JPH0222840B2 - - Google Patents

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JPH0222840B2
JPH0222840B2 JP57037804A JP3780482A JPH0222840B2 JP H0222840 B2 JPH0222840 B2 JP H0222840B2 JP 57037804 A JP57037804 A JP 57037804A JP 3780482 A JP3780482 A JP 3780482A JP H0222840 B2 JPH0222840 B2 JP H0222840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
gear
floating plate
wire
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57037804A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58153880A (ja
Inventor
Mitsuo Kamioka
Takanobu Nishama
Eiji Yamazaki
Tadashi Fukami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Oken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Oken Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Oken Seiko Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Oken Seiko Co Ltd
Priority to JP57037804A priority Critical patent/JPS58153880A/ja
Publication of JPS58153880A publication Critical patent/JPS58153880A/ja
Publication of JPH0222840B2 publication Critical patent/JPH0222840B2/ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、引戸の鴨居に配設され開いた引戸を
自動的に閉戸する引戸の自動閉戸装置に関するも
のである。
一般に、この種の自動閉戸装置が取着される引
戸1は第1図に示すように鴨居2、上框3、縦框
4および下レール5などにて構成された戸枠6内
に装着され、従来の自動閉戸装置は第2図に示す
ようになつていた。すなわち、鴨居2の長手方向
の両端部に夫々軸支される一対のプーリ6a,6
b間に掛け回されたワイヤ7にいずれか一方の引
戸1の上端が固定されており、ぜんまいばねSよ
りなるワイヤ駆動手段8′にて引戸1の閉戸方向
(矢印A)にワイヤ7を駆動するようになつてい
た。。図中40はワイヤ7の結合金具41と鴨居
2に固設された固定金具42との間に介装され引
戸1に制動をかけるエアダンパ、43はぜんまい
ばねSの端部をワイヤ7に接続する接続金具、4
4はワイヤ7に適当な張力を付与する加圧スプリ
ング45a,45bがいずれか一方の引戸1をワ
イヤ7に接続自在にする係止金具である。
いま、このような従来例にあつては、引戸1の
開戸に伴つてワイヤ7が鴨居2の長手方向に沿つ
て矢印B方向に移動したときに、ワイヤ7に接続
されているぜんまいばねSにばね復帰力FSが蓄え
られ、引戸1から手をはなすとこの蓄えられれば
ね復帰力FSによつてワイヤ7が矢印A方向に駆動
され引戸1が自動的に閉戸するようになつてい
る。
ところで、上記従来例にあつては、引戸1を大
きく開ければ開ける程、ぜんまいばねSに大きな
ばね復帰力が蓄えられることになる。第3図は引
戸1の開戸距離lに対するばね復帰力FSを示すも
ので、この図から明かなように、引戸1をぜんま
いばねSのばね復帰力FSに抗して開戸する場合、
だんだん強い力で操作する必要があり、開戸操作
がやり難いという欠点があつた。本発明は上記の
点に鑑みて為されたものであり、その目的とする
ところは、開戸距離lに関係なく一定の弱い力で
開戸操作ができ、開戸操作がやり易い引戸の自動
閉戸装置を提供することにある。
以下、実施例について図を用いて説明する。第
4図乃至第7図は本発明一実施例であり、全体構
成は引戸1の駆動部分を除いて従来例と略同一で
あるので、以下、引戸1の駆動部分について詳細
に説明する。10はコアレスモータ(キヤノン社
製LB−32−K1)よりなる駆動モータであり、第
7図に示すように商用電源ACを降圧トランスTr
で降圧し、ダイオードDおよびコンデンサCにて
整流平滑された直流電源6Vがモータ制御スイツ
チ30を介して印加されるようになつている。1
3は入力歯車であり、駆動モータ10の回転軸1
0aに取着したピニオン歯車11に噛合する減速
歯車12に大径歯車部13aが噛合して回転軸1
0aに連結されている。14はモータ制御突起1
5を有しストツパ16a,16bにて回動範囲θ
が規制された遊動板、17は出力歯車であり、入
力歯車13、遊動板14および出力歯車17は同
一の遊星軸18に遊嵌されており、夫々回動自在
となつている。19は出力歯車17と噛合させた
反転歯車であり、反転歯車19は軸20にて遊動
板14に回動自在に軸支されている。21は遊動
板14に穿設された軸孔に貫通して配設された回
動自在な貫通軸であり、貫通軸21の一端には入
力歯車13の小径歯車部13bに噛合させた第1
の遊星歯車23が取着され、他端には反転歯車1
9に噛合させた第2の遊星歯車24が取着されて
おり、両遊星歯車23,24は連動して遊星回動
するようになつている。25は遊動板14と固定
突起26との間に介装された引張りコイルスプリ
ングよりなるバイアススプリングであり、遊動板
14を駆動モータ10による入力歯車13の回動
方向と同方向に付勢する。27はワイヤ7が巻回
された出力プーリであり、出力歯車17に噛合さ
れた伝達歯車28の出力軸29に取着されて出力
歯車17に連結され、出力歯車17の回動によつ
て出力プーリ27が回動してワイヤ7を駆動す
る。以上のように構成されたワイヤ駆動手段8は
駆動モータ10の回転を減速比約1/28で出力プ
ーリ27に伝達するようになつており、出力プー
リ27は直径50mmである。この場合、出力プーリ
27によるワイヤ7の最大引張力は2600gであ
り、実施例にあつては引戸1を最大に開戸した状
態から約5秒で閉戸できるようになつている。3
0はワイヤ駆動手段8を構成する遊動板14のモ
ータ制御突起15にて駆動されるモータ制御スイ
ツチであり、モータ制御突起15に係合する傾斜
部31aを有する可動接点ばね31と、補助接点
ばね32と、固定接点ばね33とを並行配置し、
固定接点rcと捕助接点rbとで第1の制御接点34
aを形成するとともに、補助接点rbと可動接点ra
とで第2の制御接点34bを形成しており、遊動
板14の突部14aがストツパ16aに当接した
状態において両制御接点34a,34bがオンし
ている。ここに制御接点34aは駆動モータ10
の制動抵抗Rに並列接続され遊動板14が回動範
囲θの略中央まで回動したときにオフされ、駆動
モータ10と直列に制動抵抗Rを挿入自在にして
駆動モータ10の出力トルクを制御するようにな
つている。一方、制御接点34bは駆動モータ1
0の電源回路に挿入され、遊動板14の突部14
aがストツパ16bに当接するまで遊動板14が
回動されたときにオフされ、駆動モータ10をオ
ンオフ制御するようになつている。ところで、バ
イアススプリング25のばね付勢力は、ワイヤ駆
動手段8にて駆動されている引戸1が停止したと
き遊動板14がバイアススプリング25のばね付
勢力に抗して回動範囲θの略中央まで回動してモ
ータ制御スイツチ30の制御接点34aが反転
(オフ)されたとき、その位置で停止するように
設定されている。すなわち、バイアススプリング
25のばね付勢力は駆動モータ10に制動抵抗R
が直列に挿入されたときに得られる出力トルクに
よる遊動板14の回転トルクと、バイアススプリ
ング25による遊動板14の回転トルクとが回動
範囲θの略中央で釣り合うように設定されてい
る。
以下、実施例の動作について説明する。
いま、引戸1を開戸した状態で手を離すと、遊
動板14はバイアススプリング25により矢印C
方向に付勢されて突出部14aがストツパ16a
に当設するまで回動してモータ制御スイツチ30
の制御接点34a,34bが共にオンして駆動モ
ータ10に定格電圧6Vが印加される。このと
き、駆動モータ10は定格出力トルクを出力して
おり、遊動板14の回動はストツパ16aにて阻
止されているので、駆動モータ10の回転はピニ
オン歯車11、減速歯車12、入力歯車13、遊
星歯車23,24、反転歯車19、出力歯車17
を介して出力プーリ27に伝達され、ワイヤ7が
矢印A方向に駆動されて引戸1が閉戸方向に移動
する。第5図中の矢印a〜gは上記閉戸動作時に
おける各部の回転方向を示すものである。但し、
遊動板14は突部14aがストツパ16aに当接
した後は所定位置に固定される。次に引戸1が縦
框4に当接するまで移動して停止すると、出力プ
ーリ27に連結されている出力歯車17の回動が
阻止されるので、駆動モータ10の回転によつて
遊動板14がバイアススプリング25のばね付勢
力に抗して矢印h方向に回動して遊動板14のモ
ータ制御突起15にてモータ制御スイツチ30の
制御接点34aがオフされ、駆動モータ10に制
動抵抗Rが挿入され、駆動モータ10の出力トル
クが減少して遊動板14が回動範囲θの略中央で
停止し、ワイヤ駆動手段8は待機状態となる。次
に、引戸1を開戸方向に操作した場合、出力歯車
17はワイヤ7、出力プーリ27および伝達歯車
26を介して矢印i方向に回動され、遊動板14
は突部14aがストツパ26bに当接するまで矢
印h方向に回動し、モータ制御突起16にてモー
タ制御スイツチ30の制御接点34bがオフさ
れ、駆動モータ10への給電が停止され、駆動モ
ータ10はフリーな状態となる。このように駆動
モータ10がフリーな状態となつた後は、引戸1
の開戸操作に必要な力は開戸距離に関係なく駆動
モータ10を空転させるための弱い力となり、特
に実施例にあつては駆動モータ10として回転子
の重量の小さいコアレスモータを用いているの
で、引戸1の開戸操作はきわめて軽くなる。な
お、引戸1から手を離せば前述した閉戸動作によ
つて引戸1が自動的に閉戸されるが、閉戸時に引
戸1と縦框4との間に物がはさまると、遊動板1
4が回動して駆動モータ10が停止し引戸1が自
動的に停止する。このとき、引戸1を閉戸方向に
駆動する力はバイアススプリング25の強さを増
せば強くなる。また、停電の場合はモータ制御ス
イツチ30の制御接点34bが反転(オフ)され
たのと等価であり、駆動モータ10がフリーの状
態となつて空転し、引戸1の開戸操作は軽くな
り、ワイヤ駆動手段8に何ら無理な負荷がかから
ない。さらにまたワイヤ駆動手段8が電動式とな
つているので、駆動モータ10を各種センサ出力
によつて制御することにより、閉戸動作時の引戸
1を任意の位置で停止できる。
本発明は上述のように構成されており、駆動モ
ータを用いたワイヤ駆動手段とワイヤ駆動手段の
遊動板にて駆動されるモータ制御スイツチとを設
け、引戸の開戸操作時に駆動モータへの給電を停
止して駆動モータを空転させるようになつている
ので、引戸を開戸距離に関係なく一定の弱い力で
開戸操作でき、開戸操作がやり易くなるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は同上の要部
分解斜視図、第3図は同上の動作説明図、第4図
は本発明一実施例の概略構成図、第5図は同上の
要部斜視図、第6図は同上の要部上面図、第7図
は同上の要部概略構成図である。 1は引戸、2は鴨居、7はワイヤ、8はワイヤ
駆動手段、10は駆動モータ、13は入力歯車、
14は遊動板、15はモータ制御突起、16a,
16bはストツパ、17は出力歯車、18は遊星
軸、19は反転歯車、21は貫通軸、23,24
は遊星歯車、25はバイアススプリング、27は
出力プーリ、30はモータ制御スイツチ、34
a,34bは制御接点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鴨居の長手方向の両端部に夫々軸支される一
    対のプーリ間に掛け回されたワイヤに引戸の上端
    を固定し、ワイヤ駆動手段にて引戸の閉戸方向に
    ワイヤを駆動するようにして成る引戸の自動閉戸
    装置において、駆動モータの回転軸に連結された
    入力歯車と、モータ制御突起を有しストツパにて
    回動範囲が規制された遊動板と出力歯車とを同一
    の遊星軸に遊嵌し、遊動板に出力歯車と噛合させ
    た反転歯車を軸支し、遊動板に貫通した貫通軸の
    一端に入力歯車に噛合させた第1の遊星歯車を取
    着するとともに他端に反転歯車に噛合させた第2
    の遊星歯車を取着し、遊動板を駆動モータによる
    入力歯車の回動方向と同方向に回動するようにバ
    イアススプリングで付勢し、出力歯車に連結され
    た出力プーリにてワイヤを駆動せしめるようにし
    たワイヤ駆動手段を設け、前記遊動板のモータ制
    御突起にて反転されて駆動モータの出力トルクを
    減少させる第1の制御接点と上記モータ制御突起
    にて反転されて駆動モータへの給電を停止させる
    第2の制御接点とを有するモータ制御スイツチを
    設け、ワイヤ駆動手段にて駆動されている引戸が
    停止したとき遊動板がバイアススプリングのばね
    付勢力に抗して回動範囲の略中央まで回動して第
    1の制御接点が反転され遊動板に対するバイアス
    スプリングによる回転トルクと駆動モータによる
    回転トルクとが釣り合うようにし、引戸が開戸方
    向に操作されたとき遊動板がさらに回動して第2
    の制御接点が反転されるようにして成ることを特
    徴とする引戸の自動閉戸装置。
JP57037804A 1982-03-10 1982-03-10 引戸の自動閉戸装置 Granted JPS58153880A (ja)

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JP57037804A JPS58153880A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 引戸の自動閉戸装置

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JP57037804A JPS58153880A (ja) 1982-03-10 1982-03-10 引戸の自動閉戸装置

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JPS58153880A JPS58153880A (ja) 1983-09-13
JPH0222840B2 true JPH0222840B2 (ja) 1990-05-21

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ID=12507694

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1276950B1 (en) * 2000-04-27 2005-06-29 Intier Automotive Closures Inc. Coreless motor door closure system
JP4929986B2 (ja) * 2006-11-06 2012-05-09 株式会社竹屋 遊技機島台
JP4929985B2 (ja) * 2006-11-06 2012-05-09 株式会社竹屋 遊技機島台

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JPS58153880A (ja) 1983-09-13

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