JP2001032623A - 引違い窓開閉装置 - Google Patents

引違い窓開閉装置

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JP2001032623A
JP2001032623A JP11204778A JP20477899A JP2001032623A JP 2001032623 A JP2001032623 A JP 2001032623A JP 11204778 A JP11204778 A JP 11204778A JP 20477899 A JP20477899 A JP 20477899A JP 2001032623 A JP2001032623 A JP 2001032623A
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JP
Japan
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window
sliding window
closing
closing drive
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JP11204778A
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English (en)
Inventor
Naomasa Itaya
直正 板谷
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Kyowa Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、引違い窓に設置する引違い窓開閉
装置に関する。 【解決手段】 引違い窓開閉装置を、内窓枠と外窓枠の
いずれか一方に、引違い方向と平行に貼設したラック
と、内部の駆動伝達ギアの少なくとも一つがウォームギ
アであり、前記ラックにギアを噛合させて回転駆動する
ことでラックを貼付した側の窓の開閉動作を行う開閉駆
動部と、該開閉駆動部を載設するプレートと、該プレー
トとヒンジで係合され、前記引違い窓の取付枠に固設さ
れたプレートとからなり、前記の開閉駆動部を載設する
プレートを後倒することで開閉駆動部を待機位置に退避
する機能を有する取付ベースと、から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミサッシ等の
引違い窓に適用される窓の開閉装置に関し、特に既設の
窓に後付するに好適な開閉装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、引違い窓1は、内窓
枠2bに内窓ガラス2aをはめ込んだ内窓2と外窓枠3bに外
窓ガラス3aをはめ込んだ外窓3が取付枠5に取り付けら
れており、互いに引き違えて開閉する構造となってい
る。また、窓が閉まった状態でクレセント4を施錠する
ことで窓をロックすることができる。
【0003】このような引き違い窓は、一般の住宅は言
うに及ばず、病院等の公共の建物にも数多く使用されて
いる。窓枠の素材としては、アルミニウムが最も一般的
であり、俗にアルミサッシと呼ばれるが、その他にも、
鉄製のスチールサッシ、木製のサッシ等もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】引違い窓は、通常、手
で開け閉めすることを前提としており、これまでは、自
動化の必要性が顧みられることは、ほとんど無かったと
言ってよい。しかしながら、近年の高齢化社会への対応
から、自宅で寝たきりで療養する老人が窓を自分で開閉
したいと願う要望に応えることが必要となってきてお
り、また、病院等で療養中の体を自由に動かすことので
きない入院患者等の同様の要望に応える必要がある。
【0005】一方、ドアなどでは、既に自動化が進めら
れてきており、随所に自動ドアを見受けることができる
が、これらの自動ドアは、設置の際から自動化を前提と
して、開閉機構を組み込んだものであり、かつ、非常に
高価な設備である。また、ドアは、人間が出入りできる
ことを前提としていることから、全開と全閉の2つの状
態に開閉できればよい。
【0006】しかしながら、引違い窓の開閉では、窓を
開閉して、全開と全閉ができることは当然として、窓を
途中の自由な位置で開けた状態としておきたいという要
望がある。更に、安全上の要請等から、窓の全開と全閉
状態の際は言うに及ばず、窓を途中まで開けた状態でも
窓が確実にロックされ、窓の外側からは開閉できないよ
うにすることが望ましい。
【0007】また、既設の窓の更新工事を行って開閉機
能付きの窓とすることは、設備投資が大きく簡単に行う
ことができない。本発明は、既設の引違い窓に後付で容
易に設置することも可能であり、構造が簡単で安価な引
違い窓開閉装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、開閉動作中以外には、窓をロック状態とするこ
とができ、かつ、手動で窓を開閉したい場合には、簡単
な動作で開閉装置を解除し、再び簡単にセットすること
が可能な引違い窓開閉装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、引違い窓に設
置する引違い窓開閉装置であって、前記引違い窓の内窓
枠と外窓枠のいずれか一方に、引違い方向と平行に貼設
したラックと、内部の駆動伝達ギアの少なくとも一つが
ウォームギアであり、前記ラックにギアを噛合させて回
転駆動することでラックを貼付した側の窓の開閉動作を
行う開閉駆動部と、該開閉駆動部を載設するプレート
と、該プレートとヒンジで係合され、前記引違い窓の取
付枠に固設されたプレートとからなり、前記の開閉駆動
部を載設するプレートを後倒することで開閉駆動部を待
機位置に退避する機能を有する取付ベースと、から構成
される引違い窓開閉装置によって上記の課題を解決し
た。
【0009】また、本発明において、前記ラックが外窓
枠に取り付けたラックであり、前記取付ベースが、引違
い窓の取付枠の外窓側の位置であって、かつ、内窓側に
最近接させた位置に取り付けた取付ベースとすることが
好適であることを見出したのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の引違い窓開閉装置の好適
な実施の形態を、図1に基づき説明する。なお、本発明
の引違い窓開閉装置は、引違い窓を設置する際に当初か
ら組み込んでおくことも可能であるが、既設の引違い窓
に後付で組み込むことも容易に行うことが可能である。
【0011】ここでは、既設の引違い窓1に後付で組み
込むものとして説明するが、引違い窓を設置する際に当
初から組み込む場合も同様である。まず、外窓枠3bにラ
ック8を貼付する。図1では、外窓枠3bの下枠に水平に
貼付しているが、上枠に貼付するようにしてもよい。ま
た、内窓枠2aの上枠または下枠に貼付してもよい。
【0012】ここで、ラック8の裏面にあらかじめ両面
粘着テープを貼っておくことで、外窓枠3bへの貼付を簡
単に行うことができる。なお、両面テープで貼付するの
ではなく、外窓枠3bにねじ止めするようにしてもよいこ
とは言うまでもない。次に、図2(a)に示すように、
ラック8に開閉駆動部6のギア6aが噛合する位置に取付
ベース7を引違い窓の取付枠5に固設する。開閉駆動部
6は取付ベース7のプレート7aに載設されており、プレ
ート7bが引違い窓の取付枠5に固設される。両者のプレ
ート7a、7bは、ヒンジ7cで係設されており、開閉駆動部
6は、図2(b)に示すように、取付ベース7のプレー
ト7aと共に後倒することが可能であり、手動で窓を開閉
したい場合には、簡単な動作で本発明の引違い窓開閉装
置を解除して待機位置に退避させておき、使用時には、
簡単に再セットすることができる。
【0013】ただし、この開閉駆動部6を取り付ける際
は、ラック8の取付位置に応じて、取付位置を調整する
ことが必要である。また、取付ベース7を、その取付位
置に応じて変形することが必要となる。例えば、内窓2
の下枠側に取り付けるのであれば、まず、L字型の補助
プレートを取付枠5に取り付け、その補助プレート上に
取付ベース7を取り付けるようにすることが必要であ
る。
【0014】また、開閉駆動部6を内窓2または外窓3
のいずれかの上枠側に取り付けるのであれば、取付ベー
ス7のヒンジ7cにストッパ機構を設け、開閉駆動部6を
重力に対抗して固定できるようにしておくことが必要と
なる。ここで、ストッパ機構はラチェット等で容易に実
現することが可能であり、ここでは詳細の説明を省略す
る。
【0015】ヒンジ7cに上記のストッパ機構を設けてお
くことは、開閉駆動部6を下枠側に設置する場合にも有
効であり、本発明の引違い窓開閉装置のセットと解除を
安全かつ確実に行うことを可能とする。ここで、開閉駆
動部6を載設した取付ベース7を、図1に示すように引
違い窓の取付枠の外窓側の位置であって、かつ、内窓側
に最近接させた位置に取り付けておくと、開閉駆動部6
を載設した取付ベース7をセットした状態では、内窓2
がロックされたと同じ状態とすることができる。本発明
の引違い窓開閉装置を内窓に適用した場合には、外窓の
ロック機構を別の手段で付加することが必要となるが、
上記の場合には、内窓のロックを兼ねることができ、こ
のような付加が不要となる。
【0016】なお、図1において、開閉駆動部6には赤
外線受光部6fが設けられており、リモコン9を用いて赤
外線10による窓の開閉の遠隔操作を可能としている。次
に、図3に基づき、開閉駆動部6の内部機構について説
明する。本発明では、ラック8と噛合するギア6aの駆動
系にウォームホイール6bとウォームギア6cを組み込むこ
とを特徴とする。そして、駆動モータ6dを駆動してギア
6aを回転駆動し、ラック8を左右に移動させて窓の開閉
を行う。
【0017】ここで、ウォームギア6cは、その回転によ
って、ウォームホイール6bを回転させるが、逆に、ウォ
ームギア6cが停止状態のときは、ウォームホイール6bは
回転することができず、その結果、ギア6aと噛合してい
るラック8が固定され、ロック状態となるのである。駆
動モータ6dは、AC100 Vの家庭用電源の電源線11に接
続されたモータ制御部6eによって制御される。モータ制
御部6eでは、赤外線受光部6fからの入力信号によって制
御が行われ、赤外線受光部6fには、外部のリモコン9か
ら赤外線10で制御信号が入力される。
【0018】ここで、リモコンの方式としては、赤外線
にかえて、超音波、微弱電波等を適用することも可能で
あるが、病院等での使用を考慮すると、信頼性が高く、
かつ、他の機器の誤動作等の原因となることの少ない赤
外線を利用することが好適である。駆動モータ6dは、小
型でかつトルクの大きいマイクロモータとすることが好
適である。また、ギアを組み合わせた駆動系のギア比を
適宜選択することで、窓の開閉速度を自由に設定するこ
とが可能である。
【0019】また、制御系は若干複雑になるが、モータ
の回転速度を可変速とすることで、窓の開閉速度をリモ
コンで調整することも可能である。なお、説明は省略し
たが、本発明の引違い窓開閉装置では、手を挟んだ場合
等の異常時に対処するための安全機能、窓の全開、全閉
の上下限リミット時の制御機能等、必要に応じて公知の
制御手段を組み合わせて用いることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によって、構造が簡単で安価な引
違い窓開閉装置を提供することを可能とした。本発明の
引違い窓開閉装置は、既設の引違い窓に後付で容易に設
置することが可能であり、本発明によって、体を自由に
動かすことのできない寝たきりの人でも窓の開閉を自分
で行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引違い窓開閉装置の好適な実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】本発明に適用する開閉駆動部と取付ベースの取
り付け状態を示す要部断面図であり、(a)は開閉駆動
部をセットした状態を示しており、(b)は開閉駆動部
を退避させた状態を示す。
【図3】本発明に適用する開閉駆動部の内部機構を説明
する模式図である。
【図4】引違い窓の斜視図である。
【符号の説明】
1 引違い窓 2 内窓 2a 内窓ガラス 2b 内窓枠 3 外窓 3a 外窓ガラス 3b 外窓枠 4 クレセント 5 (引違い窓の)取付枠 6 開閉駆動部 6a ギア 6b ウォームホイール 6c ウォームギア 6d 駆動モータ 6e モータ制御部 6f 赤外線受光部 7 取付ベース 7a、7b プレート 7c ヒンジ 8 ラック 9 リモコン 10 赤外線 11 電源線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引違い窓に設置する引違い窓開閉装置で
    あって、前記引違い窓の内窓枠と外窓枠のいずれか一方
    に、引違い方向と平行に貼設したラックと、内部の駆動
    伝達ギアの少なくとも一つがウォームギアであり、前記
    ラックにギアを噛合させて回転駆動することでラックを
    貼付した側の窓の開閉動作を行う開閉駆動部と、該開閉
    駆動部を載設するプレートと、該プレートとヒンジで係
    合され、前記引違い窓の取付枠に固設されたプレートと
    からなり、前記の開閉駆動部を載設するプレートを後倒
    することで開閉駆動部を待機位置に退避する機能を有す
    る取付ベースと、から構成される引違い窓開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ラックが外窓枠に取り付けたラック
    であり、前記取付ベースが、引違い窓の取付枠の外窓側
    の位置であって、かつ、内窓側に最近接させた位置に取
    り付けた取付ベースであることを特徴とする請求項1に
    記載の引違い窓開閉装置。
JP11204778A 1999-07-19 1999-07-19 引違い窓開閉装置 Pending JP2001032623A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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