JPH04203043A - プレキャストコンクリート部材の接合方法 - Google Patents

プレキャストコンクリート部材の接合方法

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Publication number
JPH04203043A
JPH04203043A JP33016290A JP33016290A JPH04203043A JP H04203043 A JPH04203043 A JP H04203043A JP 33016290 A JP33016290 A JP 33016290A JP 33016290 A JP33016290 A JP 33016290A JP H04203043 A JPH04203043 A JP H04203043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
sleeve
precast concrete
sleeve type
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP33016290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Hongo
本郷 浩寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Splice Sleeve Japan Ltd
Original Assignee
Splice Sleeve Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Splice Sleeve Japan Ltd filed Critical Splice Sleeve Japan Ltd
Priority to JP33016290A priority Critical patent/JPH04203043A/ja
Publication of JPH04203043A publication Critical patent/JPH04203043A/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は目地グラウト工法によるプレキャストコンクリ
ート部材の接合方法の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来行われている目地グラウト工法によるプレキャスト
コンクリート部材(以下20部材と記す)の接合方法を
第3図により説明する。この工法に使用されるPC部材
1はその下端部にスリーブ式継手3が埋設されている構
造のものである。ここにスリーブ式継手とは、第2図に
示すような2つの鉄筋定着部の両方が湿式定着方式の鉄
筋継手(同(a)図に示すもの、両スリーブ継手という
)、および2つの鉄筋定着部の片方が湿式定着方式で、
他方が乾式定着方式の鉄筋継手(同(b)図に示すもの
、片スリーブ継手という)を総称する継手である。ここ
に湿式定着方式とは、筒体であるスリーブ内に挿入され
た鉄筋をこの中に充填された流動性の充填材の硬化によ
り定着する方式である。また、乾式定着方式とはこのよ
うな充填材を使用しない方式であって、螺着、カプラー
圧着、ビス止め、溶接、等の定着方式である。第2図に
示すように、両スリーブ継手は2つの対向するスリーブ
部13−aおよび13−bが同軸一体に結合してなる一
本の筒体であり、片スリーブ継手はスリーブ部13と乾
式定着部17とが同軸一体に結合してなっている。そし
て一般に、これらスリーブ部の内壁には硬化充填材との
係合性向上のための凹凸14が、またその側壁には、注
入口16、排出口15が設けられている。
PC部材1内に埋設されているスリーブ式継手3はその
下半部のスリーブ部が部材下端面に開口しており上半部
(両スリーブ継手においては上半部のスリーブ部、片ス
リーブ継手においては乾式定着部)には部材鉛直主鉄筋
2の下端部が結び付けられている。この結び付けは、片
スリーブ継手においては乾式定着部への定着、両スリー
ブ継手においては上半部スリーブ部内への部材鉄筋下端
部の挿入と両者の仮止め、である。
下方部材8の上端面からは該部材鉛直主鉄筋9の上端部
が上方に突き出て露出している。この露出部が埋設スリ
ーブ式継手内に収容されかつ、両部材間に目地空間10
が形成されるようにPC部部材を上方部材として建て入
れる。これに先立ち、目地空間周縁を取り巻き該空間の
型枠として作用するモルタル枠18をモルタル打設によ
り下方部材上に設置する。
PC部材下端部に埋設されているスリーブ式継手は複数
個であるが、その中の特定のJっの継手の注入口に接続
し部材側壁に開口する注入導孔5から流動性の充填材を
注入する。充填材は目地空間を充填し複数個のスリーブ
式継手内を充填し、各継手の排出口に接続し部材側壁に
開口する排出導孔4からそれぞれ溢れ出る。これにより
目地空間および継手内は同一充填材によって充填される
(発明が解決しようとする問題点) 目地グラウト工法は、目地空間にモルタルを施工した後
複数個の埋設スリーブ式継手毎にその注入導孔から一本
ずつ充填材を充填していく工法に比へると、目地空間と
スリーブ式継手への充填が一工程かつ同一材料で実施で
き、さらに1つの注入導孔から複数個の継手内に一度で
注入できるという利点がある。
しかしながら、従来の目地グラウト工法においては次の
問題点があった。
1、モルタル枠はPC部材建て入れ時硬化していてかな
りの強度がでていなければならないので建て入れの少な
くとも一日前に施工しておかなければならない。これは
工程編成を煩雑にする。
2 モルタル枠の外縁はPC部材の側壁と面一になって
いなければならないが、モルタル枠施工時にはまだPC
部材は建て入れされていないからモルタル枠設置の位置
ぎめが煩雑である。
3 モルタル枠の高さが適正でないとPC部材に圧縮さ
れて破壊したり、充填材の漏洩が起こったりする。
モルタル枠を使用しないで組み立て成型枠を使用する手
段は、PC部材のサイズ毎にかかる型枠を多数準備して
おかねばならないコスト上の不利のほか組み立て取外し
作業が甚だ煩雑であるから実用的ではない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は目地空間に型枠を設置する手段に特徴を有する
ものであるが、これを実施例を示す第1図により説明す
る。
本発明に使用されるPC部材1は従来の目地グラウト工
法に用いられるPC部材と同様にその下端部にスリーブ
式継手3が埋設されている構造のものであるがその側壁
の該部材下端面に近い位置にほぼ水平方向に水平穴6が
設けられている。下方部材8の上端面から該部材鉛直主
鉄筋9の上端部が上方に突き出て露出していること、こ
の露出部が埋設スリーブ式継手内に収容されかつ、両部
材間に目地空間10が形成されるようにPC部材1を建
て入れることは従来の目地グラウト工法と同じである。
異なる点は次のとおりである。
すなわち、目地空間10の外周にこれを取り囲むように
型枠材11を配置する。つぎに、上記水平穴6に、これ
と着脱自在に合着関係にある棒体7を合着させてこれを
部材側壁に突設する。
ついで、型枠材11と突設棒体7との間にくさび12を
圧入して型枠材を固定する。これにより目地空間外周に
型枠材11よりなる型枠が設置される。
目地空間および埋設スリーブ式継手内への充填材の注入
充填は従来の目地グラウト工法と同様にして行われる。
なお、充填材の注入は型枠の側壁に設けられた注入孔か
ら行ってもよい。
型枠材としては木材の角材をPC部材のサイズに合わせ
て現場で適当に裁断したものを用いると便利である。く
さびもこの際木材で作製できる。
水平穴6と棒体7とは上記のように互いに着脱自在に合
着関係にあるが、かかる合着関係としては、螺合、はめ
合い、等がある。なお、水平穴は金物の埋設により形成
されるのが普通である。
充填材としては、注入特高流動性で注入後高い強度を発
現する材料が使用されるが、一般には高流動性のセメン
トモルタルであるグラウトが用いられる。
充填材注入後型枠を取外すとPC部材側壁と面一の目地
が形成される。棒体は取外す。
(発明の効果) 本発明の目地グラウト工法は従来の該工法にくらべつぎ
の利点を有する。
a 型枠設置作業が極めて簡易、迅速かつ安価に実施で
きる。
b、pc部材建て入れ時現場の状況に合わせて型枠設置
ができるので工程編成が容易である。
C1モルタル枠工法のように適正高さの保持に意を用い
る必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の例示、第2図はスリーブ式継手の例示
、第3図は従来技術の例示である。 なお、第1図および第3図において、凹凸、充填材等の
細部の図示は省略しである。 図面における符号は以下のとおり。 1・PC部材      2 鉛直主鉄筋3 スリーブ
式継手   4 排出導孔5 注入導孔      6
:水平穴 7 棒体        8 下方部材9、鉛直主鉄筋
     1o:目地空間J】、型枠材       
12;〈さび13、13−a、 +3−b : スリー
ブ部14、凹凸        15.排出口16:注
入口       17:乾式定着部特許出願人 日本
スプライススリーブ株式会社第1図 第3図 第   2   図 ■ (ト)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スリーブ式継手を下端部に埋設したプレキャストコ
    ンクリート部材を上方部材として目地グラウト工法によ
    り下方部材に接合するプレキャストコンクリート部材の
    接合方法において、 (イ)両部材間に形成された目地空間の外周にこれを取
    り囲むように型枠材を配置し、 (ロ)プレキャストコンクリート部材側壁の該部材下端
    面に近い位置に設けられたほぼ水平方向の水平穴に、こ
    れと着脱自在に合着関係にある棒体を合着させてこれを
    部材側壁に突設し、 (ハ)型枠材と突設棒体との間にくさびを圧入して型枠
    材を固定することにより目地空間外周に型枠を設置する
    ことを特徴とするプレキャストコンクリート部材の接合
    方法
JP33016290A 1990-11-30 1990-11-30 プレキャストコンクリート部材の接合方法 Pending JPH04203043A (ja)

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JPH04203043A true JPH04203043A (ja) 1992-07-23

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JP (1) JPH04203043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284954A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Takenaka Komuten Co Ltd グラウト材注入方法
CN106930433A (zh) * 2017-03-20 2017-07-07 张宗楼 大型水平孔整体装配式墙板

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