JPH0610851Y2 - 収納家具 - Google Patents
収納家具Info
- Publication number
- JPH0610851Y2 JPH0610851Y2 JP1987091461U JP9146187U JPH0610851Y2 JP H0610851 Y2 JPH0610851 Y2 JP H0610851Y2 JP 1987091461 U JP1987091461 U JP 1987091461U JP 9146187 U JP9146187 U JP 9146187U JP H0610851 Y2 JPH0610851 Y2 JP H0610851Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- panel
- slide panel
- slide
- hinged door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は前面に棚部を設けたスライドパネルを収納箱体
の前面に左右に移動自在に装着して前後に二重に収納で
きるようにした収納家具の構造に関するものである。
の前面に左右に移動自在に装着して前後に二重に収納で
きるようにした収納家具の構造に関するものである。
[背景技術] 従来、書棚のような収納家具において、第4図に示すよ
うに前面に棚部1を設けたスライドパネル2を収納箱体
3の前面開口に左右に移動自在に装着したものがある。
例えば図面に示されるスライドパネル2の左右幅をWと
し、収納箱体3の左右幅を3Wとしたときは2個のスラ
イドパネル2が配置され、スライドパネル2を任意の位
置に移動させて収納箱体3に対して出し入れできるよう
になっていた。しかしかかる従来例では収納物の出し入
れをしないときには収納箱体3の前部にWの幅の空間が
できて他の家具との調和がとれず、外観上違和感がある
と共にこれがデッドスペースとなって収納効率が悪くな
るという欠点があった。
うに前面に棚部1を設けたスライドパネル2を収納箱体
3の前面開口に左右に移動自在に装着したものがある。
例えば図面に示されるスライドパネル2の左右幅をWと
し、収納箱体3の左右幅を3Wとしたときは2個のスラ
イドパネル2が配置され、スライドパネル2を任意の位
置に移動させて収納箱体3に対して出し入れできるよう
になっていた。しかしかかる従来例では収納物の出し入
れをしないときには収納箱体3の前部にWの幅の空間が
できて他の家具との調和がとれず、外観上違和感がある
と共にこれがデッドスペースとなって収納効率が悪くな
るという欠点があった。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは収納物の出し入れをしないとき
には開き戸パネルを閉じることにより外観上違和感がな
いようにでき、しかもこの開き戸パネルの棚部にも収納
できて従来のようにデッドスペースができなくて収納効
率が向上する収納家具を提供するにある。
案の目的とするところは収納物の出し入れをしないとき
には開き戸パネルを閉じることにより外観上違和感がな
いようにでき、しかもこの開き戸パネルの棚部にも収納
できて従来のようにデッドスペースができなくて収納効
率が向上する収納家具を提供するにある。
[考案の開示] 本考案収納家具は、前面にだけを設けたスライドパネル
2を収納箱体3の前面開口より前側に配置すると共にス
ライドパネル2の周縁で前面開口の内周縁を覆い隠し、
収納箱体3の天板6の下面に設けた上レール13にラン
ナー11を嵌め込むと共に収納箱体3の台輪7の上面に
設けた下レール14に走行ころ12を嵌め込んでスライ
ドパネル2を左右方向に移動自在に装着し、スライドパ
ネル2を収納箱体3の左右のうち一方の側端に片寄せた
状態で収納箱体3の他方の側端とスライドパネル2との
間の前面開口を覆い得る大きさで且つ前面に棚部4だけ
を有する開き戸パネル5を収納箱体3の側端の側板8の
前端面の前側で開閉自在に蝶着したものであって、上述
のように構成することにより従来例の欠点を解決したも
のである。つまり、スライドパネル2の収納箱体3の左
右のうち一方の側端に片寄せた状態で収納箱体3の他方
の側端とスライドパネル2との間の前面開口を覆い得る
大きさで且つ前面に棚部4を有する開き戸パネル5を収
納箱体3の側端に開閉自在に蝶着したことにより、収納
物を出し入れしないときスライドパネル2を開き戸パネ
ル5と反対側に片寄せると共に開き戸パネル5を閉じる
と、収納箱体1の前面開口が左右に亘って閉塞された状
態となり、他の家具と調和がとれて違和感がなくなり、
しかもこの開き戸パネル5の棚部4に収納できて従来の
ようにデッドスペースができなくて収納効率が向上する
ようになった。
2を収納箱体3の前面開口より前側に配置すると共にス
ライドパネル2の周縁で前面開口の内周縁を覆い隠し、
収納箱体3の天板6の下面に設けた上レール13にラン
ナー11を嵌め込むと共に収納箱体3の台輪7の上面に
設けた下レール14に走行ころ12を嵌め込んでスライ
ドパネル2を左右方向に移動自在に装着し、スライドパ
ネル2を収納箱体3の左右のうち一方の側端に片寄せた
状態で収納箱体3の他方の側端とスライドパネル2との
間の前面開口を覆い得る大きさで且つ前面に棚部4だけ
を有する開き戸パネル5を収納箱体3の側端の側板8の
前端面の前側で開閉自在に蝶着したものであって、上述
のように構成することにより従来例の欠点を解決したも
のである。つまり、スライドパネル2の収納箱体3の左
右のうち一方の側端に片寄せた状態で収納箱体3の他方
の側端とスライドパネル2との間の前面開口を覆い得る
大きさで且つ前面に棚部4を有する開き戸パネル5を収
納箱体3の側端に開閉自在に蝶着したことにより、収納
物を出し入れしないときスライドパネル2を開き戸パネ
ル5と反対側に片寄せると共に開き戸パネル5を閉じる
と、収納箱体1の前面開口が左右に亘って閉塞された状
態となり、他の家具と調和がとれて違和感がなくなり、
しかもこの開き戸パネル5の棚部4に収納できて従来の
ようにデッドスペースができなくて収納効率が向上する
ようになった。
以下本考案を実施例により詳述する。
前面を開口せる角箱状の収納箱体3は天板6、台輪7、
側板8、背板9を組み立てて形成されている。本実施例
の場合収納箱体3内は幅Wの棚体3aを左右に3個並べ
てあって、内部に書籍等の収納物を収納できるようにな
っている。幅がWのスライドパネル2の前部には複数個
の棚部1を設けてあり、棚部1の両端にはパイプ等より
なる転倒防止用のストッパー10を設けてある。スライ
ドパネル2の背面側の上部にはランナー11を取着して
あり、背面側の下部には走行ころ12を取着してある。
収納箱体3の前面開口において天板6の下面には上レー
ル13を装着してあり、台輪7の上面には下レール14
を装着してある。スライドパネル2は収納箱体3の前面
開口に2個並べて配置され、夫々のスライドパネル2の
ランナー11を上レール13にスライド自在に嵌め込む
と共に走行ころ12を下レール14に嵌め込むことによ
りスライドパネル2を左右に移動自在に装着してある。
このようにスライドパネル2を取り付けることにより、
スライドパネル2が収納箱体3の前面開口の前側に配置
され、スライドパネル2の周縁で収納箱体3の前面開口
の内周縁が覆い隠される。収納箱体3内の台輪7の上方
には地板部蓋15が着脱自在に装着されるが、この地板
部蓋15はスライドパネル2の取り付け後に装着され
る。幅がWの開き戸パネル5の前面にはマガジンラック
のような棚部4を設けてあり、開き戸パネル5の一側を
収納箱体3の一方の側端の側板8の前端面の前側で蝶着
することにより開き戸パネル5を開閉自在にしてある。
本実施例の場合、開き戸パネル5を天板6と台輪7に蝶
着してあり、天板6に対しては蝶着用金具16を介して
蝶着してある。しかして上記のように構成せる収納家具
は例えば書籍を収納する書棚として用いられるものであ
り、収納箱体1内、スライドパネル2の棚部1や開き戸
パネル5の棚部4には夫々書籍を収納してある。スライ
ドパネル2の棚部1や開き戸パネル5の棚部4に対して
書籍を出し入れする場合はそのままの状態で行う。収納
箱体1内に対して書籍の出し入れするときは開き戸パネ
ル5を開き、スライドパネル2を左右に移動して奥部収
納部2の必要な箇所の前面開口を開いて行う。出し入れ
しないときはスライドパネル2を開き戸パネル5と反対
側に寄せておき、開き戸パネル5を閉塞しておく。なお
上記実施例では書籍を収納して書棚として用いることに
ついて述べたが、書棚以外の収納物を収納するようにし
てもよい。
側板8、背板9を組み立てて形成されている。本実施例
の場合収納箱体3内は幅Wの棚体3aを左右に3個並べ
てあって、内部に書籍等の収納物を収納できるようにな
っている。幅がWのスライドパネル2の前部には複数個
の棚部1を設けてあり、棚部1の両端にはパイプ等より
なる転倒防止用のストッパー10を設けてある。スライ
ドパネル2の背面側の上部にはランナー11を取着して
あり、背面側の下部には走行ころ12を取着してある。
収納箱体3の前面開口において天板6の下面には上レー
ル13を装着してあり、台輪7の上面には下レール14
を装着してある。スライドパネル2は収納箱体3の前面
開口に2個並べて配置され、夫々のスライドパネル2の
ランナー11を上レール13にスライド自在に嵌め込む
と共に走行ころ12を下レール14に嵌め込むことによ
りスライドパネル2を左右に移動自在に装着してある。
このようにスライドパネル2を取り付けることにより、
スライドパネル2が収納箱体3の前面開口の前側に配置
され、スライドパネル2の周縁で収納箱体3の前面開口
の内周縁が覆い隠される。収納箱体3内の台輪7の上方
には地板部蓋15が着脱自在に装着されるが、この地板
部蓋15はスライドパネル2の取り付け後に装着され
る。幅がWの開き戸パネル5の前面にはマガジンラック
のような棚部4を設けてあり、開き戸パネル5の一側を
収納箱体3の一方の側端の側板8の前端面の前側で蝶着
することにより開き戸パネル5を開閉自在にしてある。
本実施例の場合、開き戸パネル5を天板6と台輪7に蝶
着してあり、天板6に対しては蝶着用金具16を介して
蝶着してある。しかして上記のように構成せる収納家具
は例えば書籍を収納する書棚として用いられるものであ
り、収納箱体1内、スライドパネル2の棚部1や開き戸
パネル5の棚部4には夫々書籍を収納してある。スライ
ドパネル2の棚部1や開き戸パネル5の棚部4に対して
書籍を出し入れする場合はそのままの状態で行う。収納
箱体1内に対して書籍の出し入れするときは開き戸パネ
ル5を開き、スライドパネル2を左右に移動して奥部収
納部2の必要な箇所の前面開口を開いて行う。出し入れ
しないときはスライドパネル2を開き戸パネル5と反対
側に寄せておき、開き戸パネル5を閉塞しておく。なお
上記実施例では書籍を収納して書棚として用いることに
ついて述べたが、書棚以外の収納物を収納するようにし
てもよい。
[考案の効果] 本考案は叙述のようにスライドパネルを収納箱体の左右
のうち一方の側端に片寄せた状態で収納箱体の他方の側
端とスライドパネルとの間の前面開口を覆い得る大きさ
で且つ前面に棚部を有する開き戸パネルを収納箱体の側
端に開閉自在に装着したので、収納物を出し入れしない
ときスライドパネルを開き戸パネルと反対側に片寄せる
と共に開き戸パネルを閉じると、収納箱体の前面開口が
左右に亘って閉塞された状態となり、他の家具と調和が
とれて違和感がなくなるものであり、しかもこの開き戸
パネルの棚部に収納できて従来のようにデッドスペース
ができなくて収納効率が向上するものであり、またスラ
イドパネルや開き戸パネルの前面には棚部だけを設けた
ので、スライドパネルや開き戸パネルに収納機能を持た
せても軽量にできてスライドパネルのスライドや開き戸
パネルの開閉が楽にできるものであり、さらにスライド
パネルを収納箱体の前面開口より前側に配置すると共に
スライドパネルの周縁で前面開口の内周縁を覆い隠し、
開き戸パネルを収納箱体の側端の側板の前端面の前側で
開閉自在に蝶着したので、スライドパネルを開き戸パネ
ルと反対に片寄せて開き戸パネルを閉じたときスライド
パネルや開き戸パネルの後側が見え難く、同様のパネル
外観が連続するように見えて壁様の外観が得られるもの
である。
のうち一方の側端に片寄せた状態で収納箱体の他方の側
端とスライドパネルとの間の前面開口を覆い得る大きさ
で且つ前面に棚部を有する開き戸パネルを収納箱体の側
端に開閉自在に装着したので、収納物を出し入れしない
ときスライドパネルを開き戸パネルと反対側に片寄せる
と共に開き戸パネルを閉じると、収納箱体の前面開口が
左右に亘って閉塞された状態となり、他の家具と調和が
とれて違和感がなくなるものであり、しかもこの開き戸
パネルの棚部に収納できて従来のようにデッドスペース
ができなくて収納効率が向上するものであり、またスラ
イドパネルや開き戸パネルの前面には棚部だけを設けた
ので、スライドパネルや開き戸パネルに収納機能を持た
せても軽量にできてスライドパネルのスライドや開き戸
パネルの開閉が楽にできるものであり、さらにスライド
パネルを収納箱体の前面開口より前側に配置すると共に
スライドパネルの周縁で前面開口の内周縁を覆い隠し、
開き戸パネルを収納箱体の側端の側板の前端面の前側で
開閉自在に蝶着したので、スライドパネルを開き戸パネ
ルと反対に片寄せて開き戸パネルを閉じたときスライド
パネルや開き戸パネルの後側が見え難く、同様のパネル
外観が連続するように見えて壁様の外観が得られるもの
である。
第1図は本考案の一実施例の概略斜視図、第2図(a)は
同上の一部省略平断面図、第2図(b)は第2図(a)の一部
省略正面図、第2図(c)は第2図(a)の側断面図、第3図
は同上の要部の一部省略拡大断面図、第4図は従来例の
概略平断面図であって、1は棚部、2はスライドパネ
ル、3は収納箱体、4は棚部、5は開き戸パネルであ
る。
同上の一部省略平断面図、第2図(b)は第2図(a)の一部
省略正面図、第2図(c)は第2図(a)の側断面図、第3図
は同上の要部の一部省略拡大断面図、第4図は従来例の
概略平断面図であって、1は棚部、2はスライドパネ
ル、3は収納箱体、4は棚部、5は開き戸パネルであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】前面に棚部だけを設けたスライドパネルを
収納箱体の前面開口より前側に配置すると共にスライド
パネルの周縁で前面開口の内周縁を覆い隠し、収納箱体
の天板の下面に設けた上レールにランナーを嵌め込むと
共に収納箱体の台輪の上面に設けた下レールに走行ころ
を嵌め込んでスライドパネルを左右方向に移動自在に装
着し、スライドパネルを収納箱体の左右のうち一方の側
端に片寄せた状態で収納箱体の他方の側端とスライドパ
ネルとの間の前面開口を覆い得る大きさで且つ前面に棚
部だけを有する開き戸パネルを収納箱体の側端の側板の
前端面の前側で開閉自在に蝶着して成る収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987091461U JPH0610851Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987091461U JPH0610851Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 収納家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199631U JPS63199631U (ja) | 1988-12-22 |
JPH0610851Y2 true JPH0610851Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=30952264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987091461U Expired - Lifetime JPH0610851Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610851Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817038U (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-02 | 石川 孝一 | 二重本棚 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP1987091461U patent/JPH0610851Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199631U (ja) | 1988-12-22 |
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