JPH0420266Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0420266Y2 JPH0420266Y2 JP1987094903U JP9490387U JPH0420266Y2 JP H0420266 Y2 JPH0420266 Y2 JP H0420266Y2 JP 1987094903 U JP1987094903 U JP 1987094903U JP 9490387 U JP9490387 U JP 9490387U JP H0420266 Y2 JPH0420266 Y2 JP H0420266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- sliding door
- front plate
- composite
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 15
- 210000000038 chest Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、隠し引き出し機能を備えしめて整理
箱、箪笥、サイドボード等の家具類や、家屋の収
納部等に組み込み可能な複合引き出しに関するも
のである。
箱、箪笥、サイドボード等の家具類や、家屋の収
納部等に組み込み可能な複合引き出しに関するも
のである。
(従来の技術)
従来は、整理箱、箪笥、サイドボード等の家具
や建物の収納部分に組み込む引き出しは、それぞ
れ単独に機能するものが一般的である。
や建物の収納部分に組み込む引き出しは、それぞ
れ単独に機能するものが一般的である。
それ故、各引き出しは別個に引き出したり、差
し込んだりして、その用に供しているが、なかに
は、貴重品等を入れる隠し引き出し機能を備えた
ものが必要となるも、現在では一つ及び二つ以上
の引き出しの前面に直接引き出し機能と関係のな
い飾り板を着脱可能に配設して形成してあり、よ
つて、引き出しを使用する際は、いちいち該飾り
板を取り外し、その後通常の引き出しとして使用
せねばならないので取り扱いにくく、かつ、比較
的効果の低いものとなつている等の不具合を有し
ている。
し込んだりして、その用に供しているが、なかに
は、貴重品等を入れる隠し引き出し機能を備えた
ものが必要となるも、現在では一つ及び二つ以上
の引き出しの前面に直接引き出し機能と関係のな
い飾り板を着脱可能に配設して形成してあり、よ
つて、引き出しを使用する際は、いちいち該飾り
板を取り外し、その後通常の引き出しとして使用
せねばならないので取り扱いにくく、かつ、比較
的効果の低いものとなつている等の不具合を有し
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
そこで本考案は、上記従来技術に鑑み、整理
箱、箪笥、サイドボード等の家具や建物に組み込
み可能で、取扱い容易で、かつ、十分な隠し引き
出し機能を備えしめた複合引き出しの開発を目的
として提供するものである。
箱、箪笥、サイドボード等の家具や建物に組み込
み可能で、取扱い容易で、かつ、十分な隠し引き
出し機能を備えしめた複合引き出しの開発を目的
として提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本考案は、複数の引き出しを組み合わ
せた複合引き出しにおいて、第一の引き出しの前
板と略同形の引戸を前記前板の隣に配置し、前記
第一の引き出しを引き出した後、前記引戸を前記
前板の元の位置に移動せしめ、前記引戸の元の位
置の後方に配置した第二の引き出しを前方に引き
出し可能に形成した複合引き出しである。
せた複合引き出しにおいて、第一の引き出しの前
板と略同形の引戸を前記前板の隣に配置し、前記
第一の引き出しを引き出した後、前記引戸を前記
前板の元の位置に移動せしめ、前記引戸の元の位
置の後方に配置した第二の引き出しを前方に引き
出し可能に形成した複合引き出しである。
(作用)
上記手段により構成される本考案の複合引き出
しは、第一の引き出しの前板と略同形の引戸を前
記前板の隣、すなわち第二の引き出しの前方に配
置し、前記第一の引き出しを引き出した後、前記
引戸を前記前板の元の位置に移動せしめ、前記引
戸の元の位置の後方に配置した前記第二の引き出
しを前方に引き出さねば該第二の引き出しは、引
き出しえない。よつて、第二の引き出しはいわゆ
る隠し引き出し機能を備えしめたものとなり、該
第二の引き出しの操作は極めて発見しにくいもの
となつている。
しは、第一の引き出しの前板と略同形の引戸を前
記前板の隣、すなわち第二の引き出しの前方に配
置し、前記第一の引き出しを引き出した後、前記
引戸を前記前板の元の位置に移動せしめ、前記引
戸の元の位置の後方に配置した前記第二の引き出
しを前方に引き出さねば該第二の引き出しは、引
き出しえない。よつて、第二の引き出しはいわゆ
る隠し引き出し機能を備えしめたものとなり、該
第二の引き出しの操作は極めて発見しにくいもの
となつている。
(実施例)
以下、引き続き本考案複合引き出しの要旨をさ
らに明確にするため、図面を利用して一実施例を
説明する。
らに明確にするため、図面を利用して一実施例を
説明する。
第1図ないし第4図に示すように、複合引き出
し1の外箱11は天板11a、側板11b,11
c、底板11d及び背板11eを有しており、天
板11aの棚口近傍の内側には溝11fが設けら
れ、一方底板11dの棚口近傍の内側には溝11
gが設けられている。
し1の外箱11は天板11a、側板11b,11
c、底板11d及び背板11eを有しており、天
板11aの棚口近傍の内側には溝11fが設けら
れ、一方底板11dの棚口近傍の内側には溝11
gが設けられている。
また、第一の引き出しとなる引き出し12は、
前板12a、側板12b,12c、先板12d及
び底板12eを有し、前板12aの前面には取手
12fが取り付けられている。
前板12a、側板12b,12c、先板12d及
び底板12eを有し、前板12aの前面には取手
12fが取り付けられている。
そして、引戸13は、溝11f,11g内を摺
動可能に装着されており、かつ、引戸13の前面
には取手13aが取り付けられている。また、該
引戸13は、前記前板12aと略同一形状となつ
ていて、さらに、引戸13及び前板12aは同一
平面上に隣接して配設されている。
動可能に装着されており、かつ、引戸13の前面
には取手13aが取り付けられている。また、該
引戸13は、前記前板12aと略同一形状となつ
ていて、さらに、引戸13及び前板12aは同一
平面上に隣接して配設されている。
次に、第二の引き出しとなる引き出し14は、
引戸13の後方に配置されていて、前板14a,
側板14b,14c、先板14d及び底板14e
を有し、前板14aの前面には取手14fが取り
付けられている。
引戸13の後方に配置されていて、前板14a,
側板14b,14c、先板14d及び底板14e
を有し、前板14aの前面には取手14fが取り
付けられている。
上記の如く形成された複合引き出し1を、サイ
ドボード2に配設した場合について、第5図に従
つて説明する。
ドボード2に配設した場合について、第5図に従
つて説明する。
該複合引き出し1はサイドボード2の底板21
上に固着されており、さらに、天板22、扉2
3,24、引戸25,26が配設されていて、ま
た、底板21の下面には脚29が取り付けられ、
飾棚28が支柱27により天板22の上面に設け
られている。
上に固着されており、さらに、天板22、扉2
3,24、引戸25,26が配設されていて、ま
た、底板21の下面には脚29が取り付けられ、
飾棚28が支柱27により天板22の上面に設け
られている。
以上の構成により、まず引き出し12を引き出
し、その後、引戸13を前板12aの元の位置ま
で溝11f,11gに沿い第2図において側板1
1bに当接すべく右側へ一杯に移動せしめ、その
後、第二の引き出し14を前方に引き出すことが
できる。このように、第二の引き出し14は隠引
き出し機能を有したものとして使用することがで
きる。
し、その後、引戸13を前板12aの元の位置ま
で溝11f,11gに沿い第2図において側板1
1bに当接すべく右側へ一杯に移動せしめ、その
後、第二の引き出し14を前方に引き出すことが
できる。このように、第二の引き出し14は隠引
き出し機能を有したものとして使用することがで
きる。
なお、前記実施例では家具のうちサイドボード
についてのみ説明したが、この実施例に限定され
るものではなく、本考案複合引き出しの外箱、引
戸、引き出し等の形状、材質や配設方法等は前記
した本考案の目的、作用及び後記する考案の効果
が達成される範囲内においてそれぞれ任意に定め
られてよく、これらの変更はいずれも本考案の要
旨を何ら変更するものでないことは申すまでもな
い。
についてのみ説明したが、この実施例に限定され
るものではなく、本考案複合引き出しの外箱、引
戸、引き出し等の形状、材質や配設方法等は前記
した本考案の目的、作用及び後記する考案の効果
が達成される範囲内においてそれぞれ任意に定め
られてよく、これらの変更はいずれも本考案の要
旨を何ら変更するものでないことは申すまでもな
い。
(考案の効果)
以上、詳細に説明したように本考案は、外箱内
へ第一の引き出しの前板と略同形の引戸を前記前
板の隣に配置し、前記第一の引き出しを引き出し
た後、前記引戸を前記前板の元の位置に移動せし
め、前記引戸の元の位置の後方に位置した第二の
引き出しを前方に引き出すため、前記第二の引き
出しを隠し引き出し機能を備えたものとして使用
できる。
へ第一の引き出しの前板と略同形の引戸を前記前
板の隣に配置し、前記第一の引き出しを引き出し
た後、前記引戸を前記前板の元の位置に移動せし
め、前記引戸の元の位置の後方に位置した第二の
引き出しを前方に引き出すため、前記第二の引き
出しを隠し引き出し機能を備えたものとして使用
できる。
すなわち、通常は前記第一の引き出しを外箱か
ら完全に引き出さなくて使用されるため、前記引
戸の移動が不可能となり、よつて、前記第二の引
き出しが前記引戸の後方に配置されていることを
知ることができないから、隠し引き出し機能を備
えた第二の引き出しを容易に発見できないので、
目的の効果を奏するものであり、比較的簡易な構
造で、かつ、操作容易で実用上まことに優れた考
案である。
ら完全に引き出さなくて使用されるため、前記引
戸の移動が不可能となり、よつて、前記第二の引
き出しが前記引戸の後方に配置されていることを
知ることができないから、隠し引き出し機能を備
えた第二の引き出しを容易に発見できないので、
目的の効果を奏するものであり、比較的簡易な構
造で、かつ、操作容易で実用上まことに優れた考
案である。
図面は本考案複合引き出しの一実施例を示した
もので、第1図は正面図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4
図は第1図のC−C断面図、第5図は本考案をサ
イドボードに組み込んだ状態の要部を示す正面図
である。 1……複合引き出し、12……第一の引き出
し、14……第二の引き出し、12a……前板、
13……引戸。
もので、第1図は正面図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4
図は第1図のC−C断面図、第5図は本考案をサ
イドボードに組み込んだ状態の要部を示す正面図
である。 1……複合引き出し、12……第一の引き出
し、14……第二の引き出し、12a……前板、
13……引戸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の引き出しを組み合わせた複合引き出し
において、第一の引き出しの前板と略同形の引
戸を前記前板の隣に配置し、前記第一の引き出
しを引き出した後、前記引戸を前記前板の元の
位置に移動せしめ、前記引戸の元の位置の後方
に配置した第二の引き出しを前方に引き出し可
能に形成したことを特徴とする複合引き出し。 (2) 引戸と第一の引き出しの前板とが、同一平面
上に配置されてなることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の複合引き出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987094903U JPH0420266Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987094903U JPH0420266Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63202341U JPS63202341U (ja) | 1988-12-27 |
JPH0420266Y2 true JPH0420266Y2 (ja) | 1992-05-08 |
Family
ID=30958837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987094903U Expired JPH0420266Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420266Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP1987094903U patent/JPH0420266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63202341U (ja) | 1988-12-27 |
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