JPH0420238B2 - - Google Patents

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JPH0420238B2
JPH0420238B2 JP58110668A JP11066883A JPH0420238B2 JP H0420238 B2 JPH0420238 B2 JP H0420238B2 JP 58110668 A JP58110668 A JP 58110668A JP 11066883 A JP11066883 A JP 11066883A JP H0420238 B2 JPH0420238 B2 JP H0420238B2
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circuit
current
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capacitor
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Publication of JPH0420238B2 publication Critical patent/JPH0420238B2/ja
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/561Voltage to current converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
    • H03F1/301Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in MOSFET amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
    • H03F3/45928Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection using IC blocks as the active amplifying circuit
    • H03F3/45968Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection using IC blocks as the active amplifying circuit by offset reduction
    • H03F3/45973Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection using IC blocks as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedback circuit
    • H03F3/45977Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection using IC blocks as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedback circuit using switching means, e.g. sample and hold

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電圧電流変換回路に係り、特に、高精
度なる2線式電流伝送に好適な電圧電流変換回路
に関するものである。
〔発明の背景〕
一般的に、工業計器等の2線式アナログ伝送出
力部には、電圧電流変換回路が用いられている。
第1図は、このような電圧電流変換回路の入力
電圧Vに対する出力電流Iの特性を示す特性図で
ある。かかる電圧電流変換回路は、第1図の特性
100で示すように、入力電圧V1乃至V2間の信
号電圧を出力電流I1乃至I2に変換するものであ
り、例えば、ある電圧V1に対しては電流I1が4
〔mA〕、電圧V2に対しては電流I2が20〔mA〕に
変換できる如きものである。また、第1図に示す
特性200は、当該電圧電流変換回路の動作に必
要な電流であり、信号電流I以外に流れるもので
あるが、この動作電流はできるだけ小さく、かつ
その動作電流変動が出力電流特性100に対して
ほとんど影響を及ぼさぬようにすることが必要で
あるとされている。このため、前述の条件をでき
るだけ満足するような電圧電流変換回路が種々提
供されている。
第2図は、かかる従来の電圧電流変換回路を示
す回路図である。
第2図に示す電圧電流変換回路は以下のように
構成されている。図において、端子2に印加され
た入力電圧Viは、端子2と電源4の負極との間に
設けられたレベルシフト回路6でレベルシフトさ
れて増幅回路8に入力されるようになつている。
この増幅回路8は、該入力されレベルシフトされ
た入力信号ViL、帰還信号VRとの偏差に応じた電
流を負荷10に供給できるように構成されてい
る。この負荷10に流れる電流は、基準抵抗12
を含む帰還回路14で検出されて、帰還信号VR
として該増幅回路8に供給されるようになつてい
る。しかして、上記電圧電流変換回路は、入力信
号Viに比例した定電流を負荷10に流すように構
成されている。
ここで、レベルシフト回路6は、抵抗値R1
有する抵抗61と、抵抗値R2を有する抵抗62
とが直列接続され、その分圧された入力電圧ViL
が増幅回路8に供給できるようになつている。
また、増幅回路8は、入力信号ViLと帰還信号
VRとの偏差をとり、この偏差を増幅する誤差増
幅器としての演算増幅器81と、この演算増幅器
81からの制御信号に応じて電流を制御するトラ
ンジスタ82とから構成されている。しかして、
電源4の正極は、負荷10を介してトランジスタ
82のコレクタと演算増幅器81の電源端子とに
接続されている。またトランジスタ82のエミツ
タは、抵抗12を介して電源4の負極に接続さ
れ、同様に、そのエミツタはアースに接続されて
いる。また、演算増幅器81の負電源端子は、電
源4の負極に接続されている。
上述のように構成された電圧電流変換回路は次
のように作用する。
電流出力トランジスタ82からの定電流出力
は、そのエミツタ側に設けられた基準抵抗12の
電圧降下として検出される。この電圧降下は、レ
ベルシフト回路6の抵抗62を介して増幅器81
に入力する。端子2に印加された入力電圧Viは抵
抗61を介して同様に、増幅器81に入力され
る。増幅回路8は、前記入力信号Viと帰還信号
(基準抵抗12の電圧降下)VRとの偏差に応じた
電流を負荷10に供給する。つまり、演算増幅器
81において、入力信号Viと帰還信号VRとの偏
差をとると共に増幅しその出力をトランジスタ8
2のベースに供給する。トランジスタ82は、前
記ベースに加えられた制御信号によつて負荷10
と基準抵抗12とに所定の定電流を流す。
上述の電圧電流変換回路の出力特性は、 I0=R2/R1・Vi/R0+ICC ……(1) で表わされる。ここで、R0は基準抵抗12、R1
及びR2は抵抗61及び62の値を表し、I0は出力
電流、Viは入力電圧、ICCは演算増幅器81の電
源電流をそれぞれ示したものである。上記(1)式で
も明らかなように、第2図で示す電圧電流変換回
路は、演算増幅器81の動作電流が、基準抵抗1
2で検出されず、誤差となる。加えて抵抗61及
び62と、基準抵抗12等には精密抵抗とする必
要があり、これらは高価になるという欠点があつ
た。
第3図は、上記従来の電圧電流変換回路の欠点
を解消するために提供された電圧電流変換回路を
示す回路図である。
第3図において第1図に示す構成要素と同一の
ものには同一の符号を付しその説明を省略する。
以下同様に扱うものとする。
第3図の構成が第2図の構成と異なるところ
は、増幅回路8に流れる全電流を基準抵抗12に
流すように回路構成し、かつそのように構成した
ことによる弊害をなくすために、増幅回路8の出
力のトランジスタ82のエミツタと基準抵抗12
との間に出力補償回路16を接続すると共に、増
幅回路8の入力側に入力補償回路18を設けた点
にある。つまり、出力補償回路16は、基準抵抗
12と出力トランジスタ82のエミツタとの間に
ツエナダイオードZD1を接続したものである。ま
た、出力トランジスタ82と、誤差増幅器(演算
増幅器)81の電源電流及び抵抗183及びツエ
ナダイオードZD2の直列回路を流れる電流が、総
て基準抵抗12を流れるように回路構成されてい
る。
加えて、入力補償回路18は、帰還回路14か
らの帰還信号VRを抵抗181及び182で分圧
して増幅回路8の演算増幅器81の正入力端子に
印加し、入力電圧Viをレベルシフト回路6で分圧
して演算増幅器81の負入力端子に印加し、かつ
抵抗182及び入力信号Viの他方端をツエナダイ
オードZD2のカソードに接続し、これを抵抗18
3を介してトランジスタ82のカソードに接続
し、ツエナダイオードZD2のアノードをアースに
接続し、該アノードと、演算増幅器81と、出力
トランジスタ82のエミツタに接続されたツエナ
ダイオードZD1のアノードとを共通にしたもので
ある。
このような電圧電流変換回路の入出力特性は、
次式のように表わされる。
I0=1/R3+R0・k2〔R3k1/R0(1−k2) −Vi−{R3k1(k2−k1)/R0(k2−R3)−k2}Vz〕…
…(2) ただし、R3及びR4は抵抗181及び182の
抵抗値、k1はR1/R2、k2はR3/R4、Vzはツエナ
ダイオードZD2の電圧である。
上述の電圧電流変換回路によれば、負荷10に
流れる電流は総て抵抗12に流れるので、増幅器
81の動作電流が誤作として検出されないという
ことはなくなるものの、出力電流は多くの抵抗の
精度に依存し精度を向上させることとコストの低
減化を図ることが困難であつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、出力電流の精度を支配する高精度抵抗
の数を低減すると共に、高精度でしかもコストを
低廉価し得る電圧電流変換回路を提供することに
ある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明は、基準抵抗
の電圧降下を取り込んで保持し、入力信号と帰還
信号との偏差を求めるときに前記保持電圧を帰還
信号として供給できるようにしたことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を第4図以下の図面に基づ
いて説明する。
第4図は、本発明に係る電圧電流変換回路の一
実施例を示す回路図である。第4図に示す電圧電
流変換回路は、以下のように構成されている。第
4図において、入力信号Viと帰還信号VRとの偏
差に応じた電流を負荷10に供給できる増幅回路
8と、負荷10に流れる出力電流を基準抵抗12
を介して検出し、当該検出された降下電圧を取り
込んで保持し、前記偏差を求めるときにその保持
電圧を帰還信号として出力できる極性反転回路2
0を有する帰還回路14とから構成され、入力信
号Viに比例した定電流を負荷10に供給できるよ
うになつている。
更に詳細に回路構成を説明すると、増幅回路8
は、誤差増幅器として動作する演算増幅器81の
正入力端子に入力信号Viを加え、その負入力端に
帰還コンデンサ83及び抵抗202の一端を接続
して積分回路を構成し、演算増幅器81の出力端
を定電流出力用トランジスタ82のベースに接続
し、演算増幅器の電源端子(正)とトランジスタ
82のコレクタを負荷10を介して電源4の正極
に接続し、演算増幅器81の電源端子(負)と出
力トランジスタ82のエミツタを基準抵抗12を
介して電源4の負極接続して構成されている。
上記基準抵抗12の両端には極性反転回路20
が接続されており、該極性反転回路は、所定のタ
イミングで基準抵抗12の電圧降下を取り込んで
コンデンサ203に保持する保持回路207と、
入力信号Viと帰還信号VRの偏差をとるときに前
記コンデンサ203に保持された電圧を極性反転
して帰還信号VRとして出力できる反転スイツチ
ング回路211とを有し、該回路211からの帰
還信号VRを増幅器8の演算増幅器81の負入力
端に抵抗202を介して供給するようになつてい
る。つまり、極性反転回路20は、基準抵抗12
の電圧降下を端子204に供給された制御信号に
よつてオンとなるスイツチング素子を介してコン
デンサに接続され、そのときの基準信号12の電
圧降下をコンデンサ203に保持する保持回路2
07と端子208に供給される所定のタイミング
の信号でコンデンサ203に保持された電圧をス
イツチング素子209及び210で帰還信号とし
て出力する反転スイツチング回路211とから構
成されている。
また、端子204及び208は互いに位相が
180°異なるパルス発生器22で駆動される。パル
ス発生器22の最低位電源端子は、極性反転回路
20の最低位電圧点若しくはそれ以下の電位に接
続される。パルス発生器20の好ましい実施例
は、CMOSのインバータゲートを用いた無安定
マルチバイブレータでありデユーテイ比は50%程
度、周波数は数KHz〜数10KHzである。更に、コ
ンデンサ83,201及び203はその値を通常
の個別部品の構成にあつては回路のリーク電流や
ノイズ電流等の影響を受け難いように、1000PF
ないしそれ以上の値のものを使用することが好ま
しい。また、抵抗202及びコンデンサ83の時
定数は、極性反転回路20の駆動周期に比較し
て、十分長い時定数に選定しておく方がよい。更
に、基準抵抗12は、例えば20〔mA〕で5〔V〕
の帰還電圧を得るものとすると、250〔Ω〕に選定
される。
上述のように構成された電圧電流変換回路の動
作を以下に説明する。
まず、電源4及び入力電圧Viが印加されると、
パルス発生器22の無安定マルチバイブレータが
動作し、極性反転回路20のスイツチング素子2
06及びスイツチング素子209及び210を交
互にオンオフして基準抵抗12の両端の電圧をコ
ンデンサ203に保持し、次いでコンデンサ20
1に極性反転して充電する。即ち、スイツチング
素子205及び206のオンの状態と、スイツチ
ング素子209及び210のオン状態ではコンデ
ンサ203の対地電圧を反転することになる。起
動時にはトランジスタ82の電流は立ち上つてい
ないから、演算増幅器81の正入力端子の電圧側
は大きく、その負入力側は小さい。従つて、演算
増幅器81の出力電圧は、正に大きくなり、出力
トランジスタ82のベース電圧を大きく順バイア
スする。このため、出力トランジスタ82は負荷
10に電流を流す。この負荷に流れる電流は、基
準抵抗12で電圧に変換され、極性反転回路20
で保持され、極性反転されて増幅器8の演算増幅
器81に加わる。その結果、演算増幅器81の負
入力電圧を上昇させ、この電圧が入力電圧Viと等
しくなつて出力電流は安定する。この定常状態に
要する時間は、積分回路(演算増幅器81、コン
デンサ83、抵抗202)の時定数(抵抗202
と、コンデンサ83)に比例する。定常状態にお
いては、積分抵抗202には電流は流れず、コン
デンサ201の電圧とコンデンサ203の端子電
圧の大きさは、基準抵抗12の端子電圧と等しく
なる。
この場合、入力電圧をVi、出力電流をI0とすれ
ば、 I0=Vi/R0+ISS ……(3) となる。ここで、R0は基準抵抗12の抵抗値で
あり、ISSはCMOSの発振回路22の電源電流で
あり、回路の最低位電流を通つて流れる電流であ
る。電流Issはスイツチングの動作周波数に比例
するが、CMOSのインバータ回路なので演算増
幅器の動作電流等に比較して非常に小さくでき、
10KHz程度で1〜2〔μA〕程度にできる。従つ
て、本実施例では、入力電圧Viと出力電流Iの関
係は、実際上、1個の抵抗のみで決定され、従つ
て精度が向上する。また、演算増幅器81の入力
オフセツト電圧がある場合でも、従来のように抵
抗分圧回路によらず直接差電圧を得ることができ
るので、精度が向上する。また、精度及び安定度
を要求される抵抗は、1個のみでよいから、低コ
スト化ができることになる。
第5図は本発明に係る電圧電流変換回路の他の
実施例を示す回路図である。第5図の構成では、
出力電流制御用のトランジスタ82、電流検出用
の基準抵抗12、極性反転回路20の構成は前記
第4図の構成と同様の回路構成であり、その異な
るところはコンデンサ201と抵抗202を省い
た点にある。
このように構成された本発明の他の実施例によ
れば、演算増幅器81の正入力端に信号Viが印加
されると、トランジスタ82のベースを順バイア
スし、負荷10に電流を流す。この電流は、基準
抵抗12で電圧に変換され、極性反転回路20の
コンデンサ203で正の電圧に反転されて演算増
幅器81の負入力端に印加され、演算増幅器81
の出力電圧を降下させる。この帰還動作により演
算増幅器81の正入力と負入力の偏差はなくなり
一致する。即ち、基準抵抗12の電圧降下は、入
力信号電圧Viに等しくなる。
このような第5図に示す電圧電流変換回路は極
性反転回路20のトグル周波数が十分高ければ、
帰還利得はコンデンサ203とコンデンサ83の
比、即ち、C203/C33の値に比例する。上述の第
5図におけるコンデンサ203及び83はMOS
キヤパシタで構成することができるので精密抵抗
12を除いて集積化することができる。
第6図は、本発明に係る電圧電流変換回路の更
に他の実施例を示す回路図である。第6図に示す
実施例では、前述の誤差増幅器をサンプルホール
ド型の動作とし、入力信号Viと帰還信号VRの偏
差を増幅する演算増幅器84の入力オフセツト電
圧を除去し、より高精度の電圧電流変換を可能と
したものである。即ち、この増幅回路8は、演算
増幅器84及び85と、出力トランジスタ82と
抵抗86と、コンデンサ87,88及び89と、
スイツチング素子90,91とを含んで構成され
ている。即ち、演算増幅器84の負入力端子には
コンデンサ89を介して偏差信号が入力されるよ
うになつている。この演算増幅器の入力端子と出
力端子との間にはスイツチング素子90が接続さ
れている。演算増幅器84の出力端子は、スイツ
チング素子91を介して演算増幅器85の正入力
端子に接続されている。演算増幅器85の正入力
端子はコンデンサ57を介して接地されている。
また演算増幅器85の負入力端子はその出力端子
に接続されている。演算増幅器85の出力端子
は、トランジスタ82のベースに接続されると共
に、コンデンサ87を介して演算増幅器84の負
入力端子に接続されている。また抵抗86は出力
トランジスタのエミツタと基準抵抗12との間に
設けられている。
入力電圧Viが加わる入力端子2とコンデンサ8
9との間にはスイツチング素子261が接続され
ている。このスイツチング素子261とコンデン
サ89との接続点にはスイツチング素子262を
介して反転回路20からの帰還信号VRが供給さ
れるようになつている。
このような電圧電流変換回路の動作を第7図に
示すタイムチヤートを参照して説明する。
まず第7図は横軸に時間を縦軸には、スイツチ
ング素子90の制御信号Q90と、スイツチング素
子261の制御信号Q261及び反転回路20の端子
204に供給される制御信号S204と、スイツチン
グ素子91の制御信号Q91、スイツチング素子2
62の制御信号Q262及び端子208に供給する制
御信号S208をそれぞれ示している。
第7図において、時刻t1では、第6図に示すス
イツチング素子261,90がオンとなり、極性
反転回路20のスイツチング素子205及び20
6がオンである。またその他のスイツチング素子
はオフである。従つてコンデンサ89の入力端子
には入力端子により印加される入力信号Viが加わ
り、他方演算増幅器84の入力側には演算増幅器
84の入力オフセツト電圧が印加される。即ち、
コンデンサ89は、入力電圧と演算増幅84のオ
フセツト電圧の差電圧が充電される。また極性反
転回路20のコンデンサ203には、基準抵抗1
2の端子電圧が充電される。
次に、第7図において時刻t2では、スイツチン
グ素子90,261,209及び210がオフ
し、スイツチング素子262,91,209及び
210がオン状態となる。従つて、極性反転回路
20のコンデンサ203に充電された電圧は、ス
イツチング素子262を介してコンデンサ89に
加えられる。ここで、コンデンサ203の電圧
が、入力電圧Viに等しければ、演算増幅器84の
出力は変化しないが、コンデンサ203に保持さ
れた電圧VRが入力信号Viより大きいか又は小さ
い場合には変化することになる。即ち、コンデン
サ203の電圧が入力電圧Viより小さい場合に
は、演算増幅器84の入力端子は低下し出力電圧
は上がることになる。演算増幅器84の出力は、
スイツチング素子91、演算増幅器85、コンデ
ンサ87を介して演算増幅器84の入力端子に帰
還されているから、演算増幅器84の利得が十分
大きいとすれば、演算増幅器84の入力端子電圧
は前の状態と等しくなつて平衡することになる。
即ち、トランジスタ82のベース電圧を高くして
電流を増加させる。
しかして、次の時刻t1の状態では、コンデンサ
89に、再び入力信号Viが印加され、次の時刻t2
の状態ではコンデンサ203の電圧が印加されて
比較される。以下、順次交互に動作し、定常的に
は基準抵抗12の端子電圧は、入力信号Viの電圧
値に一致することになる。このようにして、第6
図に示す実施例では、コンデンサ89の充電の変
化分により偏差電圧を検出するので、演算増幅器
84のオフセツト電圧の影響を除去することがで
きる利点がある。加えて、演算増幅器85は、閉
ループ内にあるので、オフセツトの影響は除去す
ることができる。更に、比較修正の利得は、コン
デンサ87と89の比によつて変えることができ
る。しかしながら、利得が小さい場合であつて
も、コンデンサ87により積分制御系の構成にな
つているので、定常的に誤差を生じることがない
という利点がある。
更に、第6図のように電圧の比較がサンプリン
グ比較動作である場合には、極性反転回路20
は、幾分簡略化した回路を使用することができ
る。
即ち第8図に示す回路は、反転スイツチング回
路211を、スイツチング素子210を省略しス
イツチング回路209のみで構成したものであ
る。このような極性反転回路20を使用しても前
述同様の効果を得ることができる。
また第9図は、保持回路207を、スイツチン
グ素子205及び206をも省略し抵抗220及
び221で構成し、かつ、反転スイツチング回路
211を、スイツチング素子209のみで構成し
たものである。即ち、第9図においては、コンデ
ンサ203は、高抵抗220及び221を介して
基準抵抗12の端子電圧を充電することになる。
コンデンサ203の電圧を読み出したいときは、
スイツチング素子209をパルス信号で駆動し、
スイツチング素子209をオンとしてコンデンサ
203の一端を接地する。第9図に示す回路で
は、スイツチング素子209のオン抵抗が数100
〔Ω〕とすると、抵抗220及び221の値は1
〔MΩ〕ないしそれ以上の値に選定する必要があ
る。
なお、本発明の他の実施例としては必要に応じ
て次のように変更することができる。
(1) 極性反転回路20のスイツチング素子に接合
形電界効果トランジスタ、バイポーラトランジ
スタ、リレー等を用いてもよいこと。
(2) 極性反転回路20を駆動するのに、第10図
に示すように、駆動信号源22からの駆動信号
をトランスTRを介してスイツチング素子20
5,206,209及び210に供給して行う
ようにしてもよいこと。
(3) 定電流制御ループを自励振動系にして極性反
転回路20のクロツク信号源を省略すること。
上述のように変更しても同様に作用効果を得る
ことができるものである。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、負荷に流れ
る電流を基準抵抗で検出しこれを保持し偏差を求
めるときにその保持電圧を帰還信号として出力で
きるようにしたので、低電流出力精度を左右する
精密抵抗を1個にすることができ、低コスト化を
図ることができるという利点がある。また、本発
明によれば、精密及び安定度が高くなるという利
点がある。更に本発明によれば集積回路化が容易
となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電圧電流変換回路の特性を説明するた
めに示す特性図、第2図及び第3図は従来の電圧
電流変換回路を示す回路図、第4図は本発明に係
る電圧電流変換回路の一実施例を示す回路図、第
5図は本発明に係る電圧電流変換回路の他の実施
例を示す回路図、第6図は本発明に係る更に他の
実施例を示す回路図、第7図は第6図の動作を説
明するために示す波形図、第8図は第6図の電圧
電流変換回路に用いる極性反転回路の他の回路例
を示す回路図、第9図は同極性反転回路の変形例
を示す回路図、第10図は極性反転回路の駆動を
トランスを介して行う場合の変形例を示す回路図
である。 2……入力端子、4……電源、8……増幅回
路、10……負荷、12……基準抵抗、14……
帰還回路、20……極性反転回路、22……駆動
回路、81……演算増幅器、82……トランジス
タ、203……コンデンサ、205,206,2
09,210……スイツチング素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号と帰還信号との偏差に応じた電流を
    負荷に供給できる増幅回路と、該負荷に流れる電
    流を基準抵抗を介して検出して帰還信号として供
    給できる帰還回路とを備え、入力信号に比例した
    定電流を負荷に供給できるように構成された電圧
    電流変換回路において、前記帰還回路は、前記基
    準抵抗の降下電圧を取り込んで保持し、前記偏差
    を求めるときにその保持電圧を帰還信号として出
    力できる極性反転回路を含んで構成されたことを
    特徴とする電圧電流変換回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の電圧電流変換回
    路において、前記極性反転回路は、基準抵抗の電
    圧降下を取り込んで保持する保持回路と、該保持
    回路の保持電圧を極性反転し帰還信号として出力
    できる反転スイツチング回路とからなることを特
    徴とする電圧電流変換回路。
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