JPH065669Y2 - 電子腕時計のアラ−ム機構 - Google Patents

電子腕時計のアラ−ム機構

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JPH065669Y2
JPH065669Y2 JP1986077686U JP7768686U JPH065669Y2 JP H065669 Y2 JPH065669 Y2 JP H065669Y2 JP 1986077686 U JP1986077686 U JP 1986077686U JP 7768686 U JP7768686 U JP 7768686U JP H065669 Y2 JPH065669 Y2 JP H065669Y2
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function
pattern
alarm
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clock
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JP1986077686U
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俊雄 昼田
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子腕時計のアラーム機構に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
電子式腕時計はその特徴として、従来にない種々の機能
が設けられている。その一つとしてアラーム機能があ
る。アラーム機能の目的は、音によって使用者に警報を
知らせることであり、音が重要なポイントである。従っ
て、周波数、音色、鳴り構造等種々の改良が加えられて
いる。一方、同じアラーム機構においてアラーム駆動時
の電流を増加させることにより音圧も増加するが、アラ
ーム駆動時の電流は数mAという消費電流であり、腕時
計という限られた電源では、音の大きさ、電池寿命に制
約が生じている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
通常の電子腕時計のアラーム機構は、時刻と連動させ、
セットした時刻にアラーム音を鳴らす、いわゆる目覚し
として使用しているのが大半であった。従って、ある程
度の音の大きさは必要であるが、それが多少小さくても
特に大きな問題とはなっていなかった。しかし、近年電
子腕時計において、従来にない特殊機能を設け、前記特
殊機能にアラーム機構を有するものが出現している。こ
の様な腕時計の場合音の大きさは大きな問題となる。そ
の特殊機能の一例として、腕時計に水深計機能を設け、
設定した深度、設定した潜水時間を越えると鳴るアラー
ムがある。この様なアラーム機構の場合、使用環境、使
用目的とも通常のアラームと異なり、その音の大きさは
非常に問題となる。一方アラーム機能作動時及び特殊機
能作動時には従来の時計機能に比べ大きな消費電力であ
り、電池の寿命という点からも問題がある。
本考案は上述のような問題点を解消させて、特殊機能に
おけるアラーム音を大きくし、かつ時計の電池寿命を長
くした腕時計を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成させるために、本考案は次のような構
成としている。
本考案の電子腕時計は、1.5Vで駆動される時計機能
と、3Vで駆動される時計機能以外の特殊機能とを有
し、いずれもアラーム機能が付加されていて、外部操作
部材の操作により時計機能と特殊機能との切替えが可能
であり、時計機能を選択時は前期アラーム機能は1.5
Vで駆動され、特殊機能を選択時は前期アラーム機能は
3Vで駆動されるとともに、外部操作部材の操作に連動
してレバーが作動し、1.5V電源端子と3V電源端子
とが切り替わると同時に、該レバーの接点が回路基板の
モード切替えパターンとの関係で時計機能と特殊機能と
を切替えるよう構成されている。
〔作用〕
以上の構成によってアラーム機構を作動させる場合、時
計機能選択時は1.5V電源でアラームを鳴らし、特殊
機能選択時は3V電源でアラームを鳴らすことにより、
特殊機能において大きなアラーム音が出力され、又、電
池寿命も長くなる。
〔実施例〕
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第3図は本考案の1実施例を示す水深計機能付電子腕時
計の平面図である。図において1〜3は時刻を表示する
指針で、1は時計、2は分針、3は秒針である。4は文
字板であり時針1に対応する位置に12時間制の目盛で
ある時字4aと、デジタル表示を行なう液晶セル5の窓
部4bが設けてある。
前記液晶セル5における表示は第4図に示す様にスイッ
チ操作で、時刻、カレンダー、アラーム、ストップウォ
ッチ等通常のデジタル時計が有している時計機能が選択
表示される。
一方、後述するスイッチ操作により、時計機能から水深
計機能に切替わり水深表示、潜水時間、設定した深さよ
り深く潜ると鳴る深度アラーム、設定した潜水時間より
長く潜ると鳴る潜水時間アラーム等従来の時計機能にな
い特殊機能を選択表示する。6は分針2に対応して経過
時間が読みとれるレジスターリング、7は時針1、分針
2及び秒針3の合わせ込みを行なうリューズ、S1
2、S3、S4(破線部)は液晶セル5において、時計
機能と水深計機能との切替え、及び時刻、アラーム時刻
等の合わせ込みとセット等を行なうためのプッシュボタ
ンである。8はダイヤフラム型半導体の圧力センサ(破
線部)で、ケース9の凸部9aに収納されている。10
は圧力センサ8上に設けられた保護板であり、前記保護
板10には圧力センサの中央部を保護し、かつ外からの
圧力が圧力センサ8に加わるよう扇形の開口部10aが
3ケ所同心円状に等間隔で設けられている。
第4図は第3図における液晶セル5の各機能の表示状態
を示すブロック図である。時計機能105において時刻
105a、カレンダー105b、アラーム105c、ス
トップウォッチ105dのいずれかがプッシユボタンS
3により選択表示される。一方、プッシュボタンS4の操
作により表示内容は水深計機能205に切替わり、1回
の潜水の最大深度を記録する最大深度メモ205a、セ
ットした値より深く潜ると鳴る深度アラーム 205b、1回の潜水時間を記録する潜水時間メモ20
5c、セットした値より長く潜ると鳴る潜水時間アラー
ム205d、水深を計測する水深計測205e、潜水時
間を計測する潜水時間計測205fのいずれかが、ブッ
シュボタンS1、S2、S3の操作により選択表示され
る。
第1図は本考案の腕時計のシステムブロック図である。
11は時針1、分針2、秒針3を運針するアナログI
C、12は液晶セル5にデジタル時計の各機能及び圧力
センサ8と後述するアンプICとによる水深計機能を表
示するマイクロコンピュータ、13はセンサ駆動回路1
3a、増巾回路13b,A/D変換回路13cを有し、
圧力センサ8とにより水深を測定するアンプIC、1
4、15はそれぞれ電源で1.5V、3Vの電源となっ
ている。16はブザー用昇圧コイル、17は圧電素子、
18はトランジスターでこの3者によりアラーム機構を
構成している。
上記2電源のうち、1.5V電源14はアナログIC1
1、3V電源15は、マイクロコンピュータ12、アン
プIC13の駆動源である。アラーム機構においてトラ
ンジスター18はマイクロコンピュータ12の信号によ
り動作する。一方、圧電素子17の駆動源はプッシュボ
タンS4の操作毎に切替えスイッチ19により1.5V
電源14と3V電源15とに切替えられる。つまり時刻
機能選択時は1.5V電源14、水深計機能選択時は3
V電源15を選択することにより、時計機能のアラーム
は1.5Vで、水深計機能のアラームは3Vで駆動され
ることになる。
第2図は切替えスイッチ19の一実施例である。第2図
(A)は、時計機能選択時の要部平面図、第2図(B)
はプッシュボタンS4を操作して水深計機能を選択した
時の要部平面図、第2図(C)は切替えスイッチ19の
断面図である。第2図(A)〜(C)において、119
aは合成樹脂等の絶縁部材から成る円板状のスイッチ摺
動板、119bは前記スイッチ摺動板に固定された金属
の薄板からなるスイッチ板である。前記スイッチ摺動板
119a、スイッチ板119bは地板(図示せず)等に
固定された軸119cを中心に回転可能に取付けられて
いる。ここでスイッチ摺動板119aにはピン119d
が固定され、スイッチ板119bには接点119e、1
19fが設けてある。20はレバー部材で、プッシュボ
タンS4の戻シバネで、先端に長穴20a、プッシュボ
タンS4と当接する曲げ部20bを有し、前記長穴20
aにはピン119dが挿入してある。21は回路基板
で、第2図における1.5V電源の一端子に接続するパ
ターン21a、3V電源15の一端子に接続するパター
ン21b、トランジスター18のエミッタに接続するパ
ターン21cが設けられている。
第2図(A)において接点119eはパターン21a
と、接点119fはパターン21cに接触しており、ア
ラーム機構の電源は1.5V電源14となる。
次にプッシュボタンS4を操作すると第2図(B)のよ
うに戻シバネ20が押され、スイッチ摺動板119aを
介してスイッチ板119bが回転する。この結果、接点
119eはパターン21bに接触し、アラーム機構の電
源を3V電源とする。ここで接点となる戻シバネ20の
曲げ部20bは回路基板21のスイッチパターン21d
に接触し、時計機能から水深計機能へと表示を切替え
る。
一方、プッシュボタンS4は通常の防水時計のプッシュ
ボタンと同様な構造であるが、円柱状の軸22には切欠
き部22aと溝22bが設けてある。又、ケース9には
前記軸22が貫通する穴9bと引掛部9cが設けてあ
る。ここで軸22を押し込み溝22bを利用して回転す
ると、前記引掛部9cと軸22が係合して第2図(B)
の様になり、水深機能の状態とともにアラームの電源が
3Vに保持される。その後溝22bを回転して引掛部9
cとの係合を解除すると戻シバネ20のバネ力によりプ
ッシュボタンS4は第2図(A)の様に戻り、戻シバネ
20の曲げ部20bと回路基板21のスイッチパターン
21dとの接触が解除され、水深機能から時計機能へと
表示が切替わる。一方、スイッチ摺動板119aも同様
に戻シバネ20により回転し、第2図(A)の状態とな
り、アラーム機構の電源が3Vから1.5Vとなる。
第5図は本考案の第2の実施例のアラーム機能のシステ
ムブロック図である。この図において、112はマイク
ロコンピュータ、118は第1のトランジスタ、218
は第2のトランジスタで、前記第1のトランジスタ11
8は1.5V電源14とブザー用昇圧コイル16、圧電
素子17とに接続され第1のアラーム機構を構成してい
る。一方、第2のトランジスタ218は3V電源15と
ブザー用昇圧コイル16、圧電素子17とに接続され第
2のアラーム機構を構成している。SWはプッシュボタ
ン等の操作により作動するスイッチで、時計の表示切替
えを行なうものである。
前記第1、第2のアラーム機構において、第1、第2の
トランジスタ118、218はそれぞれマイクロコンピ
ュータ112の信号により動作するが、前記スイッチS
Wの操作によりマイクロコンピュータ112は第1のト
ランジスタ118、第2のトランジスタ218のいずれ
にしか信号が出力されない。つまりスイッチSWにより
時刻機能選択時には第1のトランジスタ118、水深計
機能選択時は第2のトランジスタ218を動作させるこ
とにより、第1の実施例と同様となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、機構的に簡単な構成でしかもモー
ド切替えと1.5Vと3Vの切替えが容易に且つ同時に
でき、通常の時計機能のアラームは1.5V電源、特殊
機能のアラームは3V電源で駆動されるので、同じ構成
から成るアラーム機構においては、3V電源で駆動され
る方が電流も増加し、アラーム音は大きくなる。従って
水深計測時等特殊な環境において必要な音量を得ること
が可能で実用上有効である。
又、アナログICと指針の駆動のための消費電力とマイ
クロコンピュータ、アンプIC、液晶セル、水深計測作
動のための消費電力、つまり1.5V電源と3V電源の
消費電力は3V電源の方が大きい。従って消費電流の大
きいアラーム駆動においてアラーム機構の電源を上述の
ごとく切替え、日常的に使用する頻度の高いアラームを
1.5V電源で行ない、使用頻度の少ない特殊機能のア
ラームを3V電源で行なうことにより、3V電源の寿命
を長くするという効果もある。
更にロック機能を有することにより、時計機能と特殊機
能のいずれの場合にも、携帯時に安定して使用すること
も可能である等、多大の効果を有している。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のシステムブロック図、第2図(A)、(B)
は切替えスイッチの1実施例の要部平面図及び第2図
(C)は要部断面図、第3図は本考案の1実施例の腕時計
の平面図、第4図は第3図の各機能のデジタル表示を示
すブロック図である。 5……液晶セル、 105……時計機能、 205……水深計機能、 14……1.5V電源、 15……3V電源、 16……ブザー用昇圧コイル、 17……圧電素子、 18……トランジスタ、 19……切替えスイッチ、 S1、S2、S3、S4……プッシュボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1.5Vで駆動される時計機能と、3Vで
    駆動される時計機能以外の特殊機能とを有し、該両機能
    にはいずれもアラーム機能が付加されていて、外部操作
    部材の操作により時計機能と特殊機能との切換えが可能
    である電子腕時計において、該腕時計には、モード切替
    え用パターンと電圧を切替えるための共通パターンおよ
    び1.5Vパターンと3Vパターンを有する回路基板
    と、軸を中心に回動することによって共通パターンとと
    もに、1.5Vパターンか3Vパターンのいずれかに接
    触する接点を有するスイッチ摺動板と、前記外部操作部
    材が操作されたとき前記モード切替え用パターンと導通
    する曲げ部とともに、前記スイッチ摺動板を回動させる
    ための作用部とを有するレバー部材とを備え、前記外部
    操作部材の操作に連動してレバー部材が作動し、該レバ
    ー部材の接点が回路基板のモード切替え用パターンに接
    続して時計機能と特殊機能とを切替えるとともに、1.
    5Vパターンと3Vパターンとが切替わることによっ
    て、時計機能を選択時は前記アラーム機能は1.5Vで
    駆動され、特殊機能を選択時は前記アラーム機能は3V
    で駆動されるよう構成したものであり、更に前記外部操
    作部材は時計機能と特殊機能表示の少なくともいずれか
    においてロック機能を有することを特徴とする電子腕時
    計のアラーム機構。
JP1986077686U 1986-05-23 1986-05-23 電子腕時計のアラ−ム機構 Expired - Lifetime JPH065669Y2 (ja)

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JPS62189695U JPS62189695U (ja) 1987-12-02
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5447683A (en) * 1977-09-21 1979-04-14 Seiko Epson Corp Alarm watch
JPS58193466A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 Citizen Watch Co Ltd ダイバ−用アラ−ム装置

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JPS62189695U (ja) 1987-12-02

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