JPS61149801A - キルビメ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は図面や地図等に記載された曲線や直線の長さを
測定するキルビメータに関する。

（従来の技術） 従来屋キルビメータは、上端軸部の軸線上に下端測輪の
回転中心を略位置させた計器筐内に、該測輪を計器筐表
面に取付けた回転指針に連動連結する減速歯車装置を設
け、該指針に対向した目盛を読取って測輪が転動した曲
線等の長さを測定する機械式のものであった。

（発明が解決しようとする問題点） このため指針を零目盛に合わせた状態において軸部を図
面に略垂直となるように把持して、測輪を曲線の測定開
始点に接触させる際や、測定終了点まで該曲線に沿い転
動させた測輪を図面よシ引離して曲線長さを読取る際な
どに、咳測輪が図面や手等に触れて曲線長さの測定値が
狂う恐れがあり、この欠点は図面や地図等の縮尺が著し
く大きい場合に、敷設されるべき電気配線長さ或いは水
道やガスの配管長さ等を測定する際などに特に著しい。

又測定後に再測定のため回転指針を目盛の零点に合わせ
る際は、測輪を指で回転させねばならない５し、長い線
の測定を一度に行うことはできなかった。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこの問題に対処するもので、カウンタに対する
検出器出力の伝導回路を開閉制御可能なゲートと、スイ
ッチ作動の信号発信器と、その信号の受信順序に従い前
記ゲートを開、閉切換えるフリップフロップ回路と、そ
のフリップフロップのリセット回路とを電子計算機中に
設けて、筒状の前記軸部の上端にその軸線上で作動する
ように取付は光弁ボタンを前記信号発信用スイッチの切
換子に連動連結したことを特徴とする。

（作　　用） 測定に際しては、所要の測定モードに設定したキルビメ
ータの軸部を図面等に対し略垂直となるように把持して
、測定する図形の線上に測輪を載せ、且つ該線の始点に
計器筐下端に設けた突起の先端或いは指標１１ｂを合わ
せた後に軸部上端の押ボタンによシスイッチを切換えて
信号発信器に発信させれば、フリップフロップ回路が作
動してゲートを開くと共にその状態に保持されるから、
検出器の出力がカウンタに伝達可能となる。そこで図形
線に沿い測輪を転動させれば、検出器の出力が順次計器
筐表面の表示窓にデジタル表示される。

こうして前記指標が図形線の終点に合致した時に再び細
部上端の押ボタンによりスイッチを切換えて信号発信器
に発信させれば、フリップフロップ回路が作動してゲー
トを閉じると共にその状態に保持されるから、検出器の
出力即ちデジタル表示値も保持される。そこで図面等よ
シキルビメータを離脱させてデジタル表示値（測定値）
を読取ればよい。

この場合測輪の回転中心が略軸部の軸線上に位置し、且
つ押ボタンが該軸部軸線に沿い作動するから、該押ボタ
ンの押圧力によシ測輪が図面上を若干転動して測定値を
狂わせる恐れはない。

又再測定する際はフリップ７０ツブのリセットスイッチ
を閉じてリセットすればよい。

（実　施　例） 図は本発明の一実施例である。１０は計器筐１１の上端
に着脱可能にねじ込み植設した筒状の軸部、１２は該計
器筐１１の下端突出部１１ａの下端に回転自在に取付け
た測輪を示し、測輪１２の回転中心は第２図及び第４図
のように略軸部１０の軸線Ｘ上にあることは従来同様で
ある。

１６は計器［１１内に第４図のように取付けた検出器を
示し、これに歯車伝動機構１４を介して測輪１２が連動
連結されて、該測輪の正逆単位回転角度毎に夫々アップ
信号とダウン信号を発する。

この検出器１３の各出力端子は夫々ゲート１５゜１６を
介して電子計算機のカウンタ１７に接続される。グー）
１５．１６は夫々３人力のＡＮＤゲートで、検出器１６
からの入力以外の他の２人力が共にＨ（ｈｉｇｈ）或い
はＬ（ｌｏｗ）の時にのみ該ゲートが開いて、検出器出
力をカウンタ１７に伝達する。

１８はスイッチ（マイクロスイッチ）１９を閉じた時に
Ｈの１７ヨツト信号（短い信号）を発する信号発信器（
ＮＡＮＤゲート）で、該信号発信器１８の出力ピンには
夫々ＡＮＤゲート２０．２１を介してＤフリップフロッ
プ２２．２３のクロックパルス入力ピンＣが並列接続さ
れる。又Ｄ７リツプフロツプ２２のＱ出力ビンにはＡＮ
Ｄゲート１５．１６，２１の入力ピンが並列接続され、
該Ｄフリップフロップ２２のＱ出力ピンはＡＮＤゲート
２０の入力ピンに接続される。一方Ｄフリップフロップ
２６のＱ出力ビンはそのＤ入力ピンに接続され、又該Ｄ
フリップフロップ２６のＱ出力ピンにはＡＮＤゲー）１
５．１６の入力側が並列接続される。２４はＥＮＤスイ
ッチ２５を閉じた時に導通ずるＤフリップフロップ２２
．２３のリセット回路で、Ｄフリップフロップ２６側の
リセット回路にはＡＮＤゲート２０の出力信号によって
該Ｄフリップフロップ２６をリセットするようにＮＡＮ
Ｄゲート２６が接続されている。

従って該両フリップフロップのリセット状態（Ｑ出力が
Ｌ％Ｑ出力がＨ）においてスイッチ１９によシ信号発信
器１８が１ショット信号を発すれば、ゲート２０の両入
力が共にＨであるため、該信号がＤフリップフロップ２
２にクロック入力として取シ入れられて、そのＱ出力を
Ｈ（Ｑ出力はＬ）にすると同時に、Ｄフリップフロップ
２６のリセットピンＲにはゲート２０の出力信号が入っ
て該Ｄフリップフロップをリセット状態にするため、そ
の互出力はＨ（Ｑ出力はＬ）となる０従ってゲー）１５
．１６の７リツプフロツプ側入力が共にＨとなるため、
該ゲートが開いて検出器出力をカウンタ１７に伝達し、
測輪の回転変位を零から計数する。

測定終了後に再びスイッチ１９を閉じて１ショット信号
を発すれば、ゲート２０に入力されるＤフリップフロッ
プ２２の（出力がＬでおるため該Ｄ７リツプフロツプに
は信号が入力されず、ゲート２１の両入力が共にＨとな
るＤフリップフロップ２６にのみ入力されて、そのクロ
ック信号となる。このためそのり出力がＬとなってゲー
ト１５゜１６を閉じ、測定値をホールドする。

このホールド状態においてスイッチ１９を閉じれば、１
ショット信号が再び前記ゲート２１を介してＤフリップ
フロップ２６のみにクロック信号として入力され、■出
力がＨになってゲート１５゜１６を開き、測定の再開可
能となるし、更にもう一度スイッチ１９を閉じることに
よシ測定値をホールドし得ることは前述の通りであるか
ら、２つ以上の図形の線長さを累積して測定することが
可能である。

しかも測定中でも、或いは又ホールド状態にある時でも
、スイッチ２５を閉じれば、Ｄフリップフロップ２２．
２３が共にリセットされて、Ｑ出力がＨ（Ｑ出力はＬ）
になるため、ゲート１５゜１６が閉じて測定値は固定さ
れ、同時にＥＮＤ信号が出力されることにより測定は終
了する。

マイクロスイッチ１９は計器筐１１内に第３図或いは第
４図のように固着した電子計算機回路の基板２８に固定
支持され、計器筐上端に固定支持される座部２９に螺合
植設した筒状軸部１０の内孔下端に該スイッチ１９の切
換子６０が対向する。

スイッチ１９を作動させる押ボタン６１は筒状軸部１０
内に摺動自在に挿入した押杆６２の上端に固着され、該
押杆６２と切換子６０との間には、下端に頭部３３ａを
備える押ビン３３が挟持される。押ピンの頭部３３ａは
スイッチ１９内の切換子復帰はね（図示せず）の弾力に
よって座部２９の段部２９ａに常時押圧賦勢され、筒状
軸部上端より押ボタン６１を、又座部上端よシ押ビンを
夫々突出させる。

尚６４は筒状軸部１０の上部内鍔１０ａと押杆６２の段
部３２ａとの間に挟持させた弱い圧縮ばねで、該ばね６
４は押杆６２と押ビン６６との間を常時接触させ、該押
杆が不時に遊動した際における切換子６０の二度押しを
防止する。

計器１ｃｌｌの表面には図形線長の測定値に乗ずべき縮
尺倍率設定用の数字キー０〜９や点キーと、該倍率設定
値や測定値等の表示数値を零にするクリアキーＣとが電
源スィッチＯＮ　、ＯＦＦと並設され、その両側の数字
キーやクリアキーＣは計器筐側面に設けたシフトキー６
５と協同して各種の機能キーとなる。例えば前記ＥＮＤ
スイッチ２５の機能はシフトキー６５を押しながら数字
キー１を押すことにより達成される。

その他この電子計算機は、縮尺倍率（縮尺の分母数値）
を数字キーで置数後にシフトキー６５と数字キー６とを
同様に押すことによシ、この縮尺倍率を記憶させておき
、測定後に前記スイッチ２５．１９０何れかを閉じた時
、或いはシフトキー６５を押しながら数字キー０を押す
ＭＥＭＯキー作動時に測定値に縮尺倍率を乗じて現寸表
示させる回路や、７７トキーを押しながら数字キー７を
押すことによシ、カウンタ１７でスイッチ１９の作動回
数を計数する数取シ回路とキルビメータの測定回路とを
交互に電源に接続する回路、及びシフトキーを押しなが
らクリアキーＣを押すことによりすべてのメモリを消却
する回路等を備え、倒立状態のキルビメータの押ボタン
６１を機械図面のビスに順次押付けてビス数をカウント
したシ、或いは筒状軸部１０を取除いて押ピン６３を押
したシする数取り器としてキルビメータを利用できるよ
うにしている。

以上一実施例について説明したが、本発明はＮＡＮＤゲ
ート２６にょるＤフリップフロップ２６のリセット回路
を省略して、両Ｄツリツブフロップ２２．２３をスイッ
チ２５の操作だけでリセットするようにした場合をも含
む。

（発明の効果） 本発明によれば、図面等に押付けた測輪が信号発信用ス
イッチの切換時に回転しないように該スイッチの作動弁
ボタンを細部上端に取付け、且つ図形線の長さ測定の始
点と終点とで該押ボタンを押すことにより、測定開始と
測定値のホールドを行うようにしたから、測定値が従来
のように狂う恐れがなく、高精度の測定ができるのみな
らず、２つ以上の図形の線長さを累積して測定すること
も可能となる効果がある０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の回路図、第２図は該実施例の正
面図、第３図はその上部の縦断側面図（Ａ−Ａ断面図）
、第４図は第２図の下部の縦断側面図である。 １０・・・軸部、１１・・・計器筐、１２・・・測輪、
１３・・・検出器、１５・・・ゲート、１６・・・ゲー
ト、１７・・・カウンタ、１８・・・信号発信器、１９
・・・スイッチ、２２．２３・・・Ｄフリップフロップ
、２４・・・Ｄ７リツプフロツプのリセット回路、３０
・・・切換子、６１°°°押ボタン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上端軸部の軸線上に下端測輪の回転中心を略位置させた
   計器筐内に、測輪の回転変位を検出する検出器と、該検
   出器の出力をデジタル表示する電子計算機とを取付けた
   キルビメータにおいて、カウンタに対する検出器出力の
   伝導回路を開閉制御可能なゲートと、スイッチ作動の信
   号発信器と、その信号の受信順序に従い前記ゲートを開
   、閉切換えるフリップフロップ回路と、そのフリップフ
   ロップのリセット回路とを電子計算機中に設けて、筒状
   の前記軸部の上端にその軸線上で作動するように取付け
   た押ボタンを前記信号発信用スイッチの切換子に連動連
   結したことを特徴とするキルビメータ。