JPH04203867A - 圧縮機の運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機等の冷凍サイクルで使用される圧縮
機における潤滑油の希釈状態から圧縮機を保護する運転
制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の制御は、圧縮機吐出側配管等に取付けられたサー
ミスタ及び圧力センサからの温度と圧力信号によって冷
媒の過熱度を認識し、過熱度がある温度差以上確保でき
ない場合には、圧縮機の保護制御に入るという、間接的
な制御方法てあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、圧縮機油の希釈度を間接的に推定し、
制御を行なうということに問題があった。

本発明の目的は、静電容量式のセンサて、直接油の希釈
度を検出し、この信号により精度良く圧縮機の運転を制
御することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は静電容量式センサ
を圧縮機下部に組み込み、ここで検出した油の希釈度信
号をフィートバック制御したものである。

〔作用〕

上記圧縮機の運転制御方法は、圧縮機の下部の潤滑油中
に浸した静電容量式センサが、油の中へ溶は込んだ液冷
媒量を検出した信号で、直接的に圧縮機の運転状態を制
御する。これにより、圧縮機の運転状況に合致した制御
を正確に行なうことが可能になる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。センサボディ３へ、テフロン１１により確実に絶縁
されたセンサ外電極１とセンサ内電極とを取り付ける。

その内電極にリード線７を付けてから、圧縮機１０の下
部へ溶接したセンサガイド４の中へ挿入し、ボルト８で
センサボディ３とセンサガイド４を固定する。これによ
り、圧縮機１０の潤滑油中にセンサ外電極１とセンサ内
電極２が浸ることになる。圧縮機１０を運転するとその
運転条件によって、油中へ液冷媒が溶は込む。この時、
油と液冷媒の誘電率の相違から、リード線７を介して出
力される静電容量は変化する。

この静電容量を検出し、予め設定した判定値に達してい
るか否を判断する。判定値を満足していれば圧縮機１０
はそのまま運転を継続し、未達の場合は、保護制御に入
る。

〔発明の効果〕 本発明によれば、圧縮機潤滑油の希釈状態を、静電容量
として、直接検出した信号によって、圧縮機運転状態を
制御できるので、油の希釈状態が原因となって発生する
圧縮機の焼き付きを防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の静電容量式センサを、圧縮機へ取付け
た断面図、第２図は、本センサにより検出した希釈度信
号により行なう。圧縮機運転保護制御のフローチャート
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．空気調和機の圧縮機において、油と液冷媒の誘電率
   の差を利用して、前記油の前記液冷媒の溶解による希釈
   度を静電容量信号として出力するセンサを組み込み、前
   記静電容量信号により、前記圧縮機の焼き付き防止を図
   ることを特徴とする圧縮機運転制御方法。