JPS5952836B2 - 電子式学習機 - Google Patents

電子式学習機

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JPS5952836B2
JPS5952836B2 JP8415479A JP8415479A JPS5952836B2 JP S5952836 B2 JPS5952836 B2 JP S5952836B2 JP 8415479 A JP8415479 A JP 8415479A JP 8415479 A JP8415479 A JP 8415479A JP S5952836 B2 JPS5952836 B2 JP S5952836B2
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JP
Japan
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time
circuit
sent
signal
display
Prior art date
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英二 中沢
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は指針式時計による時刻の読み取り、時刻設定
、時間計算等の学習が行なえる電子式学習機に関する。
近年、液晶表示装置、発光ダイオードを用いたディジタ
ル表示式の電子時計が開発実用化され、腕時計、置時計
さらには壁掛時計等がディジタル化されるようになつて
きた。
このように各種時計のディジタル化が進行すると、それ
まで長針、短針を有する指針式の時計になれ親しんでき
た人はともかく、小学校入学前あるいは小学校低学年の
児童達にとつては日常生活で指針式の時計に接する機会
が少なくなり、指針式の時計による時刻の読み取りや経
時時間、待ち時間等の計算能力が向上しなくなる虞れが
ある。この発明は上記のような事情を考慮してなされた
もので、その目的は指針式の時計における時刻の読み取
りや設定あるいは各種時間計算等の学習ができる電子式
学習機を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明による電子式学習機を小型計算機に組
込んだ場合の外観を示す斜視図である。図において1は
通常の四則演算実行時における置数、演算結果および任
意の時刻をディジタル的に表示する表示部、2は長針お
よび短針を有し手動によつて任意の時刻をアナログ的に
設定表示する時刻指示機構、3は四則演算実行時、時間
演算実行時あるいはディジタル的に時刻を入力する時に
操作されるキーボード、4は電源スイッチを兼ね、四則
演算モード(CAL)、時亥俵示モード(TM)、時刻
読取モード(TR)、時刻設定モード(TS)、時間計
算モード(TC)等各種モードを切替えるためのモード
切替スイッチである。第2図は上記実施例における電子
式小型計算機の全体的な回路構成を示すブロック図であ
る。図において前記時刻指示機構2の長針および短針(
以下指針と称する)の指示する時刻は、位置検出回路5
により、その指針の指示する位置を検出することによつ
て読み取られ、読み取られた時刻データは演算回路6に
送られる。また前記キーボード3におけるキー操作入力
もこの演算回路6に送られる。さらに図においてTは水
晶振動子8を発振源とする発振回路であり、この発振回
路7の出力は時計回路9に送られる。この時計回路9は
上記発振回路Tの出力を順次分周して1024H2の信
号fおよび1秒信号を発生し、さらにこの1秒信号を分
周して分、時各桁の時刻を計時する。そして上記102
4H2の信号fは上記演算回路6に送られるとともに、
計時された時刻データは演算回路6および表示切替回路
10に並列に送られる。また前記キーボード3により演
算回路6に入力された時刻データは上記時計回路9に送
られ、このとき時計回路9の計時内容はこの送られた時
刻データに応じて設定されるようになつている。さらに
四則演算実行時の置数データ、演算結果データおよび前
記時刻入力時における時刻データは演算回路6から上記
表示切替回路10に送られる。また上記演算回路6から
は表示切替信号2が出力され、この信号lは表示切替回
路10に送られる。表示切替回路10は、この表示切替
信号2のレベルに応じて、上記時計回路9から送られる
時刻データあるいは演算回路6から送られる置数データ
、演算結果データ、時刻データいずれか一方系統のデー
タを選択切替して表示部1に送る。そして表示部1はこ
の送られたデータに応じて時刻、置数、演算結果等を表
示するようになつている。さらに演算回路6は報音信号
gを出力し、この報音信号gが入力することにより報音
装置11(たとえばブザ等)は音声を発生するようにな
つている。そ 二して第2図において一点破線で囲まれ
た部分すなわち位置検出回路5、演算回路6、発振回路
7、時計回路9、表示切替回路10は同一集積回路内に
形成される。第3図は前記時刻指示機構2の詳細な構成
を示す断面図である。
図において13は手動により回転されるつまみ、14は
このつまみ13の回転に伴なつて回転する導電性部材か
らなり常時所定電圧に保持される軸、15はこの軸14
に一体的に形成された長針、16は上記軸14に設けら
れこ Jの軸14の回転速度を減速した回転力を得るギ
ア、17はこのギア16により得られる減速された回転
力が伝達されるとともに上記軸14の外周に設けられ、
常時所定電圧に保持され上記軸14と絶縁された中空軸
、18はこの中空軸17に一体的ごに形成された短針、
19は円盤状の台板、20はこの台板19の1点を中心
に、同一円周土で中心角度6度毎に配設される分用の計
60個の接点、21はこの接点20の内周の同一円周上
に中心角度30度毎に配設される時用の計12個の接点
でクあり、上記接点20,21は上記軸14あるいは中
空軸17の回転に伴なつて回転する長針15あるいは短
針18のそれぞれの先端部と接触するようになつている
。さらに上記台板19の表面には1〜12の数字等が適
宜施こされる。第4図は上記第3図に示す時刻指示機構
2の台板19にあわせて、前記位置検出回路5の詳細な
構成を示すものである。
台板19に配設された分用の接点20および時用の接点
21はそれぞれ共通接続され、このうち分用の接点20
はワンシヨツトマルチパイプレータ(0M)22の入力
端に、時用の接点21はもう1つのワンシヨツトマルチ
パイプレータ23の入力端に接続される。前記長針15
あるいは短針18それぞれは常時所定電圧に保持されて
いるために、長針15あるいは短針18の先端が上記接
点20あるいは接点21から離れた状態から接触すると
、ワンショットマルチパイプレータ22あるいは23の
入力端が接地電圧から所定電圧に立上りトリガされる。
すなわち上記長針15が軸14の回りを1回転する間に
ワンシヨツトマルチパイプレータ22が60回トリガさ
れるとともに、短針18が中空軸17の回りを1回転す
る間にワンシヨツトマルチパイプレータ23が12回ト
リガされる。トリガされるとワンシヨツトマルチパイプ
レータ22あるいは23はパルスを1発出力し、1方の
ワンシヨツトマルチパイプレータ22から出力されるパ
ルスは60進カウンタ24に、他方のワンシヨツトマル
チパイプレータ23から出力されるパルスは12進カウ
ンタ25にそれぞれ送られる。したがつて上記12進カ
ウンタ25は短針18が回転し、この短針18が指示し
ている時間に応じた数だけのパルスをカウントし、他方
60進カウンタ24は長針15が回転し、この長針15
が指示している分に応じた数だけのパルスをカウントす
ることになり、この両カウンタ25,24のカウント内
容が前記時刻データとして演算回路6に送られる。第5
図は前記演算回路6を詳細に示すものである。
図において前記キーボード3におけるキー操作入力およ
び前記時計回路9における時刻データはともに記憶演算
制御部26に送られるとともに、この記憶・演算制御部
26から出力される時刻設定のための時刻データは時計
回路9に送られる。また前記位置検出回路5における時
刻データは上記記憶・演算制御部26およびアンド回路
27に送られる。さらに上記記憶・演算制御部26は前
記置数データ、演算結果データ、時刻データを出力し、
これらのデータは2つのアンド回路28,29に並列に
送られる。また記憶・演算制御部26は前記モード切替
スイツチ4が時刻読取モード(TR)に設定されている
時にハイレベルの制御信号aを出力し、この信号aは上
記アンド回路29およびオア回路30に送られる。また
上記記憶・演算制御部26は前記キーボート3のキース
イツチ?が操作されている期間にハイレベルの制御信号
bを出力し、この信号bはアンド回路31に送られる。
そして上記キースイツチr操作後、記憶・演算制御部2
6はハイレベルの制御信号cを出力し、この信号cはア
ンド回路32およびインバータ33に送られ、さらにこ
のインバータ33の出力は上記アンド回路28に送られ
る。さらに記憶・演算制御部26は前記モード切替スイ
ツチ4が時刻設定モード(TS)に設定されている時に
、ハイレベルの制御信号dを出力し、この信号dはアン
ド回路34および上記オア回路30に並列に送られ、ま
たさらにこのオア回路30の出力は上記アンド回路27
に送られる。そしてさらに記憶・演算制御部26は前記
モード切替スイツチ4が時間計算モード(TC)に設定
されている時に、内部に予め記憶している2つの時刻デ
ータが等しいとハイレベルの制御信号eを出力し、この
信号eはオア回路35に送られる。また上記アンド回路
31には前記時計回路9から出力される1024Hzの
信号fが送られる。すなわちこのアンド回路31は上記
信号bがハイレベルの期間にのみ信号fを出力し、この
出力された信号fは時分カウンタ36に送られる。この
時分カウンタ36はアンド回路31から出力される信号
fを順次カウントしてランダム時刻を計時し、この時刻
データは上記アンド回路32,34それぞれに送られる
。さらに2つのアンド回路32,28の出力はともにオ
ア回路37に送られ、このオア回路37の出力は前記表
示切替回路10に送られる。また2つのアンド回路29
,34の出力はともにオア回路38に送られ、このオア
回路38の出力は一致検出部39の一方入力端に送られ
る。そして上記一致検出部39の他方入力端には上記ア
ンド回路27の出力が送られる。上記一致検出部39の
検出出力は上記オア回路35に送られ、さらにこのオア
回路35の出力は前記報音信号gとして報音装置11に
送られる。また上記記憶・演算制御部26は前記表示切
替信号lを出力する。次に上記のように構成された装置
の動作を説明する。先ずモード切替スイツチ4の設定に
かかわらず、第2図に示す発振回路7は発振し、時計回
路9はこの発振出力を受けて順次時刻を計時するととも
に1024Hzの信号fを出力する。次にモード切替ス
イツチ4を四則演算モード(CAL)に設定し四則演算
を実行する場合について説明する。上記モード切替スイ
ツチ4をCALに設定すると、第5図に示す記憶・演算
制御部26は制御信号a−eそれぞれをローレベルにす
るとともに表示切替信号lをローレベルにする。上記制
御信号aがローレベルになるとこの信号aが入力するア
ンド回路29は禁止状態となり、上記記憶・演算制御部
26からの出力データは一致検出部39には送られない
。また上記制御信号bがローレベルになるとこの信号b
が入力するアンド回路31は禁止状態となり、1024
Hzの信号fは時分カウンタ36には送られない。した
がつてこのときこの時分カウンタ36は動作しない。さ
らにまた上記制御信号cがローレベルになるとこの信号
cが入力するアンド回路32は禁止状態となり、他方イ
ンバータ33を介してこのローレベルの制御信号cが入
力するすなわちハイレベル信号が入力するアンド回路2
8は開き、記憶・演算制御部26からの出力データはこ
のアンド回路28およびオア回路37を介して表示切替
回路10へ送られることになる。そしてまた上記制御信
号dがローレベルになるとこの信号dが入力するアンド
回路34は禁止状態となる。したがつてこれに続くオア
回路38の出力もローレベルとなる。さらに上言?u御
信号A,dがローレベルになるとこの2つの信号A,d
が入力するオア回路30の出力はローレベルとなり、こ
のオア回路30の出力が入力するアンド回路27は禁止
状態となる。このアンド回路27が禁止状態になると位
置検出回路5からの出力データは一致検出部39には送
られない。したがつてこのときには一致検出部39の出
力はローレベルとなり、この一致検出部39の出力およ
び記憶・演算部26から出力されるローレベルの制御信
号eが入力するオア回路35の出力すなわち報音信号g
はローレベルとなる。したがつて第2図においてこのロ
ーレベルの報音信号gが入力する報音装置11は作動せ
ず音声は発生しない。さらに上記表示切替信号Jがロー
レベルになると、この信号2が入力する表示切替回路1
0は演算回路6からの出力データを選択切替して表示部
1に送ることになる。この状態でキーボード3を操作し
て四則演算を実行すると、置数データおよび演算結果デ
ータは、演算回路6におけるアンド回路28、オア回路
37および表示切替回路10を介して表示部1に送られ
、ここで順次表示される。次にモード切替スイツチ4を
時刻表示モード0覧)に設定した場合の動作を説明する
上記モード切替スイツチ4をTMに設定すると、記憶・
演算制御部26は制御信号a−eそれぞれをローレベル
にするとともに表示切替信号′をハイレベルにする。上
記表示切替信号lがハイレベルになると、第2図におけ
る表示切替回路10は時計回路9からの出力データを選
択切替して表示部1に送る。すなわちこのとき表示部1
では時計回路9で計時された時刻が表示される。さらに
このときキーボード3のキースイツチを…2D]iヨ(
3)6匡=口?]の順に操作すると、記憶・演算制御部
26ではキーボード3から12時30分という時刻デー
タが送られたことを検出−この時刻データを時計回路9
に送る。時計回路9ではこの送られた12時30分とい
う時刻データに応じてその計時内容を設定する。したが
つて上記のようにキースイツチを操作した後に表示部1
にはこの新たに設定された時刻が表示される。また時計
回路9もこの新たに設定された時刻から計時を続行する
ことになる。次にモード切替スイツチ4を時刻読取モー
ド(TR)に設定した場合の動作を説明する。
モード切替スイツチ4をTRに設定すると、記憶・演算
制御部26は制御信号aのみをハイレベルとし、他の制
御信号b−eおよび表示切替信号2をローレベルにする
。上記制御信号aがハイレベルになると、第5図におい
てこの信号aが入力するアンド回路29が開くとともに
、オア回路30を介してこの信号aが入力するアンド回
路27が開く。上記アンド回路27が開くと、第4図に
示す位置検出回路5で読み取られた時亥1指示機構2に
おける指針が指示する時刻に応じた時刻データが、この
アンド回路27を介して一致検出部39の一方入力端に
送られる。このとき操作者は時刻指示機構2の指針が指
示する時刻を読み取り、この指示時刻をキーボード3に
より入力する。たとえば時刻指示機構2の指針が指示し
ている時刻が7時16分であればj口iコ国6D]三同
の順にキースイツチを操作し次に目キーを操作する。こ
れにより7時16分という時刻データが記憶・演算制御
26に送られ、さらにこの時刻データはアンド回路28
、オア回路37を介して表示切替回路10に送られると
ともに、アンド回路29、オア回路38を介して一致検
出部39の他方入力端に送られる。ここでいま上記アン
ド回路27を介して上記一致検出部39の一方入力端に
は位置検出回路5で読み取られた時刻データ7時16分
が送られているので、この後一致検出部39の出力はハ
イレベルとなる。したがつてこれに続くオア回路35の
出力すなわち報音信号gはハイレベルとなり、このハイ
レベルの報音信号gが入力する報音装置11は作動し音
声を発生する。したがつてこの時刻読取モードにおいて
報音装置11が音声を発生した場合には、時刻指示機構
2で指示された時刻とキーボード3より入力され、表示
部1で表示されている時刻とが等しく、操作者が読み取
つた時刻は正しいものと判断することができる。すなわ
ちこのモードにおいて時刻指示機構2のつまみ13を任
意に回転して任意の時刻を設定し、このとき指針で指示
された時刻を読み取り、キーボード3で入力し、その入
力された時刻が合つていれば報音装置11が作動し、他
方入力された時亥亦誤まりであれば報音装置11は作動
しない。このようにこのモードでは指針式時計における
時刻読み取りの学習が行なえる。次にモード切替スイツ
チ4を時刻設定モード(TS)に設定した場合の動作を
説明する。
モード切替スイツチ4をTSに設定すると、記憶・演算
制御部26は制御信号dのみをハイレベルとし、他の制
御a−C,eおよび表示切替信号をローレベルにする。
上記制御信号dがハイレベルになると、第5図において
この信号dが入力するアンド回路34が開くとともに、
オア回路30を介してこの信号dが入力するアンド回路
27が開く、そしてこのモードにおいて操作者はキーボ
ード3におけるキースイツチFを任意期間操作する。上
記キースイツチ圓操作期間中、記憶・演算制御部26は
制御信号bをハイレベルにする。上記信号bがハイレベ
ルの期間アンド回路3が開いて時分カウンタ36は信号
fを計数することによりランダム時刻を計時する。また
上記キースイツチ操作後、記憶・演算制御部26はいま
までハイレベルにしていた制御信号bをローレベルにも
どし、今度は制御信号cをハイレベルにする。上記制御
信号cがハイレベルになると第5図におけるアンド回路
32が開き、時分カウンタ36で計時されたランダム時
刻に応じた時刻データがこのアンド回路32およびオア
回路37を介して表示切替回路10に送られる。このと
き記憶・演算制御部26から表示切替回路10に送られ
る表示切替信号lはローレベルになつているので、この
表示切替回路10は演算回路6からの出力データを選択
切替して表示部1に送る。したがつてこのとき表示部1
には上記時分カウンタ36で計時されたランダム時刻が
表示される。このとき操作者は表示部1で表示されたラ
ンダム時刻を見て、この時刻に時刻指示機構2の指針を
合わせる。このとき時刻指示機構2の指針で指示された
時刻が位置検出回路5で読み取られ、その時刻データは
アンド回路27を介して一致検出部39の一方入力端に
送られる。またこの一致検出部39の他方入力端にはア
ンド回路34を介して時分カウンタ36から出力される
時刻データが送られる。この後一致検出部39は両デー
タの一致を検出し、両データが一致していればその出力
はハイレベルとなる。したがつてこれに続くオア回路3
5の出力すなわち報音信号gはハイレベルとなり、この
ハイレベルの報音信号gが入力する報音装置11は作動
し音声を発生する。したがつてこの時刻設定モードにお
いて報音装置11が音声を発した場合には、表示部1で
表示されたランダム時刻と時刻指示機構2の指針で指示
された時刻とが等しく、操作者が時刻指示機構2で合わ
せた時刻は正しいものと判断することができる。すなわ
ちこのモードにおいてキースイツチ匠を操作してランダ
ム時刻を表示させ、このときこのランダム時刻に合わせ
て時刻指示機構2の指針をこの時刻に設定し、この時刻
が合つていれば報音装置11が作動し、この時刻が誤ま
りであれば報音装置11は作動しない。このようにこの
モードでは指針式時計における時刻設定の学習が行なえ
る。次にモードスイツチ4を時間計算モード(TC)に
設定した場合の動作を説明する。
モード切替スイツチ4をTCに設定すると、記憶・演算
制御部26はすべての制御信号a−eをローレベルにす
るとともに表示切替信号2をローレベルにする。したが
つてこのときにはインバータ33を介してローレベルの
制御信号cが入力するアンド回路28のみが開く。一方
位置検出回路5は前記のように時刻指示機構2の指針で
指示された時刻を読み取り、この時刻データは記憶・演
算制御部26に送られここでいつたん記憶される。ここ
で操作者は上記時刻指示機構2の指針で指示された時刻
のたとえば1時間20分後の時亥1を得るために、キー
ボード3においてキースイツチを1]匡司201匡=コ
uヨの順に操作する。この操作により1時間20分とい
う時刻データが記憶・演算制御部26に送られ、ここで
上記位置検出回路5から送られた時刻データに上記キー
ボード3より入力された1時間20分という時刻データ
が加算される。たとえば位置検出回路5から送られた時
刻データが8時37分に相当するものであれば、記憶・
演算Fbllllll部26は8時37分+1時間20
分という演算を実行し、9時57分という時刻データを
算出し、これをいつたん記憶する。一方操作者は時刻指
示機構2の指針で指示された時刻を読み取り、この読み
取つた時刻の1時間20分後の時刻を計算してこの時刻
をキーボード3により入力する。たとえば操作者が時刻
指示機構2で指示された時刻8時37分を正しく読み取
り、この時刻の1時間20分後の時刻を誤まつて9時3
9分と計算した場合にはこの後キーボード3のキースイ
ツチは目匡Ti]DTロヨ]目と操作されることになる
。上記キーボード3により入力された時刻データはこの
後記憶・演算制御部26でいつたん記憶されるとともに
アンド回路28,29に送られる。このとき上記したよ
うにアンド回路28のみが開いているので、上記時刻デ
ータはこのアンド回路28およびオア回路37を介して
表示切替回路10に送られる。またこのとき記憶・演算
制御部26から表示切替回路10に送られる表示切替信
号lはローレベルになつているので、この表示切替回路
10は演算回路6からの出力データを選択切替して表示
部1に送る。したがつてこのとき表示部1には上記キー
ボード3より入力された時刻9時39分が表示される。
一方記憶・演算制御部26は予め記憶している2つの時
刻データの一致を検出し、両時刻力←致していれば制御
信号eをハイレベルに、一致していなければローレベル
にする。このとき両時刻データは9時57分に対して9
時39分であるので、記憶・演算制御部26は両時刻デ
ータの一致を検出せず、制御信号eをローレベルのまま
にする。したがつてこのときにはオア回路35の出力す
なわち報音信号gもローレベルのままとなり、報音装置
11は作動しない。すなわちこの場合、操作者が入力し
た時刻は誤まりであると判断することができる。この後
操作者は正しい計算をして9時59分を算出し、この時
刻データをキーボード3で入力することにより、表示部
1には時刻9時59分が表示される。またこのとき記憶
・演算制御部26において2つの時刻データの一致が検
出されるため、記憶・演算制御部26はこの後制御信号
eをハイレベルにする。したがつてこのときにはオア回
路35の出力すなわち報音信号gもハイレベルとなり、
この後報音装置11は作動し音声を発生する。このよう
にこのモードでは指針式時計における時刻の読み取りと
この時刻から所定時刻経過した時刻を求める時間計算の
学習が行なえる。一方上記モードにおいて操作者は時刻
指示機構2の指針で指示された時刻のたとえば1時間2
0分前の時刻を得るために、上記一連のキースイツチ操
作の最後のキースイツチT+の代わりにK.Kヨを操作
する。
この操作により記憶・演算制御部26は8時37分−1
時間20分という減算を実行し、7時17分という時刻
データを算出してこれをいつたん記憶する。また操作者
は時刻指示機構町2の指針で指示された時刻を読み取り
、この読み取つた時刻の1時間20分前の時刻を計算し
てこの時刻をキーボード3より入力する。このときたと
えば操作者が時刻指示機構2で指定された時刻を正しく
読み取り、さらにこの時刻の1時間20一分前の時刻を
正しく計算して入力すれば、この後記憶・演算制御部2
6はこの後制御信号eをハイレベルにする。したがつて
この後報音装置11は作動し音声を発生する。また1時
間20分前の計算が誤まつていれば報音装置11は作動
しない。 tこのようにこのモードでは指針式時計にお
ける時刻の読み取りとこの時刻の所定時間前の時刻を求
める時間計算の学習が行なえる。第6図はこの発明の他
の実施例を示す構成図である。
上記実施例では任意の時刻をアナログ的に設定表示する
手段として長針、短針を有する時刻指示機構2を用いた
場合について説明したが、ここではその代りに針状の6
0個の分表示用の表示電極41および針状の12個の時
表示用の表示電極42を有する液晶表示装置43を用い
たものである。また図において44は分カウンタ、45
は時カウンタであり、分カウンタ44はその入力端に接
続された押釦スイツチ46の操作回数に応じた数の分を
計時し、さらに時カウンタ45はオア回路47を介して
分カウンタ44より送られる桁土り信号の数あるいはこ
のオア回路47のもう1つの入力端に接続された押釦ス
イツチ48の操作回数に応じた数の時を計時する。そし
て上記カウンタ45および分カウンタ44で計時された
時刻データは演算回路6に送られるとともにゲート回路
49に送られる。このゲート回路49にはインバータ5
0を介して前記表示切替信号2が送られ、ゲート回路4
9はこのインバータ50の出力がハイレベルのときすな
わち信号lがローレベルのときに開くようになつている
。したがつて前記モード切替スイツチ4を電源オフ状態
(0FF)を除いて時刻表示モード(TM)以外のモー
ドに設定した場合には、上記時カウンタ45および分カ
ウンタ44で計時された時刻データはゲート回路49お
よびオア回路51を介して液晶表示装置りに送られここ
で表示電極41,42が駆動され時刻がアナログ的に表
示される。一方もう1つのゲート回路52には前記時計
回路9で計時された時刻の時刻データが送られ、このゲ
ート回路52にはまた前記表示切替信号1が送られる。
したがつて前記モード切替スイツチ4を時刻表示モード
(TM)に設定した場合には、時計回路9における時刻
データがこのゲート回路52およびオア回路51を介し
て液晶表示装置りに送られる。すなわちこの場合には前
記表示部11におけるデイジタル的な時刻表示とともに
液晶表示装置43においてアナログ的な時刻表示が行な
われる。尚、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば時刻設定モード(TS)におけるランダ
ム時刻の設定は、使用者がEキーを押して得るかわりに
計算機自体が自動的にあらかじめ記憶している時刻を順
次表示させるようにしてもよくこの場合は、計算機自体
が問題を出すことになるので非常に効果的である。
また、上記実施例では時間計算モード(TC)では時刻
指示機構2あるいは液晶表示装置43で指示あるいは表
示された時刻とキーボード3により入力された時刻との
加減算を行なう場合についてのみ説明したが、これはそ
の他の時間計算、たとえば1時と2時との間で指針ある
いは表示された表示電極のなす角度が180度、90度
になる時刻等の計算ができるようにしても良い。
さらに上記実施例ではこの発明を電子式小型計算機に実
施した場合について説明したが、これは他に学校等で使
用する大型の電子式計算機に実施可能なことはいうまで
もない。以上説明したようにこの発明によれば、指針式
の時計における時刻の読み取り、時刻設定あるいは各種
時間計算等の学習ができる電子式学習機を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子式学習機を組込
んだ小型計算機の外観を示す斜視図、第2図は上記実施
例における計算機の全体的な回路構成図、第3図は上記
実施例における時刻指示機構の詳細な構成を示す断面図
、第4図は上記実施例における位置検出回路の詳細な構
成図、第5図は上記実施例における演算回路の詳細な構
成図、第6図はこの発明の他の実施例を示す構成図であ
る。 1・・・・・・表示部、2・・・・・・時刻指示機構、
3・・・・・・キーボード、4・・・・・・モード切替
スイツチ、5・・・・・・位置検出回路、6・・・・・
・演算回路、9・・・・・・時計回路、10・・・・・
・表示切替回路、11・・・・・・報音装置、15・・
・・・・長針、18・・・・・・短針、20,21・・
・・・・接点、22,23・・・・・・ワンシヨツトマ
ルチパイプレータ、24・・・・・・60進カウンタ、
25・・・・・・12進カウンタ、26・・・・・・記
憶・演算制御部、37・・・・・・時分カウンタ、39
・・・・・・一致検出部、43・・・・・・液晶表示装
置、44・・・・・・分カウンタ、45・・・・・・時
カウンタ、49,52・・・・・・ゲート回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ランダム時刻を設定しディジタル的に表示する表示
    手段と、長針部および短針部を有し任意時刻をアナログ
    的に設定する設定手段と、この設定手段で設定された時
    刻を電子的に読み取る読み取り手段と、この読み取り手
    段により読み取られた時刻と上記表示手段により表示さ
    れた時刻との一致検出を行なう検出手段と、この検出手
    段により上記両時刻の一致が検出された際にこの検出状
    態を認識させる手段とを具備したことを特徴とする電子
    式学習機。
JP8415479A 1979-07-03 1979-07-03 電子式学習機 Expired JPS5952836B2 (ja)

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