JPH04204113A - 水分計用リミット値設定ロータリスイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水分針のパネル面に設ける水分計用リミット
値設定ロータリスイッチに関するものである。

〔従来の技術〕

木材等の含有水分量を計測する測定器には、例えば、特
開昭６１−２５６２４５号に示す水分計がある。現在使
用されている水分針は、計測値がデジタル表示になって
いて、かつ測定リミット値がスイッチで設定できるよう
に構成されている。

こスイッチは、通常、第２図に示すようなアップ、ダウ
ン矢印のキーＩＡ、ＩＢとセットキー２とからなってい
る。リミット値を設定するには、アップ、ダウン矢印の
キーＩＡ、１Ｂとセットキー２を操作してデジタル表示
器３に数値を所定の値まで変化させていた。尚、４は水
分針本体である。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のスイッチと表示器の組み合わせの場合、リミット
値設定は設定時のみ表示器３に表示されるが、計測が始
まると表示器３には計測結果を表示するので、設定値の
表示が消滅する。従って、設定値はセットした人しか分
からないものであった。このため、他の人が計測器を使
用する時には、セットした人に設定値を聞かなければな
らなかった。また、セットした人でも、設定値を忘れた
時には、再度、計測をしなければならなかった。

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、リ
ミット値設定スイッチを小型ロータリスイッチを用いて
直読式として小型形状の計測器に適用できるようにする
とともに設定後も読み取り易くした水分計用のリミット
値設定ロータリスイッチを提供することを目的とするも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、水分計のパネル
面に円形状のロータリツマミを配置し、このロータリツ
マミに連動するロータリ型ＢＣＤコード出力接点を設け
、接点のオン／オフ状態をマイクロコンピュータに入力
し、プログラムで数値に変換してリミット値を得ること
を特徴とするものである。

〔作用〕

水分針のパネル面にあるロータリツマミを回動して、リ
ミット値を設定する。

〔実施例〕

′以下、図面に従って、本発明の一実施例を詳細に説明
する。

第１図において１１は水分針本体を構成するケースであ
り、このケース１１の内部には前記の公開公報に示した
メモリやマイクロコンピュータ等が収納されている。ケ
ース１１の表面上部には、デジタル表示部１２が形成さ
れる。このデジタル表示部１２の近傍にはリミット値設
定用の小型ロータリスイッチからなるロータリツマミ１
３Ａ１１３Ｂを配置する。

ロータリツマミ１３Ａは、リミット値の１０位の桁を表
示し、ロータリツマミ１３Ｂは、同じく１０位の桁を表
示する。また、ロータリスイッチはＢＣＤコード出力接
点を有し、例えば、〔１，２，４，８〕のようなバイナ
リ−コードを出力する。

ロータリスイッチの出力はマイクロコンピュータに入力
され、ツマミ１３Ａ、１３Ｂを回動させることによって
リミット値が替えられるようになっている。

即ち、スイッチを回動すると接点がオン／オフしてその
状態がマイクロコンピュータで検出され、プログラムで
リミット値が数値に変換される。変換されたリミット値
は、デジタル表示部１２に表示される。

その後、水分計で木材等の含有水分の量を計測して、デ
ジタル表示部１２に水分量が表示されてもリミット値は
ロータリツマミ１３Ａ、１３Ｂの表示値を読めば、以後
の計測の際、誰が水分針を使用してもリミット値は即座
に、即ち、直読できるようになる。

〔発明の効果〕

以上に述べたように、本発明によれば、水分計における
リミット値を直読式にして小型の計測器に使用できるよ
うにするとともにリミット値を設定後も読み取り易くす
ることができる有用なる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略的な平面図、第２
図は従来例のリミット値設定キーを示す概略的な構成図
である。 １１はケース、１２はデジタル表示部、１３Ａと１３Ｂ
はロータリツマミである。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水分計のパネル面に円形状のロータリツマミを配
   置し、このロータリツマミに連動するロータリ型ＢＣＤ
   コード出力接点を設け、接点のオン／オフ状態をマイク
   ロコンピュータに入力し、プログラムで数値に変換して
   リミット値を得ることを特徴とする水分計用リミット値
   設定ロータリスイッチ。