JP3037741B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3037741B2
JP3037741B2 JP2330690A JP33069090A JP3037741B2 JP 3037741 B2 JP3037741 B2 JP 3037741B2 JP 2330690 A JP2330690 A JP 2330690A JP 33069090 A JP33069090 A JP 33069090A JP 3037741 B2 JP3037741 B2 JP 3037741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は像担持体の周囲に、帯電チヤージヤ、現像装
置、転写チヤージヤ、クリーニング装置などのプロセス
手段を複数のユニツトに分割して設けた画像形成装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来の画像形成装置では、帯電チヤージヤ、現像装置
などのプロセス手段は複数のプロセスユニツトに分割形
成され、これらのプロセスユニツトは画像形成装置本体
の形状やレイアウトに合わせ、またそれぞれの機能を満
足させるために複雑な形状を有していた。これらのプロ
セスユニツトは通常固定した状態で取り付けられてお
り、プロセスユニツトが移動するものとしては例えば、
特開昭60−140264号公報に開示されているように、これ
らのプロセスユニツトは着脱のために僅かに移動可能な
状態で所定位置に固定装着されている。またプロセスユ
ニツトの感光体に対する装着位置もレイアウトに従い、
所定の位置に装着するようになつている。
また、従来の感光体とプロセスユニツトが一体となつ
ているプロセスパツク等の場合、感光体を露光する部分
とコピー用紙に像を転写する部分にスリツト等の開口部
が設けられ感光体面の一部を露出させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述の従来技術では、プロセスユニツト
に、感光体を露光する部分とコピー用紙に像を転写する
部分にスリツトなどの開口部を設ける必要があるので、
プロセスユニツトの構造が複雑となり、これが着脱作業
をも煩雑にしていた。
本発明は前述した従来技術の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、特に、プロセスユニツトに開口
部を設けることなく、感光体を露出させることができ、
また、非交換プロセス手段とプロセスユニツトとを独立
させて着脱作業を簡単にすることができる画像形成装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、複数の支持手段により支持されたベルト
状像担持体と、前記支持手段の数と同数の数に分割形成
されるとともに、前記ベルト状像担持体に対しその一部
又は全部が着脱自在に配設され、前記ベルト状像担持体
と一体的に回動可能に構成されたプロセスユニツトとを
有する画像形成装置であって、前記プロセスユニットは
前記ベルト状像担持体の前記支持手段により支持された
部分が露出する形態で装着される第1の手段によつて達
成される。
また、前記目的は、複数の支持手段により支持された
ベルト状像担持体と、前記支持手段の数と同数の数に分
割形成されるとともに、前記ベルト状像担持体に対しそ
の一部又は全部が着脱自在に配設され、前記ベルト状像
担持体と一体的に回動可能に構成されたプロセスユニツ
トと、画像形成装置本体に対し着脱できない形態で前記
ベルト状像担持体の周囲に配設された画像形成手段とを
有する画像形成装置であって、前記プロセスユニットが
前記ベルト状像担持体に対し前記支持手段を露出する形
態で装着されるとともに、前記画像形成手段が前記支持
手段に対抗して配設される第2の手段によつて達成され
る。
また、前記目的はベルト状像担持体と、前記ベルト状
像担持体を支持するための第1の支持部材と、前記ベル
ト状像担持体を支持するための前記第1の支持手段と同
一外径を有する第2の支持部材と、前記ベルト状像担持
体に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を現像す
る手段と、前記現像像を転写する転写手段と、前記ベル
ト状像担持体上の残留トナーをクリーニングするクリー
ニング手段と、少なくとも前現像手段を支持する第1の
プロセスユニットと、少なくとも前記クリーニング手段
を支持する第2のプロセスユニットと、前記ベルト状像
担持体の前記支持部材によって支持された部分を露出す
る形態で前記第1及び第2のプロセスユニットを着脱自
在に支持する支持手段と、前記ベルト状像担持体とプロ
セスユニットとを一体的に回動可能に支持する手段とを
有する画像形成装置であって、前記ベルト状像担持体の
前記第1の支持部材によって支持された露出部に対応す
る位置に、前記潜像形成手段の一部又は全部を配設する
とともに、前記ベルト状像担持体の前記第2の支持部材
によって支持された露出部に対応する位置に、前記転写
手段を配設する第3の手段によって達成される。
また、前記目的は、2つの支持手段により支持された
ベルト状像担持体と、前記ベルト状像担持体の周囲に配
設された複数のプロセス手段のうちの帯電手段及びクリ
ーニング手段を一体的に支持する第1のプロセスユニッ
トと、前記ベルト状像担持体の周囲に配設された複数の
プロセス手段のうちの現像手段を支持し、前記第1のプ
ロセスユニットと同一形状にて構成された第2のプロセ
スユニットと、前記ベルト状像担持体のベルト支持手段
により支持された部分が露出する形態で、前記第1及び
第2のプロセスユニットを着脱自在に支持する支持部材
と、前記第1及び第2のプロセスユニットと前記ベルト
状像担持体とを一体的に回動可能に支持する手段とを有
する画像形成装置であって、前記ベルト状像担持体の露
出部に露光光を照射する構成の第4の手段によつて達成
される。
〔作用〕
前記手段により、プロセスユニツトを感光体に装着す
るだけでプロセスユニツトの感光体を露光する部分とコ
ピー用紙に像を転写する部分が露出されることから、特
に開口部を形成しておく必要がなくなる。
このため、プロセスユニツトの構造が簡単となつて着
脱作業を容易になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例に係る画像形成装置の構成を
示す説明図、第2図は本発明の実施例の斜視図である。
これらの図に示すように装置本体のケースCの上面には
コンタクトガラス2が配設してあり、このコンタクトガ
ラス2には画像形成の対象となる原稿Oが載置される。
ケースC内の上部には走査部Sが設けてあり、この走査
部Sは原稿照明用の光源3とミラー4よりなる走査光学
系5と、ミラー6、7よりなる走査光学系8とを有し、
図示せぬプリントスイツチを押すと走査光学系5、8
が、それぞれ矢印の方向に移動し原稿Oの読取り走査が
行なわれる。また、走査部Sにはレンズ9と画像読取り
素子10が設けてあり、走査光学系5、8で読み取られた
原稿Oの画像が画像信号として画像読取り素子10で読み
込まれ、デイジタル化されて後述するように画像処理さ
れる。
前記ケースC内には前記走査部Sの下方に画像形成部
Dが設けてあり、この画像形成部Dは、レーザダイオー
ドL、その駆動板12、ポリゴンミラー13及びミラー14、
感光体ベルト1、現像装置16、クリーニング装置23及び
帯電チヤージヤ15、転写チヤージヤ18、分離チヤージヤ
19、搬送ベルト21、定着ローラ22を具備している。17は
給紙部で、給紙部17には転写紙が収納され、搬送コロに
より1枚ずつ感光体ベルト1と転写チヤージヤ18との間
に搬送されている。そして前述の如く画像読取り素子10
で画像処理された信号が駆動板12に印加され、レーザダ
イオードLから信号の印加に応じたレーザ光が発せら
れ、このレーザ光はポリゴンミラー13及びミラー14で反
射されて感光体ベルト1の露出部分に達する。
このレーザ光によつて、帯電チヤージヤ15で予め一様
に帯電された感光体ベルト1の表面に静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像は現像装置16のトナーによつて可視像
化される。そして得られた可視像は給紙部17から送られ
る転写紙に、露出している感光体ベルト1部分において
転写チヤージヤ18のコロナ放電により転写され、転写後
転写紙は分離チヤージヤ19により感光体ベルト1の表面
より分離される。このようにして分離された転写紙は、
搬送ベルト21で定着ローラ22に送り込まれ定着ローラ22
によつて転写像が定着され、画像形成が完了した転写紙
がケースC外へ排出される。一方、転写動作後になお感
光体ベルト1表面に残留しているトナーはクリーニング
装置23により取りのぞかれる。
本実施例では感光体ベルト1の周囲に配される現像装
置16、クリーニング装置23などの画像形成のためのプロ
セス手段が、2つのユニツトに分割されていて、これら
のユニツトは感光体ベルト1に対して着脱自在で、且つ
感光体ベルト1と一体的に回転できるように構成されて
いる。このため第2図に示すように、ケースCの側面に
形成された略半円型の装着開口25から、感光体ベルト1
と一体にユニツトを回転して一つずつ取り外し、或いは
保守交換をしたユニツトを装着開口25から一つずつ装置
本体に装着することができるように構成されている。ま
た、前記ユニツト間に配設される感光体ベルト1が、感
光部と転写部において露出しているので、前記ユニツト
に画像形成のための開口部を設ける必要のない構成とな
つている。
第3図及び第4図は第1の実施例の要部の構成の動作
状態を示す説明図であり、支持部材であるローラ100、1
01間に例えば有機感光体(OPC)で作られた像担持体で
ある感光体ベルト1が張設されていて、図に示すように
ローラ100、101の時計回り方向の回転によつて、感光体
ベルト1は図に矢印で示すように移動するようになつて
いる。この感光体ベルト1の両ローラ100、101間の平面
部分1a,1bに近接対向して第1のユニツトU1及び第2の
ユニツトU2が設けてあり、第1のユニツトU1と第2のユ
ニットU2とは、断面形状が同一になっている。従って、
感光体ベルト1は支持手段であるローラ100,101部分に
おいて露出していて、この露出部分が原稿画像の感光部
と転写部とされている。そして感光体ベルト1、第1の
ユニットU1及び第2のユニットU2は、回転軸R1を中心に
一体的に回転自在に構成されている。
第1のユニツトU1は筺体102に現像装置16が収容支持
された構成となっていて、現像装置16のトナータンク16
7には開口167aが形成され、この開口167aから周面の一
部を臨ませて現像ローラ160が回転自在に取り付けてあ
る。この現像ローラ160に対接してアジテータ162が設け
てあり、アジテータ162の近傍には現像ローラ160に対接
して現像ブレード161が設けてあり、開口167aの近傍に
は除電ブラシ163が設けてあり、トナータンク167内には
トナーが充填されている。
この現像装置16ではアジテータ162の回転によつて、
トナータンク167内のトナーが現像ブレード161近傍に送
り込まれ、現像ブレード161によつて現像ローラ160の周
面に一定厚のトナー層が形成される。このトナーが現像
ローラ160の回転によつて現像ローラ160に接している感
光体ベルト1上の静電潜像に供給され、感光体ベルト1
に可視像が形成される。
現像装置16のトナータンク167は、位置決めピン164を
中心に回動自在になつていて、前記筺体102の引掛部166
のトナータンク167の遊端の引掛部167b間にはスプリン
グ159が張設され、このスプリング159のばね力により、
トナータンク167は位置決めピン164を中心にして反時計
回り方向、つまり現像ローラ160が感光体ベルト1から
離間する方向に付勢されている。そして画像形成状態に
おいては、カム165によつてトナータンク167はスプリン
グ159のばね力に抗して感光体ベルト1側に押し付けら
れ、トナータンク167の遊端が筺体102のストツパ片102a
に当接して位置決めされ、現像ローラ160が感光体ベル
ト1の平面部分1aを所定の圧力で押して接触されてい
る。
第2のユニツトU2は筺体103内にクリーニング装置2
3、帯電チヤージヤ15及びイレーサ24が収容支持された
構成となつていて、クリーニング装置23の回収タンク23
6には感光体ベルト1の平面部分1bと対向する位置にク
リーニングブレード230が取り付けてある。このクリー
ニングブレード230の近傍にフアーブラシ231が回転自在
に配設してあり、フアーブラシ231に対して回収タンク2
36に一体に形成されたフリツカーバー234を対接するよ
うにして配置してある。このフリツカーバー234の近傍
において、ケース236内に臨んでトナー回収棒232が設け
てあり、このトナー回収棒232に圧接してトナー剥離板2
33が設けてある。また回収タンク236内には満杯検知セ
ンサ239が取り付けてあり、回収タンク236の感光体ベル
ト1の平面部分1bに対向する面に帯電チヤージヤ15とイ
レーサ24が支持固定されている。
回収タンク236は位置決めピン235を中心に回動自在に
なつていて、筺体103の引掛部158と回収タンク236の遊
端の引掛部236a間にはスプリング237が張設されてい
る。そして画像形成動作状態においては、カム238によ
つて回収タンク236はスプリング237のばね力に抗して感
光体ベルト1側に押し付けられ、回収タンク236の遊端
が筺体103のストツパ片103aに当接して位置決めされ、
クリーニングブレード230及びフアーブラシ231が感光体
ベルト1の平面部分1bを所定の圧力で押して接触されて
いる。
クリーニング装置23ではフアーブラシ231で感光体ベ
ルト1上の残留トナーが掻き落とされ、掻き落とされた
残留トナーはフアーブラシ231からフリツカーバー234に
よつて叩き落とされる。フアーブラシ231で掻き落とせ
なかつた残留トナーはクリーニングブレード230によつ
て剥がされる。このようにして掻き落とされた残留トナ
ーはトナー回収棒232とトナー剥離板233によつて回収タ
ンク236内に回収される。そしてこのようにして回収さ
れた残留トナーが回収タンク236内に充満した際には、
満杯検知センサ239が検知信号を発する。
また帯電チヤージヤ15はクリーニング終了後の感光体
ベルト1を帯電し、イレーサ24は必要とする画像領域の
みに静電潜像を作成するように不必要な部分を消去し、
ミラー14からの反射光は感光体ベルト1にローラ101部
分で入射されて潜像の作像が行なわれる。
このようにして現像装置16、クリーニング装置23、帯
電チヤージヤ15及びイレーサ24による感光体ベルト1へ
の静電潜像の作像が行なわれるが、トナータンク167内
のトナーが無くなりトナーエンドとなった場合には図示
せぬセンサがこれを検知してトナーエンドの情報をユー
ザーに知らせる。また回収タンク236内に排トナーが満
杯になった場合にも、前述のように満杯検知センサ239
がこれを検知して満杯をユーザーに知らせる。
この情報に基づいて第1のユニツトU1或いは第2のユ
ニツトU2の保守交換が行なわれるが、この保守交換に際
しては操作パネル上の図示せぬ交換スイツチを押すと、
感光体ベルト1、第1のユニツトU1及び第2のユニツト
U2が回転軸R1を中心に回転し、交換すべきユニツトが装
着開口25位置まで回転する。そこでカム165或いはカム2
38を回動してロツクを外すと、第4図に示すようにトナ
ータンク167の筺体102に対する支持固定が解除され、或
いは回収タンク236の筺体103に対する支持固定が解除さ
れ、トナータンク167、回収タンク236はスプリング15
9、237により感光体ベルト1から離間する方向に回動さ
れ、トナータンク167或いは回収タンク236を装着開口25
から取り出すことができる。
そして保守交換作業を完了したトナータンク167或い
は回収タンク236は、装着開口25からケースC内に挿入
され、カム165或いはカム238でロツクをすることにより
装着が完了する。この際、像担持体に対して第1のユニ
ツトU1、第2のユニツトU2は平面部分1a、1bのいずれの
側にも取り付けることができ、したがつて、ローラ10
0、101のいずれ方でも潜像の作像はできるようになつて
いる。また、第1の実施例では筺体102、103に感光体ベ
ルト1への原稿の画像の感光及び転写のための開口部を
設ける必要がないので、構造が簡単となつて現像装置16
のトナータンク167或いはクリーニング装置23の回収タ
ンク236の保守交換作業時の装脱や再装着作業も容易と
なる。
第5図及び第6図は第2の実施例の要部の構成の動作
状態を示す説明図で、現像装置16の現像ローラ160に同
心的に1枚構造のシヤツター168が設けられ、捩りコイ
ルばね169が現像ローラ160の軸に同心的に取り付けられ
ている。この捩りコイルばね169の一端はトナータンク1
67に係合され、他端はシヤツター168に係合され、第5
図に示すカム165によるロツク状態、つまり画像形成動
作状態では捩りコイルばね169のばね力によつて、シヤ
ツター168はトナータンク167の開口167aを開く方向に付
勢されている。同様にクリーニング装置23のトナー剥離
板233の近傍に捩りコイルばね241が設けられ、捩りコイ
ルばね241の一端は回収タンク236に係合され、他端は捩
りコイルばね241の軸芯を中心に回転可能な2枚構造の
シヤツター240に係合されている。このシヤツター240、
捩りコイルばね241により開く方向に付勢されている。
この第2の実施例において、カム165を回動してロツ
クを解除すると、第6図に示すようにトナータンク167
が感光体ベルト1の平面部分1aから離れる方向に回動
し、同時に捩りコイルばね169のばね力によつてシヤツ
ター168が、開口167aを塞ぐ位置に移動する。このシヤ
ツター168の回動はトナータンク167の回動力をギア機構
を介して伝達して行えばよい。このように、現像装置16
を取り出す際に、開口167aが塞がれるので、トナータン
ク167を取り出した時に、トナーが開口167aから漏れて
オペレータの身体や部屋を汚すことがない。同様にして
カム238を回動してロツクを外すと回収タンク236が回動
すると共に、捩りコイルばね241のばね力によつてシヤ
ツター240が回収タンク236の開口部分を塞いで排トナー
の外部への漏れを防止している。
第2の実施例でも第1のユニツトU1と第2のユニツト
U2とは、断面形状が同一に形成されているので、これら
のユニツトU1、U2を感光体ベルト1のいずれの平面部分
1a、1bに対しても装着することができる。
なお、上記実施例では、交換時に、第1のユニツトU1
と第2のユニツトU2共に感光体ベルト1から離間させて
いるが、装着開口25に対応するユニツトのみを離間させ
るようにしてもよく、第7図及び第8図はその状態を示
す説明図で、第7図は第1のユニツトU1を開口25に位置
させて第1のユニツトU1のみを感光体ベルト1から離間
させてあり、第8図は第2のユニツトU2を開口25に位置
させて第2のユニツトU2のみを感光体ベルト1から離間
させてある。
この第7図及び第8図の実施例のその他の部分の構
成、動作及び効果は既に説明した第1、あるいは第2の
実施例と同一である。
第9図及び第10図は第3の実施例の要部の構成の動作
状態を示す説明図であり、トナータンク167を収容支持
する第1のユニツトU1の筺体102が、ローラ101の軸心を
同じくして回動自在に支持され、また、ローラ101の軸
に同心的に取り付けた捩りコイルばね201によつて感光
体ベルト1の平面部分1aから離れる方向にばね力を受け
ていて、カム165によつて捩りコイルばね168のばね力に
抗して前記平面部分1aに現像ローラ160が圧接した位置
に保持されている。同様にして、回収タンク236を収容
支持する第2のユニツトU2の筺体103が、ローラ100の軸
心を同じくして回動自在に支持され、また、ローラ100
の軸に同心的に取り付けた捩りコイルばね202によつて
感光体ベルト1の平面部分1bから離れるに方向にばね力
を受けていて、カム238によつて捩りコイルばね202のば
ね力に抗して前記平面部分1bにクリーニングブレード23
0及びフアーブラシ231が圧接した位置に保持されてい
る。
この第3の実施例においてカム165を回動させてロツ
クを外すと、第10図に示すようにトナータンク167を収
容した筺体102が捩りコイルばね201のばね力によつて前
記平面部分1aから離れる方向に回動し、前記装着開口25
からトナータンク167を取出すことが可能な状態となつ
ている。同様にして、カム238を回動させてロツクを外
すと、回収タンク236を収容した筺体103が捩りコイルば
ね202のばね力によって前記ベルト面から離れる方向に
回動し、前記装着開口25から回収タンク236を取出すこ
とが可能な状態となつており、前述の如く第1のユニツ
トU1、第2のユニツトU2、及び感光体ベルト1を一体に
回転させて第1のユニツトU1もしくは第2のユニツトU2
を装着開口25に位置させることにより所望のユニツトを
取出せ、また現像装置16あるいはクリーニング装置23を
各筺体102、103内に嵌入して装着することができる。こ
の第3の実施例でも、ユニツト間に挟まれるようにし
て、感光体ベルト1の両ローラ100、101の支持部分が露
出していて、この露出部分で感光或は転写が行われる。
第3の実施例のその他の部分の構成、動作及び効果は
既に説明した第1の実施例と同様である。
第11図は第4の実施例を示す説明図であり、第11図は
イレーサ24を回収タンク236に取り付けず、第1のユニ
ツトU1及び第2のユニツトU2外に取り付けた構成となつ
ている。また第12図は第5の実施例を示す説明図であ
り、第12図は帯電チヤージヤ15とイレーサ24とを第1の
ユニツトU1及び第2のユニツトU2外に取り付けた構成と
し、また、クリーニングブレード230及びフアーブラシ2
31を現像ローラ160から離して回収タンク236の遊端寄り
に配設したものである。尚、これらの第4、第5の実施
例ではイレーサ24或いは帯電チヤージヤ15とイレーサ24
と転写チヤージヤ18は、像担持体、第1のユニツトU1及
び第2のユニツトU2の回転円周の外側に配設され、保守
交換や装着に際する回転が支障なく行なわれるようにな
つている。
第4、第5の実施例のその他の部分の構成、動作及び
効果は既に説明した第1の実施例と同様である。
なお、いずれの実施例においても、新しい現像装置16
或いはクリーニング装置23が挿入された場合には、感光
体ベルト1と馴染ませるための自動フオーミング回転が
行なわれる。
このように構成された前記実施例によると、感光体に
複数のプロセスユニツトをすべて装着したときに、感光
体の支持部のみを露出する事により、プロセスユニツト
に開口部を設けることなく感光体への露光及び用紙への
転写が可能となる。
また、ベルト露出部に非交換プロセス手段を配置する
事により、非交換プロセス手段とプロセスユニツトを独
立させる事ができるためプロセスユニツトのみの交換が
可能となる。また、プロセスユニツトの着脱時に、各プ
ロセスユニツトを画像形成時と異なる位置に回動させる
ことにより、各プロセスユニツトの着脱作業が容易にな
る。
また、複数のプロセスユニツトを同一形状にし着脱位
置を固定とする事によりそれぞれのユニツトの装着位置
の確認が不要となる。また、それぞれのユニツトの装着
位置を限定しないため、装着すべき位置に別のユニツト
を装着するなどのミスが防げることができ、また、各プ
ロセス手段のうち交換寿命の短いものと長いものとを別
々のユニツトにする事により、それぞれのユニツトの交
換時期を異ならせることが可能となる。また、転写と露
光が任意のベルト支持部で行えるため感光体の装着向き
を自由にすることができる。
また、機械寿命まで寿命を伸ばすことが可能な手段、
例えば、帯電チヤージヤ、転写チヤージヤ、インーサ等
は、プロセスユニツトからはずすことにより、本当に必
要な物だけをユーザーに交換させることが可能となる。
また、スペースを有効的に活用でき、他のユニツトの寿
命も伸ばすことができ、例えば、クリーニングユニツト
の廃トナーの収納量を増やせる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、請求項1に記載の発明では、プ
ロセスユニツトが複数に分割形成され、ベルト状像担持
体と一体に回転可能で、少なくともその一部がベルト状
像担持体に対して着脱自在なので、保持交換が必要な各
プロセスユニツトを画像形成時と異なる位置に回動させ
ることにより着脱作業を容易に行うことができる。ま
た、プロセスユニツトのベルト状像担持体の支持部が露
出しているので、プロセスユニツトに開口部を設ける必
要がなく構造が簡単になり着脱作業も容易になる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明で
得られる効果に加えて、着脱できない画像形成手段をベ
ルト状像担持体の露出部分に対抗して配設してコンパク
トで無駄のない部品配置が実現できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明で
得られる効果に加えて、各プロセス手段のうち交換寿命
の短いものと長いものとを別々のユニツトにする事によ
り、それぞれのユニツトの交換時期を異なわせる事が可
能となる。また、転写と露光が任意のベルト支持部で行
えるため、感光体の装着向きを自由にできる。また、機
械寿命まで寿命を伸ばすことが可能な手段、例えば、帯
電チヤージヤ、転写チヤージヤ、インーサ等は、プロセ
スユニツトからはずすことにより、本当に必要な物だけ
をユーザーに交換させることが可能となる。また、スペ
ースを有効的に活用でき、他のユニツトの寿命も伸ばす
ことができる。例えば、クリーニングユニツトの廃トナ
ーの収納量を増やせる。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の発明で
得られる効果に加えて、各プロセス手段のうち交換寿命
の短いものと長いものとを別々のユニツトにする事によ
り、それぞれのユニツトの交換時期を異なわせる事が可
能となる。また、転写と露光が任意のベルト支持部で行
えるため感光体の装着向きを自由にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本発明の実施例を説明する図で、第
1図は実施例に係る画像形成装置の全体構成を示す説明
図、第2図は実施例に係る画像形成装置の斜視図、第3
図及び第4図は第1の実施例の動作状態を示す説明図、
第5図乃至第8図は第2の実施例の動作状態を示す説明
図、第9図及び第10図は第3の実施例の説明図、第11図
は第4の実施例を示す説明図、第12図は第5の実施例を
示す説明図である。 S……走査部、C……ケース、1……感光体ベルト、15
……帯電チヤージヤ、16……現像装置、23……クリーニ
ング装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石島 尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭62−35383(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の支持手段により支持されたベルト状
    像担持体と、 前記支持手段の数と同数の数に分割形成されるととも
    に、前記ベルト状像担持体に対しその一部又は全部が着
    脱自在に配設され、前記ベルト状像担持体と一体的に回
    動可能に構成されたプロセスユニットとを有する画像形
    成装置であって、 前記プロセスユニットは前記ベルト状像担持体の前記支
    持手段により支持された部分が露出する形態で装着され
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】複数の支持手段により支持されたベルト状
    像担持体と、 前記支持手段の数と同数の数に分割形成されるととも
    に、前記ベルト状像担持体に対しその一部又は全部が着
    脱自在に配設され、前記ベルト状像担持体と一体的に回
    動可能に構成されたプロセスユニットと、 画像形成装置本体に対し着脱できない形態で前記ベルト
    状像担持体の周囲に配設された画像形成手段とを有する
    画像形成装置であって、 前記プロセスユニットは前記ベルト状像担持体に対し前
    記支持手段を露出する形態で装着されるとともに、 前記画像形成手段は前記支持手段に対向して配設されて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】ベルト状像担持体と、 前記ベルト状像担持体を支持するための第1の支持部材
    と、 前記ベルト状像担持体を支持するための前記第1の支持
    部材と同一外径を有する第2の支持部材と、 前記ベルト状像担持体に潜像を形成する潜像形成手段
    と、 前記潜像を現像する手段と、 前記現像像を転写する転写手段と、 前記ベルト状像担持体上の残留トナーをクリーニングす
    るクリーニング手段と、 少なくとも前現像手段を支持する第1のプロセスユニッ
    トと、 少なくとも前記クリーニング手段を支持する第2のプロ
    セスユニットと、 前記ベルト状像担持体の前記支持部材によって支持され
    た部分を露出する形態で前記第1及び第2のプロセスユ
    ニットを着脱自在に支持する支持手段と、 前記ベルト状像担持体と前記プロセスユニットとを一体
    的に回動可能に支持する手段とを有する画像形成装置で
    あって、 前記ベルト状像担持体の前記第1の支持部材によって支
    持された露出部に対応する位置に、前記潜像形成手段の
    一部又は全部を配設するとともに、 前記ベルト状像担持体の前記第2の支持部材によって支
    持された露出部に対応する位置に、前記転写手段を配設
    することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】2つの支持手段により支持されたベルト状
    像担持体と、 前記ベルト状像担持体の周囲に配設された複数のプロセ
    ス手段のうちの帯電手段及びクリーニング手段を一体的
    に支持する第1のプロセスユニットと、 前記ベルト状像担持体の周囲に配設された複数のプロセ
    ス手段のうちの現像手段を支持し、前記第1のプロセス
    ユニットと同一形状にて構成された第2のプロセスユニ
    ットと、 前記ベルト状像担持体のベルト支持手段により支持され
    た部分が露出する形態で、前記第1及び第2のプロセス
    ユニットを着脱自在に支持する支持部材と、 前記第1及び第2のプロセスユニットと前記ベルト状像
    担持体とを一体的に回動可能に支持する手段とを有する
    画像形成装置であって、 前記ベルト状像担持体の露出部に露光光を照射すること
    を特徴とする画像形成装置。
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