JPH04202981A - 電磁波シールド構造物の空調用外気取り入れ部の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電磁波シールド構造物における空調用外気採
り入れ口に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、電磁波シールド構造の建物といっても建物全体が
電磁波シールド構造になっているわけではなく、その多
くは部屋毎乃至各階毎に独立して電磁波シールド構造に
なっているのが一般的である。

したがって、空調設備も部屋毎乃至各階ごとに独立して
設置されているのが普通である。

ところで、電磁波シールド構造物の空調設備にも、当然
、外気採り入れ口は必要であるが、従来、その多くは電
磁波の浸入乃至漏れを防止するため、部屋毎乃至各階毎
に電６ｎ波シールド構造の外気採り入れ口が設置されて
いる（第２図参照）。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような構成では部屋数乃至階数に応じて、
外気採り入れ口の設置台数も増え、しかもその全てを電
磁波シールド構造とする必要があるため、設置場所の確
保困難及び設備費が嵩むなどの解決すべき課題が幾つも
ある。

この発明はこのような前記従来の課題を解決するために
提案されたもので、設置場所の確保及び設備費の低減を
可能にした電磁波シールド構造物の空調装置を提供する
ことを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記課題を解決するためこの発明にかかる電磁波シール
ド構造物の空調用外気採り入れ口は、電磁波シールド構
造物の屋上若しくは外壁部に空調用外気採り入れ口を所
定長さを有するトンネル状に設置してなる。

〔実施例〕

以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
と、第１図は電磁波シールド構造物を示したもので、図
において電磁波シールド構造物１の屋上スラブ２、最下
階の床スラブ３及び外壁４の内側に金属板などの電磁波
シールド部材５を連続しで取り付けられ、外部からの電
磁波の浸入乃至内部の電磁波が一切漏れない構造に構成
されている。

電磁波シールド構造？１）の屋上部には、空調用の外気
採り入れ目６が設置され、また、電磁波シールド構造物
工の中には縦ダクト７が建物の全階に通して設置されて
いる。

そして、外気採り入れ目６より縦ダクト７を通って電磁
波シールド構造物１の各階８に新鮮な外気が各階に採り
入れられるようになっている。外気採り入れ目６は屋上
スラブに沿って水平にトンネル状に所定長さに形成され
、その内周は金属板などの電磁波シールド部材５を格子
状に組んで取り付けたり、パイプを並べて組み込んだり
、或いは電磁波シールド部材にフェライトタイルを張り
付けたりして形成されている。

このように外気採り入れ目６が所定長さのトンネル状に
構成されていることにより、外気採り入れ口からの電磁
波の浸入を完全に防止することができる。

なお、外気採り入れ目６は必ずしも屋上に設ける必要は
なく、外壁面に沿って設けてもよい。

〔発明の効果） この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有する
。

構造物全体が電磁波シールド構造をなす構造物に設置さ
れる空調用の外気採り入れ口を屋上若しくは外壁部の一
個所に、一つを所定長さを有するトンネル状に形成する
だけで、外気採り入れ口からの電磁波の浸入及び漏れを
完全に防止することができ、設置場所及び設備の問題を
全て解決することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる電磁波シールド構造物の空調
システムを示す縦断面図、第２図は従来の電磁波シール
ド構造物の空調システムを示す縦断面図である。 １・・・電磁波シールド構造物、２・・・屋上スラブ、
３・・・最下の床スラブ３．４・・・外壁、５・・・電
磁波シールド部材、６・・・外気採り入れ口、７・・・
縦ダクト、８・・・各階。 第１図 第２囚

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）構造物全体が電磁波シールド構造をなす電磁波シ
   ールド構造物に設置される空調用外気採り入れ口におい
   て、前記空調用外気採り入れ口を屋上若しくは外壁部に
   トンネル状に設置してなることを特徴とする電磁波シー
   ルド構造物における空調用外気採り入れ口。