JPH10141952A - 水深計付き電子腕時計 - Google Patents

水深計付き電子腕時計

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JPH10141952A
JPH10141952A JP8304848A JP30484896A JPH10141952A JP H10141952 A JPH10141952 A JP H10141952A JP 8304848 A JP8304848 A JP 8304848A JP 30484896 A JP30484896 A JP 30484896A JP H10141952 A JPH10141952 A JP H10141952A
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alarm
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water depth
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Toshio Hiruta
俊雄 昼田
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    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/32Decompression arrangements; Exercise equipment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
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    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C2011/021Diving computers, i.e. portable computers specially adapted for divers, e.g. wrist worn, watertight electronic devices for detecting or calculating scuba diving parameters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、圧力センサを有する水深計付き電
子腕時計において、複数のダイブアラーム情報の判読が
容易に行なえるデジタル表示を有する水深計付き電子腕
時計を提供する。 【解決手段】 深度アラーム、潜水時間アラーム、浮上
速度警告アラームの各ダイブアラームを有し、潜水計測
モードにおいて、ダイブアラームが鳴ると液晶表示部1
19の表示内容を鳴っているダイブアラームと関連する
表示に切り替えると同時に点滅表示させる。又、セット
した潜水時間アラームの時間を経過した場合の潜水時間
表示は点滅表示に切り替え表示する。種々のダイブアラ
ームが鳴る際に音色とともに関連する表示を点滅表示す
ることで正しく識別でき、誤った識別を防止することに
も役に立つ様になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的な圧力検出
手段であるセンサにより圧力を測定し、水深を表示する
センサ付電子腕時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子腕時計の発達は目覚ましいも
のがあり、時計周囲の物理量を検出する電子的検出手段
であるセンサを内蔵したセンサ付きの電子腕時計が商品
化されている。代表的なものとして、電子的な圧力検出
手段であるシリコンダイヤフラム型の半導体圧力センサ
を腕時計に設け、水深を測定して表示する水深計付き電
子腕時計が見られるようになった。更に前記水深計付き
電子腕時計は、水深を測定する以外に各種のダイビング
情報を搭載した多機能化が図られる様になってきた。こ
の多機能化はデジタル表示部で種々のダイビング情報を
表示することにより容易に多機能化が図れ、使用者にと
っては非常に便利になっている。
【0003】このダイビング情報の中の一つとして、安
全な潜水のために使用する潜水中に鳴るアラームである
ダイブアラーム機能がある。前記ダイブアラーム機能と
しては、セットした深度より深く潜水すると鳴る深度ア
ラーム、セットした潜水時間を越えて潜水した時に鳴る
潜水時間アラーム、急激な浮上を行ったときに鳴る浮上
警告アラーム等がある。
【0004】しかし、ダイブアラーム機能に関して、潜
水前に各々のダイブアラームをセットする事は容易であ
るが、潜水中にダイブアラームが鳴っても何のアラーム
が鳴ったのかの判別しにくい場合がある。これではせっ
かく安全潜水のためにセットしたダイブアラームの意味
がなく、安全潜水に支障をきたす恐れもある。特に、潜
水時間アラームはセットしても一度しか鳴らないため、
この傾向は著しい。
【0005】上記の問題点を解消する方法として、各ダ
イブアラームに対応して異なる音色のアラーム音を用意
することにより、潜水中にダイブアラームが鳴った時に
何のアラームが鳴ったかの識別を可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、潜水中
は一般的に陸上より判断力等が低下しており、音色を変
えただけではダイブアラームが鳴った時に何のアラーム
が鳴ったかの判断を誤る恐れがある。又、潜水中の環境
によりダイブアラーム音が聞こえない場合もあり、セッ
トした深度、あるいは潜水時間を過ぎた潜水を行うこと
になり、安全な潜水のためにセットしたダイブアラーム
の意味が無く、安全な潜水に役に立たないという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、上述のような従来の問題
を解消し、ダイブアラームの情報が多くなっても、アラ
ームが鳴った時に何のアラームが鳴っているのかを容易
に判読できる水深計付き電子腕時計を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次の様な構成としている。すなわち、こ
の発明に係る水深計付き電子腕時計は、深度アラーム、
潜水時間アラーム、浮上警告アラーム等の複数のダイブ
アラーム機能を有し、前記各種アラームが鳴った時にそ
のアラームと対応する表示を他の表示と識別させ、又、
潜水時間アラームが鳴り終わった後もセットした潜水時
間が経過したことを認識させることを特徴としている。
【0009】ダイブアラームの機能が働いた状態である
アラーム音が鳴っている時に、液晶表示部の表示内容を
読み取ることにより、どのダイブアラームが鳴っている
かが判読でき、又、一度しか鳴らない潜水時間アラーム
に関しても、液晶表示部の表示内容を読み取ることによ
り、潜水時間アラームのセット前かセット後かが容易に
判読できる様になった。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明のデジタル表示を
有する水深計付き電子腕時計の一実施の形態である水深
計付きアナログ−デジタル表示電子腕時計の回路ブロッ
ク図である。図において、1は基準信号を出力する発振
器で水晶振動子及び発振回路により構成されている。2
は前記発振器からの基準信号を所定のクロック信号に分
周する分周回路で、装置各部に時刻信号、計時信号ある
いはその他の同期信号を供給している。3は秒計時カウ
ンタ、4は分計時カウンタ、5は時計時カウンタ、6は
日計時カウンタ、7は月計時カウンタ、8は曜計時カウ
ンタ、9はストップウオッチカウンタ、10は水深計測
において一定の深さ以上の潜水時間を計測するタイマー
カウンタである。
【0011】11はモータ駆動回路でモータ12、輪列
13を介して秒針14、分針15、時針16が駆動さ
れ、指針で時刻表示を行なっている。17はデジタル表
示部である液晶表示部19の表示切替えを行なう表示切
替え回路、18は液晶駆動回路、19は液晶表示部であ
り、表示切替え回路17の信号により液晶駆動回路18
を介し液晶表示部19で各々所定の機能表示を行なう。
【0012】表示切替え回路17には秒計時カウンタ
3、分計時カウンタ4、時計時カウンタ5、日計時カウ
ンタ6、月計時カウンタ7、曜計時カウンタ8、ストッ
プウオッチカウンタ9、タイマーカウンタ10が接続さ
れている。更に、後述の水深計測における1m以上検出
回路25、アラーム設定回路29、ダイブアラーム設定
回路30、記憶回路28、比較回路35が接続され、ス
イッチ操作あるいはダイブアラームの作動により機能に
応じて種々の情報を選択出力している。
【0013】21はシリコンダイヤフラム型の半導体セ
ンサである圧力センサ、22は増幅回路、23はアナロ
グーデジタル変換回路(以下A/D変換回路と略記す
る)、24は水深演算回路、25は1m以上検出回路、
26は圧力センサ駆動回路である。前記圧力センサ駆動
回路26により圧力センサ21、増幅回路22、A/D
変換回路23、水深演算回路24が作動し、圧力データ
から水深データに変換する。前記1m以上検出回路25
は、水深データが1m以上を検出する回路であり、水深
計測モードにおいて水深データが1m以上を越えた時は
潜水中とし、水深データが1m未満の時は潜水中ではな
いとしており、このことにより潜水の開始あるいは終了
を判断し、フリップフロップ27にセット信号、リセッ
ト信号を出力しタイマカウンタ10で潜水時間を計測す
る。又、1m以上検出回路25は、表示切替え回路17
に接続され、液晶表示部19で水深演算回路24の水深
データによる水深の表示を行うが、水深データが1m未
満の時の水深表示は0mとしている。
【0014】28は記憶回路で、分計時カウンタ4、時
計時カウンタ5、日計時カウンタ6、月計時カウンタ
7、タイマーカウンタ10、1m以上検出回路25が接
続され、前述のセット信号、リセット信号によりダイビ
ングを行なった潜水月日、潜水開始時刻、最大深度、潜
水時間が記憶される。このことにより、潜水を行なった
月日、潜水開始の時刻、潜水時の最大深度、潜水時間の
各種ログデータを表示するログモードにおいて、ダイビ
ングにおけるログデータの確認が行える。
【0015】29は時刻モードにおけるアラームの鳴り
時刻を設定するアラーム設定回路、30は水深計測モー
ドにおける水深、潜水時間及び浮上速度警告の各アラー
ムをセットするダイブアラーム設定回路、34は浮上速
度演算回路、35は比較回路、36はアラーム駆動回
路、37は発音体である。ここでダイブアラームとは、
セットした水深より深くなるとアラームが鳴る深度アラ
ーム、セットした潜水時間を越えた時にアラームが鳴る
潜水時間アラーム、あるいはあらかじめセットされた浮
上速度より急激な浮上速度の際にアラームをならす浮上
速度警告アラームの機能であり、各々の機能に対応した
深度アラーム設定回路31、潜水時間アラーム設定回路
32、浮上速度警告アラーム回路33が設けられてい
る。
【0016】水深計測モードにおいて、比較回路35で
ダイブアラーム設定回路34の設定値と水深、潜水時
間、浮上速度とを比較して各々のダイブアラームを鳴ら
している。なおアラームが各種あるのでいずれのアラー
ムが鳴っているか判別しずらいので、アラーム駆動回路
36から各々異なる鳴り信号を出力することにより音色
を変え識別し易くしている。又、各アラームが鳴ってい
る時は、表示切り替え回路17によりそのアラームに対
応する表示に切り替えると供に、表示を点滅させる。こ
のことにより、いずれのアラームが鳴っているのかの識
別がより一層明確になる。
【0017】38はスイッチ制御回路、39〜42は外
部操作部材である。前記スイッチ制御回路38は、前記
外部操作部材39〜42の操作に応じて各種信号を出力
する。本実施の形態においては、針合わせの際に操作さ
れる外部操作部材39のスイッチが入力すると、リセッ
ト信号39aが出力されモータ駆動回路11を制御し指
針の停止を行なう。一方、外部操作部材42のスイッチ
を入力する毎にモード切替え信号42aが出力され、モ
ード切替え信号42aによって表示切替え回路17は、
時刻モード、アラームモード、ストップウオッチモー
ド、ログモード、ダイブアラームモードの各機能に対応
するカウンタを順次選択的に切替える。この事により、
表示切替え回路17からの情報は、液晶駆動回路18を
介し液晶表示部19に表示される。
【0018】ここで、外部操作部材42により時刻モー
ドが選択されると、表示切替え回路17には分計時カウ
ンタ4、時計時カウンタ5が入力され、液晶表示部19
で時、分表示の時刻表示を行なう。前述の時分表示状態
で外部操作部材40のスイッチを入力すると秒の表示切
り替え信号40aが出力され表示切替え回路17におい
て分計時カウンタ4、時計時カウンタ5の代わりに秒計
時カウンタ3が入力され、液晶表示部19の時、分表示
が秒表示に切り替わる。又、秒表示状態で外部操作部材
40のスイッチを入力するとカレンダーの表示切り替え
信号40aが出力され表示切替え回路17において秒計
時カウンタ3の代わりに日計時カウンタ6、曜計時カウ
ンタ8が入力され、液晶表示部19の秒表示が日、曜表
示に切り替わる。
【0019】又、ログモードにおいて外部操作部材40
を操作すると、記憶回路28における各種ログデータを
順次選択するログデータ切り替え信号40bが出力さ
る。それ以外にもストップウオッチモードにおけるスタ
ート信号、ストップ信号、スプリット信号、リセット信
号、あるいは時刻等の修正桁選択信号、修正信号等を出
力するが、説明は省略する。
【0020】一方、時刻モード、アラームモード、スト
ップウオッチモードにおいて外部操作部材42の長時間
操作によるスイッチを入力すると、一旦モード切替え信
号42aが出力され一度前述の各モードに移行したの
ち、ログモードに移行する。又、同様にログモード、ダ
イブアラームモードにおいて外部操作部材42の長時間
操作によるスイッチを入力すると、一旦モード切替え信
号42aが出力され一度前述の各モードに移行したの
ち、時刻モードに移行する。この様に、大別した2つの
モードである通常時刻関係のモードとダイビング関係の
モードとをスイッチの短時間操作/長時間操作によって
分けたことにより、本実施の形態の様に小さな表示画面
で各種のモード表示を行う際、煩雑にならず使い勝手が
良い操作仕様となっている。
【0021】又、外部操作部材42の長時間操作により
ログモードに移行する時は、初期値計測信号42bが出
力され、圧力センサ駆動回路26を駆動し、圧力センサ
21、増幅回路22、A/D変換回路23を作動させ、
圧力データを検出する。この時の値を水深演算回路24
の初期値設定回路(図示せず)に記憶さる。初期値設定
回路の値は水深計測モードにおける水深計測の基準デー
タとなり、この値を基に水深の演算が行われる。
【0022】ログモード、ダイブアラームモードにおい
て外部操作部材41のスイッチを入力すると、水深計測
信号41aが出力され水深計測モードに切り替わる。水
深計測信号41aにより圧力センサ駆動回路26を駆動
し、表示切替え回路17に1m以上検出回路25を介し
た水深演算回路24の水深データ、タイマーカウンタ1
0のデータが入力され、通常は液晶表示部19で水深表
示を行なう。ここで水深表示は、水深が1m以下の場合
は1m以上検出回路25により0mを表示することにし
ている。一方、水深表示状態で外部操作部材40の操作
を行うと、操作中のみ液晶表示19で水深表示が潜水時
間の表示に切り替わる。
【0023】なお、水深計測モードにおいて、水深が1
m以下の0m表示状態で外部操作部材41のスイッチを
入力すると、水深計測終了信号41bが出力されログモ
ードに切り替わる。水深計測終了信号41bにより圧力
センサ駆動回路26を停止させ、表示切替え回路17に
記憶回路28のログデータが入力され液晶表示部19で
ログデータの表示を行なう。ここで、前記水深計測終了
信号41bにより1回のダイビングは終了するが、浮上
後の水深が1m未満の0m表示状態において、外部操作
部材41を操作しないで10分を経過した場合は、再度
1m以上を越えて潜水すると、継続した潜水とは異なり
新たな潜水とみなし潜水時間も00分00秒から計測開
始する。このことはダイビングにおける水面休息時間を
考慮した時計仕様になっている。
【0024】図2〜図9は図1で述べた回路ブロックが
内臓された水深計付きアナログ−デジタル表示電子腕時
計の平面図で、スイッチ操作によりモード切り替えを行
ないデジタル表示部の表示内容を変えた状態で、図2は
時刻モード、図3はダイブアラームモード、図4から図
6はログモード、図7から図9は水深計測モードの各機
能を表示している。
【0025】図2(a)において43は時計ケースであ
り、9時位置の突出部43aには圧力センサ(図示せ
ず)が設けられている。44はネジロック式のリューズ
で、時計ケース43のネジ部(図示せず)にネジ締めさ
れている。45〜47は時計ケース43に設けられたプ
ッシュボタン、48は文字板、114は秒針、115は
分針、116は時針であり、時刻表示を行なっている。
119は液晶表示部であり、文字板48の12時位置外
周部に設けられた切り欠き48aから機能表示を行なっ
ている。前記液晶表示部119の表示スペースは本実施
の形態の様に文字サイズを考慮すると4桁程度の表示し
か実現できず、表示を切り替えて機能表示を行ってい
る。
【0026】本図に示すようにプッシュボタン47を操
作して時刻モードを選択した場合、図1で説明した表示
切り替え回路17により、液晶表示部119では時刻表
示である時分表示(午後10時10分を表示)を行なっ
ている。なお、この時分表示状態でプッシュボタン45
を操作すると液晶表示部119は時分表示から秒表示
(図示せず)に切り替わる。
【0027】図2(b)は図2(a)においてプッシュ
ボタン45を操作した状態で、一度プッシュボタン45
を操作すると液晶表示部119は前述したようには秒表
示に切り替わり(図示せず)、その後プッシュボタン4
5を操作すると操作表示切り替え回路17により液晶表
示部119の表示内容は、カレンダー表示である日曜表
示(25日、金曜日を表示)に切り替わる。
【0028】図3は後述の水深計測モードにおける水深
及び潜水時間のアラームをセットするダイブアラームモ
ード状態の平面図であり、液晶表示部119はダイブマ
ーク119aのDIVE,アラームマーク119bのA
Lを表示する。図3(a)は水深のアラームをセットす
る深度アラーム、図3(b)は潜水時間のアラームをセ
ットを表示する潜水時間アラームを表示している。図3
(a)の深度アラームにおいて、液晶表示部119では
設定深度より深くなると鳴りだす深度アラームの設定深
度の表示(20mを表示)を行っている。なお、この状
態でプッシュボタン45を操作すると設定深度が1m単
位で修正され、任意の設定深度がセットされる(図示せ
ず)。
【0029】図3(a)の状態においてプッシュボタン
47を操作すると、図3(b)に図示するように、液晶
表示部119では設定した潜水時間を越えると鳴りだす
潜水時間アラームの設定時間の表示(30分を表示)を
行なっている。なお、この状態でプッシュボタン45を
操作すると設定時間が5分単位で修正され、任意の設定
時間がセットされる(図示せず)。
【0030】ダイビングにおいて、潜水の深さと潜水時
間は安全潜水に関し重要な関係があり、一般的に潜水の
深さと潜水時間との関係を記載したダイビングテーブル
で確認するが、本図に示すように、深度アラームと潜水
時間アラームとの設定が行なえるので、安全な潜水に役
立つことが出来る。
【0031】図4、図5、図6は各潜水における各種デ
ータの記録を呼び出すログモード状態の平面図であり、
液晶表示部119では表示内容を表すログマーク119
cのLOG、ダイブマーク119aのDIVEが表示さ
れる。ログモードにおいてプッシュボタン45を操作す
る毎に表示内容を切り替え、1回のダイビングについて
の各種データの記録を呼び出す。又、プッシュボタン4
6を操作すると他のダイビングの記録を呼び出す(図示
せず)。
【0032】図4(a)において、液晶表示部119で
ダイビングの回数の表示(1回目を表示)を行なってい
る。このことにより、後述のログデーターの時系列の識
別を行っている。
【0033】図4(a)の状態においてプッシュボタン
45を操作すると図4(b)に図示するように、液晶表
示部119ではダイビングを行なった月日の表示(10
月30日を表示)を行なっている。
【0034】図4(b)の状態においてプッシュボタン
45を操作すると図5(a)に図示するように、液晶表
示部119でダイビングの開始時刻の表示(午前10時
48分を表示)を行っている。なお、液晶表示部119
では表示内容が潜水開始時刻を表わす潜水開始マーク1
19dのSTAが表示される。
【0035】図5(a)の状態においてプッシュボタン
45を操作すると図5(b)に図示するように、液晶表
示部119で最大深度の表示(21.5mを表示)を行
っている。なお、液晶表示部119では表示内容が最大
深度を表わす最大深度マーク119eのMAXが表示さ
れる。
【0036】図5(b)の状態においてプッシュボタン
45を操作すると図6に図示するように、液晶表示部1
19では潜水時間の表示(38分09秒を表示)を行な
っている。
【0037】この様に、ログモードにおいて、メモられ
てた各種ダイビングデータを液晶表示部119の表示を
切り替えことにより呼び出すことができ、使用者にとっ
て実用上非常に便利である。
【0038】図7、図8、図9は前述のログモード、ダ
イブアラームモードの各モードにおいてプッシュボタン
46を操作して水深計測モードを選択し、水深計測を行
なっている各状態の平面図である。なおプッシュボタン
46を操作して水深計測モードに切り替わると、液晶表
示部119ではダイブマーク119aのDIVEが点滅
表示され(図示せず)、1m以上の表示になると点滅表
示は解除される。水深計測モード状態においては、図1
で説明した圧力センサ駆動回路26により圧力センサ2
1、増幅回路22、A/D変換回路23、水深演算回路
24、1m以上検出回路25が作動し、圧力データから
水深データに変換すると共にタイマカウンタ10により
潜水時間が計測される。図7(a)の深度表示では、液
晶表示部119で水深表示(12.5mを表示)を行っ
ている。
【0039】図7(a)の深度表示状態においてプッシ
ュボタン45を操作すると、図7(b)に示す様に潜水
時間表示状態に移行し、液晶表示部119では潜水時間
表示(28分57秒を表示)を行なっている。なおプッ
シュボタン45の操作を解除すると、液晶表示部119
は自動的に潜水時間表示から図7(a)に示すように深
度表示に切り替わる。
【0040】図8、図9は図7の水深計測モードにおい
て、図3でセットしたダイブアラームのセット値を越え
た状態を示している。図8(a)は図3(a)で示す深
度アラームのセット値20mを越えて潜水した状態(深
度20.8m)で、深度アラームが鳴り出すとともに液
晶表示部119は水深表示を表示を点滅させる。このこ
とにより、アラーム音とともに表示状態の変化により使
用者に何のアラームが鳴ったのかの警告を促すことが可
能となった。
【0041】図8(b)は潜水時間アラームのセット値
を越えた状態を示している。図3(a)で示す潜水時間
アラームのセット値30分を越えて潜水した状態(潜水
時間30分08秒)で、潜水時間アラームが鳴り出すと
ともに液晶表示部119は水深表示を潜水時間の表示に
自動的に切り替えるとともに点滅表示させる。このこと
により、他のアラーム音と同様に表示の変化により使用
者に何のアラームが鳴ったのかの警告を促すことが可能
となった。
【0042】図9(a)は図7の水深計測モードにおい
て急激な浮上を行った際の状態を示している。図1で説
明した浮上速度警告アラーム回路33の設定値より急激
な浮上を行なうと警告浮上警告アラームが鳴り出すとと
もに液晶表示部119は水深表示をSLWの表示に自動
的に切り替えるとともにSLW表示を点滅表示させる。
このことにより、他のアラーム音と同様に表示の変化に
より使用者に何のアラームが鳴ったのかの警告を促すこ
とが可能となった。
【0043】図9(b)は図3(b)に示す潜水時間ア
ラームのセット値を越えた状態において図7(b)のに
示すようにプッシュボタン45を操作して潜水時間を呼
び出した状態である。この様に潜水時間アラームのセッ
ト値を越えた状態で潜水時間を呼びだすと、潜水時間の
表示が点滅表示している。このことにより、セットして
も一度しか鳴らない潜水時間アラームの経過後も潜水時
間を呼び出すとセットした潜水時間を越えていることが
わかり使用者に警告を促すことが可能となった。
【0044】この様に水深計測モードにおいて、潜水前
にセットしたダイブアラームが鳴り出すとそのアラーム
に対応した表示が点滅することにより、アラーム音とと
もに表示により使用者に警告を促すことが出来、安全な
潜水が行える。又、各種ダイブアラームがあるためどの
アラーム鳴っているのかの判別が困難であるが、アラー
ムと表示とを対応させることにより、表示内容を判読す
ることで使用者が何のアラームが鳴っているのかの識別
が可能となった。更に、セットしても一度しか鳴らない
潜水時間アラームの経過後も潜水時間表示を通常の表示
と異ならせて点滅させることにより、使用者にセットし
た潜水時間を経過したことを知らせることが出来安全な
潜水ができる。
【0045】なお、本実施の形態に示すように、限られ
た表示スペースの場合は、ダイブアラームが鳴った時に
各種ダイブアラームに対応する表示に切り替えて所定の
機能表示を行っているが、なんらこのことには限定され
ない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
デジタル表示を有する水深計付き電子腕時計によれば、
各種ダイブアラームの音色を変えるとともに、各々関連
する表示内容を点滅表示させることにより、耳と目で必
要な情報を正しく判読でき、安全なダイビングの助けと
なる実用上大きな利点となっている。
【0047】又、セットしても一度しか鳴らない潜水時
間アラームの経過後も潜水時間表示を通常の表示と異な
らせて点滅表示させることにより、セットした潜水時間
を経過したことを知らせることが出来、実用上大きな利
点となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である水深計付きアナロ
グ−デジタル表示電子腕時計の回路ブロック図である。
【図2】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計の時刻モード状態
の平面図ある。
【図3】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計のダイブアラーム
モード状態の平面図ある。
【図4】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計のログモード状態
の平面図ある。
【図5】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計のログモード状態
の平面図ある。
【図6】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計のログモード状態
の平面図ある。
【図7】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計の水深計測モード
状態の平面図ある。
【図8】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計の水深計測モード
状態でダイブアラームが鳴った時の平面図ある。
【図9】図1に示す回路ブロックが内蔵された水深計付
きアナログ−デジタル表示電子腕時計の水深計測モード
状態でダイブアラームが鳴った時、及び潜水時間アラー
ム経過後の平面図ある。
【符号の説明】
14、114 秒針 15、115 分針 16、116 時針 19、119 液晶表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G04G 9/00 304 G04G 9/00 304Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な圧力検出手段である圧力センサ
    で検出された圧力を所定の数値に変換する水深演算回路
    と、該水深演算回路からの信号に基づいて水深の表示を
    行なう液晶表示部と、水深を計測して表示する水深計測
    モードにおいて使用される複数のアラーム機能を有する
    ダイブアラーム手段とから成り、該ダイブアラーム手段
    の報知時に前記液晶表示部は、対応するダイブアラーム
    の表示を他の表示と識別して表示することを特徴とする
    水深計付き電子腕時計。
  2. 【請求項2】 ダイブアラーム手段は、圧力検出手段で
    検出された圧力が所定の水深より深い潜水を開始してか
    らの潜水時間を計測する潜水時間計測手段と、あらかじ
    めセットした水深を越えるとアラームが鳴る深度アラー
    ムセット手段と、あらかじめセットした潜水時間を越え
    るとアラームが鳴る潜水時間アラームセット手段と、一
    定の浮上速度を越えた時にアラームが鳴る浮上速度警告
    アラーム手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    水深計付き電子腕時計。
  3. 【請求項3】 潜水時間表示において、潜水時間アラー
    ムのセット時間前とセット時間経過後では表示形態を変
    えることを特徴とする請求項2記載のデジタル表示を有
    する水深計付き電子腕時計。
  4. 【請求項4】 中心部に指針によるアナログ表示である
    時刻手段、9時位置外周に電子的検出手段であるセン
    サ、12時位置あるいは6時位置外周近傍のいずれかに
    液晶表示部、2時、4時、8時及び10時位置近傍のい
    ずれかに複数の外部操作部材を配置したアナログ−デジ
    タル表示を有することを特徴とする請求項1〜3記載の
    デジタル表示を有する水深計付き電子腕時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1083410A2 (de) * 1999-09-07 2001-03-14 Mannesmann VDO Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Anzeigen eines Messwertes
JP2011197004A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Glashutter Uhrenbetrieb Gmbh 時計ムーブメント用の制御・設定デバイス
JP2017090443A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 ブランパン・エス アー 浮上速度インジケータ機構及びそのような機構を備えるダイバーズウォッチ

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