JPH042044B2 - - Google Patents

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JPH042044B2
JPH042044B2 JP2591385A JP2591385A JPH042044B2 JP H042044 B2 JPH042044 B2 JP H042044B2 JP 2591385 A JP2591385 A JP 2591385A JP 2591385 A JP2591385 A JP 2591385A JP H042044 B2 JPH042044 B2 JP H042044B2
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curtain
gear
gear mechanism
drive
internal gear
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JP2591385A
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JPS61185215A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 この発明は、カーテンを開閉駆動するために用
いるカーテンの開閉駆動装置に関する。
(ロ) 発明の背景 従来、この種のカーテンの開閉駆動装置として
は、例えば、カーテンを駆動する駆動プーリをモ
ータの出力軸に嵌合し、該駆動プーリに連動させ
たベルトに先頭ランナを介してカーテンの端部を
係止し、モータを駆動することにより、カーテン
を開閉するように構成した装置が知られている。
しかし、このような従来装置においては、モー
タ停止時にカーテンを手動で開閉操作すること所
謂手引き操作ができない問題点を有していた。
(ハ) 発明の目的 この発明は、遊星歯車機構のインターナルギヤ
をロツクおよびロツク解除する電磁クラツチを設
けることにより、駆動源の停止時にカーテンを手
動操作で開閉することができ、加えてクラツチ機
構の構造が簡単で、インターナルギヤのロツクお
よびロツク解除を容易に行なうことができるカー
テンの開閉駆動装置の提供を目的とする。
(ニ) 発明の要約 この発明は、カーテンを開閉駆動する駆動プー
リと、駆動源との間に遊星歯車機構を介装し、該
遊星歯車機構のインターナルギヤを回動許容に設
定し、該インターナルギヤの外周部には、前記駆
動源の駆動と連動してインターナルギヤの回動を
ロツクする電磁クラツチを設けたカーテンの開閉
駆動装置であることを特徴とする。
(ホ) 発明の効果 この発明によれば、駆動プーリと駆動源との間
に電磁クラツチを介設しているので、駆動源停止
に基づくカーテンの移動停止時には、この電磁ク
ラツチがオフとなつて、該クラツチよりも従動側
を空転可能な状態に設定することができるので、
駆動源の停止時であつてもカーテンを手動操作に
によつて開閉させることができる効果がある。
加えて、上述の電磁クラツチは、遊星歯車機構
のインターナルギヤを駆動源のオン・オフと連動
して、ロツクおよびロツク解除するクラツチであ
るから、機械的クラツチと比較して、クラツチ機
構の構造が簡単であるうえ、インターナルギヤの
ロツクおよびロツク解除を容易に行なうことがで
きる効果がある。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はカーテンの開閉駆動装置を示し、第1図
において、1はカーテンレール2に吊下した左側
のカーテン(以下単に左カーテンと称す)、3は
上述カーテンレール2に吊下した右側のカーテン
(以下単に右カーテンと称す)で左カーテン1の
左端および右カーテン3の右端をカーテン止め
(図示せず)に係止すると共に、これら左右の各
カーテン1,3の上方にはアルミニウム製のガイ
ドレール4(第2図参照)内を走行するエンドレ
ス状の第1ベルト5と第2ベルト6とを配設して
いる。
そして、上側に配設した第1ベルト5の奥側部
5aに右カーテン3用の先頭ランナ7を固定し、
下側に配設した第2ベルト6の手前側部6aに左
カーテン1用の先頭ランナ8を固定している。
また、上述の第1ベルト5は右側の差動歯車機
構9の第1出力軸10に嵌合した第1駆動プーリ
11と、回転自在に設けた左側の第1従動プーリ
12との間に張架し、上述の第2ベルト6は差動
歯車機構9の第2出力軸13に嵌合した第2駆動
プーリ14と、回転自在に設けた第2従動プーリ
15との間に張架している。
ここで、上述の各プーリ11,12,14,1
5は第2図からも明らかな如く、その周面に等間
隔に突起を一体形成したスプロケツト状のプーリ
で、前述の各ベルト5,6には該突起に対応した
係止孔16…を等間隔に穿設している。
このようにして同方向に走行可能に張架した第
1ベルト5と第2ベルト6との奥側部5aおよび
手前側部6aに各別に設けた先頭ランナ7,8
に、係止具17,18を各別に介して左右の各カ
ーテン1,3の端部を連結して、これら左右の各
カーテン1,3を相反する方向に開閉するように
構成している。
上述の第1ベルト5側の先頭ランナ7は第2
図、第3図に示す如く、ガイドレール4の底壁内
面4aに転接するガイドローラ19を有し、この
先頭ランナ7の垂下片7aをガイドレール4の底
部開口4bから下方に突出させて、この垂下片7
aにビス止めした係止板20の透孔21に、前述
の係止具17の上端フツク部を係止している。
また前述の第2ベルト6側の先頭ランナ8は第
2図、第4図に示す如く、ガイドレール4の底壁
内面4aに転接するガイドローラ22を有し、こ
の先頭ランナ8の垂下片8aをガイドレール4の
底部開口4bから下方に突出させて、この垂下片
8aの透孔23に、前述の係止具18の上端フツ
ク部を係止している。
ところで、前述の第1駆動プーリ11および第
2駆動プーリ14の駆動源となる可逆モータ24
の出力軸25には遊星歯車機構26,27を介し
て出力ギヤ28を設け、この出力ギヤ28を前述
の差動歯車機構9における入力歯車(いわゆるリ
ングギヤ)29に噛合わせている。
この差動歯車機構9は、上述の入力歯車29
と、2つのピニオン30,31と、2つのサイド
ギヤ32,33とを有し、上側のサイドギヤ32
に前述の第1出力軸10を、また下側のサイドギ
ヤ33に前述の第2出力軸13をそれぞれ取付け
ている。
また前述の下段の遊星歯車機構26は、可逆モ
ータ24の出力軸25に嵌合したサンギヤ34
と、複数のプラネタリギヤ35…と、インターナ
ルギヤ36と、キヤリヤギヤ37とを有し、この
キヤリヤギヤ37を上段の遊星歯車機構27のサ
ンギヤ38に連結している。
上述の上段の遊星歯車機構27は、サンギヤ3
8と、複数のプラネタリギヤ39…と、回動許容
に設定したインターナルギヤ40と、キヤリヤギ
ヤ41とを有し、このキヤリヤギヤ41を前述の
出力ギヤ28に連結している。
また上段の遊星歯車機構27におけるインター
ナルギヤ40の外周部には、左右の各カーテン
1,3の移動停止時に前述の可逆モータ24と連
動してオフとなる電磁クラツチ43を配設し、上
述の可逆モータ24の回転時には電磁クラツチ4
3をオンにし、この電磁力でインターナルギヤ4
0にその外方へ向けて一体的に取付けた吸着片4
0aを吸着して、該インターナルギヤ40をロツ
クし、逆に上述の可逆モータ24の停止時には電
磁クラツチ43をオフにし、吸着片40aの吸着
を解除して、インターナルギヤ40をフリー状態
に設定している。
つぎに、上記の如く構成したカーテンの開閉駆
動装置の作用について説明する。
まず、左カーテン1を第1図の矢印a方向に、
また右カーテン3をそれと相反する第1図の矢印
b方向に移動して所謂カーテン1,3を閉成操作
する際には、可逆モータ24を正転駆動する。
該モータ24を正転駆動すると、このモータ2
4と連動して電磁クラツチ43がオンになり、吸
着片40aを吸着して、インターナルギヤ40を
ロツクすると共に、上述のモータ24の回転力が
上下二段構造の遊星歯車機構26,27を介して
出力ギヤ28に伝達され、このギヤ28と常時噛
合する差動歯車機構9の入力歯車29が回転し
て、該差動歯車機構9を介して第1駆動プーリ1
1,第2駆動プーリ14が共に第1図の反時計方
向へ回転するので、第1ベルト5に設けた先頭ラ
ンナ7が第1図の左方向に走行して、右カーテン
3を矢印b方向へ移動させると同時に、第2ベル
ト6に設けた先頭ランナ8が第1図の右方向に走
行して、左カーテン1を矢印a方向へ移動させ、
これらカーテン1,3を閉成操作することができ
る。
逆に、カーテン1,3を開成操作するには、可
逆モータ24を逆転駆動すると、前述と同様にし
て、これらカーテン1,3を開成操作することが
できる。
ところで、一方のカーテンたとえば左カーテン
1を開放または閉鎖状態に固定あるいは在室者の
所望する中途位置に固定して、他方の右カーテン
3のみを開閉したい場合には、まず左カーテン1
を所望位置に固定した後に、可逆モータ24を正
逆何れかの方向に回転駆動すると、第2駆動プー
リ14および差動歯車機構9の下側のサイドギヤ
33はカーテン固定による負荷で停止状態を維持
するので、可逆モータ24からの回転力は各要素
26,27,28を介して差動歯車機構9の入力
歯車29に伝達された後に、ピニオン30,31
を介して上側のサイドギヤ32にのみ伝達される
ので、第1駆動プーリ11のみが回転して、他方
の右カーテン3のみを開閉操作することができ
る。
さらに、上述の可逆モータ24の停止時には、
これと連動して電磁クラツチ43がオフとなつ
て、吸着片40aの吸着を解除して、上段の遊星
歯車機構27におけるインターナルギヤ40をフ
リー状態に設定するので、左右のカーテン1,3
を手動によつて開閉操作することができる。
つまり、左右のカーテン1,3の同時開閉ある
いは何れか一方のカーテンの開閉時には、差動歯
車機構9の入力歯車29から出力歯車28へ回転
力が伝達され、上段の遊星歯車機構27における
キヤリヤギヤ41が回転するが、インターナルギ
ヤ40がフリー状態になつているため、このイン
ターナルギヤ40がキヤリヤギヤ41の回転方向
と同方向に空転するので、前述の可逆モータ24
の停止時において、左右のカーテン1,3を手動
によつて開閉動することができ、またサンギヤ3
8およびそれよりも原動側の各要素には回転力が
伝達されないから、可逆モータ24へは回転負荷
は何等付勢されない。
以上要するに、駆動プーリ11もしくは14と
駆動源である可逆モータ24との間に上述の電磁
クラツチ43を介設しているので、可逆モータ2
4の停止時には、これと連動してクラツチ43が
オフとなつて、該クラツチ43よりも従動側の機
構を空転可能な状態に設定するので、カーテンを
手動操作で開閉させることができる効果がある。
加えて、上述の電磁クラツチ43は、遊星歯車
機構27のインターナルギヤ40を駆動源のオ
ン・オフと連動して、ロツクおよびロツク解除す
るクラツチであるから、機械的クラツチと比較し
て、クラツチ機構の構造が簡単であるうえ、イン
ターナルギヤ40のロツクおよびロツク解除を容
易に行なうことができる効果がある。
なお、上記実施例においては駆動プーリ11,
14を合計2つ設けて左右のカーテン1,3を開
閉すべく構成したが、これは一方の駆動プーリた
とえば駆動プーリ11と連動する一方のカーテン
3のみを開閉する装置であつてもよいことは云う
までもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はカ
ーテンの開閉駆動装置を示す系統図、第2図はカ
ーテンの開閉駆動装置の要部斜視図、第3図は一
側の先頭ランナのガイド構造を示す断面図、第4
図は他側の先頭ランナのガイド構造を示す断面図
である。 3……カーテン、11……駆動プーリ、24…
…駆動源、27……遊星歯車機構、40……イン
ターナルギヤ、43……電磁クラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カーテンを開閉駆動する駆動プーリを備えた
    カーテンの開閉装置であつて、 上記駆動プーリと、駆動源との間に遊星歯車機
    構を介装し、 該遊星歯車機構のインターナルギヤを回動許容
    に設定し、 該インターナルギヤの外周部には、前記駆動源
    の駆動と連動してインターナルギヤの回動をロツ
    クする電磁クラツチを設けた カーテンの開閉駆動装置。
JP2591385A 1985-02-12 1985-02-12 カ−テンの開閉駆動装置 Granted JPS61185215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2591385A JPS61185215A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 カ−テンの開閉駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2591385A JPS61185215A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 カ−テンの開閉駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185215A JPS61185215A (ja) 1986-08-18
JPH042044B2 true JPH042044B2 (ja) 1992-01-16

Family

ID=12179013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2591385A Granted JPS61185215A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 カ−テンの開閉駆動装置

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JP (1) JPS61185215A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120876U (ja) * 1986-01-27 1987-07-31
JPS6368875U (ja) * 1986-10-24 1988-05-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61185215A (ja) 1986-08-18

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