JPH0420138A - シリアルデータ伝送システム - Google Patents
シリアルデータ伝送システムInfo
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- JPH0420138A JPH0420138A JP2124821A JP12482190A JPH0420138A JP H0420138 A JPH0420138 A JP H0420138A JP 2124821 A JP2124821 A JP 2124821A JP 12482190 A JP12482190 A JP 12482190A JP H0420138 A JPH0420138 A JP H0420138A
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Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、先頭にスタートビットを付加した複数ビット
からなるシリアルデータを、1ビットのデータ信号幅に
対応した周期のクロック信号と共に所定周期で送信側か
ら受信側に伝送するシリアルデータ伝送システムに関す
るものである。
からなるシリアルデータを、1ビットのデータ信号幅に
対応した周期のクロック信号と共に所定周期で送信側か
ら受信側に伝送するシリアルデータ伝送システムに関す
るものである。
複数ビットから成るデータを送信側から受信側に伝送す
る場合、データを複数ビット並列に伝送すれば、その伝
送所要時間は短くて良いが、並列の伝送線路を敷設する
必要があるので、伝送線路の敷設空間に余裕がない工作
機械、自動車のエンジンルーム等では、データをシリア
ルに伝送する方法が用いられる。 第4図は、複数ビットからなるデータをシリアルに伝送
する従来のシリアルデータ伝送システムの最も基本的な
構成を示すブロック図であり、送信回路1、受信回路2
゛、シリアルデータSDを伝送するデータ伝送線路3.
1ビットのデータ信号幅に対応した周期のクロック信号
CLKを伝送するクロック伝送線路4とから構成されて
いる。 シリアルデータSDは、第5図のデータフォーマット例
に示すように、先頭に1ビット構成のスタートビットS
TB (“H”レベル)、その後に8ビットのデータ部
りが付加された構成である。 そして、シリアルデータSDの伝送所要時間をTa2次
のシリアルデータSDが伝送されるまでを休止時間Tb
とすると、シリアルデータSDは第6図に示すように、
rTa+Tb」時間周期で送信回路1から受信回路2に
順次伝送される。クロック信号CLKの一周期をtとす
れば、第5図のフォーマット例を適用した第6図の伝送
形態では、Ta=9t、Tb=5tとなる。 一方、クロック信号CLKとシリアルデータSDとは第
7図のタイムチャートのように対応付けられ、シリアル
データSDの各ビットの変化(O→1,1→0)は、ク
ロック信号CLKの立上りをトリガ信号として利用して
おり、クロック信号CLKに同期している。 受信回路2は、第7図のようなタイミング関係でシリア
ルデータSDが伝送されてきたならば、クロック信号C
LKの立上りに同期して、まず、スタートビットSTB
を確認し、次に後続のデータ部りをシフトレジスタ等に
取り込んで8ビットの並列データに変換し、この変換出
力データによって予め定められたデータ処理、あるいは
被制御器の制御等を行なう。 なお、送信回路1、受信回路2はのシステム全体の動作
状態を監視する監視装W5により監視されている。 このように、rTa+TbJ時間周期でシリアルデータ
SDを順次伝送するシステムでは、シリアルデータSD
の伝送所要時間をTa、休止時間Tbを固定の定数と考
え、受信回路2を構成する場合がある。このような受信
回路では、例えば、最初のスタートビットSTEを受信
したr T a +TbJTb後に次のスタートビット
STBを受信するように受信タイミングを設定する。そ
して、この設定された受信タイミングで新たなスタート
ビットSTBをサンプリングし、正規のスタートビット
STBを確認できたならば、その後続のデータ部りのデ
ータを取り込んで内容を解読する手順に移行する。
る場合、データを複数ビット並列に伝送すれば、その伝
送所要時間は短くて良いが、並列の伝送線路を敷設する
必要があるので、伝送線路の敷設空間に余裕がない工作
機械、自動車のエンジンルーム等では、データをシリア
ルに伝送する方法が用いられる。 第4図は、複数ビットからなるデータをシリアルに伝送
する従来のシリアルデータ伝送システムの最も基本的な
構成を示すブロック図であり、送信回路1、受信回路2
゛、シリアルデータSDを伝送するデータ伝送線路3.
1ビットのデータ信号幅に対応した周期のクロック信号
CLKを伝送するクロック伝送線路4とから構成されて
いる。 シリアルデータSDは、第5図のデータフォーマット例
に示すように、先頭に1ビット構成のスタートビットS
TB (“H”レベル)、その後に8ビットのデータ部
りが付加された構成である。 そして、シリアルデータSDの伝送所要時間をTa2次
のシリアルデータSDが伝送されるまでを休止時間Tb
とすると、シリアルデータSDは第6図に示すように、
rTa+Tb」時間周期で送信回路1から受信回路2に
順次伝送される。クロック信号CLKの一周期をtとす
れば、第5図のフォーマット例を適用した第6図の伝送
形態では、Ta=9t、Tb=5tとなる。 一方、クロック信号CLKとシリアルデータSDとは第
7図のタイムチャートのように対応付けられ、シリアル
データSDの各ビットの変化(O→1,1→0)は、ク
ロック信号CLKの立上りをトリガ信号として利用して
おり、クロック信号CLKに同期している。 受信回路2は、第7図のようなタイミング関係でシリア
ルデータSDが伝送されてきたならば、クロック信号C
LKの立上りに同期して、まず、スタートビットSTB
を確認し、次に後続のデータ部りをシフトレジスタ等に
取り込んで8ビットの並列データに変換し、この変換出
力データによって予め定められたデータ処理、あるいは
被制御器の制御等を行なう。 なお、送信回路1、受信回路2はのシステム全体の動作
状態を監視する監視装W5により監視されている。 このように、rTa+TbJ時間周期でシリアルデータ
SDを順次伝送するシステムでは、シリアルデータSD
の伝送所要時間をTa、休止時間Tbを固定の定数と考
え、受信回路2を構成する場合がある。このような受信
回路では、例えば、最初のスタートビットSTEを受信
したr T a +TbJTb後に次のスタートビット
STBを受信するように受信タイミングを設定する。そ
して、この設定された受信タイミングで新たなスタート
ビットSTBをサンプリングし、正規のスタートビット
STBを確認できたならば、その後続のデータ部りのデ
ータを取り込んで内容を解読する手順に移行する。
【発明が解決しようとする課題]
しかしながら、送信回路1に誤動作が生じて次のシリア
ルデータSDの送信タイミングが遅れた場合、あるいは
クロック伝送線路4にノイズ等が重畳してクロック信号
CLKの数が変化してしまうと、固定の定数と考えてい
たrTa+Tb」時間が変化してしまう。このため、上
記ように、rTa+Tb」時間を固定の定数と考えて受
信回路2を構成した場合においては、例えば、Tb=5
tであったものがTb=7tに延びると、スタートビッ
トSTBが受信されるべきタイミングで受信されないた
め、後続のデータ部りの内容に基づく処理や制御ができ
なくなる。 逆に、Tb=5tであったものがTb=2tに短縮され
ると、データ部りに存在する“Hnレベルのビットをス
タートビットSTBとしてサンプリングしてしまい、そ
の後続のビットをデータ部りとして取り込むことになる
ので、誤った情報が伝達されて制御誤りが生じ、システ
ムの信頼性を低下させるという問題があった。 本発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、シリ
アルデータSDの伝送所要時間Ta、次のシリアルデー
タSDが伝送されるまでの休止時間Tbの和が延びる方
向の変動に起因する伝送異常を検出し、システムの信頼
性の低下を防止することができるシリアルデータの伝送
システムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本出願の第1の発明は、先頭
にスタートビットを付加した複数ビットからなるシリア
ルデータを、1ビットのデータ信号幅に対応した周期の
クロック信号と共に所定周期で送信側から受信側に伝送
するシリアルデータ伝送システムにおいて、受信側に、
前記スタートビットを受信してからの時間経過を計測し
、次のシリアルデータのスタートビットが受信されるべ
きタイミングを設定するタイミング設定回路と、このタ
イミング設定回路が設定したタイミングにおいて次のシ
リアルデータのスタートビットが受信されたか否かを判
定し、受信されない時は伝送異常信号をシステムの動作
状態を監視している監視装置等に出力する判定回路とか
ら成る伝送異常検出装置を設けた。 また、第2の発明は、前記タイミング設定回路は送信側
からのクロック信号をカウントすることにより1次のシ
リアルデータのスタートビットが受信されるべきタイミ
ングを設定するようにした。 【作用】 上記構成によれば、タイミング設定回路が設定したタイ
ミングにおいて次のシリアルデータのスタートビットが
受信されない時は、伝送異常信号が判定回路から出力さ
れるので、監視装置に復旧対策を行なわせる等の処置に
よってシステムの信頼性が低下するのを防止することが
できる。
ルデータSDの送信タイミングが遅れた場合、あるいは
クロック伝送線路4にノイズ等が重畳してクロック信号
CLKの数が変化してしまうと、固定の定数と考えてい
たrTa+Tb」時間が変化してしまう。このため、上
記ように、rTa+Tb」時間を固定の定数と考えて受
信回路2を構成した場合においては、例えば、Tb=5
tであったものがTb=7tに延びると、スタートビッ
トSTBが受信されるべきタイミングで受信されないた
め、後続のデータ部りの内容に基づく処理や制御ができ
なくなる。 逆に、Tb=5tであったものがTb=2tに短縮され
ると、データ部りに存在する“Hnレベルのビットをス
タートビットSTBとしてサンプリングしてしまい、そ
の後続のビットをデータ部りとして取り込むことになる
ので、誤った情報が伝達されて制御誤りが生じ、システ
ムの信頼性を低下させるという問題があった。 本発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、シリ
アルデータSDの伝送所要時間Ta、次のシリアルデー
タSDが伝送されるまでの休止時間Tbの和が延びる方
向の変動に起因する伝送異常を検出し、システムの信頼
性の低下を防止することができるシリアルデータの伝送
システムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本出願の第1の発明は、先頭
にスタートビットを付加した複数ビットからなるシリア
ルデータを、1ビットのデータ信号幅に対応した周期の
クロック信号と共に所定周期で送信側から受信側に伝送
するシリアルデータ伝送システムにおいて、受信側に、
前記スタートビットを受信してからの時間経過を計測し
、次のシリアルデータのスタートビットが受信されるべ
きタイミングを設定するタイミング設定回路と、このタ
イミング設定回路が設定したタイミングにおいて次のシ
リアルデータのスタートビットが受信されたか否かを判
定し、受信されない時は伝送異常信号をシステムの動作
状態を監視している監視装置等に出力する判定回路とか
ら成る伝送異常検出装置を設けた。 また、第2の発明は、前記タイミング設定回路は送信側
からのクロック信号をカウントすることにより1次のシ
リアルデータのスタートビットが受信されるべきタイミ
ングを設定するようにした。 【作用】 上記構成によれば、タイミング設定回路が設定したタイ
ミングにおいて次のシリアルデータのスタートビットが
受信されない時は、伝送異常信号が判定回路から出力さ
れるので、監視装置に復旧対策を行なわせる等の処置に
よってシステムの信頼性が低下するのを防止することが
できる。
【実施例]
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明のシリアルデータ伝送システムの全体
構成を示すブロック図であり、従来構成に対して、伝送
異常検出回路6を新たに設けている。 この伝送異常検出回路6は、第2図に詳細構成の一実施
例を示しているように、受信回路2と並列にスタートビ
ットSTBを受信し、このスタートビットSTBを受信
してからの時間経過を計測し、次のシリアルデータSD
のスタートビットSTBが受信されるべきタイミングを
設定するタイミング設定回路60と、このタイミング設
定回路60が設定したタイミングにおいて次のシリアル
データSDのスタートビットSTBが受信されたか否か
を判定し、受信されない時は伝送異常信号ALMをシス
テムの動作状態を監視している監視装置’5に出力する
判定回路61とから構成されている。 まず、タイミング設定回路60は、クロック信号CLK
を反転するインバータ600、スタートビットSTBを
受信したことによりセットされるフリップフロップ60
1、スタートビットSTBを受信した後のクロック信号
CLKをカウントする4ビットカウンタ602.インバ
ータ603およびナントゲート604から成り、カウン
タ6゜2のカウント値が’14J (10進表示)に
なったことを検出するデコーダ605、このデコーダ6
05の出力信号を反転するインバータ606、フリップ
フロップ601のクロック端子にクロック信号を入力す
るアンドゲート607、カウンタ602のクロック端子
にクロック信号を入力するアンドゲート608を備え、
さらにオアゲート610、アンドゲート6o9を備え、
前記インバータ606から次のスタートビットSTBが
受信されるべきタイミングを示すタイミング信号TMG
が出力される。 次に、判定回路61は最初のスタートビットSTBの受
信後にセットされ、前記タイミング信号TMGの発生タ
イミングにおいて“H”レベルのスタートビットSTB
が正常に受信されなかった時はリセットされるフリップ
フロップ611、このフリップフロップ611のセット
出力Qとタイミング設定回路60のフリップフロップ6
01のセット出力Qとを比較し1両者が不一致ならば“
H”レベルの異常検出信号ALMを出力する排他的論理
和ゲート612、前記異常検出信号ALMから所謂ひげ
パルスを除去し、誤検出を防止するためのコンデンサ6
13とを備えている。 なお、シリアルデータSDは第5図に示すように、rT
a+TbJ時間周期で送信回路1から受信回路2に繰返
し伝送され、Ta=9t、Tb=5tが正常であるもの
とする。 次に、上記回路の動作を第3図のタイムチャートを参照
して説明する。なお、フリップフロップ601.611
およびカウンタ602は電源投入時に初期化される。 まず、送信回路1から第5図〜第7図に示した形態でシ
リアルデータSDおよびクロック信号CLKが送信され
ると、伝送異常検出回路6は受信回路2と共にこれらシ
リアルデータSDおよびクロック信号CLKを受信する
。 この時、送信回路1およびデータ伝送線路3、クロック
伝送線路4が正常であれば、受信回路2および伝送異常
検出回路6では、クロック信号CLKと共にスタートビ
ットSTBを受信する。 例えば、シリアルデータSDの8ビット構成のデータ部
りがro OOOOOOOJあったとすると、第3図(
a)に示すようなりロック信号CLKが受信され、また
第3図(b)に示すようにスタートビットSTBのみが
“H”レベルとなっているシリアルデータSDが受信さ
れる。受信されたシリアルデータSDはフリップフロッ
プ601゜611のデータ端子に入力されるが、フリッ
プフロップ601のクロック端子には、クロック信号C
,LKをインバータ600で反転した信号とフリップフ
ロップ601の反転セット出力ことの論理積出力信号が
アンドゲート607から入力されるようになっているた
め、フリップフロップ601は第3図(C)に示すよう
にスタートビットSTBを受信した直後のクロック信号
CLKの立ち下がりタイミングでセットされる。 一方、フリップフロップ611のクロック端子にはアン
ドゲート609の論理積信号が入力されるようになって
いるが、スタートビットSTBを受信した直後のクロッ
ク信号CLKの立ち下がりタイミングではフリップフロ
ップ601がセットされていないので、オアゲート61
0の出力信号が“H”レベルとなり、アンドゲート60
9の論理積がクロック信号CLKの立ち下がりタイミン
グで成立する。このため、フリップフロップ611も第
3図(f)に示すようにセットされる。 フリップフロップ601がセットされると、“H”レベ
ルのセット出力Qがアンドゲート608に入力される。 このアンドゲート608には、クロック信号CLKの他
に、カウンタ602のカウント値が「14」になった時
にa L uレベルとなる信号がデコーダ605から入
力されるようになっているが、未だカウンタ602のカ
ウント値が「14」になっていないので、フリップフロ
ップ601がセットした条件でアンドゲート608の論
理積が成立する。このアンドゲート6o8の出力信号は
カウンタ602のクロック端子に入力されているので、
カウンタ602は第3図(h)に示すようにフリップフ
ロップ601がセットされた直後のクロック信号CLK
の立上りタイミングでカウント値が「1」となる。 そして、スタートビットSTBの後続のデータ部りの各
ビットが受信されるようになるが、伝送異常検出回路6
では、カウンタ602のカウント値が「14」になるま
でクロック信号CLKをカウントするのみである。すな
わち、カウンタ6゜2のカウント値が「14」になるま
でアンドゲート608の論理積が成立し続けているので
、カウンタ602はクロック信号CLKが受信される毎
にカウントアツプされる。そして、休止時間Tbが終了
する1クロック周期を秒前になると、カウント値が「1
4」になる、すると、デコーダ605の論理積が成立し
、該デコーダ605からカウンタ602のカウント値が
「14」になったことを示すu L 11レベルの信号
が出力される。これによって、アンドゲート608では
論理積が否定されるようになる。 一方、カウント値が「14」になったことを示す11
L”レベルの信号はインバータ606で反転され、第3
図(d)に示すようなタイミングTMGとなってオアゲ
ート610を介してアンドゲート609に入力される。 アンドゲート609には、前記タイミング信号TMGと
の論理積をとるべく、インバータ600で反転されたク
ロック信号CLKが入力されているので、該アンドゲー
ト609は第3図(e)に示すように、カウント値が「
14」になった後のクロック信号CLKの立ち下がりタ
イミングでttH”レベルの信号を出力し、フリップフ
ロップ611のクロック端子に入力する。 このアンドゲート609からII HHレベルの信号を
出力するタイミングは、伝送線路等が全て正常であれば
1次のスタートビットSTBを確実に受信するタイミン
グである。 フリップフロップ611のデータ端子には、シリアルデ
ータSDが入力されているので、アンドゲート609が
“H”レベルの信号を出力したタイミングでスタートビ
ットSTBが正常に受信されていれば、フリップフロッ
プ611は第3図(f)に示すように、セット状態に保
持される。 同時に、カウンタ602はアンドゲート609の“H”
レベル出力信号によってリセットされ、次の周期の動作
に備えるようになる。 フリップフロップ611がセット状態に保持されれば、
タイミング設定回路60のフリップフロップ601もセ
ット状態であるので、排他的論理和ゲート612の出力
信号は“L”レベルとなる。 すなわち、第3図(g)に示すように、伝送異常検出信
号ALMは出力されない。 しかし、アンドゲート609が“H”レベルの信号を出
力したタイミングでスタートビットSTBが正常に受信
されてない場合、フリップフロップ611は第3図(i
)に示すように、リセット状態に反転される。 フリップフロップ611がリセット状態に反転されると
、タイミング設定回路6oのフリップフロップ601は
セット状態であるので、排他的論理和ゲート612の出
力信号は“H”レベルとなる。すなわち、第3図(j)
に示すように、伝送異常検出信号ALMが出力される。 この伝送異常検出信号ALMは監視装置5に入力され、
伝送異常が発生していることが通知される。監視装置5
では、異常復帰処理等を実施し、伝送異常状態を正常状
態に復帰させる処理を行なう。 なお、監視装置5を備えていない簡易な伝送システムで
は、表示機等によって伝送異常が生じたことを管理担当
者に通知するようにしてもよい。 【発明の効果】 以上のように本発明は、受信側においてスタートビット
を受信してからの時間経過を計測し、次のシリアルデー
タのスタートビットが受信されるべきタイミングを設定
し、この設定タイミングにおいて次のシリアルデータの
スタートビットが受信されたか否かを判定し、受信され
ない時は伝送異常信号を出力し、伝送異常が発生したこ
とを監視装置等に通知するようにしたため、監視装置等
に復旧対策を行なわせる等の処置により、シリアルデー
タの伝送所要時間Taと休止時間Tbとの和が延びる方
向の変動に起因してシステムの信頼性が低下するのを防
止することができる。
構成を示すブロック図であり、従来構成に対して、伝送
異常検出回路6を新たに設けている。 この伝送異常検出回路6は、第2図に詳細構成の一実施
例を示しているように、受信回路2と並列にスタートビ
ットSTBを受信し、このスタートビットSTBを受信
してからの時間経過を計測し、次のシリアルデータSD
のスタートビットSTBが受信されるべきタイミングを
設定するタイミング設定回路60と、このタイミング設
定回路60が設定したタイミングにおいて次のシリアル
データSDのスタートビットSTBが受信されたか否か
を判定し、受信されない時は伝送異常信号ALMをシス
テムの動作状態を監視している監視装置’5に出力する
判定回路61とから構成されている。 まず、タイミング設定回路60は、クロック信号CLK
を反転するインバータ600、スタートビットSTBを
受信したことによりセットされるフリップフロップ60
1、スタートビットSTBを受信した後のクロック信号
CLKをカウントする4ビットカウンタ602.インバ
ータ603およびナントゲート604から成り、カウン
タ6゜2のカウント値が’14J (10進表示)に
なったことを検出するデコーダ605、このデコーダ6
05の出力信号を反転するインバータ606、フリップ
フロップ601のクロック端子にクロック信号を入力す
るアンドゲート607、カウンタ602のクロック端子
にクロック信号を入力するアンドゲート608を備え、
さらにオアゲート610、アンドゲート6o9を備え、
前記インバータ606から次のスタートビットSTBが
受信されるべきタイミングを示すタイミング信号TMG
が出力される。 次に、判定回路61は最初のスタートビットSTBの受
信後にセットされ、前記タイミング信号TMGの発生タ
イミングにおいて“H”レベルのスタートビットSTB
が正常に受信されなかった時はリセットされるフリップ
フロップ611、このフリップフロップ611のセット
出力Qとタイミング設定回路60のフリップフロップ6
01のセット出力Qとを比較し1両者が不一致ならば“
H”レベルの異常検出信号ALMを出力する排他的論理
和ゲート612、前記異常検出信号ALMから所謂ひげ
パルスを除去し、誤検出を防止するためのコンデンサ6
13とを備えている。 なお、シリアルデータSDは第5図に示すように、rT
a+TbJ時間周期で送信回路1から受信回路2に繰返
し伝送され、Ta=9t、Tb=5tが正常であるもの
とする。 次に、上記回路の動作を第3図のタイムチャートを参照
して説明する。なお、フリップフロップ601.611
およびカウンタ602は電源投入時に初期化される。 まず、送信回路1から第5図〜第7図に示した形態でシ
リアルデータSDおよびクロック信号CLKが送信され
ると、伝送異常検出回路6は受信回路2と共にこれらシ
リアルデータSDおよびクロック信号CLKを受信する
。 この時、送信回路1およびデータ伝送線路3、クロック
伝送線路4が正常であれば、受信回路2および伝送異常
検出回路6では、クロック信号CLKと共にスタートビ
ットSTBを受信する。 例えば、シリアルデータSDの8ビット構成のデータ部
りがro OOOOOOOJあったとすると、第3図(
a)に示すようなりロック信号CLKが受信され、また
第3図(b)に示すようにスタートビットSTBのみが
“H”レベルとなっているシリアルデータSDが受信さ
れる。受信されたシリアルデータSDはフリップフロッ
プ601゜611のデータ端子に入力されるが、フリッ
プフロップ601のクロック端子には、クロック信号C
,LKをインバータ600で反転した信号とフリップフ
ロップ601の反転セット出力ことの論理積出力信号が
アンドゲート607から入力されるようになっているた
め、フリップフロップ601は第3図(C)に示すよう
にスタートビットSTBを受信した直後のクロック信号
CLKの立ち下がりタイミングでセットされる。 一方、フリップフロップ611のクロック端子にはアン
ドゲート609の論理積信号が入力されるようになって
いるが、スタートビットSTBを受信した直後のクロッ
ク信号CLKの立ち下がりタイミングではフリップフロ
ップ601がセットされていないので、オアゲート61
0の出力信号が“H”レベルとなり、アンドゲート60
9の論理積がクロック信号CLKの立ち下がりタイミン
グで成立する。このため、フリップフロップ611も第
3図(f)に示すようにセットされる。 フリップフロップ601がセットされると、“H”レベ
ルのセット出力Qがアンドゲート608に入力される。 このアンドゲート608には、クロック信号CLKの他
に、カウンタ602のカウント値が「14」になった時
にa L uレベルとなる信号がデコーダ605から入
力されるようになっているが、未だカウンタ602のカ
ウント値が「14」になっていないので、フリップフロ
ップ601がセットした条件でアンドゲート608の論
理積が成立する。このアンドゲート6o8の出力信号は
カウンタ602のクロック端子に入力されているので、
カウンタ602は第3図(h)に示すようにフリップフ
ロップ601がセットされた直後のクロック信号CLK
の立上りタイミングでカウント値が「1」となる。 そして、スタートビットSTBの後続のデータ部りの各
ビットが受信されるようになるが、伝送異常検出回路6
では、カウンタ602のカウント値が「14」になるま
でクロック信号CLKをカウントするのみである。すな
わち、カウンタ6゜2のカウント値が「14」になるま
でアンドゲート608の論理積が成立し続けているので
、カウンタ602はクロック信号CLKが受信される毎
にカウントアツプされる。そして、休止時間Tbが終了
する1クロック周期を秒前になると、カウント値が「1
4」になる、すると、デコーダ605の論理積が成立し
、該デコーダ605からカウンタ602のカウント値が
「14」になったことを示すu L 11レベルの信号
が出力される。これによって、アンドゲート608では
論理積が否定されるようになる。 一方、カウント値が「14」になったことを示す11
L”レベルの信号はインバータ606で反転され、第3
図(d)に示すようなタイミングTMGとなってオアゲ
ート610を介してアンドゲート609に入力される。 アンドゲート609には、前記タイミング信号TMGと
の論理積をとるべく、インバータ600で反転されたク
ロック信号CLKが入力されているので、該アンドゲー
ト609は第3図(e)に示すように、カウント値が「
14」になった後のクロック信号CLKの立ち下がりタ
イミングでttH”レベルの信号を出力し、フリップフ
ロップ611のクロック端子に入力する。 このアンドゲート609からII HHレベルの信号を
出力するタイミングは、伝送線路等が全て正常であれば
1次のスタートビットSTBを確実に受信するタイミン
グである。 フリップフロップ611のデータ端子には、シリアルデ
ータSDが入力されているので、アンドゲート609が
“H”レベルの信号を出力したタイミングでスタートビ
ットSTBが正常に受信されていれば、フリップフロッ
プ611は第3図(f)に示すように、セット状態に保
持される。 同時に、カウンタ602はアンドゲート609の“H”
レベル出力信号によってリセットされ、次の周期の動作
に備えるようになる。 フリップフロップ611がセット状態に保持されれば、
タイミング設定回路60のフリップフロップ601もセ
ット状態であるので、排他的論理和ゲート612の出力
信号は“L”レベルとなる。 すなわち、第3図(g)に示すように、伝送異常検出信
号ALMは出力されない。 しかし、アンドゲート609が“H”レベルの信号を出
力したタイミングでスタートビットSTBが正常に受信
されてない場合、フリップフロップ611は第3図(i
)に示すように、リセット状態に反転される。 フリップフロップ611がリセット状態に反転されると
、タイミング設定回路6oのフリップフロップ601は
セット状態であるので、排他的論理和ゲート612の出
力信号は“H”レベルとなる。すなわち、第3図(j)
に示すように、伝送異常検出信号ALMが出力される。 この伝送異常検出信号ALMは監視装置5に入力され、
伝送異常が発生していることが通知される。監視装置5
では、異常復帰処理等を実施し、伝送異常状態を正常状
態に復帰させる処理を行なう。 なお、監視装置5を備えていない簡易な伝送システムで
は、表示機等によって伝送異常が生じたことを管理担当
者に通知するようにしてもよい。 【発明の効果】 以上のように本発明は、受信側においてスタートビット
を受信してからの時間経過を計測し、次のシリアルデー
タのスタートビットが受信されるべきタイミングを設定
し、この設定タイミングにおいて次のシリアルデータの
スタートビットが受信されたか否かを判定し、受信され
ない時は伝送異常信号を出力し、伝送異常が発生したこ
とを監視装置等に通知するようにしたため、監視装置等
に復旧対策を行なわせる等の処置により、シリアルデー
タの伝送所要時間Taと休止時間Tbとの和が延びる方
向の変動に起因してシステムの信頼性が低下するのを防
止することができる。
第1図は本発明のシリアルデータ伝送システムの一実施
例を示すブロック図、第2図は本発明の要部である伝送
異常検出回路の一実施例を示す回路図、第3図は伝送異
常検出回路の動作を説明するためのタイムチャート、第
4図は従来のシリアルデータ伝送システムの構成を示す
ブロック図、第5図はシリアルデータの伝送フォーマッ
トの一例を示す説明図、第6図はシリアルデータの似形
式を示す説明図、第7図はデータ部とクロック信号との
関係を示すタイムチャートである。 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・旧・・・旧・・・・・・旧・・・・・送信回路
受信回路 データ伝送線路 クロック伝送線路 伝送異常検出回路 タイミング設定回路 判定回路
例を示すブロック図、第2図は本発明の要部である伝送
異常検出回路の一実施例を示す回路図、第3図は伝送異
常検出回路の動作を説明するためのタイムチャート、第
4図は従来のシリアルデータ伝送システムの構成を示す
ブロック図、第5図はシリアルデータの伝送フォーマッ
トの一例を示す説明図、第6図はシリアルデータの似形
式を示す説明図、第7図はデータ部とクロック信号との
関係を示すタイムチャートである。 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・旧・・・旧・・・・・・旧・・・・・送信回路
受信回路 データ伝送線路 クロック伝送線路 伝送異常検出回路 タイミング設定回路 判定回路
Claims (2)
- (1)先頭にスタートビットを付加した複数ビットから
なるシリアルデータを、1ビットのデータ信号幅に対応
した周期のクロック信号と共に所定周期で送信側から受
信側に伝送するシリアルデータ伝送システムにおいて、 受信側に、前記スタートビットを受信してからの時間経
過を計測し、次のシリアルデータのスタートビットが受
信されるべきタイミングを設定するタイミング設定回路
と、このタイミング設定回路が設定したタイミングにお
いて次のシリアルデータのスタートビットが受信された
か否かを判定し、受信されない時は伝送異常信号をシス
テムの動作状態を監視している監視装置等に出力する判
定回路とから成る伝送異常検出装置を設けたことを特徴
とするシリアルデータ伝送システム。 - (2)前記タイミング設定回路は送信側からのクロック
信号をカウントすることにより、次のシリアルデータの
スタートビットが受信されるべきタイミングを設定する
ものである請求項1記載のシリアルデータ伝送システム
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124821A JPH0420138A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | シリアルデータ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2124821A JPH0420138A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | シリアルデータ伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420138A true JPH0420138A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14894945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2124821A Pending JPH0420138A (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | シリアルデータ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420138A (ja) |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP2124821A patent/JPH0420138A/ja active Pending
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