JPH0519484U - 自動ドア開閉器 - Google Patents

自動ドア開閉器

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Publication number
JPH0519484U
JPH0519484U JP7710391U JP7710391U JPH0519484U JP H0519484 U JPH0519484 U JP H0519484U JP 7710391 U JP7710391 U JP 7710391U JP 7710391 U JP7710391 U JP 7710391U JP H0519484 U JPH0519484 U JP H0519484U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
door
arm
main shaft
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP7710391U
Other languages
English (en)
Inventor
正明 亀崎
Original Assignee
正明 亀崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 正明 亀崎 filed Critical 正明 亀崎
Priority to JP7710391U priority Critical patent/JPH0519484U/ja
Publication of JPH0519484U publication Critical patent/JPH0519484U/ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ギヤ、捩りばね、アームを備えた主軸と欠歯ギ
ヤを備えたモーターで構成し、モーターの回転でギヤと
欠歯ギヤが噛合し、アームを連結したドアを設定角度開
扉するようにし、閉扉は全て捩りばねの弾発復元力で行
うようにした自動ドア開閉器を提供する。 【構成】ケース1内若しくはベース上に回転自在に架し
た主軸2にギヤ3を固定すると共に捩りばね4を巻装
し、またケース外に突出した主軸先端にアーム5を固定
し、捩りばねの弾発力で主軸即ちアームを閉扉回動方向
に付勢し、ケース内若しくはベース上に設置したモータ
ー6の回転駆動軸7に、設定円弧角度間に歯8′を設け
た欠歯ギヤ8を固定し、回転駆動軸の回転で欠歯ギヤと
ギヤ3が噛合回転するように構成した自動ドア開閉器A
であり、ケース若しくはベースを、ドアの枢軸(例、ヒ
ンジ)の上方の庫壁面10に取付けると共に、アーム先
端をドアの上辺の一部にピン11等で連結するようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として、業務用の大形冷蔵庫並に冷凍庫、冷蔵倉庫並に冷凍倉庫 等(以下、冷蔵庫等と記す)の出入口扉に付設する自動ドア開閉器に係り、モー ターの回転駆動による欠歯ギヤと主軸のギヤの噛合回転でアームを設定角度回動 して該アームと連結したドアを設定角度開扉し、また、主軸に巻装した捩りばね の弾発力で閉扉するようにしたものである。
【0002】
【従来の課題】
従来、冷蔵庫等の出入りに際して、作業者は両手に品物を持っていたり、搬送 車を押していたりして、両手がふさがっている場合が多いため、押ボタンスイッ チ、フートスイッチ等で作動するモーターを用いて、手を使わずにドアを自動的 に開閉する自動開閉扉が使用されているが、
【0003】 電動でドアの開閉操作を行っている場合、停電、故障等で装置が作動停止した とき、ドアが開かなくなって庫内に閉じ込められる危険があり、緊急脱出の方法 が無い。
【0004】 ドアの開閉動を行うために、主として、正逆回転式のギヤードモーターを使用 しているが、該モーターは停止位置でドアが動かなくなるため、上記危険がある 。
【0005】 また、ドアの開閉操作のため、割合に複雑な電気制御装置を必要とし、コスト 高となる、等の課題があった。
【0006】
【本考案の目的】
本考案は上記課題の解決を目的とし、主軸にギヤと捩りばねとアームを備え、 安価で強力な1方向回転モーターと欠歯ギヤを備えただけの極めて簡単な構成の 自動ドア開閉器を開発したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、ケース内若しくはベース上に回転自在に架した主軸にギヤを 固定すると共に捩りばねを巻装し、またケース外に突出した同主軸先端にアーム を固定し、該捩りばねの弾発力で主軸即ちアームを閉扉回動方向に付勢し、
【0008】 同ケース内若しくはベース上に設置したモーターの回転駆動軸に、設定円弧角 度間に歯を設けた欠歯ギヤを固定し、回転駆動軸の回転で、該欠歯ギヤと上記ギ ヤが噛合回転するように構成した自動ドア開閉器であり、
【0009】 ケース若しくはベースを、ドアの枢軸の上方の庫壁面に取付けると共に、アー ム先端をドアの上辺の一部にピン等で連結するようにした、自動ドア開閉器によ って、従来の課題を解決したものである。
【0010】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面につき説明すると、ケース1内若しくはベース上に 回転自在に架した主軸2にギヤ3を固定すると共に捩りばね4を巻装し、またケ ース1外に突出した同主軸2先端にアーム5を固定し、該捩りばね4の弾発力で 主軸2即ちアーム5を閉扉回動方向に付勢し、
【0011】 同ケース1内若しくはベース上に設置したモーター6の回転駆動軸7に、設定 円弧角度間に歯8′を設けた欠歯ギヤ8を固定し、回転駆動軸7の回転で、該欠 歯ギヤ8と上記ギヤ3が噛合回転するように構成した自動ドア開閉器Aであり、
【0012】 ケース1若しくはベースを、ドア9の枢軸(例、ヒンジ)の上方の庫壁面10 に取付けると共に、アーム5先端をドア9の上辺の一部にピン11等で連結する ようにしたものである。13は出入り口を示す。
【0013】 上記構成において、欠歯ギヤ8の歯8′を設ける円弧角度は、ドア9の設定開 扉角度に略見合って設定するものであり、例えば、ギヤ3と欠歯ギヤ8のギヤ比 を1:1とし、ドア9の設定開扉角度を115°としたとき、円弧角度は120 °位に設定する。
【0014】 なお、図示実施例は右勝手開きドア用の自動ドア開閉器であるが、左勝手開き ドア用の自動ドア開閉器も、モーターの回転方向を逆にし、捩りばねを逆巻きに するだけで、他は同構成である。
【0015】
【作用】
通常の閉扉状態においては、ギヤ3と欠歯ギヤ8の噛合が外れており、ドアは 謂わばフリー回動状態にある。而して、捩りばね4の弾発力がアーム5を介して ドア9に閉扉回動方向に作用されているため、ドアの閉扉状態は捩りばね4の弾 発力によって保持されている。
【0016】 従って、ドア9は、該捩りばね4の弾発力に抗して手動にて開動自在(閉動は 捩りばねの弾発復元力)である。
【0017】 上記状態において、フートスイッチ(図示せず)を押すなどによってモーター 6を回転すると、回転駆動軸7、欠歯ギヤ8が回転開始してその歯8′が主軸2 のギヤ3と噛合し、捩りばね4の弾発力に打勝ってアーム5が開扉方向へ回動し て、ドア9が設定開扉角度(例、115°)まで開き、リミットスイッチ12に 衝突してモーター6の回転を停止する。
【0018】 この時、欠歯ギヤ8の端末の歯8′が未だギヤ3に噛合しているため、開扉状 態が保持される。また、この開扉状態の間に、作業員は出入り作業する。
【0019】 次に、設定時間経過(数秒〜数10秒間)またはフートスイッチ操作などによ って、モーター6を回転すると、ギヤ3に僅かに噛合していた歯8′が5°位回 転して外れ、再びモーター6を停止する。噛合からフリーになったギヤ3即ちア ーム5は捩りばね4の弾発復元力で閉扉方向に回動しドア9を閉扉して、上記0 014の状態に戻るものである。
【0020】
【効果】
ギヤ、捩りばね、アームを備えた主軸と、欠歯ギヤを備えたモーターで構成し 、モーターの回転でギヤと欠歯ギヤが噛合し、アーム即ち該アームを連結したド アを設定角度開扉するようにし、閉扉は全て捩りばねの弾発復元力で行うように した極めて簡潔な構成としたので、製作容易でコストが安く、また操作も容易な 自動ドア開閉器を提供し得る。
【0021】 1方向回転モーターを使用したため、強力で安価に構成し得ると共に、電気的 制御装置も簡単安価に済み、また、停電、故障等でギヤと欠歯ギヤが噛合したま ま停止した場合にも、従来と異なり、手動力でギヤを回転して開扉できるので、 庫内に閉じ込められる危険がない。
【0022】 通常時は、ギヤと欠歯ギヤの噛合が外れたフリー状態で閉扉(捩りばねの弾発 力)しているため、手動で自由に開(捩りばねの弾発力に抗して)、閉(同ばね の弾発復元力で自動的に)操作し得る。
【0023】 ドアチェッカー等と同様に、自動ドア開閉器として、独立した機器として構成 製作したので、ケースを庫外壁に取付けると共にアームをピン等でドア上辺に連 結するだけで、極めて簡単に設置でき、新規ドアは勿論既存ドアにも容易に取付 け使用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自動ドア開閉器の実施例の正面図でドア
に設置した状態を示す図。
【図2】1部切断平面図で、閉扉状態の図。
【図3】同じく1部切断平面図で、開扉状態の図。
【符号の説明】
A 本考案自動ドア開閉器 1 ケース 2 主軸 3 ギヤ 4 捩りばね 5 アーム 6 モーター 7 回転駆動軸 8 欠歯ギヤ 8′ 歯 9 ドア 10 庫壁面 11 ピン 12 リミットスイッチ 13 出入り口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内若しくはベース上に回転自在に架
    した主軸にギヤを固定すると共に捩りばねを巻装し、ま
    たケース外に突出した同主軸先端にアームを固定し、該
    捩りばねの弾発力で主軸即ちアームを閉扉回動方向に付
    勢し、 同ケース内若しくはベース上に設置したモーターの回転
    駆動軸に、設定円弧角度間に歯を設けた欠歯ギヤを固定
    し、回転駆動軸の回転で、該欠歯ギヤと上記ギヤが噛合
    回転するように構成した自動ドア開閉器であり、 ケース若しくはベースを、ドアの枢軸の上方の庫壁面に
    取付けると共に、アーム先端をドアの上辺の一部にピン
    等で連結するようにしたことを特徴とする、自動ドア開
    閉器。
  2. 【請求項2】欠歯ギヤの歯を設ける円弧角度は、ドアの
    設定開扉角度に略見合って設定するものであり、例え
    ば、ギヤと欠歯ギヤのギヤ比を1:1とし、ドアの設定
    開扉角度を115°としたとき、円弧角度は120°位
    に設定するようにしたものである、請求項1の自動ドア
    開閉器。
JP7710391U 1991-08-30 1991-08-30 自動ドア開閉器 Pending JPH0519484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7710391U JPH0519484U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 自動ドア開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7710391U JPH0519484U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 自動ドア開閉器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0519484U true JPH0519484U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13624455

Family Applications (1)

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JP7710391U Pending JPH0519484U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 自動ドア開閉器

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JP (1) JPH0519484U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127167A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP6182703B1 (ja) * 2017-03-07 2017-08-16 中島 秀夫 増改築工事で骨組みを損傷せず手でも開閉できる電動片開き戸。
JP2017201448A (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 株式会社シブタニ トイレ監視システム

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JP2012127167A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
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