段を、前記像担持体に対し着脱可
    能な複数のユニットに分割形成するための筺体と、 前記筺体と前記像担持体とを画像形成位置と着脱位置と
    の間で一体的に回動可能に支持する支持手段と、 前記プロセスユニットに対し電力を供給する電力供給手
    段と、 前記筺体の前記着脱位置への移動に応じて前記電力供給
    手段からの通電を遮断する通電遮断手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。 2、前記通電遮断手段は着脱位置にあるプロセスユニッ
    ト以外のユニツトへの通電は遮断しないよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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